JPH0989148A - 電磁安全弁 - Google Patents

電磁安全弁

Info

Publication number
JPH0989148A
JPH0989148A JP24621895A JP24621895A JPH0989148A JP H0989148 A JPH0989148 A JP H0989148A JP 24621895 A JP24621895 A JP 24621895A JP 24621895 A JP24621895 A JP 24621895A JP H0989148 A JPH0989148 A JP H0989148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
coil
electromagnet
hollow pin
safety valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24621895A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Shimizu
正則 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP24621895A priority Critical patent/JPH0989148A/ja
Publication of JPH0989148A publication Critical patent/JPH0989148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁安全弁1の電磁石4のコイル4aと熱電
対2に連なる導線2d,2eとの接続に用いる部品の数
を可及的に減少させて、コストダウンを図る。 【解決手段】 電磁石4を保持する導電材製の筒状のホ
ルダ9にコイル4aの一端を接続すると共に、熱電対に
連なる一方の導線2dをホルダ9に固定のベース板部1
0に半田付けし、コイル4aの一端にホルダ9を介して
導線2dを接続する。ホルダ9に中空ピン12を電気的
に絶縁して挿入固定し、中空ピン12の外端側の半部周
面に切欠き12cを形成する。コイル4aの他端と熱電
対に連なる他方の導電2eとを中空ピン12に挿入し
て、両者を切欠き12cの形成箇所で突き合せ、この突
き合せ部を切欠き12cを通して半田付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電対の起電力に
よって励磁される電磁石を有する、ガス器具用の電磁安
全弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁安全弁においては、
導電材製の筒状のホルダの一端に電磁石を保持させ、ホ
ルダの他端にベース板部を設けて、ベース板部の外面に
コネクタハウジングを取付け、該ハウジング内に1対の
端子ピンを設けて、一方の端子ピンをベース板部に接続
すると共に、他方の端子ピンをホルダに電気的に絶縁し
て挿入固定している。そして、電磁石のコイルの一端を
ホルダを介して一方の端子ピンに接続すると共に、コイ
ルの他端を他方の端子ピンに接続し、熱電対に連なる2
つの導線を夫々ソケットを介して各端子ピンに嵌合接続
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のものは部
品点数が多く、コストが高くなる不具合がある。本発明
は、以上の点に鑑み、電磁石のコイルと熱電対との接続
に用いる部品の数を可及的に減少させて、コストダウン
を図れるようにした電磁安全弁を提供することをその課
題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、熱電対の起電力によって励磁される電磁石を
有する電磁安全弁であって、導電材製の筒状のホルダを
備え、ホルダの一端に電磁石を保持させると共に、電磁
石のコイルの一端をホルダに接続するものにおいて、熱
電対に連なる2つの導線のうちの一方の導線をホルダに
固定のベース板部に半田付けして、コイルの一端と一方
の導線とをホルダを介して電気的に接続すると共に、一
端側の半部をホルダに電気的に絶縁して挿入固定した中
空ピンを設け、中空ピンの他端側の半部周面に切欠きを
形成し、コイルの他端と前記2つの導線のうちの他方の
導線とを中空ピンに挿入して切欠きの形成部分で突き合
せ、この突き合せ部分を切欠きを通して半田付けするこ
とを特徴とする。これによれば、電磁石のコイルと熱電
対との接続に用いる専用部品は中空ピンだけで足り、部
品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
【0005】尚、中空ピンの保護のために、ホルダから
突出する中空ピンの他端側の半部を囲繞するピンカバー
を設けることが望ましく、この場合、ピンカバーを樹脂
製とし、ホルダの他端にピンカバーを外嵌して超音波溶
着すれば、ピンカバーの取付けが容易になり、有利であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1はガス器具の
バルブユニットに組込まれる電磁安全弁、2はバーナの
火炎を検知する熱電対である。電磁安全弁1は、マグネ
ットケース3に収納される電磁石4と、電磁石4の前方
(図1で左方)に対向する吸着片5と、マグネットケー
ス3の前端部に挿通した弁杆6を介して吸着片5に連結
される弁体7とを備えており、弁体をばね8で前方に付
勢し、バーナの失火で電磁石4による吸着片5の吸着が
解かれたとき、ばね8の付勢力で弁体7を図外の弁座に
着座させ、ガス供給を停止するように構成されている。
電磁石4は、導電材製の筒状のホルダ9の前端に嵌合保
持されており、該ホルダ9の前端部外周にマグネットケ
ース3の後端部を外嵌して、該ケース3内に電磁石4を
収納する。
【0007】熱電対2は、先端で互に溶接される外部電
極2aと内部電極2b、及び外部電極2aに電気的に接
続される電極ホルダ2cを備えており、外部電極2aに
電極ホルダ2cを介して接続される導線2dと、内部電
極2bに接続される導線2eとを設け、電磁石4のコイ
ル4aに両導線2d,2eを介して熱電対4の起電力を
供給し、電磁石4により吸着片5を吸着して電磁安全弁
1を開弁状態に保持する。
【0008】コイル4aの一端はホルダ9に接続されて
おり、ホルダ9に固定のベース板部10に形成した透孔
10aに、図2に明示する如く、導線2dを後方から挿
通し、その前端を折曲げてベース板部10に半田11付
けし、コイル4aの一端と導線2dとをホルダ9を介し
て電気的に接続している。
【0009】また、中空ピン12を設けて、該ピン12
の前半部をホルダ9に電気的に絶縁して挿入固定してい
る。これを詳述するに、ホルダ9内に前後1対の絶縁板
13,14とその中間のOリング15とを装着し、これ
ら絶縁板13,14とOリング15とに後方から中空ピ
ン12を挿入して、該ピン12の中間部に形成した鍔部
12aを後側の絶縁板14に当接させ、この状態で中空
ピン12の前端をかしめ、このかしめ部12bと鍔部1
2aとにより前後の絶縁板13,14を前後から挟むよ
うにして、中空ピン12の前半部をホルダ9に挿入固定
している。
【0010】中空ピン12の後半部周面には、図3に示
す如く、母線方向に長手の切欠き12cが形成されてい
る。そして、ホルダ9の前端に電磁石4を装着する際
に、コイル4aの他端を中空ピン12に前方から挿入
し、次いで導線2eを中空ピン12に後方から挿入し
て、コイル4aの他端と導線2eとを切欠き12cの形
成箇所において突き合せ、中空ピン12をかしめてコイ
ル4aの他端と導線2eとを突き合せ状態に係止した
後、この突き合せ部を切欠き12cを通して半田16付
けし、コイル4aの他端に導線2eを直結している。
【0011】また、中空ピン12を保持するために、中
空ピン12の後半部を囲繞する樹脂製のピンカバー17
を設け、該カバー17を予め導線2eに外挿しておき、
コイル4aの他端と導線2eとの突き合せ部を上記の如
く半田付けした後、ピンカバー17の前端部をホルダ9
の後端に外嵌し、この状態でピンカバー17をホルダ9
に超音波溶着するようにした。
【0012】尚、ベース板部10は、電磁安全弁2を収
納するバルブケーシングの端面にボルト止めされる部材
であり、本実施形態では、ベース板部10をホルダ9と
は別体の導電材製の板で形成し、ホルダ9の中間部外周
に形成したフランジ9aとピンカバー17との間にベー
ス板部10を挾圧固定するようにしたが、ホルダ9にベ
ース板部10を一体成形することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明安全弁の一例の縦断面図
【図2】 その要部の拡大縦断面図
【図3】 中空ピンの斜視図
【符号の説明】
1 電磁安全弁 2 熱電対 2d,2e 導線 4 電磁石 4a コイル 9 ホルダ 10 ベース板部 12 中空ピン 12c 切欠き 11,16 半田

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電対の起電力によって励磁される電磁
    石を有する電磁安全弁であって、導電材製の筒状のホル
    ダを備え、ホルダの一端に電磁石を保持させると共に、
    電磁石のコイルの一端をホルダに接続するものにおい
    て、熱電対に連なる2つの導線のうちの一方の導線をホ
    ルダに固定のベース板部に半田付けして、コイルの一端
    と一方の導線とをホルダを介して電気的に接続すると共
    に、一端側の半部をホルダに電気的に絶縁して挿入固定
    した中空ピンを設け、中空ピンの他端側の半部周面に切
    欠きを形成し、コイルの他端と前記2つの導線のうちの
    他方の導線とを中空ピンに挿入して切欠きの形成部分で
    突き合せ、この突き合せ部分を切欠きを通して半田付け
    することを特徴とする電磁安全弁。
  2. 【請求項2】 中空ピンの他端側の半部を囲繞する樹脂
    製のピンカバーを設け、ピンカバーをホルダの他端に外
    嵌して超音波溶着することを特徴とする請求項1に記載
    の電磁安全弁。
JP24621895A 1995-09-25 1995-09-25 電磁安全弁 Pending JPH0989148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24621895A JPH0989148A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 電磁安全弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24621895A JPH0989148A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 電磁安全弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0989148A true JPH0989148A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17145275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24621895A Pending JPH0989148A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 電磁安全弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0989148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009074694A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Mondragon Componentes S Coop 電磁安全弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009074694A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Mondragon Componentes S Coop 電磁安全弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1116544A (ja) 直付型電球ユニット
JPH0989148A (ja) 電磁安全弁
JP3994887B2 (ja) 圧力センサ
JP2004218597A (ja) スタータ
JP3378221B2 (ja) Crtソケットの抵抗素子接続構造
JP2667109B2 (ja) 燃焼機器の安全弁用電磁石
JP3656032B2 (ja) バッテリーコネクタ
JPH09185933A (ja) 電磁継電器の構造及び点溶接機
JP2501469B2 (ja) 電動機
JP3321938B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2912705B2 (ja) 密閉型電動圧縮機
JP4132067B2 (ja) 通電スイッチ
JP3750739B2 (ja) 点火コイルの製造方法
JPH06112669A (ja) 電子機器の組立方法
JP2000228238A (ja) 圧電トランス収容ケースと該収容ケースに接続する電線接続用ベースコネクタ及びソケットコネクタ
JP2598543Y2 (ja) ソレノイドコイル装置
JP3363955B2 (ja) 点火コイル
JP3351187B2 (ja) イグナイタおよびその製造方法
JPH10318290A (ja) 電磁クラッチ
JPH0529048A (ja) 無口金電球用ソケツト
JPH0622908Y2 (ja) 継電器
KR970021919A (ko) 전자안전밸브
JP3035542B1 (ja) Crtソケットの抵抗素子接続構造
JPH0417998Y2 (ja)
JPH0369029B2 (ja)