JPH0990701A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0990701A
JPH0990701A JP7249991A JP24999195A JPH0990701A JP H0990701 A JPH0990701 A JP H0990701A JP 7249991 A JP7249991 A JP 7249991A JP 24999195 A JP24999195 A JP 24999195A JP H0990701 A JPH0990701 A JP H0990701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
color
toner
developing
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7249991A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Iwata
信夫 岩田
Toshiya Sato
俊哉 佐藤
Yukiko Iwasaki
有貴子 岩崎
Tomonori Yabuta
友典 薮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7249991A priority Critical patent/JPH0990701A/ja
Publication of JPH0990701A publication Critical patent/JPH0990701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高画質の画像が得られ、画像の画像形成に
要する時間が短縮でき、環境保全性及び省エネ性に優れ
るのカラー画像形成装置によって、効率的で良質な画像
を形成することを目的とする。 【構成】 第1現像手段37と第2現像手段39の
同一色のトナーを用い、カラー画像形成の第1現像手段
37側には第2現像手段39側よりも高光沢のトナーを
用いることにより、光沢性のある色ズレのない高画質の
カラー画像が得ることができ、単色画像形成の第2現像
手段37側には第1現像手段37側よりも低光沢のトナ
ーを用いることにより、光沢性がない見やすい単色画像
が短時間で得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
ファクシミリなどのカラー電子写真記録方式の画像形成
装置に関し、詳しくは、感光体に対設して現像を行う回
転型現像装置と単色画像形成装置とを有する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー電子写真記録方式の画像形成装置
に関し、特開平03−28865のカラー画像処理装置
では、白黒或いはカラー画像処理の両方において、各々
適切な光沢度を確保し、白黒画像にあっては、眼の疲労
を防止して読み易い画像を、またカラー画像にあって
は、鮮やかで見栄えがする画像を実現すると共に白黒画
像、カラー画像に応じた現像器の切り換え制御を簡易に
し、画像ズレの発生を回避することを目的として、回転
型現像装置のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
各現像剤により現像を処理を実行する複数の現像部を持
つ第1の現像装置と白黒画像に対してブラック現像剤に
より現像処理を実行する第2の現像装置とを備え、同じ
感光体(像担持体)上に現像を行ない、各色ごとに記録
紙上に転写して、カラー画像を得るカラー画像形成装置
が記載されている。
【0003】また、特開平4−13161のカラー画像
形成装置は、高画質フルカラーコピー画像と高画質白黒
コピー画像が得られ、しかも使用頻度の高い白黒単色画
像形成用の黒色現像装置の容量を大きくできるカラー画
像形成装置を提供することを目的とし、3種の有彩色と
黒色とのフルカラー画像形成用現像装置と白黒単色画像
形成用の黒色現像装置とを備え、すべてのトナーを1つ
の像担持体上に現像を行ない、各色毎にすべてのトナー
を中間転写体に転写して色重ねし、その画像を記録紙に
転写してカラー画像を得るカラー画像形成装置が記載さ
れている。
【0004】更に、特開平4−284468の多色形成
装置は、各色画像の多重転写により多色画像を形成する
多色画像形成装置において、複数の画像形成ユニットを
使用することにより、カラー画像の形成に要する時間を
短縮することを目的として、複数の各感光体ドラムに少
なくとも一つが黒色である互いに異なった色のトナー像
をそれぞれ形成する複数の画像形成ユニットを有し、各
ユニットで形成された画像を重ね合わせることにより、
カラー画像を得るカラー画像形成装置と複数の黒画像現
像用の現像器を備え、それぞれの感光体ドラムから直接
記録紙に転写する画像形成装置が記載されている。
【0005】そして、特開平5−341617のカラー
画像形成装置は、白黒画像を形成する際にも、システム
の信頼性を損なわずに高速な処理を可能にするカラー画
像形成装置を提供することを目的とし、中間転写ベルト
と、感光ドラム、現像器、露光装置から構成されるイエ
ロー記録プロセスと、感光ドラム、現像器、露光装置か
ら構成されるマゼンタ記録プロセスと、感光ドラム、現
像器、露光装置から構成されるシアン記録プロセスおよ
び転写器からなる中間転写方式のカラー記録プロセス部
と、感光ドラム、現像器、露光装置から構成されるブラ
ック記録プロセスおよび記録器からなる白黒記録プロセ
ス部からなり、イエロー、マゼンタ、シアントナーから
なるカラー記録プロセス部の画像と、ブラックトナーか
らなる白黒記録プロセス部の画像とを重ねることにより
カラー画像を得るカラー画像形成装置が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来装置のカラー電子
写真記録方式の画像形成装置について図1を用いて説明
する。図1は従来の画像形成装置の全体図である。記録
紙1の搬送経路に沿って2組の現像手段2、23が設け
られている。第1現像手段2側で、ベルト状の感光体
(以下、感光体ベルトという)3は、帯電ローラ4によ
り一様に帯電された後、画像形成信号に対応する静電潜
像45を書き込む潜像形成手段5により表面に静電潜像
が形成される。ここで書き込む静電潜像45は所望のフ
ルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラ
ックの色情報に分解した信号であり、ブラック以外の信
号の静電潜像となる。形成された静電潜像は回転型現像
装置6により各々所定のイエロー6Y、マゼンタ6M、
シアン6Cトナーで現像され、感光体ベルト3上に単色
ごとの画像7が順次形成される。
【0007】図1中の矢印8方向に回転する感光体ベル
ト3上に形成された画像7は、感光体ベルト3と同期し
て図1中の矢印9方向に回転するドラム状の中間転写体
(以下、中間転写ドラムという)10上に転写位置11
で、イエロー、マゼンタ、シアンの単色ごとに順次重ね
転写される。感光体ベルト3上の各色のトナー画像7を
中間転写ドラム10上に転写した後、感光体ベルト3表
面に残留付着した残存トナー12はクリーニング手段1
3により除去され回収される。クリーニング手段13に
より清掃された感光体ベルト3は除電器14により除電
され、次の画像形成サイクルに備える。ここで回収され
た残存トナー46は、各色ごとにクリーニング手段を設
ず混色して回収される。
【0008】中間転写ドラム10上に重ね合わされたイ
エロー、マゼンタ、シアンの画像15は、給紙台16か
ら給紙ローラ17、レジストローラ18の搬送手段19
により転写部20に搬送された記録紙1上に、図示しな
い接離機構により中間転写ドラム10に対して所望のタ
イミングで接離が行なわれ転写器35によって転写処理
が行なわれる。転写後、中間転写ドラム10の表面に残
留付着した複数色の残存トナー21はクリーニング手段
22により除去して回収される。ここで回収された残存
トナー48は混色した状態となっている。
【0009】また、第1現像手段2の近傍に設けられた
第2現像手段23側にはドラム状の感光体(以下、感光
体ドラムという)24に帯電器25、ブラック単色の現
像装置26、クリーニング装置27、除電器28が配置
されている。転写器35によって転写処理が行なわれた
後、第2現像手段23側が動作状態となり、矢印49方
向に回転駆動される感光体ドラム24は、まず、帯電器
25により一様に帯電され、次に、潜像形成手段5によ
り画像のブラックの画像形成信号に対応する静電潜像が
形成される。形成された潜像は現像装置26により現像
され、感光体ドラム24上にブラックトナーの画像29
が形成されていく。
【0010】感光体ドラム24上に形成されたブラック
トナー像29は、第1現像手段2側で転写された記録紙
30上のイエロー、マゼンタ、シアンの多重転写像43
に位置合わせされた状態で、記録紙30上に図示しない
接離機構により感光体ドラム24に対して所望のタイミ
ングで接離を行なわれ、転写器36によって、更に多重
転写される。記録紙上に転写後33、感光体ドラム24
表面に残留付着したブラック単色の残存トナー32はク
リーニング手段27により除去して回収される。クリー
ニング手段27により清掃された感光体ドラム24は除
電器28により除電され、次の画像形成サイクルに備え
る。ここでの残存トナー49は単色で回収できる。この
様にして、第1現像手段2側の3色6Y、6M、6Cと
第2現像手段23側の単色26との全4色のトナー像が
多重転写することにより得られたフルカラー像が形成さ
れた記録紙33は、搬送手段19により定着装置34に
送られ、トナー像が記録紙に定着する。
【0011】しかしながら、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色のトナー像を重ねることによりフル
カラー画像を得るカラー画像形成装置において、本従来
例のようにブラック現像剤の現像器26を他の色の現像
器6とは分離した位置に配置したものにあっては、一連
のカラー画像処理において感光体の同一位置でイエロ
ー、マゼンタ、シアンと、ブラックの現像処理を実行で
きないため、現像条件が各色の現像とも常に一定にはな
らず色ズレが発生する恐れがある。または、このズレを
制御するための機構が複雑になり、制御のための工程が
多くなりコストアップ及び装置の大型化を避けられな
い。
【0012】更に、従来装置によるブラックの単色画像
を形成する場合について説明する。ブラックの単色画像
を形成する場合は、上記フルカラー画像を形成する場合
の第2現像手段23側によるブラック画像だけを形成す
る動作と同じである。第1現像手段2側の転写位置20
では何も作動しないで通過し、第2現像手段23側が動
作状態となり、感光体ドラム24上にブラックトナーの
画像29が形成されていく。感光体ドラム24上に形成
されたブラックトナー像29は、搬送手段19により搬
送されてくる記録紙1に位置合わせされた状態で、記録
紙1上に図示しない接離機構により感光体ドラム24に
対して所望のタイミングで接離を行なわれ、転写器36
によって転写される。記録紙上に転写後33、感光体ド
ラム24表面に残留付着したブラック単色の残存トナー
32はクリーニング手段27により除去して回収され
る。ここでの残存トナーは単色で回収できる47。クリ
ーニング手段27により清掃された感光体ドラム24は
除電器28により除電され、次の画像形成サイクルに備
える。
【0013】ブラックの単色画像を形成する場合、第2
現像手段23側の現像装置26だけで形成できるため、
ブラック単色画像は短時間で得ることができる。また、
単色画像を形成する現像手段を独立させて設けることに
より、一般的に単色画像を形成する頻度が高いことを考
慮してトナーの容量を多くして補充の手間を軽減した
り、現像装置の簡易化、耐久性、メンテナンス性の向上
が図ることができる。
【0014】しかし、カラー画像は光沢のある方が美し
く見えるため、光沢性の高いトナーが使用される。その
ため、カラー画像用の高光沢トナーでモノクロの画像形
成を行なった場合は、画像形成面がギラギラした光沢度
の高い見にくい画像となり、従来のモノクロプリンタに
比べて画像品質が著しく劣ってしまう。
【0015】特開平4−13161のような画像形成装
置では、同一感光体上から中間転写体に転写し、記録紙
に転写する方式で、4色のフルカラー画像形成現像装置
によるフルカラー画像とフルカラー画像形成用の黒色現
像装置とは異なる白黒単色画像形成用の単色用黒現像剤
を使用した黒色現像装置によるモノクロ画像とを中間転
写体に重ねて、記録紙に転写する方式も提案されている
が、モノクロ画像のみを出力する場合も感光体に現像し
て、それを中間転写体に転写し、さらに記録紙に転写を
行なわなければならないため、記録紙に画像が転写され
るまでに時間がかかってしまう。
【0016】また、フルカラー画像を形成する場合、中
間転写体上には複数色のトナー像が転写されているた
め、クリーニング手段により回収された残存トナーは複
数色のトナーが混色した状態となり、トナーのリサイク
ルは困難となり、トナーのリサイクルの効率が悪くな
り、環境保全性の面からは廃棄物となる残トナーが発生
し、小エネ性(経済性)の面からも非効率なものとな
る。
【0017】特願平3−28865のような画像形成装
置では、同一感光体にカラー画像用の4色とモノクロ画
像用の1色とを各色ごとに現像し、記録紙に転写を繰り
返すことによりフルカラー画像を得る方式も提案されて
いるが、記録紙を複数回の転写処理のため転写部に戻さ
なければならないため、搬送手段が複雑な構造になって
し、また各色のトナー像の色ズレが生じやすくなる。
【0018】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、高画質の画像が得られ、画像の画像形成に要す
る時間が短縮でき、環境保全性及び省エネ性に優れるの
カラー画像形成装置によって、効率的で良質な画像を形
成することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、静電潜像を担持する第1像担持体
と、静電潜像を書き込む潜像形成手段により書き込まれ
た静電潜像を顕像化する複数の現像器を移動して顕像す
る第1現像手段と、該第1像担持体上の顕像を転写する
中間転写体と、該中間転写体の顕像を記録紙上に転写す
る転写手段と、静電潜像を担持する第2像担持体と、該
第1像担持体に静電潜像を書き込む該潜像形成手段によ
り第2像担持体に書き込まれた静電潜像を顕像化する現
像器により顕像する第2現像手段と、該第2像担持体の
顕像を記録紙上に転写する転写手段を有する画像形成装
置において、第1現像手段と第2現像手段に同色トナー
を用いたものである。
【0020】更に、第2現像手段には第1現像手段の所
定トナーと同一色で且つ第1現像手段の所定トナーより
低光沢のトナーを用いてもよく、第1像担持体と中間転
写体と第2像担持体の各表面に付着した現像剤を除去し
回収する除去回収手段を備え、該除去回収手段で除去回
収された現像剤を再利用したり、第2現像手段による画
像形成を第1現像手段による画像形成より先に行なうよ
うにしてもよい。
【0021】
【作用】この発明による画像形成装置は、第1現像手段
でカラー画像が得られるため、色ズレのない高画質のカ
ラー画像を得ることができる。また、第1現像手段と第
2現像手段の同色トナーにおいて、第2現像手段の同色
トナーを用いて単色画像を得るので、転写工程の多い第
1現像手段側で形成するより、時間短縮が図れ複写効率
が向上する。さらに第1現像手段と第2現像手段とを複
写物により使いわけて動作させるので文字などの単色画
像を出力した時は光沢がない高品質の単色画像を得るこ
とができ、カラー画像を出力した時は光沢があり美しく
見えるカラー画像が得ることができうる。
【0022】そして、カラー画像の記録紙への転写を単
色画像の記録紙への転写より前に行なう様な構成の場
合、単色画像をカラー画像が転写されている記録紙上に
転写する点で、第2現像手段側の感光体ドラムに記録紙
上のカラー画像のトナーが付着する可能性があり、この
ままで感光体ドラムの残トナーをクリーニング装置で回
収すると単色トナーとカラートナーとが混色したトナー
となってしまい、トナーのリサイクルができなくなって
しまう。また、はじめに単色画像を記録紙に転写し、搬
送手段で記録紙をカラー画像を転写する位置に戻し回収
した残トナーの混色を防ぐとリサイクルはできるが、動
作が多くなり時間がかかってしまう。この発明による画
像形成装置は、混色することはなくリサイクルでき、ト
ナーをリサイクルすることにより、廃棄物が減少し、ト
ナーを経済的に使用できる。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を図2〜図7で説明する。図
2は、本発明の画像形成装置の実施例である。従来装置
と同符号のものは同じ動作をする。従来装置と異なる点
は、第1現像手段37側にさらに第2現像手段39と同
一色のトナー38Kを設けた点である。この実施例で
は、同一色トナーがブラックトナーの場合で説明する
が、他の色でもよい。記録紙1の搬送経路に沿って二組
の現像手段37、39が設けられている。
【0024】第1現像手段37側で、第1像担持体であ
る感光体ベルト3は帯電ローラ4により一様に帯電され
た後、潜像形成手段5により表面に静電潜像が形成され
る。ここで書き込む静電潜像47は所望のカラー画像を
イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの色情報に
分解した4色分の信号の静電潜像である。形成された静
電潜像は複数の現像器よりなる回転型現像装置38によ
り各々所定のイエロー38Y、マゼンタ38M、シアン
38C、ブラック38Kトナーで現像され、感光体ベル
ト3上に単色ごとの画像7が順次形成される。
【0025】図2中の矢印8方向に回転する感光体ベル
ト3上に形成された画像7は、感光体ベルト3と同期し
て図中の矢印9方向に回転する中間転写体である中間転
写ドラム10上に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの単色ごとに順次重ね転写される。感光体ベルト3
上の各色のトナー画像7を中間転写ドラム10上に順次
転写した後、感光体ベルト3表面に残留付着した残トナ
ー12はクリーニング手段13により除去して回収され
る。クリーニング手段13により清掃された感光体ベル
ト3は除電器14により除電され次の画像形成サイクル
に備える。ここで回収された残トナー46は、各色ごと
にクリーニング手段を設けていないため混色してしま
う。
【0026】中間転写ドラム10上に重ね合わされたイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像15は、給
紙台16から給紙ローラ17、レジストローラ18の搬
送手段19により転写部20に搬送された記録紙1上
に、図示しない接離機構により中間転写ドラム10に対
して所望のタイミングで接離が行なわれ、転写手段であ
る転写器35によってカラー画像15が記録紙1上に転
写される。カラー画像が転写された記録紙30は、搬送
手段19により定着装置34に送られ、トナー像が記録
紙に定着する。転写後、中間転写ドラム10表面に残留
付着した複数色の残トナー21はクリーニング手段22
により除去して回収される。ここで回収された残トナー
48は混色した状態である。このようにカラー画像を形
成する場合は第1現像手段37側によりカラー画像を形
成することができ、色ズレのない高画質なカラー画像が
得られる。
【0027】本実施例よるブラックの単色画像を形成す
る場合について説明する。ブラックトナーの単色画像を
形成する場合は、従来装置と同じ動作である。第1現像
手段37側では何もしないで、第2現像手段39側が動
作状態となり、第2現像手段39側で、第2像担持体で
ある感光体ドラム24は帯電ローラ25により一様に帯
電された後、潜像形成手段5により表面に静電潜像が形
成される。
【0028】そして、感光体ドラム24上にブラックト
ナーの単色画像29が形成され、現像器26により現像
される。感光体ドラム24上に形成されたブラックトナ
ーの単色画像29は、搬送手段19により搬送されてく
る記録紙1に位置合わせされた状態で、記録紙1上に図
示しない接離機構により感光体ドラム24に対して所望
のタイミングで接離を行なわれ、転写器36によって転
写される。ブラックトナーの単色画像が形成された記録
紙33は、搬送手段19により定着装置34に送られ、
トナー像が記録紙に定着する。記録紙上に転写後、感光
体ドラム24表面に残留付着したブラック単色の残トナ
ー32は除去回収手段であるクリーニング手段27によ
り除去して回収される。ここでの残トナー49は単色で
回収できる。クリーニング手段27により清掃された感
光体ドラム24は除電器28により除電され、次の画像
形成サイクルに備える。
【0029】ブラックトナーの単色画像を形成する場
合、第2現像手段39側の現像装置26だけで形成でき
るため、ブラックの単色画像は短時間で得ることができ
る。カラー画像と単色画像の情報は装置に入力された画
像情報を元に図示しない画像情報処理装置によって処理
されることにより、カラー画像形成と単色画像形成の制
御を行なう。
【0030】このように、第1現像手段37側にも第2
現像手段39と同一色のトナーを設けることにより、カ
ラー画像を形成する場合は第1現像手段37側だけによ
りカラー画像を形成し、単色画像を形成する場合は第2
現像手段39側だけにより単色画像を形成するすること
ができ、カラー画像は色ズレのない高画質なカラー画像
が得られ、単色画像は短時間で単色画像が得られる。
【0031】第1現像手段37と第2現像手段39の同
一色のトナーを用い、カラー画像形成用の第1現像手段
37側には第2現像手段39側よりも高光沢のトナーを
用いることにより、光沢性のある色ズレのない高画質の
カラー画像が得ることができ、単色画像形成用の第2現
像手段37側には第1現像手段37側よりも低光沢のト
ナーを用いることにより、光沢性がない見やすい単色画
像が短時間で得ることができる。
【0032】また、記録紙上にカラー画像と光沢性のな
い方がよい単色画像とが混在した場合、カラー画像と単
色画像の情報は装置に入力された画像情報を元に図示し
ない画像情報処理装置によって処理されることにより、
カラー画像形成と単色画像形成の制御を行なう。カラー
画像形成の情報制御により第1現像手段側でカラー画像
を形成し記録紙上にカラー画像を形成する。単色画像形
成の情報制御により第2現像手段側で単色画像を形成
し、カラー画像が形成された記録紙上に重ね合わせ、光
沢のあるカラー画像と光沢のない単色画像が混在したフ
ルカラー画像を得ることができる。
【0033】図3、図4は、他の実施例である。図3は
他の実施例の構成の全体図、図4は他の実施例の構成の
主要部である。全てのトナーを各色ごとに回収してリサ
イクルできれば経済的であるが、カラー画像を形成する
第1現像手段側は複数色のトナーが混色してしまいリサ
イクルは困難であり、構造も複雑になってしまう。しか
し、単色画像を形成する第2現像手段39側はリサイク
ルが容易であるため、図3、図4に示すようなトナー搬
送手段40により回収した残トナー49で第2現像手段
39側のトナーのリサイクルを行なうことにより、廃棄
物が減少し、トナーを経済的に使用することができる。
【0034】図5、図7は、もう1つの実施例である。
図5はもう1つの実施例の構成の全体図、図7はもう1
つの実施例の転写部の概略図である。また、図5は従来
の転写部の概略図である。記録紙上にカラー画像と光沢
性のない方がよい単色画像とが混在した場合、第1現像
手段側でカラー画像を形成し記録紙上にカラー画像を形
成し、第2現像手段側で単色画像を形成し、カラー画像
が形成された記録紙上に重ね合わせ、光沢のあるカラー
画像と光沢のない単色画像が混在したフルカラー画像を
得る。
【0035】ここで、図1、図6に示すようにカラー画
像15の記録紙1への転写を単色画像29の記録紙1へ
の転写より前に行なうような構成の場合、単色画像29
をカラー画像43が転写されている記録紙30上に転写
する点31で、第2現像手段23側の感光体ドラム24
に記録紙30上のカラー画像のトナー43が付着する可
能性がある。このままで感光体ドラム24の残トナー3
2をクリーニング装置27で回収すると単色トナーとカ
ラートナーが混色したトナー49となってしまい、トナ
ーのリサイクルができなくなってしまう。
【0036】この構成で、はじめに第2現像手段39側
の転写位置31まで記録紙30上に転写する点31で、
第2現像手段23側の感光体ドラム24に記録紙30上
のカラー画像のトナー43が付着する可能性がある。こ
のままで感光体ドラム24の残トナー32をクリーニン
グ装置27で回収すると単色トナーとカラートナーが混
色したトナー49となってしまい、トナーのリサイクル
ができなくなってしまう。
【0037】この構成で、はじめに第2現像手段39側
の転写位置31まで記録紙1を搬送して、単色画像29
を記録紙1に転写し、搬送手段19で単色画像が形成さ
れた記録紙をカラー画像を転写する位置20に戻せして
カラー画像15を転写すれば、クリーニング手段27で
回収した残トナー49は混色しないためリサイクルはで
きるが、動作が多くなり時間がかかってしまう。
【0038】そこで、図5、図7に示すように単色画像
29の記録紙1への転写をカラー画像15の記録紙21
への転写より前に行なう様な構成にすれば、記録紙1を
戻すなどの余分な動作をしなくても単色画像形成を行な
う第2現像手段39のクリーニング手段27で回収され
たトナー49は混色することはなくなり、簡単な構成の
クリーニング手段40によりリサイクルが可能となる。
【0039】
【発明の効果】本発明による画像形成装置は、高画質の
画像が得られ、画像の画像形成に要する時間が短縮で
き、環境保全性及び省エネ性に優れるのカラー画像形成
装置によって、効率的で良質な画像を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像形成装置の全体図
【図2】本発明の画像形成装置の実施例の構成の全体図
【図3】本発明の画像形成装置の他の実施例の構成の全
体図
【図4】本発明の画像形成装置の他の実施例の構成の主
要部
【図5】本発明の画像形成装置のもう1つの実施例の構
成の全体図
【図6】従来の転写部の概略図
【図7】本発明の画像形成装置のもう1つの実施例の転
写部の概略図
【符号の説明】
3:感光体ベルト、 5:潜像形成手段 1
0:中間転写ベルト 24:感光体ドラム 26:現像装置 2
7:クリーニング手段 37:第1現像手段 38:回転型現像装置 3
9:第2現像手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薮田 友典 鳥取県鳥取市北村 10−1 リコーマイク ロエレクトロニクス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を担持する第1像担持体と、
    静電潜像を書き込む潜像形成手段により書き込まれた静
    電潜像を顕像化する複数の現像器を移動して顕像する第
    1現像手段と、該第1像担持体上の顕像を転写する中間
    転写体と、該中間転写体の顕像を記録紙上に転写する転
    写手段と、 静電潜像を担持する第2像担持体と、該第1像担持体に
    静電潜像を書き込む該潜像形成手段により第2像担持体
    に書き込まれた静電潜像を顕像化する現像器により顕像
    する第2現像手段と、該第2像担持体の顕像を記録紙上
    に転写する転写手段を有する画像形成装置において、第
    1現像手段と第2現像手段に同色トナーを用いることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、第2現像手段には第1現像手段の所定トナーと同一
    色で且つ第1現像手段の所定トナーより低光沢のトナー
    を用いることを特徴とする画像現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の画像形成
    装置において、 第1像担持体と中間転写体と第2像担持体の各表面に付
    着した現像剤を除去し回収する除去回収手段を備え、該
    除去回収手段で除去回収された現像剤を再利用すること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置におい
    て、第2現像手段による画像形成を第1現像手段による
    画像形成より先に行なうことを特徴とするカラー画像形
    成装置。
JP7249991A 1995-09-27 1995-09-27 画像形成装置 Pending JPH0990701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7249991A JPH0990701A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7249991A JPH0990701A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0990701A true JPH0990701A (ja) 1997-04-04

Family

ID=17201217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7249991A Pending JPH0990701A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0990701A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174934A (ja) * 2000-09-26 2002-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、それに備える単色作像手段、およびそれに備えるトナーリサイクル装置
JP2006085138A (ja) * 2004-09-20 2006-03-30 Toshiba Corp カラー画像形成装置と画像形成方法
JP2006235520A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008145479A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
EP2157484A2 (en) 2008-08-18 2010-02-24 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2011048131A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8983355B2 (en) 2012-03-23 2015-03-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and image forming method
US11269264B2 (en) * 2020-03-23 2022-03-08 Fujifilm Business Innovation Corp. Printing apparatus using image forming units accommodating the same color

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174934A (ja) * 2000-09-26 2002-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、それに備える単色作像手段、およびそれに備えるトナーリサイクル装置
JP2006085138A (ja) * 2004-09-20 2006-03-30 Toshiba Corp カラー画像形成装置と画像形成方法
JP4698255B2 (ja) * 2005-02-28 2011-06-08 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006235520A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
EP1930784A3 (en) * 2006-12-06 2012-08-08 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
US8078077B2 (en) 2006-12-06 2011-12-13 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus with two coloring material supplying sections
JP2008145479A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011028194A (ja) * 2008-08-18 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
EP2157484A2 (en) 2008-08-18 2010-02-24 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
EP2157484A3 (en) * 2008-08-18 2012-12-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2011048131A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8983355B2 (en) 2012-03-23 2015-03-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and image forming method
US11269264B2 (en) * 2020-03-23 2022-03-08 Fujifilm Business Innovation Corp. Printing apparatus using image forming units accommodating the same color

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5239347A (en) Image forming apparatus having recording material carrying member and movable assisting member
JPH0990701A (ja) 画像形成装置
JP4649189B2 (ja) 画像形成装置
JP2001228756A (ja) 画像形成装置
US6865360B2 (en) Image forming apparatus and toner discharge control method
JPH07244414A (ja) 画像形成装置
JP2005024936A (ja) 画像形成装置
JP4428789B2 (ja) 画像形成装置
JPH1055094A (ja) 画像形成装置
JP3877194B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH096202A (ja) 多色電子写真トナー回収装置
JPH0643813Y2 (ja) 転写装置
JP3625229B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2005010389A (ja) 画像形成装置
JPH0328865A (ja) カラー画像処理装置
JP2003307905A (ja) 画像形成装置
JP2614736B2 (ja) 多色画像形成装置
JPS61138263A (ja) 画像形成装置
JPH08305120A (ja) カラー電子写真方法
JP2531020Y2 (ja) 転写装置
JP2003015375A (ja) 画像形成装置
JP2001042592A (ja) カラー画像形成装置
JP2004053917A (ja) 画像形成装置
JPH06175459A (ja) 画像形成装置
JPH11295954A (ja) 画像形成装置