JPH0992678A - Icパッケージとその製造方法 - Google Patents

Icパッケージとその製造方法

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JPH0992678A
JPH0992678A JP27191295A JP27191295A JPH0992678A JP H0992678 A JPH0992678 A JP H0992678A JP 27191295 A JP27191295 A JP 27191295A JP 27191295 A JP27191295 A JP 27191295A JP H0992678 A JPH0992678 A JP H0992678A
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JP
Japan
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bent
outer lead
insulating film
package
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP27191295A
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English (en)
Inventor
Mamoru Sugiyama
護 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindo Denshi Kogyo KK
Original Assignee
Shindo Denshi Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICパッケージの全体が大きいので、高密度
に実装できない。 【解決手段】 IC20の実装部とそのまわりに伸びる
折り曲げ部Aとからなる。IC20の実装部は、インナ
ーリード14aにIC20をボンデングし、該IC20
をたとえばエボキシ樹脂などの封止樹脂21で封止して
なる。折り曲げ部Aは、アウターリード14bの裏面に
付着した補強樹脂15で一体化し、それを折り曲げてI
C20の実装部の裏面に貼り付けてなる。その後、折り
曲げ部Aに電極部30を形成する。そして、たとえばプ
リント基板に取り付けるときは、電極部30を接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICを実装して
たとえばプリント基板等に取り付けるICパッケージお
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICパッケージの中には、たとえ
ば図9に示す構成としたものがある。図中符号1は、中
央にディバイス穴1aを有する絶縁フィルム基材であ
る。その絶縁フィルム基材1上には、銅箔等の導体をラ
ミネートしてからレジストコート・露光・現像・エッチ
ング・レジスト除去の一連のフォトプロセスを用いてイ
ンナーリード2およびアウターリード3を形成してな
る。そして、そのインナーリード2にIC4を接続し、
そのIC4を樹脂5で封止して絶縁フィルム基材1の中
央にIC4の実装部6を設けてなる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、従来のICパッケージで
は、たとえばプリント基板に正確に接続するために、図
示するように、アウターリード3の電極部7を間隔を広
げて配置していた。
【0004】そのため、従来のそのようなICパッケー
ジでは、全体が大きくなり、高密度に実装できない問題
があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、ICパッケー
ジの小型化を図り、高密度実装を可能とすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のICパッケージの製造方法は、たとえば以下の図示
実施の形態のように、表面に接着剤11を付着した細長
の絶縁フィルム基材10にディバイス穴12とアウター
リード穴13をあけ、該絶縁フィルム基材10の表面に
接着剤11で銅箔等の導体14をラミネートしてそれら
ディバイス穴12とアウターリード穴13を塞いでから
アウターリード穴13に補強樹脂15を注ぎ込んで該導
体14の裏面に付着し、その後、レジストコート・露光
・現像・エッチング・レジスト除去の一連のフォトプロ
セスを用いて導体14からアウターリード14bおよび
インナーリード14aを形成し、そのインナーリード1
4aにIC20をボンディングしてから該IC20を封
止樹脂21で封止し、そのIC実装後、絶縁フィルム基
材10から打ち抜いてIC20の実装部とそのまわりに
前記補強樹脂15で一体化したアウターリード14bの
折り曲げ部Aとを形成し、その折り曲げ部Aを前記絶縁
フィルム基材10の裏側に折り曲げてIC20の実装部
の裏面に貼り付け、そこに電極部30を形成してなる、
ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載のICパッケージは、たと
えば以下の図示実施の形態のように、 インナーリード
14aにIC20を接続して樹脂封止したICの実装部
と、アウターリード14bの裏面に付着した補強樹脂1
5で一体化し、それを折り曲げてIC20の実装部の裏
面に貼り付け、その後、電極部30を形成する折り曲げ
部Aと、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0008】そして、たとえばプリント基板等に取り付
けるとき、ICパッケージの電極部30を接続する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態を説明する。図1乃至図3は、請求項
1に記載の発明の一実施の形態で、ICパッケージの製
造方法を工程順に示す工程説明図である。
【0010】請求項1に記載の発明では、図1(A)に
示すように、両側にスプロケットを有し、そのスプロケ
ットを除く表面全面に接着剤11を付着した細長の絶縁
フィルム基材10を用いる。
【0011】そして、図1(B)に示すように、その絶
縁フィルム基材10にパンチングで1個のディバイス穴
12と4個のアウターリード穴13をあける。そして、
図4に示すように、矩形状のディバイス穴12を中央に
設け、そのディバイス穴12のまわりに各辺に対応して
アウターリード穴13をそれぞれ設ける。そうして、図
示省略するが、そのようなディバイス穴12とアウター
リード穴13の組合せを、絶縁フィルム基材10の長手
方向に所定間隔置きに設ける。
【0012】その後、図1(C)に示すように、絶縁フ
ィルム基材10の表面に接着剤11で銅箔等の導体14
をラミネートしてそれらディバイス穴12やアウターリ
ード穴13を塞ぐ。
【0013】それから、図1(D)に示すように、アウ
ターリード穴13にポリイミドなどの補強樹脂15を注
ぎ込んで導体14の裏面に付着する。
【0014】その後、図1(E)に示すように、導体1
4の表面にフォトレジストコート17を施し、そのフォ
トレジストコート17面を露光・現像して所望の形状に
残し、さらにエッチングを行ない、図1(F)に示すよ
うに、フォトレジストコート17で被われた部分以外の
導体14を除去する。
【0015】しかる後、フォトレジストコート17を取
り除いて、図1(G)に示すように、インナーリード1
4a及びアウターリード14bを形成する。そして、図
5に示すように、アウターリード14bは、先端の間隔
を広げて分散配置する。
【0016】次に、それら各アウターリード14bの先
端位置を穴状に残して表面にソルダレジストを施し、さ
らに仕上げ鍍金を施して図2(A)に示す状態とする。
【0017】それから、図2(B)に示すように、イン
ナーリード14a上にIC20をボンディングし、さら
に図2(C)に示すように、そのIC20をたとえばエ
ボキシ樹脂などの封止樹脂21で封止する。
【0018】その後、図5中a線に沿って打ち抜き、図
2(D)に示す状態とする。そして、図6に示すよう
に、IC20の実装部のまわりに、裏面に補強樹脂15
を付着して一体化したアウターリード14bの4つの折
り曲げ部Aをホームベース板形状に形成してなる。
【0019】その打ち抜き後、図3(A)に示すよう
に、絶縁フィルム基材10の裏面に金属製またはある程
度硬度のある合成樹脂製の支持板26を接着してディバ
イス穴12を塞ぐ。そして、支持板26で、折り曲げ部
Aの貼付面を形成するとともに、絶縁フィルム基材10
の反りを防止する。
【0020】その後、図3(B)に示すように、各折り
曲げ部Aの裏面に接着剤27を塗布する。それから、そ
れら折り曲げ部Aを図6に示す折曲線bに沿って下向き
に直角に折り曲げ、さらに、図6に示す折曲線cに沿っ
て内向きに直角に折り曲げ、図3(C)に示すように、
重ならないようにして支持板26に貼り付ける。そのと
き、各折り曲げ部Aの三角形状の2辺が支持板26の対
角線上でそれぞれ接触してなる。
【0021】しかる後、図3(D)に示すように、ソル
ダレジストの付いていないアウターリード14bの先端
部位に半田ボールを取り付けて電極部30を形成する。
【0022】そして、上述したような製造工程を経て、
図7に示すICパッケージを得る。そうして、たとえば
プリント基板に取り付けるとき、ICパッケージの電極
部30を接続する。
【0023】しかして、請求項2に記載の発明では、図
7に示すように、インナーリード14aにIC20を接
続して樹脂封止したICの実装部と、アウターリード1
4bの裏面に付着した補強樹脂15で一体化し、それを
折り曲げてIC20の実装部の裏面に貼り付け、その
後、電極部30を形成する折り曲げ部Aと、を備える構
成としてなる。
【0024】なお、図示実施の形態では、一辺の全域か
ら伸びるホームベース板形状の折り曲げ部Aを折り曲げ
て支持板26に貼り付け、該支持板26の対角線上で接
触して重ならないようにした。しかし、これに限るもの
でなくいろいろ考えられるが、たとえば図8に示すよう
に打ち抜き工程後、一辺の半域から伸びる矩形状の折り
曲げ部Aを折曲線d・eで順に折り曲げて図示しない支
持板に貼り付け、該支持板の十字線上で接触して重なら
ないようにする構成としてもよい。
【0025】また、上述したすべての図示実施の形態で
は、四辺に有する折り曲げ部Aを折り曲げた。しかし、
図示省略するが、たとえば二辺に有する折り曲げ部を折
り曲げる構成としてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のことから、請求項1および請求項
2に記載の発明によれば、ICの実装部のまわりに折り
曲げ部を形成し、その折り曲げ部をICの実装部の裏面
に貼り付け、その後、電極部を形成するので、ICパッ
ケージの平面的な大きさをICサイズに近づけて小さく
することができ、たとえば電子機器内の小スペースに無
理なく収納することができ、電子機器の高密度実装を可
能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態であるI
Cパッケージの製造方法で、インナーリードおよびアウ
ターリードを形成するまでの製造工程を工程順に示す工
程説明図である。
【図2】その工程に続いて、ICを実装するまでの製造
工程を工程順に示す工程説明図である。
【図3】さらに、その工程に続いて、最終工程までの製
造工程を工程順に示す工程説明図である。
【図4】図1中の(B)工程後の状態を示す平面図であ
る。
【図5】図1中の(G)工程後の状態を示す平面図であ
る。
【図6】図2中の(D)工程後の状態を示す平面図であ
る。
【図7】請求項2に記載の発明の実施の形態であるIC
パッケージの縦断面図である。
【図8】請求項1に記載の発明の他の実施の形態を示す
打ち抜き工程後の平面図である。
【図9】従来のICパッケージの平面図である。
【符号の説明】
10 絶縁フィルム基材 11 接着剤 12 ディバイス穴 13 アウターリード穴 14 導体 14a インナーリード 14b アウターリード 15 補強樹脂 20 IC 21 封止樹脂 30 電極部 A 折り曲げ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に接着剤を付着した細長の絶縁フィ
    ルム基材にディバイス穴とアウターリード穴をあけ、該
    絶縁フィルム基材の表面に接着剤で銅箔等の導体をラミ
    ネートしてそれらディバイス穴とアウターリード穴を塞
    いでからアウターリード穴に補強樹脂を注ぎ込んで該導
    体の裏面に付着し、その後、レジストコート・露光・現
    像・エッチング・レジスト除去の一連のフォトプロセス
    を用いて導体からアウターリードおよびインナーリード
    を形成し、そのインナーリードにICをボンディングし
    てから該ICを封止樹脂で封止し、そのIC実装後、絶
    縁フィルム基材から打ち抜いてICの実装部とそのまわ
    りに前記補強樹脂で一体化したアウターリードの折り曲
    げ部とを形成し、その折り曲げ部を前記絶縁フィルム基
    材の裏側に折り曲げてICの実装部の裏面に貼り付け、
    そこに電極部を形成してなる、ICパッケージの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 インナーリードにICを接続して樹脂封
    止したICの実装部と、 アウターリードの裏面に付着した補強樹脂で一体化し、
    それを折り曲げてICの実装部の裏面に貼り付け、その
    後、電極部を形成する折り曲げ部と、 を備える、ICパッケージ。
JP27191295A 1995-09-26 1995-09-26 Icパッケージとその製造方法 Pending JPH0992678A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6331738B1 (en) 1998-12-08 2001-12-18 Nec Corporation Semiconductor device having a BGA structure

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05198618A (ja) * 1992-01-18 1993-08-06 Sony Corp 半導体装置とその製造方法
JPH0629348A (ja) * 1992-05-12 1994-02-04 Akira Kitahara 表面実装部品及びその半製品

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118