JPH0989536A - Bga接合部検査装置及び方法 - Google Patents

Bga接合部検査装置及び方法

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JPH0989536A
JPH0989536A JP24155895A JP24155895A JPH0989536A JP H0989536 A JPH0989536 A JP H0989536A JP 24155895 A JP24155895 A JP 24155895A JP 24155895 A JP24155895 A JP 24155895A JP H0989536 A JPH0989536 A JP H0989536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BGAを回路基板上にはんだ付けした後の接
合状態を検査する。 【解決手段】 半導体装置を搭載する基板をポリイミド
により形成し、そのポリイミドにより形成された基板に
はんだバンプを形成した構造のBGAを、回路基板には
んだ付けした後、BGA搭載側上方より赤外領域の波長
の光を照射し、上方より赤外領域の波長感度を有するカ
メラにより検査対象BGAの画像を取り込む。カメラか
ら出力される画像信号データをAD変換した後、検査項
目に応じた所定の領域内のあらかじめ設定した濃度値よ
り大きい画素からなる面積を計測し、計測された面積値
より検査結果の判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はBGA接合部検査装
置及び方法に関し、特にはんだバンプを用いて半導体装
置を搭載した基板とプリント基板等の回路基板とを接続
した場合のはんだバンプのはんだ付け状態を検査するB
GA接合部検査装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、BGA接合部検査装置として、特
開平04−359447号に記載された「半導体装置の
ハンダ接合部検査装置」がある。ただし、これは半導体
装置のはんだバンプを基板のパッドと接合後にX線透過
画像を用いて接合状態を検査する装置である。
【0003】図6は、従来のBGA接合部検査装置のブ
ロック図である。X線源61からX線が照射され、半導
体チップ66及び基板67のはんだ接合部62を透過し
たX線は、X線検出手段63で検出される。多値化濃淡
データ形成手段64では、X線検出手段63の出力を入
力し検出X線の多値化濃淡データを出力する。判定部6
5では、多値化濃淡データを入力し、はんだ接合部の所
定の領域内に濃淡の変化する部分があるかどうかを判定
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のBGA
接合部検査装置は、X線装置を使用するために検査装置
の価格が高い、装置が大きい、安全上の対策も必要であ
るという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のBGA接合部検
査装置は、第1の基板に搭載されたポリイミドからなる
第2の基板上から赤外線を照射する照明装置と、前記第
2の基板を透過し前記第1の基板並びに前記第1の基板
に配設された第1のパッド,前記第1のパッドに対応し
て前記第2の基板に配設された第2のパッド及び前記第
1及び第2のパッド間に形成されたはんだから反射され
た前記赤外線による画像を得るカメラとを備えたことを
特徴とし、さらに前記カメラで得た赤外線による画像に
おいて前記第1及び第2のパッドとの関係で定まる所定
の領域内の濃度値が設定値より大きい部分の面積を計測
する計測回路と、この計測回路で計測された面積により
前記第1及び第2のパッド間に形成されたはんだの状態
を判定する判定回路とを備えるようにもできる。
【0006】上述の計測回路及び判定回路回路は以下の
ようにすることもできる。
【0007】計測回路で濃度値が設定値より大きい部分
の面積を計測する所定の領域は、第2のパッド間でしか
も正常なはんだによる濃度値が大きい領域を除いた部分
であり、判定回路は前記計測回路で計測された面積が設
定値より大きい時ははんだブリッジが有ると判定する。
【0008】計測回路で濃度値が設定値より大きい部分
の面積を計測する所定の領域は、第2のパッドの周辺の
正常なはんだによる濃度値が大きい領域であり、判定回
路は前記計測回路で計測された面積が設定値以下であれ
ば第1のパッド及び前記第2のパッド間に正常なはんだ
が形成されていないと判定する。
【0009】第1のパッドが第2のパッドより大きく、
照明装置の赤外線の照射方向又はカメラの光軸のいずれ
か一方を第1及び第2の基板に対し垂直とし他方を斜め
とし、計測回路で濃度値が設定値より大きい部分の面積
を計測する所定の領域は、前記第2のパッドの外側で前
記第1のパッドの内側からなる領域であり、判定回路は
前記計測回路で計測された面積が設定値以下であれば前
記第1のパッドに対してはんだがぬれ不良であると判定
する。
【0010】第1のパッドが第2のパッドより大きく、
照明装置の赤外線の照射方向及びカメラの光軸を共に第
1及び第2の基板に対し垂直とし、計測回路で濃度値が
設定値より大きい部分の面積を計測する所定の領域は、
第2のパッドの外側で第1のパッドの内側からなる領域
であり、判定回路は前記計測回路で計測された面積が設
定値以上であれば前記第1のパッドに対してはんだがぬ
れ不良であると判定する。
【0011】本発明のBGA接合部検査方法は、第1の
基板に搭載されたポリイミドからなる第2の基板上から
赤外線を照射し、前記第2の基板を透過し前記第1の基
板並びに前記第1の基板に配設された第1のパッド,前
記第1のパッドに対応して前記第2の基板に配設された
第2のパッド及び前記第1及び第2のパッド間に形成さ
れたはんだから反射された前記赤外線をカメラで取り込
み、このカメラで得た赤外線による画像における前記第
1及び第2のパッドとの関係で定まる所定の領域内の濃
度値が設定値より大きい部分の面積により前記第1及び
第2のパッド間に形成されたはんだの状態を判定するこ
とを特徴とする。
【0012】上述の所定の領域及びはんだ状態の判定
は、次のようにすることもできる。
【0013】第2のパッド間でしかも正常なはんだによ
る濃度値が大きい領域を除いた部分である所定の領域内
の濃度値が設定値より大きい部分の面積が設定値より大
きい時ははんだブリッジが有ると判定する。
【0014】第2のパッドの周辺の正常なはんだによる
濃度値が大きい領域である所定の領域内の濃度値が設定
値より大きい部分の面積が設定値以下であれば第1のパ
ッド及び前記第2のパッド間に正常なはんだが形成され
ていないと判定する。
【0015】第1のパッドが第2のパッドより大きく、
照明装置の赤外線の照射方向又はカメラの光軸のいずれ
か一方を第1及び第2の基板に対し垂直とし他方を斜め
とし、前記第2のパッドの外側で前記第1のパッドの内
側からなる領域である所定の領域内の濃度値が設定値よ
り大きい部分の面積が設定値以下であれば前記第1のパ
ッドに対してはんだがぬれ不良であると判定する。
【0016】第1のパッドが第2のパッドより大きく、
照明装置の赤外線の照射方向及びカメラの光軸を共に第
1及び第2の基板に対し垂直とし、第2のパッドの外側
で第1のパッドの内側からなる領域である所定の領域内
の濃度値が設定値より大きい部分の面積が設定値以上で
あれば前記第1のパッドに対してはんだがぬれ不良であ
ると判定する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施例の形態のBGA接合
部検査装置を示すブロック図である。
【0019】図1の半導体装置1を搭載したポリイミド
からなる基板2と、基板2の表面に形成されたBGAパ
ッド3と、BGAパッド3に接続されたはんだ4よりB
GAは構成される(以下本構成のBGAをテープBGA
と呼ぶ)。半導体装置1の電極とテーブBGAパッド3
は、ポリイミド基板2上に形成された配線パターンによ
り電気的に接続している。回路基板5の表面に形成され
た基板側パッド6とはんだ4を接続させて、テープBG
Aは回路基板5に搭載される。
【0020】照明7は赤外線領域の波長を有し、回路基
板5に搭載されたテープBGAに照明光を照射する。カ
メラ8は赤外領域の波長感度を有し、検査対象テープB
GAの画像を取り込む。
【0021】ポリイミドは、人間の見える領域の波長の
光を吸収し、ほとんど透過しない。従って、テープBG
Aの回路基板との接続部分を人間が目視で観察するのは
困難である。しかし、ポリイミドは、赤外波長の光をほ
とんど吸収せず、透過率が高い。従って、赤外領域の波
長を発する照明7からの光は、ポリイミド基板2を透過
し、基板2の下側に照射される。基板2の下で反射した
光はポリイミド基板2を透過し、再び基板2の上に戻
る。テープBGAの上方にあるカメラ8は、赤外領域の
波長感度を有するためポリイミド基板2の下のBGAパ
ッド3及びはんだ4の画像を取り込むことができる。
【0022】カメラ8から出力される画像信号をモニタ
に接続し、画像をモニタに表示させ人間が観察すること
もできる。
【0023】AD変換回路9はカメラ8から出力される
画像信号データをAD変換し、濃淡画像信号を出力す
る。計測回路10では、濃淡画像信号を入力し、検査項
目に応じて画像内にあらかじめ設定した領域内に存在す
るあらかじめ設定した濃度値より大きい画素からなる面
積を計測し、面積値を計測データとして出力する。判定
回路11では、計測データを入力し、計測データとあら
かじめ設定した判定値と比較を行い、検査結果の判定を
行う。
【0024】次に本発明の実施の形態での接合部の状態
を判定する原理を説明する。
【0025】カメラ8より取り込んだ画像データより、
テープBGAの各パッド間の所定の領域にあらかじめ設
定した濃度値より大きい部分があればはんだブリッジあ
りと判定する。
【0026】図2を用いて本原理を説明する。BGAパ
ッド3間にはんだブリッジ12が存在する場合、照射光
aはポリイミド基板2を透過し、はんだブリッジ12上
面で反射する。反射光bは再びポリイミド基板2を透過
しカメラ8に入射する。BGAパッド3間にはんだブリ
ッジがない場合、照射光aはポリイミド2を透過し、回
路基板5の表面でほとんど吸収されるか乱反射するた
め、再びポリイミド基板2の上方に戻りカメラ8に入射
する光はほとんどない。従って、はんだブリッジ12か
らの反射光bをカメラ8で取り込んだ濃度値と、はんだ
ブリッジ12がない場合の反射光b′をカメラ8で取り
込んだ濃度値との間に判定に用いる濃度値をあらかじめ
設定することにより、画像のパッド間の所定の領域にあ
らかじめ設定した濃度値より大きい部分があればブリッ
ジありと判定できる。
【0027】ただし、正常にはんだ付けされたパッド
3,6間のはんだからの反射によってもカメラ8で取り
込んだ画像におけるBGAパッド3の周囲に大きな濃度
値の領域が生じるため(図3参照)、上述のパッド間の
所定の領域は次のようにする必要がある。ブリッジ等の
欠陥がなく正常にはんだ付けされたものについて、カメ
ラ8で取り込んだ画像のパッドの周囲の濃度値が大きい
領域を予め実験的に求めておき、パッド間からこの領域
(正常なはんだによる濃度値が大きい領域)を除いた部
分を上述のパッド間の所定の領域とする。
【0028】カメラ8より取り込んだ画画像データよ
り、テープBGAの各BGAパッド3の周囲の所定の領
域にあらかじめ設定した濃度値より大きい部分がなけれ
ば、はんだボールなしと判定する。
【0029】図3を用いて本原理を説明する。BGAパ
ッド3とはんだ4の接合部では、はんだ4がBGAパッ
ド3より外側にふくれて取り付く。従って、はんだが正
常に存在する場合は、ポリイミド基板2を透過した照射
光aは、はんだ表面で反射し、反射光bは再びポリイミ
ド基板2の上方に戻りカメラ8に入射する。一方、パッ
ド3,6間にはんだが付いていないはんだなし欠陥13
の場合、ポリイミド基板2を透過した照射光aは、回路
基板5の表面でほとんど吸収されるか乱反射するため、
再びポリイミド基板2の上方に戻りカメラ8に入射する
反射光b′はほとんどない。従って、はんだからの反射
光をカメラ8で取り込んだ濃度値と、はんだなし欠陥1
3の場合の反射光をカメラで取り込んだ濃度値との間に
判定に用いる濃度値をあらかじめ設定することにより、
パッド周辺の所定の領域にあらかじめ設定した濃度値よ
り大きい部分がなければはんだなし欠陥と判定できる。
このパッド周辺の所定の領域を正常なはんだによる濃度
値が大きい領域としておくことにより、はんだブリッジ
等からの反射光により誤判定することを防止できる。
【0030】回路基板5側のパッド6の一部または全部
をテープBGAのパッド3より大きく形成した場合に、
カメラ8の画像データでBGAパッド3の外側で基板側
パッド6の内側の領域にあらかじめ設定した値より大き
い濃度値の部分がなければ、ぬれ不良と判定する。
【0031】図4を用いて本原理を説明する。はんだ4
と基板側パッド6との接合部において、正常にはんだ付
けが行われた場合はんだフィレット14が形成される。
ポリイミド基板2を透過した照射光aは、はんだフィレ
ット14の表面で反射し、反射光bは再びポリイミド基
板2の上方に戻りカメラ8に入射する。ぬれ不良15の
場合、はんだフィレット14は形成されずポリイミド基
板2を透過した照射光aは、回路基板5の表面でほとん
ど吸収されるか乱反射するため、再びポリイミド基板2
の上方に戻りカメラに入射する反射光b′はほとんどな
い。従って、はんだフィレット14からの反射光をカメ
ラ8で取り込んだ濃度値と、はんだフィレット14がな
い場合の反射光をカメラ8で取り込んだ濃度値との間に
判定に用いる濃度値をあらかじめ設定することにより、
フィレット部、すなわちBGAパッド3の外側で基板側
パッド6の内側である領域にあらかじめ設定した濃度値
より大きい領域がなければぬれ不良と判定できる。
【0032】この場合に、はんだフィレット14を観察
しやすくするために照射光aを斜めにしカメラ8の光軸
を垂直にする。または、照射光aを垂直にしカメラ8を
光軸が斜めになるように取り付ける。カメラ8を垂直に
取り付け照射光aを斜めな一方向のみから照射すればは
んだフィレット14の一部のみからの反射光がカメラ8
に入射され、リング状の光源を用いて全方向から斜めの
照射光aをはんだ4に照射すればはんだ4の全周囲のは
んだフィレット14からの反射光がカメラ8に入射さ
れ、カメラ8の画像でパッド3の周囲にリング状の濃度
値の大きい領域を得ることとなる。
【0033】回路基板側のパッド6の一部または全部を
テープBGAのパッド3より大きく形成した場合に、カ
メラ8をテープBGAの真上に取り付け、照射光aを同
軸で照射し、テープBGAのパッド3の外側で回路基板
側のパッド6の内側である領域にあらかじめ設定した値
より大きい濃度値の領域があれば、ぬれ不良と判定す
る。
【0034】図5を用いて本原理を説明する。はんだ4
と基板側パッド6との接合部において、正常にはんだ付
けが行われた場合はんだフィレット14が形成される。
ポリイミド基板2を透過した照射光aは、はんだフィレ
ット14の表面で反射し、側面方向へ発散される。従っ
て反射光bは真上に取り付けられたカメラ8には入射し
ない。ぬれ不良15の場合、はんだフィレット14は形
成されないのでポリイミド基板2を透過した照射光a
は、基板側パッド6の表面で反射し、反射光b′は再び
ポリイミド基板2の上方に戻りカメラ8に入射する。従
って、はんだフィレットからの反射光をカメラで取り込
んだ濃度値と、はんだフィレットがない場合の反射光を
カメラで取り込んだ濃度値との間に判定に用いる濃度値
をあらかじめ設定することにより、BGAパッド3の外
側で基板側パッド6の内側にあらかじめ設定した濃度値
より大きい領域があれば、はんだぬれ不良と判定でき
る。
【0035】以上のはんだ付けの良、不良の判定は、所
定の領域内のあらかじめ設定した濃度値より大きい領域
の有無により判定してもよいし、所定の領域内のあらか
じめ設定した濃度値より大きい領域の面積値とあらかじ
め設定した判定のための面積値との比較により判定する
こともできる(前者の領域の有無による判定は比較対象
とする判定のための面積値を0にした場合に相当)。
【0036】
【発明の効果】本発明のBGA接合部検査装置及び方法
では第1の基板に搭載される第2の基板をポリイミドに
より形成し、赤外領域を有する波長の照明と赤外領域波
長の感度をもったカメラにより第1及び第2の基板の接
合部の画像取り込みを行うことにより、BGA接合の上
面から接合部が観察可能となるため、検査のための構成
が簡単で検査装置の価格が安く、また安全上の対策も必
要ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のBGA接合部検査装置の
ブロック図である。
【図2】図1のBGA接合部検査装置ではんだブリッジ
の有無を判定する原理を説明する図である。
【図3】図1のBGA接合部検査装置ではんだなし欠陥
を判定する原理を説明する図である。
【図4】図1のBGA接合部検査装置ではんだのぬれ不
良を判定する原理を説明する図である。
【図5】図1のBGA接合部検査装置ではんだのぬれ不
良を判定する原理を説明する図である。
【図6】従来のBGA接合部検査装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 ポリイミド基板 3 BGAパッド 4 はんだ 5 回路基板 6 基板側パッド 7 照明 8 カメラ 9 AD変換回路 10 計測回路 11 判定回路 12 はんだブリッジ 13 はんだなし欠陥 14 はんだフィレット 15 ぬれ不良 61 X線源 62 はんだ接合部 63 X線検出手段 64 多値化濃淡データ形成手段 65 判定部 66 半導体チップ 67 基板 a 照射光 b、b′ 反射光

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板に搭載されたポリイミドから
    なる第2の基板上から赤外線を照射する照明装置と、前
    記第2の基板を透過し前記第1の基板並びに前記第1の
    基板に配設された第1のパッド,前記第1のパッドに対
    応して前記第2の基板に配設された第2のパッド及び前
    記第1及び第2のパッド間に形成されたはんだから反射
    された前記赤外線による画像を得るカメラとを含むこと
    を特徴とするBGA接合部検査装置。
  2. 【請求項2】 カメラで得た赤外線による画像を表示す
    るモニタを備えたことを特徴とする請求項1記載のBG
    A接合部検査装置。
  3. 【請求項3】 カメラで得た赤外線による画像において
    第1及び第2のパッドとの関係で定まる所定の領域内の
    濃度値が設定値より大きい部分の面積を計測する計測回
    路と、この計測回路で計測された面積により前記第1及
    び第2のパッド間に形成されたはんだの状態を判定する
    判定回路とを備えたことを特徴とする請求項1記載のB
    GA接合部検査装置。
  4. 【請求項4】 計測回路で濃度値が設定値より大きい部
    分の面積を計測する所定の領域は、第2のパッド間でし
    かも正常なはんだによる濃度値が大きい領域を除いた部
    分であり、判定回路は前記計測回路で計測された面積が
    設定値より大きい時ははんだブリッジが有ると判定する
    ことを特徴とする請求項3記載のBGA接合部検査装
    置。
  5. 【請求項5】 計測回路で濃度値が設定値より大きい部
    分の面積を計測する所定の領域は、第2のパッドの周辺
    の正常なはんだによる濃度値が大きい領域であり、判定
    回路は前記計測回路で計測された面積が設定値以下であ
    れば第1のパッド及び前記第2のパッド間に正常なはん
    だが形成されていないと判定することを特徴とする請求
    項3記載のBGA接合部検査装置。
  6. 【請求項6】 第1のパッドが第2のパッドより大き
    く、照明装置の赤外線の照射方向又はカメラの光軸のい
    ずれか一方を第1及び第2の基板に対し垂直とし他方を
    斜めとし、計測回路で濃度値が設定値より大きい部分の
    面積を計測する所定の領域は、前記第2のパッドの外側
    で前記第1のパッドの内側からなる領域であり、判定回
    路は前記計測回路で計測された面積が設定値以下であれ
    ば前記第1のパッドに対してはんだがぬれ不良であると
    判定することを特徴とする請求項3記載のBGA接合部
    検査装置。
  7. 【請求項7】 第1のパッドが第2のパッドより大き
    く、照明装置の赤外線の照射方向及びカメラの光軸を共
    に第1及び第2の基板に対し垂直とし、計測回路で濃度
    値が設定値より大きい部分の面積を計測する所定の領域
    は、第2のパッドの外側で第1のパッドの内側からなる
    領域であり、判定回路は前記計測回路で計測された面積
    が設定値以上であれば前記第1のパッドに対してはんだ
    がぬれ不良であると判定することを特徴とする請求項3
    記載のBGA接合部検査装置。
  8. 【請求項8】 第1の基板に搭載されたポリイミドから
    なる第2の基板上から赤外線を照射し、前記第2の基板
    を透過し前記第1の基板並びに前記第1の基板に配設さ
    れた第1のパッド,前記第1のパッドに対応して前記第
    2の基板に配設された第2のパッド及び前記第1及び第
    2のパッド間に形成されたはんだから反射された前記赤
    外線をカメラで取り込み、このカメラで得た赤外線によ
    る画像をモニタに表示することを特徴とするBGA接合
    部検査方法。
  9. 【請求項9】 第1の基板に搭載されたポリイミドから
    なる第2の基板上から赤外線を照射し、前記第2の基板
    を透過し前記第1の基板並びに前記第1の基板に配設さ
    れた第1のパッド,前記第1のパッドに対応して前記第
    2の基板に配設された第2のパッド及び前記第1及び第
    2のパッド間に形成されたはんだから反射された前記赤
    外線をカメラで取り込み、このカメラで得た赤外線によ
    る画像における前記第1及び第2のパッドとの関係で定
    まる所定の領域内の濃度値が設定値より大きい部分の面
    積により前記第1及び第2のパッド間に形成されたはん
    だの状態を判定することを特徴とするBGA接合部検査
    方法。
  10. 【請求項10】 第2のパッド間でしかも正常なはんだ
    による濃度値が大きい領域を除いた部分である所定の領
    域内の濃度値が設定値より大きい部分の面積が設定値よ
    り大きい時ははんだブリッジが有ると判定することを特
    徴とする請求項9記載のBGA接合部検査方法。
  11. 【請求項11】 第2のパッドの周辺の正常なはんだに
    よる濃度値が大きい領域である所定の領域内の濃度値が
    設定値より大きい部分の面積が設定値以下であれば第1
    のパッド及び前記第2のパッド間に正常なはんだが形成
    されていないと判定することを特徴とする請求項9記載
    のBGA接合部検査方法。
  12. 【請求項12】 第1のパッドが第2のパッドより大き
    く、照明装置の赤外線の照射方向又はカメラの光軸のい
    ずれか一方を第1及び第2の基板に対し垂直とし他方を
    斜めとし、前記第2のパッドの外側で前記第1のパッド
    の内側からなる領域である所定の領域内の濃度値が設定
    値より大きい部分の面積が設定値以下であれば前記第1
    のパッドに対してはんだがぬれ不良であると判定するこ
    とを特徴とする請求項9記載のBGA接合部検査方法。
  13. 【請求項13】 第1のパッドが第2のパッドより大き
    く、照明装置の赤外線の照射方向及びカメラの光軸を共
    に第1及び第2の基板に対し垂直とし、第2のパッドの
    外側で第1のパッドの内側からなる領域である所定の領
    域内の濃度値が設定値より大きい部分の面積が設定値以
    上であれば前記第1のパッドに対してはんだがぬれ不良
    であると判定することを特徴とする請求項9記載のBG
    A接合部検査方法。
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