JPH10108153A - 画像通信端末装置 - Google Patents

画像通信端末装置

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JPH10108153A
JPH10108153A JP8261518A JP26151896A JPH10108153A JP H10108153 A JPH10108153 A JP H10108153A JP 8261518 A JP8261518 A JP 8261518A JP 26151896 A JP26151896 A JP 26151896A JP H10108153 A JPH10108153 A JP H10108153A
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communication
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terminal
control unit
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JP8261518A
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Takahiro Fukagawa
貴弘 深川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線接続時にユーザの好みに合わせた通信モ
ードの設定を行うことができる画像通信端末装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 画像データ、音声データ、数値データを
多重伝送する画像通信端末装置であって、通信モードの
設定要求を検知するユーザインタフェース部9と、ユー
ザインタフェース部で検知した通信モードの設定要求を
ユーザインタフェース部から通知されると通信モードの
設定を行う通信制御部15と、回線から受信したデータ
を蓄積するメモリ部16と、メンテナンス通信の場合に
はメモリ部に蓄積されたデータを制御するデータ制御部
17とを有することにより、回線接続時にユーザの好み
に合わせた通信モードの設定を行うことができる画像通
信端末装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ、音声
データ、数値データの多重伝送機能を備えた画像通信端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、国際電信電話諮問委員会(ITU
−T)においてオーディオビジュアル・サービス用のビ
デオ符号化方式、多重化方式および通信手順が正式に勧
告され、それにともない各社から、ITU−T勧告に準
拠したテレビ会議システムや動画テレビ電話システムな
どに用いられる画像通信端末装置が開発されている。
【0003】以下、ITU−T勧告に準拠した処理を行
う従来の画像通信端末装置について説明する。図8は従
来の画像通信端末装置を示すブロック図である。図8に
おいて、1は自画像を撮影するためのカメラ、2はマイ
クロホン、3はスピーカ、4はパーソナルコンピュー
タ、タブレット等のデータ通信端末、5は電話番号の入
力、機能の選択を行うためのキー操作部、6は相手端末
(相手側画像通信端末装置)からの画像あるいは自画像
を表示するモニタ、7は画像データ、音声データを圧縮
・符号化または伸長・復号化するコーデック部、8はデ
ータ通信端末4からのデータを処理するデータ部、9は
キー操作部5からの設定を処理するユーザインタフェー
ス部(ユーザi/f部)、10はモニタ6への画像の表
示の切替え制御を行う表示制御部、11は画像データ、
音声データ、数値データの多重化または相手端末から送
られてきた多重化データからの画像データ、音声デー
タ、数値データの分離を行う多重化制御部、12は端末
装置全体の管理を行うシステム制御部、13は後述のデ
ータ通信網14に画像通信端末装置を接続するための回
線インタフェース部、14は総合サービスデジタルネッ
トワーク(ISDN)、公衆電話網等のデータ通信網で
ある。
【0004】以上のように構成された画像通信端末装置
について、その動作を説明する。データ通信網14に接
続されている画像通信端末装置の場合、キー操作部5か
ら相手端末の電話番号が設定され、発信キーが押される
と、ユーザインタフェース部9はシステム制御部12に
通知し、システム制御部12は回線インタフェース部1
3を介して相手端末との間で接続処理を行う。回線接続
完了後、多重化制御部11は、ITU−T勧告に基づい
た通信手順により自端末(自分側画像通信端末装置)と
相手端末の能力を考慮の上、画像データ、音声データ、
数値データ等の通信モードを適切な動作モードに設定し
てデータの多重化、分離を行うことにより、テレビ会議
通信を行う。
【0005】通信開始後、コーデック部7は、カメラ
1、マイクロホン2、データ通信端末4からの画像デー
タ、音声データ、数値データの符号化・圧縮を行う。符
号化・圧縮されたデータは、多重化制御部11にてIT
U−T勧告に基づいた多重化が行われ、システム制御部
12、回線インタフェース部13、データ通信網14を
介して相手端末に送信される。
【0006】相手端末から受信した多重化データは、デ
ータ通信網14、回線インタフェース部13、システム
制御部12を経由して多重化制御部11に送られ、多重
化制御部11にて多重化データの分離が行われた後、コ
ーデック部7にて画像データ、音声データ、数値データ
の復号化が行われ、復号化された画像データ、音声デー
タ、数値データはスピーカ3、モニタ6、データ通信端
末4へ送られる。
【0007】システム制御ソフトの更新を行う場合は、
そのソフトが格納されているROMを別のソフトが格納
されているROMに交換していた。また、システム設定
を変更する場合は、ユーザがキー操作部5から新しい設
定パラメータを入力し、その設定パラメータがユーザイ
ンタフェース部9を介してシステム制御部12に送ら
れ、新しい設定パラメータを受けたシステム制御部12
はシステム制御部12内のシステムパラメータの変更を
行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像通信端末装置では、テレビ会議用の多重化デー
タしか処理することができないので、テレビ会議用以外
のデータ形式をもつメンテナンス通信(システム制御ソ
フト更新データ、システムパラメータ変更データ等のメ
ンテナンス用データの通信)を行うことができないとい
う問題点を有していた。すなわち、テレビ会議用以外の
データ通信を行うと、ITU−T勧告に基づいた通信手
順によりテレビ会議通信ではないと判定されてしまって
回線が切断されてしまうため、テレビ会議用の多重化さ
れたデータ形式に含めて相手端末に数値データを送信し
なければならず、手順が複雑になってしまうという問題
点を有していた。このため、相手端末の設定不具合等に
よりテレビ会議通信での接続に不具合がある場合、相手
端末の設定、相手端末の情報入手を行うことが困難であ
るという問題点を有していた。また、画像通信端末装置
間の通信モードとして、テレビ会議通信または音声電話
通信しか用意されていないため、数値データの通信を行
う際に不便であるという問題点を有していた。
【0009】この画像通信端末装置では、回線接続時に
ユーザの好みに合わせた通信モードの設定を行うことが
できることが要望されている。
【0010】本発明は、回線接続時にユーザの好みに合
わせた通信モードの設定を行うことができる画像通信端
末装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による画像通信端末装置は、画像データ、音声
データ、数値データを多重伝送する画像通信端末装置で
あって、通信モードの設定要求を検知するユーザインタ
フェース部と、ユーザインタフェース部で検知した通信
モードの設定要求をユーザインタフェース部から通知さ
れると通信モードの設定を行う通信制御部と、回線から
受信したデータを蓄積するメモリ部と、メンテナンス通
信の場合にはメモリ部に蓄積されたデータを制御するデ
ータ制御部とを有するように構成した。
【0012】これにより、回線接続時にユーザの好みに
合わせた通信モードの設定を行うことができる画像通信
端末装置が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像データ、音声データ、数値データを多重伝送す
る画像通信端末装置であって、通信モードの設定要求を
検知するユーザインタフェース部と、ユーザインタフェ
ース部で検知した通信モードの設定要求をユーザインタ
フェース部から通知されると通信モードの設定を行う通
信制御部と、回線から受信したデータを蓄積するメモリ
部と、メンテナンス通信の場合にはメモリ部に蓄積され
たデータを制御するデータ制御部とを有することとした
ものであり、テレビ会議通信以外の通信モードであるメ
ンテナンス通信で回線接続され、データ通信が行われる
という作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、回線接続時に相手端末から送られてく
る呼設定メッセージに含まれるユーザ情報を解析し、テ
レビ会議通信で接続するか又はメンテナンス通信で接続
するかを識別する通信識別部を備え、通信制御部は、メ
ンテナンス通信で接続した場合には、回線から受信した
データがメンテナンス用のデータであることを認識した
上で回線から受信したデータをメモリ部に蓄積すること
としたものであり、自端末が着信側の場合、回線接続時
に自動的に通信モードの設定およびデータ通信が行われ
るという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明であって、通信開始時に自端末に設定され
ている通信モードがテレビ会議通信か又はメンテナンス
通信かを識別し、通信モードがメンテナンス通信に設定
されている場合には、回線接続手順において相手端末に
送信する呼設定メッセージに含まれるユーザ情報を用い
て相手端末にメンテナンス通信であることを通知し、回
線接続後、相手端末にメンテナンス用のデータの送信を
行う通信設定部を備えることとしたものであり、自端末
が発信側の場合、回線接続時に自動的に通信モードの設
定およびデータ通信が行われるという作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明であって、メンテナンス通信で回線接続後、自端
末のシステム設定の変更を行うのか又は相手端末に自端
末の通信設定等の情報を送信するのかを判別し、相手端
末へ送信を行うと判別した場合は自端末のメモリ部から
必要な情報を読み出して相手端末へ送信するデータ通信
制御部を備えることとしたものであり、自動的にメンテ
ナンス通信の種別が判別され、送信であると判別された
ときには必要な情報が自動的に相手端末へ送信されると
いう作用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4の内いずれか1に記載の発明であって、データ制御部
は、回線切断後、メンテナンス通信で受信してメモリ部
に蓄積されたデータを用いてシステム制御ソフトの更新
又はシステム設定の変更を行うこととしたものであり、
受信したデータの種別が自動的に判別されて、自端末の
システム制御ソフトの更新又は自端末のシステム設定の
変更が行われるという作用を有する。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5の内いずれか1に記載の発明であって、データ制御部
は、メンテナンス通信において相手端末とのデータ通信
終了を自動的に検知することにより、データ通信終了
時、自動的に回線切断を行うこととしたものであり、通
信終了が自動的に検知されて回線切断が行われるという
作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による画
像通信端末装置を示すブロック図である。図1におい
て、カメラ1、マイクロホン2、スピーカ3、データ通
信端末4、キー操作部5、モニタ6、コーデック部7、
データ部8、ユーザインタフェース部9、表示制御部1
0、多重化制御部11、システム制御部12、回線イン
タフェース部13、データ通信網14は図8と同様のも
のなので、同一符号を付し、説明は省略する。15はテ
レビ会議通信の通信モードの設定またはシステム設定変
更等のメンテナンス通信の通信モードの設定を行う通信
制御部、16は回線から受信したデータを蓄積するため
のメモリ部、17はメンテナンス通信の場合にメモリ部
16に蓄積されたデータを制御するデータ制御部であ
る。
【0020】以上のように構成された画像通信端末装置
について、その動作を説明する。キー操作部5において
通信前に、テレビ会議通信の通信モードまたはメンテナ
ンス通信の通信モードの設定を行うと、その設定通信モ
ードはユーザインタフェース部9で検知され、ユーザイ
ンタフェース部9から通信制御部15に通知され、通信
制御部15に記憶される。次に、発呼するためにキー操
作部5から回線番号の入力を行うと、その回線番号はユ
ーザインタフェース部9を介して通信制御部15に通知
される。通信制御部15は、システム制御部12、回線
インタフェース部13、データ通信網14を介して相手
端末との間で回線接続処理を行う。
【0021】通信モードがテレビ会議通信に設定されて
いる場合、回線接続完了後、従来の画像通信端末装置と
同様の処理を行い、多重化制御部11は、ITU−T勧
告に基づいた通信手順により、自端末と相手端末の能力
を考慮の上、画像データ、音声データおよびデータ通信
端末4からの数値データの多重化を行い、通信モードを
適切な動作モードに設定して通信を行う。
【0022】通信モードがメンテナンス通信に設定され
ている場合、回線接続完了後、通信制御部15は、メン
テナンス通信であることを認識し、相手端末へ送信する
ために、データ通信端末4から受信した数値データを、
データ部8を通過させた後にシステム制御部12、回線
インタフェース部13、データ通信網14を経由させて
(多重化制御部11を経由することなく)相手端末へ送
信する。
【0023】相手端末から受信した数値データは、デー
タ通信網14、回線インタフェース部13、システム制
御部12を経由してメモリ部16へ送られ、蓄積され
る。次に、データ制御部17は、メモリ部16に蓄積さ
れている数値データをシステム制御部12を介して読み
出し、自端末のシステム設定の変更をシステム制御部1
2内において行う。
【0024】次に、自動回線切断処理、回線切断後の処
理について述べる。回線接続完了後、データ通信網1
4、回線インタフェース部13、システム制御部12を
経由して受信した数値データはデータ制御部17へ送ら
れる。データ制御部17は、受信した数値データを解析
し、データの先頭とそれに続くデータ長の認識を行う。
データ制御部17は、数値データを受信すると、全ての
データを受信したか否かを判別するためにデータ長の計
測を行い、指定されたデータ長分の受信を行うと、受信
を終了し、自動的に回線の切断を行う。
【0025】データ制御部17は、回線切断後、自動的
にメモリ部16に蓄積されている数値データを読み出
し、自端末のシステム制御ソフトの更新を行うのか又は
自端末のシステム設定の変更を行うのかを判別する。判
別に際し、相手端末から受信した数値データの先頭に付
加されているデータ種別の解析を行う。データ種別の解
析の結果、自端末のシステム制御ソフトの更新を行う場
合にはデータ制御部17は、指定されたデータ長分のデ
ータをメモリ部16から読み出し、システム制御部12
内のシステム制御ソフトの更新を行う。データ種別の解
析の結果、自端末のシステム設定の変更を行う場合には
データ制御部17は、指定されたデータ長分のデータを
メモリ部16から読み出し、システム制御部12内のシ
ステムパラメータの変更を行う。
【0026】以上のように本実施の形態によれば、メン
テナンス通信が必要な場合、通信モードをメンテナンス
通信に設定し、必要な数値データを相手端末へ送信また
は相手端末から受信するようにしたので、その数値デー
タに基づいてシステム制御ソフトの更新またはシステム
設定の変更(数値データ送信の場合には相手端末の更新
または変更、数値データ受信の場合には自端末の更新ま
たは変更)を行うことができる。
【0027】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2による画像通信端末装置を示すブロック図である。
図2において、カメラ1、マイクロホン2、スピーカ
3、データ通信端末4、キー操作部5、モニタ6、コー
デック部7、データ部8、ユーザインタフェース部9、
表示制御部10、多重化制御部11、システム制御部1
2、回線インタフェース部13、データ通信網14、通
信制御部15、メモリ部16、データ制御部17は図1
と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略す
る。18はデータ通信網14がISDN回線の場合に回
線接続相手端末から送られてくる呼設定メッセージに含
まれるユーザ情報を解析し、テレビ会議通信で接続する
か又はメンテナンス通信で接続するかを識別する通信識
別部である。
【0028】図5は本発明の実施の形態2による受信さ
れる呼設定メッセージを示すデータ構成図である。図5
において、Dは呼設定メッセージ、D1はメンテナンス
通信を示すデータ、D2はデータ種別を示すデータ、D
3はデータ長を示すデータ、D4はデータ内容であり、
データD1は通信モードがメンテナンス通信であること
を示し、データD2はデータ種別がシステム制御ソフト
更新であることを示す。
【0029】以上のように構成された画像通信端末装置
について、その動作を説明する。回線接続のためにデー
タ通信網14を経由して相手端末から呼設定メッセージ
が送信されてくると、その呼設定メッセージは自端末の
回線インタフェース部13で受信され、システム制御部
12を経由して通信識別部18に入力される。通信識別
部18は、呼設定メッセージの中にユーザ情報が挿入さ
れているか否かを判別し、挿入されていないと判別した
場合にはテレビ会議通信であると判定し、従来と同様の
手順でテレビ会議通信を行う。
【0030】呼設定メッセージの中にユーザ情報が挿入
されていると通信識別部18が判別した場合には、通信
識別部18は更に、ユーザ情報に含まれる内容を解析し
て、テレビ会議通信かメンテナンス通信かの判別を行
う。テレビ会議通信と判別したときには従来と同様の手
順でテレビ会議通信を行う。
【0031】ユーザ情報内容の解析の結果、メンテナン
ス通信であると判別したときには、通信識別部18は、
通信制御部15にその通信モードの通知を行う。回線接
続完了後、通信制御部15は、メンテナンス通信である
ことを認識し、相手端末へ送信する数値データを、シス
テム制御部12、回線インタフェース部13、データ通
信網14を経由させて(多重化制御部11を経由するこ
となく)相手端末へ送信する。
【0032】相手端末から受信した数値データは、デー
タ通信網14、回線インタフェース部13、システム制
御部12を経由してメモリ部16へ送られ、蓄積され
る。次に、データ制御部17は、メモリ部16に蓄積さ
れている数値データをシステム制御部12を介して読み
出し、自端末のシステム制御ソフト更新をシステム制御
部12内において行う。
【0033】なお、本実施の形態においても、自動回線
切断処理、回線切断後の処理については、実施の形態1
の場合と同様な処理が可能である。
【0034】以上のように本実施の形態によれば、受信
したユーザ情報内容を解析し、メンテナンス通信である
と判別したときには、メモリ部16に記憶されている受
信した数値データを読み出すようにしたので、その数値
データに基づいて自端末のシステム制御ソフト更新等を
行うことができる。
【0035】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3による画像通信端末装置を示すブロック図である。
図3において、カメラ1、マイクロホン2、スピーカ
3、データ通信端末4、キー操作部5、モニタ6、コー
デック部7、データ部8、ユーザインタフェース部9、
表示制御部10、多重化制御部11、システム制御部1
2、回線インタフェース部13、データ通信網14、通
信制御部15、メモリ部16、データ制御部17は図1
と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略す
る。19は通信開始時に自端末に設定されている通信モ
ードがテレビ会議通信かメンテナンス通信かを識別する
通信設定部である。
【0036】図6は本発明の実施の形態3による送信さ
れる呼設定メッセージの示すデータ構成図である。図6
において、Dは呼設定メッセージ、D1はメンテナンス
通信を示すデータ、D2はデータ種別を示すデータ、D
3はデータ長を示すデータ、D4はデータ内容であり、
データD1は通信モードがメンテナンス通信であること
を示し、データD2はデータ種別がシステム制御ソフト
更新であることを示す。
【0037】以上のように構成された画像通信端末装置
について、その動作を説明する。ユーザがキー操作部5
において通信前に、テレビ会議通信を行うかメンテナン
ス通信を行うかの通信モードを設定すると、その通信モ
ードはユーザインタフェース部9を介して通信制御部1
5に通知され、記憶される。次に、発呼するためにキー
操作部5から回線番号の入力を行うと、その回線番号は
ユーザインタフェース部9を介して通信制御部15に通
知される。通信制御部15に通知され記憶されている設
定通信モードがテレビ会議通信の場合は、システム制御
部12、回線インタフェース部13、データ通信網14
を介して相手端末との間で回線接続処理を行い、回線接
続後、従来と同様の手順でテレビ会議通信を行う。
【0038】通信制御部15に記憶されている設定通信
モードがメンテナンス通信の場合は、通信制御部15
は、通信設定部19に対して相手端末へ通知するために
呼設定メッセージの中のユーザ情報にメンテナンス通信
情報(図6参照)を含めるように要求する。通信設定部
19は、通信制御部15に記憶されている設定通信モー
ドがメンテナンス通信であると識別したときには、IS
DN回線の場合にはISDNの呼設定メッセージの組立
てを実行し、その組み立てられた呼設定メッセージをシ
ステム制御部12、回線インタフェース部13を経由し
てデータ通信網14へ送出する。
【0039】回線接続完了後、通信制御部15はメンテ
ナンス通信であることを認識し、この認識結果に基づい
て通信設定部19は、相手端末へ送信する数値データ
を、多重化制御部11を通さずに直接、システム制御部
12、回線インタフェース部13、データ通信網14を
経由して相手端末へ送信する。
【0040】なお、本実施の形態においても、自動回線
切断処理、回線切断後の処理については、実施の形態1
の場合と同様な処理が可能である。
【0041】以上のように本実施の形態によれば、設定
通信モードを通信制御部15に記憶し、その記憶してい
る通信モードがメンテナンス通信である場合は、相手端
末へ数値データを通信するようにしたので、その数値デ
ータに基づいて相手端末のシステム制御ソフト更新等を
行うことができる。
【0042】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4による画像通信端末装置を示すブロック図である。
図4において、カメラ1、マイクロホン2、スピーカ
3、データ通信端末4、キー操作部5、モニタ6、コー
デック部7、データ部8、ユーザインタフェース部9、
表示制御部10、多重化制御部11、システム制御部1
2、回線インタフェース部13、データ通信網14、通
信制御部15、メモリ部16、データ制御部17は図1
と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略す
る。20はメンテナンス通信で回線接続後、自端末のシ
ステム設定の変更を行うのか、または相手端末に自端末
の通信設定等の数値データを送信するのかを判別するデ
ータ通信制御部である。
【0043】以上のように構成された画像通信端末装置
について、その動作を図7を用いて説明する。図7は図
4の画像通信端末装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【0044】まず、実施の形態1で説明したのと同様の
手順を行い、相手端末との間で回線接続を行う。回線接
続後、データ通信制御部20は自動的に、メモリ部16
に蓄積されている数値データを読み出し(S1)、自端
末のシステム設定の変更を行うために相手端末から送ら
れてくる数値データの受信を行うのか、または相手端末
に自端末の通信設定等の数値データを送信するのかを判
別する(S2)。
【0045】自端末のシステム設定の変更を行う場合
は、データ通信網14を介して受信されたデータは回線
インタフェース部13、システム制御部12を経由して
メモリ部16に蓄積される(S3、S4)。
【0046】ステップ2で、データ通信制御部20が、
相手端末からデータを受信するモードでないと判別した
ときには、次にデータ通信制御部20は相手端末に自端
末の通信設定等の数値データを送信するのか否かを判別
する(S5)。ステップ5で送信すると判別した場合
は、次にデータ通信制御部20は、システム制御部12
を介してメモリ部16から自端末の通信設定等の数値デ
ータを読み出し(S6)、送信データの組立てを行って
(S7)、組み立てられた送信データをシステム制御部
12、回線インタフェース部13、データ通信網14を
経由して相手端末へ送信する。
【0047】なお、本実施の形態においても、自動回線
切断処理、回線切断後の処理については、実施の形態1
の場合と同様な処理が可能である。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、自端
末のシステム設定の変更を行うために相手端末から送ら
れてくる数値データの受信を行うか又は相手端末に自端
末の通信設定等の情報を送信するかを識別し(すなわ
ち、メンテナンス通信の種別を識別し)、識別結果に基
づいて、数値データ相手端末から受信又は相手端末へ送
信するようにしたので、その数値データに基づいて自端
末又は相手端末のシステム制御ソフト更新等を行うこと
ができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明の画像通信端末装置
によれば、メンテナンス通信が必要な場合、通信モード
をメンテナンス通信に設定することにより、必要な数値
データを相手端末へ送信または相手端末から受信するこ
とができるので、その数値データに基づいてシステム制
御ソフトの更新等を行うことができるという有利な効果
が得られる。
【0050】また、回線接続時に相手端末から送られて
くる呼設定メッセージに含まれるユーザ情報を解析し、
テレビ会議通信で接続するか又はメンテナンス通信で接
続するかを識別する通信識別部を備え、通信制御部は、
メンテナンス通信で接続した場合には、回線から受信し
たデータがメンテナンス用のデータであることを認識し
た上で回線から受信したデータをメモリ部に蓄積するこ
とにより、自端末が着信側の場合、回線接続時に自動的
に通信モードの設定およびデータ通信を行うことができ
るので、受信した数値データに基づいて自端末のシステ
ム制御ソフトの更新等を行うことができるという有利な
効果が得られる。
【0051】さらに、通信開始時に自端末に設定されて
いる通信モードがテレビ会議通信か又はメンテナンス通
信かを識別し、通信モードがメンテナンス通信に設定さ
れている場合には、回線接続手順において相手端末に送
信する呼設定メッセージに含まれるユーザ情報を用いて
相手端末にメンテナンス通信であることを通知し、回線
接続後、相手端末にメンテナンス用のデータの送信を行
う通信設定部を備えたことにより、自端末が発信側の場
合、回線接続時に自動的に通信モードの設定およびデー
タ通信が行うことができるので、送信した数値データに
基づいて相手末のシステム制御ソフトの更新等を行うこ
とができるという有利な効果が得られる。
【0052】さらに、メンテナンス通信で回線接続後、
自端末のシステム設定の変更を行うのか又は相手端末に
自端末の通信設定等の情報を送信するのかを判別し、相
手端末へ送信を行うと判別した場合は自端末のメモリ部
から必要な情報を読み出して相手端末へ送信するデータ
通信制御部を備えたことにより、自動的にメンテナンス
通信の種別を判別することができるので、自動的に自端
末又は相手端末におけるシステム制御ソフトの更新等を
行うことができるという有利な効果が得られる。
【0053】さらに、データ制御部は、回線切断後、メ
ンテナンス通信で受信してメモリ部に蓄積されたデータ
を用いてシステム制御ソフトの更新又はシステム設定の
変更を行うこととしたものであり、自端末のシステム制
御ソフトの更新又は自端末のシステム設定の変更を自動
的に行うことができるという有利な効果が得られる。
【0054】さらに、データ制御部は、メンテナンス通
信において相手端末とのデータ通信終了を自動的に検知
することにより、データ通信終了時、自動的に回線切断
を行うことにより、自動的に回線切断を行うことができ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像通信端末装置
を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による画像通信端末装置
を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による画像通信端末装置
を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4による画像通信端末装置
を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2による受信される呼設定
メッセージを示すデータ構成図
【図6】本発明の実施の形態3による送信される呼設定
メッセージを示すデータ構成図
【図7】図4の画像通信端末装置の動作を示すフローチ
ャート
【図8】従来の画像通信端末装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 カメラ 2 マイクロホン 3 スピーカ 4 データ通信端末 5 キー操作部 6 モニタ 7 コーデック部 8 データ部 9 ユーザインタフェース部 10 表示制御部 11 多重化制御部 12 システム制御部 13 回線インタフェース部 14 データ通信網 15 通信制御部 16 メモリ部 17 データ制御部 18 通信識別部 19 通信設定部 20 データ通信制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ、音声データ、数値データを多
    重伝送する画像通信端末装置であって、通信モードの設
    定要求を検知するユーザインタフェース部と、前記ユー
    ザインタフェース部で検知した通信モードの設定要求を
    前記ユーザインタフェース部から通知されると前記通信
    モードの設定を行う通信制御部と、回線から受信したデ
    ータを蓄積するメモリ部と、メンテナンス通信の場合に
    は前記メモリ部に蓄積されたデータを制御するデータ制
    御部とを有する画像通信端末装置。
  2. 【請求項2】回線接続時に相手端末から送られてくる呼
    設定メッセージに含まれるユーザ情報を解析し、テレビ
    会議通信で接続するか又はメンテナンス通信で接続する
    かを識別する通信識別部を備え、前記通信制御部は、メ
    ンテナンス通信で接続した場合には、回線から受信した
    データがメンテナンス用のデータであることを認識した
    上で前記回線から受信したデータを前記メモリ部に蓄積
    する請求項1に記載の画像通信端末装置。
  3. 【請求項3】通信開始時に自端末に設定されている通信
    モードがテレビ会議通信か又はメンテナンス通信かを識
    別し、通信モードがメンテナンス通信に設定されている
    場合には、回線接続手順において相手端末に送信する呼
    設定メッセージに含まれるユーザ情報を用いて相手端末
    にメンテナンス通信であることを通知し、回線接続後、
    相手端末にメンテナンス用のデータの送信を行う通信設
    定部を備えた請求項1又は2に記載の画像通信端末装
    置。
  4. 【請求項4】メンテナンス通信で回線接続後、自端末の
    システム設定の変更を行うのか又は相手端末に自端末の
    通信設定等の情報を送信するのかを判別し、相手端末へ
    送信を行うと判別した場合は自端末のメモリ部から必要
    な情報を読み出して相手端末へ送信するデータ通信制御
    部を備えた請求項1に記載の画像通信端末装置。
  5. 【請求項5】前記データ制御部は、回線切断後、メンテ
    ナンス通信で受信して前記メモリ部に蓄積されたデータ
    を用いてシステム制御ソフトの更新又はシステム設定の
    変更を行う請求項1ないし4の内いずれか1に記載の画
    像通信端末装置。
  6. 【請求項6】前記データ制御部は、メンテナンス通信に
    おいて相手端末とのデータ通信終了を自動的に検知する
    ことにより、データ通信終了時、自動的に回線切断を行
    う請求項1ないし5の内いずれか1に記載の画像通信端
    末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354663A (ja) * 2004-04-28 2005-12-22 Hitachi Communication Technologies Ltd Tv電話アダプタ
JP2009147421A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Murata Mach Ltd 通信制御装置及び通信制御方法

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