JPH10166496A - 積層材およびそれを使用した包装用容器 - Google Patents

積層材およびそれを使用した包装用容器

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JPH10166496A
JPH10166496A JP35240596A JP35240596A JPH10166496A JP H10166496 A JPH10166496 A JP H10166496A JP 35240596 A JP35240596 A JP 35240596A JP 35240596 A JP35240596 A JP 35240596A JP H10166496 A JPH10166496 A JP H10166496A
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ethylene
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた透明性と高いバリア性を有し、かつ、
後加工適性を有し、包装用材料等に適する透明バリアフ
ィルムを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 少なくとも、基材フィルム、可撓性プラ
スチック基材の上にエチレン含有率25〜50モル%の
エチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機酸化物
の薄膜とを設けてなる透明バリアフィルム、およびヒ−
トシ−ル性フィルムを積層してなることを特徴とする積
層材およびそれを使用した包装用容器に関するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層材およびそれ
を使用した包装用容器に関し、更に詳しくは、透明性、
水蒸気あるいは酸素等のバリア性に優れ、食品包装分
野、医薬品包装分野、洗剤、シャンプ−、オイル、歯磨
き等の非食品分野等における種々の物品の包装適性を有
し、更に、電子レンジ適性を備え、かつ、後加工適性に
優れた積層材およびそれを使用した包装用容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素および水蒸気等に対してバリ
ア性を備えた包装用材料としては、種々のものが開発さ
れ、提案されているが、近年、それらの一つとして、可
撓性プラスチック基材の上に、酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム等の蒸着膜を設けた構成からなる透明バリアフィ
ルムを使用した包装用積層材が提案されている。このも
のは、従来のアルミニウム箔等を使用した包装用積層材
と比較して、透明性に優れ、かつ、水蒸気、酸素等に対
し高いバリア性と保香性等を有し、更に、廃棄時におけ
る環境上の問題もなく、包装用材料、その他等にその需
要が期待されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
包装用積層材におけるバリア性能は、本来のバリア材で
あるアルミニウム箔と比べて、酸素、水蒸気等のバリア
性能が劣るという問題点がある。このため、上記の包装
用積層材においては、バリア性能を向上させるために、
蒸着膜の膜厚を厚くすること、あるいはバリア層全体の
層の厚さを上げる必要がある。しかしながら、上記のよ
うな包装用積層材においては、バリア層それ自体が可撓
性に劣ることから、そのフィルムを丸めたり、あるいは
折り曲げたりすると、蒸着膜に簡単にクラックを発生し
易く、例えば、印刷・ラミネ−ト等の後加工時に、上記
のような操作を採ると、簡単にクラックを発生し、一
度、クラックが発生すると、バリア性を著しく低下する
という問題点がある。また、上記の包装用積層材におい
ては、例えば、そのバリア性を向上させるために、蒸着
膜の膜厚を厚くすることを試みると、逆に、蒸着膜の膜
厚を厚くすることにより、クラック等が発生し易くな
り、上記と同様な問題点を有するものである。更に、上
記の包装用積層材においては、これが吸湿により寸法変
化等を起こすと、蒸着膜がその寸法変化に追従し難く、
簡単にクラックが発生し、この場合も、上記と同様な問
題点を有することになるものである。また、上記の膜厚
を向上させると、蒸着膜に着色が起こり、例えば、包装
用材料等として使用すると、内容物の商品価値を損なう
という問題点がある。そこで本発明は、上記のような事
情に鑑み、優れた透明性と高いバリア性を有し、かつ、
後加工適性を有し、包装用材料等に適する透明バリアフ
ィルムを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究の結果、バリア性を有す
る樹脂の膜と酸化ケイ素、酸化アルミニウム等の無機酸
化物の薄膜とに着目し、これらを組み合わせて、可撓性
プラスチック基材の上に、エチレン含有率25〜50モ
ル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機
酸化物の薄膜とを設けてなる透明バリアフィルムを製造
し、これを包装用材料として使用し、少なくとも、可撓
性プラスチック基材の上にエチレン含有率25〜50モ
ル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機
酸化物の薄膜とを設けてなる透明バリアフィルム、およ
びヒ−トシ−ル性フィルムを積層して積層材を製造し、
更には、この積層材に、その透明バリアフィルムの他方
の面に基材フィルム等を積層して積層材を製造し、而し
て、該積層材を使用て製袋またと製函して包装用容器を
製造し、該包装用容器内に種々の物品を充填包装したと
ころ、優れた透明性と高いバリア性を有し、かつ、後加
工時にクラック等の発生もなく、極めて高い後加工適性
を有し、更に、包装製品を電子レンジにかけても、十分
にその電子レンジ適性を有し、包装用材料として種々の
物品の包装適性を有するする積層材およびそれを使用し
た包装用容器を製造し得ることをを見出して本発明を完
成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、少なくとも、可撓性
プラスチック基材の上にエチレン含有率25〜50モル
%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機酸
化物の薄膜とを設けてなる透明バリアフィルム、および
ヒ−トシ−ル性フィルムを積層してなることを特徴とす
る積層材およびそれを使用した包装用容器に関するもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。まず、上記の本発明において、本発明
にかかる積層材およびそれを使用した包装用容器の構成
についてその二三を例示して図面を用いて説明すると、
まず、図1、図2および図3は、本発明にかかる積層材
の層構成を示す断面図であり、図4、図5、図6、図7
および図8は、上記の本発明にかかる積層材を使用して
製袋ないし製函した包装用容器の構成を示す平面図ない
し斜視図である。
【0007】まず、本発明にかかる積層材としては、例
えば、図1に示すように、少なくとも、可撓性プラスチ
ック基材1の上にエチレン含有率25〜50モル%のエ
チレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜2と無機酸化物
の薄膜3とを設けてなる透明バリアフィルム4、および
ヒ−トシ−ル性フィルム5を順次に積層してなる積層材
Aを使用することができる。更に、本発明にかかる積層
材としては、図2に示すように、上記の図1に示す積層
材Aにおいて、少なくとも、透明バリアフィルム4の他
方の面に、基材フィルム6を順次に積層してなる積層材
Bを使用することができる。あるいはまた、本発明にか
かる積層材としては、図3に示すように、上記の図2に
示す積層材Bにおいて、少なくとも、基材フィルム6の
上に、更に、ヒ−トシ−ル性フィルム5aを順次に積層
してなる積層材Cを使用することができる。而して、上
記に挙げた例は、本発明にかかる積層材を構成する二三
の例示であり、これによって本発明は、限定されるもの
ではなく、例えば、本発明においては、図示しないが、
透明バリアフィルム5において、可撓性プラスチック基
材の上にエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビ
ニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを
設ける場合、その順序はいずれでもよく、また、透明バ
リアフィルムを積層する場合、図示しないが、例えば、
透明バリアフィルムを構成する無機酸化物の薄膜の面
に、基材フィルムの面を対向させて積層してもよく、あ
るいは、透明バリアフィルムを構成する無機酸化物の薄
膜の面を、ヒ−トシ−ル性フィルムの面を対向させて積
層してもよく、いずれの面に積層してもよいものであ
る。
【0008】次に、本発明において、上記のような積層
材を使用して製袋ないし製函してなる本発明にかかる包
装用容器の構成について、例えば、上記の図2に示す積
層材Bを使用して製袋ないし製函した包装用容器を例示
して説明すると、図4の斜視図に示すように、上記の積
層材B、Bを2枚用意し、その最内層に位置するヒ−ト
シ−ル性フィルム5、5の面を対向させて重ね合わせ、
しかる後その外周周辺の端部の三方をヒ−トシ−ルして
シ−ル部7、7、7を形成して、本発明にかかる三方シ
−ル型の軟包装用容器Dを製造することができる。
【0009】次にまた、本発明においては、図5の平面
図に示すように、例えば、上記の図3に示す積層材Cを
使用し、まず、それから所定の折罫l(点線で示してい
る)、貼着部8等を有する紙容器形成用のブランク板9
を打ち抜き加工して製造し、次に、図6の斜視図に示す
ように、該ブランク板9の貼着部8を他方の側端部10
(図5に示す)と重ね合わせてその重合部分をヒ−トシ
−ルして側端シ−ル部11を形成して胴部12を製造
し、更に、該胴部12の下方部分を常法に従って折り込
んでヒ−トシ−ルして底部13を形成し、更にまた、そ
の上方部分を常法に従ってヒ−トシ−ルして屋根型シ−
ル部14を形成して、本発明にかかる屋根型の紙製包装
用容器Eを製造することができる。
【0010】更にまた、本発明においては、図7の平面
図に示すように、例えば、上記の図3に示す積層材Cを
使用し、まず、それから貼着部8a等を有し、筒状胴部
を形成し得る長方形の紙容器形成用のブランク板9aを
打ち抜き加工して製造し、次に、図8の斜視図に示すよ
うに、該ブランク板9aの貼着部8aを他方の側端部1
0a(図7に示す)と重ね合わせてその重合部分をヒ−
トシ−ルして側端シ−ル部11aを形成して筒状胴部1
2aを製造し、更に、該筒状胴部12aの下方部分に、
例えば、円筒状の底板15をヒ−トシ−ルして底シ−ル
部16を形成して底部15aを構成し、更にまた、筒状
容器12aの上方部分に、例えば、引き剥がし片17で
密閉されている飲み口18を有する円筒状の蓋板19を
ヒ−トシ−ルして上部シ−ル部20を形成して蓋部19
aを構成して、本発明にかかる円筒型の紙缶状包装用容
器Fを製造することができる。なお、本発明において
は、上記に図示した例示の包装用容器に限定されるもの
でないことは言うまでもないことであり、その目的、用
途等により、種々の形態の包装用容器を製造することが
できることは言うまでもないことである。
【0011】次に、本発明において、上記のような本発
明にかかる積層材および包装用容器等を構成する材料に
ついて説明すると、かかる材料としては、種々のものを
使用することができる。まず、本発明において、本発明
にかかる透明バリアフィルムを構成する材料について説
明すると、可撓性プラスチック基材としては、エチレン
含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共
重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを保持し得るプラス
チックフィルムないしシ−トであればいずれのものでも
使用することができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン等のポリオレフィン系樹脂、(メ
タ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチ
レン系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物、ポリビニルアルコ−ル、ポ
リカ−ボネ−ト系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ酢酸ビニル
系樹脂、アセタ−ル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないし
シ−トを使用することができる。これらの樹脂のフィル
ムないしシ−トは、一軸ないし二軸方向に延伸されてい
るものでもよく、また、その厚さとしては、10〜20
0μm位、好ましくは、10〜100μm位が望まし
い。また、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとして
は、必要ならば、その表面にアンカ−コ−ト剤等をコ−
ティングして表面平滑化処理等を施すこともできる。
【0012】次に、本発明において、エチレン含有率2
5〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の
薄膜をを構成するエチレン含有率25〜50モル%のエ
チレンビニルアルコ−ル共重合体ついて説明すると、か
かるエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコアルコ−ル共重合体としては、例えば、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニルがおよそ79〜92
wt%)を完全ケン化したエチレン含有率25〜50モ
ル%のエチレン−ビニルアルコアルコ−ル共重合体を使
用することができる。上記において、エチレン含有率が
50モル%以上のものは、酸素バリア性が急激に低下
し、また、透明性を悪くなることから好ましくなく、ま
た、エチレン含有率が25モル%以下のものは、その薄
膜がもろくなり、また、高湿度下において酸素バリア性
が低下して好ましくないものである。
【0013】次に、本発明において、エチレン含有率2
5〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の
薄膜を形成する際に使用する、エチレン含有率25〜5
0モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体を主成分
として含むアルコ−ル−水系溶媒に溶解して調整した塗
布液について説明すると、かかる塗布液としては、例え
ば、エチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコ−ル共重合体に、必要ならば、例えば、可塑剤、
安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑
剤、充填剤、その他等の添加剤を任意に添加し、アルコ
−ル−水系溶媒・希釈剤等で充分に混練して調整した塗
布液を使用することができる。上記において、アルコ−
ル−水系溶媒におけるアルコ−ル成分としては、例え
ば、n−プロパノ−ル、i−プロパノ−ル、t−ブタノ
−ル、エチルアルコ−ル等を使用することができ、ま
た、上記のアルコ−ル−水系溶媒において、アルコ−ル
と水との配合割合としては、例えば、アルコ−ル50〜
70重量部に対し水50〜30重量部の割合で配合して
使用することができ、而して、本発明において、上記の
範囲を越えると、良好な塗布液を得ることが困難であ
る。次に、本発明においては、上記のような塗布液を、
例えば、ロ−ルコ−ト、グラビアコ−ト、ダイコ−ト、
ディップコ−ト、ナイフコ−ト、リバ−スロ−ルコ−
ト、スプレイコ−ト、その他等のコ−ティング方法で塗
布ないし印刷して、塗布膜を形成することができる。上
記において、塗布膜の膜厚としては、約1〜15μm位
が好ましく、而して、上記において、塗布膜が15μm
以上であると、塗工時の乾燥に時間が必要であり、生産
性に支障をきたすばかりでなく、膜中に水分が残存し、
バリア性が劣化することがあるので好ましくなく、ま
た、塗布膜が1μm以下であると、充分なバリア性が得
られないので、好ましくない。
【0014】次にまた、本発明において、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の薄膜を形成するエチレン含有率25〜50モル%の
エチレンビニルアルコ−ル共重合体の押し出しコ−ト膜
について説明すると、かかるエチレン含有率25〜50
モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の押し出し
コ−ト膜としては、例えば、エチレン含有率25〜50
モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体に、必要な
らば、例えば、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、その他等の添加剤を
任意に添加し、これらを充分に混練し、次に、該混練組
成物を、例えば、Tダイ押出機、共押出機、押し出しラ
ミネ−ト機、エクストル−ジョンコ−タ−機等を使用し
て、エチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコ−ル共重合体の押し出しコ−ト膜を形成すること
ができる。而して、本発明においては、上記のエチレン
含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共
重合体の押し出しコ−ト膜を形成するに際し、例えば、
可撓性プラスチック基材と接着性に富む接着性樹脂とエ
チレン含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ
−ル共重合体とを同時に共押し出しして、エチレン含有
率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
体の押し出しコ−ト膜を含む多層の押し出しコ−ト膜を
形成することもできる。
【0015】上記において、接着性樹脂としては、溶融
して相互にヒ−トシ−ル性を有する樹脂、例えば、低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、アキオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸ま
たはメタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体、メチルペンテン系樹脂、ブテン系樹脂、ポ
リエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィイ系
樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他等の酸で酸
変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、その他等を使用
することができる。上記において、エチレン含有率25
〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の押
し出しコ−ト膜の膜厚としては、約1〜30μm、好ま
しくは、2〜15μm位が望ましく、また、接着性樹脂
層の膜厚としては、1〜50μm、好ましくは、5〜2
5μm位が望ましい。なお、本発明においては、可撓性
プラスチック基材の上に、押し出し機等により、直接、
エチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニルアル
コ−ル共重合体の押し出しコ−ト膜、あるいはこれを含
む多層押し出し膜を押し出しラミネ−トすることもで
き、あるいは、本発明においては、押し出し機等によ
り、エチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコ−ル共重合体の押し出しフィルム、あるいはこれ
を含む多層押し出し膜を押し出しフィルムを形成し、し
かる後、該フィルムを可撓性プラスチック基材の上に、
積層用接着剤、アンカ−コ−ト剤、その他等を利用して
積層することもできる。
【0016】次にまた、本発明において、無機酸化物の
薄膜としては、基本的に金属の酸化物をアモルファス
(非晶質)化した薄膜であれば使用可能であり、例え
ば、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、マグネシ
ウム(Mg)、カルシウム(Ca)、カリウム(K)、
スズ(Sn)、ナトリウム(Na)、ホウ素(B)、チ
タン(Ti)、鉛(Pb)、ジルコニウム(Zr)、イ
ットリウム(Y)等の金属の酸化物をアモルファス(非
晶質)化した薄膜を使用することができる。而して、包
装用材料等に適するものとしては、ケイ素(Si)、ア
ルミニウム(Al)等の金属の酸化物をアモルファス
(非晶質)化した薄膜を挙げることができる。而して、
上記の金属の酸化物をアモルファス(非晶質)化した薄
膜は、ケイ素酸化物、アルミニウム酸化物、マグネシウ
ム酸化物等のように金属酸化物として呼ぶことができ、
その表記は、例えば、SiOX 、AlOX 、MgOX
のようにMOX (ただし、式中、Mは、金属元素を表
し、Xの値は、金属元素によってそれぞれ範囲がことな
る。)で表される。また、上記のXの値の範囲として
は、ケイ素(Si)は、0〜2、アルミニウム(Al)
は、0〜1.5、マグネシウム(Mg)は、0〜1、カ
ルシウム(Ca)は、0〜1、カリウム(K)は、0〜
0.5、スズ(Sn)は、0〜2、ナトリウム(Na)
は、0〜0.5、ホウ素(B)は、0〜1、5、チタン
(Ti)は、0〜2、鉛(Pb)は、0〜1、ジルコニ
ウム(Zr)は0〜2、イットリウム(Y)は、0〜
1.5の範囲の値をとることができる。上記において、
X=0の場合、完全な金属であり、透明ではなく全く使
用することができない、また、Xの範囲の上限は、完全
に酸化した値である。本発明において、包装用材料とし
ては、一般的に、ケイ素(Si)、アルミニウム(A
l)以外は、使用される例に乏しく、ケイ素(Si)
は、1.0〜2.0、アルミニウム(Al)は、0.5
〜1.5の範囲の値のものを使用することができる。本
発明において、上記のような無機酸化物の薄膜の膜厚と
しては、使用する金属の酸化物の種類等によって異なる
が、例えば、一層の膜厚として、50〜3000Å位、
好ましくは、100〜1000Å位の範囲内で任意に選
択して形成することが望ましい。
【0017】次に、本発明において、無機酸化物の薄膜
を形成する方法について説明すると、かかる方法として
は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプ
レ−ティング法等の物理気相成長法(Physical
Vapor Deposition法、PVD法)、
あるいは、プラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長
法、光化学気相成長法等の化学気相成長法(Chemi
cal Vapor Deposition法、CVD
法)等を挙げることができる。なお、本発明において、
包装用材料に用いられる透明バリアフィルムを製造する
場合には、主に、真空蒸着法を用い、一部、プラズマ化
学気相成長法も用いられる。その具体例を挙げると、図
9は、巻き取り式蒸着機の一例を示す概略的構成図であ
る。図8に示すように、真空チャンバ−111の中で、
巻き出しロ−ル112から出た可撓性プラスチック基材
113は、コ−ティングドラム114を通り、蒸着チャ
ンバ−115の中に入り、ここで、るつぼ116で熱せ
られた蒸着源を蒸発させ、更に、必要ならば、酸素吹き
出し口117より酸素等を噴出させながら、上記の冷却
したコ−ティングドラム114上の可撓性プラスチック
基材113の上に、マスク118、118を介して、無
機酸化物の蒸着膜を成膜化し、次いで蒸着膜を形成した
可撓性プラスチック基材113を巻き取りロ−ル119
に巻き取ることによって、本発明にかかる無機酸化物の
薄膜を形成することができる。
【0018】更に、本発明において、無機酸化物の薄膜
形成法について具体的に説明すると、上記のような金属
の酸化物を原料とし、これを加熱して基材の上に蒸着す
る真空蒸着法、または原料に金属または金属の酸化物を
使用し、酸素を導入して酸化させて可撓性プラスチック
基材の上に蒸着する酸化反応蒸着法、更に酸化反応をプ
ラズマで助成するプラズマ助成式の酸化反応蒸着法等を
用いて蒸着膜を形成することができる。なお、上記にお
いて、金属、または金属の酸化物は、一種ないしそれ以
上の混合物でも使用することができる。また、本発明に
おいて、酸化ケイ素の蒸着膜を形成する場合には、有機
オルガノシロキサン化合物と酸素を主成分とした混合ガ
スを導入し、真空下で高周波によりプラズマ化して薄膜
化して、酸化ケイ素の蒸着膜を形成することができる。
上記において、無機酸化物の薄膜を形成する場合、金属
または金属の酸化物としては、それらの一種または二種
以上の混合物でも使用することができ、また、少なくと
も2層以上の無機酸化物の薄膜は、同種または異種の無
機酸化物の薄膜を組み合わせて任意に構成することもで
きる。
【0019】次に、本発明において、最内層、あるいは
最外層を形成するヒ−トシ−ル性フィルムを構成する材
料としては、熱によって溶融し相互に融着し得る樹脂の
フィルムないしシ−トを使用することができ、具体的に
は、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−
メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル
共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペン
テンポリマ−、ポリブテンポリマ−、ポリエチレンまた
はポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ
−ル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸
変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ
(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その
他等の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することがで
きる。而して、上記のフィルムないしシ−トは、その樹
脂を含む組成物によるコ−ティング膜の状態で使用する
ことができる。その膜もしくはフィルムないしシ−トの
厚さとしては、5μmないし300μm位が好ましく
は、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
【0020】また、本発明において、基材フィルムを構
成する材料としては、例えば、包装用容器を構成する場
合、基本素材となるなることから、機械的、物理的、化
学的、その他等において優れた性質を有し、特に、強度
を有して強靱であり、かつ耐熱性を有する樹脂基材フィ
ルムないしシ−トを使用することができ、具体的には、
例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
アラミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカ−ボネ
−ト系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹
脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムな
いしシ−ト、その他等を使用することができる。而し
て、上記の樹脂基材フィルムないしシ−トとしては、未
延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸
した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することが
できる。そのフィルムの厚さとしては、5μmないし1
00μm位、好ましくは、10μmないし50μm位が
望ましい。なお、本発明においては、上記のような基材
フィルムには、例えば、文字、図形、記号、絵柄、模様
等の所望の印刷絵柄を通常の印刷法で表刷り印刷あるい
は裏刷り印刷等が施されていてもよい。
【0021】次にまた、本発明において、上記の基材フ
ィルムを構成する材料としては、例えば、紙層を構成す
る各種の紙基材を使用することができ、具体的には、本
発明において、紙基材としては、賦型性、耐屈曲性、剛
性等を持たせるものであり、例えば、強サイズ性の晒ま
たは未晒の紙基材、あるいは純白ロ−ル紙、クラフト
紙、板紙、加工紙等の紙基材、その他等を使用すること
ができる。上記において、紙層を構成する紙基材として
は、坪量約80〜600g/m2位のもの、好ましく
は、坪量約100〜450g/m2 位のものを使用する
ことが望ましい。勿論、本発明においては、紙層を構成
する紙基材と、上記に挙げた基材フィルムとしての各種
の樹脂のフィルムないしシ−ト等を併用して使用するこ
とができる。
【0022】更に、本発明において、本発明にかかる積
層材を構成する材料として、例えば、水蒸気、水等のバ
リア−性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等
の樹脂のフィルムないしシ−ト、あるいは、酸素、水蒸
気等に対するバリア−性を有するポリ塩化ビニリデン、
ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物等の樹脂のフィルムないしシ−ト、樹脂に顔料
等の着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練して
フィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフ
ィルムないしシ−ト等を使用することができる。これら
の材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用する
ことができる。上記のフィルムないしシ−トの厚さとし
ては、任意であるが、通常、5μmないし300μm
位、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
【0023】なお、本発明においては、通常、包装用容
器は、物理的にも化学的にも過酷な条件におかれること
から、包装用容器を構成する包装材料には、厳しい包装
適性が要求され、変形防止強度、落下衝撃強度、耐ピン
ホ−ル性、耐熱性、密封性、品質保全性、作業性、衛生
性、その他等の種々の条件が要求され、このために、本
発明においては、上記のような諸条件を充足する材料を
任意に選択して使用することができ、具体的には、例え
ば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル
酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタク
リル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテン
系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹
脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリア
クリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロ
ニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体(ABS系樹
脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ
−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、フッ素系樹脂、
ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ニトロセルロ−ス、その他等の公知の樹脂のフィ
ルムないしシ−トから任意に選択して使用することがで
きる。その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙
等も使用することができる。本発明において、上記のフ
ィルムないしシ−トは、未延伸、一軸ないし二軸方向に
延伸されたもの等のいずれのものでも使用することがで
きる。また、その厚さは、任意であるが、数μmから3
00μm位の範囲から選択して使用することができる。
更に、本発明においては、フィルムないしシ−トとして
は、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティン
グ膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0024】次に、上記の本発明において、上記のよう
な材料を使用して積層材を製造する方法について説明す
ると、かかる方法としては、通常の包装材料をラミネ−
トする方法、例えば、ウエットラミネ−ション法、ドラ
イラミネ−ション法、無溶剤型ドライラミネ−ション
法、押し出しラミネ−ション法、Tダイ押し出し成形
法、共押し出しラミネ−ション法、インフレ−ション
法、共押し出しインフレ−ション法、その他等で行うこ
とができる。而して、本発明においては、上記の積層を
行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処
理等の前処理をフィルムに施すことができ、また、例え
ば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイ
ミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系等のアンカ−
コ−ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリ
ル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル
系、セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト用接着剤等の
公知の前処理、アンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用する
ことができる。
【0025】次に、本発明において、上記のような積層
材を使用して製袋ないし製函する方法について説明する
と、例えば、包装用容器がプラスチックフィルム等から
なる軟包装袋の場合、上記のような方法で製造した積層
材を使用し、その内層のヒ−トシ−ル性フィルムの面を
対向させて、それを折り重ねるか、或いはその二枚を重
ね合わせ、更にその周辺端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル
部を設けて袋体を構成することができる。而して、その
製袋方法としては、上記の積層材を、その内層の面を対
向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね合わ
せ、更にその外周の周辺端部を、例えば、側面シ−ル
型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒
貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル型)、
ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、その他
等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして、本発明
にかかる種々の形態の包装用容器を製造することができ
る。その他、例えば、自立性包装袋(スタンディングパ
ウチ)等も可能である。上記において、ヒ−トシ−ルの
方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−
ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、
超音波シ−ル等の公知の方法で行うことができる。な
お、本発明においては、上記のような包装用容器には、
例えば、ワンピ−スタイプ、ツウ−ピ−スタイプ、その
他等の注出口、あるいは開閉用ジッパ−等を任意に取り
付けることができる。
【0026】次にまた、包装用容器として、紙基材を含
む液体充填用紙容器の場合、例えば、積層材として、紙
基材を積層した積層材を製造し、これから所望の紙容器
を製造するブランク板を製造し、しかる後該ブランク板
を使用して胴部、底部、頭部等を製函して、例えば、ブ
リックタイプ、フラットタイプあるいはゲ−ベルトップ
タイプの液体用紙容器等を製造することができる。ま
た、その形状は、角形容器、丸形等の円筒状の紙缶等の
いずれのものでも製造することができる。
【0027】本発明において、上記のようにして製造し
た包装用容器は、種々の飲食品、接着剤、粘着剤等の化
学品、化粧品、医薬品、ケミカルカイロ等の雑貨品、そ
の他等の物品の充填包装に使用されるものである。
【0028】
【実施例】上記の本発明について実施例を挙げて更に具
体的に説明する。 実施例1 エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−
ル共重合体5部に、n−プロパノ−ル67重量部と水3
3重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムの上に、コ−ティングして、厚さ5μm
のコ−ティング膜を有するポリエチレンテレフタレ−ト
フィルムを製造した。次いで、上記で製造したコ−ティ
ング膜を有するポリエチレンテレフタレ−トフィルムの
コ−ティング膜面に、真空下、電子ビ−ム加熱法により
アルミニウムを加熱し、アルミニウム蒸発雰囲気に酸素
を導入することにより、酸化アルミニウムの蒸着膜を厚
さ300Åに形成して、本発明にかかる透明バリアフィ
ルムを製造した。次に、上記で製造した透明バリアフィ
ルムの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの
面に、2液硬化型ウレタン系接着剤を5.0g/m
2 (乾燥状態)塗布して、厚さ40μmの低密度ポリエ
チレンフィルムをドライラミネ−トした。更に、透明バ
リアフィルムの酸化アルミニウムの蒸着膜の面に、厚さ
12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィル
ムを、2液硬化型ウレタン系接着剤を5.0g/m
2 (乾燥状態)塗布してドライラミネ−トして、下記の
構成からなる積層材を製造した。厚さ12μmの二軸延
伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム/接着剤層/厚
さ300Åの酸化アルミニウムの蒸着膜・厚さ5μmの
コ−ティング膜・厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレン
テレフタレ−トフィルム/接着剤層/厚さ40μmの低
密度ポリエチレンフィルム
【0029】実施例2 エチレン含有率47モル%のエチレン−ビニルアルコ−
ル共重合体5部に、イソプロパノ−ル65重量部と水3
5重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、4℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、予めコロナ処理した厚さ20μmの二軸延伸ポ
リプロピレンフィルムのコロナ処理面の上に、コ−ティ
ングして、厚さ6μmのコ−ティング膜を有するポリプ
ロピレンフィルムを製造した。次いで、上記で製造した
コ−ティング膜を有するポリプロピレンフィルムのコ−
ティング膜面に、真空下、電子ビ−ム加熱法により酸化
ケイ素を加熱して蒸発させることにより、酸化ケイ素の
蒸着膜を厚さ400Åに形成して、本発明にかかる透明
バリアフィルムを製造した。以下、上記の実施例1と同
様にして、下記の構成からなる積層材を製造した。厚さ
12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィル
ム/接着剤層/厚さ400Åの酸化ケイ素の蒸着膜・厚
さ6μmのコ−ティング膜・厚さ12μmの二軸延伸ポ
リプロピレンフィルム/接着剤層/厚さ40μmの低密
度ポリエチレンフィルム
【0030】実施例3 エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−
ル共重合体5部に、n−プロパノ−ル67重量部と水3
3重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムの上に、コ−ティングして、厚さ5μm
のコ−ティング膜を有するポリエチレンテレフタレ−ト
フィルムを製造した。次いで、上記で製造したコ−ティ
ング膜を有するポリエチレンテレフタレ−トフィルムの
コ−ティング膜面に、真空下、ヘキサメチルジシロキサ
ン:酸素:ヘリウム=1:5:5の組成からなる混合ガ
スを導入し、高周波によりプラズマ化して、厚さ200
Åのシロキサン膜を形成して、本発明にかかる透明バリ
アフィルムを製造した。次に、上記で製造した透明バリ
アフィルムのシロキサン膜面に、低密度ポリエチレンを
使用して、厚さ60μmに押し出しラミネ−トし、他
方、上記の透明バリアフィルムの厚さ12μmの2軸延
伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム面と、坪量20
0g/m2 の紙とを、高圧法低密度ポリエチレンを厚さ
30μmで押し出しながら、押し出しサンドラミネ−ト
し、更に、該紙の面に、高圧法低密度ポリエチレンを厚
さ30μmに押し出しラミネ−トして、下記の構成から
なる積層材を製造した。厚さ30μmの低密度ポリエチ
レン層/坪量200g/m2 の紙層/厚さ30μmの低
密度ポリエチレン層/厚さ200Åのシロキサン膜・厚
さ5μmのコ−ティング膜・厚さ12μmの二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレ−トフィルム/厚さ60μmの低
密度ポリエチレン層
【0031】実施例4 厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの上に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸
素:ヘリウム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導
入し、高周波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシ
ロキサン膜を形成した。他方、エチレン含有率32モル
%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体5部に、n−
プロパノ−ル67重量部と水33重量部とからなる溶媒
95部を加え、80℃にて1時間攪拌してコ−ティング
液を作成した。次に、上記で製造した厚さ200Åのシ
ロキサン膜を有する厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレ−トフィルムのシロキサン膜の上に、上記
で製造したコ−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ
−ルコ−タ−によりコ−ティングして、厚さ5μmのコ
−ティング膜を形成して、本発明にかかる透明バリアフ
ィルムを製造した。次に、上記で製造した透明バリアフ
ィルムの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム
の面に、2液硬化型ウレタン系接着剤を5.0g/m2
(乾燥状態)塗布して、厚さ40μmの低密度ポリエチ
レンフィルムをドライラミネ−トした。次いで、上記の
透明バリアフィルムの厚さ5μmのコ−ティング膜の面
に、低密度ポリエチレンを使用し、厚さ30μmで押し
出しながら、坪量200g/m2 の紙を、押し出しサン
ドラミネ−トし、更に、該紙の面に、高圧法低密度ポリ
エチレンを厚さ30μmに押し出しラミネ−トして、下
記の構成からなる積層材を製造した。厚さ30μmの低
密度ポリエチレン層/坪量200g/m2 の紙層/厚さ
30μmの低密度ポリエチレン層/厚さ5μmのコ−テ
ィング膜・厚さ200Åのシロキサン膜・厚さ12μm
の二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム/接着
剤層/厚さ60μmの低密度ポリエチレン層
【0032】実施例5 厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの上に、真空下、電子ビ−ム加熱法によりアルミ
ニウムを加熱し、更に、アルミニウム蒸発雰囲気に酸素
を導入することにより、酸化アルミニウムの蒸着膜を厚
さ300Åに形成した。他方、エチレン含有率47モル
%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体5部に、イソ
プロパノ−ル65重量部と水35重量部とからなる溶媒
95部を加え、80℃にて1時間攪拌してコ−ティング
液を作成した。次に、上記で製造した酸化アルミニウム
の蒸着膜を有する厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレン
テレフタレ−トフィルムの酸化アルミニウムの蒸着膜面
に、上記で製造したコ−ティング液を使用し、4℃に保
温し、ロ−ルコ−タ−によりコ−ティングして、厚さ6
μmのコ−ティング膜を形成して、本発明にかかる透明
バリアフィルムを製造した。次に、上記で製造した透明
バリアフィルムの厚さ6μmのコ−ティング膜の面に、
エチレン−メチルメタクリル酸共重合体を厚さ30μm
で押し出しながら、坪量200g/m2 の紙を押し出し
サンドラミネ−トし、更に、該紙の面に、高圧法低密度
ポリエチレンを厚さ30μmに押し出しラミネ−トし、
他方、上記の透明バリアフィルムの2軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレ−トフィルム面に、直鎖状低密度ポリエチ
レンを使用して、厚さ60μmに押し出しラミネ−トし
て、下記の構成からなる積層材を製造した。厚さ30μ
mの低密度ポリエチレン層/坪量200g/m2 の紙層
/厚さ60μmのエチレン−メチルメタクリル酸共重合
体層/厚さ6μmのコ−ティング膜・厚さ300Åの酸
化アルミニウムの蒸着膜・厚さ12μmの2軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルム/厚さ60μmの直鎖
状低密度ポリエチレン層
【0033】比較例1 エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−
ル共重合体5部に、n−プロパノ−ル67重量部と水3
3重量部とからなる溶媒95部を加え、80℃にて1時
間攪拌してコ−ティング液を作成した。次に、上記のコ
−ティング液を使用し、5℃に保温し、ロ−ルコ−タ−
により、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レ−トフィルムの上に、コ−ティングして厚さ5μmの
コ−ティング膜を形成して、透明バリアフィルムを製造
した。次に、上記で製造した透明バリアフィルムの二軸
延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの面に、2液
硬化型ウレタン系接着剤を5.0g/m2 (乾燥状態)
塗布して、厚さ40μmの低密度ポリエチレンフィルム
をドライラミネ−トした。更に、透明バリアフィルムの
厚さ5μmのコ−ティング膜の面に、厚さ12μmの二
軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、2液硬
化型ウレタン系接着剤を5.0g/m2 (乾燥状態)塗
布してドライラミネ−トして、下記の構成からなる積層
材を製造した。厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテ
レフタレ−トフィルム/接着剤層/厚さ5μmのコ−テ
ィング膜・厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレ−トフィルム/接着剤層/厚さ40μmの低密度ポ
リエチレンフィルム
【0034】比較例2 厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの上に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸
素:ヘリウム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導
入し、高周波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシ
ロキサン膜を形成して、透明バリアフィルムを製造し
た。次に、上記で製造した透明バリアフィルムのシロキ
サン膜面に、低密度ポリエチレンを使用して、厚さ60
μmに押し出しラミネ−トし、他方、上記の透明バリア
フィルムの厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレ−トフィルム面と、坪量200g/m2 の紙とを、
高圧法低密度ポリエチレンを厚さ30μmで押し出しな
がら、押し出しサンドラミネ−トし、更に、該紙の面
に、高圧法低密度ポリエチレンを厚さ30μmに押し出
しラミネ−トして、下記の構成からなる積層材を製造し
た。厚さ30μmの低密度ポリエチレン層/坪量200
g/m2 の紙層/厚さ30μmの低密度ポリエチレン層
/厚さ200Åのシロキサン膜・厚さ12μmの二軸延
伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム/厚さ60μm
の低密度ポリエチレン層
【0035】実験例 上記の実施例1〜5、および上記の比較例1〜2で製造
した積層材を使用し、まず、実施例1〜2および比較例
1で製造した積層材からはその2枚の積層材を使用して
軟包装用袋を製造し(図3を参照)、また、上記の実施
例3〜5および比較例2で製造した積層材からはこれを
打ち抜き加工してブランク板を製造し、次に、背貼り部
を熱溶着して容器の胴部を製造し、更に、底部と上部と
をシ−ルして紙製包装用容器を製造した(図5を参
照)。次に、上記で製造した各包装用容器について、下
記の評価項目についてテストした。 (1).酸素透過度 これは、23℃、90%RHの条件で、米国、モコン社
(MOCON社)製の酸素透過度測定装置〔機種名、オ
クストラン(OXTRAN)〕にて測定した。 (2).透湿度 これは、40℃、90%RHの条件で、米国、モコン社
(MOCON社)製の透湿度測定装置〔機種名、パ−マ
トラン(PERMATRAN)〕にて測定した。上記の
評価テストについて、その結果を下記の表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】上記の表1に示す評価テストの結果より明
らかなように、実施例1〜5のものは、酸素透過度、透
湿度等において優れていた。比較例1〜2のものは、い
ずれも劣っていた。
【0038】実施例6 厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムの上
に、エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=4.4)
とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、
共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレ
ン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重
合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水
物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム面に接するようにして形成した。次に、上記で製
造した多層押し出し膜のエチレン含有率32モル%のエ
チレン−ビニルアルコ−ル共重合体層面に、真空下、電
子ビ−ム加熱法によりアルミニウムを加熱し、アルミニ
ウム蒸発雰囲気に酸素を導入することにより、酸化アル
ミニウムの蒸着膜を厚さ300Åに形成して、本発明に
かかる透明バリアフィルムを製造した。次に、上記で製
造した透明バリアフィルムの二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルムの面に、2液硬化型ウレタン系接着剤を5.0g
/m2 (乾燥状態)塗布して、厚さ40μmの低密度ポ
リエチレンフィルムをドライラミネ−トした。更に、透
明バリアフィルムの酸化アルミニウムの蒸着膜の面に、
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムを、2液硬化型ウレタン系接着剤を5.0g/m
2 (乾燥状態)塗布してドライラミネ−トして、下記の
構成からなる積層材を製造した。厚さ12μmの二軸延
伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム/接着剤層/厚
さ300Åの酸化アルミニウムの蒸着膜・厚さ8μmの
多層押し出し膜・厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム/接着剤層/厚さ40μmの低密度ポリエチ
レンフィルム
【0039】実施例7 厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムの上
に、エチレン含有率27モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=3.0)
とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、
共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレ
ン含有率27モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重
合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水
物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム面に接するようにして形成した。次に、上記で製
造した多層押し出し膜のエチレン含有率27モル%のエ
チレン−ビニルアルコ−ル共重合体層面に、真空下、ヘ
キサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウム=1:5:5
の組成からなる混合ガスを導入し、高周波によりプラズ
マ化して、厚さ400Åのシロキサン膜を形成して、透
明バリアフィルムを製造した。以下、上記の実施例6と
同様にして、下記の構成からなる積層材を製造した。厚
さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルム/接着剤層/厚さ400Åのシロキサン膜・厚さ8
μmの多層押し出し膜・厚さ12μmの二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルム/接着剤層/厚さ40μmの低密度ポ
リエチレンフィルム
【0040】実施例8 厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの上に、エチレン含有率38モル%のエチレン−
ビニルアルコ−ル共重合体(メルトインデックス、MI
=1.5)とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂と
を使用し、共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmの
マレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μ
mのエチレン含有率38モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレ
イン酸無水物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルム面に接するようにして形成した。次
に、上記で製造した多層押し出し膜のエチレン含有率3
8モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体層面
に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウ
ム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導入し、高周
波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシロキサン膜
を形成して、透明バリアフィルムを製造した。次に、上
記で製造した透明バリアフィルムのシロキサン膜面に、
低密度ポリエチレンを使用して、厚さ60μmに押し出
しラミネ−トし、他方、上記の透明バリアフィルムの厚
さ12μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルム面と、坪
量200g/m2 の紙とを、高圧法低密度ポリエチレン
を厚さ30μmで押し出しながら、押し出しサンドラミ
ネ−トし、更に、該紙の面に、高圧法低密度ポリエチレ
ンを厚さ30μmに押し出しラミネ−トして、下記の構
成からなる積層材を製造した。厚さ30μmの低密度ポ
リエチレン層/坪量200g/m2 の紙層/厚さ30μ
mの低密度ポリエチレン層/厚さ200Åのシロキサン
膜・厚さ8μmの多層押し出し膜・厚さ12μmの二軸
延伸ポリプロピレンフィルム/厚さ60μmの低密度ポ
リエチレン層
【0041】実施例9 厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムの上
に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウ
ム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導入し、高周
波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシロキサン膜
を形成した。次に、上記で形成した厚さ200Åのシロ
キサン膜の上に、ポリエステル系樹脂10重量部とイソ
シアネ−ト系硬化剤1部とからなる接着性樹脂組成物
(3%溶液、溶媒は、トルエンを使用した。)をコ−テ
ィングし、乾燥後、該コ−ティング膜の上に、エチレン
含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合
体(メルトインデックス、MI=4.4)とマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、共押し出し法
で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸無水物変性ポ
リエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレン含有率32
モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体層とから
なる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水物変性ポリエ
チレン樹脂層が上記のコ−ティング膜面に接するように
して形成して、本発明にかかる透明バリアフィルムを製
造した。次に、上記で製造した透明バリアフィルムの二
軸延伸ポリプロピレンフィルムの面に、2液硬化型ウレ
タン系接着剤を5.0g/m2 (乾燥状態)塗布して、
厚さ40μmの低密度ポリエチレンフィルムをドライラ
ミネ−トした。次いで、上記の透明バリアフィルムの厚
さ8μmの多層押し出し膜の面に、低密度ポリエチレン
を使用し、厚さ30μmで押し出しながら、坪量200
g/m2 の紙を、押し出しサンドラミネ−トし、更に、
該紙の面に、高圧法低密度ポリエチレンを厚さ30μm
に押し出しラミネ−トして、下記の構成からなる積層材
を製造した。厚さ30μmの低密度ポリエチレン層/坪
量200g/m2 の紙層/厚さ30μmの低密度ポリエ
チレン層/厚さ8μmの多層押し出し膜・厚さ200Å
のシロキサン膜・厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム/接着剤層/厚さ60μmの低密度ポリエチ
レン層
【0042】実施例10 厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの上に、真空下、電子ビ−ム加熱法によりアルミ
ニウムを加熱し、アルミニウム蒸発雰囲気に酸素を導入
することにより、酸化アルミニウムの蒸着膜を厚さ30
0Åに形成した。次に、上記で形成した厚さ300Åの
酸化アルミニウムの蒸着膜の上に、ポリエステル系樹脂
10重量部とイソシアネ−ト系硬化剤1部とからなる接
着性樹脂組成物(3%溶液、溶媒は、トルエンを使用し
た。)をコ−ティングし、乾燥後、該コ−ティング膜の
上に、エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルア
ルコ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=4.
4)とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用
し、共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイ
ン酸無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエ
チレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル
共重合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層が上記のコ−ティング膜
面に接するようにして形成して、本発明にかかる透明バ
リアフィルムを製造した。次に、上記で製造した透明バ
リアフィルムの厚さ8μmの多層押し出し膜の面に、エ
チレン−メチルメタクリル酸共重合体を厚さ30μmで
押し出しながら、坪量200g/m2 の紙を押し出しサ
ンドラミネ−トし、更に、該紙の面に、高圧法低密度ポ
リエチレンを厚さ30μmに押し出しラミネ−トし、他
方、上記の透明バリアフィルムの2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム面に、直鎖状低密度ポリエチレンを使用し
て、厚さ60μmに押し出しラミネ−トして、下記の構
成からなる積層材を製造した。厚さ30μmの低密度ポ
リエチレン層/坪量200g/m2 の紙層/厚さ60μ
mのエチレン−メチルメタクリル酸共重合体層/厚さ8
μmの多層押し出し膜・厚さ300Åの酸化アルミニウ
ムの蒸着膜・厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレ
フタレ−トフィルム/厚さ60μmの直鎖状低密度ポリ
エチレン層
【0043】比較例3 厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムの上
に、エチレン含有率32モル%のエチレン−ビニルアル
コ−ル共重合体(メルトインデックス、MI=4.4)
とマレイン酸無水物変性ポリエチレン樹脂とを使用し、
共押し出し法で共押し出しし、厚さ4μmのマレイン酸
無水物変性ポリエチレン樹脂層と、厚さ4μmのエチレ
ン含有率32モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重
合体層とからなる多層押し出し膜を、該マレイン酸無水
物変性ポリエチレン樹脂層が二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム面に接するようにして形成して、透明バリアフィ
ルムを製造した。次に、上記で製造した透明バリアフィ
ルムの二軸延伸ポリプロピレンフィルムの面に、2液硬
化型ウレタン系接着剤を5.0g/m2 (乾燥状態)塗
布して、厚さ40μmの低密度ポリエチレンフィルムを
ドライラミネ−トした。更に、透明バリアフィルムの厚
さ8μmの多層押し出し膜の面に、厚さ12μmの二軸
延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、2液硬化
型ウレタン系接着剤を5.0g/m2 (乾燥状態)塗布
してドライラミネ−トして、下記の構成からなる積層材
を製造した。厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレ
フタレ−トフィルム/接着剤層/厚さ8μmの多層押し
出し膜・厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム/接着剤層/厚さ40μmの低密度ポリエチレンフィ
ルム
【0044】比較例4 厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルムの上
に、真空下、ヘキサメチルジシロキサン:酸素:ヘリウ
ム=1:5:5の組成からなる混合ガスを導入し、高周
波によりプラズマ化して、厚さ200Åのシロキサン膜
を形成して、透明バリアフィルムを製造した。次に、上
記で製造した透明バリアフィルムのシロキサン膜面に、
低密度ポリエチレンを使用して、厚さ60μmに押し出
しラミネ−トし、他方、上記の透明バリアフィルムの厚
さ12μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルム面と、坪
量200g/m2 の紙とを、高圧法低密度ポリエチレン
を厚さ30μmで押し出しながら、押し出しサンドラミ
ネ−トし、更に、該紙の面に、高圧法低密度ポリエチレ
ンを厚さ30μmに押し出しラミネ−トして、下記の構
成からなる積層材を製造した。厚さ30μmの低密度ポ
リエチレン層/坪量200g/m2 の紙層/厚さ30μ
mの低密度ポリエチレン層/厚さ200Åのシロキサン
膜・厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム/
厚さ60μmの低密度ポリエチレン層
【0045】実験例2 上記の実施例6〜10、および上記の比較例3〜4で製
造した積層材を使用し、まず、実施例6〜7および比較
例3で製造した積層材からはその2枚の積層材を使用し
て軟包装用袋を製造し(図3を参照)、また、上記の実
施例8〜10および比較例4で製造した積層材からはこ
れを打ち抜き加工してブランク板を製造し、次に、背貼
り部を熱溶着して容器の胴部を製造し、更に、底部と上
部とをシ−ルして紙製包装用容器を製造した(図5を参
照)。次に、上記で製造した各包装用容器について、下
記の評価項目についてテストした。 (1).酸素透過度 これは、23℃、90%RHの条件で、米国、モコン社
(MOCON社)製の酸素透過度測定装置〔機種名、オ
クストラン(OXTRAN)〕にて測定した。 (2).透湿度 これは、40℃、90%RHの条件で、米国、モコン社
(MOCON社)製の透湿度測定装置〔機種名、パ−マ
トラン(PERMATRAN)〕にて測定した。上記の
評価テストについて、その結果を下記の表2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】上記の表2に示す評価テストの結果より明
らかなように、実施例6〜10のものは、酸素透過度、
透湿度等において優れていた。比較例3〜4のものは、
いずれも劣っていた。
【0048】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、バリア性を有する樹脂の膜と酸化ケイ素、酸化アル
ミニウム等の無機酸化物の薄膜とに着目し、これらを組
み合わせて、可撓性プラスチック基材の上に、エチレン
含有率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共
重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを設けてなる透明バ
リアフィルムを製造し、これを包装用材料として使用
し、少なくとも、基材フィルム、可撓性プラスチック基
材の上にエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビ
ニルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを
設けてなる透明バリアフィルム、およびヒ−トシ−ル性
フィルムを積層して積層材を製造し、更に、該積層材を
使用て製袋またと製函して包装用容器を製造し、該包装
用容器内に種々の物品を充填包装して、優れた透明性と
高いバリア性を有し、かつ、後加工時にクラック等の発
生もなく、極めて高い後加工適性を有し、更に、包装製
品を電子レンジにかけても、十分にその電子レンジ適性
を有し、包装用材料として種々の物品の包装適性を有す
るする積層材およびそれを使用した包装用容器を製造し
得ることができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる積層材の層構成を示す断面図で
ある。
【図2】本発明にかかる積層材の層構成を示す断面図で
ある。
【図3】本発明にかかる積層材の層構成を示す断面図で
ある。
【図4】上記の本発明にかかる積層材を使用して製袋な
いし製函した包装用容器の構成を示す斜視図である。
【図5】上記の本発明にかかる積層材を使用して製袋な
いし製函した包装用容器の構成を示す平面図である。
【図6】上記の本発明にかかる積層材を使用して製袋な
いし製函した包装用容器の構成を示す斜視図である。
【図7】上記の本発明にかかる積層材を使用して製袋な
いし製函した包装用容器の構成を示す平面図である。
【図8】上記の本発明にかかる積層材を使用して製袋な
いし製函した包装用容器の構成を示す斜視図である。
【図9】巻き取り式蒸着機の一例を示す概略的構成図で
ある。
【符号の説明】
1 可撓性プラスチック基材 2 エチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
アルコ−ル共重合体の薄膜 3 無機酸化物の薄膜 4 透明バリアフィルム 5 ヒ−トシ−ル性フィルム 5a ヒ−トシ−ル性フィルム 6 基材フィルム 7 シ−ル部 8 貼着部 8a 貼着部 9 紙容器形成用のブランク板 9a 紙容器形成用のブランク板 10 側端部 10a 側端部 11 側端シ−ル部 11a 側端シ−ル部 12 胴部 12a 筒状胴部 13 底部 14 屋根型シ−ル部 15 円筒状の底板 15a 底部 16 底シ−ル部 17 引き剥がし片 18 飲み口 19 円筒状の蓋板 19a 蓋部 20 上部シ−ル部 111 真空チャンバ− 112 巻き出しロ−ル 113 可撓性プラスチック基材 114 コ−ティングドラム 115 蒸着チャンバ− 116 るつぼ 117 酸素吹き出し口 118 マズク 119 巻き取りロ−ル A 積層材 B 積層材 C 積層材 D 軟包装用容器 E 屋根型の紙製包装用容器 F 円筒型の紙缶状包装用容器 l 折罫

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、可撓性プラスチック基材の
    上にエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニル
    アルコ−ル共重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを設け
    てなる透明バリアフィルム、およびヒ−トシ−ル性フィ
    ルムを積層してなることを特徴とする積層材。
  2. 【請求項2】 透明バリアフィルムの他方の面に、更
    に、基材フィルムを積層してなることを特徴とする上記
    の請求項1に記載する積層材。
  3. 【請求項3】 基材フィルムの上に、更に、ヒ−トシ−
    ル性フィルムを積層してなることを特徴とする上記の請
    求項2に記載する積層材。
  4. 【請求項4】 透明バリアフィルムが、可撓性プラスチ
    ック基材の上に第1層目としてエチレン含有率25〜5
    0モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜を
    設け、次に、第2層目として無機酸化物の薄膜を設ける
    ことを特徴とする上記の請求項1、2または3に記載す
    る積層材。
  5. 【請求項5】 透明バリアフィルムが、可撓性プラスチ
    ック基材の上に第1層目として無機酸化物の薄膜を設
    け、次に、第2層目としてエチレン含有率25〜50モ
    ル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜を設け
    ることを特徴とする上記の請求項1、2または3に記載
    する積層材。
  6. 【請求項6】 エチレン含有率25〜50モル%のエチ
    レンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜が、エチレン含有
    率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
    体を主成分として含むアルコ−ル−水系溶媒に溶解して
    調整した塗布液による塗布膜からなることを特徴とする
    上記の請求項1、2、3、4または5に記載する積層
    材。
  7. 【請求項7】 エチレン含有率25〜50モル%のエチ
    レンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜が、エチレン含有
    率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
    体の押し出しコ−ト膜からなることを特徴とする上記の
    請求項1、2、3、4または5に記載する積層材。
  8. 【請求項8】 エチレン含有率25〜50モル%のエチ
    レンビニルアルコ−ル共重合体の薄膜が、エチレン含有
    率25〜50モル%のエチレンビニルアルコ−ル共重合
    体の押し出しコ−ト膜を含む多層の押し出しコ−ト膜か
    らなることを特徴とする上記の請求項1、2、3、4、
    5または7に記載する積層材。
  9. 【請求項9】 無機酸化物の薄膜が、無機酸化物の蒸着
    膜からなることを特徴とする上記の請求項1、2、3、
    4、5、6、7または8に記載する積層材。
  10. 【請求項10】 無機酸化物の薄膜が、金属または無機
    酸化物を真空下で加熱蒸発させ、酸素導入により酸化さ
    せてなる無機酸化物の蒸着膜からなることを特徴とする
    上記の請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9
    に記載する積層材。
  11. 【請求項11】 無機酸化物の薄膜が、有機オルガノシ
    ロキサン化合物と酸素を主成分とした混合ガスを導入
    し、真空下で高周波によりプラズマ化して薄膜化してな
    る無機酸化物の蒸着膜からなることを特徴とする上記の
    請求項1、2、3、4、5、6、7または8に記載する
    積層材。
  12. 【請求項12】 少なくとも、可撓性プラスチック基材
    の上にエチレン含有率25〜50モル%のエチレンビニ
    ルアルコ−ル共重合体の薄膜と無機酸化物の薄膜とを設
    けてなる透明バリアフィルム、およびヒ−トシ−ル性フ
    ィルムを積層してなる積層材を使用し、これを製袋また
    は製函してなることを特徴とする包装用容器。
  13. 【請求項13】 透明バリアフィルムの他方の面に、更
    に、基材フィルムを積層してなることを特徴とする上記
    の請求項12に記載する包装用容器。
  14. 【請求項14】 基材フィルムの上に、更に、ヒ−トシ
    −ル性フィルムを積層してなることを特徴とする上記の
    請求項13に記載する包装用容器。
  15. 【請求項15】 基材フィルムが、樹脂のフィルムない
    しシ−トからなることを特徴とする上記の請求項13ま
    たは14に記載する包装用容器。
  16. 【請求項16】 基材フィルムが、紙基材からなること
    を特徴とする上記の請求項13または14に記載する包
    装用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100394941B1 (ko) * 2000-10-26 2003-08-19 한신열 투명용기에 자외선 차단용 필름을 부착하는 방법
CN103010561A (zh) * 2012-11-30 2013-04-03 杨之冬 一种真空压缩袋
JP2014531341A (ja) * 2011-09-20 2014-11-27 テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニムTetra Laval Holdings & Finance S.A. 多層バリアフィルム、そのフィルムを含むパッケージングラミネート、そのパッケージングラミネートから形成されるパッケージング容器、及びそのフィルムの製造方法
EP3317099B1 (en) 2015-07-03 2021-10-06 Amcor Flexibles Kreuzlingen AG Flexible multilayer packaging film with ultra-high barrier properties

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