JPH10101826A - 透明バリアフィルム - Google Patents
透明バリアフィルムInfo
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- JPH10101826A JPH10101826A JP8278554A JP27855496A JPH10101826A JP H10101826 A JPH10101826 A JP H10101826A JP 8278554 A JP8278554 A JP 8278554A JP 27855496 A JP27855496 A JP 27855496A JP H10101826 A JPH10101826 A JP H10101826A
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Abstract
後加工適性を有し、包装用材料等に適する透明バリアフ
ィルムを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 可撓性プラスチック基材の上に、エチレ
ン含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル
共重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを設けてなること
を特徴とする透明バリアフィルムに関するものである。
Description
ムに関し、更に詳しくは、透明性、水蒸気あるいは酸素
等のバリア性に優れ、食品包装分野、医薬品包装分野、
洗剤、シャンプ−、オイル、歯磨き等の非食品分野等に
おける種々の物品の包装適性を有し、更に、電子レンジ
適性を備え、かつ、後加工適性に優れた透明バリアフィ
ルムに関するものである。
ア性を備えた包装用材料としては、種々のものが開発さ
れ、提案されているが、近年、それらの一つとして、可
撓性プラスチック基材の上に、酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム等の蒸着膜を設けた構成からなる透明バリアフィ
ルムが提案されている。このものは、従来のアルミニウ
ム箔等を使用したバリアフィルムと比較して、透明性に
優れ、かつ、水蒸気、酸素等に対し高いバリア性と保香
性等を有し、更に、廃棄時における環境上の問題もな
く、包装用材料、その他等にその需要が期待されている
ものである。
透明バリアフィルムにおけるバリア性能は、本来のバリ
ア材であるアルミニウム箔と比べて、酸素、水蒸気等の
バリア性能が劣るという問題点がある。このため、上記
の透明バリアフィルムにおいては、バリア性能を上げる
ために、蒸着膜の膜厚を上げること、あるいはバリア層
全体の層の厚さを上げる必要がある。しかしながら、上
記のような透明バリアフィルムにおいては、バリア層そ
れ自体が可撓性に劣ることから、そのフィルムを丸めた
り、あるいは折り曲げたりすると、蒸着膜に簡単にクラ
ックを発生し易く、例えば、印刷・ラミネ−ト等の後加
工時に、上記のような操作を採ると、簡単にクラックを
発生し、一度、クラックが発生すると、バリア性を著し
く低下するという問題点がある。また、上記の透明バリ
アフィルムにおいては、例えば、そのバリア性を向上さ
せるために、蒸着膜の膜厚を厚くすることを試みると、
逆に、蒸着膜の膜厚を厚くすることにより、クラック等
が発生し易くなり、上記と同様な問題点を有するもので
ある。更に、上記の透明バリアフィルムにおいては、こ
れが吸湿により寸法変化等を起こすと、蒸着膜がその寸
法変化に追従し難く、簡単にクラックが発生し、この場
合も、上記と同様な問題点を有することになるものであ
る。また、上記の膜厚を向上させると、蒸着膜に着色が
起こり、例えば、包装用材料等として使用すると、内容
物の商品価値を損なうという問題点がある。そこで本発
明は、上記のような事情に鑑み、優れた透明性と高いバ
リア性を有し、かつ、後加工適性を有し、包装用材料等
に適する透明バリアフィルムを提供することを目的とす
るものである。
な問題点を解決すべく種々研究の結果、バリア性を有す
る樹脂の膜と酸化ケイ素、酸化アルミニウム等の無機酸
化物の薄膜とに着目し、これらを組み合わせて、可撓性
プラスチック基材の上に、エチレン含有率25〜50モ
ル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機
酸化物の薄膜とを設けてなる透明バリアフィルムを製造
し、これを包装用材料として使用し、種々の物品を充填
包装したところ、該フィルムが、優れた透明性と高いバ
リア性を有し、かつ、後加工時にクラック等の発生もな
く、極めて高い後加工適性を有し、更に、包装製品を電
子レンジにかけても、十分にその電子レンジ適性を有
し、包装用材料等の種々の用途に適する透明バリアフィ
ルムを製造し得ることをを見出して本発明を完成したも
のである。
基材の上に、エチレン含有率25〜50モル%のエチレ
ンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜
とを設けてなることを特徴とする透明バリアフィルムに
関するものである。
詳しく説明する。まず、本発明にかかる透明バリアフィ
ルムの構成についてその二三を例示して図面を用いて説
明すると、図1、図2、図3は、本発明にかかる透明バ
リアフィルムの層構成を示す断面図である。本発明にか
かる透明バリアフィルム1は、図1に示すように、可撓
性プラスチック基材2の上に、エチレン含有率25〜5
0モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜3
と無機酸化物の薄膜4とを設けた構成からなるものであ
り、これを基本の構成とするものである。而して、本発
明にかかる透明バリアフィルムにおいて、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを設ける順序はいずれで
もよく、例えば、図2に示すように、可撓性プラスチッ
ク基材2の上に、第1層目として、エチレン含有率25
〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄
膜3を設け、次に、第2層目として、無機酸化物の薄膜
4を設けた構成からなる透明バリアフィルム1aを挙げ
ることができる。あるいはまた、図3に示すように、可
撓性プラスチック基材2の上に、第1層目として、無機
酸化物の薄膜4を設け、次に、第2層目として、エチレ
ン含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル
共重合体の薄膜3を設けた構成からなる透明バリアフィ
ルム1bを挙げることができる。上記の例示は、本発明
にかかる透明バリアフィルムの二三を例示したものであ
り、これに限定されるものではなく、例えば、図示しな
いが、無機酸化物の薄膜としては、2層ないしそれ以上
を積層してもよいものである。
明バリアフィルムを構成する材料について説明すると、
まず、可撓性プラスチック基材としては、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを保持し得るプラスチッ
クフィルムないしシ−トであればいずれのものでも使用
することができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン等のポリオレフィン系樹脂、(メタ)ア
クリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン系
樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物、ポリビニルアルコ−ル、ポリカ−
ボネ−ト系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹
脂、アセタ−ル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシ−
トを使用することができる。これらの樹脂のフィルムな
いしシ−トは、一軸ないし二軸方向に延伸されているも
のでもよく、また、その厚さとしては、10〜200μ
m位、好ましくは、10〜100μm位が望ましい。ま
た、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、必要
ならば、その表面にアンカ−コ−ト剤等をコ−ティング
して表面平滑化処理等を施すこともできる。
5〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の
薄膜をを構成するエチレン含有率25〜50モル%のエ
チレンビニルアルコ−ル共重合体ついて説明すると、か
かるエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコアルコ−ル共重合体としては、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニルがおよそ79〜92
wt%)を完全ケン化したエチレン含有率25〜50モ
ル%のエチレン−ビニルアルコアルコ−ル共重合体を使
用することができる。上記において、エチレン含有率が
50モル%以上のものは、酸素バリア性が急激に低下
し、また、透明性を悪くなることから好ましくなく、ま
た、エチレン含有率が25モル%以下のものは、その薄
膜がもろくなり、また、高湿度下において酸素バリア性
が低下して好ましくないものである。
5〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の
薄膜を形成する際に使用する、エチレン含有率25〜5
0モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体を主成分
として含むアルコ−ル−水系溶媒に溶解して調整した塗
布液について説明すると、かかる塗布液としては、例え
ば、エチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコ−ル共重合体に、必要ならば、例えば、可塑剤、
安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑
剤、充填剤、その他等の添加剤を任意に添加し、アルコ
−ル−水系溶媒・希釈剤等で充分に混練して調整した塗
布液を使用することができる。上記において、アルコ−
ル−水系溶媒におけるアルコ−ル成分としては、例え
ば、n−プロパノ−ル、i−プロパノ−ル、t−ブタノ
−ル、エチルアルコ−ル等を使用することができ、ま
た、上記のアルコ−ル−水系溶媒において、アルコ−ル
と水との配合割合としては、例えば、アルコ−ル50〜
70重量部に対し水50〜30重量部の割合で配合して
使用することができ、而して、本発明において、上記の
範囲を越えると、良好な塗布液を得ることが困難であ
る。次に、本発明においては、上記のような塗布液を、
例えば、ロ−ルコ−ト、グラビアコ−ト、ダイコ−ト、
ディップコ−ト、ナイフコ−ト、リバ−スロ−ルコ−
ト、スプレイコ−ト、その他等のコ−ティング方法で塗
布ないし印刷して、塗布膜を形成することができる。上
記において、塗布膜の膜厚としては、約1〜15μm位
が好ましく、而して、上記において、塗布膜が15μm
以上であると、塗工時の乾燥に時間が必要であり、生産
性に支障をきたすばかりでなく、膜中に水分が残存し、
バリア性が劣化することがあるので好ましくなく、ま
た、塗布膜が1μm以下であると、充分なバリア性が得
られないので、好ましくない。
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の薄膜を形成するエチレン含有率25〜50モル%の
エチレンビニルアルコ−ル共重合体の押し出しコ−ト膜
について説明すると、かかるエチレン含有率25〜50
モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の押し出し
コ−ト膜としては、例えば、エチレン含有率25〜50
モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体に、必要な
らば、例えば、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、その他等の添加剤を
任意に添加し、これらを充分に混練し、次に、該混練組
成物を、例えば、Tダイ押出機、共押出機、押し出しラ
ミネ−ト機、エクストル−ジョンコ−タ−機等を使用し
て、エチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコ−ル共重合体の押し出しコ−ト膜を形成すること
ができる。而して、本発明においては、上記のエチレン
含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共
重合体の押し出しコ−ト膜を形成するに際し、例えば、
可撓性プラスチック基材と接着性に富む接着性樹脂とエ
チレン含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ
−ル共重合体とを同時に共押し出しして、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の押し出しコ−ト膜を含む多層の押し出しコ−ト膜を
形成することもできる。上記において、接着性樹脂とし
ては、溶融して相互にヒ−トシ−ル性を有する樹脂、例
えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アキオノマ−樹脂、エチレン−ア
クリル酸またはメタクリル酸共重合体、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、メチルペンテン系樹脂、ブテン
系樹脂、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオ
レフィイ系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他
等の酸で酸変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、その
他等を使用することができる。上記において、エチレン
含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共
重合体の押し出しコ−ト膜の膜厚としては、約1〜30
μm、好ましくは、2〜15μm位が望ましく、また、
接着性樹脂層の膜厚としては、1〜50μm、好ましく
は、5〜25μm位が望ましい。なお、本発明において
は、可撓性プラスチック基材の上に、押し出し機等によ
り、直接、エチレン含有率25〜50モル%のエチレン
ビニルアルコ−ル共重合体の押し出しコ−ト膜、あるい
はこれを含む多層押し出し膜を押し出しラミネ−トする
こともでき、あるいは、本発明においては、押し出し機
等により、エチレン含有率25〜50モル%のエチレン
ビニルアルコ−ル共重合体の押し出しフィルム、あるい
はこれを含む多層押し出し膜を押し出しフィルムを形成
し、しかる後、該フィルムを可撓性プラスチック基材の
上に、積層用接着剤、アンカ−コ−ト剤、その他等を利
用して積層することもできる。
薄膜としては、基本的に金属の酸化物をアモルファス
(非晶質)化した薄膜であれば使用可能であり、例え
ば、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、マグネシ
ウム(Mg)、カルシウム(Ca)、カリウム(K)、
スズ(Sn)、ナトリウム(Na)、ホウ素(B)、チ
タン(Ti)、鉛(Pb)、ジルコニウム(Zr)、イ
ットリウム(Y)等の金属の酸化物をアモルファス(非
晶質)化した薄膜を使用することができる。而して、包
装用材料等に適するものとしては、ケイ素(Si)、ア
ルミニウム(Al)等の金属の酸化物をアモルファス
(非晶質)化した薄膜を挙げることができる。而して、
上記の金属の酸化物をアモルファス(非晶質)化した薄
膜は、ケイ素酸化物、アルミニウム酸化物、マグネシウ
ム酸化物等のように金属酸化物として呼ぶことができ、
その表記は、例えば、SiOX 、AlOX 、MgOX 等
のようにMOX (ただし、式中、Mは、金属元素を表
し、Xの値は、金属元素によってそれぞれ範囲がことな
る。)で表される。また、上記のXの値の範囲として
は、ケイ素(Si)は、0〜2、アルミニウム(Al)
は、0〜1.5、マグネシウム(Mg)は、0〜1、カ
ルシウム(Ca)は、0〜1、カリウム(K)は、0〜
0.5、スズ(Sn)は、0〜2、ナトリウム(Na)
は、0〜0.5、ホウ素(B)は、0〜1、5、チタン
(Ti)は、0〜2、鉛(Pb)は、0〜1、ジルコニ
ウム(Zr)は0〜2、イットリウム(Y)は、0〜
1.5の範囲の値をとることができる。上記において、
X=0の場合、完全な金属であり、透明ではなく全く使
用することができない、また、Xの範囲の上限は、完全
に酸化した値である。本発明において、包装用材料とし
ては、一般的に、ケイ素(Si)、アルミニウム(A
l)以外は、使用される例に乏しく、ケイ素(Si)
は、1.0〜2.0、アルミニウム(Al)は、0.5
〜1.5の範囲の値のものを使用することができる。本
発明において、上記のような無機酸化物の薄膜の膜厚と
しては、使用する金属の酸化物の種類等によって異なる
が、例えば、一層の膜厚として、50〜3000Å位、
好ましくは、100〜1000Å位の範囲内で任意に選
択して形成することが望ましい。
を形成する方法について説明すると、かかる方法として
は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプ
レ−ティング法等の物理気相成長法(Physical
Vapor Deposition法、PVD法)、
あるいは、プラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長
法、光化学気相成長法等の化学気相成長法(Chemi
cal Vapor Deposition法、CVD
法)等を挙げることができる。なお、本発明において、
包装用材料に用いられる透明バリアフィルムを製造する
場合には、主に、真空蒸着法を用い、一部、プラズマ化
学気相成長法も用いられる。その具体例を挙げると、図
4は、巻き取り式蒸着機の一例を示す概略的構成図であ
る。図4に示すように、真空チャンバ−11の中で、巻
き出しロ−ル12から出た可撓性プラスチック基材13
は、コ−ティングドラム14を通り、蒸着チャンバ−1
5の中に入り、ここで、るつぼ16で熱せられた蒸着源
を蒸発させ、更に、必要ならば、酸素吹き出し口17よ
り酸素等を噴出させながら、上記の冷却したコ−ティン
グドラム14上の可撓性プラスチック基材13の上に、
無機酸化物の蒸着膜を成膜化し、次いで蒸着膜を形成し
た可撓性プラスチック基材13を巻き取りロ−ル18に
巻き取ることによって、本発明にかかる無機酸化物の薄
膜を形成することができる。
形成法について具体的に説明すると、上記のような金属
の酸化物を原料とし、これを加熱して基材の上に蒸着す
る真空蒸着法、または原料に金属または金属の酸化物を
使用し、酸素を導入して酸化させて可撓性プラスチック
基材の上に蒸着する酸化反応蒸着法、更に酸化反応をプ
ラズマで助成するプラズマ助成式の酸化反応蒸着法等を
用いて蒸着膜を形成することができる。なお、上記にお
いて、金属、または金属の酸化物は、一種ないしそれ以
上の混合物でも使用することができる。また、本発明に
おいて、酸化ケイ素の蒸着膜を形成する場合には、有機
オルガノシロキサン化合物と酸素を主成分とした混合ガ
スを導入し、真空下で高周波によりプラズマ化して薄膜
化して、酸化ケイ素の蒸着膜を形成することができる。
れる本発明にかかる透明バリアフィルムは、例えば、他
のプラスチックフィルムないしシ−ト、紙基材、その他
等と積層して積層材を製造し、種々の物品の充填包装に
適するものである。あるいは、本発明にかかる透明バリ
アフィルムは、他の基材と積層して反射防止材等として
も適用することができるものである。
に具体的に説明する。 実施例1 エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−
ル共重合体5部に、n−プロパノ−ル67重量部と水3
3重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムの上に、コ−ティングして、厚さ5μm
のコ−ティング膜を有するポリエチレンテレフタレ−ト
フィルムを製造した。次いで、上記で製造したコ−ティ
ング膜を有するポリエチレンテレフタレ−トフィルムの
コ−ティング膜面に、真空下、電子ビ−ム加熱法により
アルミニウムを加熱し、アルミニウム蒸発雰囲気に酸素
を導入することにより、酸化アルミニウムの蒸着膜を厚
さ300Åに形成して、本発明にかかる透明バリアフィ
ルムを製造した。
ル共重合体5部に、イソプロパノ−ル65重量部と水3
5重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、4℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、予めコロナ処理した厚さ20μmの二軸延伸ポ
リプロピレンフィルムのコロナ処理面の上に、コ−ティ
ングして、厚さ6μmのコ−ティング膜を有するポリプ
ロピレンフィルムを製造した。次いで、上記で製造した
コ−ティング膜を有するポリプロピレンフィルムのコ−
ティング膜面に、真空下、電子ビ−ム加熱法により酸化
ケイ素を加熱して蒸発させることにより、酸化ケイ素の
蒸着膜を厚さ400Åに形成して、本発明にかかる透明
バリアフィルムを製造した。
ル共重合体5部に、n−プロパノ−ル67重量部と水3
3重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムの上に、コ−ティングして、厚さ5μm
のコ−ティング膜を有するポリエチレンテレフタレ−ト
フィルムを製造した。次いで、上記で製造したコ−ティ
ング膜を有するポリエチレンテレフタレ−トフィルムの
コ−ティング膜面に、真空下、ヘキサメチルジシロキサ
ン:酸素:ヘリウム=1:5:5の組成からなる混合ガ
スを導入し、高周波によりプラズマ化して、厚さ200
Åのシロキサン膜を形成して、本発明にかかる透明バリ
アフィルムを製造した。
ィルムの上に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸
素:ヘリウム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導
入し、高周波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシ
ロキサン膜を形成した。他方、エチレン含有率32モル
%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体5部に、n−
プロパノ−ル67重量部と水33重量部とからなる溶媒
95部を加え、80℃にて1時間攪拌してコ−ティング
液を作成した。次に、上記で製造した厚さ200Åのシ
ロキサン膜を有する厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレ−トフィルムのシロキサン膜の上に、上記
で製造したコ−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ
−ルコ−タ−によりコ−ティングして、厚さ5μmのコ
−ティング膜を形成して、本発明にかかる透明バリアフ
ィルムを製造した。
ィルムの上に、真空下、電子ビ−ム加熱法によりアルミ
ニウムを加熱し、更に、アルミニウム蒸発雰囲気に酸素
を導入することにより、酸化アルミニウムの蒸着膜を厚
さ300Åに形成した。他方、エチレン含有率47モル
%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体5部に、イソ
プロパノ−ル65重量部と水35重量部とからなる溶媒
95部を加え、80℃にて1時間攪拌してコ−ティング
液を作成した。次に、上記で製造した酸化アルミニウム
の蒸着膜を有する厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレン
テレフタレ−トフィルムの酸化アルミニウムの蒸着膜面
に、上記で製造したコ−ティング液を使用し、4℃に保
温し、ロ−ルコ−タ−によりコ−ティングして、厚さ6
μmのコ−ティング膜を形成して、本発明にかかる透明
バリアフィルムを製造した。
ル共重合体5部に、n−プロパノ−ル67重量部と水3
3重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムの上に、コ−ティングして厚さ5μmの
コ−ティング膜を形成して、透明バリアフィルムを製造
した。
ィルムの上に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸
素:ヘリウム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導
入し、高周波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシ
ロキサン膜を形成して、透明バリアフィルムを製造し
た。
した透明バリアフィルムについて、酸素透過度と透湿度
に関し評価テストした。なお、酸素透過度は、23℃、
90%RHの条件で、米国、モコン社(MOCON社)
製の酸素透過度測定装置〔機種名、オクストラン(OX
TRAN)〕にて測定した。また、透湿度は、40℃、
90%RHの条件で、米国、モコン社(MOCON社)
製の透湿度測定装置〔機種名、パ−マトラン(PERM
ATRAN)〕にて測定した。上記の評価テストについ
て、その結果を下記の表1に示す。
らかなように、実施例1〜5のものは、酸素透過度、透
湿度等において優れていた。比較例1〜2のものは、い
ずれも劣っていた。
に、エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=4.4)
とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、
共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレ
ン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重
合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水
物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム面に接するようにして形成した。次に、上記で製
造した多層押し出し膜のエチレン含有率32モル%のエ
チレン−ビニルアルコ−ル共重合体層面に、真空下、電
子ビ−ム加熱法によりアルミニウムを加熱し、アルミニ
ウム蒸発雰囲気に酸素を導入することにより、酸化アル
ミニウムの蒸着膜を厚さ300Åに形成して、本発明に
かかる透明バリアフィルムを製造した。
に、エチレン含有率27モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=3.0)
とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、
共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレ
ン含有率27モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重
合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水
物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム面に接するようにして形成した。次に、上記で製
造した多層押し出し膜のエチレン含有率27モル%のエ
チレン−ビニルアルコ−ル共重合体層面に、真空下、ヘ
キサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウム=1:5:5
の組成からなる混合ガスを導入し、高周波によりプラズ
マ化して、厚さ400Åのシロキサン膜を形成して、透
明バリアフィルムを製造した。
ィルムの上に、エチレン含有率38モル%のエチレン−
ビニルアルコ−ル共重合体(メルトインデックス、MI
=1.5)とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂と
を使用し、共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmの
マレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μ
mのエチレン含有率38モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレ
イン酸無水物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルム面に接するようにして形成した。次
に、上記で製造した多層押し出し膜のエチレン含有率3
8モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体層面
に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウ
ム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導入し、高周
波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシロキサン膜
を形成して、透明バリアフィルムを製造した。
に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウ
ム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導入し、高周
波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシロキサン膜
を形成した。次に、上記で形成した厚さ200Åのシロ
キサン膜の上に、ポリエステル系樹脂10重量部とイソ
シアネ−ト系硬化剤1部とからなる接着性樹脂組成物
(3%溶液、溶媒は、トルエンを使用した。)をコ−テ
ィングし、乾燥後、該コ−ティング膜の上に、エチレン
含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合
体(メルトインデックス、MI=4.4)とマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、共押し出し法
で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸無水物変性ポ
リエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレン含有率32
モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体層とから
なる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水物変性ポリエ
チレン樹脂層が上記のコ−ティング膜面に接するように
して形成して、本発明にかかる透明バリアフィルムを製
造した。
ィルムの上に、真空下、電子ビ−ム加熱法によりアルミ
ニウムを加熱し、アルミニウム蒸発雰囲気に酸素を導入
することにより、酸化アルミニウムの蒸着膜を厚さ30
0Åに形成した。次に、上記で形成した厚さ300Åの
酸化アルミニウムの蒸着膜の上に、ポリエステル系樹脂
10重量部とイソシアネ−ト系硬化剤1部とからなる接
着性樹脂組成物(3%溶液、溶媒は、トルエンを使用し
た。)をコ−ティングし、乾燥後、該コ−ティング膜の
上に、エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルア
ルコ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=4.
4)とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用
し、共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイ
ン酸無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエ
チレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル
共重合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層が上記のコ−ティング膜
面に接するようにして形成して、本発明にかかる透明バ
リアフィルムを製造した。
に、エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=4.4)
とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、
共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレ
ン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重
合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水
物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム面に接するようにして形成して、透明バリアフィ
ルムを製造した。
に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウ
ム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導入し、高周
波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシロキサン膜
を形成して、透明バリアフィルムを製造した。
造した透明バリアフィルムについて、酸素透過度と透湿
度に関し評価テストした。なお、酸素透過度は、23
℃、90%RHの条件で、米国、モコン社(MOCON
社)製の酸素透過度測定装置〔機種名、オクストラン
(OXTRAN)〕にて測定した。また、透湿度は、4
0℃、90%RHの条件で、米国、モコン社(MOCO
N社)製の透湿度測定装置〔機種名、パ−マトラン(P
ERMATRAN)〕にて測定した。上記の評価テスト
について、その結果を下記の表2に示す。
らかなように、実施例6〜10のものは、酸素透過度、
透湿度等において優れていた。比較例3〜4のものは、
いずれも劣っていた。
は、バリア性を有する樹脂の膜と酸化ケイ素、酸化アル
ミニウム等の無機酸化物の薄膜とに着目し、これらを組
み合わせて、可撓性プラスチック基材の上に、エチレン
含有率25〜50%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを設けてなる透明バリア
フィルムを製造し、これを包装用材料として使用し、種
々の物品を充填包装して、優れた透明性と高いバリア性
を有し、かつ、後加工時にクラック等の発生もなく、極
めて高い後加工適性を有し、更に、包装製品を電子レン
ジにかけても、十分にその電子レンジ適性を有し、包装
用材料等の種々の用途に適する透明バリアフィルムを製
造し得ることができるというものである。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
ある。
ルアルコ−ル共重合体の薄膜 4 無機酸化物の薄膜 11 真空チャンバ− 12 巻き出しロ−ル 13 可撓性プラスチック基材 14 コ−ティングドラム 15 蒸着チャンバ− 16 るつぼ 17 酸素吹き出し口 18 巻き取りロ−ル
Claims (9)
- 【請求項1】 可撓性プラスチック基材の上に、エチレ
ン含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル
共重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを設けてなること
を特徴とする透明バリアフィルム。 - 【請求項2】 可撓性プラスチック基材の上に、第1層
目としてエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビ
ニルアルコ−ル共重合体の薄膜を設け、次に、第2層目
として無機酸化物の薄膜を設けることを特徴とする上記
の請求項1に記載する透明バリアフィルム。 - 【請求項3】 可撓性プラスチック基材の上に、第1層
目として無機酸化物の薄膜を設け、次に、第2層目とし
てエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニルア
ルコ−ル共重合体の薄膜を設けることを特徴とする上記
の請求項1に記載する透明バリアフィルム。 - 【請求項4】 エチレン含有率25〜50モル%のエチ
レンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜が、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体を主成分として含むアルコ−ル−水系溶媒に溶解して
調整した塗布液による塗布膜からなることを特徴とする
上記の請求項1、2または3に記載する透明バリアフィ
ルム。 - 【請求項5】 エチレン含有率25〜50モル%のエチ
レンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜が、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の押し出しコ−ト膜からなることを特徴とする上記の
請求項1、2または3に記載する透明バリアフィルム。 - 【請求項6】 エチレン含有率25〜50モル%のエチ
レンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜が、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の押し出しコ−ト膜を含む多層の押し出しコ−ト膜か
らなることを特徴とする上記の請求項1、2、3または
5に記載する透明バリアフィルム。 - 【請求項7】 無機酸化物の薄膜が、無機酸化物の蒸着
膜からなることを特徴とする上記の請求項1、2、3、
4、5または6に記載する透明バリアフィルム。 - 【請求項8】 無機酸化物の薄膜が、金属または無機酸
化物を真空下で加熱蒸発させ、酸素導入により酸化させ
てなる無機酸化物の蒸着膜からなることを特徴とする上
記の請求項1、2、3、4、5、6または7に記載する
透明バリアフィルム。 - 【請求項9】 無機酸化物の薄膜が、有機オルガノシロ
キサン化合物と酸素を主成分とした混合ガスを導入し、
真空下で高周波によりプラズマ化して薄膜化してなる無
機酸化物の蒸着膜からなることを特徴とする上記の請求
項1、2、3、4、5、6、7または8に記載する透明
バリアフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27855496A JP3745050B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 透明バリアフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27855496A JP3745050B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 透明バリアフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10101826A true JPH10101826A (ja) | 1998-04-21 |
JP3745050B2 JP3745050B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=17598888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27855496A Expired - Lifetime JP3745050B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 透明バリアフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3745050B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002309022A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | ガスバリア性フィルムの製造法 |
JP2009006508A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 積層フィルム |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP27855496A patent/JP3745050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002309022A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | ガスバリア性フィルムの製造法 |
JP2009006508A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 積層フィルム |
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