JPH07112408A - 集合材及び集合材の製造方法 - Google Patents

集合材及び集合材の製造方法

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JPH07112408A
JPH07112408A JP28449393A JP28449393A JPH07112408A JP H07112408 A JPH07112408 A JP H07112408A JP 28449393 A JP28449393 A JP 28449393A JP 28449393 A JP28449393 A JP 28449393A JP H07112408 A JPH07112408 A JP H07112408A
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JP
Japan
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thinning
wood
adhesive
reinforcing member
materials
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JP28449393A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Asano
康博 浅野
Yasuhiro Obara
庸博 小原
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 間伐材等からなる複数本の木材を集合して各
木材相互を間伐材の径方向及び長さ方向のいずれの方向
についても強固に固定することにより、高い強度を有
し、建築材料の広い範囲に渡って使用可能であるととも
に、コストの低い集合材及び集合材の製造方法を提供す
る。 【構成】 複数本の間伐材2、5を水蒸気加熱装置1
0、水槽20中の熱湯21、又は、高周波加熱装置30
により加熱処理して軟化させた後、各間伐材2、5の間
に補強部材Pを配置するとともに、圧縮成形装置40に
よる接着剤塗布工程、加圧圧縮工程、及び、固定化処理
工程の一連の処理を行なうことにより、集合材1、4が
製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杉や檜等の成育過程に
おいて除去される小径の間伐材や短尺及び端材の有効利
用を図り得る集合材、及び、その集合材の製造方法に関
し、特に、高い強度を有し、建築材料の広い範囲に渡っ
て使用可能であるとともに、コストの低い集合材及び集
合材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の集成材が存在し、例え
ば、造作用集成材、構造用集成材等が住宅等の木造建築
の材料として広く利用されている。この種の集成材は、
ひき板(ラミナ)を積層し、又は、ひき板を各種の縦つ
ぎ方法(例えば、スカーフジョイント、フィンガージョ
イント等の縦つぎ方法がある)を介してつぎ合わせたも
のを積層することにより製造されている。また、比較的
太い原木から複数枚の単板を成形した後、各単板をホッ
トプレス等により積層して得られる集成材も各種の用途
に広く利用されている。
【0003】しかしながら、前記のような集成材は、原
材料として比較的太い原木を必要とし、また、かかる木
材から複数のひき板や単板を形成する工程、各ひき板相
互の縦つぎ工程、各ひき板や単板の積層工程等の一連の
工程を経て製造する必要がある。ここに、太い原木は他
の用途にも利用することができる場合が多く、また、前
記複数の工程を必要とすることから集成材の生産性が低
く、この結果、コスト高を招来してしまうこととなる。
かかる事情下において、利用価値の低いとされる杉、檜
等の成育過程において除去された間伐材等の小径木を集
成材に利用することが望まれている。
【0004】そこで、極めて柔らかく湾曲していること
が多い間伐材等を建築材料として有効利用を図るべく従
来より各種の方法が提案されている。例えば、特開平3
−231802号公報には、木材を水蒸気雰囲気内に置
いて軟化させた後、高圧条件下にて圧縮成形して木材の
変形を固定化する木材の改質処理方法が記載されてい
る。また、特開平3−97503号公報には、木材を軟
化させるに際して高周波誘電加熱により柔軟化させた
後、加圧する木材の処理方法が記載されている。更に、
特開平5−116112号公報には、複数の間伐材を予
め面取り加工して楔形の四角形木柱素材とし、各四角形
木柱素材を接着剤を介して接着しつつ組み立ててなる複
合木柱材が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−231802号公報、及び、特開平3−975
03号公報に記載された木材の処理方法は、間伐材を軟
化した後加圧してその改質処理を行なうものではある
が、1本毎の間伐材に処理を行なうための処理方法に過
ぎない。従って、使用価値の低い間伐材の改質を図って
建築材料等として有効利用を図ることができるものでは
あるものの、このように改質処理された間伐材の利用範
囲は、間伐材自体が小径木であることを考慮すれば、集
成材等の建築材料として広い範囲に渡って利用できるも
のではない。
【0006】また、前記特開平5−116112号公報
に記載された複合木柱材は、複数の間伐材を接着剤にて
相互に接着しつつ組み立てるものであるが、複合木柱材
の形状を所定の形状(例えば、四角形状)に成形するた
めには、各間伐材を予め面取り加工を行なって楔形の四
角形木柱素材としておく必要がある。このように各間伐
材について予め面取り加工を行なうことは非常に煩雑な
作業であり、また、これに伴ってコストが高くなってし
まうという問題が依然として残存していた。更に、間伐
材自体を相互に縦つぎすること(間伐材の長さ方向につ
ぎ合わせること)は困難なものであり、従って、間伐材
の長さ以上の集成材を得ることができないという問題が
あった。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、間伐材等からなる複数本の木材
を集合して各木材相互を間伐材の径方向及び長さ方向の
いずれの方向についても強固に固定することにより、高
い強度と寸法安定性を有し、建築材料の広い範囲に渡っ
て使用可能であるとともに、コストの低い集合材及び集
合材の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る集合材は、加熱処理により軟化させた複数
本の各木材間に各木材相互を連結する補強部材及び接着
剤を介在させつつ加圧圧縮して所定の形状に成形すると
ともに加熱装置により固定化処理を施した構成とされ
る。
【0009】また、本発明の集合材の製造方法は、複数
本の木材の加熱処理を行ない、各木材を軟化させる第1
工程と、前記軟化した各木材間に木材相互を補強する補
強部材を介在させるとともに各木材の表面に接着剤を塗
布する第2工程と、前記接着剤が塗布され、相互間に補
強部材が介在された各木材を加圧圧縮して所定の形状に
成形する第3工程と、加熱装置を介して加圧圧縮後の各
木材に固定化処理を施す第4工程とからなる構成とされ
る。ここに、加熱装置は、加熱水蒸気又はヒータを介し
て各木材を加熱することにより固定化処理を行なうもの
である。
【0010】
【作用】前記構成を有する本発明に係る集合材では、複
数本の木材を加圧圧縮するに際して、加熱処理により軟
化させた各木材間に各木材相互を補強する補強部材及び
接着剤を介在させつつ加圧圧縮して所定の形状に成形さ
れる。このとき、各木材間には補強部材及び接着剤が介
在しているので、各木材相互は木材の径方向のみならず
長さ方向についても強固に固定され得る。そして、加熱
装置を介して固定化処理が行なわれ、加圧圧縮された所
定の形状に永久的に保持されるものである。
【0011】また、本発明の集合材の製造方法では、第
1工程で複数本の各木材の加熱処理が行なわれて、各木
材が軟化される。この後、第2工程では、軟化した各木
材間に木材相互を補強する補強部材が介在されるととも
に、各木材の表面に接着剤が塗布される。そして、第3
工程では、接着剤が塗布され、相互間に補強部材が介在
された各木材が加圧圧縮されて所定の形状に成形され、
更に、第4工程において、加熱水蒸気又はヒータにより
各木材の加熱を行なう加熱装置を介して加圧圧縮後の各
木材に第一工程以上の高温で固定化処理が施される。
【0012】かかる製造方法により得られた集合材で
は、各木材相互が径方向及び長さ方向のいずれの方向に
ついても強固に固定されており、これよりこの製造方法
によれば、低いコストをもって、高い強度を有するとと
もに建築材料の広い範囲に渡って使用可能な集合材が得
られるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例に基づいて
図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、図1及び図2
に基づき集合材の構成について説明する。ここに、図1
は径が比較的揃った複数本の間伐材を圧縮集合した集合
材の端面図、また、図2は径にばらつきのある複数本の
間伐材を圧縮集合した集合材の端面図である。
【0014】先ず、図1において、集合材1は、複数本
(図1の集合材1では12本)の間伐材2の間に補強部
材P(後述する)、及び、接着剤3を介在させつつ間伐
材2相互を圧縮集合し、更に、加熱装置を介して固定化
処理されてなるものである。ここに、各間伐材2は杉、
檜等の成育過程で除去された間伐材が使用されており、
また、各間伐材2は、元口2Aが約15cm、末口2B
が約10cmである比較的径の揃った間伐材が用いられ
ている。
【0015】また、各間伐材2は、図1に示すように、
集合材1における縦列中、及び、横列中で元口2Aと末
口2Bとが交互に配列されている。例えば、集合材1に
おける最上位置にある間伐材2の横列を例にとれば、元
口2Aが端面側になるように間伐材2を配列した場合に
は(横列の最も右方位置にある間伐材2)、その間伐材
2に並ぶ間伐材2はその末口2Bが集合材1の端面側と
なるように配列される。そして、次に並べられる間伐材
2はその元口2Aが集合材1の端面側に配置され、更
に、次の間伐材2はその末口2Bが集合材1の端面側に
配置される。このような間伐材2相互の関係が、集合材
1の縦列、及び、横列において保持されている。このよ
うに各間伐材2を配列すれば、後述する圧縮成形、及
び、固定化処理を行なう際に、各間伐材2の間に隙間が
生じ難くなり、また、接着剤3の使用量を節約すること
ができる。
【0016】更に、接着剤3は、各間伐材2を相互に結
着するためのものであり、本実施例で使用される接着剤
としては各種の接着剤が使用できる。例えば、フェノー
ル樹脂を主成分とするフェノール系接着剤、レゾルシノ
ール樹脂を主成分とするレゾルシノール系接着剤等の熱
硬化性接着剤が使用されて好適である。その他、熱硬化
性接着剤としては、メラミン樹脂を主成分とするメラミ
ン系接着剤、尿素樹脂を主成分とするユリア系接着剤、
エポキシ樹脂を主成分とするエポキシ系接着剤等も使用
することができる。また、かかる熱硬化性接着剤に加え
て、イソシアネートと水性高分子を主成分とする水性高
分子−イソシアネート系接着剤や酢酸ビニル樹脂系接着
剤等も使用可能である。ここに、使用する接着剤を選択
するに際しては、接着剤のコスト、溶剤の種類や集合材
の用途等を勘案して選択するのが望ましい。
【0017】また、補強部材Pは、各間伐材2の角が相
互に集合する各位置に配置されており、かかる補強部材
Pは集合材1の長さ方向に沿って複数個が介在されてい
る。ここで、補強部材Pについて図3を参照して説明す
る。ここに、図3は補強部材Pの断面図(左側の図)と
側面図(右側の図)とを示す説明図である。補強部材P
はアルミニウム等の金属材料、ナイロン等のプラスチッ
ク材料、アルミナや炭素繊維等の無機材料等の成形が容
易な材料から形成されており、所定の長さを有する軸部
P1と軸部P1の周囲から一定の間隔をもって外方に突
設された複数個の鈎部P2とから構成される。
【0018】これより、各補強部材Pは、図1に示すよ
うに、その軸部P1が各間伐材2の長さ方向に沿って配
置され、また、鈎部P2が加圧圧縮工程(後述する)の
際に各間伐材2の内部に圧入される。これにより、各補
強部材Pは、各間伐材2の相互をその径の方向のみなら
ず長さ方向についても強固に連結固定するものである。
このように各補強部材Pにより各間伐材2が相互に連結
固定される状態を図4に示す。図4は集合材1において
各間伐材2の相互が各補強部材Pを介して連結固定され
ている状態を示す概念図であり、各補強部材Pは、図4
に示すように、集合材1内において各間伐材2をその径
方向及び長さ方向に相互に連結固定していることが分か
る。
【0019】次に、図2に示す集合材4について説明す
る。この集合材4は、前記図1に示す集合材1と基本的
に同様の構成を有しており、使用されている各間伐材5
が、その径においてばらついている点で相違する。集合
材4は、複数本(図2の集合材4では20本)の間伐材
5の間に補強部材P及び接着剤3を介在させつつ間伐材
5相互を圧縮集合し、更に、加熱水蒸気又はヒータを介
して固定化処理されてなるものである。
【0020】ここに、各間伐材5は、その平均の径が約
6cm乃至20cmの範囲に存在する間伐材が使用され
ている。かかる間伐材5を集合すべく相互に配列する場
合、各間伐材5は元口の径と末口の径を勘案して平均の
径が前記所定範囲に入るかどうかで選択されることか
ら、前記図1に示した集合材1の間伐材2とは異なり、
各間伐材5の元口、末口を交互に配列する必要は特にな
い。但し、集合材4の全体形状を考慮して各間伐材5を
適当に配列するのが望ましい。ここに、径のばらついた
間伐材は一般に使用価値が半減し、利用し難いものであ
るが、前記のような集合材4では十分使用価値が存在す
るものである。尚、接着剤3については、前記図1に示
す集合材1に使用されるものと同一であるので、その説
明は省略する。また、補強部材Pについても、前記集合
材1に使用された補強材Pと同一のものであるので、そ
の説明は省略する。
【0021】続いて、前記のように構成される集合材
1、4を製造する製造方法について説明する。集合材
1、4は、複数本の間伐材2、5の加熱処理を行なうこ
とにより各間伐材2、5を軟化させる軟化工程、軟化さ
れた各間伐材2、5間に補強部材Pを間伐材2、5の長
さ方向に沿って配置する補強部材配置工程、各間伐材
2、5の表面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程、相互
の間に補強部材Pが配置され、表面に接着剤が塗布され
た各間伐材2、5を加圧圧縮して所定形状の集合体を形
成する加圧圧縮工程、及び、加熱水蒸気又はヒータを介
して集合体に固定化処理を施す固定化処理工程を経て製
造される。
【0022】そこで、先ず、軟化工程において行なわれ
る加熱処理について図5乃至図7に基づき説明する。こ
こに、図5は水蒸気加熱装置により間伐材2、5の加熱
処理を行なう状態を模式的に示す説明図、図6は熱湯を
満たした水槽中で間伐材2、5の加熱処理を行なう状態
を模式的に示す説明図、図7は高周波加熱装置により間
伐材2、5の加熱処理を行なう状態を模式的に示す説明
図である。
【0023】先ず、図5に示す水蒸気加熱装置により加
熱処理を行なう方法について説明する。水蒸気加熱装置
10は円筒状の加熱容器11を有しており、この加熱容
器11には加熱水蒸気を内部に噴射する水蒸気噴射口1
2(図3中右側)、及び、内部の加熱水蒸気を水蒸気加
熱装置10の外方へ排出する排気口13(図3中上側)
が設けられている。かかる水蒸気加熱装置10では、排
気口13を介して装置10の内部と大気とが連通されて
いる。また、水蒸気加熱装置10の内部には、複数本の
間伐材2、5が、間に仕切り板14を介して積層されて
いる。各仕切り板14は、各間伐材2、5が装置10内
で移動しないように位置決めする作用を果たすものであ
る。
【0024】ここに、水蒸気噴射口12から装置10内
に噴射される加熱水蒸気によって70℃〜160℃に装
置10内を昇温する。好ましくは、約1kgf/cm2
の水蒸気圧をもって間欠的に噴射され、装置10内の温
度をほぼ80℃に保持するものである。また、加熱時間
は約6時間程度に設定されている。このような水蒸気加
熱装置10により各間伐材2、5の加熱処理を行なうに
は、剥皮した間伐材2、5を各仕切り板14を介して装
置10内に積層した後、水蒸気噴射口12から加熱水蒸
気を間欠的に噴射する。このように加熱水蒸気を噴射し
ている間に、各間伐材2、5は均一に軟化されるもので
ある。
【0025】次に、間伐材2、5を熱湯中で加熱処理を
行なう方法について図6に基づき説明する。図6におい
て、水槽20には熱湯21が満たされており、かかる熱
湯21中には複数本の間伐材2、5を入れてなる金網等
のネット22が浸漬されている。また、水槽20には蓋
23が付設される。この蓋23は間伐材2、5の加熱処
理時に水槽20の上部を閉塞して水槽20中の熱湯21
の温度が下がらないようにするためのものである。
【0026】ここに、水槽20に満たされる熱湯21は
60℃以上で沸騰水までよいが、長時間処理を考えると
温度は90±5℃の範囲に設定されるのがよく、必要な
らばヒータを内設して温度制御を行なってもよい。ま
た、各間伐材2、5の加熱時間は約6時間程度の時間が
必要である。このような水槽20を使用して各間伐材
2、5の加熱処理を行なうには、水槽20内に90±5
℃に加熱された熱湯21を満たした後、予め剥皮した複
数本の間伐材2、5を入れたネット22をクレーン等を
介して水槽20内に入れ、熱湯21に浸漬する。そし
て、蓋23にて水槽20の上部を閉塞した後、6時間程
度の加熱処理を行なう。これにより、各間伐材2、5は
均一に軟化されるものである。
【0027】更に、高周波加熱装置により間伐材2、5
の加熱処理を行なう方法について図7に基づき説明す
る。図7において、高周波加熱装置30は、装置本体3
1の内部に複数段に渡って配設された電極板32を有
し、各電極板32上には複数本の間伐材2、5が載置さ
れている。また、装置本体31の上部にはマイクロ波発
振機33が設けられており、更に、装置本体31の側部
(図5中右側部)にはマイクロ波発振機33を制御する
ための制御装置34が付設されている。
【0028】ここに、マイクロ波発振機33から発振さ
れる高周波の周波数は2450±50MHzに設定され
ており、また、その出力は600Wにされている。ま
た、かかるマイクロ波発振機33により行なわれる高周
波誘導加熱の時間は、約1時間程度に設定されている。
このような高周波加熱装置30により各間伐材2、5の
加熱処理を行なうには、装置本体31内に配設された各
電極板32上に剥皮した間伐材2、5を載置し、この
後、制御装置34を介して前記した条件下にマイクロ波
発振機33を駆動する。これにより、各間伐材2、5
は、マイクロ波発振機33から発せられる高周波により
加熱され、均一に軟化されるものである。
【0029】続いて、前記各加熱処理方法により加熱処
理され軟化された各間伐材2、5間に補強部材Pを配置
する補強部材配置工程、各間伐材2、5の表面に接着剤
を塗布する接着剤塗布工程、補強部材Pが配置され表面
に接着剤が塗布された各間伐材2、5を加圧圧縮して所
定形状の集合体を形成する加圧圧縮工程、及び、加熱水
蒸気又はヒータを介して集合体に固定化処理を施す固定
化処理工程について説明する。
【0030】前記補強部材配置工程が行なわれた後、各
接着剤塗布工程、加圧圧縮工程、及び、固定化処理工程
は、以下に説明する圧縮成形装置を介して行なわれる。
そこで、かかる圧縮成形装置について図8に基づき説明
する。ここに、図8は圧縮成形装置を模式的に示す断面
図である。図8において、圧縮成形装置40は、断面四
角形の筒状に長く形成された圧力容器41(紙面に垂直
な方向に長く形成されている)を備えており、かかる圧
力容器41の上壁及び左右両壁にはそれぞれロッド孔4
2、43、44が穿設されている。
【0031】ロッド孔42には、圧力容器41の外側で
一端にプレスシリンダ45が連結されるとともに、圧力
容器41の内側で他端にプレス金型46が取り付けられ
たプレスロッド47がスライド可能に挿通されている。
これにより、後述する各間伐材2、5の加圧圧縮を行な
う際に、プレスロッド47はプレスシリンダ45を介し
て下方に移動され、このプレスロッド47の移動に伴っ
てプレス金型46が各間伐材2、5を上方より加圧する
ものである。また、プレス金型46には多数の蒸気孔4
6Aが形成されており、各蒸気孔46Aからは後述する
固定化処理の際に水蒸気が通過されて下方に配置された
各間伐材2、5に噴射される。
【0032】また、圧力容器41の左壁に穿設されたロ
ッド孔43には、前記プレスロッド47と同様に、圧力
容器41の外側で一端にプレスシリンダ48が連結され
るとともに、圧力容器41の内側で他端にプレス金型4
9が取り付けられたプレスロッド50がスライド可能に
挿通されている。プレス金型49には、前記プレス金型
46と同様、多数の蒸気孔49Aが形成されており、各
蒸気孔49Aからは固定化処理の際に水蒸気が通過され
て間伐材2、5に噴射される。
【0033】更に、圧力容器41の右壁に穿設されたロ
ッド孔44には、前記プレスロッド47、50と同様
に、圧力容器41の外側で一端にプレスシリンダ51が
連結されるとともに、圧力容器41の内側で他端にプレ
ス金型52が取り付けられたプレスロッド53がスライ
ド可能に挿通されている。また、プレス金型52には、
前記プレス金型46、49と同様、多数の蒸気孔52A
が形成されており、各蒸気孔52Aからは固定化処理の
際に水蒸気が通過されて間伐材2、5に噴射される。
【0034】また、圧力容器41の内部において、下方
位置にはプレス金型54が固定的に設置されており、か
かるプレス金型54上には加圧圧縮される複数本の間伐
材2、5が載置される。更に、かかるプレス金型54に
は、前記各プレス金型46、49、52と同様、多数の
蒸気孔54Aが形成されており、各蒸気孔54Aからは
固定化処理の際に水蒸気が通過されて間伐材2、5に噴
射される。
【0035】前記プレス金型49の内側には、スライド
機構(図示せず)を介してプレス金型49の内壁に沿っ
て上下方向に、及び、プレス金型49と共に左右方向に
スライド移動可能なスライドプレス金型55が配設され
ており、また、前記プレス金型52の内側には、同様に
スライド機構を介してプレス金型52の内壁に沿って上
下方向に、及び、プレス金型52と共に左右方向にスラ
イド移動可能なスライドプレス金型56が配設されてい
る。また、各スライドプレス金型55、56には、前記
各プレス金型46等と同様、それぞれ多数の蒸気孔55
A、56Aが形成されている。これらの各スライドプレ
ス金型55、56は、前記プレス金型54上に複数本の
間伐材2、5が載置された際に、各間伐材2、5が崩れ
ることを防止し、各間伐材2、5の積層状態を保持する
作用を行なうものである。
【0036】また、圧力容器41の左壁及び右壁の上方
位置において多数のノズル57(図3には2つのノズル
57のみを示す)が圧力容器41の長手方向に沿って設
けられている。各ノズル57からは接着剤塗布工程にお
いて各間伐材2、5の表面に接着剤3が噴射されるもの
である。ここに、前記のように構成される各プレスシリ
ンダ45、48、51から各プレスロッド47、50、
53に及ぼされる圧力は、各間伐材2、5の圧縮率に従
って変更されるが、例えば、圧縮率50%では15kg
f/cm2 、圧縮率30%では10kgf/cm2 に設
定される。
【0037】尚、前記のように構成される圧縮成形装置
40には、各プレス金型49、52、54及び各スライ
ドプレス金型55、56により積層状態で保持された各
間伐材2、5に対して、圧力容器41における四方の壁
から加熱水蒸気を噴射する水蒸気噴射装置が設けられて
いる。ここに、水蒸気噴射装置から噴射される水蒸気の
水蒸気圧は5乃至16kgf/cm2 以上に設定されて
おり、また、加熱温度は130℃乃至200℃の範囲に
設定されるが、好ましくは150℃乃至180℃がよ
い。
【0038】次に、前記のように構成された圧縮成形装
置40を使用して、前記補強部材配置工程、加熱処理に
より軟化された複数本の間伐材2、5の接着剤塗布工
程、加圧圧縮工程、及び、固定化処理工程を行なうこと
により、集合材1、4製造する方法について説明する。
ここに、前記各工程を行なう前においは、前記各プレス
金型46、49、52、54は図6に示す状態に保持さ
れているものとする。
【0039】先ず、前記各工程を介して軟化された複数
本の間伐材2、5間に所定数の補強部材Pを配置しなが
ら各間伐材2、5を圧力容器41内で積層載置し、各ス
ライドプレス金型55、56との協働により各間伐材
2、5の積層状態を保持する(図8参照)。このとき、
ほぼ同様の径を有する間伐材2については前記したよう
に各間伐材2の元口、末口が交互に配列されるように積
層され、また、径にばらつきのある間伐材5については
前記したように集合材の形状等を考慮して積層される。
【0040】この後、前記各ノズル57から接着剤が各
間伐材2、5の表面に噴射される。噴射された接着剤
は、各プレス金型46、49、52、54の蒸気孔46
A、49A、52A、54A、及び、各スライドプレス
金型55、56の蒸気孔55A、56Aを通過し、各間
伐材2、5に噴射される。そして、接着剤を一定量噴射
した後、接着剤が各間伐材2、5の表面に均一に行き渡
らせるために5分程度静置する。これにより、接着剤塗
布工程が終了する。
【0041】前記のように接着剤を各間伐材2、5に噴
射した後、各間伐材2、5の圧縮率に従って加圧圧縮工
程が行なわれる。この加圧圧縮工程においては、先ず、
上方のプレスシリンダ45を介してプレスロッド47が
加圧移動され、これによりプレス金型46が各間伐材
2、5を上方から所定の圧力をもって加圧圧縮する。こ
のとき、各間伐材2、5は軟化状態にあるので、各プレ
ス金型49、52、54及びスライドプレス金型55、
56との協働により、プレス金型46を介して圧縮され
る。また、各スライドプレス金型55、56は、プレス
金型46の加圧状態に同期して下方に移動され、最終的
に各プレス金型49、52の内側面に当接される。そし
て、プレス金型46は、圧縮率に従って所定量移動した
時点で上下方向の圧縮を終了し、停止する。
【0042】次に、各プレスシリンダ48、51、各プ
レスロッド50、53、各プレス金型49、52、及
び、各スライドプレス金型55、56を介して、各間伐
材2、5の左右方向への加圧圧縮が行なわれる。かかる
加圧圧縮により各間伐材2、5は、図8中左右方向から
圧力を受け、圧縮成形されていく。そして、圧縮率に従
って各プレス金型49、52が所定量移動した時点で加
圧圧縮工程が終了する。
【0043】前記したような圧縮動作により、各補強部
材Pの軸部P1に突設された各鈎部P2は、各間伐材
2、5の表面から内部に圧入される。これにより、各補
強部材Pにおける各鈎部P2を介して各間伐材2、5
は、その径方向及び長さ方向に相互に連結固定される。
かかる終了状態が図9に示されている。ここに、図9は
加圧圧縮工程が終了した時点における圧縮成形装置の状
態を模式的に示す断面図である。
【0044】尚、前記加圧圧縮工程の時間は、使用され
る接着剤の種類に従って接着時間が異なることから接着
剤の種類によって左右されるが、大体30分程度加圧圧
縮工程を行なうことにより各間伐材2、5は接着剤を介
して相互に結着される。これにより、各間伐材2、5
は、それぞれ図1、図2に示すように圧縮集合され、集
合体となる。このとき、接着剤は固化した接着剤3(図
1、図2参照)として集合体中に残存されている。
【0045】次に、前記のように得られた各間伐材2、
5を接着剤3を介して相互に結着してなる集合体につい
て、固定化処理が行なわれる。かかる固定化処理につい
て図9に基づき説明する。固定化処理は、集合体を図9
に示す状態に保持したまま、水蒸気噴射装置から加熱水
蒸気を各間伐材2、5に噴射することにより行なわれ
る。このように水蒸気噴射装置から噴射された加熱水蒸
気は、各プレス金型46、49、52、54の蒸気孔4
6A、49A、52A、54A、及び、各スライドプレ
ス金型55、56の蒸気孔55A、56Aを通過し、各
間伐材2、5に噴射される。これにより、集合体におけ
る各間伐材2、5の固定化処理が行なわれ、各間伐材
2、5は永久にその形状を保持すべく固定化されるもの
である。これにより、前記補強部材Pにより各間伐材
2、5の相互が連結固定されることとも相まって、各間
伐材2、5は相互に固定された状態を永久に保持し得る
ものである。
【0046】このとき、前記固定化処理を行なう際の条
件として、水蒸気噴射装置から圧力容器41内に噴射さ
れる加熱水蒸気の温度は180℃が好ましく、水蒸気圧
は10kgf/cm2 、固定化処理時間は約1時間に、
それぞれ設定されている。また、前記のような固定化処
理は、図15に示すように、圧縮成形装置40の左右両
側壁の近傍に配設されたヒータHにより圧縮成形装置4
0内を加熱することによっても行なうことができる。即
ち、図9におけると同様、集合体を図15に示す状態に
保持したまま、各ヒータHを通電加熱し、圧縮成形装置
40の内部を所定温度に加熱した状態を所定時間保持す
ることにより集合体の固定化処理が行なわれるものであ
る。このとき、前記固定化処理を行なう際、各ヒータH
は、圧縮成形装置40の内部温度を180℃に保持する
ように加熱制御され、また、固定化処理時間は20時間
に設定されている。
【0047】前記のような固定化処理が終了した後、図
1、図2にて説明した集合材1、4が得られるものであ
る。このように製造された集合材1、4は、実際に家屋
における柱や梁、あるいは造作材の芯材等として使用さ
れる場合には天然の木目を集合させ変形させた特徴ある
意匠を発現できるが、集合材1、4における各4面に化
粧板等を貼り付ける等して使用してもよい。
【0048】以上詳細に説明した通り本実施例に係る集
合材1、4では、複数本の間伐材2、5を水蒸気加熱装
置10、水槽20中の熱湯21、又は、高周波加熱装置
30により加熱処理して軟化させた後、各間伐材2、5
の間に補強部材Pを配置するとともに、圧縮成形装置4
0による接着剤塗布工程、加圧圧縮工程、及び、固定化
処理工程の一連の処理を行なうことにより得られるもの
であり、従って、各間伐材2、5相互をその径方向及び
長さ方向のいずれの方向についても強固に固定すること
ができる。これにより、従来の集成材におけるように、
ひき板や単板を得るための工程や各ひき板、単板の縦つ
ぎ工程を行なうことなく、高い強度を有し、建築材料の
広い範囲に渡って使用可能であるとともに、コストの低
い集合材を得ることができる。
【0049】また、本実施例に係る集合材1、4は、各
間伐材2、5を補強部材P及び接着剤を介して相互に連
結固定した後、固定化処理を行なうようにしたので、補
強部材P及び接着剤を介して各間伐材2、5を相互に連
結固定しつつ加圧圧縮成形した後の形状を永久に保持す
ることができる。これにより、従来、1週間程度必要と
されていた養生期間を1時間程度に短縮することがで
き、もって集合材1、4の生産性を格段に向上すること
ができるものである。
【0050】更に、本実施例に係る集合材1、4では、
各間伐材2、5を剥皮した後、直ちに軟化工程、補強部
材配置工程、圧縮成形装置40による接着剤塗布工程、
加圧圧縮工程、及び、固定化処理工程の一連の処理を行
なうことができ、これより、従来のように間伐材の段階
で予め面取り加工等の機械加工を行なう必要がなく、こ
れより極めてコストの低い集合材1、4を製造すること
ができるものである。
【0051】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば、本実
施例に係る集合材1、4では、図1、図2に示すよう
に、直方体状の集合材を例にとって説明したが、前記圧
縮成形装置40に使用される各プレス金型46等の形状
を種々変更すれば、各種の所望形状を有する集合材が得
られることは明かである。
【0052】また、前記実施例においては、補強部材P
として図3に示すような補強部材を使用したが、補強部
材Pはこれに限定されるものではなく、例えば、図10
に示す第1変形例のように、軸部Q1の両側から交互に
鈎部Q2が突設されている補強部材Qでもよい。更に、
図11に示す第2変形例のように、軸部R1の両側から
「L」字状の鈎部R2が交互に突設された補強部材Rで
もよく、また、図12に示す第3変形例のように、中心
から3方向に鈎部S1が突設された星形の補強部材Sで
もよい。また、図13に示す第4変形例のように、軸部
T1の周囲に鋸歯状の鈎部T2が形成された補強部材T
でもよい。更に、図14(A)、(B)に示す第5変形
例、第6変形例のように、軸部U1から8方向に鈎部U
2が形成された補強部材U(図14(A))でもよく、
また、軸部V1から4つの矢形の鈎部V2が形成された
補強部材Vであってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、間伐材等か
らなる複数本の木材を集合して各木材相互を間伐材の径
方向及び長さ方向のいずれの方向についても強固に固定
することにより、木目の変化を生かした自由な意匠を発
現でき、高い強度を有し、建築材料の広い範囲に渡って
使用可能であるとともに、コストの低い集合材及び集合
材の製造方法を提供することができ、その産業上奏する
効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】径が比較的揃った複数本の間伐材を圧縮集合し
た集合材の端面図である。
【図2】径にばらつきのある複数本の間伐材を圧縮集合
した集合材の端面図である。
【図3】補強部材Pの断面図と側面図とを示す説明図で
ある。
【図4】集合材において各間伐材の相互が各補強部材を
介して連結固定されている状態を示す概念図である。
【図5】水蒸気加熱装置により間伐材の加熱処理を行な
う状態を模式的に示す説明図である。
【図6】熱湯を満たした水槽中で間伐材の加熱処理を行
なう状態を模式的に示す説明図である。
【図7】高周波加熱装置により間伐材の加熱処理を行な
う状態を模式的に示す説明図である。
【図8】圧縮成形装置を模式的に示す断面図である。
【図9】加圧圧縮工程が終了した時点における圧縮成形
装置の状態を模式的に示す断面図である。
【図10】補強部材の第1変形例を示す説明図である。
【図11】補強部材の第2変形例を示す説明図である。
【図12】補強部材の第3変形例を示す説明図である。
【図13】補強部材の第4変形例を示す説明図である。
【図14】補強部材の第5変形例、及び、第6変形例を
示す説明図である。
【図15】圧縮成形装置に配設されたヒータを介して固
定化処理を行なう状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1、4 集合材 2、5 間伐材 3 接着剤 10 水蒸気加熱装置 20 水槽 21 熱湯 30 高周波加熱装置 33 マイクロ発振機 40 圧縮成形装置 41 圧力容器 45、48、51 プレスシリンダ 46、49、52 プレス金型 P 補強部材 P1 軸部 P2 鈎部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱処理により軟化させた複数本の各
    木材間に各木材相互を連結する補強部材及び接着剤を介
    在させつつ加圧圧縮して所定の形状に成形するとともに
    加熱装置により固定化処理を施したことを特徴とする集
    合材。
  2. 【請求項2】 複数本の木材の加熱処理を行ない、各
    木材を軟化させる第1工程と、 前記軟化した各木材間に木材相互を連結する補強部材を
    介在させるとともに各木材の表面に接着剤を塗布する第
    2工程と、 前記接着剤が塗布され、相互間に補強部材が介在された
    各木材を加圧圧縮して所定の形状に成形する第3工程
    と、 加熱装置を介して加圧圧縮後の各木材に固定化処理を施
    す第4工程とからなることを特徴とする集合材の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記加熱装置は加熱水蒸気を介して前
    記各木材を加熱することにより固定化処理を施すことを
    特徴とする請求項2記載の集合材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記加熱装置はヒータを介して前記各
    木材を加熱することにより固定化処理を施すことを特徴
    とする請求項2記載の集合材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09295302A (ja) * 1996-05-02 1997-11-18 Hisaka Works Ltd 木材の圧密化方法
JPH1071609A (ja) * 1996-08-31 1998-03-17 Kyodo Kumiai Tamahara Craft 集成木材の製造方法
JP2007210156A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Olympus Corp 圧縮木製品の製造方法

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