JP2005205651A - 木製外装材 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない工程数で、取り付けた部材を確実に固定することができる木製外装材を提供すること。
【解決手段】木材1を圧縮して強化するに先立って、木材1の表面に穴部17aを形成し、この穴部17aに銘板17等の部材を配置しておく。この状態で木材1を圧縮することにより、穴部17aの角部170aを変形させて、銘板17の傾斜面170bと噛合させることにより、銘板17を木材1に固定する。
【選択図】 図3
【解決手段】木材1を圧縮して強化するに先立って、木材1の表面に穴部17aを形成し、この穴部17aに銘板17等の部材を配置しておく。この状態で木材1を圧縮することにより、穴部17aの角部170aを変形させて、銘板17の傾斜面170bと噛合させることにより、銘板17を木材1に固定する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、木製外装材に関し、より詳しくは電子機器の木製外装材に関する。
カメラや携帯電話機、ICレコーダ、PDA、テレビやビデオデッキ、エアコン、プロジェクタ等の家電製品のリモコン送信機等、手に持って操作する機器の外装材は、成形性や堅牢性、耐腐食性といった機能的側面、および見栄えの良さやデザイン性といった意匠的側面を考慮して工業的に大量生産されるので、専ら合成樹脂(ABS、ポリカーボネイト、アクリル等)や軽金属(アルミニウム、ステンレス、チタン、マグネシウム等)といった大量生産に適した材料で製造されるのが一般的である。
しかしながら、合成樹脂や軽金属といった材料は、ある種の冷たさや安っぽさの印象を与えるという欠点がある。これに対し、木や竹といった自然素材は、手になじみ易く人間の感性に訴えかける優しい風合いを備えている。他にも自然素材には、合成樹脂や軽金属といった材料にはない、優れた特性がある。その一方で木材などの自然素材には、強度の低さ、耐久性や加工性の乏しさなどの欠点もある。このような欠点を改善するために、通常の木材ではなく、高圧で圧縮した木材(以下、圧縮木材と称する)を利用するという技術が提案されてきている。例えば、特許文献1等では、高温高圧水蒸気雰囲気中で軟化させた木材を圧縮した状態で仮固定しておき、この木材を型に嵌めたあと、プレスして成形する技術が提案されている。
また、家具などに装飾用のタイルを取り付けたり、銘板等の部材を取り付けたりすることは従来から広く行われている。このような場合の多くは、接着剤を用いて取り付けを行っている。
特開平11−77619号公報
圧縮木材を、電子機器などの外装材に利用する場合にも、銘板等の部材を取り付ける処理を行うことが考えられる。この場合、上記したような手法では接着剤を塗布するという工程が必要となる。また、接着剤を用いて取り付けただけでは、温度変化などにより接着の効果が弱くなった場合に、取り付けた部材が外れてしまったりすることが考えられる。特に、銘板が金属製の場合には、金属と木材との温度による形状変形量の差により、取り付けた部材が外れてしまう可能性が更に高くなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、少ない工程数で、取り付けた部材を確実に固定することができる木製外装材を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による木製外装材は、有底または無底の穴部が形成された木材と、上記木材の穴部に配置される部材とを具備し、上記木材を圧縮して上記穴部の周縁部を変形させることにより上記穴部に上記部材を固定することを特徴とする。
この第1の態様においては、木材を圧縮するに先立って、木材表面に穴部を設けておき、圧縮時にこの穴部の周縁部を変形させて部材を固定する。これにより、少ない工程数で確実に部材を固定することが可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による木製外装材は、第1の態様において、上記部材は、上記穴部の開口部より深さ方向に、上記木材の圧縮方向と直交する方向の断面積が大きくなるような噛合部位を有し、上記木材の圧縮により、上記噛合部位が上記木材の上記穴部の周縁部と噛合うことで上記穴部に固定される部材であって、上記穴部の圧縮前の深さを、上記開口部から上記噛合部位までの距離よりも大きくすることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第3の態様による木製外装材は、第1の態様において、上記部材は、上記穴部の開口部より深さ方向に、上記木材の圧縮方向と直交する方向の断面積が変化するような噛合部位を有し、上記木材の圧縮により、上記噛合部位が上記木材の上記穴部の周縁部と噛合うことで上記穴部に固定される部材であって、上記穴部の圧縮前の深さを、上記開口部から上記噛合部位までの距離よりも大きくすることを特徴とする。
これら第2及び第3の態様においては、部材として、穴部の周縁部と噛合うような噛合部を設けることにより、木材の圧縮時に確実に部材を固定することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第4の態様による木製外装材は、第2又は第3の態様において、上記噛合部位は傾斜面よりなることを特徴とする。
この第4の態様においては、噛合部位を傾斜面形状とすることにより、部材の製造が容易になる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第5の態様による木製外装材は、第1乃至第4の態様において、上記部材は、上記木材よりも硬い材料で構成された部材であることを特徴とする。
この第5の態様においては、木材よりも硬い材料のものを部材として用いることで部材を取り付けた後に、部材が外れてしまう可能性をより低減させることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第6の態様による木製外装材は、第1乃至第5の態様において、上記部材は、上記木材の圧縮により上記木材と係合して、上記部材の回転を防止するための凸部をさらに有していることを特徴とする。
この第6の態様においては、回転防止の凸部により部材の回転を防止することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第7の態様による木製外装材は、第1乃至第6の態様において、当該木製外装材は、電子機器の外装材であることを特徴とする。
この第7の態様においては、銘板等を取り付けたりする可能性が高い電子機器の外装材として圧縮木材を利用することができる。
本発明によれば、少ない工程数で、取り付けた部材を確実に固定することができる木製外装材を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について説明する。図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器の一例としてのデジタルカメラ(以下、単にカメラと称する)の外観図である。図においてカメラ100の外装材は前カバー10a、後カバー10b、上蓋10c、及び下蓋10dから構成されている。そして、前カバー10aには円形孔が形成されており、撮像レンズ13が図1(a)のように露出配置されるようになっている。また、外装材の上蓋10cにも孔が設けられており、レリーズボタン15等の各種操作部材が露出配置されるようになっている。更に、前カバー10aには、銘板17が嵌め込まれている。図1(c)は銘板17周辺の拡大図である。図1(c)に示すように、銘板17は、前カバー10aに埋め込まれるようにして取り付けられている。この銘板17の取付け手法については後で詳述する。
本発明の第1の実施形態について説明する。図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器の一例としてのデジタルカメラ(以下、単にカメラと称する)の外観図である。図においてカメラ100の外装材は前カバー10a、後カバー10b、上蓋10c、及び下蓋10dから構成されている。そして、前カバー10aには円形孔が形成されており、撮像レンズ13が図1(a)のように露出配置されるようになっている。また、外装材の上蓋10cにも孔が設けられており、レリーズボタン15等の各種操作部材が露出配置されるようになっている。更に、前カバー10aには、銘板17が嵌め込まれている。図1(c)は銘板17周辺の拡大図である。図1(c)に示すように、銘板17は、前カバー10aに埋め込まれるようにして取り付けられている。この銘板17の取付け手法については後で詳述する。
図1(b)は、カメラの断面図を示す。前カバー10aと後カバー10bとはカメラ内部のフレーム11によって支持されている。また、前カバー10aには、上記した撮像レンズ13を露出配置するための円形孔1cと、画像記録媒体Cをカメラ本体に挿入するための矩形の挿入孔1dとが形成されている。一方、後カバー10bには、液晶モニタ14を露出させるための矩形の窓部1eと、外部機器との接続ケーブルを差し込むための挿入孔1f等が形成されている。更に、カメラの下蓋10dには三脚取付け用の雌ねじ部材18が取り付けられている。
このような外装材の内部に、カメラの種々の制御を行うための電子回路12が収納されている。この電子回路12としては、例えばCCD等の撮像素子12a、撮像素子12aの駆動回路12b、液晶モニタ14の駆動回路12c、画像記録媒体Cに対する画像記録装置12d、外部機器との接続端子12e等が含まれる。必要に応じて、内部の電子回路を増減させても良いことは言うまでもない。
その他、前カバー10a及び後カバー10bには、レリーズボタンや各種操作ボタンを突出させるための孔も形成されている。なお、これら各孔には必要に応じて扉やキャップを設けるようにしても良い。
ここで、前カバー10a及び後カバー10bには、圧縮によって強化された木材が使用されている。前カバー10aの原形となる木材1は、図2(a)に示すように、矩形の底部1aの周囲に壁部1bを有する函形に形成されている。圧縮される前の木材1は、例えば、ブロック状のムク材から削り出し加工され、底部1aから壁部1bにかけては滑らかな曲面で繋がっている。木目は、底部1aでは長手方向に向かい、周囲の壁部1bでは壁部1bの厚さ方向に向かっている。なお、木材1の種類としては、例えば檜、檜葉、桐、チーク、マホガニー、杉、松、桜、竹等を用いても良い。また、木材1としては、ムクに限らず、廃材チップや木粉等を集めて固めた圧縮加工材料のような木質材を使用することも可能である。
次に、木材1を圧縮する手順を参照して説明する。ここで、第1の実施形態では、木材1の圧縮時に銘板17を取り付ける処理も行う。
木材1の圧縮に先立って、まず、木材1の下表面に有底の穴部17aを形成する。この穴部17aは例えば切削加工等の手法によって形成すればよい。ただし、穴部17aの開口部から底までの深さh1は、銘板17の高さh2よりも深くなるようにしておく。このようにして形成した穴部17aに銘板17を取り付ける。
木材1の圧縮の際には、まず、木材1を高温高圧の水蒸気雰囲気中に配置する。木材1は、高温高圧の水蒸気雰囲気中に置かれることで過剰に水分を吸収して軟化する。
図2は、木材を圧縮して銘板を木材に固定する際の断面図である。ここで、図2(a)は木材1を型部材に嵌め込む前の図であり、図2(b)は木材1を型部材に嵌め込んだ後の図である。
木材を圧縮する際には、上記と同様の高温高圧の飽和水蒸気雰囲気中において、型部材21の内側に木材1を嵌め込む。このとき、銘板17を穴部17aの位置に配置されるようにする。ここで、銘板17には、図3(a)に示すように、穴部17aの開口から底に向かうにつれて断面積が大きくなるように傾斜する傾斜面170bを予め形成しておく。
このような状態で別の型部材22を用いて木材1を、その厚み方向(図2(a)の矢印方向)に圧縮する。以下、型部材21及び型部材22をそれぞれ、下型部材21及び上型部材22と称する。
ここで、木材1の下面の形状と下型部材21の形状との関係、ならびに木材1の上面の形状と上型部材22の形状との関係について説明する。上記したように木材1の底部1aから壁部1bにかけては滑らかな曲面で繋がっている。ここで、木材1の下面の曲面の曲率半径をRo、木材1の上面の曲面の曲率半径をRiとし、曲率半径Roの曲面に接する下型部材21の曲面の曲率半径をRA、曲率半径Riの曲面に接する上型部材22の曲面の曲率半径をRBとする。ここで、このときの曲率半径の関係は、Ro>RA、Ri>RBとなっている。
このような状態で図2(b)に示すように、上型部材22を木材1の内側に嵌め込むように移動させる。そして、下型部材21と上型部材22とで木材1を圧縮し、その状態のまま所定の時間放置する。下型部材21と上型部材22とに挟まれた木材1は、底部1a、壁部1bに圧縮力が加えられ、当初の厚さの1/2から1/3程度にまで圧縮される。ここで、壁部1bの部分には、上記のような曲率半径の関係から、木目の方向に圧縮力が作用するのではなく、壁部1bの外側面を上方に擦るような上向きの摩擦力が作用し、壁部1bの内側面を下方に擦るような下向きの摩擦力が作用するので、当初横向きであった壁部1bの木目が縦方向に屈曲したように変形する。
更に、穴部17aの深さを銘板17の高さよりも深くなるように穴部17aを形成しているので、上からの圧縮力によって図3(a)に示す穴部17aの周縁部(角部)170aが潰れたときに、図3(b)のように、潰れた角部170aが銘板17に形成された傾斜面170bと噛み合うようにして銘板17が固定される。
最後に、高温高圧の水蒸気雰囲気を解消して上下の型部材21及び22から木材1を取り出すと、木材1は、下型部材21及び上型部材22の形状に合わせた形に成形される。このとき、圧縮後の木材1は、底部1a、壁部1bともほぼ均一な厚さとなる。
以上説明したような圧縮成形法によって圧縮された木材1は、前カバー10aの形状となる。この木材1は、圧縮によって密度を増すことにより全体に高い強度が付与される。加えて、壁部1bの木目が縦方向に屈曲して壁部1bの強度を負担するので、壁部1bの強度をその他の部分と同等にまで向上させることができ、厚みのある木材を使用しなくても外装材の前カバーとして十分な強度を確保することができる。これにより、木や竹といった自然素材の優れた吸湿性、ならびに手になじみ易く人間の感性に訴えかける優しい風合いを備える高品質な電子機器の外装材の量産が可能になる。
また、木材1の圧縮時に木材1に設けた穴部17aの周縁部を潰して変形させ、この変形させた部分を銘板17と噛合させることにより、接着剤などを用いなくとも銘板17を木材1に取り付けることができる。勿論、接着剤を用いて銘板17を穴部17aに貼り付けた後に圧縮を行って、銘板17を固定するようにしても良い。なお、木材1を圧縮した際には、木材1の木口から樹液が搾出する。ここで、樹液には接着作用があるので、第1の実施形態の手法によって銘板17を取り付ける場合には、圧縮時に搾出される樹液を接着剤の代わりとして用いることもできる。
また、図2(a)及び図2(b)の例では、銘板17の形状は、傾斜面を有する略台形形状を例としているが、これに限るものではない。例えば、図4(a)に示すような凸形状や、図4(b)のような形状、更には図4(c)のように曲面を有するような形状としても良い。
なお、木材1の圧縮は、図2(a)や図2(b)で示した例に限るものではなく、例えば、木材1や上下の型部材21及び22の向きを上下反転させた状態で圧縮するようにしても良い。この場合には、予め穴部17aに銘板17を載置した状態で圧縮することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態は、木材1に取り付ける部材が銘板ではなく、カメラの三脚取付け用の雌ねじ部材18である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態は、木材1に取り付ける部材が銘板ではなく、カメラの三脚取付け用の雌ねじ部材18である。
第2の実施形態においては、木材1(ここでは、図1の下蓋10dを形成するための木材)に設ける穴部17aを無底の貫通穴としておく。そして、図5に示すようにして雌ねじ部材18を穴部17aに挿入する。ここで、穴部17aに挿入する雌ねじ部材18には、図6に示すように木材1との噛合部位としての溝18aを形成しておく。この溝18aは、木材1の圧縮方向の断面積が変化するように形成する。また、雌ねじ部材18を穴部17aに挿入したときに溝18aが穴部17aの内部に位置するようにしておく。
図6に示すような雌ねじ部材18を穴部17aに挿入した後、木材1の圧縮を行う。このような圧縮を行うことにより、木材1が溝18aに入り込んで、溝18aと噛み合い、雌ねじ部材18が木材1に固定される。ここで、溝18aと木材1とを噛合させるだけでなく、図6に示すように、雌ねじ部材18に木材1と係合する凸部としての、角部18bやローレット18cを形成したりしておくことで、雌ねじ部材18の回転を防止することが可能である。なお、図6では角部18bとローレット18cとを両方形成しているが、実際には何れか一方でもよい。
以上説明したような圧縮成形法によれば、木材の圧縮と同時にカメラの三脚取り付け用の雌ねじ部材を取り付けることができる。
なお、上記した実施形態では電子機器の一例としてデジタルカメラを採用したが、上記実施形態で説明した技術を、例えば、家電製品(例えばテレビやビデオデッキ、エアコン、プロジェクタ等)のリモコン送信機の外装材やカメラ付携帯電話機の外装材等の種々の外装材に適用しても良いことは言うまでもない。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
10a…前カバー、10b…後カバー、10c…上蓋、10d…下蓋、17a…穴部、17…銘板、18…三脚取付け用の雌ねじ部材、170a…角部、170b…傾斜面
Claims (7)
- 有底または無底の穴部が形成された木材と、
上記木材の穴部に配置される部材と、
を具備し、
上記木材を圧縮して上記穴部の周縁部を変形させることにより上記穴部に上記部材を固定することを特徴とする木製外装材。 - 上記部材は、上記穴部の開口部より深さ方向に、上記木材の圧縮方向と直交する方向の断面積が大きくなるような噛合部位を有し、
上記木材の圧縮により、上記噛合部位が上記木材の上記穴部の周縁部と噛合うことで上記穴部に固定される部材であって、
上記穴部の圧縮前の深さを、上記開口部から上記噛合部位までの距離よりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載の木製外装材。 - 上記部材は、上記穴部の開口部より深さ方向に、上記木材の圧縮方向と直交する方向の断面積が変化するような噛合部位を有し、
上記木材の圧縮により、上記噛合部位が上記木材の上記穴部の周縁部と噛合うことで上記穴部に固定される部材であって、
上記穴部の圧縮前の深さを、上記開口部から上記噛合部位までの距離よりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載の木製外装材。 - 上記噛合部位は傾斜面よりなることを特徴とする請求項2又は3に記載の木製外装材。
- 上記部材は、上記木材よりも硬い材料で構成された部材であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の木製外装材。
- 上記部材は、上記木材の圧縮により上記木材と係合して、上記部材の回転を防止するための凸部をさらに有していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の木製外装材。
- 当該木製外装材は、電子機器の外装材であることを特徴とする請求項1乃至6に記載の木製外装材。
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2004
- 2004-01-21 JP JP2004012750A patent/JP2005205651A/ja active Pending
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