JP2003307905A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003307905A
JP2003307905A JP2002116189A JP2002116189A JP2003307905A JP 2003307905 A JP2003307905 A JP 2003307905A JP 2002116189 A JP2002116189 A JP 2002116189A JP 2002116189 A JP2002116189 A JP 2002116189A JP 2003307905 A JP2003307905 A JP 2003307905A
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JP2002116189A
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Takeshi Yamamoto
毅 山本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のクリーナを設けずに現像器により、従
来のプロセススピードを低下させずに像担持体上の転写
残りトナーを良好に除去でき、画像の濃度ムラ等のない
高品質のカラー画像を得ることを可能とした画像形成装
置である。 【解決手段】 回転式現像器4M〜4Kを搭載したロー
タリー4Aの中心を原点したXY座標において、その第
1、2、3、4象限に現像器位置A、C、D、Bを設定
し、感光ベルト1に対し、一方の現像器を変える態様で
2つの現像器を順繰りに位置させる現像ホームポジショ
ン(現像器位置D)と、トナー回収ホームポジション
(現像器位置C)を形成する。そしてポジションDの現
像器を感光ベルトに近接した現像位置に移動してトナー
像を現像させ、ポジションCの現像器を感光ベルトに近
接した回収位置に移動して、その現像器が前回ポジショ
ンDで現像したトナー像の転写残りトナーを回収させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンターや複写
機、ファクシミリなどに用いられる電子写真法を利用し
た画像形成装置に関し、特に複数の1成分現像装置を使
用して複数色の画像を形成する画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、低価格なフルカラー画像形成装置
においては、感光体に対向させた転写体(転写ドラム、
転写ベルト)の表面に転写材を静電気力やグリッパー等
の機械力で巻き付け、感光体に対する潜像形成、現像お
よび転写材に対する転写の各工程を4回実施することに
より、転写材にフルカラー画像を得る方法(転写ドラム
方式、転写ベルト方式)、あるいは感光体に対する潜像
形成、現像および中間転写体に対する転写の各工程を4
回実施することにより、感光体に対向させた中間転写体
(中間転写ベルト、中間転写ドラム)にフルカラー画像
を形成し、ついで中間転写体から一括転写して転写材に
フルカラー画像を得る方法(中間転写ベルト方式、中間
転写ドラム方式)等が一般的に利用されている。
【0003】中間転写体方式による画像形成装置の例を
図13を用いて説明する。
【0004】本画像形成装置は、第1の像担持体として
ドラム型の電子写真感光体、すなわち感光ドラム20を
備え、この感光ドラム20は矢印の時計方向に所定の周
速度(プロセススピード)で回転駆動される。
【0005】感光ドラム20は、この回転過程で、1次
帯電器(コロナ放電器)2により所定の極性・電位に一
様に帯電処理され、ついで画像露光手段3(カラー原稿
画像の色分解・結像露光光学系、画像情報の時系列電気
デジタル画素信号に対応して変調されたレーザービーム
を出力するレーザースキャナによる走査露光系等)で画
像露光を受け、感光ドラム20の表面に目的のカラー画
像の第1の色成分像(たとえばマゼンタ成分像)に対応
した静電潜像が形成される。
【0006】ついで、その静電潜像が回転現像装置とさ
れたマゼンタ現像器4Mにより現像され、感光ドラム2
0上にマゼンタトナー像が形成される。このとき、回転
現像装置の他のシアン、イエロー、ブラック(黒)の現
像器4C、4Y、4Kは作動がオフされていて、感光ド
ラム20に対して作用せず、感光ドラム20上のマゼン
タトナー像は影響を受けない。本例では、現像器4M〜
4Kは1成分現像方式をとり、現像剤として1成分現像
剤のトナー(1成分トナー)を用いている。
【0007】なお、潜像の現像には1成分現像方式の代
わりに、トナーとこれに帯電を与える磁性キャリアとを
混合した2成分現像剤による2成分現像方式を用いるこ
ともできる。
【0008】第2の像担持体の中間転写体として中間転
写ドラム5が感光ドラム20と接触して設置されてお
り、中間転写ドラム5は矢印の反時計方向に感光ドラム
20と同じ周速度で回転駆動される。この中間転写ドラ
ム5は、パイプ状の芯金の外周面に弾性層を形成してな
っている。
【0009】感光ドラム20上に形成されたマゼンタト
ナー像は、感光ドラム20と中間転写ドラム5とのニッ
プ部を通過する過程で、中間転写ドラム5に印加した1
次転写バイアスで形成される電界により、中間転写ドラ
ム5の外周面に転写される(1次転写)。中間転写ドラ
ム5に対するマゼンタトナー像の転写を終えた感光ドラ
ム20は、ドラムクリーナ7により表面を清掃され、つ
ぎの色の画像形成に使用される。
【0010】以下、同様にして、感光ドラム20上に2
色目、3色目、4色目のシアン、イエロー、ブラックの
トナー像が順次形成され、ついで中間転写ドラム5上に
重ね合わせて転写され、中間転写ドラム5上に目的のカ
ラー画像に対応した4色のトナー像を重畳してなる合成
カラー画像が形成される。
【0011】1色目〜4色目のトナー像を中間転写ドラ
ム5に転写する1次転写バイアスは、トナーの帯電極性
とは逆極性のプラス極性とされる。その1次転写バイア
スの電圧は、たとえば+2kV〜+5kVの範囲とされ
る。
【0012】中間転写ドラム5の感光ドラム20とは反
対側の位置に、2次転写ローラ8が設置されている。こ
の転写ローラ8は中間転写ドラム5に対し並行に軸受け
させて、その下部面に接触配置してあり、転写ローラ8
は、1次転写時、中間転写ドラム5から離間可能になっ
ている。なお、中間転写ドラム5の転写ローラ8よりも
下流側に設置した中間転写体クリーナ6も、1次転写
時、中間転写ドラム5から離間可能である。
【0013】中間転写ドラム5上のカラー画像は、中間
転写ドラム5に供給された転写材Pに転写される(2次
転写)。転写材Pは給紙カセット10から中間転写ドラ
ム5に搬送され、転写ローラ8が中間転写ドラム5に当
接されるタイミングで、転写材Pがその当接ニップに供
給され、さらに2次転写バイアスが転写ローラ8に印加
される。この2次転写バイアスの印加により、中間転写
ドラム5から転写材Pへカラー画像が転写される。
【0014】カラー画像の転写を受けた転写材Pは定着
器9に導入され、そこで加熱定着することにより、カラ
ーのプリント画像として画像形成装置の機外に排出され
る。転写材Pへの画像の転写終了後、中間転写ドラム5
上の転写残りトナーは、中間転写ドラム5にクリーナ6
が当接されてクリーニングされる。
【0015】このような中間転写方式の画像形成装置に
よるカラー電子写真装置は、転写ドラム方式のカラー電
子写真装置、たとえば特開昭63−30960号公報に
述べられた転写方法よりも以下の点で優れている。
【0016】まず第1に、中間転写体方式は、各色のト
ナー像の重ね合わせ時の色ズレが少ない。
【0017】つぎに、転写材に何ら加工や制御(たとえ
ばグリッパーに把持する、吸着する、曲率を持たせる
等)を必要とせずに、中間転写体から転写材に転写する
ことができるので、多種多様な転写材を選択が可能であ
る。たとえば薄い紙(坪量40g/m2)から厚い紙
(坪量100g/m2)までの選択が可能であり、転写
材の幅の広狭あるいは長さの長短によらずに転写可能で
ある。また封筒、葉書、ラベル紙等にまでも対応可能で
ある。
【0018】第3に、中間転写体の合成が優れているの
で、繰り返しの使用によってへこみ、ひずみ変形等の寸
法精度の狂いが生じにくいため、中間転写体の交換頻度
を少なくすることができる。
【0019】このように中間転写体を用いることで大き
な利点があるので、中間転写方式の画像形成装置を利用
したカラー複写機、カラープリンタ等が、市場に投入さ
れ始め、利用されつつある。
【0020】上記の現像器4M〜4Kとして用いる1成
分現像器を図14により説明する。現像器4M〜4Kは
基本的に同一構成を有する。
【0021】本現像器4(4M〜4K)は、非磁性トナ
ー(1成分トナー)を収容した現像容器23の開口部内
に、現像剤担持体として矢印方向に回転駆動される現像
ローラ21を備え、現像ローラ21に対し、現像剤供給
回収部材としてのトナー供給回収ローラ24および現像
剤規制部材としての規制ブレード22が当接設置されて
いる。
【0022】トナー供給回収ローラ24は、SUS等の
芯金24aの外周面にウレタンフォーム等の弾性部材2
4bを被覆してなっており、弾性部材24bで現像ロー
ラ21の表面に弾性当接して回転することにより、現像
容器23内に蓄えられた非磁性トナーを現像ローラ21
の表面に供給するとともに、現像で使用されずに現像ロ
ーラ21の回転にともない現像容器23に戻ってきた現
像残りのトナーを、現像ローラ21の表面から掻き落と
す作用をなす。
【0023】規制ブレード22は、リン青銅等からなる
支持部材22aにウレタンゴム等の弾性部材22bを接
着してなっており、弾性部材22bにより現像ローラ2
1の表面に弾性当接して、現像ローラ21上に担持され
たトナーを規制することにより、トナーの薄層に形成す
るとともにトナーに電荷を付与させる作用をなす。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のフルカラー画像
形成装置は、近年、さらなる小型化および低コスト化が
求められており、画像形成工程の短縮(工程の一部省略
を含む)が種々検討されている。
【0025】従来、上記の画像形成工程のうち感光ドラ
ム20のクリーナ7によるクリーニング工程を省いた、
クリーナレスの画像形成装置が提案されているが、単に
ドラムクリーナ7を省くと、下記に示す問題があった。
【0026】感光ドラム20の表面を清掃するクリーニ
ング部材がないと、感光ドラム上の転写残りトナーはつ
ぎの色の画像形成時、それに使用する現像器に混入する
ことがある。上記の画像形成装置では、感光ドラム20
上の転写残りトナー、たとえば1色目のマゼンタトナー
は、ドラムクリーナ7がないと、そのままつぎの現像器
4Cのシアンの現像工程に曝され、シアントナーと混在
して、現像器4Cに混入することが起こり得、現像器4
Cで現像されたシアントナー像の色合いの変化を引き起
こす。このトナーの混入によるトナー像の色合いの変化
は、特にイエロートナー像で大きく、イエロー現像器4
Yに前色のシアントナー等(色を問わない)が少し混入
するだけで顕著に発生する。
【0027】このため、従来のカラー画像形成装置で
は、感光ドラムのクリーニング不良による画像の濃度ム
ラや、これによるトナー混色に起因した画像の色合いの
変化を確実に防止するためには、感光ドラムに専用のク
リーナを設けることが必須の条件であった。
【0028】そこで、転写残りトナーを現像器に回収す
る技術の開発が試みられているが、上記の混色を防止す
るためには、転写残りトナーと同色のトナーの現像器で
回収しなければならない。そのためには、1つの現像
器、たとえばマゼンタ現像器4Mの現像に対し感光ドラ
ム20を2回転させて、マゼンタトナー像の現像および
そのマゼンタの転写残りトナーの回収を行わなければな
らない。したがって、たとえば4色の現像器を用いてフ
ルカラーの画像形成を行う場合、感光ドラム20の回転
を8回要することになる。これでは、画像形成のプロセ
ススピードが格段に低下するのを免れない。
【0029】従って、本発明の目的は、専用のクリーナ
を設けず、従来のプロセススピードを低下させずに、現
像器により像担持体上の転写残りトナーを良好に除去で
き、画像の濃度ムラや色合いの変化を確実に防止して、
高品質のカラー画像を得ることを可能とした、小型およ
び低コストを実現できる画像形成装置を提供することで
ある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
回動する像担持体に対し複数の現像器を配置し、前記像
担持体上に静電潜像を1つずつ複数色分形成し、前記像
担持体上に前記潜像が1つ形成されるたびにその潜像
を、前記複数の現像器を1つずつ使用して、現像バイア
スの印加下に現像し、得られたトナー像を転写材に中間
転写体を介してまたは介さずに転写する態様で、前記複
数色分の潜像の現像およびトナー像の転写により、前記
転写材に複数色のトナー像を重畳した多色画像を得る画
像形成装置において、前記複数の現像器を、配置順が相
隣る2つの現像器のうちの一方を代える態様で順繰りに
2つずつ前記像担持体に対向した位置に移動可能とし
て、前記像担持体との間に現像器が対向されたトナー回
収位置と現像位置とを、前記像担持体の回動方向にこの
順で形成し、前記回収位置に位置した現像器に回収バイ
アスを印加して、前記トナー回収位置に位置した現像器
のその前の移動時の前記現像位置での潜像の現像により
得られたトナー像を前記像担持体に転写したときの前記
像担持体に残留した転写残りトナーを回収させるととも
に、前記現像位置に位置した現像器に現像バイアスを印
加して潜像の現像を行わせることを特徴とする画像形成
装置である。
【0031】本発明よれば、前記トナー回収位置および
現像位置に位置した現像器は、それらの現像器を前記像
担持体に対向した位置に移動後、前記像担持体方向に押
圧することにより、前記トナー回収位置および現像位置
にそれぞれ位置される。前記複数の現像器が回転体にそ
の周方向に間隔を開けて搭載され、前記回転体の回転に
より前記複数の現像器が回転されて、配置順が相隣る2
つの現像器のうちの一方を代える態様で順繰りに2つず
つ前記像担持体に対向した位置に移動される。前記各現
像器が現像剤として1成分現像剤の非磁性トナーが使用
される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0033】図1は、本発明の画像形成装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【0034】本画像形成装置は、図1に示すように、第
1の像担持体としてベルト状の電子写真感光体、すなわ
ち感光ベルト1を備え、この感光ベルト1は、図示しな
いローラに掛け回されて竪型の軌道をとるように配置さ
れ、矢印の時計方向に所定の周速度(プロセススピー
ド)で回転駆動される。
【0035】本発明では、クリーナレス方式の画像形成
装置としており、感光ベルト1に対して専用のクリーニ
ング手段は設けておらず、感光ベルト1上の転写残りト
ナーを現像器により除去回収している。
【0036】感光ベルト1の周囲には、1次帯電器(コ
ロナ放電器)2、画像露光手段3(カラー原稿画像の色
分解・結像露光光学系、画像情報の時系列電気デジタル
画素信号に対応して変調されたレーザービームを出力す
るレーザースキャナによる走査露光系等)、回転式の現
像器4M、4C、4Y、4Kが配置されている。
【0037】現像器4M〜4Kはロータリー4Aに搭載
され、ロータリー4Aにより図中矢印の時計方向に回転
されて、感光ベルト1と対向した位置に順次移動され、
ついで所定の現像位置に位置決めされて、感光ベルト1
上に順に形成された各色用の静電潜像を順々に現像可能
なように構成されている。
【0038】本発明の大きな特徴は、感光ベルト1に対
し、感光ベルト1側であってその移動方向下流に現像ホ
ームポジションを、その上流側にトナー回収ポジション
を設けて、感光ベルト1上の静電潜像を現像する現像器
以外に、感光ベルト1上の転写残りトナーを回収するた
めに、もう1台の現像器を感光ベルト1に近接できるよ
うにしたことである。
【0039】本発明では、ロータリー4Aの中心を原点
として感光ベルト1に垂直に右向きにX軸を、感光ベル
ト1の移動方向と平行に上向きにY軸をとったXY座標
において、ロータリー4Aの1/4回転時の現像器位置
を、その第1象限、第2象限、第3象限、第4象限の現
像器位置A、C、D、Bに設定することにより、感光ベ
ルト1に対し現像ホームポジション(すなわち第3象限
の現像器位置D)と、トナー回収ホームポジション(す
なわち第2象限の現像器位置C)を形成している。
【0040】この現像ホームポジションDおよび回収ホ
ームポジションCは、そこに移動した現像器を感光ベル
ト1から多少離れて待機させる位置とされ、画像形成
時、現像を行う現像器は、移動手段、たとえば加圧手段
の押圧による移動で、現像ホームポジションDから感光
ベルト1に近接した現像ポジションに位置し、またトナ
ー回収を行う現像器は、移動によりトナー回収ホームポ
ジションCから感光ベルト1に近接したトナー回収ポジ
ションに位置されるようになっている。
【0041】現像器4M〜4Kは一成分現像方式を採
り、先の図14に示したように、現像ローラ21等を備
えてなっており、内に一成分現像剤の非磁性トナー(1
成分トナー)を収容している。現像器4M、4C、4Y
には、それぞれ有彩色トナーのマゼンタトナー、シアン
トナー、イエロートナーが収容され、現像器4Kには無
彩色トナーのブラックトナーが収容され、いずれも負極
性の非磁性1成分トナーとされている。
【0042】現像器4M〜4Kによる現像方式は、感光
ベルト1上の静電潜像の露光部に負帯電トナーを付着さ
せる反転現像法を採る。また現像ローラ21を感光ベル
ト1に接触させない非接触現像方式を採る。現像時およ
びトナー回収時、現像器4M、4C、4Y、4Kの現像
ローラ21には、これに接続されたそれぞれの電源(現
像・回収電源)14、15、16、17から所定の現像
バイアスおよびトナー回収バイアスが印加される。
【0043】現像は、感光ベルト1が1回転する間に1
つの現像器を使用して1回行う態様で、感光ベルト1の
4回転の間に現像器4M〜4Kで4回の現像を行う。現
像の色順は現像器4M〜4Kの配置順である。現像で感
光ベルト1上に形成されたトナー像は、その都度、中間
転写ドラム5上に転写され、したがって中間転写ドラム
5上には、感光ベルト1の4回の回転で4色のトナー像
を重畳したカラー画像が形成されることになる。
【0044】なお、本発明では、現像器4M〜4Kの配
置順、したがって現像順を上記に限るものではなく、ま
た現像法も反転現像方式に限るものではない。
【0045】以下、本発明よる感光ベルト1のクリーニ
ングに現像器を適用した画像形成方法について説明す
る。
【0046】感光ベルト1を矢印方向に回転し、この回
転過程で、感光ベルト1の表面を1次帯電器2により所
定の極性・電位に一様に帯電処理し、ついで露光手段3
からの目的のカラー画像の1色目の、本例ではマゼンタ
の画像情報に応じた画像露光を施して、感光ベルト1の
表面にマゼンタ用の静電潜像を形成する。本実施例で
は、感光ベルト1の1次帯電電位を約−700Vとし、
これに露光部電位VLを−100V、未露光部電位VD
を−700Vでマゼンタ用の静電潜像を形成した。
【0047】つぎに、ロータリー4Aを回転して、図2
に示すように、1色目のマゼンタ現像器4Mを現像ホー
ムポジションDに移動し、1色目のマゼンタ用の静電潜
像が現像器4Mと対向した現像位置に来るタイミング
で、現像器4Mを現像ポジション(現像位置)に位置さ
せ、現像器4Mの現像ローラ21に電源14から所望の
現像バイアスを印加して静電潜像を現像し、潜像をマゼ
ンタトナー像として可視化する。
【0048】本例では、現像バイアスは、図11に示す
ように、Vdc=−350V、f=2kHz、Vpp=
1.8kVのDC+ACバイアス(図にはAC分を省
略)とした。現像ローラ21上の負極性のマゼンタトナ
ーTmは、現像バイアスと感光ベルト上のマゼンタ用潜
像電位Vmとで形成される電界により感光ベルト1に転
移し、潜像の露光部(電位VL)に付着して現像する。
【0049】この1色目の現像の際、4色目の現像器、
本例ではブラック現像器4Kは回収ホームポジションC
に位置しており、感光ベルト1には一切作用しない。
【0050】マゼンタ現像器4Mによる現像が終了する
と、マゼンタ現像器4Mを現像ホームポジションDに戻
し、ついでロータリー4Aを回転して、図3に示すよう
に、現像器4M、4C、4Y、4Kを現像器位置C(回
収ホームポジション)、D(現像ホームポジション)、
B、Aに位置させる。
【0051】第2の像担持体としての中間転写ドラム5
は、感光ベルト1と接触して設置されており、中間転写
ドラム5は矢印の反時計方向に感光ベルト1と同じ周速
度で回転駆動される。この中間転写ドラム5は、パイプ
状の芯金の外周面に弾性層を形成してなっている。中間
転写ドラム5の芯金には1次転写電源13が接続されて
いる。
【0052】感光ベルト1上に形成されたマゼンタトナ
ー像は、感光ベルト1と中間転写ドラム5とのニップ部
を通過する過程で、電源13から中間転写ドラム5に印
加した1次転写バイアスで形成される電界により、中間
転写ドラム5の外周面に転写される(1次転写)。
【0053】さて、1色目のマゼンタトナー像の転写を
終えた感光ベルト1の表面には、図3に示すように、中
間転写ドラム5に転写されずに残った転写残りのマゼン
タトナーTmが発生する。本発明では、感光ベルト1に
対し従来のクリーニング機構を持たないので、感光ベル
ト1はこのマゼンタトナーTmを表面に担持したまま回
転して、帯電器2による帯電、露光手段3からの2色目
のシアン画像情報に応じた画像露光を受け、感光ベルト
1の表面にシアン用の静電潜像が形成される。
【0054】このシアン用の静電潜像を現像するため
に、図4に示すように、現像ホームポジションDにある
シアン現像器4Cを現像ポジションに移動するが、この
とき、感光ベルト1上の転写残りのマゼンタトナーTm
が、トナー回収ホームポジションCに位置したマゼンタ
現像器4Mとの対向部に戻ってくるタイミングで、現像
器4Mをトナー回収ポジション(トナー回収位置)に移
動し、現像器4Cを現像ポジションに移動させる。これ
と同時に、マゼンタ現像器4Mの現像ローラ21に電源
14から所望のトナー回収バイアス、たとえば図12に
示すように、現像ローラ21にVpp=1.8kV、f
=2kHz、Vdc=+200V(図ではAC分を省
略)のバイアスを印加し、一方、シアン現像器4Cの現
像ローラ21に、マゼンタ現像時と同様な図11の現像
バイアス(Vdc=−350V、f=2kHz、Vpp
=1.8kVのDC+ACバイアス)を印加する。
【0055】これにより、感光ベルト1上のマゼンタの
転写残りトナーTmは、感光ベルト1上に形成されたシ
アン用の潜像電位Vcと、マゼンタ現像器4Mの現像ロ
ーラ21に印加された回収バイアスとで形成される電界
により現像ローラ21に転移して、マゼンタの転写残り
トナーTmがマゼンタ現像器4Mに回収される。これに
引き続きシアン用の静電潜像がシアン現像器4Cとの対
向部に至ると、現像器4Cが潜像をシアントナーTcで
現像し、シアントナー像として可視化する。
【0056】なお、本発明では、現像ローラ21に印加
する現像バイアスは図11に示したものに限定されな
い。また現像ローラ21に印加するトナー回収バイアス
も図12に示したものに限定されない。本発明では、電
源14〜17の出力を変更可能として、所望の現像バイ
アスおよび回収バイアスを任意に印加可能としている。
また非接触現像方式を採用しているため、現像バイアス
および回収バイアスはAC+DCを印加しているが、た
とえば現像ローラ21に弾性部材を用い、現像ローラ2
1を感光ベルト1に接触させる接触現像方式を採る場合
には、DCバイアスのみを所望の大きさで印加するよう
にしてもよい。
【0057】マゼンタ現像器4Mは、マゼンタの転写残
りトナーの回収が終了すると、電源14の回収バイアス
をオフにし、感光ベルト1への加圧も解かれて回収ホー
ムポジションに戻り、シアン現像器4Cによるシアント
ナー像の現像が終了するまで、その回収ホームポジショ
ン位置で待機する。そしてシアン現像器4Cによる現像
が終了し、シアン現像器4Cが現像ホームポジションに
戻ると同時にロータリー4Aを回転して、図5に示すよ
うに、現像器4M、4C、4Y、4Kをそれぞれ現像器
位置A、C(回収ホームポジション)、D(現像ホーム
ポジション)、Bに位置させる。
【0058】上記の感光ベルト1上に形成されたシアン
トナー像は、感光ベルト1と中間転写ドラム5とのニッ
プ部を通過する過程で、電源13から中間転写ドラム5
に印加した1次転写バイアスで形成される電界により、
中間転写ドラム5の外周面にマゼンタトナー像上から重
ね合わせて転写される。
【0059】シアントナー像の転写を終えた感光ベルト
1の表面には、マゼンタのときと同様、中間転写ドラム
5に転写されずに残った転写残りのシアントナーTcが
発生し、感光ベルト1はこのシアントナーを表面に担持
したまま回転して、帯電器2による帯電、露光手段3か
らの3色目のイエロー画像情報に応じた画像露光を受
け、感光ベルト1の表面にイエロー用の静電潜像が形成
される。
【0060】そして、図6に示すように、感光ベルト1
上のシアンの転写残りトナーTcが、回収ホームポジシ
ョンCに位置したシアン現像器4Cとの対向部に戻って
くるタイミングで、シアン現像器4Cを回収ポジション
に移動させ、イエロー現像器4Yを現像ポジションに移
動する。これと同時に、シアン現像器4Cの現像ローラ
21に電源15から、マゼンタ現像器4Mにマゼンタ転
写残りトナーTmを回収したときと同様な回収バイアス
(Vpp=1.8kV、f=2kHz、Vdc=+20
0V)を印加し、一方、イエロー現像器4Yの現像ロー
ラ21に電源16から、マゼンタ現像時と同様な現像バ
イアス(Vdc=−350V、f=2kHz、Vpp=
1.8kV)を印加する。
【0061】これにより、感光ベルト1上のシアンの転
写残りトナーTcは、感光ベルト1上に形成されたイエ
ロー用の潜像電位Vyと、シアン現像器4Cの現像ロー
ラ21に印加された回収バイアスとで形成される電界に
より現像ローラ21に転移して、シアンの転写残りトナ
ーTcが現像器4Cに回収される。これに引き続きイエ
ロー用の静電潜像がイエロー現像器4Yとの対向部に至
ると、現像器4Yが潜像をイエロートナーTyで現像
し、イエロートナー像として可視化する。
【0062】シアン現像器4Cは、シアンの転写残りト
ナーの回収が終了すると、電源15の回収バイアスをオ
フにし、感光ベルト1への加圧も解かれて回収ホームポ
ジションに戻り、イエロー現像器4Yによるイエロート
ナー像の現像が終了するまで、その回収ホームポジショ
ン位置で待機する。そしてイエロー現像器4Yによる現
像が終了し、イエロー現像器4Yが現像ホームポジショ
ンに戻ると同時にロータリー4Aを回転して、図7に示
すように、現像器4M、4C、4Y、4Kをそれぞれ現
像器位置B、A、C(回収ホームポジション)、D(現
像ホームポジション)に位置させる。
【0063】上記の感光ベルト1上に形成されたイエロ
ートナー像は、感光ベルト1と中間転写ドラム5とのニ
ップ部を通過する過程で、電源13から中間転写ドラム
5に印加した1次転写バイアスで形成される電界によ
り、中間転写ドラム5の外周面にマゼンタ、シアンのト
ナー像上から重ね合わせて転写される。
【0064】イエロートナー像の転写を終えた感光ベル
ト1の表面には、マゼンタのときと同様、中間転写ドラ
ム5に転写されずに残った転写残りのイエロートナーT
yが発生し、感光ベルト1はこのイエロートナーを表面
に担持したまま回転して、帯電器2による帯電、露光手
段3からの4色目のブラック画像情報に応じた画像露光
を受け、感光ベルト1の表面にブラック用の静電潜像が
形成される。
【0065】そして、図8に示すように、感光ベルト1
上のイエローの転写残りトナーTyが、回収ホームポジ
ションCに位置したイエロー現像器4Yとの対向部に戻
ってくるタイミングで、イエロー現像器4Yを回収ポジ
ションに移動し、ブラック現像器4Kを現像ポジション
に移動する。これと同時に、イエロー現像器4Yの現像
ローラ21に電源16から、マゼンタ転写残りトナーを
回収したときと同様な回収バイアス(Vpp=1.8k
V、f=2kHz、Vdc=+200V)を印加し、一
方、ブラック現像器4Kの現像ローラ21に電源17か
ら、マゼンタ現像時と同様な現像バイアス(Vdc=−
350V、f=2kHz、Vpp=1.8kV)を印加
する。
【0066】これにより、感光ベルト1上のイエロー転
写残りトナーTyは、感光ベルト1上に形成されたブラ
ック用の潜像電位Vkと、イエロー現像器4Kの現像ロ
ーラ21に印加された回収バイアスとで形成される電界
により現像ローラ21に転移して、イエローの転写残り
トナーTyが現像器4Yに回収される。これに引き続き
ブラック用の静電潜像がブラック現像器4Kとの対向部
に至ると、現像器4Kが潜像をブラックトナーTkで現
像し、ブラックトナー像として可視化する。
【0067】イエロー現像器4Yは、転写残りトナーの
回収が終わると、電源16の回収バイアスがオフとな
り、感光ベルト1との加圧も解かれて、回収ホームポジ
ションに戻り、ブラック現像器4Kによる現像が終了す
るまで、回収ホームポジション位置で待機する。そして
ブラック現像器4Kの現像が終了し、ブラック現像器4
Kが現像ホームポジションに戻ると、これと同時にロー
タリー4Aを回転して、各現像器4M〜4Kは図9に示
すホームポジション、すなわち初期の位置へと戻され
る。
【0068】感光ドラム1上に形成されたブラックトナ
ー像は、中間転写ドラム5の外周面に、マゼンタ、シア
ンおよびイエローのトナー像上から重ね合わせて転写さ
れる。
【0069】以上のようにして、中間転写ベルト5上に
4色のトナー像を重畳転写して形成されたカラー画像
は、給紙部10から中間転写ドラム5に供給された転写
材P上に2次転写ローラ8の作用により転写され(2次
転写)、ついで定着器9に送られてそこで加熱定着する
ことにより、カラーのプリント画像として画像形成装置
の機外に排出される。
【0070】感光ベルト1上に残留したブラックの転写
残りトナーTkは、図10に示すように、感光ベルト1
が回転してブラックの転写残りトナーTkがブラック現
像器4Kの対向部に至るタイミングで、現像器4Kを回
収ポジションに移動して、現像器4Kの現像ローラ21
に回収バイアスを印加して現像器4Kに回収する。
【0071】このとき、画像形成するべきカラー画像の
枚数が1枚であるならば、ブラックトナー像に引き続く
新たなトナー像の形成がなく、ブラックの転写残りトナ
ーの回収で画像形成の全行程が終了することになる。し
たがって、転写残りトナーTkを担持した感光ベルト1
に対し帯電器2による帯電(VD=−700V)のみを
行い、感光ベルト1に対する露光はない。同様に、現像
器4Kの現像ローラ21にマゼンタトナーの回収時と同
じような回収バイアス(Vpp=1.8kV、f=2k
Hz、Vdc=+200V)を印加し、前記帯電電圧V
Dと現像ローラ21に印加した回収バイアスとで形成さ
れる電界により、ブラックの転写残りトナーTkが現像
ローラ21に転移して、ブラック現像器4Kに回収され
る。
【0072】一方、カラー画像を同一画像で複数枚もし
くは異なる画像で複数枚、連続形成する場合は、ブラッ
クの転写残りトナーTkを感光ベルト1上に担持したま
ま再帯電し、さらに所望のマゼンタ画像情報に応じた露
光を行って、回収ホームポジションCにあるブラック現
像器4Kと、現像ホームポジションDにあるマゼンタ現
像器4Mとを、それぞれ回収ポジションおよび現像ポジ
ションに位置させて同時に作用させ、ブラックの転写残
りトナーTkをブラック現像器4Kで回収しつつ、マゼ
ンタ現像器4Mでマゼンタ用の静電潜像を現像する。以
下、上記した一連の画像形成を繰り返すことにより、同
一カラー画像を複数枚あるいは異なるカラー画像を複数
枚、現像器による転写残りトナーの除去回収を続けなが
ら、問題なく連続画像形成することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体に対して配置した複数の現像器を、配置順が相
隣る2つの現像器のうちの一方を代える態様で順繰りに
2つずつ像担持体に対向した位置に移動可能として、像
担持体との間に現像器が対向されたトナー回収位置と現
像位置とを、像担持体の回動方向にこの順で形成し、回
収位置に位置した現像器に、その現像器が前の移動時に
現像位置にあって現像したトナー像を像担持体に転写し
たときの像担持体に残留した転写残りトナーを回収させ
つつ、現像位置に位置した現像器に潜像の現像を行わせ
るので、専用のクリーナを設けずにクリーナレス方式で
像担持体上の転写残りトナーを良好に除去して、画像の
濃度ムラや色合いの変化を確実に防止し、高品質のカラ
ー画像を得ることができ、また画像形成装置の小型化、
低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略構
成図である。
【図2】図1の画像形成装置の感光ベルトのクリーニン
グに現像器を適用した本発明よる画像形成方法を示す説
明図である。
【図3】図2の続きを示す説明図である。
【図4】図3の続きを示す説明図である。
【図5】図4の続きを示す説明図である。
【図6】図5の続きを示す説明図である。
【図7】図6の続きを示す説明図である。
【図8】図7の続きを示す説明図である。
【図9】図8の続きを示す説明図である。
【図10】図9の続きを示す説明図である。
【図11】本発明の方法における現像時に現像器に印加
する現像バイアスの一例を示す波形図である。
【図12】本発明の方法におけるトナー回収時に現像器
に印加するトナー回収バイアスの一例を示す波形図であ
る。
【図13】従来の画像形成装置を示す概略図である。
【図14】図13の画像形成装置に設置された現像器を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光ベルト 2 1次帯電器 3 露光手段 4M〜4K 現像器 5 中間転写ドラム 8 転写ローラ 13 1次転写電源 14〜17 現像・回収バイアス電源 21 現像ローラ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA37 AC16 AD02 AD06 AD31 AD36 BA01 BA03 BA07 DB12 DB14 DB15 EA14 EA16 GA01 GA13 GA17 2H134 GA01 GA05 GB02 HD01 HF13 KG01 KG03 KG04 KG07 KG08 KH01 KH15 KJ02 2H200 FA02 FA17 GA14 GA24 GA29 GA34 GA46 GA47 GA57 GA59 GB37 HA03 HA04 HA12 HA28 HB03 HB12 HB22 HB48 JA02 JC02 JC13 JC18 NA02 NA09 PA11 2H300 EB02 EB13 EB23 EC02 EC04 EF03 EF05 EF08 EG03 EG04 EH16 EH21 EJ09 EJ15 EJ27 EJ31 EJ34 EJ35 EJ36 EJ45 EL03 FF05 GG37 GG46 GG47 GG48 PP02 PP03 PP06 PP07 PP10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動する像担持体に対し複数の現像器を
    配置し、前記像担持体上に静電潜像を1つずつ複数色分
    形成し、前記像担持体上に前記潜像が1つ形成されるた
    びにその潜像を、前記複数の現像器を1つずつ使用し
    て、現像バイアスの印加下に現像し、得られたトナー像
    を転写材に中間転写体を介してまたは介さずに転写する
    態様で、前記複数色分の潜像の現像およびトナー像の転
    写により、前記転写材に複数色のトナー像を重畳した多
    色画像を得る画像形成装置において、 前記複数の現像器を、配置順が相隣る2つの現像器のう
    ちの一方を代える態様で順繰りに2つずつ前記像担持体
    に対向した位置に移動可能として、前記像担持体との間
    に現像器が対向されたトナー回収位置と現像位置とを、
    前記像担持体の回動方向にこの順で形成し、前記回収位
    置に位置した現像器に回収バイアスを印加して、前記ト
    ナー回収位置に位置した現像器のその前の移動時の前記
    現像位置での潜像の現像により得られたトナー像を前記
    像担持体に転写したときの前記像担持体に残留した転写
    残りトナーを回収させるとともに、前記現像位置に位置
    した現像器に現像バイアスを印加して潜像の現像を行わ
    せることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー回収位置および現像位置に位
    置した現像器は、それらの現像器を前記像担持体に対向
    した位置に移動後、前記像担持体方向に押圧することに
    より、前記トナー回収位置および現像位置にそれぞれ位
    置される請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の現像器が回転体にその周方向
    に間隔を開けて搭載され、前記回転体の回転により前記
    複数の現像器が回転されて、配置順が相隣る2つの現像
    器のうちの一方を代える態様で順繰りに2つずつ前記像
    担持体に対向した位置に移動される請求項1の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記各現像器が現像剤として1成分現像
    剤の非磁性トナーを使用する請求項1〜3のいずれかの
    項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350354A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Samsung Electronics Co Ltd マルチパス方式の画像形成装置及びマルチパス方式を用いた画像形成方法
US7848680B2 (en) 2007-01-10 2010-12-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and toner collection method
KR101309662B1 (ko) 2008-10-14 2013-09-23 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 화상형성장치

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