JPH05288687A - リード検査装置 - Google Patents

リード検査装置

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JPH05288687A
JPH05288687A JP4088994A JP8899492A JPH05288687A JP H05288687 A JPH05288687 A JP H05288687A JP 4088994 A JP4088994 A JP 4088994A JP 8899492 A JP8899492 A JP 8899492A JP H05288687 A JPH05288687 A JP H05288687A
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JP4088994A
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Takashi Fuse
貴史 布施
Moritoshi Ando
護俊 安藤
Hiroyuki Tsukahara
博之 塚原
Yoshitaka Oshima
美隆 大嶋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はTAB後のリードの外観検査を行う
リード検査装置に関し、電極と接合した後のリード表面
から突起とくぼみを検出し、且つ突起であるかくぼみで
あるかを自動で判定することを目的とする。 【構成】 垂直光源11が検査面10aを照射した際の
反射光に基づいて、画像撮像処理手段13が出力する信
号から、検査面10aの突起あるいはくぼみを検出し、
突起あるいはくぼみが検出された場合、斜方光源12a
が検査面10aを照射した際の反射光に基づいて、画像
撮像処理手段13が出力する信号から、突起であるか、
くぼみであるかを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリード検査装置に係り、
特にテープキャリア方式(TAB:TapeAutom
ated Bonding)の集積回路(IC)の入出
力用端子(リード)の外観検査を行うリード検査装置に
関する。
【0002】近年、ICの大規模化に伴い、半導体チッ
プに対するリードの接続密度が高まっている。このた
め、ICの多ピン化に有利であることから、半導体チッ
プをフィルムテープに設けられた多数のリードと接続す
るTABが、広く用いられている。
【0003】このように多ピン化されたTAB方式のI
Cでは、その接続部の信頼性が、より一層重要となり、
半導体チップとリードを接合(ボンディング)した後に
リードの外観検査を行う必要がある。
【0004】
【従来の技術】図7は、TABの構造を表す図を示す。
同図において1は半導体チップを表し、同図に示す如く
その周囲に、外部との接続をするための電極2a、2b
・・からなる電極群2を有している。
【0005】また、3はフィルムテープで、その内部に
半導体チップ1の外形より大きい開口部を有している。
フィルムテープ3には、半導体チップ1を外部回路等と
電気的に接続するための導電体が挟み込まれており、そ
の一端は開口部4の側辺からその内側に向けて露出し、
リード群5を形成している。
【0006】リード群5は、半導体チップ1を所定位置
にセットすると、接続するべき電極群2と重なるように
設けてあり、多数の電極2a、2b・・と多数のリード
5a、5b・・は一括してボンディングすることができ
る。
【0007】図8はTAB方式でボンディングしたリー
ドの拡大斜視図を示し、同図(A)は良品の状態を、同
図(B)は不良品の状態を示す。
【0008】電極2a、2b・・上に形成されたバンプ
6a、6b・・上に、リード5a、5b・・を配置し
て、ボンディングツールにより、加圧、加振、加熱等を
することにより、バンプ6a、6b・・が媒体となって
ボンディングが行われる。
【0009】正常に接合されると、同図(A)に示す如
く、リード5a、5b・・の表面は平坦であるが、ボン
ディングツールが汚れている場合等には、加圧、加振、
加熱等が所定条件から外れて、リード5a、5b・・表
面から金属飛沫物を発生して、同図(B)に示す如く、
突起7または、くぼみ8、9等のボンディング不良を発
生する場合がある。
【0010】このようなボンディング不良が発生する状
況でボンディングツールを放置すると、接合部は十分な
接合強度が得られなくなり、素子自体の動作不良につな
がり、とくに突起7が発生した場合、後の製造工程にお
いて突起7がケースその他に引っ掛かり、断線不良の原
因となる。
【0011】このため、TAB方式でボンディングした
リード表面を検査し、突起またはくぼみのボンディング
不良を検出した際にはボンディングツールをクリーニン
グし、とくに突起を検出した際には、不良品として処理
する必要があり、従来よりTABによるボンディングの
後に、検査員による外観目視検査を行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年ICの大
規模化に伴い、リードの多ピン化及びリード間隔の小ピ
ッチ化が進み、検査箇所は微小化すると共に増加してい
ることから、検査員が不良箇所を見逃す恐れが高く、ま
た、検査員による目視検査には高倍率の顕微鏡を用いる
ことから、突起とくぼみを判定しにくいという問題点が
あった。
【0013】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、電極とボンディングした後のリード表面から突
起とくぼみを検出し、且つ突起であるかくぼみであるか
を自動で判定するリード検査装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために請求項1記載の発明は、図1の原理図に示す如
く、検査すべき試料10の検査面10aに対して、垂直
方向から光を照射する垂直光源11と、前記試料10の
検査面10aに対して、斜めに光を照射する斜方光源1
2aと、前記検査面10aに対して、垂直方向から前記
検査面10aを撮像し、撮像した画像を所定の信号に変
換して出力する画像撮像処理手段13と、前記垂直光源
11が前記検査面10aを照射した際の画像を基に、前
記画像撮像処理手段13が出力する信号から、該検査面
10aの不良を検出し、不良を検出した場合、前記斜方
光源12aが前記検査面10aを照射した際の画像を基
に、前記画像撮像処理手段13が出力する信号から、突
起であるか、くぼみであるかを判定する判定手段14と
からなる構成としたものである。
【0015】請求項2記載の発明は、図2の原理図に示
す如く、前記斜方光源12aは、検査すべき試料の検査
面10aに対して、所定の2方向から、斜めに光を照射
する第1及び第2の斜方光源12a、12bである構成
としたものである。
【0016】請求項3記載の発明は、前期垂直光源11
と、前記第1及び第2の斜方光源12a、12bはそれ
ぞれ異なる波長の光を発光し、前記画像撮像処理手段1
3は、前記異なる波長の光を同時に撮像処理し、波長ご
とに所定信号に変換して出力する構成としたものであ
る。
【0017】
【作用】上記の請求項1記載の発明の構成によれば、前
記検査面10aが正常で、平坦である場合には、前記垂
直光源11が前記検査面10aを照射した際の反射光
は、前記検査面10aに対して垂直で均一な反射光とな
り、前記画像撮像処理手段13は、前記検査面10a全
面が均一に明るい画像を撮像する。
【0018】また、前記検査面10aが異常で、突起ま
たはくぼみが存在する場合には、前記垂直光源11が前
記検査面10aを照射した際の反射光は、突起またはく
ぼみの部位だけ、前記検査面10aに対して垂直でない
方向に反射し、前記画像撮像処理手段13は、突起また
はくぼみの部位だけが暗い画像を撮像する。
【0019】前記斜方光源12aが前記検査面10a上
の突起を照射すると、突起の前記斜方光源12aに近い
側面で反射した光だけが、前記検査面10aに対して垂
直な方向に反射し、前記画像撮像処理手段13は、突起
の前記斜方光源12aに近い側面の一部だけが明るい画
像を撮像する。
【0020】また前記斜方光源12aが前記検査面10
a上のくぼみを照射すると、前記画像撮像処理手段13
は、くぼみの前記斜方光源12aから遠い側面の一部だ
けが明るい画像、若しくは多重反射により、前記斜方光
源12aから遠い側面の一部に加えて、前記斜方光源1
2aに近い側面の一部が明るい画像を撮像する。
【0021】前記判定手段14は、前記画像撮像処理手
段13が出力する信号を処理して、前記検査面10a上
の突起またはくぼみのボンディング不良を検出し、突起
またはくぼみの光源に近い側面と、光源から遠い側面の
明るさの差に基づいて、それが突起であるかくぼみであ
るかを判定する。
【0022】請求項2記載の発明の構成によれば、前記
斜方光源12a、12bが突起を照射すると、前記画像
撮像処理手段13は、いずれの斜方光源が照射する場合
でも、常に突起の光源に近い側面が明るい画像を撮像す
る。
【0023】一方、前記斜方光源12a、12bがくぼ
みを照射した際に、多重反射が生じない場合は、前記画
像撮像処理手段13は、いずれの斜方光源が照射する場
合でも、常に突起の光源から遠い側面が明るい画像を撮
像し、多重反射が生じた場合は、くぼみの光源に近い側
面と、くぼみの光源から遠い側面の少なくとも一方の側
面に、前記斜方光源12a、12bが発する光の反射光
が両方現れ、多重反射が生じていることが検知される。
【0024】請求項3記載の発明の構成によれば、前記
画像撮像処理手段13は、前記垂直光源11、前記斜方
光源12a、12bから、前記検査面10aに向けて同
時に照射された光の反射光を、3種類の異なる画像とし
て撮像、処理する。
【0025】
【実施例】図3は本発明に係るリード検査装置の一実施
例の構成図を示す。同図において20は試料で、半導体
チップの電極と外部接続用のリードがボンディングされ
た状態で、XYθステージ21上にセットされる。
【0026】試料20の検査面20aに垂直な上方に
は、垂直光源22の照射する平行光線を反射し、検査面
20aを垂直上方から照射するためハーフミラー22が
配設してあり、更にその垂直上方には、ハーフミラー2
2を介して、検査面20aの画像を撮像するため、赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色信号を独立して撮
像できるカメラ26を配設してある。
【0027】第1及び第2の斜方光源24、25は、検
査面20aのリード長手方向に対して垂直な方向に対向
して、斜め上方より検査面20aに、平行光線を照射す
るように配設してある。また、垂直光源22、斜方光源
24、25はそれぞれ異なる波長の平行光線を発生し、
本実施例装置においては、垂直光源22は青色となる波
長の光線(B光線)、斜方光源24は赤色となる波長の
光線(R光線)、斜方光源25は緑色となる波長の光線
(G光線)を発生するようにしている。
【0028】カメラ26の出力は、カメラコントローラ
27に接続され、垂直光源22が、検査面20aを照射
した際の画像を撮像したB画像、斜方光源24、25が
検査面20aを照射した際の画像を撮像したR画像及び
G画像を所定のアナログ信号に変換し、次いでA/D変
換回路28でディジタル化して、前記判定手段14に相
当する判定装置29に入力される。また、これらのカメ
ラ26、カメラコントローラ27及びA/D変換回路2
8は前記画像撮像処理手段に相当する。
【0029】判定装置29は、画像メモリ29a、突起
くぼみ指示回路29b、判定回路29cより構成され、
A/D変換回路28より入力された画像データは、まず
画像メモリ29aで記憶される。画像メモリ29aと接
続する突起くぼみ指示回路29bは、画像メモリ29a
に記憶されたB画像データを読み込んで、突起またはく
ぼみの領域を特定して、判定回路29cに出力する。
【0030】画像メモリ29a、突起くぼみ指示回路2
9bの出力と接続してある判定回路29cは、突起くぼ
み指示回路29bが、突起またはくぼみであると特定し
た領域について、画像メモリ29aのR画像データ、G
画像データを読み込んで、それらのデータが突起を表す
データであるか、くぼみを表すデータであるかを判定し
て、制御装置30にその判定結果を出力する。
【0031】制御装置30は、XYθステージ21、垂
直光源22、斜方光源24、25及び判定回路29cを
制御して、検査面20a上のリードの表面を順次自動で
検査し、判定回路29cから突起またはくぼみを検出し
た旨の入力がされると、リードのボンディング装置に対
して、ボンディングツールのクリーニングを要請し、突
起が検出された際には、その半導体チップを不良品とし
て処理する一連の作業を自動で実施する。
【0032】以下に垂直光源22、斜方光源24、25
の反射光から、リード表面の突起およびくぼみを検出す
る原理について、図3〜図5に基づいて説明する。
【0033】図4は垂直平行光線が照射された際のリー
ドを示す図で、同図(A)は正面図、同図(B)は平面
図を示す。
【0034】図4中、31〜33は検査すべきリード
で、半導体チップ上の電極37〜39にバンプ34〜3
6を介してボンディングされており、リード31の表面
には突起41が、リード32、33の表面にはくぼみ4
2、43が形成されている。
【0035】同図(A)に示す如く、このようなリード
31〜33に垂直平行光線40が照射されると、リード
31〜33表面の平坦な領域に照射された光は垂直方向
に反射し、突起41及びくぼみ42、43に入射された
光は垂直でない方向に反射する。
【0036】この状態でリード31〜33の垂直上方か
らリード31〜33の画像を撮像すると、同図(B)に
示す如く、突起41及びくぼみ42、43の領域は暗く
(同図中斜線の領域)、平坦な領域は明るい(同図中斜
線以外の領域)画像となる。
【0037】本実施例のリード検査装置は、垂直光源2
2が検査面20aを照射した際に、上記のように発生す
る画像の明暗から、リード表面の突起またはくぼみを検
出している。
【0038】図5は斜方光線が照射されたリードをを示
す図で、同図(A)は正面図、同図(B)は平面図を示
す。また同図中、図3と同一部分には同一の符号を付し
て、その説明を省略する。
【0039】同図中、50は斜方平行光線で、リード3
1〜33の斜め上方より、リード31〜33の表面を照
射している。
【0040】同図(A)に示す如く、その表面が平坦な
領域と、突起41からなるリード31に斜方平行光線5
0を照射すると、突起41の光源に近い方の側面だけ
が、その光を垂直上方に反射し、突起41の光源から遠
い側面及びリード表面の平坦な領域が、その光を垂直上
方に反射することはない。
【0041】くぼみ42、43に斜方平行光線50を照
射した場合は、くぼみ43のようにそのくぼみが比較的
浅いくぼみであれば、突起41の場合と逆に、くぼみの
光源から遠い側面だけが、照射した斜方平行光線50を
垂直上方に反射する。
【0042】くぼみ42のように、くぼみの形状と斜方
平行光線50の入射角がある条件を満足すると、くぼみ
の光源から遠い方の側面に入射した斜方平行光線50の
一部が、反対側の側面(くぼみの光源に近い方の側面)
方向に反射し、この側面で再度反射して垂直上方に向か
う多重反射現象が生じる場合がある。
【0043】このため、斜方平行光線50を照射した状
態で、リード31〜33の垂直上方からリード31〜3
3の画像を撮像すると、同図(B)に示す如く、突起4
1は、その光源に近い方の側面だけが明るく(同図中斜
線以外の領域)、突起41の光源から遠い側面及びリー
ド表面の平坦な領域が暗い(同図中斜線の領域)画像と
なり、くぼみ42、43は、その光源から遠い方の側面
と、多重反射による反射領域だけが明るく(同図中斜線
以外の領域)、突起41の光源に近い方の側面(多重反
射現象による反射領域を除く)及びリード表面の平坦な
領域が暗い(同図中斜線の領域)画像となる。
【0044】本実施例のリード検査装置は、上記の突起
及びくぼみに対する斜方平行光線50の反射光の性質を
利用し、光源に近い側面と光源から遠い側面の明るさの
差から、突起とくぼみを判定している。
【0045】また、斜方平行光線50を照射した際に、
くぼみに関しては多重反射により、光源に近い側面と、
光源から遠い側面の明るさに差が生じず、その判定が困
難である場合がある。
【0046】そこで本実施例のリード検査装置は、対向
する位置に配設した第1及び第2の斜方光源24、25
を用いて、リード表面を照射することにより、垂直光源
により検出した突起またはくぼみに対して、第1及び第
2の斜方光線による判定用画像を撮像処理し、リード表
面の突起とくぼみの判定精度を向上させている。
【0047】図6は第1及び第2の斜方光線の反射パタ
ーンを示し、斜方光源24、25がそれぞれ異なる波長
の光、R光線24aとG光線25aを同時に照射した際
の反射パターンを、同図(A)に突起の場合、同図
(B)〜(E)にくぼみの場合として示している。
【0048】同図(A)に示す如く、突起51にR光線
24aとG光線25aを同時に照射すると、常に光源に
近い側面と、光源から遠い側面との間に明るさの差が生
じ、且つ同一の側面にR光線24aとG光線25aが同
時に現れることは無い。
【0049】これに対して、くぼみにR光線24aとG
光線25aを同時に照射すると、多重反射現象が生じた
際には、同一の側面にR光線24aとG光線25aが同
時に現れ(同図(B)(D)(E))、多重反射現象が
発生しない場合は、光源に近い側面と、光源から遠い側
面との間に明るさの差が生じる(同図(C))。
【0050】このように、本実施例のリード検査装置
は、第1及び第2の斜方光源24、25を用いることに
より、多重反射現象の発生を検知することが可能である
ため、精度良く突起とくぼみの判定を行うことができ
る。
【0051】また垂直光源22、第1及び第2の斜方光
源24、25の発する光の波長がそれぞれ異なり、カメ
ラ26がこれらの波長の光を同時並列的に撮像可能であ
るため、突起またはくぼみの検出と、突起、くぼみ判定
を同時に行うことができる。
【0052】このように本実施例のリード検査装置は、
単純な画像処理で大規模な画像処理装置を要せずに、高
精度で高速なリードの自動検査を行うことができる。
【0053】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、接合されたリード表面の接合不良を自動で検出でき
るため、ボンディングツールのクリーニング要請を自動
で行うことができる。また、検出した不良が突起である
かくぼみであるかを判別することができるため、不良品
としてあつかうべき突起不良だけを自動で選別すること
ができる。
【0054】このため、リード検査工程の自動化が可能
となり、生産効率が向上すると共に、不良検出精度が向
上する。
【0055】請求項2記載の発明によれば、第1及び第
2の斜方光源がくぼみを照射した際に多重反射が生じた
場合、多重反射が生じていることが検知できるため、垂
直光源がリードを照射した際の画像から検出した不良
を、精度良く突起であるかくぼみであるか判定すること
ができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、垂直光源と
第1及び第2の斜方光源の発する光の波長が、互いに異
なる波長であるため、リードのボンディング不良の検出
と、突起、くぼみ判定が同時に実施でき、短時間で高精
度なリードの自動検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図(その1)である。
【図2】本発明の原理図(その2)である。
【図3】本発明装置の一実施例の構成図である。
【図4】垂直光線が照射されたリードを示す図である。
【図5】斜方光線が照射されたリードを示す図である。
【図6】第1及び第2の斜方光線の反射パターンを示す
図である。
【図7】TABの構造を表す図である。
【図8】TAB方式でボンディングしたリードの拡大斜
視図である。
【符号の説明】
11、22 垂直光源 12a、12b、24、25 斜方光源 13 画像撮像処理手段 14 判定手段 26 カメラ 27 カメラコントローラ 28 A/D変換回路 29 判定装置 29a 画像メモリ 29b 突起、くぼみ指示回路 29c 判定回路 31、32、33 リード 41 突起 42、43 くぼみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 美隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査すべき試料(10、20)の検査面
    (10a、20a)に対して、垂直方向から光を照射す
    る垂直光源(11、22)と、 前記試料の検査面(10a、20a)に対して、斜めに
    光を照射する斜方光源(12a、24)と、 前記検査面(10a、20a)に対して、垂直方向から
    前記検査面(10a、20a)を撮像し、撮像した画像
    を所定の信号に変換して出力する画像撮像処理手段(1
    3、26〜28)と、 前記垂直光源(11、22)が前記検査面(10a、2
    0a)を照射した際の画像を基に前記画像撮像処理手段
    (13、26〜28)が出力する信号から、該検査面
    (10a、20a)の状態を検査し、不良を検出した場
    合、前記斜方光源(12a、24)が前記検査面(10
    a、20a)を照射した際の画像を基に前記画像撮像処
    理手段(13、26〜28)が出力する信号から、その
    不良が突起であるか、くぼみであるかを判定する判定手
    段(14、29)とからなることを特徴とするリード検
    査装置。
  2. 【請求項2】 前記斜方光源(12a、24)は、検査
    すべき試料(10、20)の検査面(10a、20a)
    に対して、所定の2方向から、斜めに光を照射する第1
    及び第2の斜方光源(12a、12b、24、25)で
    あることを特徴とする請求項1記載のリード検査装置。
  3. 【請求項3】 前記垂直光源(11、22)と、前記第
    1及び第2の斜方光源(12a、12b、24、25)
    はそれぞれ異なる波長の光を発光し、 前記画像撮像処理手段(13、26〜28)は、前記異
    なる波長の光を同時に撮像処理し、波長ごとに所定信号
    に変換して出力することを特徴とする請求項2記載のリ
    ード検査装置。
JP4088994A 1992-04-09 1992-04-09 リード検査装置 Withdrawn JPH05288687A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058134A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Daido Steel Co Ltd 凹部の検査方法と凹部の検査装置
CN108500842A (zh) * 2017-02-28 2018-09-07 株式会社迪思科 被加工物的检査方法、被加工物的检査装置和加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012058134A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Daido Steel Co Ltd 凹部の検査方法と凹部の検査装置
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