JP2006235520A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 K色のトナーを主に含有し2色以上のトナーが混ざり合った2次転写残トナーを回収する回収用現像装置としての第2の現像装置5Kbと、K色のみのトナーを収容した現像装置(第1の現像装置)5Kaとを備えている。この第2の現像装置5Kbを用いて画像形成を行えば、2次転写残トナーを再利用することができ、廃トナーを無くすことができる。また、この第2の現像装置5Kbに換えて、第1の現像装置5Kaで画像形成を行えば、色再現性の高い高品位の画像を得ることができる。
【選択図】 図3
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第1の像担持体上の2次転写残トナーは、上記潜像担持体に戻されて上記回収用現像装置に回収されることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記2次転写残トナーを一時保持するための一時保持ローラを備え、該一時保持ローラの表層には、極性制御剤が含有されていることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記一時保持ローラの線速と該第1の像担持体の線速とを異ならせたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3または4の画像形成装置において、上記2次転写残トナーを上記一時保持ローラに保持するための保持バイアスまたは該2次転写残トナーを該一時保持ローラから放出するための放出バイアスを選択的に該一時保持ローラに印加する印加バイアス選択手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項3乃至5いずれかの画像形成装置において、2次転写残トナーのうち固有のトナー色のみを保持するための個有色残トナー一時保持ローラと、少なくとも2色以上のトナーが混ざり合った2次転写残トナーを一時保持するためのカラー残トナー一時保持ローラとを備え、該カラー残トナー一時保持ローラで一時保持された少なくとも2色以上のトナーが混ざり合った2次転写残トナーは、上記回収用現像装置に回収され、該個有色残トナー一時保持ローラに保持された固有のトナー色のみからなる2次転写残トナーは、該トナー色と同色のトナーのみを収容する現像装置に回収されることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記回収用現像装置を用いて画像が形成される場合およびカラー画像が形成される場合は、上記個有色残トナー一時保持ローラを上記第1の像担持体から離間させ、上記カラー残トナー一時保持ローラを該第1の像担持体に当接させることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6または7の画像形成装置において、上記個有色残トナー一時保持ローラに保持された固有のトナー色のみからなる2次転写残トナーを回収する現像装置のみを用いて画像が形成される場合、上記カラー残トナー一時保持ローラを上記第1の像担持体から離間させ、該個有色残トナー一時保持ローラを該第1の像担持体に当接させることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項6乃至8いずれかの画像形成装置において、上記潜像担持体を複数備え、各潜像担持体それぞれに対応する色の潜像が形成され、各潜像担持体にそれぞれに固有色のトナー像が形成されて、各潜像像担持体上の各色のトナー像を、第1の像担持体上に順次転写する複数の第1の転写手段を有するものであって、上記個有色残トナー一時保持ローラに保持された固有のトナー色のみからなる2次転写残トナーを回収する現像装置のみを用いて画像が形成される場合、該トナー色以外の潜像担持体を該第1の像担持体から離間させることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9いずれかの画像形成装置において、上記回収用現像装置内のトナー濃度を検知するトナー濃度センサを備え、該トナー濃度センサの検知結果に基づいて該回収用現像装置が供給するトナー色を補給することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1乃至10いずれかの画像形成装置において、上記回収用現像装置が主に収容するトナー色は、ブラックであることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1乃至11いずれかの画像形成装置において、上記像担持体と少なくとも一時保持ローラとが一体に構成され、画像形成装置本体に対して着脱可能としたプロセスカートリッジを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項12の画像形成装置において、上記プロセスカートリッジは、帯電装置および現像装置を備えることを特徴とするものである。
図1は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。本プリンタは、潜像担持体として4つの感光体1Y,1C,1M,1Kを備えている。ここでは、ドラム状の感光体を例に挙げているが、ベルト状の感光体を採用することもできる。本実施形態において、各感光体1Y,1C,1M,1Kは、それぞれ第1の像担持体としての中間転写ベルト10に接触しながら、図中矢印の方向に回転駆動する。各感光体1Y,1C,1M,1Kは、比較的薄い円筒状の基体上に感光層を形成し、更にその感光層の上に保護層を形成したもので、その外径が30[mm]で、その内径が28.5[mm]である。
本実施形態では、低コスト化、感光体設計の自由度、無公害性等の観点から有機系感光体を用いている。
感光体1の周りには、その表面移動方向に沿って、トナー保持装置40、帯電装置3、現像装置5の順に配置されている。帯電装置3と現像装置5との間には、露光装置4から発せられる光が感光体1まで通過できるようにスペースが確保されている。
ケーシング46内に収容されたキャリア47は、回転スリーブ41aに担持され感光体1へ搬送される。このとき、マグネットローラ41bの磁界によってキャリア47が穂立ちして磁気ブラシが形成される。この磁気ブラシは、ブレード42によって層厚を回転スリーブ41aの軸方向均一に整えられる。そして、この磁気ブラシが感光体表面を摺接して中間転写ベルトに転写されずに感光体に付着した一次転写残トナーを保持する。このとき、磁気ブラシには、第1の電源部43から保持バイアスが印加される。保持バイアスは、転写後の感光体表面電位(−50〜−100V)とほぼ同じ電圧が印加されている。これにより、感光体1と磁気ブラシローラ41との間には電位差が生じない。よって、一次転写残トナーには、感光体と磁気ブラシローラ41との電位差によって生じる静電吸着力が働かない。その結果、一次転写残トナーの極性に関係なく磁気ブラシの摩擦力で一次転写残トナーを保持することができる。
また、装置の立ち上げ時、画像形成動作終了時やある一定回数画像形成動作を行った後にクリーニングモードを設け、このクリーニングモード時に切替スイッチ45を第2電源部44に切り替えてもよい。このクリーニングモード時では、画像が形成されていないので、磁気ブラシから放出された一次転写残トナーが未露光部を形成することはない。
図5は、K色残トナーを一時保持するK色残トナー保持ローラ50と、カラー残トナーを一時保持するカラー残トナー保持ローラ60とを示す概略構成図である。図5(a)は、K色残トナー保持ローラ50が中間転写ベルト10から離間し、カラー残トナー保持ローラ60が中間転写ベルト10と当接している状態を示す図である。図5(b)は、K色残トナー保持ローラ50が中間転写ベルト10と当接し、カラー残トナー保持ローラ60が中間転写ベルト10から離間している状態を示す図である。
K色残トナー保持ローラ50の表層50aとしては、例えば、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスルホン酸樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、スチレン樹脂、ナイロン樹脂、ポリ塩化ビニル、アルキド樹脂、シリコーン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂や、ポリブタジエン、ブタジエンスチレンゴム、ブタジエンアクリロニトリルゴム、ポリクロロプレン、ポリイソプレン、クロルスルホン化ポリエチレン、ポリイソブチレン、イソブチレンイソプレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、多硫化系合成ゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の合成ゴムがあり、これらを単独はもちろんのこと、これら樹脂の構成成分をモノマー単位で共重合させたものでも良く、更には、ウレタンとアクリルを組み合わせて成る高分子物質の様に2種類以上組み合わせて用いることができる。これらの表層50aは、適当な溶媒に溶解・分散させ塗料として芯金にコートする方法や、押し出し機などを用いてチューブ化したものを芯金に被覆する方法で形成することができる。
カップリング剤としては、シラン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤などが挙げられる。シラン系カップリング剤としては、例えばトリメチルシラン、トリメチルクロルシラン、ジメチルジクロルシラン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン等が挙げられる。
また、2次転写時に電荷注入や放電により正極性に帯電したK色残トナーは、中間転写ベルト10とK色残トナー保持ローラ50との間で摩擦帯電し負極性に転極して保持される。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、K色のトナーを主に含有し2色以上のトナーが混ざり合った2次転写残トナーを回収する回収用現像装置としての第2の現像装置と、K色のみのトナーを収容した現像装置(第1の現像装置)とを備えている。この第2の現像装置を用いて画像形成を行えば、2次転写残トナーを再利用することができ、廃トナーを無くすことができる。また、この第2の現像装置に換えて、第1の現像装置で画像形成を行えば、色再現性の高い高品位の画像を得ることができる。
(2)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、第1の像担持体としての中間転写ベルト上の2次転写残トナーは、潜像担持体としての感光体に戻されて現像装置に回収される。よって、2次転写残トナーを再利用するためにその2次転写残トナーを現像装置へ搬送するリサイクルトナー搬送通路などを設けなくても、現像装置に回収することができる。その結果、リサイクルトナー搬送通路など、現像装置へ回収するための余計な搬送路を設ける必要がなくなり、装置の省スペース化を図ることができる。
(3)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記2次転写残トナーを一時保持する一時保持ローラを備え、この一時保持ローラの表層には極性制御剤が含有されている。2次転写時の電荷注入や放電により正極性に帯電した2次転写残トナーを一時保持ローラで保持する際に、中間転写ベルトとの間で摩擦帯電させ負極性に帯電させることができる。これにより、一時保持ローラに保持される2次転写残トナーの極性を負極性に揃えることができる。一時保持ローラに保持される2次転写残トナーの極性がばらばらの場合、一次転写ローラの電位を感光体の電位よりも低くしても、一時保持ローラから中間転写ベルトに戻される2次転写残トナーは、負極性のトナーのみが感光体へ戻されるだけで、正極性のトナーを感光体へ戻すことができない。しかし、一時保持ローラに保持される2次転写残トナーの極性を負極性に揃えることで、一次転写ローラの電位を感光体の電位よりも低くすれば、中間転写ベルト上の2次転写残トナーを残らず感光体へ戻すことができる。また、感光体上に戻された2次転写残トナーの極性が負極性に揃っているので、帯電ローラの表面電位を感光体の電位よりも低くするれば、感光体上の2次転写残トナーが帯電ローラに付着することなく、第2現像装置に2次転写残トナーを回収することができる。
(4)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記一時保持ローラの線速と中間転写ベルトの線速とを異ならせている。これにより、中間転写ベルト上の2次転写残トナーが一時保持ローラと摺接し、一時保持ローラで2次転写残トナーを摩擦帯電させることができる。また、一時保持ローラと中間転写ベルトとの線速比を1.05〜2.00にすることで、2次転写残トナーを良好に摩擦帯電できるとともに、トナーフィルミングを抑制することができる。
(5)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記2次転写残トナーを上記一時保持ローラに保持させるための保持バイアスまたは2次転写残トナーを一時保持ローラから放出するための放出バイアスを選択的に一時保持ローラに印加する印加バイアス選択手段としての切り替えスイッチを備えている。本実施形態においては、2次転写残トナーは、一時保持ローラによって負極性に摩擦帯電しているので、中間転写ベルトの表面電位よりも一時保持ローラの表面電位が高くなるような保持バイアスを一時保持ローラに印加することで、2次転写残トナーを確実に一時保持ローラで一時保持することができる。また、画像形成動作終了時など、所定のタイミングで保持バイアスから放出バイアスに切替えることで、一時保持ローラに保持されていた2次転写残トナーを確実に中間転写ベルトへ静電的に放出することができる。
(6)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、2次転写残トナーのうちK色のトナーのみを一時保持する個有色残トナー一時保持ローラとしてのK色残トナー保持ローラと、カラー残トナーを一時保持するカラー残トナー保持ローラとを備えている。そして、K色残トナー保持ローラに保持されたK色のみからなるK色残トナーをK色のみのトナーを含有している第1現像装置で回収する。よって、K色のトナーの消費を抑えることができる。また、K色のトナーのみからなるK色残トナーを第1現像装置で回収するので、第1現像装置に他の色のトナーが混ざることがない。よって、第1現像装置を用いて形成された画像は、黒色の色再現性の高い画像とすることができる。また、カラー残トナー保持ローラに保持されたカラー残トナーは、第2現像装置に回収されて再利用される。これにより、廃トナーが出るのを抑制することができる。
(7)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、第2現像装置を用いて画像が形成される場合およびカラー画像が形成される場合は、上記K色残トナー保持ローラを上記中間転写ベルトから離間させ、上記カラー残トナー保持ローラを中間転写ベルトに当接させている。第2現像装置を用いて画像が形成される場合およびカラー画像が形成される場合は、K色残トナー保持ローラが中間転写ベルトから離間するので、K色残トナー保持ローラにY、M、C、Kの色が混ざったカラー残トナーが付着するのを抑制することができる。
(8)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、第1現像装置のみを用いて画像が形成される場合、カラー残トナー保持ローラを中間転写ベルトから離間させ、K色残トナー保持ローラを中間転写ベルトに当接させる。カラー残トナー保持ローラを中間転写ベルトから離間させることで、カラー残トナー保持ローラに保持されているカラー残トナーが中間転写ベルトと摺接して脱落することを防止することができる。よって、K色残トナー保持ローラがカラー残トナーを保持するのを抑制することができる。
(9)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、第1現像装置5Kaのみを用いて画像(白黒画像)が形成される場合、他の色感光体(Y、M,C)を中間転写ベルトから離間させている。これにより、他の色感光体(Y、M,C)に付着しているK色と異なる色のトナーが中間転写ベルトに付着して、K色残トナー保持ローラに一時保持されることを抑制することができる。
(10)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記第2現像装置内のトナー濃度を検知するトナー濃度センサを備え、トナー濃度センサの検知結果に基づいてK色のトナーを補給している。このように、第2現像装置内の濃度に合わせてK色のトナーが供給されるので、第2現像装置内は、回収された2次転写残トナーよりもK色のトナーの割合が圧倒的に多くなる。このため、第2現像装置5内のトナー特性がK色のみのトナー特性と近くなり、帯電条件などの画像条件を変更しなくても、良好な画像を形成することができる。また、第2現像装置5Kbを用いて形成された画像においても、K色の色合い等が、K色のみからトナーを用いたときの色合いと近い状態にすることができる。
(11)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、第2現像装置が主に収容するトナー色をK色とすることで、Y,M、Cなどの色が混じりあったカラー残トナーが回収されても、色調に影響が出にくい。よって、第2現像装置を用いて作成された画像の色再現性の劣化を抑えることができる。
(12)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、感光体と少なくとも一時保持ローラとを一体に構成し、画像形成装置から着脱可能なプロセスカートリッジとすることで、プロセスカートリッジ内に収容された感光体や一時保持ローラに寿命が到来したり、メンテナンスが必要になったりしたときには、そのプロセスカートリッジを交換すればよく、利便性が向上する。
(13)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記プロセスカートリッジに帯電装置および現像装置を備えることで、帯電装置や現像装置に寿命が到来したり、メンテナンスが必要になったりしたときには、プロセスカートリッジを交換すればよく、利便性が向上する。
3 帯電装置
4 露光装置
5 現像装置
10 中間転写ベルト
14Y,14C,14M,14K 1次転写ローラ
16 2次転写ローラ
30 プロセスカートリッジ
31Y,31C,31M,31K トナーボトル
40 トナー保持装置
41 磁気ブラシローラ
50 K色残トナー保持ローラ
60 カラー残トナー保持ローラ
70 一時保持ローラ
Claims (13)
- ひとつまたは複数の潜像担時体と、各画像色に対応した固有色トナーを収容し、該トナーを供給して該潜像担持体上に形成された潜像をトナー像化する複数の現像装置と、各現像装置内の固有色のトナーによりトナー像化した潜像像担持体上の各色のトナー像を、第1の像担持体上に順次転写する第1の転写手段と、各色トナー像が順次転写されることで得られた該第1の像担持体上の第1の合成トナー像を記録体上に転写する第2の転写手段とを備え、該第2の転写手段によって転写された後に第1の像担持体表面に残留した2次転写残トナーを該現像装置に回収する画像形成装置において、
複数の現像装置のうちひとつが、他の現像装置がそれぞれ収容するトナーの色のうち一つと同じ色のトナーを主に収容し、かつ、少なくとも2色以上のトナーが混ざり合った2次転写残トナーを回収する回収用現像装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記第1の像担持体上の2次転写残トナーは、上記潜像担持体に戻されて上記回収用現像装置に回収されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
上記2次転写残トナーを一時保持するための一時保持ローラを備え、該一時保持ローラの表層には、極性制御剤が含有されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置において、
上記一時保持ローラの線速と該第1の像担持体の線速とを異ならせたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3または4の画像形成装置において、
上記2次転写残トナーを上記一時保持ローラに保持するための保持バイアスまたは該2次転写残トナーを該一時保持ローラから放出するための放出バイアスを選択的に該一時保持ローラに印加する印加バイアス選択手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3乃至5いずれかの画像形成装置において、
2次転写残トナーのうち固有のトナー色のみを保持するための個有色残トナー一時保持ローラと、少なくとも2色以上のトナーが混ざり合った2次転写残トナーを一時保持するためのカラー残トナー一時保持ローラとを備え、該カラー残トナー一時保持ローラで一時保持された少なくとも2色以上のトナーが混ざり合った2次転写残トナーは、上記回収用現像装置に回収され、該個有色残トナー一時保持ローラに保持された固有のトナー色のみからなる2次転写残トナーは、該トナー色と同色のトナーのみを収容する現像装置に回収されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6の画像形成装置において、
上記回収用現像装置を用いて画像が形成される場合およびカラー画像が形成される場合は、上記個有色残トナー一時保持ローラを上記第1の像担持体から離間させ、上記カラー残トナー一時保持ローラを該第1の像担持体に当接させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6または7の画像形成装置において、
上記個有色残トナー一時保持ローラに保持された固有のトナー色のみからなる2次転写残トナーを回収する現像装置のみを用いて画像が形成される場合、上記カラー残トナー一時保持ローラを上記第1の像担持体から離間させ、該個有色残トナー一時保持ローラを該第1の像担持体に当接させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6乃至8いずれかの画像形成装置において、
上記潜像担持体を複数備え、各潜像担持体それぞれに対応する色の潜像が形成され、各潜像担持体にそれぞれに固有色のトナー像が形成されて、各潜像像担持体上の各色のトナー像を、第1の像担持体上に順次転写する複数の第1の転写手段を有するものであって、上記個有色残トナー一時保持ローラに保持された固有のトナー色のみからなる2次転写残トナーを回収する現像装置のみを用いて画像が形成される場合、該トナー色以外の潜像担持体を該第1の像担持体から離間させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至9いずれかの画像形成装置において、
上記回収用現像装置内のトナー濃度を検知するトナー濃度センサを備え、該トナー濃度センサの検知結果に基づいて該回収用現像装置が供給するトナー色を補給することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至10いずれかの画像形成装置において、
上記回収用現像装置が主に収容するトナー色は、ブラックであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至11いずれかの画像形成装置において、
上記像担持体と少なくとも一時保持ローラとが一体に構成され、画像形成装置本体に対して着脱可能としたプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項12の画像形成装置において、
上記プロセスカートリッジは、帯電装置および現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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