JPH0998396A - 画像通信端末装置 - Google Patents

画像通信端末装置

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JPH0998396A
JPH0998396A JP7253151A JP25315195A JPH0998396A JP H0998396 A JPH0998396 A JP H0998396A JP 7253151 A JP7253151 A JP 7253151A JP 25315195 A JP25315195 A JP 25315195A JP H0998396 A JPH0998396 A JP H0998396A
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JP
Japan
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data
unit
terminal
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video
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JP7253151A
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Inventor
Toshihiro Nishimura
利浩 西村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の端末に接続し、映像,音声の送受信を
同時に行うことが可能な操作性及び利便性に優れた画像
通信端末装置を提供することを目的とする。 【構成】 映像,音声データを圧縮・符号化及び復号・
伸張するコーデック部5,6と、データを多重化するデ
ータ多重化部7aと、多重化された映像・音声データを
複数のチャネルに分離するチャネル分離部7dと、チャ
ネル分離部7dからのデータ毎に通信回線10を介して
送信する複数のフレーム組立部7c1,7c2と、受信し
たデータのフレーミング同期を回線毎に検出維持する複
数のフレーム同期検出部8c1,8c2と、複数のフレー
ム同期検出部8c1,8c2からのデータを映像データと
音声データに分離するデータ分離部8aと、各フレーム
組立部と各フレーム同期検出部と通信回線10の各チャ
ネルとのインタフェースを行う複数の接続制御部9a
1,9a2と、を備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線に接続され画
像データを伝送する画像通信端末装置に関し、特に複数
の他端末との画像データを同報通信可能な画像通信端末
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像符号化方式の国際標準化,I
SDN回線等の高速ディジタル伝送路及びその低ランニ
ングコストによる普及に伴い、動画テレビ電話,電子会
議装置等の画像通信端末装置の導入が増加している。
【0003】以下に従来の画像通信端末装置について説
明する。図5は従来の画像通信端末装置の構成を示すブ
ロック図である。1は端末使用者等の自映像を撮影する
ためのカメラ、2は相手からの映像又は自映像を表示す
るモニタ、3は音声を入力するためのマイク、4は音声
を出力するためのスピーカ、5はカメラ1から取り込ん
だ映像データを圧縮,符号化したり、圧縮,符号化され
た映像データを復号,伸張しモニタ2に写し出せるよう
にする映像コーデック部、6はマイク3からの音声デー
タを圧縮,符号化したり、圧縮,符号化された音声デー
タを復号,伸張しスピーカ4で聞けるようにする音声コ
ーデック部、7′は後述の回線インタフェース部9′を
介して通信回線10に映像・音声データを同時に送出す
るための多重化部、8′は通信回線10を通して回線イ
ンタフェース部9′から受信される多重化された映像・
音声データの分離を行う分離部、9′は通信回線10に
端末を接続するための回線インタフェース部、10はI
SDN回線等からなる通信回線、11は電話番号の入
力,機能の選択等を行うためのキー入力部、12はキー
入力部11からの入力制御や端末全体を制御するシステ
ム制御部である。
【0004】ここで、多重化部7′は、音声データと映
像データを多重化するデータ多重化部7aと、自端末の
能力,動作モードをBAS(Bit-rate Allocation Sign
al)符号等に変換する送信制御部7bと、ITU−T
(国際電気通信連合 電気通信標準化部門) H.22
1等のフレーミングを行なうフレーム組立部7cと、か
ら構成される。又、分離部8′は、多重化された映像デ
ータと音声データを分離するデータ分離部8aと、相手
端末の能力及び、動作モードを検出するBASの動作モ
ード検出部8bと、ITU−T H.221等のフレー
ミング同期を検出するフレーム同期検出部8cと、から
構成される。
【0005】以上のように構成された従来の画像通信端
末装置について、以下発信時を例にその動作を説明す
る。まず、キー入力部11から電話番号が入力され発信
キーが押されるとシステム制御部12は、回線インタフ
ェース部9′に対して通信回線10への発信動作を行な
うように指示する。発信後、相手端末がその呼に応じ、
接続動作が完了するとH.221のフレーム同期検出部
8cでは受信データのH.221フレーム同期の検出を
行う。同期が検出されるとBASの動作モード検出部8
bにおいて相手端末の能力の検出が行なわれる。又、B
ASの送信制御部7bでは、システム制御部12で予め
設定されている自端末の能力をBAS符号に変換する。
このBAS符号は、H.221のフレーム組立部7cで
H.221フレーム化されて回線インタフェース部9′
から通信回線10へ送出される。BASの動作モード検
出部8bにおいて検出された相手端末の能力と自端末の
能力に基づき、自端末の動作モードがシステム制御部1
2で決定され、BASの送信制御部7bでBAS符号に
変換され、H.221のフレーム組立部7cでH.22
1フレーム化されて相手端末へ送られる。システム制御
部12では、送信,受信の各モードに合わせて映像コー
デック部5の画像フォーマットや音声コーデック部6の
音声符号化方式等の設定を行なう。例えば、画像コーデ
ック、画像フォーマット(CIF/QCIF)および音
声コーデック、音声符号化方式(G.711/G.72
81/G.722)などである各コーデック部5,6の
設定完了後、カメラ1からの映像データが映像コーデッ
ク部5で圧縮,符号化され、又、マイク3からの音声デ
ータが音声コーデック部6で圧縮,符号化される。更
に、データ多重化部7aで多重化され、H.221のフ
レーム組立部7cでH.221フレーム化され、回線イ
ンタフェース部9′から通信回線10上に送られる。
又、回線インタフェース部9′が受け取った相手からの
映像データや音声データは、データ分離部8aで映像デ
ータと音声データに分離され、映像データは映像コーデ
ック部5で復号,伸張されモニタ2に表示され、音声デ
ータは音声コーデック部6で復号,伸張されスピーカ4
から出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、複数の端末に接続し、同一の映像や音声の
送受信を同時に行うことができないという問題点を有し
ていた。特に、同報通信を行うためには、専用の多地点
通信制御装置を利用する必要があり、装置構成が複雑で
スペースを要するという問題点を有していた。又、複数
の端末に接続した通信制御装置を有する電子会議装置で
は、複数の端末から送信される映像を合成し各端末に送
信する専用の制御装置及びそれを操作する専任の操作者
が必要であり、操作が複雑になるという問題点を有して
いた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、複数の端末に接続し、同一の映像,音声の送受信を
同時に行うことが可能で、装置の構成が簡単かつ省スペ
ースを実現できる操作性,利便性及び信頼性に優れた画
像通信端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の画像通信端末装置は、映像
データと音声データを圧縮・符号化及び復号・伸張する
コーデック部と、映像データと音声データを多重化する
データ多重化部と、データ多重化部からの映像・音声デ
ータを複数のチャネルに分離するチャネル分離部と、自
端末の能力,動作モードを符号化する複数の送信制御部
と、相手端末の能力及び動作モードを検出する複数の動
作モード検出部と、チャネル分離部からの各データ毎に
通信回線を介して送信するためのフレーミング化を行う
複数のフレーム組立部と、通信回線から受信したデータ
のフレーミングの同期を回線毎に検出,維持する複数の
フレーム同期検出部と、複数のフレーム同期検出部から
の多重化されたデータを映像データと音声データとに分
離するデータ分離部と、各フレーム組立部と各フレーム
同期検出部と通信回線の各チャネルとのインタフェース
を行う複数の接続制御部を有する回線インタフェース部
と、を備えている構成を有している。
【0009】ここで、データ分離部としては、更に、複
数のフレーム同期検出部から得られた映像・音声データ
から分離した各映像データをモニタに同時に合成表示す
る映像データ合成部を備えていることが好ましい。これ
により、同時に複数の映像データを見ることができるの
で、複数のモニタや一台のモニタでの切り換え等が必要
なく、操作性及び利便性を向上させることができる。
又、画像通信端末装置としては、複数の電話番号の入力
及び同報機能の選択を行う入力操作部を備えていること
が好ましい。これにより、操作性を向上させることがで
きる。又、同報通信を行う際、初期設定から同報開始ま
での間は相手端末には発信端末側からの音声,映像は送
られないため、その間は同報接続中であることを示すメ
ッセージが相手端末の画面上に表示されることが好まし
い。これにより、相手端末に自端末状況を伝えることが
できる。
【0010】
【作用】この構成によって、映像データと音声データを
圧縮・符号化及び復号・伸張するコーデック部と、映像
データと音声データを多重化するデータ多重化部と、デ
ータ多重化部からの映像・音声データを複数のチャネル
に分離するチャネル分離部と、自端末の能力,動作モー
ドを符号化する複数の送信制御部と、相手端末の能力及
び動作モードを検出する複数の動作モード検出部と、チ
ャネル分離部からの各データ毎に通信回線を介して送信
するためのフレーミング化を行う複数のフレーム組立部
と、通信回線から受信したデータのフレーミングの同期
を回線毎に検出,維持する複数のフレーム同期検出部
と、複数のフレーム同期検出部からの多重化されたデー
タを映像データと音声データとに分離するデータ分離部
と、各フレーム組立部と各フレーム同期検出部と通信回
線の各チャネルとのインタフェースを行う複数の接続制
御部を有する回線インタフェース部と、を備えているの
で、複数の送信制御部及び動作モード検出部により、端
末間毎に能力,動作モードを決定し、フレーム組立部と
フレーム同期検出部により、相手毎に送受信データのフ
レーミングの同期を検出,維持でき、複数の相手に同時
に同一の多重化された映像データと音声データを送受信
できるので、利便性を向上させることができる。又、回
線インタフェース部を一体化することにより、装置の構
成が簡単で、小型化を実現できるとともに、配線等の必
要がなく省スペース及び信頼性を向上させることができ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の画像通信端末装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における画像通信
端末装置の構成を示すブロック図である。1はカメラ、
2はモニタ、3はマイク、4はスピーカ、5は映像コー
デック部、6は音声コーデック部、10は通信回線、1
1はキー入力部、12はシステム制御部である。これら
は、従来例と同様なものなので、同一の符号を付して説
明を省略する。従来例と異なるのは、多重化部7が、映
像データと音声データを多重化するデータ多重化部7a
と、データ多重化部7aからの映像・音声データを複数
のチャネルに分離するチャネル分離部7dと、自端末の
能力,動作モードを符号化する送信制御部7b1,7b2
と、チャネル分離部7dからの各データ毎に通信回線1
0を介して送信するためのフレーミング化を行う複数の
フレーム組立部7c1,7c2と、から構成される。又、
分離部8が、相手端末の能力及び動作モードを検出する
動作モード検出部8b1,8b2と、通信回線10から受
信した多重化データのフレーミングの同期を回線毎に検
出,維持する複数のフレーム同期検出部8c1,8c2
と、複数のフレーム同期検出部8c1,8c2からの多重
化データを映像データと音声データとに分離するデータ
分離部8aと、から構成される。更に、回線インタフェ
ース部9が、各フレーム組立部7c1,7c2と各フレー
ム同期検出部8c1,8c2と通信回線10の各回線のチ
ャネルとのインタフェースを行う複数の接続制御部9a
1,9a2から構成されている点である。ここで、本実施
例では従来例と同様に、送信制御部7b1,7b2及び動
作モード検出部8b1,8b2は、BAS符号を用いて送
受信における動作モードの設定が行われ、フレーム組立
部7c1,7c2及びフレーム同期検出部8c1,8c2
は、ITU H.221の通信規約に基づいて通信デー
タの送受信制御が行われるものとする。
【0013】以上のように構成された画像通信端末装置
について、以下その動作を説明する。図2は本発明の一
実施例における画像通信端末装置の同報通信発信時の入
力画面図である。まず、キー入力部11にから同報機能
が選択されると、システム制御部12により同報先の2
地点の各端末に対応した2つの電話番号を要求する図2
に示すような同報通信発信の入力画面が表示される。キ
ー入力部11より2つの電話番号が入力され、発信キー
が押されると、システム制御部12では第1地点の電話
番号を回線インタフェース部9内のB1の接続制御部9
a1に渡す。B1の接続制御部9a1は通信回線10に対
し、B1チャネルでの発信動作を行なう。相手端末がそ
の呼に応じ、B1チャネルの接続が完了すると、接続シ
ーケンスがB1チャネルを通して相手端末との間で行な
われる。
【0014】以下に画像通信端末装置のB1チャネルの
接続シーケンスについて、その実行時の動作について図
3を用いて説明する。図3は本発明の一実施例の画像通
信端末装置のISDN回線である通信回線のB1チャネ
ルを用いた接続シーケンス図である。まず、初期能力交
換シーケンスでは、B1−H.221のフレーム同期検
出部8c1において受信データのH.221フレーム同
期の検出を行い、同期が検出されるとB1−BAS検出
を行う動作モード検出部8b1において相手端末の能力
(この場合、相手の能力は転送レート能力2B、音声能
力G.728、ビデオ能力CIF(Common Intermediat
e Format)、MBE(Mult Byte Extension )能力有
り、とする)の検出が行なわれる。又、B1−BAS送
信制御を行う送信制御部7b1では、システム制御部1
2で予め設定されていた自端末の能力(この場合、転送
能力1B,音声能力G.728,ビデオ能力CIF,M
BE能力有り、とする)をBAS符号に変換する。この
BAS符号はB1−H.221のフレーム組立部7c1
でH.221にフレーム化されて回線インタフェース部
9から通信回線10へ送出される。B1−BASの動作
モード検出部8b1において検出された相手端末の能力
と自端末の能力に基づき自端末の動作モード(この場
合、転送レート1B,音声モードG.728)がシステ
ム制御部12に通知される。
【0015】次に、相手端末が同報モードを備えた機能
であるかどうかを確認するために、(表1)及び(表
2)に示したようなMBEを使った非標準能力メッセー
ジを初期能力に新たに加え、再度能力交換を行なう。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】相手端末からも同様の非標準メッセージが
送られてきたならば、相手端末が同報モードを備えてい
ると見なし、システム制御部12では(表3)及び(表
4)に示したようなMBEを使った非標準コマンドをB
1−BASの送信制御部7b1経由で相手端末へ送信
し、同報のための制御を行なう。
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】まず、同報機能オンのコマンドを相手端末
へ送る。それを受け取った相手端末では、システム制御
部12がオーディオオフ、ビデオオフのBASコマンド
を送出するようにB1−BASの送信制御部7b1に指
示するとともに、映像データ,音声データの送出を停止
する。
【0022】更に、他の被同報端末の接続が完了してい
ないことを相手端末に通知するために、他端末未接続の
コマンドを相手端末へ送り、それからもう1台の端末の
接続処理を行なう。もう1台の端末への接続が完了した
ならば、B1−BASの送信制御部7b1経由でオーデ
ィオモードG.728,H.261ビデオオン,同報開
始のコマンドを相手端末へ送信し、B1チャネルで接続
された端末に対する同報接続制御が完了する。同報機能
オンコマンドから同報開始までの間は相手端末には発信
端末側からの音声,映像は送られないため、その間は同
報接続中であることを示すメッセージが相手端末の画面
上に表示される。
【0023】B1チャネルでの同報接続制御が相手端末
への他端末未接続のコマンド送信まで行なわれたなら
ば、システム制御部12では、第2地点の電話番号を回
線インタフェース部9内のB2の接続制御部9a2へ渡
す。B2の接続制御部9a2は、通信回線10に対し、
B2チャネルでの発信動作を行なう。相手端末がその呼
に応じ、B2チャネルの接続が完了すると、接続シーケ
ンスがB2チャネルを通して相手端末との間で行なわれ
る。
【0024】以下に画像通信端末装置のB2チャネルの
接続シーケンスについて、その実行時の動作について図
4を用いて説明する。図4は本発明の一実施例の画像通
信端末装置のISDN回線である通信回線のB2チャネ
ルを用いた接続シーケンス図である。まず、初期能力交
換シーケンスでは、B2−H.221のフレーム同期検
出部8c2において受信データのH.221フレーム同
期の検出を行い、同期が検出されるとB2−BASの動
作モード検出部8b2において相手端末の能力(この場
合、相手の能力は転送レート能力2B,音声能力G.7
28、ビデオ能力CIF、MBE能力有り、とする)の
検出が行なわれる。又、B2−BASの送信制御部7b
2ではシステム制御部12で予め設定されていた自端末
の能力(この場合、転送能力1B,音声能力G.72
8,ビデオ能力CIF,MBE能力有り、とする)をB
AS符号に変換する。このBAS符号は、B2−H.2
21のフレーム組立部7c2でH.221フレーム化さ
れて回線インタフェース部9から通信回線10へ送出さ
れる。B2−BASの動作モード検出部8b2において
検出された相手端末の能力と自端末の能力に基づき自端
末の動作モード(この場合、転送レート1B,音声モー
ドG.728)が、システム制御部12で決定される。
同報接続が完了するまでは音声,映像とも相手端末へは
送らないため、オーディオオフコマンドがB2−BAS
の送信制御部7b2でBAS符号に変換され、B2−
H.221のフレーム組立部7c2でH.221にフレ
ーム化されて相手端末へ送られる。又、相手端末の動作
モード(この場合、転送レート1B,音声モードG.7
28)はB2−BASの動作モード検出部8b2で認識
され、システム制御部12に通知される。
【0025】次に、相手端末が同報モードを備えた機種
であるかどうかを確認するために、(表1)及び(表
2)で示したようなMBEを使った非標準能力メッセー
ジを初期能力に新たに加え、再度能力交換を行なう。相
手端末からも同様の非標準メッセージが送られてきたな
らば、相手端末が同報モードを備えていると見なし、シ
ステム制御部12では(表1)及び(表2)で示したよ
うなMBEを使った非標準コマンドをB2−BASの送
信制御部7b2経由で相手端末へ送信し、同報のための
制御を行なう。そこで、まず、同報機能オンのコマンド
を相手端末へ送る。それを受け取った相手端末では、シ
ステム制御部12がオーディオオフ,ビデオオフのBA
Sコマンドを送出するようにB2−BASの送信制御部
7b2に指示するとともに、音声データ,映像データの
送出を停止する。
【0026】更に、B1チャネルにおいて、他の被同報
端末の接続が完了しているため、そのことを相手端末に
通知するために、他端末接続のコマンドを相手端末へ送
る。そして、B1−BASの送信制御部7b2経由でオ
ーディオモードG.728、H.261ビデオオン、同
報開始のコマンドを相手端末へ送信し、B2チャネルに
おいて接続された端末に対する同報接続制御が完了す
る。ここで、同報機能オンコマンドから同報開始までの
間は、相手端末には発信端末側からの音声,映像は送ら
れないため、その間、同報接続中であることを示すメッ
セージが相手端末の画面上に表示される。
【0027】B1チャネルで接続された端末とB2チャ
ネルで接続された端末のそれぞれに対して同報開始コマ
ンドの送信が完了したならば、システム制御部12で
は、B1チャネル,B2チャネルに同一の映像データ及
び音声データが送信されるようにチャネル分離部7dを
切り替える。それにより、カメラ1からの映像データが
映像コーデック部5で圧縮・符号化され、マイク3から
の音声データが音声コーデック部6で圧縮・符号化さ
れ、データ多重化部7aで多重化され、B1−H.22
1のフレーム組立部7c1、B2−H.221のフレー
ム組立部7c2でH.221にフレーム化され、回線イ
ンタフェース部9から通信回線10のB1チャネル,B
2チャネルを通して2台の被同報端末へ送信される。
【0028】以上のように本実施例によれば、構成が簡
単で、省スペースを実現し、同一の映像データ及び音声
データを同時に通信回線を介して複数の端末に対して同
報通信が実現できる通信機能を低原価で実現でき、操作
性及び利便性を向上させることができる。又、回線イン
タフェース部が一体化されることにより、省スペースを
実現できるとともに、信頼性を向上させることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、映像データと音
声データを圧縮・符号化及び復号・伸張するコーデック
部と、映像データと音声データを多重化するデータ多重
化部と、データ多重化部からの映像・音声データを複数
のチャネルに分離するチャネル分離部と、チャネル分離
部からの各データ毎に通信回線を介して送信するための
フレーミング化を行う複数のフレーム組立部と、通信回
線から受信したデータのフレーミングの同期を回線毎に
検出,維持する複数のフレーム同期検出部と、複数のフ
レーム同期検出部からの多重化されたデータを映像デー
タと音声データとに分離するデータ分離部と、各フレー
ム組立部と各フレーム同期検出部と通信回線の各チャネ
ルとのインタフェースを行う複数の接続制御部を有する
回線インタフェース部と、を備えているので、相手毎に
受信データのフレーミングの同期を検出,維持でき、複
数の相手に同時に同一の多重化された映像データと音声
データを送受信でき、操作性及び利便性に優れた画像通
信端末装置を実現することができる。又、装置の構成が
簡単で、小型化を実現でき、省スペースに優れた信頼性
の高い画像通信端末装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像通信端末装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例における画像通信端末装置の
同報通信発信時の入力画面図
【図3】本発明の一実施例における画像通信端末装置の
ISDN回線である通信回線のB1チャネルを用いた接
続シーケンス図
【図4】本発明の一実施例における画像通信端末装置の
ISDN回線である通信回線のB2チャネルを用いた接
続シーケンス図
【図5】従来の画像通信端末装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 カメラ 2 モニタ 3 マイク 4 スピーカ 5 映像コーデック部 6 音声コーデック部 7,7′ 多重化部 7a データ多重化部 7b1,7b2,7b 送信制御部 7c1,7c2,7c フレーム組立部 7d チャネル分離部 8,8′ 分離部 8a, データ分離部 8b1,8b2,8b 動作モード検出部 8c1,8c2,8c フレーム同期検出部 9,9′ 回線インタフェース部 10 通信回線 11 キー入力部 12 システム制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像データと音声データを圧縮・符号化及
    び復号・伸張するコーデック部と、前記映像データと前
    記音声データを多重化するデータ多重化部と、前記デー
    タ多重化部からの映像・音声データを複数のチャネルに
    分離するチャネル分離部と、自端末の能力,動作モード
    を符号化する複数の送信制御部と、相手端末の能力及び
    動作モードを検出する複数の動作モード検出部と、前記
    チャネル分離部からの各データ毎に通信回線を介して送
    信するためのフレーミング化を行う複数のフレーム組立
    部と、前記通信回線から受信したデータのフレーミング
    の同期を回線毎に検出,維持する複数のフレーム同期検
    出部と、複数の前記フレーム同期検出部からの多重化さ
    れたデータを映像データと音声データとに分離するデー
    タ分離部と、前記各フレーム組立部と前記各フレーム同
    期検出部と前記通信回線の各チャネルとのインタフェー
    スを行う複数の接続制御部を有する回線インタフェース
    部と、を備えていることを特徴とする画像通信端末装
    置。
JP7253151A 1995-09-29 1995-09-29 画像通信端末装置 Pending JPH0998396A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7253151A JPH0998396A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 画像通信端末装置

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JP7253151A JPH0998396A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 画像通信端末装置

Publications (1)

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JPH0998396A true JPH0998396A (ja) 1997-04-08

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JP7253151A Pending JPH0998396A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 画像通信端末装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100363733B1 (ko) * 2000-02-15 2002-12-05 주식회사 훠엔시스 동기신호 우선순위 검출을 이용한 다채널 영상 인코딩시스템

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KR100363733B1 (ko) * 2000-02-15 2002-12-05 주식회사 훠엔시스 동기신호 우선순위 검출을 이용한 다채널 영상 인코딩시스템

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