JPH10100552A - 熱転写記録方法 - Google Patents

熱転写記録方法

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JPH10100552A
JPH10100552A JP8259871A JP25987196A JPH10100552A JP H10100552 A JPH10100552 A JP H10100552A JP 8259871 A JP8259871 A JP 8259871A JP 25987196 A JP25987196 A JP 25987196A JP H10100552 A JPH10100552 A JP H10100552A
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浩 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱昇華性インクリボンを用いた場合でも、長
期間にわたって印字品質を保持すること。 【解決手段】 イエロー、マゼンタおよびシアンの3色
の熱昇華性インクからなるインクリボン17を用いてカ
ラー画像を記録した後、前記イエロー、マゼンダおよび
シアンにより記録された画像の表面に透明の熱溶融性イ
ンクを転写するオーバープリントを行なうようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写記録方法に係
り、特に、熱昇華性インクリボンを用いてサーマルヘッ
ドにより用紙にカラー画像を記録するための熱転写記録
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱転写プリンタは、高記録品
質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性等の理由
により、コンピュータ、ワードプロセッサ等の出力装置
として多用されている。
【0003】このような従来の熱転写プリンタにおいて
は、プラテンに沿ってキャリッジを移動自在に形成し、
このキャリッジに複数の発熱素子が形成されたサーマル
ヘッドを搭載するとともに、所望の色のインクリボンが
収納されたリボンカセットを着脱自在に装着して構成さ
れている。
【0004】そして、前記プラテンとサーマルヘッドと
間に前記リボンカセットから送出されるインクリボンと
用紙とを挟持し、サーマルヘッドをキャリッジとともに
プラテンに沿って往復動させるとともに、前記インクリ
ボンを巻取りながら、画像情報に基づいて前記サーマル
ヘッドの発熱素子に選択的に通電して発熱させることに
より、インクリボンのインクを部分的に用紙に転写して
用紙上に所望の文字等の画像の記録を行なうようになっ
ている。
【0005】このような熱転写プリンタにおいては、プ
ラスチックフィルム等からなる基体に熱溶融性インクが
塗布された熱溶融性インクリボンを用いて用紙に記録を
行なうものがよく知られているが、近年、このほか基体
に熱昇華性インクが塗布された熱昇華性インクリボンを
用いて用紙に記録を行なうものも知られてきている。
【0006】このうち、熱溶融性インクリボンを用いて
用紙に記録を行なう場合は、普通紙、厚紙、葉書等の幅
広い種類の用紙に記録することができ、使い勝手に優れ
たものである。そして、この熱溶融性インクリボンを用
いて階調記録を行なうには、1ドットの濃度階調ができ
ないためディザ法等を用いていた。
【0007】これに対し、熱昇華性インクリボンを用い
て用紙に記録を行なう場合は、サーマルヘッドに印加す
るエネルギを制御することにより、熱昇華性インクの昇
華量を調整してインク用紙に転写するインクの量を制御
でき、用紙上における記録画像の濃度を調節できるた
め、用紙として表面処理が施された専用紙を用いること
により銀塩写真に匹敵する高画質のフルカラー記録画像
を得ることができるものである。このため、熱昇華性イ
ンクリボンを用いた熱転写プリンタは、近年、高画質の
ビデオプリンタ等として広く利用されるようになってき
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した熱転
写プリンタにおいては、熱昇華性インクリボンを用いて
記録を行なった場合に、その染料の性質上、耐候性が低
いことから、長期間放置した場合に紫外線等により退色
したり、用紙を擦った場合等に転写されたインク落ちる
ことがあり、長期間にわたって印字品質を保持すること
が困難であるという問題を有している。
【0009】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、熱昇華性インクリボンを用いた場合でも、長期間に
わたって印字品質を保持することのできる熱転写記録方
法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る熱転写記録方法は、イエロ
ー、マゼンタおよびシアンの3色の熱昇華性インクから
なるインクリボンを用いサーマルヘッドの複数の発熱素
子に選択的にエネルギを印加して熱昇華性インクを用紙
に転写してカラー画像の記録を行なう熱転写記録方法で
あって、前記イエロー、マゼンダおよびシアンの3色の
熱昇華性インクを重ねて記録した後、前記イエロー、マ
ゼンダおよびシアンにより記録された画像の表面に透明
の熱溶融性インクを転写するオーバープリントを行なう
ようにしたことを特徴とするものである。
【0011】この請求項1に記載の発明によれば、前記
イエロー、マゼンダおよびシアンの3色の熱昇華性イン
クを重ねて記録した後、前記イエロー、マゼンダおよび
シアンにより記録された画像の表面に透明の熱溶融性イ
ンクを転写するオーバープリントを行なうようにしてい
るので、このオーバープリントにより、3色の熱昇華性
インクにより記録された画像を保護することができ、そ
の結果、記録後に長期間放置した場合でも、紫外線等に
よる退色やインク落ち等の発生を確実に防止することが
でき、長期間にわたって印字品質を保持することができ
る。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記オーバープリントは、前記イエロー、マ
ゼンダおよびシアンにより記録された画像の縦、横の最
大値を満たす範囲のベタパターンで行なうことを特徴と
するものである。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、前記
イエロー、マゼンダおよびシアンにより記録された画像
の縦、横の最大値を満たす範囲のベタパターンでオーバ
ープリントを行なうようにしているので、記録画像の全
体にわたってオーバープリントを行なうことができ、こ
のオーバープリントにより、記録画像全体を保護するこ
とができる。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2において、前記イエロー、マゼンダお
よびシアンにより記録された画像が所定濃度以上の場
合、前記透明インクによるオーバープリントを行なう際
の前記発熱素子への印加エネルギを、前記イエロー、マ
ゼンタ、シアンのそれぞれのインクによる記録を行なう
際の前記発熱素子への印加エネルギよりも少なくしたこ
とを特徴とするものである。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、透明
インクによりオーバープリントを行なう際の前記発熱素
子への印加エネルギを、サーマルヘッド7の発熱素子へ
の印加エネルギを他の3色の記録の際に発熱素子に印加
するエネルギより小さくしたので、イエロー、マゼン
タ、シアンの各色のインクによる記録の際の発熱素子に
対する印加エネルギによりマット化現象が生じて用紙に
凹凸が形成されていたとしても、透明インクのオーバー
プリントを行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果
により用紙の凹凸を平滑化してマット化現象を解消する
ことができ、良好な品質の記録を行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1から図4を参照して説明する。
【0017】図1から図3は本発明に係る熱転写記録方
法を適用する熱転写プリンタの実施の一形態を示したも
ので、本実施形態の熱転写プリンタ1は、図示しないプ
リンタのフレームの所定位置に記録面がほぼ垂直となる
ように配設された平板状のプラテン2を有しており、こ
のプラテン2の前側下方には、ガイドシャフト3が前記
プラテン2と平行に配設されている。このガイドシャフ
ト3には、上下に分割されたキャリッジ4が取付けられ
ており、このキャリッジ4の下側は、前記ガイドシャフ
ト3に取付けられる下キャリッジ4aとされるととも
に、キャリッジ4の上側は、後述するリボンカセット5
が装着され前記下キャリッジ4aに対して上下方向に接
離可能とされた上キャリッジ4bとされている。このキ
ャリッジ4は、一対のプーリ(図示せず)に巻回された
駆動ベルト6の一部に固着されており、この駆動ベルト
6をステッピングモータ等の駆動手段(図示せず)によ
り駆動することにより、前記キャリッジ4を前記ガイド
シャフト3に沿って往復動させるようになっている。
【0018】前記キャリッジ4には、プラテン2に対向
しかつプラテン2に対して接離自在とされ、圧接状態に
おいてプラテン2上の用紙(図示せず)に記録を行なう
サーマルヘッド7が配設されており、このサーマルヘッ
ド7は、ホストコンピュータ、イメージリーダ等、ある
いはキーボード等の適宜な入力装置(図示せず)により
入力された所望の記録情報に基づいて選択的に発熱され
る複数の発熱素子(図示せず)が整列配置されている。
なお、前記用紙は、熱昇華性インクが安定的に定着され
るように表面処理の施された専用紙とされている。
【0019】また、図3に示すように、前記キャリッジ
4の左右両側部には、一対の平行クランク機構8が配設
されており、この平行クランク機構8により、ガイドシ
ャフト3に取着される下キャリッジ4aに対して、上キ
ャリッジ4bが接離するように平行に移動自在に構成さ
れている。前記各平行クランク機構8は、互いにX状に
交差した一対のリンク9a,9bを有しており、これら
各リンク9a,9bの交差位置は、ピン10aにより枢
着されるとともに、各リンク9a,9bの端部は、ピン
10b,10c,10d,10eにより、下キャリッジ
4aの左右両側部上面側および上キャリッジ4bの左右
両側部下面側にそれぞれ形成された長孔(図示せず)に
それぞれ摺動自在に係止されている。
【0020】また、前記下キャリッジ4aには、回転ク
ランク機構11が配設されており、この回転クランク機
構11は、下キャリッジ4aに回転駆動しうるように支
持された回転板12を有している。この回転板12の偏
心位置には、連結リンク14の一端部がピン13aによ
り枢着されており、この連結リンク14の他端部は、上
キャリッジ4bにピン13bにより枢着されている。そ
して、前記回転板12をモータ等の駆動手段(図示せ
ず)により回転駆動させるようになっており、この回転
板12の回転により、前記連結リンク14を介して上キ
ャリッジ4bを平行に動作させるようになっている。
【0021】また、前記上キャリッジ4bの左右両側部
上面には、相互に内側に緩やかに湾曲してなる板状の一
対のアーム15がほぼリボンカセット5の幅と等しい間
隔を隔てて立設されており、このアームの先端部には、
上下端に突起が形成された係合部15aが形成されてい
る。また、前記上キャリッジ4bの中央部には、インク
リボン17を巻取る巻取りボビン16aおよびインクリ
ボン17を送出する送出ボビン16bが互いに所定間隔
を隔てて回転自在に配設されており、前記巻取りボビン
16aを回転駆動することにより、インクリボン17を
所定の方向に走行させるようになされている。
【0022】さらに、前記キャリッジ4のプラテン2に
対して遠方側の端縁上面には、リボンカセット5に収納
されたインクリボンの種類を検出する光センサ18が配
設されており、この光センサ18は、熱転写プリンタ1
の所望の位置に配設されこの熱転写プリンタ1の記録動
作等の制御を行なう制御部25に接続されている。この
制御部25は、少なくともキャリッジ4の移動に伴う光
センサ18からの出力信号に基づいて、リボンカセット
5の有無およびリボンカセット5に収納されたインクリ
ボン17の種類、ホームポジションに対するキャリッジ
4の移動距離、後述するキャノピ19の開閉状態、隣位
あるいは離間した一対のリボンカセット5間の距離等を
判別または検出可能とされている。
【0023】図1および図2に示すように、キャリッジ
4の上方には、前記フレームに図2において両矢印Aで
示すように開閉自在に支持されたほぼ板状のキャノピ1
9が前記キャリッジ4に対して所定間隔を有するように
配設されている。このキャノピ19は、閉状態におい
て、紙送り機構(図示せず)の出口側の紙押えとして機
能するものであり、キャリッジ4と対向するようにし
て、キャリッジ4の移動領域とほぼ同一の長さとされて
いる。
【0024】前記キャノピ19のキャリッジ4と対向す
る下面の所定位置には、リボンカセット5を保持する複
数のカセットホルダ(図示せず)が設けられており、各
カセットホルダにより、カラー画像の記録を行なうため
の4色の熱昇華性インクからなるインクリボン17a,
17b,17c,17dが収納されたリボンカセット5
a,5b,5c,5dがキャリッジ4の移動方向に沿っ
て1列に配列されるようになっている。このうち、リボ
ンカセット5aには、イエローの熱昇華性インクからな
るインクリボン17aが、リボンカセット5bには、マ
ゼンタの熱昇華性インクからなるインクリボン17b
が、リボンカセット5cには、シアンの熱昇華性インク
からなるインクリボン17cが、また、リボンカセット
5dには、透明の熱溶融性インクからなるインクリボン
17dがそれぞれ収納されている。
【0025】そして、各リボンカセット5a,5b,5
c,5dは、図2に両矢印Bで示すように、キャノピ1
9と上キャリッジ4bとの間で選択的に受け渡しが行な
われるようになっている。
【0026】前記各リボンカセット5a,5b,5c,
5dのケース本体20は、インクリボン17の種類にか
かわらず、すべてが同一形状、同一寸法に形成されてお
り、このケース本体20の内部には、インクリボン17
が巻回され記録に供した部分のインクリボン17を巻取
る巻取りリール21aおよびインクリボン17を送り出
す送出リール21bが回転自在に収容されている。ま
た、前記リボンカセット5のキャリッジ4に搭載された
状態でプラテン2と対向する面には、サーマルヘッド7
が臨む凹部22が形成されており、この凹部22の内側
においてインクリボン17の中間部が外部に導出される
ようになっている。さらに、前記ケース本体20の内部
であって前記インクリボン17の走行経路途中には、回
転自在に支持された一対のリボン送りローラ(図示せ
ず)および複数のガイドローラ(図示せず)等が配設さ
れている。
【0027】また、リボンカセット5の凹部22が形成
された面と平行に延在する後面には、各リボンカセット
5内に収納されているインクリボン17の種類を判別す
るための識別マーク23が形成されており、この識別マ
ーク23は、インクリボン17の種類によって異なる数
の縞状の非反射部24aを有する反射シール24により
形成されている。本実施形態においては、図1において
左端に示すリボンカセット5aには、3本の非反射部2
4aを有する反射シール24Aが識別マーク23として
貼着されており、以下順に、リボンカセット5bには、
4本の非反射部24aを有する反射シール24Bが識別
マーク23として貼着されており、リボンカセット5c
には、2本の非反射部24aを有する反射シール24C
が識別マーク23として貼着されており、リボンカセッ
ト5dには、1本の非反射部24aを有する反射シール
24Dが識別マーク23として貼着されている。そし
て、リボンカセット5の後面の左端部が識別マーク23
の検出のための基準位置BPとされ、識別マーク23の
図1において右端に位置する非反射部24aの右端位置
までの距離Lを、すべての識別マーク23において同一
とするとともに、この距離L内にインクリボン17の種
類を識別するための所望の非反射部24aを形成するよ
うになされている。
【0028】そして、この識別マーク23をキャリッジ
4に設けた光センサ18によって検出し、この検出信号
をプリンタの制御部25に出力し、この制御部25内に
おいて各リボンカセット5における識別マーク23の非
反射部24aの数を計数することによりリボンカセット
5内に収納されているインクリボン17の種類を判別す
るようになっている。さらに、使用に供するインクリボ
ン17の種類に対応する識別マーク23を光センサ18
が検出した状態でキャリッジ4が停止可能とされてお
り、キャリッジ4が停止した状態で、キャノピ19のカ
セットホルダに配設されているリボンカセット5が上キ
ャリッジ4bに受け渡されるようになっている。
【0029】前記制御部25は、図4に示すように、R
AM26とROM27とを有しており、このうちRAM
26には、記録のための画像情報をイエロー、マゼン
タ、シアンの3色に色分解して色別の記録データとして
格納されるとともに、本実施形態においては、イエロ
ー、マゼンダ、シアンにより記録される画像の縦、横の
最大値を満たす範囲のベタパターンを透明インクの記録
データとして格納するようになっている。そして、実際
の記録を行なう場合に、使用されるインクリボン17の
色に対応する色の記録データがRAM26から制御部2
5に出力され、この制御部25がサーマルヘッド7の複
数の発熱素子のいずれかを記録データに応じて選択的に
駆動するようになっている。
【0030】次に、前記構成の熱転写プリンタによる熱
転写記録方法について説明する。
【0031】本実施形態においては、図示しないホスト
コンピュータやイメージリーダ等から熱転写プリンタ1
の制御部25に入力された画像情報は、使用されるイエ
ロー、マゼンタおよびシアンの3色に色分解して色別の
記録データとしてRAM26に保存される。そして、実
際の記録は、リボンカセット5a,5b,5c,5dの
順に使用してイエロー、マゼンタ、シアンおよび透明の
インクの順に行なわれる。なお、有彩色は、イエロー、
マゼンタ、シアンの3色のインクのうちのいずれか1色
もしくは2色の組合せに濃度階調を加えて形成されるも
のであり、無彩色は、イエロー、マゼンタ、シアンの3
色のインクの組合せに濃度階調を加えて形成される。
【0032】まず、最初に行なわれるイエローのインク
の記録を行なう場合について説明する。イエローの熱昇
華性インクリボン17aが収納されているリボンカセッ
ト5aの検出動作は、制御部25からの指令によりホー
ムポジションに位置するキャリッジ4を図1において右
方向に移動させることにより、キャリッジ4に配設した
光センサ18が、リボンカセット5の識別マーク23を
検出することにより行なわれる。そして、光センサ18
は、非反射部24aの配列およびピッチ等の構成による
各識別マーク23の固有の検出信号を制御部25に送出
し、制御部25において指令に対応するリボンカセット
5aの識別マーク23かどうかを判断し、指令に対応す
るリボンカセット5aの識別マーク23の場合には、キ
ャリッジ4の移動を停止し、指令に対応するリボンカセ
ット5aの識別マーク23でない場合には、指令に対応
するリボンカセット5aの識別マーク23を検出するま
でキャリッジ4の移動を継続する。
【0033】その後、対応するリボンカセット5aに対
向する位置でキャリッジ4を停止し、各平行クランク機
構8と回転クランク機構11を駆動して上キャリッジ4
bを上昇させ、キャノピ19のカセットホルダに保持さ
れイエローの熱昇華性インクリボン17aが収納されて
いるリボンカセット5aを上キャリッジ4に受け渡す。
そして、再度、各平行クランク機構8と回転クランク機
構11を駆動して上キャリッジ4bを下キャリッジ4a
に接触するように下降させる。
【0034】この状態で、サーマルヘッドとプラテンと
の間に所定の用紙を搬送し、前記サーマルヘッドをイエ
ローのインクリボンを介して前記用紙に圧接させた状態
で、キャリッジをプラテンに沿って移動させるととも
に、前記インクリボンを巻取りながら、制御部25によ
り記録画像の濃度に応じて前記サーマルヘッドの発熱素
子に選択的に通電して発熱させることにより、インクリ
ボンのイエローインクを部分的に用紙に転写して用紙上
にイエローの記録を行なうようになっている。
【0035】このイエローの記録が終了したら、使用に
供したイエローインクのリボンカセット5aがあらかじ
め保持されていたカセットホルダに対向する位置にキャ
リッジ4を停止させ、前述した動作と同様に上キャリッ
ジ4bを上昇させ、この上キャリッジ4bに搭載されて
いるイエローインクのリボンカセット5aをカセットホ
ルダに受け渡す。
【0036】次いで、光センサ18により次の記録に供
されるマゼンタのリボンカセット5bの識別マーク23
を検出し、このリボンカセット5bをキャリッジ4に搭
載し、前記イエローの記録の場合と同様に、リボンカセ
ット5bを使用したマゼンタの記録を行なうようになっ
ている。
【0037】このマゼンタの記録が終了したら、同様に
してシアンの記録が行なわれる。
【0038】そして、この3色の記録が終了した後、本
実施形態においては、制御部25のRAM26から熱溶
融性の透明インクを使用するベタパターンの記録データ
が出力され、イエロー、マゼンダ、シアンにより記録さ
れた画像の縦、横の最大値を満たす範囲のベタパターン
で前記イエロー、マゼンダ、シアンにより記録された画
像の表面に透明インクのオーバープリントを行なうよう
になっている。この場合に、本実施形態においては、例
えば、剥離レバー(図示せず)等をキャリッジ4に配設
することにより、インクリボンの剥離動作を遅らせると
ともに剥離力を低くして冷時剥離を行なうようになって
いる。
【0039】ところで、通常の色の画像は2色以下の熱
昇華性インクの重ね合わせにより行なわれるが、黒色お
よび高濃度のグレーの画像を得るためにはイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色の熱昇華性インクの重ね合わせを
行なう必要があり、さらに、本実施形態においては、3
色の熱昇華性インクによる記録後、熱溶融性の透明イン
クによりオーバープリントを行なうようになっている。
【0040】また、2色以下のインクを重ねた記録を行
なう場合、多量のエネルギをサーマルヘッド7の発熱素
子に印加して記録を行なっても、用紙になんらの悪影響
を与えることなく良好な品質の記録を行なうことができ
るが、同量のエネルギの付与を行なって3色のインクの
記録さらには透明のインクのオーバープリントを行なう
と、用紙に熱変形が生じて、しわ、凹凸等のいわゆるマ
ット化現象を生じ、良好な品質の記録を行なうことがで
きない。
【0041】そこで、本実施形態においては、前記制御
部25によりサーマルヘッド7の発熱素子に印加するエ
ネルギを画像濃度に応じて制御するようになっている。
次表は、16階調での各色による記録の際における発熱
素子への印加エネルギとマット化現象との関連を示すも
のである。
【0042】 前記表において、縦軸は、イエロー、マゼンタ、シアン
の記録を行なう際の発熱素子への印加エネルギを示し、
また、横軸は、透明のオーバープリントを行なう際の発
熱素子への印加エネルギを示している。この印加エネル
ギは、数値が大きくなるほどエネルギが大きくなってお
り、その数値は16段階で濃度を表現する際の相対的な
印加エネルギ量を表わしている。さらに、縦軸と横軸の
交点の印は、(○)がマット化現象の生じない状態、
(×)がマット化現象の生じる状態をそれぞれ示してい
る。
【0043】この表によれば、3色以下のインクの重ね
合わせにより画像を形成する場合には、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの記録を行なう際の印加エネルギの量が1
1以上のときにマット化現象を生じる。しかしながら、
この3色のインクに透明のインクをオーバープリントす
る場合であっても、透明の記録を行なう際の印加エネル
ギが2以上10以下であればマット化現象が生じない
し、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の記録を行なう
場合の印加エネルギが10以下であれば、透明のインク
によるオーバープリントを行なう際の印加エネルギが最
大の15であってもマット化現象は生じない。
【0044】この理由としては、透明のインクによるオ
ーバープリントを行なう際の印加エネルギが2以上10
以下である場合には、3色のインクの重ね合わせにより
マット化現象が生じても、その後に重ね合わされる黒の
記録の際の加熱によりラミネート効果を生じ、用紙表面
の凹凸が平滑化されることに起因している。また、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色の記録を行なう際の印加
エネルギが10以下である場合には、最後の透明のイン
クによるオーバープリントを行なう際の印加エネルギに
それまでの累積エネルギを加えた総エネルギがマット化
現象を生じるエネルギ以下であることに起因している。
【0045】そこで、本実施形態においては、制御部2
5により、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の熱昇華
性インクを使用する記録を、記録画像の濃度に応じて前
記表における最大15までのうちのいずれかの印加エネ
ルギにより行なうように制御するものである。また、透
明インクによるオーバープリントは、印加エネルギが最
小2、最大10となるように印加エネルギを低く制御す
るようになっている。なお、黒やグレーの無彩色の画像
を形成するためには、通常イエロー、マゼンタ、シアン
の各色のインクによる記録の際の発熱素子に対する印加
エネルギは通常相互に等しくされている。
【0046】また、イエロー、マゼンタ、シアンの各色
のインクによる記録の際の発熱素子に対する印加エネル
ギが低濃度で10以下の場合は、その後の透明のインク
によるオーバープリントの際の印加エネルギを加えても
用紙にマット化現象の生じるおそれはないため、黒の記
録を最大15の印加エネルギにより行なうことも可能で
ある。
【0047】したがって、本実施形態においては、イエ
ロー、マゼンダ、シアンの3色のインクによる記録が終
了した後、イエロー、マゼンダ、シアンにより記録され
た画像の縦、横の最大値を満たす範囲のベタパターンで
このイエロー、マゼンダ、シアンにより記録された画像
の表面に透明インクのオーバープリントを行なうように
しているので、このオーバープリントにより、3色の熱
昇華性インクにより記録された画像を保護することがで
き、その結果、記録後に長期間放置した場合でも、紫外
線等による退色やインク落ち等の発生を確実に防止する
ことができ、長期間にわたって印字品質を保持すること
ができる。
【0048】また、透明インクによりオーバープリント
を行なう場合に、サーマルヘッド7の発熱素子への印加
エネルギを他の3色の記録の際に発熱素子に印加するエ
ネルギより小さくしたので、イエロー、マゼンタ、シア
ンの各色のインクによる記録の際の発熱素子に対する印
加エネルギによりマット化現象が生じて用紙に凹凸が形
成されていたとしても、透明インクのオーバープリント
を行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果により用
紙の凹凸を平滑化してマット化現象を解消することがで
き、良好な品質の記録を行なうことができる。
【0049】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係る熱転写記録方法は、イエロー、マゼンダおよびシ
アンにより記録された画像の表面に透明の熱溶融性イン
クを転写するオーバープリントを行なうようにしたの
で、このオーバープリントにより、3色の熱昇華性イン
クにより記録された画像を保護することができ、その結
果、記録後に長期間放置した場合でも、紫外線等による
退色やインク落ち等の発生を確実に防止することがで
き、長期間にわたって印字品質を保持することができ
る。
【0051】また、請求項2に記載の発明は、イエロ
ー、マゼンダおよびシアンにより記録された画像の縦、
横の最大値を満たす範囲のベタパターンでオーバープリ
ントを行なうようにしているので、記録画像の全体にわ
たってオーバープリントを行なうことができ、このオー
バープリントにより、記録画像全体を保護することがで
きる。
【0052】さらに、請求項3に記載の発明は、透明イ
ンクによりオーバープリントを行なう際の前記発熱素子
への印加エネルギを、サーマルヘッド7の発熱素子への
印加エネルギを他の3色の記録の際に発熱素子に印加す
るエネルギより小さくしたので、イエロー、マゼンタ、
シアンの各色のインクによる記録の際の発熱素子に対す
る印加エネルギによりマット化現象が生じて用紙に凹凸
が形成されていたとしても、透明インクのオーバープリ
ントを行なう際の用紙の加熱によるラミネート効果によ
り用紙の凹凸を平滑化してマット化現象を解消すること
ができ、良好な品質の記録を行なうことができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱転写記録方法を適用する熱転
写プリンタの実施の一形態を示す要部の斜視図
【図2】 図1の熱転写プリンタの要部の概略側面図
【図3】 図1の熱転写プリンタのキャリッジの概略側
面図
【図4】 図1の熱転写プリンタの制御部の概略を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 熱転写プリンタ 4 キャリッジ 4a 下キャリッジ 4b 上キャリッジ 5 リボンカセット 7 サーマルヘッド 17 インクリボン 18 光センサ 19 キャノピ 23 識別マーク 24 反射シール 24a 非反射部 25 制御部 26 RAM 27 ROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロー、マゼンタおよびシアンの3色
    の熱昇華性インクからなるインクリボンを用いサーマル
    ヘッドの複数の発熱素子に選択的にエネルギを印加して
    熱昇華性インクを用紙に転写してカラー画像の記録を行
    なう熱転写記録方法であって、前記イエロー、マゼンダ
    およびシアンの3色の熱昇華性インクを重ねて記録した
    後、前記イエロー、マゼンダおよびシアンにより記録さ
    れた画像の表面に透明の熱溶融性インクを転写するオー
    バープリントを行なうようにしたことを特徴とする熱転
    写記録方法。
  2. 【請求項2】 前記オーバープリントは、前記イエロ
    ー、マゼンダおよびシアンにより記録された画像の縦、
    横の最大値を満たす範囲のベタパターンで行なうことを
    特徴とする請求項1に記載の熱転写記録方法。
  3. 【請求項3】 前記イエロー、マゼンダおよびシアンに
    より記録された画像が所定濃度以上の場合、前記透明イ
    ンクによるオーバープリントを行なう際の前記発熱素子
    への印加エネルギを、前記イエロー、マゼンタ、シアン
    のそれぞれのインクによる記録を行なう際の前記発熱素
    子への印加エネルギよりも少なくしたことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の熱転写記録方法。
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JP2008194832A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Shinko Electric Co Ltd 印刷装置

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