JP2010214854A - 画像形成装置及び印刷制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び印刷制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010214854A
JP2010214854A JP2009066011A JP2009066011A JP2010214854A JP 2010214854 A JP2010214854 A JP 2010214854A JP 2009066011 A JP2009066011 A JP 2009066011A JP 2009066011 A JP2009066011 A JP 2009066011A JP 2010214854 A JP2010214854 A JP 2010214854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
toner
toner group
image
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009066011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4952736B2 (ja
Inventor
Yasushi Yamade
泰 山出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2009066011A priority Critical patent/JP4952736B2/ja
Priority to US12/723,959 priority patent/US8401411B2/en
Publication of JP2010214854A publication Critical patent/JP2010214854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4952736B2 publication Critical patent/JP4952736B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/011Details of unit for exposing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/377Cooling or ventilating arrangements
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0121Details of unit for developing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00717Detection of physical properties
    • G03G2215/00751Detection of physical properties of sheet type, e.g. OHP
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00717Detection of physical properties
    • G03G2215/00759Detection of physical properties of sheet image, e.g. presence, type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】印刷コストを抑え、彩度の高いトナーを効果的に利用することができる画像形成装置及び印刷制御方法の提供。
【解決手段】第1のトナー群と前記第1のトナー群よりも彩度が高い第2のトナー群とが搭載された印刷部を備える画像形成装置において、制御部は、印刷ジョブで指定された画像データに基づく画像の各部の色情報を所定の色空間上の値に変換し、前記所定の色空間上の値と予め登録された各々のトナー群の色再現域とを比較することによって、前記画像に適したトナー群を判断すると共に、予め記憶された対応付け情報を参照して、前記印刷ジョブで指定された用紙及び/又は印刷条件に適したトナー群を判断し、双方の判断結果に基づいて、前記画像の印刷に使用するトナー群を決定する。
【選択図】図20

Description

本発明は、画像形成装置及び印刷制御方法に関し、特に、色再現域の異なる複数種類のトナー群を備える画像形成装置及び該画像形成装置を用いた印刷制御方法に関する。
プリンタやデジタル複合機などの印刷装置(以下、画像形成装置と呼ぶ。)が普及している。この画像形成装置では、コンピュータ端末から送信される印刷ジョブに基づいて画像を形成し、帯電された感光体に画像に応じた光を照射して静電潜像を形成し、帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ローラや転写ベルトなどの中間転写体を介して用紙に転写する処理を行う。
ここで、画像形成装置に使用されるトナーなどの部材には各々、色の特性があり、再現しやすい色もあれば再現しにくい色もある。そこで、画像形成に際して、これらの部材の色の特性を考慮して、元の画像の色をできるだけ忠実に再現できるように所定の画像処理を行っている。例えば、下記特許文献1には、対象となる画像の特性を自動認識し、その画像特性に応じて最適な色再現処理(カラーマッチング)方式に切り替える装置が開示されている。
特開2002−182634号公報
このように、画像特性に応じて再現方式を切り替えることにより、元の画像に近い色を再現することは可能であるが、CMY又はCMYKの各トナーで構成されるトナー群には、再現可能な色の範囲(色再現域と呼ぶ。)があるため、元の画像の中に色再現域外の色が含まれる場合は、所望の色の画像を再現することができない。
このような背景から、近年、従来使用されてきたトナー群(以下、通常トナーと呼ぶ。)よりも彩度の高い鮮やかな色が再現できるトナー群(以下、Vividトナーと呼ぶ。)が開発されており、このVividトナーを搭載した画像形成装置を利用することにより、通常トナーの色再現域外の色をより忠実に再現することが可能である。
しかしながら、Vividトナーは通常トナーよりも高価なため、元の画像が双方のトナーで再現可能な色(双方のトナーの色再現域内の色)のみで構成されている場合に、Vividトナーを使用して印刷を行うと、印刷コストが上昇してしまう。また、元の画像がVividトナーで再現可能な色を含む場合であっても、例えば、用紙の特性(用紙の光沢度や白色度、厚みなど)、印刷条件(片面/両面の種別、1枚構成/複数枚構成など)によっては、Vividトナーの特性を生かすことができず、このような場合にVividトナーを使用して印刷を行うと、印刷コストが上昇してしまう。
従って、印刷コストを抑え、かつ、Vividトナーの特性を生かすためには、元の画像の色及び用紙の特性や印刷条件に応じてトナー群を選択することが望ましいが、従来は、色再現域の異なる複数種類のトナー群を備えた画像形成装置はなく、元の画像の色と各トナー群の色再現域とに基づいて適切なトナー群を選択する手法は無く、更に、用紙の特性や印刷条件に基づいて適切なトナー群を選択する手法は無かったため、上記問題を解決することができなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、印刷コストを抑え、彩度の高いトナーを効果的に利用することができる画像形成装置及び印刷制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、第1のトナー群と前記第1のトナー群よりも彩度が高い第2のトナー群とが搭載された印刷部を備える画像形成装置において、制御部は、印刷ジョブで指定された画像データに基づく画像の各部の色情報を所定の色空間上の値に変換し、前記所定の色空間上の値と予め登録された各々のトナー群の色再現域とを比較することによって、前記画像に適したトナー群を判断すると共に、予め記憶された対応付け情報を参照して、前記印刷ジョブで指定された用紙及び/又は印刷条件に適したトナー群を判断し、双方の判断結果に基づいて、前記画像の印刷に使用するトナー群を決定するものである。
また、本発明は、第1のトナー群と前記第1のトナー群よりも彩度が高い第2のトナー群とが搭載された印刷部を備える画像形成装置を含むシステムにおける印刷制御方法であって、印刷ジョブで指定された画像データに基づく画像の各部の色情報を所定の色空間上の値に変換し、前記所定の色空間上の値と予め登録された各々のトナー群の色再現域とを比較することによって、前記画像に適したトナー群を判断する第1ステップと、予め記憶された対応付け情報を参照して、前記印刷ジョブで指定された用紙及び/又は印刷条件に適したトナー群を判断する第2ステップと、を少なくとも有し、前記第1ステップ及び前記第2ステップの判断結果に基づいて、前記画像の印刷に使用するトナー群を決定するものである。
本発明の画像形成装置及び印刷制御方法によれば、印刷コストを抑え、彩度の高いトナーを効果的に利用することができる。
その理由は、色再現域の異なる第1のトナー群と第2のトナー群などの複数種類のトナー群を画像形成装置に搭載し、印刷対象となる画像の色を数値化して各々のトナー群の色再現域と比較することによって彩度の高いトナー群の色が含まれているかを判断し、更に、設定された用紙や印刷条件で彩度の高いトナー群の特性を生かすことができるかを判断し、それらの判断結果に基づいて、使用するトナー群を決定する制御を行うからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係るコンピュータ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の印刷部の具体的構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の印刷部のトナー群毎にユニット化した構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の印刷部のVividトナー作像ユニットを待避させた状態を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の印刷部の通常トナー作像ユニットを待避させた状態を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の印刷部の色毎にユニット化した構成を示す図である。 Vividトナーと通常トナーの色再現域を示す図である。 本発明の一実施例に係るコンピュータ端末の表示部に表示される画面(プリンタドライバ画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るコンピュータ端末の表示部に表示される画面(プロパティ画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示される画面(用紙警告画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の表示部に表示される画面(印刷条件警告画面)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るコンピュータ端末におけるユーザ操作の手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るコンピュータ端末におけるプリンタドライバの動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置におけるLabデータへの変換手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置におけるCMYK印刷データへの変換手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における印刷制御手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における印刷制御手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置における印刷制御手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る用紙及び印刷条件とトナーとの対応関係を規定するテーブルの構成例である。
背景技術で示したように、Vividトナーを搭載した画像形成装置では、通常トナーを搭載した画像形成装置よりも彩度の高い鮮やかな色が再現可能であるが、Vividトナーは通常トナーよりも高価なため、双方のトナーで再現可能な色は、通常トナーを用いて印刷することが望ましい。また、Vividトナーで再現可能な色を含む場合であっても、用紙の特性や印刷条件によってはVividトナーの特性を生かすことができず、そのような場合も通常トナーを用いて印刷することが望ましい。
そこで、本発明の一実施の形態では、画像形成装置に、第1のトナー群(例えば、通常トナー)と、第1のトナー群よりも彩度の高い(色再現域の広い)第2のトナー群(例えば、Vividトナー)などの複数種類のトナー群を搭載する。
また、上記構成の画像形成装置において、印刷対象となる画像を所定の単位(例えば、Bit単位)で所定の色空間における値(例えば、Lab値)に変換し、その値が、各トナー群の色再現域のどの領域に属するかを判定し、印刷対象となる画像に彩度の高いトナー群の色が含まれているかを判断する。
更に、設定された用紙の特性(光沢度や白色度、厚みなど)や印刷条件(片面/両面の種別、1枚構成/複数枚構成など)に基づいて、彩度の高いトナー群の特性を生かすことができるかを判断し、これらの判断結果に基づいて使用するトナー群を決定して印刷を実行するように制御する。
これにより、コストを必要最低限に抑え、彩度の高いトナーを効果的に利用することが可能になる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置及び印刷制御方法について、図1乃至図23を参照して説明する。図1は、本実施例の印刷システムの構成を示す図であり、図2は、コンピュータ端末の構成を示す図である。また、図3及び図4は、画像形成装置の構成を示す図であり、図5乃至図9は画像形成装置の印刷部の構成例を示す図である。また、図10は、通常トナーとVividトナーの色再現域を示す図であり、図11及び図12は、コンピュータ端末の表示部に表示される画面の一例を示す図、図13及び図14は、画像形成装置の表示部に表示される画面の一例を示す図である。また、図15及び図16は、コンピュータ端末における動作を示すフローチャート図であり、図17乃至図22は、画像形成装置における動作を示すフローチャート図である。また、図23は、用紙及び印刷条件とトナーとの対応関係を規定するテーブルの構成例である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、印刷ジョブを送受信する1又は複数のコンピュータ端末10と、印刷ジョブを受信して印刷を実行する1又は複数の画像形成装置20とで構成され、これらは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク30によって接続されている。
また、図2に示すように、コンピュータ端末10は、制御部11と、表示部12と、操作部13などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリ11b、HDD(Hard Disk Drive)11c、通信I/F部11dなどを備え、これらはバスを介して接続されている。CPU11aは、各部の制御を行う。メモリ11bは、HDD11c、通信I/F部11dから読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する部分であり、記憶されたデータはCPU11aによって処理され、必要に応じてHDD11cや通信I/F部11dに転送される。HDD11cは、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、印刷ジョブなどを格納し、CPU11aにより必要に応じて読み出され、メモリ11b上で実行処理される。通信I/F部11dは、通信ネットワーク30を介して繋がっている機器との接続を確立し、データの送受信を実行する。
上記制御部11は、文書を作成するためのアプリケーションや文書の印刷を指示するプリンタドライバとして機能し、アプリケーションで作成した文書データは、プリンタドライバにより、画像形成装置20で読み取り可能な言語(PCL(Printer Control Language)やPS(Post Script)などのPDL(Page Description Language))の印刷ジョブに変換され、通信I/F部11dを介して画像形成装置20に送信される。
表示部12は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置等からなり、画像形成装置20へ送信する印刷ジョブを設定するためのプリンタドライバ画面やプロパティ画面等を表示する。
操作部13は、表示部12上に表示された情報を操作したり、情報を入力したりする部分であり、ポインティングデバイス、キーボード、トラックボール、トラックパッド、タブレット、及びスタイラスペンなどで構成される。
また、図3及び図4に示すように、画像形成装置20は、制御部21と、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)22と、画像読取部23と、表示部24と、操作部25と、給紙部26と、印刷部27と、後処理部28などで構成される。
制御部21は、各構成部を制御する部分で、CPU21a、ROMやRAMなどのメモリ21b、HDD21c、通信I/F部21dなどを備え、これらはバスを介して接続されている。CPU21aは各部の制御などを行う。メモリ21bは、HDD21c、画像読取部23、通信I/F部21dから読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する部分で、記憶されたデータはCPU21aによって画像処理され、必要に応じてHDD21cや印刷部27に転送される。HDD21cは、CPU21aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、所定の色空間における各トナー群の色再現域を規定するデータ、後述するICC(International Color Consortium)プロファイル、給紙部26の各用紙トレイに格納されている用紙に関する情報、用紙や印刷条件とトナーとの対応関係を規定したテーブルなどを格納し、CPU21aにより必要に応じて読み出され、メモリ21b上で実行処理される。通信I/F部21dは、通信ネットワーク30を介して繋がっている機器との接続を確立し、データの送受信を実行する。
上記制御部21は、印刷ジョブの各ページのデータをラスタライズし、必要に応じて画像処理やスクリーニングを行って、印刷部27で印刷可能なビットマップデータを作成する画像処理部としても機能する。
また、制御部21は、印刷部27の各部の動作を制御すると共に、各ページのビットマップデータを所定の単位(例えば、Bit単位)で所定の色空間上の値に変換し、その値が第1のトナー群(例えば、通常トナー)及び第2のトナー群(通常トナーよりも彩度の高いトナー、例えば、Vividトナー)の色再現域のどの領域に属するかを判別することによって、印刷対象の画像に第2のトナー群の色が含まれているかを判断(すなわち、画像に適したトナー群を判断)し、更に、印刷ジョブで規定された用紙の特性(光沢度や白色度、厚み)や印刷条件(片面/両面の種別、1枚構成/複数枚構成)で第2のトナー群の特性が生かせるかを判断(すなわち、用紙や印刷条件に適したトナー群を判断)し、これらの判断結果に基づいて、印刷に使用するトナー群を決定して印刷部27に印刷を実行させる印刷制御部としても機能する。この印刷制御部はハードウェアとして構成してもよいし、コンピュータを印刷制御部として機能させる印刷制御プログラムとして構成し、該プログラムを制御部21上で実行する構成としてもよい。
ADF22は、単数もしくは複数枚の原稿用紙を自動で画像読取部23へ搬送する部分である。
画像読取部23は、原稿台上の原稿用紙から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。
表示部24は、液晶表示装置や有機EL表示装置等からなり、画像形成装置20を操作するための各種画面を表示する。また、操作部25は、ボタンやスイッチ等からなり、各種設定や指示を行う。なお、表示部24と操作部25は別々の装置としても良いし、表示部24上に、透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチパネル)25を設けた一体の装置としてもよく、タッチパネルの場合は、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部21に出力する。
給紙部26は、各種サイズの用紙を格納する用紙トレイで構成される。また、格納された用紙を印刷部27へ送り出す部分を含む。なお、各用紙トレイに格納された用紙の特性(光沢度や白色度、厚みなど)はHDD21c等に予め記憶されている構成としてもよいし、各用紙トレイに用紙の特性を検出する手段(用紙の反射光の強度やスペクトルを測定したり、用紙トレイに格納された用紙の積載量を測定したりするセンサ)を設け、当該手段で検出した結果を制御部21に送信し、制御部21でその情報を解析して用紙の特性(光沢度や白色度、厚みなど)を演算する構成としてもよい。
印刷部27は、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成に必要な構成要素で構成され、画像読取部23から読み込んだ画像データ、あるいは通信I/F部21dを介して受け取った印刷ジョブに基づいて、印刷条件で指定された用紙に画像を形成し、後処理部28に送り出す。この印刷部27の詳細は後述する。
後処理部28は、印刷部27から搬送される用紙を、制御部21からの指示により、パンチ・ステープル・製本などのユーザの希望するフィニッシング処理を加えて出力する。
なお、図1乃至図4は本実施例の一例であり、適宜変更可能である。例えば、画像形成装置20をプリンタとして使用する場合は、ADF22や画像読取部23を省略してもよいし、後処理を行う必要が無い場合は、後処理部28を省略してもよい。
また、図1では、印刷システムをコンピュータ端末10と画像形成装置20とで構成したが、通信ネットワーク30に、印刷ジョブをビットマップデータに変換するRIP(Raster Image Processor)コントローラ等の制御装置が接続される構成としても良く、その場合は、制御装置を印刷制御部(印刷制御プログラム)として機能させればよい。
次に、印刷部27の具体的な構成について説明する。
上記印刷部27は、図5に示すように、書込ユニットと感光体ユニットと転写ユニットと搬送ユニットなどで構成される。書込ユニットは、レーザダイオードなどで構成され、画像処理部から入力されたビットマップデータに基づいてレーザ光を照射して露光する。感光体ユニットは、感光体ドラム、現像器、帯電器、感光体クリーニング部などで構成され、感光体ドラム上に現像器から供給されたトナーの潜像を形成する。本実施例では、第1のトナー群(通常トナー)のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)と、第1のトナー群よりも彩度の高い(色再現域の広い)第2のトナー群(Vividトナー)のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)と、黒(K)の計7色のトナーに対応する7つの感光体ユニット及び書込ユニットを備え、印刷制御部(印刷制御プログラム)により、独立して駆動/休止が制御される。転写ユニットは、1次転写ドラム、中間転写ベルト、ベルトクリーニング部、2次転写ローラ、ローラクリーニング部などで構成され、感光体ユニットで形成されたトナー像を中間転写体として機能する中間転写ベルトに転写した後、中間転写ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する。定着ユニットは、定着器、定着器クリーニング部などで構成され、用紙に転写されたトナー像を定着させる。搬送ユニットは、給紙ローラ、レジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラなどで構成され、給紙部27から所望の用紙を2次転写ローラに搬送し、定着後の用紙を後処理部28に排出する。
図5は印刷部27の基本的な構成であるが、通常トナーのCMYの3色、VividトナーのCMYの3色及びKの計7色の感光体ユニットが常に中間転写ベルトに接触している構成では以下の問題がある。例えば、通常トナーのCMYの3色及びKの計4色のみを用いて画像形成する場合に、使用しないVividトナーの感光体ユニットが駆動するとVividトナーの寿命が短くなったり、感光体ドラムに残存しているVividトナーが中間転写ベルトに付着したりする等の問題が生じる。逆に、VividトナーのCMYの3色及びKの計4色のみを用いて画像形成する場合に、使用しない通常トナーの感光体ユニットが駆動すると通常トナーの寿命が短くなったり、感光体ドラムに残存している通常トナーが中間転写ベルトに付着したりする等の問題が生じる。
このような問題に対して、例えば、印刷部27の主要部を記載した図6に示すように、通常トナーのCMYの作像部(書込ユニット及び感光体ユニット)を通常トナー作像ユニット、Vividトナーの作像部(書込ユニット及び感光体ユニット)をVividトナー作像ユニットとし、各々の作像ユニットに、当該作像ユニットを機械的に移動させる手段(具体的な構造は問わない。)を接続し、印刷制御部(印刷制御プログラム)の制御により、独立して中間転写ベルトに接触又は中間転写ベルトから退避できるようにすることができる。また、各々の作像ユニットを電気的に制御可能にし、印刷制御部(印刷制御プログラム)の制御により、独立して駆動/休止できるようにすることができる。
例えば、通常トナーだけで印刷できる色域しか持たない印刷データの場合には、図7のように、Vividトナー作像ユニットを退避又は休止させ、使用しないVividトナーの消耗を抑え、かつ、Vividトナーの付着を防止することができる。逆に、Vividトナーだけで印刷できる色域しか持たない印刷データの場合には、図8のように、通常トナー作像ユニットを退避又は休止させ、使用しない通常トナーの消耗を抑え、かつ、通常トナーの付着を防止することができる。
この場合、K作像部のKトナーは通常トナー及びVividトナー共通で使用するため、常に接触している構成とする。また、通常トナーとVividトナーの作像部をユニット化する場合、一方の作像ユニットを長期にわたり休止したままにしておくとトナーが固まる等の問題が生じるため、使用しない作像ユニットを定期的に駆動させたり、電源投入時には双方の作像ユニットを一定時間駆動させる等の制御を行うことが好ましい。
また、多色プリンタの場合、中間転写ベルトに一度全色のトナーを用いて画像を形成し、その画像を印刷用紙に転写する方法が一般的である。そこで、例えば、印刷部27の主要部を記載した図9に示すように、CMYの各色の感光体ドラムを1本とし、感光体ドラム1本に対してVividトナーと通常トナーの現像部及び書込ユニットを配置し、印刷制御部(印刷制御プログラム)の制御により、各々の現像部及び書込ユニットが独立して駆動/休止できるようにすることも可能である。この構成では、感光体ドラムの本数を減らすことができるため、コストダウンが可能になる。また、印刷部27のサイズを小さくすることができるため、画像形成装置20の小型化を実現することができる。
なお、図5乃至図9では、通常トナーのCMYの3色、VividトナーのCMYの3色及びKの計7色のトナーを使用する場合を示したが、通常トナーのCMYKと、VividトナーのCMYKの計8色のトナーを使用してもよい。
次に、本実施例で用いる通常トナー及びVividトナーの特性について説明する。図10は、一般的にガモット(Gamut:プリンタ、モニタなどの周辺機器が再現できる色の範囲)と呼ばれる表現方法に、通常トナーとVividトナーの色再現域を表したものであり、Lab値(L軸=明るさ、a軸=緑〜赤、b軸=青〜黄)で表される色空間立体イメージを上から見たものである。
図10より、Blue、Magenta、Red、Greenに関しては、通常トナーの色再現域(図の破線の領域)よりもVividトナーの色再現域(図の実線の領域)の方が広いことが分かる。また、Cyanに関しては、Vividトナーの色再現域よりも通常トナーの色再現域の方が広いことが分かる。また、粗いドットのハッチング領域は、通常トナー及びVividトナーの双方で再現可能な色の領域を示しており、細かいドットのハッチング領域は、Vividトナーのみが再現可能な色の領域を示しており、斜線のハッチング領域は、通常トナーのみが再現可能な色の領域を示している。
なお、本実施例における複数種類のトナー群は、色再現域の少なくとも一部が相重なるトナー群の組み合わせであればよく、各トナー群の色再現域は特に限定されない。例えば、図10では、各々のトナー群でのみ再現可能な領域を有する組み合わせとしたが、一方のトナー群の色再現域が他方のトナー群の色再現域を包含する組み合わせとしてもよい。また、本実施例では、Labで管理される色空間を用いているが、CIE XYZなど、装置に依存しないデバイスインディペンデントカラー(Device Independent Color)で管理される任意の色空間を用いることができる。
以下、上記構成の印刷システムを用いて印刷を行う手順について説明する。
まず、本実施例のコンピュータ端末10におけるユーザの操作について、図15のフローチャート図、図11及び図12の画面例を参照して説明する。
<ユーザの操作>
コンピュータ端末10の制御部11は、アプリケーションを動作させ、ユーザは、アプリケーションを使用して所望の色が指定された文書データを作成する(S101)。
次に、アプリケーションのファイルメニューなどにより印刷を指示すると(S102)、制御部11は、プリンタドライバを動作させ、表示部12に図11に示すようなプリンタドライバ画面40を表示させる。このプリンタドライバ画面40には、プリンタや印刷範囲、印刷部数、印刷対象や印刷指定、拡大/縮小などを設定する欄が設けられている、ユーザは操作部13を操作して各項目の設定を行う。そして、プリンタ指定欄のプロパティボタンを押下すると、制御部11は、表示部12に図12に示すようなプロパティ画面41を表示させる。
このプロパティ画面41には、Vividトナーの使用条件を設定する欄が設けられており、必要に応じて、ユーザは操作部13を操作してVividレベルの設定を行う(S103)。例えば、Vividを強調したい場合は、Vividレベルをプラス方向に設定すれば、より多くの画像領域(ビット)がVividトナーで印刷される。また、Vividを抑えてコストも下げたい場合は、Vividレベルをマイナス方向に設定すれば、Vividトナーで印刷する画像領域(ビット)が少なくなる。また、コストを重視する場合は、「Vividを使用しない」を選択すれば、Vividトナーを使用せずに通常トナーのみで印刷することもできる。
また、プロパティ画面41には、色再現域外の色に対する処理を規定する欄が設けられており、ユーザは操作部13を操作して再現範囲外色域処理を選択する(S104)。例えば、通常トナーでもVividトナーでも再現できない色域が含まれる場合に、その色域に対してVividトナーを用いるか(Vivid出力)、通常トナーを用いるか(通常出力)を設定する。
また、プロパティ画面41には、印刷に関する詳細項目を設定する欄が設けられており、ユーザは操作部13を操作して、例えば、原稿サイズ、出力サイズ、用紙の種類、印刷方法(片面/両面、小冊子等)、仕上げ(ステープル、パンチ)などの選択を行う(S105)。
そして、ユーザはVividレベルの設定、再現範囲外色域処理の選択、詳細項目の設定を行った後、プロパティ画面41のOKボタンを押す(S106)。
次に、本実施例のコンピュータ端末10におけるプリンタドライバの処理について、図16のフローチャート図を参照して説明する。
<プリンタドライバの処理>
まず、プリンタドライバは、プロパティ画面41で設定された各種パラメータを解釈し、これらを印刷ジョブに記述可能な設定情報に変換する(S201)。
次に、プリンタドライバは、プリンタドライバ画面40でOKボタンが押されたかを監視する(S202)。
そして、OKボタンが押されたら、プリンタドライバは、変換された各種設定情報とアプリケーションで作成された文書データとを、PDLの印刷ジョブに変換し、印刷ジョブを画像形成装置20に送信する(S203)。このとき、画像形成装置20に送る印刷ジョブの中には、色域情報が含まれる。
次に、本実施例の画像形成装置20の動作について、図17乃至図19のフローチャート図を参照して説明する。なお、画像形成装置20のメモリ21b又はHDD21cには、所定の色空間における第1のトナー群(ここでは通常トナー)及び第2のトナー群(ここではVividトナー)の色再現域を規定するデータ及びICCプロファイル(各デバイスの色に関する特性が記述されたデバイスプロファイル)が予め記憶されているものとする。
画像形成装置20の制御部21は、プリンタドライバより送信される印刷ジョブを受信し(S301)、受信が完了したら(S302のYes)、印刷ジョブの各ページのデータをラスタライズし、印刷部27で印刷可能なデータ形式、例えばビットマップ形式の画像データに変換する(S303)。そして、変換した画像データをメモリ21bやHDD21cに格納する(S304)。
次に、制御部(印刷制御プログラム)は、ICCプロファイルを用いて、格納した画像データをBit単位でLabデータに変換(言い換えると画像データに基づく画像の各画素の色情報をLab値に変換)する(S305)。具体的には、図18に示すように、RGBやCMYKなどの画像データを入力し(S305a)、RGBやCMYKなどの装置に依存するデバイスディペンデントカラー(Device Dependent Color)を、ICCプロファイルを使用してLabなどのデバイスインディペンデントカラーに色変換を行い(S305b)、Labデータを出力する(S305c)。
次に、制御部(印刷制御プログラム)は、ICCプロファイルを用いて、同じ画像データをBit単位で、それぞれのトナー群を用いた場合の印刷データに変換する(S306)。具体的には、図19に示すように、RGBやCMYKなどの画像データを入力し(S306a)、所定の画像処理を行った後(S306b)、ICCプロファイルを使用して色変換処理を行い(S306c)、C'M'Y'K'などの印刷データを出力する(S306d)。
次に、制御部(印刷制御プログラム)は、メモリ21b又はHDD21cから通常トナー及びVividトナーの色再現域を規定するデータを読み出し、S305で変換したLabデータの値(Lab値)と、通常トナー及びVividトナーの色再現域とを比較する(S307)。
そして、制御部(印刷制御プログラム)は、Lab値が通常トナーの色再現域内であるかを判断し(S308)、通常トナーの色再現域内(図10における粗いドットのハッチング領域及び斜線のハッチング領域)であれば、画像データのそのBitを、通常トナーを使用する領域に分類する(S309)。
次に、制御部(印刷制御プログラム)は、Lab値がVividトナーの色再現域内であるかを判断し(S310)、通常トナーの色再現域外、かつ、Vividトナーの色再現域内(図10における細かいドットのハッチング領域)であれば、画像データのそのBitを、Vividトナーを使用する領域に分類する(S311)。
次に、制御部(印刷制御プログラム)は、図12のプロパティ画面41における再現範囲外色域処理の設定を印刷ジョブから読み出し、通常出力に設定されていれば(S312のYes)、画像データのそのBitを、通常トナーを使用する領域に分類し(S313)、Vivid出力に設定されていれば(S312のNo)、画像データのそのBitを、Vividトナーを使用する領域に分類する(S314)。
次に、制御部(印刷制御プログラム)は、画像データの全Bitに対する処理が終了したかを判断し(S315)、処理が終了していなければ、ステップS305に戻って同様の処理を繰り返す。通常トナーを使用する領域とVividトナーを使用する領域とに分類された各ビットデータは、それぞれ通常トナーのCMYK値、またはVividトナーのCMY値を持ち、通常トナーCMYKのトナー量と、VividトナーCMYのトナー量が全Bitに設定される。
次に、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブで規定される各種パラメータを分析し、その設定値に従い、各色ドラムの印刷データとして印刷部27に送出する(ステップS316)。
その後、印刷部27で印刷処理を実行する(ステップS317)。その際、図5乃至図9の構成の印刷部27では、制御部(印刷制御プログラム)は、一方のトナー群のみを使用する場合は、他方のトナー群に対応する作像部(図9の場合は現像器及び書込ユニット)の動作を停止させる制御を行うことが好ましい。更に、図6の構成の印刷部27では、制御部(印刷制御プログラム)は、通常トナーを使用する場合は図7のようにVividトナー作像ユニットを待避させ、Vividトナーを使用する場合は図8のように通常トナー作像ユニットを待避させる制御を行うことが好ましい。
なお、上記フローは、図12のプロパティ画面41のVivid設定欄でVividレベル0に設定された場合を想定して、Lab値が通常トナーの色再現域内であれば、Vividトナーの色再現域内であるか否かに関わらず通常トナーを使用する領域に分類し、Lab値が通常トナーの色再現域外であり、かつ、Vividトナーの色再現域内であれば、Vividトナーを使用する領域に分類したが、Vividレベルがプラス又はマイナスの場合は判断の基準が変わることとなる。
例えば、Vividレベル+1=10%に予め設定されている場合は、Lab値を重み付け(ここでは10%加算)した値が判断の基準となる。つまり、標準状態に比べ10%増しの色域までVividトナーを使用する領域と判断される。もちろん、この10%といった値はいくつに設定しても良いし、%ではなく単純に数値を増減するだけでも良い。
また、通常トナーの色再現域とVividトナーの色再現域の境界については、基本的には各トナーの色再現域と完全に一致させるが、通常トナーの持つ色再現域側またはVividトナーの持つ色再現域側に振ることが可能である。こうすることにより、低コスト化や、Vividトナーを強調した画像など、ユーザの好みを反映した画像を再現することができる。その際、それぞれの振り幅は適否設定可能であり、かつVividを使わないモードも設定可能である。
また、上記フローでは、Bit単位で通常トナー領域又はVividトナー領域に分類したが、通常トナーで再現できない領域はある程度の大きさがあると考えられることから、複数Bitなどの所定の単位(言い換えると複数画素などの所定の領域単位で)で通常トナー領域又はVividトナー領域に分類してもよい。その場合は、所定の単位でLab値の平均値を求めるか、若しくは、所定の単位のRGB値の平均値をLab値に変換すればよい。
以上、画像データに基づいてトナー群を選択する方法について述べたが、前述したように、画像データから求めたLab値と、通常トナー及びVividトナーの色再現域との比較結果に基づいてVividトナーを選択した場合であっても、用紙の種類や印刷条件によってはVividトナーの特性を生かすことができない場合がある。
例えば、Vividトナーの特性を生かすには、白色度が高く、表面が平滑な用紙を用いることが望ましい。最も適しているのは、一般的にコート紙または塗工紙と呼ばれているもので、上質紙の表面に顔料などでコートを施したものである。この用紙は白色度が高く表面が滑らかで高い反射率を有することから、高彩度のVividトナーの特徴を引き出すことができる。逆に、白色度が低く表面の荒れた用紙、例えば再生紙や色紙等ではVividトナーの特性を生かすことができず、Vividトナーを使っても期待した印刷結果は得られない。
また、薄い用紙の場合、1枚物の出力であればViviトナーの特性を生かすことは可能であるが、複数枚の出力の場合は、次ページに形成した画像が透けて見えてしまうため、Vividトナーの特性を生かすことはできない。また、両面印刷に設定されている場合、裏面が透けて見える程度の厚さしかない用紙で両面印刷した場合には、裏面印刷の影響を受けて用紙の白色度や均一性が低くなり、Vividトナーの特性を生かすことはできない。更に、ウォータマーク印刷等の特殊印刷の場合は薄く印刷する必要があるため、Vividトナーの特性を生かすことはできない。一方、両面印刷でも裏が透けないような厚い紙で白色度が高い用紙であれば、両面印刷しても裏面が透けることなくVividトナーの特徴を生かすことが可能である。
そこで、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブから用紙の種類及び印刷条件を特定し、例えば、図23に示すような、用紙の種類及び印刷条件とそれらに適したトナーとの対応関係を記述したテーブルを予めHDD21c等に記憶しておき、このテーブルを参照して、当該用紙の種類及び印刷条件でVividトナーの特性を生かすことができるかを判断する。
例えば、指定された用紙が塗工紙や上質紙、白色度が高い厚紙等であればそのままVividトナーを使用して印刷を行うが、再生紙や色紙などが指定されていた場合には、Vividトナーを使用せず、通常トナーを使用して印刷を行う。また、選択された用紙が再生紙や色紙などのVividトナー印刷禁止用紙の場合や、設定された印刷条件が両面印刷やウォータマーク印刷などのVividトナー印刷禁止条件の場合には、印刷を一時停止し、表示部24にVividトナー使用不可の用紙や印刷条件が設定されている旨を表示し、ユーザに判断を求める等の制御を行う。
なお、ユーザに判断を求める場合、選択された用紙や印刷条件のままVividトナーを用いて強制印刷しても良いし、通常トナーでの印刷を指定しても良い。さらには、Vividトナーに適した用紙や印刷条件に切り替えてVividトナーで印刷することも可能である。
以下、上記制御について、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の制御は、図17のフローチャート図におけるステップS316及びS317において実行される制御である。
まず、用紙や印刷条件に基づいて自動的にトナーを選択する場合の処理について、図20のフローチャート図及び図23のテーブルを参照して説明する。
制御部(印刷制御プログラム)は、Lab値と各トナーの色再現域との比較結果を分析し(S401)、印刷対象となる画像にVivid色が含まれているかを判断する(S402)。Vivid色が含まれていなければ、通常トナーのみを使用して印刷を行う(S403)。
一方、Vivid色が含まれている場合は、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブを解析して設定された用紙や印刷条件を確認し(S404)、用紙や印刷条件がVividトナーに適しているかを判断する(S405)。
具体的には、印刷ジョブで指定された用紙の種類及び印刷条件(片面/両面の種別や1枚構成/複数枚構成、特殊印刷か否かなど)を特定し、図23のテーブルを参照して、用紙の種類及び印刷条件に対応付けられたトナーを判別する。
なお、ここでは、用紙の種類に基づいてVividトナーに適した用紙であるかを判断したが、印刷ジョブで指定された用紙を格納する用紙トレイに予め設けた手段で用紙の特性を測定し、測定した結果に基づいてVividトナーに適した用紙であるかを判断してもよい。例えば、用紙表面の反射率が予め定めた閾値以上の場合や、反射光の分光特性から求めた白色度が予め定めた閾値以上の場合、用紙の積載量と残枚数とから算出される用紙の厚みが予め定めた閾値以上の場合は、Vividトナーに適した用紙であると判断することができる。その際、片面印刷が指定されている場合や印刷枚数が1枚の場合は上記閾値を下げ、両面印刷が指定されている場合や印刷枚数が複数枚の場合は上記閾値を上げるなどの調整を行うことも可能である。
そして、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブで指定された用紙や印刷条件がVividトナーに適していると判断した場合は、そのままVividトナーも使用して(印刷対象となる画像が全てVivid色の場合はVividトナーのみを使用して)印刷を行い(S406)、Vividトナーに適していないと判断した場合は、通常トナーのみを使用して印刷を行う(S407)。
次に、Vividトナーに適していない用紙が指定されている場合の処理について、図21のフローチャート図及び図13の画面構成例を参照して説明する。
制御部(印刷制御プログラム)は、Lab値と各トナーの色再現域との比較結果を分析し(S501)、印刷対象となる画像にVivid色が含まれているかを判断する(S502)。Vivid色が含まれていなければ、通常トナーのみを使用して印刷を行う(S503)。
一方、Vivid色が含まれている場合は、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブを解析して用紙を確認し(S504)、上記と同様に、指定された用紙がVividトナーに適した用紙であるかを判断する(S505)。
そして、制御部(印刷制御プログラム)は、指定された用紙がVividトナーに適した用紙であると判断した場合は、そのままVividトナーも使用して(印刷対象となる画像が全てVivid色の場合はVividトナーのみを使用して)印刷を行い(S506)、Vividトナーに適さない用紙であると判断した場合は、印刷処理を一旦停止し、Vividトナーに適さない用紙(Vivid印刷禁止用紙)が指定されていることを示す用紙警告画面(図13参照)を表示部24に表示し(S507)、操作者の指示を待つ。
その後、制御部(印刷制御プログラム)は、上記用紙警告画面のノーマルボタン(通常トナー印刷を指示するボタン)の押下を監視し(S508)、通常トナー印刷が選択された上で、スタートボタンが押下された場合には(S514のYes)、通常トナーのみを使用して印刷を行う(S516)。スタートボタンが押下される前にノーマルボタンの選択が解除された場合には(S515のYes)、S508に戻ってノーマルボタンの監視を行う。
一方、ノーマルボタンが押下されずにスタートボタンが押下された場合には(S509のYes)、制御部(印刷制御プログラム)は、現在指定されている用紙のまま(Vividに適さない用紙のまま)、Vividトナーも使用して印刷を行う(S510)。
スタートボタンが押下されずにストップボタンが押下された場合には(S511のYes)、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブを破棄して(S512)、処理を終了する。
また、図13の用紙警告画面50で、ユーザによって用紙が変更された場合(S513のYes)は、S504の用紙の設定の確認に戻り、その後、再度上記処理を繰り返し実行する。
次に、Vividトナーに適していない印刷条件が指定されている場合の処理について、図22のフローチャート図及び図14の画面構成例を参照して説明する。
制御部(印刷制御プログラム)は、Lab値と各トナーの色再現域との比較結果を分析し(S601)、印刷対象となる画像にVivid色が含まれているかを判断する(S602)。Vivid色が含まれていなければ、通常トナーのみを使用して印刷を行う(S603)。
一方、Vivid色が含まれている場合は、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブを解析して印刷条件を確認し(S604)、上記と同様に、指定された印刷条件がVividトナーに適した条件であるかを判断する(S605)。
そして、制御部(印刷制御プログラム)は、指定された印刷条件がVividトナーに適した条件であると判断した場合は、そのままVividトナーも使用して(印刷対象となる画像が全てVivid色の場合はVividトナーのみを使用して)印刷を行い(S606)、Vividトナーに適さない条件であると判断した場合は、印刷処理を一旦停止し、Vividトナーに適さない印刷条件が指定されていること(印刷条件にVivid印刷禁止設定が含まれていること)を示す印刷条件警告画面(図14参照)を表示部24に表示し(S607)、操作者の指示を待つ。
その後、制御部(印刷制御プログラム)は、上記印刷条件警告画面のノーマルボタンの押下を監視し(S608)、通常トナー印刷が選択された上で、スタートボタンが押下された場合には(S614のYes)、通常トナーのみを使用して印刷を行う(S616)。スタートボタンが押下される前にノーマルボタンの選択が解除された場合には(S615のYes)、S608に戻ってノーマルボタンの監視を行う。
一方、ノーマルボタンが押下されずにスタートボタンが押下された場合には(S609のYes)、制御部(印刷制御プログラム)は、Vivid印刷禁止設定を無視して(Vividに適さない印刷条件のまま)、Vividトナーも使用して印刷を行う(S610)。
スタートボタンが押下されずにストップボタンが押下された場合には(S611のYes)、制御部(印刷制御プログラム)は、印刷ジョブを破棄して(S612)、処理を終了する。
また、図14の印刷条件警告画面51で、ユーザによって印刷条件が変更された場合(S613のYes)は、S604の印刷条件の設定の確認に戻り、その後、再度上記処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、画像形成装置20の印刷部27に、色再現域の異なる第1のトナー群(通常トナー)と第2のトナー群(Vividトナー)を搭載し、印刷対象とする画像データを所定の単位でLab値に変換し、そのLab値が各トナー群の色再現域のどの領域に属するかを判別することによって、画像に適したトナー群を判断し、更に、テーブルを参照して、印刷ジョブで指定された用紙や印刷条件に適したトナー群を判断し、これらの判断結果に基づいて自動的に又はユーザの操作により使用するトナー群を決定して印刷が実行されるため、印刷コストを抑え、Vividトナーを効果的に使用することができる。
なお、上記実施例では、通常トナーとVividトナーの2種類のトナー群を利用する場合について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、色再現域の異なる3種以上のトナー群を利用することもできる。
本発明は、色再現域の異なる複数種類のトナー群を備える画像形成装置及び該画像形成装置を用いて印刷を制御する方法並びにプログラムに利用可能である。
10 コンピュータ端末
11 制御部
11a CPU
11b メモリ
11c HDD
11d 通信I/F部
12 表示部
13 操作部
20 画像形成装置
21 制御部
21a CPU
21b メモリ
21c HDD
21d 通信I/F部
22 ADF
23 画像読取部
24 表示部
25 操作部
26 給紙部
27 印刷部
28 後処理部
30 通信ネットワーク
40 プリンタドライバ画面
41 プロパティ画面
50 用紙警告画面
51 印刷条件警告画面

Claims (14)

  1. 第1のトナー群と前記第1のトナー群よりも彩度が高い第2のトナー群とが搭載された印刷部を備える画像形成装置において、
    制御部は、印刷ジョブで指定された画像データに基づく画像の各部の色情報を所定の色空間上の値に変換し、前記所定の色空間上の値と予め登録された各々のトナー群の色再現域とを比較することによって、前記画像に適したトナー群を判断すると共に、予め記憶された対応付け情報を参照して、前記印刷ジョブで指定された用紙及び/又は印刷条件に適したトナー群を判断し、双方の判断結果に基づいて、前記画像の印刷に使用するトナー群を決定する、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記画像に前記第2のトナー群でのみ再生可能な色が含まれていない場合は、前記用紙及び/又は前記印刷条件に関わらず、前記第1のトナー群のみを使用して前記印刷部に前記画像を印刷させる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画像に前記第2のトナー群でのみ再生可能な色が含まれている場合であっても、前記用紙及び/又は前記印刷条件が前記第2のトナー群に適していない場合は、前記第1のトナー群のみを使用して前記印刷部に前記画像を印刷させる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記画像に前記第2のトナー群でのみ再生可能な色が含まれている場合であっても、前記用紙及び/又は前記印刷条件が前記第2のトナー群に適していない場合は、前記第2のトナー群に適していない用紙及び/又は印刷条件が指定されていることを通知する画面を表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記画面において印刷が指示された場合は、前記用紙及び/又は前記印刷条件に関わらず、少なくとも前記第2のトナー群を使用して前記印刷部に前記画像を印刷させる、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2のトナー群に適していない用紙とは、光沢度が所定値以下の用紙、白色度が所定値以下の用紙、厚みが所定値以下の用紙のいずれかを含む、ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2のトナー群に適していない印刷条件とは、両面印刷、複数枚の片面印刷、ウォーターマーク印刷のいずれかを含む、ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  8. 第1のトナー群と前記第1のトナー群よりも彩度が高い第2のトナー群とが搭載された印刷部を備える画像形成装置を含むシステムにおける印刷制御方法であって、
    印刷ジョブで指定された画像データに基づく画像の各部の色情報を所定の色空間上の値に変換し、前記所定の色空間上の値と予め登録された各々のトナー群の色再現域とを比較することによって、前記画像に適したトナー群を判断する第1ステップと、
    予め記憶された対応付け情報を参照して、前記印刷ジョブで指定された用紙及び/又は印刷条件に適したトナー群を判断する第2ステップと、を少なくとも有し、
    前記第1ステップ及び前記第2ステップの判断結果に基づいて、前記画像の印刷に使用するトナー群を決定する、ことを特徴とする印刷制御方法。
  9. 前記第1ステップで、前記画像に前記第2のトナー群でのみ再生可能な色が含まれていないと判断した場合は、前記用紙及び/又は前記印刷条件に関わらず、前記第1のトナー群のみを使用して前記画像を印刷する、ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御方法。
  10. 前記第1ステップで、前記画像に前記第2のトナー群でのみ再生可能な色が含まれていると判断した場合であっても、前記第2ステップで、前記用紙及び/又は前記印刷条件が前記第2のトナー群に適していないと判断した場合は、前記第1のトナー群のみを使用して前記画像を印刷する、ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御方法。
  11. 前記第1ステップで、前記画像に前記第2のトナー群でのみ再生可能な色が含まれていると判断した場合であっても、前記第2ステップで、前記用紙及び/又は前記印刷条件が前記第2のトナー群に適していないと判断した場合は、前記第2のトナー群に適していない用紙及び/又は印刷条件が指定されていることを通知する画面を表示する、ことを特徴とする請求項8に記載の印刷制御方法。
  12. 前記画面において印刷が指示された場合は、前記用紙及び/又は前記印刷条件に関わらず、少なくとも前記第2のトナー群を使用して前記画像を印刷する、ことを特徴とする請求項11に記載の印刷制御方法。
  13. 前記第2のトナー群に適していない用紙とは、光沢度が所定値以下の用紙、白色度が所定値以下の用紙、厚みが所定値以下の用紙のいずれかを含む、ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一に記載の印刷制御方法。
  14. 前記第2のトナー群に適していない印刷条件とは、両面印刷、複数枚の片面印刷、ウォーターマーク印刷のいずれかを含む、ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一に記載の印刷制御方法。
JP2009066011A 2009-03-18 2009-03-18 画像形成装置及び印刷制御方法 Expired - Fee Related JP4952736B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066011A JP4952736B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像形成装置及び印刷制御方法
US12/723,959 US8401411B2 (en) 2009-03-18 2010-03-15 Image forming apparatus and printing control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066011A JP4952736B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像形成装置及び印刷制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010214854A true JP2010214854A (ja) 2010-09-30
JP4952736B2 JP4952736B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=42737722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009066011A Expired - Fee Related JP4952736B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像形成装置及び印刷制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8401411B2 (ja)
JP (1) JP4952736B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010139718A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び印刷制御方法
JP2011022402A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び印刷制御方法
KR20130135108A (ko) * 2012-05-30 2013-12-10 캐논 가부시끼가이샤 화상처리장치 및 화상처리방법
JP2015201036A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社寺岡精工 シート発行装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8488195B2 (en) * 2010-04-06 2013-07-16 Artifex Software Inc. System and method for improving color management of color spaces in electronic documents
US9250837B2 (en) * 2013-10-03 2016-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming system and image forming method
US10627759B1 (en) 2018-10-19 2020-04-21 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method selectably displaying candidates of consumables based on designated consumables

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006148831A (ja) * 2004-11-25 2006-06-08 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 画像出力方法、画像出力制御装置、画像出力システム、画像出力プログラム、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JP2006235520A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006251695A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、及び画像形成方法
JP2007121618A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4807866B2 (ja) 2000-12-15 2011-11-02 シャープ株式会社 色再現処理切替装置および可読記録媒体
JP4826925B2 (ja) * 2009-03-06 2011-11-30 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及び印刷制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006148831A (ja) * 2004-11-25 2006-06-08 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 画像出力方法、画像出力制御装置、画像出力システム、画像出力プログラム、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JP2006235520A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006251695A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、及び画像形成方法
JP2007121618A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010139718A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び印刷制御方法
JP2011022402A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び印刷制御方法
KR20130135108A (ko) * 2012-05-30 2013-12-10 캐논 가부시끼가이샤 화상처리장치 및 화상처리방법
JP2013251597A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラム
KR101665428B1 (ko) * 2012-05-30 2016-10-12 캐논 가부시끼가이샤 화상처리장치 및 화상처리방법
JP2015201036A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 株式会社寺岡精工 シート発行装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20100239275A1 (en) 2010-09-23
US8401411B2 (en) 2013-03-19
JP4952736B2 (ja) 2012-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4826925B2 (ja) 画像形成装置及び印刷制御方法
JP4952736B2 (ja) 画像形成装置及び印刷制御方法
US8228557B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP4950977B2 (ja) 画像形成装置
US8743407B2 (en) Computer readable recording medium stored with color conversion setting program, color conversion setting method, computer readable recording medium stored with color conversion processing program, and color conversion processing apparatus that enables configuration of color conversion profiles when using various types of paper in a print job
US20120050766A1 (en) Color image processing apparatus and storage medium
US8976419B2 (en) Image forming apparatus, control method and storage medium for designating image formation on a sheet
US20100149563A1 (en) Image forming apparatus, printing support method and printing support program
JP2012096503A (ja) 印刷装置、印刷制御装置、印刷制御システム及び印刷制御プログラム並びに印刷制御方法
US8310728B2 (en) Image forming apparatus and computer readable medium for controlling image form
EP2731324A2 (en) Image Forming Apparatus and Image Forming Method Thereof, Host Apparatus and Image-forming Control Method Thereof, and Image Forming Method of Image Forming System
JP2014092637A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2011099922A (ja) 画像形成装置
JP5024269B2 (ja) 画像形成装置及び印刷制御方法
JP4506843B2 (ja) 画像形成装置及びデバイスドライバ並びに印刷制御方法
JP5126693B2 (ja) 画像形成装置及び印刷制御方法
US8390883B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, and recording medium for overprint processing
JP2014233047A (ja) 画像形成方法、画像形成装置、画像形成プログラム、および記録媒体
US8564837B2 (en) Image processing apparatus, method, and program product for generating a color image visible under ordinary light with a latent image region easily discriminated under infrared light
JP2013076952A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US20090237691A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and image forming apparatus
JP5183792B2 (ja) 画像形成装置および方法
JP2011194740A (ja) 印刷装置および該印刷装置の制御方法
JP2020204870A (ja) 画像形成システム及び画像形成装置
JP2011120109A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees