JPH10101705A - フラボノイド可溶化法、その糖転移法及び高濃度フラボノイド溶液 - Google Patents
フラボノイド可溶化法、その糖転移法及び高濃度フラボノイド溶液Info
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- JPH10101705A JPH10101705A JP28144296A JP28144296A JPH10101705A JP H10101705 A JPH10101705 A JP H10101705A JP 28144296 A JP28144296 A JP 28144296A JP 28144296 A JP28144296 A JP 28144296A JP H10101705 A JPH10101705 A JP H10101705A
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Abstract
ン等並びにナリンジン及びネオヘスペリジン等のフラボ
ノイドの溶解性を高める。又、それを利用してフラボノ
イド糖転移物の生産性を高める。更に、これらの溶液を
健康飲料、健康加工食品及び医薬品に利用する。 【構成】強アルカリに溶解したフラボノイドを増粘多糖
類溶液に添加しさらにpHを3〜10に調整する、若し
くは、フラボノイドをpH8〜10に調整した増粘多糖
類溶液に溶解するフラボノイド可溶化法、及び、上記の
pH8〜10に調整したフラボノイド溶液にサイクロデ
キストリン合成酵素を作用させるフラボノイド糖転移
法、並びに、フラボノイド0.5重量%以上及び増粘多
糖類を含みpH3〜10である高濃度フラボノイド溶
液。
Description
蝕作用、血中脂質低下作用その他様々な生理活性を持つ
フラボノイドの可溶化法及び糖転移法並びに高濃度フラ
ボノイド溶液に関するものである。
ヘスペリジン及びルチン等、並びに、ナリンジン、ネオ
ヘスペリジン等のフラボノイド類はpH3〜10の領域
で難溶性であるため、上記の様々な生理活性の研究が進
みながらも、溶液状で添加することを要する食品及び医
薬品などの工業製品に利用されていなかった。そこで溶
解性を改良するためにこのようなフラボノイド類に糖を
転移させたフラボノイド糖転移物が開発されている。こ
れらフラボノイド糖転移物は溶解性が改良されたばかり
でなく、小腸でもとのフラボノイドにまで分解されて吸
収されると言われている。事実ヘスペリジン糖転移物に
小腸由来の酵素を作用させると容易にヘスペリジンとグ
ルコースに分解されることが確認されている。また、得
られたフラボノイド糖転移物にもフラボノイドと同等の
様々な生理活性があることが研究されつつある。
平7ー107972)で、本願発明者らは、フラボノイ
ド糖転移物の生成量を最も高める方法として、pH8〜
10のβ−サイクロデキストリン溶液にヘスペリジンを
溶解して、ヘスペリジンの溶解度を最大に高めた上で、
中性のものと生産性の変わらない耐アルカリ性のサイク
ロデキストリン合成酵素を作用させる方法を発明した。
しかしながら、この方法でも大量のβーサイクロデキス
トリンを必要とするばかりでなく産業的に実用化するほ
どの生産レベルに達していなかった。尚、へスぺリジン
の溶解度はpHが上がると飛躍的に上がるが、現在発見
されている耐アルカリ性のサイクロデキストリン合成酵
素は、pH10を越えると酵素活性が大きく減少する。
より、効率的に糖転移反応が行えるpH10以下の高濃
度フラボノイド溶液を作る方法、及び、食品としてその
まま摂取できるpH領域での高濃度フラボノイド溶液を
作る方法、並びに、高濃度フラボノイド溶液が産業上切
望されていた。
結果、強アルカリに溶解したフラボノイドを増粘多糖類
溶液に添加しさらにpHを3〜10に調整する、若しく
は、フラボノイドをpH8〜10に調整した増粘多糖類
溶液に溶解するフラボノイド可溶化法、及び、上記のp
H8〜10に調整したフラボノイド溶液にサイクロデキ
ストリン合成酵素を作用させるフラボノイド糖転移法、
並びに、フラボノイド0.5重量%以上及び増粘多糖類
を含みpH3〜10である高濃度フラボノイド溶液を発
明した。
Pとして知られているヘスペリジン及びルチン等、並び
に、ナリンジン、ネオヘスペリジン及びジオスミン等
で、いずれも難溶性である。
方法は格別のものではない。例えば強アルカリ溶液であ
る水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化アンモ
ニウム等を水で溶解し、pH12〜14に調整する。そ
れにフラボノイドを1〜6重量%好ましくは2〜5重量
%添加・攪拌し、溶解させる。
はない。本発明に使用する増粘多糖類にはメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ペクチン、ポリガラクチュロン酸、カラギ
ーナン、タラガム、キサンタンガム等がある。本発明に
おいて、特にメチルセルロースを用いるとよいようであ
る。これら増粘多糖類の1種類又は2種類以上の組み合
わせを、水に溶解させ調製する。当然ながら温水を用い
て攪拌力を高くすれば溶解の効率は高まる。
添加した増粘多糖類溶液のpHを3〜8又は8〜10に
調整する方法も格別のものではない。例えば塩酸、酢酸
及びリン酸等の酸物質又はpH緩衝作用を持つ物質をp
Hセンサーでチェックしながら逐次添加するとよい。
液の製造方法も格別のものではない。増粘多糖類溶液に
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化アンモニ
ウム等のアルカリ物質をpHセンサーでチェックしなが
ら逐次添加するとよい。第3発明ではこの溶液にフラボ
ノイドを1〜6重量%好ましくは2〜5重量%添加・攪
拌し、溶解させる。
成酵素(1,4-α-D-Glucan; 4- α-D-(1,4-glucano)-tra
nsferase(E.C. 2.4.1.19.)。以下、本酵素という)は、
澱粉を基質としたときグルコースが6〜8個からなるサ
イクロデキストリンを合成する酵素であり、一般にドナ
ーのグルコース非還元末端にグルコースの1、4転移反
応を行うものである。本発明では本酵素は特にアルカリ
耐性であるものが好ましい。アルカリ耐性の本酵素とし
て、例えばAlkalophilic Bacillu
s sp.A2−5a(工業技術院生命工学工業技術研
究所受託番号 p−13864)に由来のものがある。
ない。5〜70℃、0.5〜50時間作用させる。
第1、2又は3発明で得られた各溶液そのものである。
又、目的のpHに調整した上で常法によりこれらの溶液
から塩類や増粘多糖類を除去しもよい。
に1Nの水酸化ナトリウム溶液で溶解したヘスペリジン
溶解溶液をヘスペリジンの重量%が4.0%となるよう
に添加した。これら試料を塩酸でpHが2.2、3.
3、5.0、8.3、9.5、10.0及び10.5に
夫々調整した後、16時間、40℃でインキュベートし
た。
溶液で溶解したヘスペリジン溶解溶液をヘスペリジンの
重量%が4.0%となるように添加した。これら試料を
塩酸でpHが2.2、3.0、3.9、6.0、7.
0、9.2及び10.0に夫々調整した後、16時間、
40℃でインキュベートした。これら14種類の試料を
遠心分離(10000×g、10分間)した後、上清に
含まれるヘスペリジン量をHPLCにより分析した。こ
れらの結果を表1及び図1に示した。
ate;0.5ml/min 、column temp;40℃、detector;UV 28
0、*; Pi buffer、KH2PO4 : 6.63g、Na2HPO 4: 0.
45g in 1000ml of water 。
で溶解したヘスペリジンを、1.0重量%メチルセルロ
ースと5重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、3.
0重量%ヘスペリジン溶解溶液を調製した。この溶液を
塩酸でpH9.5に調整した。この溶液をあらかじめ4
0℃に設定しておいた恒温槽にいれ、次いで、アルカリ
耐性の本酵素を2ユニット/ミリリッターとなるように
添加して作用させた。16時間の作用の後もヘスペリジ
ンの析出は全く生じなかった。作用後の溶液を比較例1
と同様にHPLCで分析したところ、全ヘスペリジンの
80%以上が糖転移されていた。
で溶解したヘスペリジンを、0.1重量%メチルセルロ
ースと5重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、3.
0重量%ヘスペリジン溶解溶液を調製した。この溶液を
塩酸でpH9.5に調整した。以下、実施例2と同様に
実施した結果、ヘスペリジンの析出は全く生じず、全ヘ
スペリジンの80%以上が糖転移されていた。
で溶解したヘスペリジンを、1.0重量%ペクチンと5
重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、2.0重量%
ヘスペリジン溶解溶液を調製した。この溶液を塩酸でp
H9.5に調整した。以下、実施例2と同様に実施した
結果、ヘスペリジンの析出は全く生じず、全ヘスペリジ
ンの80%以上が糖転移されていた。
で溶解したヘスペリジンを、0.1重量%ペクチンと5
重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、2.0重量%
ヘスペリジン溶解溶液を調製した。この溶液を塩酸でp
H9.5に調整した。以下、実施例2と同様に実施した
結果、ヘスペリジンの析出は全く生じず、全ヘスペリジ
ンの80%以上が糖転移されていた。
で溶解したヘスペリジンを、1.0重量%カラギーナン
と5重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、2.0重
量%ヘスペリジン溶解溶液を調製した。この溶液を塩酸
でpH9.5に調整した。以下、実施例2と同様に実施
した結果、ヘスペリジンの析出は全く生じず、全ヘスペ
リジンの80%以上が糖転移されていた。
で溶解したヘスペリジンを、1.0重量%カラギーナン
と5重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、1.0重
量%ヘスペリジン溶解溶液を調製した。この溶液を塩酸
でpH9.5に調整した。以下、実施例2と同様に実施
した結果、ヘスペリジンの析出は全く生じず、全ヘスペ
リジンの80%以上が糖転移されていた。
で溶解したヘスペリジンを、0.1重量%カラギーナン
と5重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、1.0重
量%ヘスペリジン溶解溶液を調製した。この溶液を塩酸
でpH9.5に調整した。以下、実施例2と同様に実施
した結果、ヘスペリジンの析出は全く生じず、全ヘスペ
リジンの80%以上が糖転移されていた。
で溶解したナリンジンを、1.2重量%のメチルセルロ
ース液に添加し、3.0重量%のナリンジン溶解溶液を
調製した。この溶液を塩酸でpH9.5に調整した。以
下、実施例2と同様に実施した結果、2.82%のナリ
ンジンが溶解していた。
で溶解した3.0%重量%ナリンジン溶解溶液を調整し
た。この溶液を塩酸でpH9.5に調整した。この溶液
をあらかじめ40℃に設定しておいた恒温槽にいれた。
16時間の後には、大量のヘスペリジンが析出し、溶解
しているナリンジン量を比較例1と同様にHPLCによ
り分析したところ、0.25%のナリンジンが溶解して
いるのみであった。実施例9と比較例2から得られた結
果を比較すると、メチルセルロース溶液にナリンジンを
添加することにより、pH9.5でのナリンジンの溶解
度が11倍となった。
液で溶解したナリンジンを、1.2重量%のメチルセル
ロースと5重量%の可溶性澱粉を含む溶液に添加し、
3.0重量%のナリンジン溶解溶液を調製した。この溶
液を塩酸でpH9.5に調整した。この溶液をあらかじ
め40℃に設定しておいた恒温槽にいれ、次いで、アル
カリ耐性の本酵素を2ユニット/ミリリッターとなるよ
うに添加して作用させた。16時間の作用後もナリンジ
ンの析出は全く生じなかった。作用後の溶液を比較例2
と同様にHPLCで分析したところ、メチルセルロース
を添加していない通常の反応液と同様の糖転移率で糖転
移が行われていた。
のメチルセルロース液に1.0重量%となるようにヘス
ペリジンを添加し、この溶液をあらかじめ40℃に設定
しておいた恒温槽にいれた。16時間の後に、溶解して
いるヘスペリジン量をHPLCにより分析したところメ
チルセルロースを添加していないコントロールに比べ、
約2倍のヘスペリジンが溶解していた。
のメチルセルロース液に1.0重量%となるようにヘス
ペリジンを添加し、この溶液をあらかじめ40℃に設定
しておいた恒温槽にいれた。次いでアルカリ耐性の本酵
素を2ユニット/ミリリッターとなるように添加して作
用させた。作用後の溶液をHPLCで分析したところ、
メチルセルロースを添加していない通常の反応液と同様
の糖転移率で糖転移が行われていた。
ルロース液に1Nの水酸化ナトリウム溶液で溶解したヘ
スペリジン溶液をヘスペリジンの重量%が3.0%とな
るように調製した。この溶液を塩酸でpH3からpH
9.8に調節した。これら溶液を40度で6時間放置し
た後、溶解しているヘスペリジン量をHPLCにより分
析したところ図1に示すような結果が得られた。コント
ロールに比べ、メチルセルロース添加試料では、中性付
近からpH10付近まで有意に可溶化効果が認められ
た。pH9付近ではメチルセルロース添加試料コントロ
ールに比べ約10倍の濃度のヘスペリジンを溶解してい
た。
8.3、9.5及び10.0の夫々の試料にアルカリ耐
性の本酵素を2ユニット/ミリリッターとなるように添
加して作用させた。
7.0、9.2及び10.0の夫々の試料にアルカリ耐
性の本酵素を2ユニット/ミリリッターとなるように添
加して作用させた。実施例14と比較例14から、各p
Hにおけるヘスペリジン糖転移物生成量を、及び、参考
として特開平7ー107972に記載されたβーサイク
ロデキストリン溶液を使用したときのヘスペリジン糖転
移物生成量を分析し表2に示した。尚、ここで示した糖
転移量は転移した糖質を除き、ヘスペリジンに換算した
量で示している。メチルセルロース溶液はβーサイクロ
デキストリンの約8倍可溶化させることができた。
ジン溶解溶液にアルカリ耐性の本酵素を2ユニット/ミ
リリッターとなるように添加して作用させた。
ジン溶解溶液にアルカリ耐性の本酵素を2ユニット/ミ
リリッターとなるように添加して作用させた。実施例1
5と比較例15から、ナリンジン糖転移物生成量を分析
し表3に示した。尚、ここで示した糖転移量は転移した
糖質を除き、ナリンジンに換算した量で示している。コ
ントロールに比べ11倍の糖転移物が生成された。
スペリジン及びルチン等並びにナリンジン及びネオヘス
ペリジン等のフラボノイドの溶解性を高めることができ
た。特にアルカリ域で飛躍的に高めることができた。
又、それを利用してフラボノイド糖転移物の生産性を高
めることができた。又、pH3〜8で従来にない高濃度
フラボノイド溶液をを生成することができた。これらの
溶液は健康飲料、健康加工食品及び医薬品に利用でき
る。又、高濃度フラボノイド糖転移物溶液は常法により
粉末化し工業製品とすることができる。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 フラボノイドを強アルカリ溶液で溶解
し、それを増粘多糖類溶液に添加し、さらにpHを3〜
8に調整することを特徴とするフラボノイド可溶化法。 - 【請求項2】 フラボノイドを強アルカリ溶液で溶解
し、それを増粘多糖類溶液に添加し、さらにpHを8〜
10に調整することを特徴とするフラボノイド可溶化
法。 - 【請求項3】 フラボノイドをpH8〜10に調整した
増粘多糖類溶液に溶解することを特徴とするフラボノイ
ド可溶化法。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載の方法により得ら
れたフラボノイド溶液に、サイクロデキストリン合成酵
素を作用させることを特徴とするフラボノイド糖転移
法。 - 【請求項5】 フラボノイド0.5重量%以上及び増粘
多糖類を含み、pH3〜10であることを特徴とする高
濃度フラボノイド溶液。
Priority Applications (1)
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JP28144296A JP4202439B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | フラボノイド可溶化法、その糖転移法及び高濃度フラボノイド溶液 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28144296A JP4202439B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | フラボノイド可溶化法、その糖転移法及び高濃度フラボノイド溶液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10101705A true JPH10101705A (ja) | 1998-04-21 |
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Family
ID=17639241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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