JPH0999409A - 集合材及び集合材の製造方法 - Google Patents

集合材及び集合材の製造方法

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JPH0999409A
JPH0999409A JP28248895A JP28248895A JPH0999409A JP H0999409 A JPH0999409 A JP H0999409A JP 28248895 A JP28248895 A JP 28248895A JP 28248895 A JP28248895 A JP 28248895A JP H0999409 A JPH0999409 A JP H0999409A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の間伐材を集合するに際して、接着剤を
使用することなく各間伐材相互を十分な強度をもって集
合可能であり、もって接着剤中に含有される有機溶剤に
より健康衛生を阻害されることのない安全な、且つ、コ
ストの低い集合材及び集合材の製造方法を提供する。 【解決手段】 各原材2に形成された溝穴3Aを相互に
整合(合致)させて1つの溝穴3を形成すべく、4つの
各原材2をその厚さ方向に積層するとともに、各溝穴3
内に補強木材4を挿嵌することにより集合原材5を得た
後、かかる集合原材5を圧縮成形装置内に配置して軟化
処理、圧縮成形、及び、固定化処理を施して集合材1が
製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杉や檜等の成育過
程において除去される小径の間伐材や短尺及び端材の有
効利用を図り得る集合材、及び、その集合材の製造方法
に関し、特に、複数の間伐材を集合するに際して、接着
剤を使用することなく各間伐材相互を十分な強度をもっ
て集合可能であり、もって接着剤中に含有される有機溶
剤により健康衛生を阻害されることのない安全な、且
つ、コストの低い集合材及び集合材の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、杉、檜等は建築材料として多用
されているが、本来的に軟質材であることから堅牢度が
低く、これよりその使用可能な範囲については自ずと制
限が存在した。特に、杉、檜等の成育過程において除去
される間伐材は小径木であり、また、極めて柔らかく湾
曲していることが多いので、かかる間伐材は建築材料、
例えば、柱等としては殆ど使用できないものであった。
【0003】このような間伐材の有効利用を図るべく、
従来より各種の方法が提案されている。例えば、特開平
3−231802号公報には、木材を水蒸気雰囲気内に
置いて軟化させた後、高圧条件下にて圧縮成形して木材
の変形を固定化する木材の改質処理方法が記載されてい
る。また、特開平3−97503号公報には、木材を軟
化させるに際して高周波誘電加熱により柔軟化させた
後、加圧する木材の処理方法が記載されている。更に、
特開平5−116112号公報には、複数の間伐材を予
め面取り加工して楔形の四角形木柱素材とし、各四角形
木柱素材を接着剤を介して接着しつつ組み立ててなる複
合木柱材が記載されている。
【0004】しかしながら、前記特開平3−23180
2号公報、及び、特開平3−97503号公報に記載さ
れた木材の処理方法は、間伐材を軟化した後加圧してそ
の改質処理を行なうものではあるが、1本毎の間伐材に
処理を行なうための処理方法に過ぎない。従って、使用
価値の低い間伐材の改質を図って建築材料等として有効
利用を図ることができるものではあるものの、このよう
に改質処理された間伐材の利用範囲は、間伐材自体が小
径木であることを考慮すれば、建築材料の広い範囲に渡
って利用できるものではない。
【0005】また、前記特開平5−116112号公報
に記載された複合木柱材は、複数の間伐材を接着剤にて
相互に接着しつつ組み立てるものであるが、複合木柱材
の形状を所定の形状(例えば、四角形状)に成形するた
めには、各間伐材を予め面取り加工を行なって楔形の四
角形木柱素材としておく必要がある。このように各間伐
材について予め面取り加工を行なうことは非常に煩雑な
作業であり、また、これに伴ってコストが高くなってし
まうという問題があった。
【0006】このような問題点を解消すべく、特開平7
−32325号公報等には、複数本の木材を軟化させた
後各木材表面に接着剤を塗布し、各木材を加圧圧縮して
所定形状に成形する集成材及びその製造方法が記載され
ている。かかる集成材及びその製造方法によれば、建築
材料の広い範囲に渡って使用することができるととも
に、従来の集合材に必要な養生期間の短縮を図って生産
性を向上することができ、もってコストの低い集合材及
び集合材の製造方法を提供することができるものではあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の集成材においては、軟化処理をした後の各木材相互
を結着するについて接着剤を使用する必要がある。ここ
に、接着剤では、一般的に、樹脂成分が有機溶剤に溶解
されていることから、各木材の表面に接着剤を塗布する
際、及び、接着剤塗布後に各木材を圧縮成形する際に、
接着剤中に含有された有機溶剤が揮発して外気中に放散
されてしまう。このように外気中に放散された有機溶剤
は人体に有害であることが多く、これにより健康衛生上
の安全面において問題がある。
【0008】また、接着剤に含有されている有機溶剤
は、常温においても迅速に揮発してしまうものが多く、
従って、保管中に接着剤の粘度、成分比率等が変化して
しまう虞が多分に存するものであるから、接着剤の管理
は厳重に行われなければならない。このような接着剤の
管理は非常に煩雑なものである。また、接着剤の管理が
厳重に行われない場合には、各木材が十分な強度をもっ
て集成されなくなる虞が存在する。更に、各木材の集成
に接着剤を使用することから、各木材を軟化処理した後
に必ず接着剤塗布工程が行われることとなり、余分な工
程が必要となる。このように、接着剤の管理上の要請、
及び、接着剤塗布工程の必要性に起因して集成材の製造
コストが高くなってしまう問題がある。
【0009】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、複数の間伐材を集合するに際し
て、接着剤を使用することなく各間伐材相互を十分な強
度をもって集合可能であり、もって接着剤中に含有され
る有機溶剤により健康衛生を阻害されることのない安全
な、且つ、コストの低い集合材及び集合材の製造方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る集合材は、長さ方向と直交する方向に沿
って溝部が形成された複数の各木材における各溝部が相
互に整合するように、各木材を積層するとともに各溝部
内に補強木材を挿嵌した状態で軟化処理を行った後、所
定の圧縮率で圧縮成形及び固定化処理を施した構成を有
する。
【0011】また、請求項1の集合材は、請求項2に記
載されているように、長さ方向と直交する方向に沿って
溝部が形成された複数の各木材における各溝部が相互に
整合するように、各木材を積層する工程と、各溝部内に
補強木材を挿嵌した状態で軟化処理を行う工程と、軟化
処理された各木材を所定の圧縮率で圧縮成形する工程
と、圧縮成形された各木材の固定化処理を施す工程とか
ら製造される。
【0012】前記集合材及び集合材の製造方法において
は、複数の木材における各溝部を整合させつつ積層し、
各溝部に補強木材を挿嵌した状態で軟化処理を行った
後、所定の圧縮率で圧縮成形を行う際に、各木材の溝部
と補強木材とは相互に食い込んだ状態となり、これによ
り各木材相互は、圧縮成形が終了した時点で、各溝部及
び補強木材を介して、一体に連結固着される。これに続
いて、各木材は、その連結固着された状態で固定化処理
が施され、この結果、各木材は連結固着された状態が永
久に保持された集合材が得られる。
【0013】このように、請求項1及び請求項2に係る
集合材及び集合材の製造方法によれば、各木材相互を結
着するための接着剤は不要となり、接着剤中に含有され
る有機溶剤により健康衛生を阻害されることなく安全
に、且つ、低いコストをもって十分な強度を有する集合
材が得られるものである。
【0014】請求項3に係る集合材は、長さ方向に沿っ
て溝部が形成された木材を介在させつつ複数の木材を積
層するとともに軟化処理を行った後、所定の圧縮率で圧
縮成形及び固定化処理を施した構成を有する。また、請
求項3の集合材は、請求項4に記載されているように、
長さ方向に沿って溝部が形成された木材を介在させつつ
複数の木材を積層した状態で軟化処理を行う工程と、軟
化処理された各木材を所定の圧縮率で圧縮成形する工程
と、圧縮成形された各木材の固定化処理を施す工程とか
ら製造される。
【0015】前記集合材及び集合材の製造方法において
は、長さ方向に沿って溝部が形成された木材を介在させ
つつ複数の木材を積層した状態で軟化処理を行った後、
所定の圧縮率で圧縮成形を行う際に、複数の木材中に介
在された木材の溝部とその周囲に存在する各木材とは相
互に食い込んだ状態となり、これにより各木材相互は、
圧縮成形が終了した時点で、複数の木材中に介在された
木材の溝部を媒介として一体に連結固着される。これに
続いて、各木材は、その連結固着された状態で固定化処
理が施され、この結果、各木材は連結固着された状態が
永久に保持された集合材が得られる。
【0016】このように、請求項3及び請求項4に係る
集合材及び集合材の製造方法によれば、各木材相互を結
着するための接着剤は不要となり、接着剤中に含有され
る有機溶剤により健康衛生を阻害されることなく安全
に、且つ、低いコストをもって十分な強度を有する集合
材が得られるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施例
に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、図
1に基づき第1実施例に係る集合材について説明する。
図1は第1実施例の集合材の斜視図である。
【0018】図1において、集合材1は、複数本(図1
の集合材1では4本)の原材2(丸太状の間伐材を太鼓
状に形成してなる。これについては後述する)を相互に
圧縮集合して連結固着してなる。各原材2には、後に詳
述するように、その長さ方向と直交する方向に沿って複
数個の溝穴3A(図1中には、左端位置の原材2の側面
に2つの溝穴3Aが示されている)が、原材2中を貫通
するように形成されている。また、各原材2は、それぞ
れの原材2に形成された溝穴3Aが相互に整合されて各
原材2に渡って1つの溝穴3が形成されるように、位置
合わせを行いつつ積層されており、また、溝穴3内には
角柱状の補強木材4が各原材2の全体に渡って挿嵌され
ている。ここに、間伐材としては、杉、檜等の成育過程
で除去された間伐材が使用されている。
【0019】続いて、前記のように構成される集合材1
を製造する製造方法について図2乃至図4に基づき説明
する。ここに、図2は原材2と補強木材4とを組み合わ
せてなる集合原材を模式的に示す斜視図、図3は集合原
材を圧縮成形装置内に配置した状態を示す断面図、図4
は集合原材を圧縮成形した後における圧縮成形装置の状
態を示す断面図である。
【0020】集合材1を製造するには、先ず、図2に示
すように、各原材2に形成された溝穴3Aを相互に整合
(合致)させて1つの溝穴3(図2柱には3つの溝穴3
が示されている)を形成すべく、例えば4つの各原材2
をその厚さ方向に積層する。次に、各溝穴3内に補強木
材4を挿嵌する。これにより、図2に示す集合原材5が
得られる。
【0021】次に、前記のように構成された集合原材5
を圧縮成形装置内に配置し、後述する軟化処理、圧縮成
形、及び、固定化処理を行う。ここで、圧縮成形装置に
ついて図3に基づき説明する。図3において、圧縮成形
装置10は、断面四角形の筒状に長く形成された圧力容
器11(紙面に垂直な方向に長く形成されている)を備
えており、かかる圧力容器11の上壁及び左右両壁には
それぞれロッド孔12、13、14が穿設されている。
【0022】ロッド孔12には、圧力容器11の外側で
一端にプレスシリンダ15が連結されるとともに、圧力
容器11の内側で他端にプレス金型16が取り付けられ
たプレスロッド17がスライド可能に挿通されている。
これにより、後述する集合原材5の加圧圧縮を行なう際
に、プレスロッド17はプレスシリンダ15を介して下
方に移動され、このプレスロッド17の移動に伴ってプ
レス金型16が集合原材5を上方より加圧するものであ
る。また、プレス金型16には多数の蒸気孔16Aが形
成されており、各蒸気孔16Aからは後述する軟化処理
(水蒸気処理)の際に水蒸気が通過されて下方に配置さ
れた集合原材5に噴射される。
【0023】また、圧力容器11の左壁に穿設されたロ
ッド孔13には、前記プレスロッド17と同様に、圧力
容器11の外側で一端にプレスシリンダ18が連結され
るとともに、圧力容器11の内側で他端にプレス金型1
9が取り付けられたプレスロッド20がスライド可能に
挿通されている。プレス金型19には、前記プレス金型
16と同様、多数の蒸気孔19Aが形成されており、各
蒸気孔19Aからは水蒸気処理の際に水蒸気が通過され
て集合原材5に噴射される。
【0024】更に、圧力容器11の右壁に穿設されたロ
ッド孔14には、前記プレスロッド17、20と同様
に、圧力容器11の外側で一端にプレスシリンダ21が
連結されるとともに、圧力容器11の内側で他端にプレ
ス金型22が取り付けられたプレスロッド23がスライ
ド可能に挿通されている。また、プレス金型22には、
前記プレス金型16、19と同様、多数の蒸気孔22A
が形成されており、各蒸気孔22Aからは水蒸気処理の
際に水蒸気が通過されて集合原材5に噴射される。
【0025】また、圧力容器11の内部において、下方
位置にはプレス金型24が固定的に設置されており、か
かるプレス金型24上には加圧圧縮される商号原材5が
載置される。更に、かかるプレス金型24には、前記各
プレス金型16、19、22と同様、多数の蒸気孔24
Aが形成されており、各蒸気孔24Aからは水蒸気処理
の際に水蒸気が通過されて集合原材5に噴射される。
【0026】前記プレス金型19の内側には、スライド
機構(図示せず)を介してプレス金型19の内壁に沿っ
て上下方向に、及び、プレス金型19と共に左右方向に
スライド移動可能なスライドプレス金型25が配設され
ており、また、前記プレス金型22の内側には、同様に
スライド機構を介してプレス金型22の内壁に沿って上
下方向に、及び、プレス金型22と共に左右方向にスラ
イド移動可能なスライドプレス金型26が配設されてい
る。また、各スライドプレス金型25、26には、前記
各プレス金型16等と同様、それぞれ多数の蒸気孔25
A、26Aが形成されている。これらの各スライドプレ
ス金型25、26は、前記プレス金型24上に集合原材
5が載置された際に、集合原材5を保持する作用を行な
うものである。
【0027】また、圧力容器11の左壁及び右壁の上方
位置において多数のノズル27(図3には2つのノズル
27のみを示す)が圧力容器11の長手方向に沿って設
けられている。各ノズル27からは、水蒸気噴射装置
(図示せず)を介して水蒸気処理時に集合原材5の表面
に水蒸気が噴射されるものである。
【0028】ここに、前記のように構成される各プレス
シリンダ15、18、21から各プレスロッド17、2
0、23に及ぼされる圧力は、集合原材5の圧縮率に従
って変更されるが、例えば、圧縮率50%では15kg
f/cm2 、圧縮率30%では10kgf/cm2 程度
の圧力が必要とされる。
【0029】尚、水蒸気噴射装置を介して各ノズル27
から噴射される水蒸気の水蒸気圧は5kgf/cm2
上に設定されており、また、加熱温度は80℃乃至22
0℃の範囲に設定されている。また、圧縮成形装置10
には、真空ポンプ(図示せず)が付設されており、かか
る真空ポンプは、集合原材5から集合材1を成形する際
に、前処理として装置内及び集合原材5の脱気処理を行
うのに使用される。
【0030】次に、前記のように構成された圧縮成形装
置10を使用して、前記のように構成された集合原材5
から集合材1を製造する方法について説明する。ここ
に、加圧圧縮を行なう前においては、前記各プレス金型
16、20、22、24は図3に示す状態に保持されて
いるものとする。
【0031】先ず、図2示す集合原材5を圧力容器11
内でプレス金型24上に積層載置し、各スライドプレス
金型25、26との協働により集合原材5を保持する
(図3参照)。この後、真空ポンプを10分間作動させ
て圧力容器11内を減圧する。これにより、各原材2を
含む集合原材5の脱気処理が行われる。このように脱気
処理が行われた後、水蒸気噴射装置から水蒸気が各ノズ
ル27を介して集合原材5に噴射される。このように噴
射された水蒸気は、各プレス金型16、19、22、2
4の蒸気孔16A、19A、22A、24A、及び、各
スライドプレス金型25、26の蒸気孔25A、26A
を通過し、集合原材5の表面に噴射される。この軟化処
理としての水蒸気処理は、120℃〜150℃で、20
分〜60分間行われ、この水蒸気処理を行なっている間
に集合原材5の各原材2、補強木材4は軟化される。
【0032】このように各原材2、補強木材4が軟化さ
れた後、集合原材5は、圧縮率50%に従って加圧圧縮
工程が行なわれる。この加圧圧縮工程においては、先
ず、上方のプレスシリンダ15を介してプレスロッド1
7が加圧移動され、これによりプレス金型16が集合原
材5を上方から所定の圧力をもって加圧圧縮する。この
とき、集合原材5における各原材2、補強木材4は軟化
状態にあるので、各プレス金型19、22、24及びス
ライドプレス金型25、26との協働により、プレス金
型16を介して圧縮される。また、各スライドプレス金
型25、26は、プレス金型16の加圧状態に同期して
下方に移動され、最終的に各プレス金型19、22の内
側面に当接される。そして、プレス金型16は、圧縮率
に従って所定量移動した時点で上下方向の圧縮を終了
し、停止する。
【0033】次ぎに、各プレスシリンダ18、21、各
プレスロッド20、23、各プレス金型19、22、及
び、各スライドプレス金型25、26を介して、集合原
材5の左右方向への加圧圧縮が行なわれる。かかる加圧
圧縮により集合原材5は、図3中左右方向から圧力を受
け、圧縮成形されていく。そして、50%の圧縮率に従
って各プレス金型19、22が所定量移動した時点で加
圧圧縮工程が終了する。これにより、集合原材5を構成
する各原材2、補強木材4は、図4に示すように圧縮集
合される。
【0034】更に、加圧圧縮工程が終了した後、集合原
材5は、図4に示す状態に保持されまま、固定化処理が
行われる。固定化処理は、前記と同様に、各ノズル27
から水蒸気を集合原材5の表面に噴射することにより行
われる。このように水蒸気を集合原材5に噴射すること
により、各原材2、補強木材4はその形状を永久に保持
するように固定化される。このとき、固定化処理を行う
際の条件としては、160℃〜180℃で20分〜30
分行われることが望ましい。かかる固定化処理の後、集
合材1が得られものである。
【0035】このように製造された集合材1では、各原
材2における溝穴3と補強木材4とは相互に食い込んだ
状態となり、これにより各原材2相互は、圧縮成形が終
了した時点で、各溝穴3及び補強木材4を介して、一体
に連結固着され、十分な強度を有するに至るものであ
る。また、第1実施例の集合材では、従来の集合材にお
けるように接着剤は全く使用されておらず、各原材2相
互を結着するための接着剤は不要となり、接着剤中に含
有される有機溶剤により健康衛生を阻害されることなく
安全に、且つ、低いコストをもって十分な強度を有する
集合材1が得られるものである。尚、実際に家屋におけ
る柱や梁、あるいは造作材の芯材等として使用される場
合には、集合材1における各4面に化粧板等を貼り付け
る等して使用してもよい。
【0036】次に、第2実施例に係る集合材について図
5、図6に基づき説明する。図5は第2実施例の集合材
の斜視図、図6は間伐材と補強木材とを組み合わせてな
る集合原材を模式的に示す斜視図である。
【0037】図5において、集合材30は、複数本(図
5の集合材30では5本)の間伐材31を相互に圧縮集
合して連結固着してなる。各間伐材31には、その長さ
方向と直交する方向に沿って複数個の凹溝32Aが、間
伐材31の上下両面で互い違いとなるように、幅方向に
渡って形成されている。また、各間伐材31は、それぞ
れに形成された凹溝32Aが相互に整合されて各間伐材
31に渡って1つの凹溝32が形成されるように、位置
合わせを行いつつ隣接されており、また、各凹溝32内
には角柱状の補強木材33が各間伐材31の全体に渡っ
て挿嵌されている。ここに、間伐材としては、杉、檜等
の成育過程で除去された間伐材が使用されている。
【0038】続いて、前記のように構成される集合材1
を製造する製造方法について図6を参照して説明する。
集合材30を製造するには、先ず、図6に示すように、
各間伐材31に形成された凹溝32Aを相互に整合(合
致)させて1つの凹溝32(図6中には4つの凹溝32
が示されている)を形成すべく、例えば5つの各間伐材
31を下側3つ、上側2つの上下2段に配置する。次
に、各凹溝32内に補強木材33を挿嵌する。これによ
り、図6に示す集合原材34が得られる。次に、このよ
うに構成された集合原材34を前記圧縮成形装置10内
に配置し、前記と同様に、軟化処理、圧縮成形、及び、
固定化処理を行う。これにより、集合材30が得られ
る。尚、圧縮成形装置10内で行われる軟化処理、圧縮
成形、及び、固定化処理については前記第1実施例の説
明を参照することとして、ここではその説明を省略す
る。
【0039】このように製造された集合材30では、各
間伐材31における凹溝32と補強木材33とは相互に
食い込んだ状態となっており、従って、各間伐材31相
互は、圧縮成形が終了した時点で、各凹溝32及び補強
木材33を介して、一体に連結固着され、十分な強度を
有するに至るものである。また、第2実施例の集合材で
は、第1実施例の場合と同様に、従来の集合材における
ように接着剤は全く使用されておらず、各間伐材31相
互を結着するための接着剤は不要となり、接着剤中に含
有される有機溶剤により健康衛生を阻害されることなく
安全に、且つ、低いコストをもって十分な強度を有する
集合材30が得られるものである。
【0040】続いて、第3実施例に係る集合材について
図7及び図8を参照して説明する。ここに、図7は第3
実施例に係る集合材の斜視図、図8は長さ方向に沿って
楔状凹溝を形成した間伐材を介在させてなる集合原材を
模式的に示す斜視図である。図7において、集合材40
は、複数本(図7の集合材40では5本)の間伐材41
を相互に圧縮集合して連結固着してなる。5本の間伐材
41の内、中央位置に配置された1つの間伐材41は略
正方形状に成形されており、その正方形状の4辺には、
楔状凸部42が形成されている。また、中央の間伐材4
1の周囲に配置された4つの間伐材41は、中央の間伐
材41も含めて全体に四角柱に成形されており、周囲の
各間伐材41には、それぞれ2つの楔状凹溝43が形成
されている。そして、中央の間伐材41における各楔状
凸部42と周囲の各間伐材41における各1つの楔状凹
溝43とは、相互に食い込んだ状態となっているととも
に、周囲の各間伐材41の相互間においても各1つの楔
状凹溝43を介して食い込んだ状態になっている。
【0041】続いて、前記のように構成される集合材4
0を製造する製造方法について図8を参照して説明す
る。集合材40を製造するには、先ず、図8に示すよう
に、中央に丸太形状の間伐材41を配置するとともに、
その間伐材41の周囲に、それぞれ2つの楔状凹溝43
を形成した4つの各間伐材41を配置する。このとき、
周囲の各間伐材41における少なくとも1つの楔状凹溝
43が、中央の間伐材41と対向するように配置され
る。これにより、図8に示す集合原材44が得られる。
次に、このように構成された集合原材44を前記圧縮成
形装置10内に配置し、前記と同様に、軟化処理、圧縮
成形、及び、固定化処理を行う。これにより、集合材4
0が得られる。尚、圧縮成形装置10内で行われる軟化
処理、圧縮成形、及び、固定化処理については前記第1
実施例の説明を参照することとして、ここではその説明
を省略する。
【0042】このように製造された集合材40では、中
央の間伐材41と周囲の各間伐材41とは、中央の間伐
材41における各楔状凸部42が周囲の各間伐材41に
おける各楔状凹溝43に食い込まれることにより相互に
連結固着されてされており、また、周囲の各間伐材41
は、それぞれの各楔状凹溝43を介して食い込まれるこ
とにより相互に連結固着されているので、各間伐材41
相互は一体に連結固着されて十分な強度を有するに至る
ものである。また、第3実施例の集合材40では、第1
実施例の場合と同様に、従来の集合材におけるように接
着剤は全く使用されておらず、各間伐材41相互を結着
するための接着剤は不要となり、接着剤中に含有される
有機溶剤により健康衛生を阻害されることなく安全に、
且つ、低いコストをもって十分な強度を有する集合材4
0が得られるものである。
【0043】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。ここで、以下
に説明する変形例は、前記した各第1実施例乃至第3実
施例を組み合わせたり、変形したものであり、従って、
以下の説明においては、前記各第1実施例乃至第3実施
例における同一の部材、要素等については、同一の番号
を付して説明することとする。
【0044】例えば、前記第1実施例では、複数の各原
材2に形成した溝穴3Aを介して、各原材2を幅方向に
貫通する溝穴3を形成し、その溝穴3内に補強木材4を
挿嵌した状態で軟化処理から固定化処理に至る一連の処
理を行って集合材1を成形するようにし、また、第2実
施例では、複数の各間伐材31の長さ方向と直交する方
向に沿って形成された複数個の凹溝32Aを介して、各
間伐材31の幅方向に渡って凹溝32を形成し、その凹
溝32内に補強木材33を挿嵌した状態で軟化処理から
固定化処理に至る一連の処理を行って集合材30を成形
するようにしたいるが、これらの各第1実施例の集合材
1及び第2実施例の集合材30の長所を組合せてもよ
い。
【0045】ここで、各第1実施例と第2実施例とを組
み合わせた第1変形例について図9に基づき説明する。
図9は第1変形例を模式的に示す説明図であり、第1変
形例は、第1実施例における2つの集合原材5の間に、
補強木材として角柱木材を介在させた状態で軟化処理等
の各処理を行うことにより得られる。即ち、図9におい
て、4つの原材2を組み合わせて凹溝32内に補強木材
4(図9中には図示せず)を挿嵌してなる一方の集合原
材5(図9中、上方の集合原材5)には、2つの嵌合溝
50が形成されており、また、同様に構成された他方の
集合原材5(図9中、下方の集合原材5)にも2つの嵌
合溝50が形成されている。また、各集合原材5におけ
る各嵌合溝50内には、矢印で示すように、角柱材51
が嵌合される。そして、このように各嵌合溝50内に角
柱材51を嵌合した状態で、前記と同様にして、圧縮成
形装置10を使用して軟化処理、圧縮成形、固定化処理
を行うことにより、集合材が得られものである。
【0046】前記のように得られた集合材では、第1実
施例の効果(各原材2における溝穴3と補強木材4とが
相互に食い込むことにより、各原材2相互が、各溝穴3
及び補強木材4を介して一体に連結固着される効果)と
第2実施例の効果(各間伐材31における凹溝32と補
強木材33とが相互に食い込むことにより、各間伐材3
1相互が、各凹溝32及び補強木材33を介して一体に
連結固着される効果)を同時に発現することができる。
【0047】尚、前記第1変形例は、集合原材5に代え
て、第2実施例の2つの集合原材34(図6参照)を上
下に配置し、上側の集合原材34における各間伐材31
の下側の凹溝32A、及び、下側の集合原材34におけ
る各間伐材31の上側の凹溝32Aの間に角柱材51を
嵌合した状態で、軟化処理、圧縮成形、固定化処理を行
うことによっても実施することが可能である。
【0048】また、第2実施例の変形例として、補強木
材33を使用することなく、間伐材31に形成した凹溝
32Aのみをもって集合材を成形することも可能であ
る。かかる第2変形例について図10に基づき説明す
る。図10は第2変形例を模式的に示す説明図であり、
例えば、2つの間伐材31の一方(図10中、上方の間
伐材31)に所定間隔で凹溝32Aが形成されるととも
に、凹溝32Aの幅と同一幅で切込み52が形成されて
おり、また、同様に、他方の間伐材31(図10中、下
方の間伐材31)には、上方の間伐材31における各凹
溝32Aと互い違いとなるように、凹溝32Aを形成さ
れるとともに、凹溝32Aの幅と同一幅で切込み52が
形成されている。そして、これらの各間伐材31を各切
込み52が相互に整合(合致)するように配置した状態
で、前記と同様にして、圧縮成形装置10を使用して軟
化処理、圧縮成形、固定化処理を行うことにより、集合
材が得られものである。
【0049】このようにして得られた集合材では、上方
の間伐材31の各凹溝32Aに対して下方の間伐材31
の部分(各切込み52で区分される部分)が食い込むこ
ととなり、また、下方の間伐材31の各凹溝32Aに対
しては上方の間伐材31の部分(各切込み52で区分さ
れる部分)が食い込むこととなる。従って、各間伐材3
1は、接着剤を使用することなく、相互に一体に連結固
着され得るものである。
【0050】更に、第3実施例の変形例として、中央の
間伐材41に代えて、4辺に楔状凹溝を形成した角柱材
を配置し、角柱材の周囲における4つの丸太状の間伐材
を配置するように構成してもよい。かかる第3変形例に
ついて図11に基づき説明する。図11は第3変形例を
模式的に示す説明図であり、中央には、4辺に楔状凹溝
53を形成した角柱材54が配置され、また、角柱材5
4の周囲には丸太状の間伐材41が配置されている。そ
して、これらの角柱材54及び各間伐材41を図11に
示すように配置した状態で、前記と同様にして、圧縮成
形装置10を使用して軟化処理、圧縮成形、固定化処理
を行うことにより、集合材が得られものである。
【0051】このようにして得られた集合材では、角柱
材54の各楔状凹溝53内に各間伐材41の一部が食い
込んだ状態となり、従って、各間伐材41は、角柱材5
4の各楔状凹溝53を介して、接着剤を使用することな
く、相互に一体に連結固着され得るものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、複数の間伐
材を集合するに際して、接着剤を使用することなく各間
伐材相互を十分な強度をもって集合可能であり、もって
接着剤中に含有される有機溶剤により健康衛生を阻害さ
れることのない安全な、且つ、コストの低い集合材及び
集合材の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の集合材の斜視図である。
【図2】原材と補強木材とを組み合わせてなる集合原材
を模式的に示す斜視図である。
【図3】集合原材を圧縮成形装置内に位置した状態を示
す断面図である。
【図4】集合原材を圧縮成形した後における圧縮成形装
置の状態を示す断面図である。
【図5】第2実施例の集合材の斜視図である。
【図6】間伐材と補強木材とを組み合わせてなる集合原
材を模式的に示す斜視図である。
【図7】第3実施例の集合材の斜視図である。
【図8】長さ方向に祖手楔状凹溝を形成した間伐材を介
在させてなる集合原材を模式的に示す斜視図である。
【図9】第1変形例を模式的に示す説明図である。
【図10】第2変形例を模式的に示す説明図である。
【図11】第3変形例を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 集合材 2 原材 3 溝穴 4 補強木材 5 集合原材 10 圧縮成形装置 30 集合材 31 間伐材 32 凹溝 33 補強木材 34 集合原材 40 集合材 41 間伐材 42 楔状凸部 43 楔状凹溝 44 集合原材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向と直交する方向に沿って溝部
    が形成された複数の各木材における各溝部が相互に整合
    するように、各木材を積層するとともに各溝部内に補強
    木材を挿嵌した状態で軟化処理を行った後、所定の圧縮
    率で圧縮成形及び固定化処理を施したことを特徴とする
    集合材。
  2. 【請求項2】 長さ方向と直交する方向に沿って溝部
    が形成された複数の各木材における各溝部が相互に整合
    するように、各木材を積層する工程と、 各溝部内に補強木材を挿嵌した状態で軟化処理を行う工
    程と、 軟化処理された各木材を所定の圧縮率で圧縮成形する工
    程と、 圧縮成形された各木材の固定化処理を施す工程とからな
    る集合材の製造方法。
  3. 【請求項3】 長さ方向に沿って溝部が形成された木
    材を介在させつつ複数の木材を積層するとともに軟化処
    理を行った後、所定の圧縮率で圧縮成形及び固定化処理
    を施したことを特徴とする集合材。
  4. 【請求項4】 長さ方向に沿って溝部が形成された木
    材を介在させつつ複数の木材を積層した状態で軟化処理
    を行う工程と、 軟化処理された各木材を所定の圧縮率で圧縮成形する工
    程と、 圧縮成形された各木材の固定化処理を施す工程とからな
    る集合材の製造方法。
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