JPH09226216A - 熱転写プリンタおよびその記録方法 - Google Patents

熱転写プリンタおよびその記録方法

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JPH09226216A
JPH09226216A JP3667396A JP3667396A JPH09226216A JP H09226216 A JPH09226216 A JP H09226216A JP 3667396 A JP3667396 A JP 3667396A JP 3667396 A JP3667396 A JP 3667396A JP H09226216 A JPH09226216 A JP H09226216A
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thermal
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ribbon
transfer
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JP3667396A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sagawai
伸一 寒川井
Kazuhiro Kamimura
和浩 上村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の熱転写プリンタで、同一の記録媒体に
対し、熱溶融性インクが塗布されたインクリボンを用い
た熱溶融転写記録と、昇華性インクが塗布されたインク
リボンを用いた熱昇華転写記録とを施すことができると
ともに、きわめて高品質の記録を施すことのできる熱転
写プリンタおよびその記録方法を提供すること。 【解決手段】 1枚の記録媒体に熱溶融転写記録モード
に基づく記録と熱昇華転写記録モードに基づく記録とを
施す場合に熱昇華転写記録モードに基づく記録を優先し
て施すように制御する制御部27を有していることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のリボンカセ
ットの中から所望のリボンカセットを選択し、自動的に
交換して記録しうる熱転写プリンタおよびその記録方法
に係り、特に、1つの記録媒体に対してフルカラーの画
像データの記録と文字データの記録とを行なう場合に好
適な熱転写プリンタおよびその記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写プリンタとしては、熱溶融
性インクが塗布されたインクリボン(熱溶融性インクリ
ボン)を用いて用紙に記録を行うものと、昇華性インク
が塗布されたインクリボン(熱昇華性インクリボン)を
用いて記録媒体に記録を行うものとが知られている。
【0003】一方の熱溶融性インクリボンを用いて記録
媒体に記録を行う熱転写プリンタ(以下、熱溶融式熱転
写プリンタと記す)は、普通紙、厚紙、葉書等の幅広い
種類の記録媒体に記録することができ、使い勝手に優れ
たものである。
【0004】他方の昇華性インクリボンを用いて用紙に
記録を行う熱転写プリンタ(以下、熱昇華式熱転写プリ
ンタと記す)は、用紙として表面処理が施された専用紙
を用いて銀鉛写真に匹敵する高画質の記録画像を得るこ
とができるものである。つまり、サーマルヘッドに付与
するエネルギーの量により用紙に昇華・転写されるイン
ク量が制御できるため、濃度階調を出すことが可能であ
り、その得られる画像は銀鉛写真に極めて近いものとな
る。このようにフルカラーの記録に適している反面、そ
れぞれの画素のエッジ部がぼやけるため、文字情報の記
録のようにシャープな画像を得る場合には適さない。
【0005】そして、熱溶融性インクが塗布されたイン
クリボンを用いて用紙に記録を行う熱溶融式熱転写プリ
ンタと、昇華性インクが塗布されたインクリボンを用い
て用紙に記録を行う熱昇華式熱転写プリンタは、それぞ
れ用いるインクの特性が異なることから、従来において
は、別方式の熱転写プリンタとしてそれぞれ個別に実用
化されている。
【0006】ところで、近年、年賀状の印刷やオリジナ
ルのカレンダーの作成等で、写真画像に文字を重ねて記
録するニーズが高まっており、このような記録を行なう
場合には、フルカラーの記録には熱昇華転写記録を行な
い、文字の記録には熱溶融転写記録を行なうといったよ
うに、1枚の記録媒体に対して2通りの記録を行なうこ
とで、所望の記録を得るようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の熱転写プリンタにおいては、熱溶融式熱転写プ
リンタと熱昇華式熱転写プリンタとはそれぞれ個別に実
用化されているために、写真画像に文字を入れた文書が
年賀状等に用いられるようになっているが、このように
記録媒体に対する一般的な記録と銀鉛写真に匹敵する高
画質の記録画像の記録とを必要とする場合には、熱溶融
式熱転写プリンタと熱溶融式熱転写プリンタとの方式の
異なる2台の熱転写プリンタを用いなければならず、大
きな設置スペースを要するとともに、経済的負担が増加
するという問題点があった。
【0008】また、熱溶融式熱転写プリンタの熱溶融性
インクと熱昇華式熱転写プリンタの熱昇華性インクとを
用いて1枚の記録媒体に記録を施した場合に、熱昇華性
インクによる記録を後から施すと記録画像の画質が低下
する場合があった。
【0009】すなわち、熱昇華性インクによる記録は熱
昇華性インクを記録媒体に滲み込ませることで記録され
るため、先に熱溶融性インクによる記録を施し、その上
に熱昇華性インクによる記録を施した場合には、熱昇華
性インクの滲み込む対象がないため画質が低下してしま
っていた。これに対して、先に熱昇華性インクによる記
録を施し、その上に熱溶融性インクによる記録を施す場
合には、前記熱昇華性インクは記録媒体に滲み込むよう
にして記録され、前記熱溶融性インクは前記熱昇華性イ
ンク上に確実に転写され、高品質の記録が得られてい
た。
【0010】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、1台の熱転写プリンタで、同一の記録媒体に対
し、熱溶融性インクが塗布されたインクリボンを用いた
熱溶融転写記録と、昇華性インクが塗布されたインクリ
ボンを用いた熱昇華転写記録とを施すことができるとと
もに、きわめて高品質の記録を施すことのできる熱転写
プリンタおよびその記録方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に記載の熱転写プリンタの特徴は、1
枚の記録媒体に熱溶融転写記録モードに基づく記録と熱
昇華転写記録モードに基づく記録とを施す場合に熱昇華
転写記録モードに基づく記録を優先して施すように制御
する制御部を有している点にある。そして、このような
構成を採用したことにより、それぞれの記録モードに適
した記録を施すことができるため容易に高品質の記録状
態を得ることができる。
【0012】また、請求項2に記載の熱転写プリンタの
記録方法の特徴は、1枚の記録媒体に熱溶融性インクを
用いる記録と熱昇華性インクを用いる記録とを施す場合
に、まず熱昇華性インクを用いる記録を行ない、ついで
熱溶融性インクを用いる記録を行なう点にある。そし
て、このような方法を採用したことにより、それぞれの
インクに適した記録を施すことができるため容易に高品
質の記録状態を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0014】図1は本発明に係る熱転写プリンタの一実
施形態の要部を示す斜視図であり、図2は要部の概略側
面図であり、図3はキャリッジの概略側面図であり、図
4は要部の構成を示すブロック図である。
【0015】図1に示すように、本実施形態の熱転写プ
リンタ1は、フレーム(図示せず)の所望の位置に平板
状のプラテン2がその記録面2aがほぼ垂直となるよう
に配設されており、このプラテン2の前側下方には、ガ
イドシャフト3がプラテン2と平行に配設されている。
そして、ガイドシャフト3の適宜な位置には、上下に分
割されたキャリッジ4が取着されており、下方に示す一
方は、ガイドシャフト3に取着される下キャリッジ4a
とされ、上方に示す他方は、後述するリボンカセット5
が取着されるとともに下キャリッジ4aに対し上下方向
に接離可能とされた上キャリッジ4bとされている。こ
のキャリッジ4は、1対のプーリ(図示せず)に巻回さ
れている適宜な駆動ベルト6を、ステッピングモータ等
の駆動手段(図示せず)により駆動させて、ガイドシャ
フト3に沿って往復動自在に駆動されるようになってい
る。また、キャリッジ4は、後述する制御部27によ
り、その移動速度を高速と低速との2段階の何れか一方
が選択可能とされている。
【0016】前記キャリッジ4には、プラテン2に対向
しかつプラテン2に対して駆動モータの駆動力をもって
動作可能な周知のヘッド移動機構(共に図示せず)によ
り、接離自在とされ、プラテン2に対して当接した圧接
状態(ヘッドダウン状態)においてプラテン2上の用紙
(図示せず)に記録をなすサーマルヘッド7が配設され
ている。そして、このサーマルヘッド7は、キーボー
ド、イメージスキャナ等の適宜な外部入力装置(図示せ
ず)により入力された所望の記録データに基づいて選択
的に発熱される整列配置された複数の発熱素子(図示せ
ず)を備えている。また、サーマルヘッド7は、後述す
る制御部27により、プラテン2に対する圧接力を強圧
接と弱圧接との何れか一方が選択可能とされるととも
に、サーマルヘッド7の熱エネルギを大と小との2段階
(詳しくは、発熱素子に対する通電時間を長時間と短時
間との2段階)の何れか一方が選択可能とされている。
【0017】ここで、本実施形態におけるカセット交換
機構について説明する。
【0018】前記キャリッジ4は、ガイドシャフト3に
取着される下キャリッジ4aの上面に、略平行をなす板
状の上キャリッジ4bが平行クランク機構8により下キ
ャリッジ4aに対して接離するように平行移動自在に取
着されて構成されている。この平行クランク機構8は、
図3に示すように、キャリッジ4の左右両端に1対設け
られ、互いにX状に交差した1対のリンク9a,9bを
有しており、これらのリンク9a,9bの交差位置はピ
ン10aにより枢着され、リンク9a,9bの端部はピ
ン10b,10c,10d,10eによりそれぞれ下キ
ャリッジ4aおよび上キャリッジ4bの左右側部上端部
に形成された長孔(図示せず)に摺動自在に係止されて
いる。
【0019】また、前記下キャリッジ4aには、回転ク
ランク機構11が配設されており、この回転クランク機
構11により上キャリッジ4bの平行移動の操作がなさ
れるようになっている。この回転クランク機構11は、
下キャリッジ4aに回転駆動し得るように支持された回
転部材をなす回転板12と、この回転板12の偏心位置
にピン13aにより枢着された連結部材をなす連結リン
ク14とからなり、連結リンク14の先端が上キャリッ
ジ4bにピン13bにより枢着されて構成されている。
そして、回転板12は、モータ等の適宜な駆動手段(図
示せず)により回転駆動されるようになっている。
【0020】図1および図2に示すように、キャリッジ
4の上方には、適宜な間隔を隔てて、図示しないフレー
ムに図2において両矢印Aにて示すように開閉自在に支
持された略板状のキャノピー15が配設されている。こ
のキャノピー15は、閉状態において、紙送り機構(図
示せず)の出口側の紙押えとして機能するものであり、
キャリッジ4と対向するようにして配設されており、キ
ャリッジ4の移動領域とほぼ同一の長さとされている。
【0021】前記キャノピー15のキャリッジ4と平行
に対峙する下面の所定位置には、複数のリボンカセット
5を保持するカセットホルダ(図示せず)が設けられて
おり、このカセットホルダにより、複数、本実施形態に
おいては多色記録を行うための4色のインクリボン16
K,16Y,16M,16Cが収納されたリボンカセッ
ト5K,5Y,5M,5Cがキャリッジ4の移動方向に
一列状に配設されるようになっている。本実施形態にお
いては、黒の熱溶融性インクが塗布されたインクリボン
(熱溶融性インクリボン)16Kが内部に収納されたリ
ボンカセット5Kと、熱昇華性インクが塗布されたイン
クリボン(熱昇華性インクリボン)16Y、16M,1
6Cが内部に収納されたリボンカセット5Y,5M,5
Cとがキャリッジ4の移動方向に一列状に配設されてい
るものとする。なお、本実施形態では、インクリボン1
6Yはイエロー、インクリボン16Mはマゼンタ、イン
クリボン16Cはシアンのインクリボンとして説明す
る。そして、各リボンカセット5K,5Y,5M,5C
は、図2に両矢印Bにて示すように、回転クランク機構
11に伴って動作する平行クランク機構8の動作によ
り、キャノピー15と上キャリッジ4bとの間で選択的
に受け渡しが行われるようになっている。
【0022】図1に戻り、キャリッジ4について更に説
明すれば、前記上キャリッジ4bの左右両側部には、先
端が相互に内側に緩やかに湾曲し上下端に突起が形成さ
れた係合部17aとされている板状のアーム17がほぼ
リボンカセット5の幅と等しい間隔を隔てて立設されて
いる。そして、上キャリッジ4bの中央部には、相互に
所定間隔を隔てて1対の回転可能なボビン18が上方に
突出するようにして配設されており、このボビン18に
よりインクリボン16が所定の方向に走行可能とされて
いる。この1対のボビン18は、一方がインクリボン1
6を巻取る巻取りボビン18aとされ、他方がインクリ
ボン16を送出する送出ボビン18bとされている。ま
た、キャリッジ4のプラテン2に対して遠方側の端縁上
には、リボンカセット5に収納されたインクリボン16
の種類を検出するセンサ19として、光センサ19aが
配設されている。この光センサ19aとしては、本実施
形態においては反射型のものが用いられている。そし
て、光センサ19aは、熱転写プリンタ1の所望の位置
に配設された熱転写プリンタ1の記録動作等の制御をつ
かさどる後述する制御部27に接続されている。この制
御部27は、図示しないメモリ、CPU等により、少な
くともキャリッジ4の移動に伴う光センサ19aからの
出力信号に基づいて、リボンカセット5の有無およびリ
ボンカセット5に収納されたインクリボン16の種類、
ホームポジションに対するキャリッジ4の移動距離、後
述するキャノピー15の開閉状態、隣位あるいは離間し
た1対のリボンカセット5間の距離等を判別または検出
可能とされている。
【0023】なお、本実施形態の前記各リボンカセット
5K,5Y,5M,5Cは、インクリボン16の種類に
かかわらず、すべてが同一形状、同一寸法に形成されて
おり、上下1対とされた平面略矩形のケース本体20内
に、図示しない回転自在に支持された1対のリールと、
回転自在に支持された1対のリボン送りローラと、回転
自在に支持されたリボン経路に臨んでいる複数のガイド
ローラ等が配設されている。そして、1対のリール間に
インクリボン16が巻回され、インクリボン16のリボ
ン経路の中間部が外部に導出されている。この1対のリ
ールは、リボンカセット5が上キャリッジ4bに搭載さ
れると、その一方は、記録に供した部分のインクリボン
16を巻取る巻取りリールとされ、他方は、インクリボ
ンを送出する送出リールとされる。そして、各リールの
内周面には、複数のキー溝が周方向に間隔を隔ててスプ
ライン状に形成されており、一方のリールの内周面は、
前記巻取りボビン18aが係合される巻取り孔21aと
され、他方のリールの内周面は、前記送出ボビン18b
が係合される送出孔21bとされている。また、リボン
カセット5のキャリッジ4に搭載された状態でプラテン
2と対向する面には、サーマルヘッド7が臨む凹部22
が形成されており、この凹部22内においてインクリボ
ン16の中間部が導出されている。
【0024】また、リボンカセット5の凹部22が形成
された面と平行に延在する後面には、各リボンカセット
5内に収納されているインクリボン16の種類を判別す
るための識別マーク23が配置されている。本実施形態
の識別マーク23は、インクリボン16の種類によって
異なる数の縞状の非反射部24aを有する反射シール2
4により形成されている。
【0025】そして、この識別マーク23をキャリッジ
4に設けた光センサ19aによって検出し、この検出信
号をプリンタの制御部27に出力し、この制御部27内
において各リボンカセット5における識別マーク23の
数を計数することによりリボンカセット5内に収納され
ているインクリボン16の種類を判別するようになって
いる。
【0026】つまり、図1において左方に示すリボンカ
セット5aには、4本の非反射部24aを有する反射シ
ール24Aが識別マーク23として配置されており、図
1において右方に示すリボンカセット5bには、2本の
非反射部24aを有する反射シール24Bが識別マーク
23として配置されている。そして、リボンカセット5
の図1において手前側に示す後面の左端部が識別マーク
23の検出のための基準位置BPとされ、識別マーク2
3の図1において右端に位置する非反射部24aの右端
面までの距離Lを、すべての識別マーク23において同
一とするとともに、この距離L内にインクリボン16の
種類を識別するための所望の非反射部24aが形成され
ている。そして、使用に供する識別マーク23を光セン
サ19aが検出した状態でキャリッジ4が停止可能とさ
れており、キャリッジ4が停止した状態で、カセットホ
ルダに収納されているリボンカセット5が上キャリッジ
4bへ受け渡されるようになっている。
【0027】なお、識別マーク23は、リボンカセット
5に印刷してもよく、特に本実施形態の構成に限定され
るものではない。
【0028】また、本実施形態の熱転写プリンタは、図
4に示すように、外部入力部31から入力された記録デ
ータを記憶する記憶部25と、前記記録データの記録モ
ードを選択する記録モード選択部26と、この記録モー
ド選択部26により選択された記録モードに基づいて、
前記リボンカセット5の選択を行ない所望の記録を行な
うように制御する制御部27とから形成されている。
【0029】前記記録モード選択部26は、熱転写プリ
ンタのフレーム(図示せず)の所望の位置に配設された
図示しないモード選択スイッチSから送出される信号に
基づいて、当該記録を少なくとも熱溶融性インクリボン
16aを用いて普通紙等の用紙に熱溶融転写による記録
を行う熱溶融転写記録モードか熱昇華性インクリボン1
6bを用いて専用紙に熱昇華転写による記録を行う熱昇
華転写記録モードかを選択し、その結果を記録信号とし
て前記制御部27へ送出するようになされている。な
お、本実施形態において、前記モード選択スイッチSは
熱溶融転写記録モード、熱昇華転写記録モードおよび自
動選択モードを示す3種のスイッチ(それぞれS1、S
2、S3と示す)であり、操作者が所望のモード選択ス
イッチSを操作することで、前記記録モード選択部26
に対して選択された記録モードを示す選択モード信号が
送出されるようになっている。
【0030】また、前記記録モード選択部26は、前記
自動選択モードを示す記録モード選択スイッチSが操作
された場合に、前記記憶部26に記憶された記録データ
に基いて記録モードを自動的に選択するようになされた
自動選択手段28を有しており、この自動選択手段28
は、本実施形態においては、前記記録データが、2値デ
ータ(以下、文字データという)であると判別したとき
は熱溶融転写記録モードを自動的に選択し、3原色+階
調データ(以下、画像データという)であると判別した
ときは、熱昇華転写記録モードを自動的に選択するよう
になされている。
【0031】なお、他の実施形態において、文字データ
と画像データの識別をこの識別方法に限らないことはい
うまでもない。
【0032】そして、前記制御部27は、前記記録モー
ド選択部26の選択結果に基づいて、キャリッジ4の移
動速度、サーマルヘッド7への通電時間、サーマルヘッ
ド7のプラテン2に対する圧接力、リボンカセット5の
選択等を各モードに対応するように制御する熱溶融転写
記録モード制御部29および熱昇華転写記録モード制御
部30とを有している。また、この制御部27は、キャ
リッジ4の移動に伴う光センサ19aからの出力信号に
基づいて、リボンカセット5の有無およびリボンカセッ
ト5に収納されたインクリボン16の種類、ホームポジ
ションに対するキャリッジ4の移動距離、キャノピー1
5の開閉状態、リボンカセット5,5…間の距離等を判
別または検出するようになっている。さらに、自動選択
モードにスイッチが操作された場合には、前記制御部2
7は、その記録データが文字データであるか、画像デー
タであるかを判断し、文字データであると判別したとき
は、熱溶融転写記録モードを選択し、画像データである
と判別したときは熱昇華転写記録モードを選択して自動
的に記録を行ない、さらには、その記録データが文字デ
ータと画像データを混在させるものである場合には、専
用紙を用いて熱昇華転写記録モードにより画像データを
優先させて記録し、その後に前記画像データに重ねて文
字データを記録するように制御するようになっている。
【0033】つぎに、本発明に係る熱転写プリンタの記
録方法の本実施形態について説明する。
【0034】まず、操作者は、外部入力部31から、所
望の記録データを入力した後、本実施形態の熱転写プリ
ンタ1を駆動し、記録目的に合致するように、モード切
換スイッチを選択動作させることによって、記録モード
の選択が行われる。
【0035】そして、記録モードの選択動作が行われる
と、前記モード切換スイッチSから記録モード選択部2
6に対して信号が送出され、前記記録モード選択部26
は、選択されたモード切換スイッチSから送出された選
択モード信号が、熱溶融転写記録モード、熱昇華転写記
録モード、自動選択モードのうちいずれのモードを示す
選択モード信号であるかを判別し、前記制御部27に対
して記録モード信号を送出する。
【0036】このとき、操作者により選択されたモード
切換スイッチSが自動選択モードであると判別した場合
には、前記自動選択手段28により、外部入力部31か
ら入力され記憶部25に記憶されている記録データが文
字データであるか、画像データであるかを判断し、文字
データであると判別したときは、熱溶融転写記録モード
を選択し、画像データであると判別したときは熱昇華転
写記録モードを選択し、それぞれの記録モード信号を制
御部27に対し送出する。また、前記記録データとし
て、文字データと画像データが混在する場合には、前記
画像データの熱昇華転写記録モードによる記録を優先さ
せて選択し、その後に、同一の記録媒体に対して文字デ
ータの熱溶融転写記録を行なうように判断し制御する。
【0037】次に、前記制御部27では、前記記録モー
ド信号に基づいて熱溶融転写記録モード制御部29また
は熱昇華転写記録モード制御部30の何れか一方を動作
させ、前記カセット交換機構により、熱溶融転写記録モ
ードまたは熱昇華転写記録モードの何れか一方に対応し
たインクリボン16が収納されたリボンカセット5の選
択動作を開始する。
【0038】リボンカセット5の選択動作が開始される
と、制御部27(詳しくは、熱溶融転写記録モード制御
部29または熱昇華転写記録モード制御部30の何れか
一方)からの指令により、ホームポジションに位置する
キャリッジ4を移動(走行)させて、キャリッジ4に配
設した光センサ19aが、リボンカセット5の識別マー
ク23を検出する。そして、光センサ19aは、非反射
部24aの配列およびピッチ等の構成による各識別マー
ク23の固有の検出信号を制御部27に送出し、制御部
27において発せられた指令に対応する識別マーク23
かどうかを判断し、指令に対応する識別マーク23の場
合には、キャリッジ4の移動を停止し、指令に対応する
識別マーク23でない場合には、指令に対応する識別マ
ーク23を検出するまでキャリッジ4の移動を継続す
る。
【0039】そして、選択された記録モードに対応する
インクリボン16を内部に収納したリボンカセット5
が、前述したカセット交換機構を構成する平行クランク
機構8および回転クランク機構11によって、図2に両
矢印Bにて示すように、キャノピー15と上キャリッジ
4bとの間で選択的に受け渡されて、リボンカセット5
がキャリッジ4に装着されてリボンカセット5の選択動
作が終了する。
【0040】なお、本実施形態の画像データの記録の色
順としては、イエローY、マゼンタM、シアンCの順に
行なうこととする。
【0041】そして、前述したように、使用に供される
リボンカセット5が複数本に亘る場合にも、本実施形態
においては、インクリボン16の種類によるリボンカセ
ット5の反射シール24の違いを検出することにより、
リボンカセット5(詳しくは、インクリボン16)を確
実に判別することができる。
【0042】また、本実施形態におけるリボンカセット
5の種類の検出は、リボンカセット5に配設した識別マ
ーク23とキャリッジ4に配設された光センサ19aと
により非接触状態で行われるので、検出動作に伴う可動
部分がないので長期間に亘り安定した動作を保持するこ
とができる。
【0043】さらに、本実施形態によれば、リボンカセ
ット5の種類の増加に対しても、識別マーク23を形成
する反射シール24の非反射部24aの配列やピッチ等
を既存の反射シール24と異ならせることにより簡単に
対処することができる。
【0044】また、本実施形態のリボンカセット5は、
インクリボン16の種類にかかわらず、リボンカセット
5のケース本体20のすべてが同一形状、同一寸法に形
成されており、このようなリボンカセット5は、1種類
の成型金型を用いて樹脂を射出成型すること等により効
率よく形成することができ、リボンカセット5の生産管
理、保管、在庫管理等にかかる労力を低減することがで
きるとともに、少品種大量生産が可能となり低コスト化
を図ることができる。
【0045】さらにまた、本実施形態の熱転写プリンタ
1によれば、各リボンカセット5はキャノピー15の所
定位置に取着されるので、キャリッジ4のホームポジシ
ョンから各リボンカセット5の識別マーク23までの距
離が一定値とされ、ホームポジションに対するキャリッ
ジ4の移動距離を容易に検出することができる。つま
り、キャリッジ4を駆動するステッピングモータ(図示
せず)のステップ数をカウントすることにより、ホーム
ポジションに対するキャリッジ4の移動距離を容易に検
出することができる。言い換えると、ホームポジション
を容易に検出することができる。そして、予め定められ
ているホームポジションから各リボンカセット5の識別
マーク23までの距離に対応するステッピングモータの
ステップ数と、キャリッジ4を駆動させた場合の実際の
ステッピングモータのステップ数とを比較することによ
り、ホームポジションとリボンカセット5との距離の変
化、および、リボンカセット5間の距離の変化等の温度
による熱転写プリンタ1の変化を検出することもでき
る。
【0046】また、本実施形態の熱転写プリンタ1によ
れば、リボンカセット5はキャノピー15の所定位置に
取着されているので、キャノピー15が開状態とされた
場合には、リボンカセット5の識別マーク23が光セン
サ19aに対して対向せず、結果として、キャリッジ4
の走査を行っても、光センサ19aによるリボンカセッ
ト5の識別マーク23の検知を行うことができないこと
となる。これを利用してキャノピー15の開閉状態を検
出することができる。
【0047】このように、本実施形態の熱転写プリンタ
1によれば、リボンカセット5の有無および種類の検出
と、ホームポジションの検出と、キャノピー15の開閉
状態の検出等とを1つのセンサ19で兼用することがで
きるので、総合的に低コスト化を図ることができる。
【0048】次に、前述のようにして、リボンカセット
5の選択動作が終了すると、選択された記録モードに対
応する記録媒体がプラテン2とサーマルヘッド7との間
に人手あるいは図示しない給紙装置によりセットされた
ことを確認して記録動作が開始される。なお、本実施形
態においては、前記記録媒体として、いずれの記録モー
ドでの記録時にも熱昇華転写記録モード用の専用紙を用
いることとする。しかし、熱溶融転写記録モードでの記
録時においては、普通紙を用いた記録が可能であること
はいうまでもない。
【0049】記録動作が開始されると、熱溶融転写記録
モードの場合には、制御部27の熱溶融転写記録モード
制御部29からの指令により、ヘッドダウン状態におけ
るプラテン2に対するサーマルヘッド7の圧接力を0.
5〜3.0kg程度、キャリッジ4(サーマルヘッド
7)の移動速度(記録速度)を10〜50cm/秒程
度、サーマルヘッド7(詳しくは発熱素子)の1ドット
あたりの通電時間を50〜2000μ秒程度に制御し
て、記憶部25に記憶されている文字データの記録を行
なう。これにより、黒の熱溶融性インクリボン16Kを
用いて記録媒体に熱溶融転写による記録を確実に施すこ
とができる。
【0050】また、熱昇華転写記録モードの場合には、
制御部27の熱昇華転写記録モード制御部30からの指
令により、ヘッドダウン状態におけるプラテン2に対す
るサーマルヘッド7の圧接力を0.2〜1.5kg程度
として、キャリッジ4(サーマルヘッド7)の移動速度
(記録速度)を0.2〜25cm/秒程度、サーマルヘ
ッド7(詳しくは発熱素子)の1ドットあたりの通電時
間を170〜30000μ秒程度あるいは通電を複数回
繰り返すように制御して、記憶部25に記憶されている
画像データの記録を行なう。これにより、熱昇華性イン
クリボン16bを用いて記録媒体に熱昇華転写による記
録を確実に施すことができる。
【0051】さらにまた、熱昇華転写記録モード時にお
けるプラテン2に対するサーマルヘッド7の圧接力を熱
溶融転写記録モード時より弱くすることにより、熱昇華
転写記録モード時におけるサーマルヘッド7の摩耗を低
減し、これにより、総合的なサーマルヘッド7の耐久性
を確実に向上させることができる。
【0052】そして、熱昇華転写記録モード時における
キャリッジ4(サーマルヘッド7)の移動速度(記録速
度)を熱溶融転写記録モード時より遅くするとともに、
熱昇華転写記録モード時におけるサーマルヘッド7の発
熱素子の1ドットあたりの通電時間を熱溶融転写記録モ
ード時より長くする、あるいは複数回繰り返すことによ
り、熱溶融性インクを溶融させて用紙に転写する熱溶融
転写記録モードより大きな熱エネルギーを必要とする、
熱昇華性インクを昇華させて記録媒体に転写する熱昇華
転写記録モードによる記録を確実に施すことができるの
で、銀鉛写真に匹敵する高画質の記録品質を得ることが
できる。
【0053】さらに、熱昇華転写記録モード時に、サー
マルヘッド7の発熱素子の1ドットあたりの通電を複数
回繰り返すことにより、通電時間を単純に長くした場合
にサーマルヘッド7の発熱素子の発熱温度が許容温度を
越えて破損するという危険性を確実に防止することがで
きる。
【0054】なお、熱昇華転写記録モードにより記録を
行なう場合は、前記カセット交換機構の制御を行なって
リボンカセット5をイエローY、マゼンタM、シアンC
の順に記録に供するようにすることは前述の通りであ
る。
【0055】そして、自動選択モードにスイッチを操作
すれば、制御部27において、その記録データが文字デ
ータであるか、画像データであるかを判断し、文字デー
タであると判別したときは、熱溶融転写記録モードを選
択し、画像データであると判別したときは熱昇華転写記
録モードを選択して自動的に記録を行ない、さらには、
その記録データが文字データと画像データを混在させる
ものである場合には、専用紙を用いて熱昇華転写記録モ
ードにより画像データを優先させて記録し、その後に前
記画像データに重ねて文字データを記録するように制御
するものであるので、熱昇華性インクにの上に熱溶融性
インクが載るかたちとなり、画像データは高画質の記録
を得ることができ、文字データもエッジ部がぼやけるこ
とのないシャープなラインの記録を得ることができる。
【0056】なお、前記記録データが文字データと画像
データを混在させるものであって、熱昇華転写記録モー
ドにより画像データを優先して記録する場合には、熱昇
華性インクにより記録媒体1枚分の記録を施した後に、
つぎの熱溶融性インクによる記録媒体1枚分の記録を施
すように制御するのが一般的であるが、この記録を1枚
の記録媒体に対して1行ごとに熱昇華性インクによる記
録を優先してその上から熱溶融性インクによる記録を施
すように制御してもよい。
【0057】このように、本実施形態の熱転写プリンタ
1は、記録目的に応じてモード切換スイッチを切換える
ことにより、熱溶融性インクリボン16aを用いて溶融
転写による記録を行う熱溶融転写記録モードと、熱昇華
性インクリボン16bを用いて専用紙に熱昇華転写によ
る銀鉛写真に匹敵する高画質の記録を行う熱昇華転写記
録モードとを簡単に選択して記録を行うことができるの
で、1台の熱転写プリンタ1をもって、記録媒体に対す
る一般的な記録と銀鉛写真に匹敵する高画質の記録画像
の記録とを確実に行うことができるとともに、設置スペ
ースを従来より確実に低減することができる。
【0058】また、制御部27により、画像データ中の
黒を示す部分は全て熱溶融転写記録により記録を施すよ
うに制御することとすれば、画像データとして記憶部に
記憶された線図のラインもシャープな線描とすることが
可能となる。
【0059】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0060】例えば、前記キャノピーの複数のカセット
ホルダに配設されるリボンカセットは前述の組合わせに
限ることなく、例えば、当該熱転写プリンタを熱溶融転
写記録モードの専用機として用いる場合には、このカセ
ットホルダに配設されるリボンカセットの全てを熱溶融
性インクを塗布したインクリボンを収納するものとして
もよいし、その逆もまた成立つ。さらに、当該熱転写プ
リンタの記録制御によっては、長手方向に所定間隔で色
の異なるインク層が繰り返し形成されているとともに、
それぞれの色のインク層を判別するためのマーカが形成
されてなるカラーインクリボンを用いることも可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る熱転写プ
リンタおよびその記録方法によれば、1台の熱転写プリ
ンタで、その記録目的に応じて熱溶融転写記録モードと
熱昇華転写記録モードとを簡単に選択して記録を行うこ
とができるので、設置スペースを従来より確実に低減す
ることができるとともに、高画質の記録を確実に行うこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱転写プリンタの一実施形態の
要部を示す斜視図
【図2】 本発明に係る熱転写プリンタの一実施形態の
要部を示す概略側面図
【図3】 本発明に係る熱転写プリンタの一実施形態の
キャリッジの概略側面図
【図4】 本発明に係る熱転写プリンタの一実施形態の
要部の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 熱転写プリンタ 2 プラテン 4 キャリッジ 5 リボンカセット 5K (熱溶融性インクが塗布されたインクリボンが内
部に収納された)リボンカセット 5Y,5M,5C (熱昇華性インクが塗布されたイン
クリボンが内部に収納された)リボンカセット 7 サーマルヘッド 17 インクリボン 17K (熱溶融性インクが塗布された)インクリボン 17Y,17M,17C (熱昇華性インクが塗布され
た)インクリボン 25 記憶部 26 記録モード選択部 27 制御部 28 自動選択手段 29 熱溶融転写記録モード制御部 30 熱昇華転写記録モード制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リボンカセットを搭載しプラテンに沿っ
    て往復移動可能とされるキャリッジと、 このキャリッジに対向するようにして所定位置に複数の
    リボンカセットを保持するカセット保持部と、 前記キャリッジと前記カセット保持部との間で所望のリ
    ボンカセットを自動的に選択し交換しうるカセット交換
    機構とを備えてなる熱転写プリンタであって、 前記複数のリボンカセットのうちの一部に収納されてい
    る熱溶融性インクリボンを用いて記録媒体に熱溶融転写
    による記録を行う熱溶融転写記録モード、および前記複
    数のリボンカセットのうちの残部に収納されている熱昇
    華性インクリボンを用いて記録媒体に熱昇華転写による
    記録を行う熱昇華転写記録モードからなる記録モード
    と、 外部入力部から入力された記録データに対応するいずれ
    かの記録モードを選択する記録モード選択部と、 この記録モード選択部により選択された記録モードに基
    づいて、前記カセット交換機構によるリボンカセットの
    選択を行ない記録データに対応した記録モードで記録を
    行なうとともに、1枚の記録媒体に熱溶融転写記録モー
    ドに基づく記録と熱昇華転写記録モードに基づく記録と
    を施す場合には熱昇華転写記録モードに基づく記録を優
    先して施すように制御する制御部とを有することを特徴
    とする熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】 1枚の記録媒体に熱溶融性インクを用い
    る記録と熱昇華性インクを用いる記録とを施す場合に、
    まず熱昇華性インクを用いる記録を行ない、ついで熱溶
    融性インクを用いる記録を行なうことを特徴とする熱転
    写プリンタの記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2339725A (en) * 1998-03-13 2000-02-09 Roland Man Druckmasch Thermal transfer printer including a control system which identifies and selects a tape cassette from a plurality thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2339725A (en) * 1998-03-13 2000-02-09 Roland Man Druckmasch Thermal transfer printer including a control system which identifies and selects a tape cassette from a plurality thereof
US6304281B1 (en) 1998-03-13 2001-10-16 Man Roland Druckmaschinen Ag Process and device for providing thermal transfer material for thermal transfer image generation
GB2339725B (en) * 1998-03-13 2002-03-13 Roland Man Druckmasch Thermal transfer imaging

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