JP3994887B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は圧力センサに係り、特に外部に接続するためのコネクタの接続端子と内部の回路基板との間を電気的に接続する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車に用いられるコモンレール式ディーゼルエンジンにおいて、コモンレールの内圧を検出する圧力センサの従来構造を図8に示す。同図において、101は圧力導入路102を有するハウジング、103は半導体圧力検出素子104を低融点ガラスを用いたガラス接合などで装着したステム、105はハウジング101内に接着などにより固定した受け座、106は半導体圧力素子104とボンディングワイヤ107により接続された回路基板、108は回路基板106に形成された電極上にロウ付けされた導電ピン、109は導電ピン108に接続された接続端子110を有するコネクタ基部、111はハウジング101の開口部を塞ぐように固定されたコネクタ外殻、112はコネクタ外殻111とハウジング101との間をシールするOリングである。
【0003】
上記構成において、コネクタ基部109はプラスチック製で、インサート成形によって接続端子110と一体化されている。接続端子110は回路基板106側の端部がコネクタ基部109に形成された孔113内に突出しており、その突出部分は薄肉化されて溶接部110aとして構成されている。そして、この溶接部110aが導電ピン108にレーザ溶接によって接続されている。
【0004】
このような圧力センサの組み立ては、ハウジング101を上向きにセットした状態で該ハウジング101内にステム103、受け座105の順に取り付け、次に予め導電ピン108をロウ付けした回路基板106を受け座105の上に取り付ける。そして、半導体圧力素子104と回路基板106とをボンディングワイヤ107により接続し、次に接続端子110の溶接部110aを導電ピン108に当たるようにしてコネクタ基部109を受け座105の中間段部105a上に載置する。その後、コネクタ基部109の孔113内に突出している溶接部110aにレーザ光を照射して導電ピン108に溶接する。そして、最後にOリング112を巻装したコネクタ外殻111をハウジング101の上端部に嵌合してカシメにより固定する。
【0005】
コネクタの接続端子と回路基板とを電気的に接続する他の構成として、コネクタ本体(図8のコネクタ基部109とコネクタ外殻111とを一体化したものに相当)に、回路基板をハウジングに取り付けた状態で、その回路基板を横方向からのスライドにより挿入保持可能な凹部を形成し、この凹部へ回路基板が挿入されると、接続端子の先端部に形成された弾性接触部が回路基板の電極に弾性的に接触して両者が電気的に接続されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−38728号公報(第3頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図8のように、接続端子110の溶接部110aを導電ピン108に溶接する構成のものでは、溶接装置(レーザ溶接装置)が必要で、設備費が増す。また、接続端子110の溶接部110aにレーザ光を照射するためには、接続端子110を一体に有するコネクタ基部109に孔113を形成し、この孔113内に溶接部111aを突出させて置かねばならない。このため、後で孔113を塞ぐためにコネクタ外殻111を別部品として形成しておかねばならない。
【0008】
これに対し、上記の特許文献1に開示された技術によれば、接続端子と回路基板の電極とは溶接ではなく、弾性的な接触によって電気的に接続されるから、図Zのコネクタ基部109とコネクタ外殻111の2部品を一体化してコネクタ本体として構成することができる。
【0009】
ところが、引用文献1に開示された技術では、ハウジングに装着された回路基板をコネクタ本体に対して横方向からのスライドにより取り付ける構成であるから、図8のものではステム103、受け座105、回路基板106、コネクタ基部109、コネクタ外殻111を上から順に組み付けて行くことができるが、特許文献1のものでは、コネクタとハウジングとの組み付けが、回路基板をコネクタの凹部への横方向への挿入を必要とするものとなるため、これが作業効率低下の要因となる。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタの接続端子と回路基板との電気的接続を接触によって行うことができ、これによりコネクタを2部品に分ける必要がない上、各部品をハウジングに対して一方向から順に組み付けて行くことができる圧力センサを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項の発明は、回路基板に形成された電極とコネクタの接続端子との間にこれらの間を電気的に接続する圧縮コイルばねを設け、この圧縮コイルばねおよび接続端子の両方を磁性体により形成、または、圧縮コイルばねおよび接続端子のうちの一方を磁性体により形成し他方を磁石により形成したものである。
【0013】
この構成によれば、接続端子と圧縮コイルばねの双方が磁性体により形成されている場合には、接続端子に永久磁石や電磁石を接触させて磁化することにより、接続端子に圧縮コイルばねが落ちないように保持させることできるので、一方向からの組み付けを支障なく行うことができる。
【0014】
請求項の発明は、コネクタ側から回路基板側に延びるピンと、このピンに挿入され回路基板に形成された電極とコネクタの接続端子との間を電気的に接続する圧縮コイルばねとを設け、この圧縮コイルばねは、自由状態にあるとき、その内径がピンの外径よりも小さく、電極と接続端子との間に挟まれて圧縮されたとき、その内径がピンの外径よりも大きくなるように形成されていることを特徴とするものである。
【0015】
この構成によれば、コネクタをハウジングに組み付ける際、ピンによって圧縮コイルばねが落ちないように保持できるので、一方向からの組み付けを支障なく行うことができる。しかも、圧縮コイルばねは、圧縮されると拡径してピンによる拘束を解かれるので、接続端子と電極との間で圧縮され、その反発力によって両者に接触し、良好なる電気的接続を保持する。
【0018】
請求項の発明は、コネクタの接続端子の回路基板側に当該回路基板側に向けて延長された接触部と、回路基板にコネクタ側に向けて延長された接片とを設け、これら接続端子の接片と回路基板の接触部とがコネクタのハウジングへの装着に伴って互いに接触して接続端子と回路基板との間を電気的に接続することを特徴とする。
この構成によっても一方向からの組み付けを支障なく行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をコモンレール式ディーゼルエンジンのコモンレールの内圧を検出する圧力センサに適用した実施形態につき図面を参照しながら説明する。
[第1の参考例
図1は本発明の第1の参考例を示す。同図において、ハウジング1は黄銅などの金属により形成され、外形が角型で内部を一端が開口した収容室2とした主部3と、この主部3の底部に突設された管状の接続口体4とからなる。接続口体4は、内部を圧力導入路5としており、また外周部にはコモンレール(図示せず)の配管に螺合するための雄ねじ部4aが形成されている。
【0020】
ハウジング1の主部3において、その収容室2の底部には圧力導入路5に連なるねじ穴6が形成されている。この収容室2の底部のねじ穴6には通路7を有した金属製の筒状のステム8が螺着されており、その通路7は圧力導入路5に接続されている。そして、ステム8の先端部には、当該ステム8を担持体とする半導体圧力検出素子9が装着されている。
【0021】
半導体圧力検出素子9は、図示はしないが素子基板に歪みを電気信号に変換する感歪ゲージ素子を設けて構成されている。そして、ステム8の半導体圧力検出素子9を装着した端部(メタルダイアフラム)がコモンレールの内圧と大気圧との差に応じて歪を生ずると、半導体圧力検出素子9もステム8の端部と一体に歪むようになっている。
【0022】
ハウジング1の主部3の収容室2内には、ステム8を取り巻くようにしてほぼリング状の受け座10が圧入或は接着によって固定されており、この受け座10上には回路基板11が接着によって固定されている。この回路基板11には、半導体圧力検出素子9の出力信号を増幅回路や特性補正回路などを構成する電子部品12が実装されている。そして、半導体圧力検出素子9と回路基板11との間はボンディングワイヤ13によって電気的に接続されている。
【0023】
ハウジング1の主部3の収容室2内は、そのほぼ上半部が下半部より径大に形成されていて段部14が生じている。そして、収容室2内には、この段部14に載置するようにしてプラスチック製のホルダ15が接着により固定されている。このホルダ15には保持孔16が形成されており、この保持孔16にリン青銅やステンレススティール材などの導電性ばね材料により形成された圧縮コイルばね17が貫挿されている。
【0024】
ハウジング1の主部3の収容室2の開口端部分には、コネクタ18が主部3の上端薄肉部3aをかしめることによってホルダ15を段部14に押さえ付けるようにして固定されている。このコネクタ18は回路基板11を外部に接続するためのもので、プラスチック製の本体19と、この本体19にインサート成形により一体化された接続端子20とからなる。このコネクタ18の本体19の外周部とハウジング1の収容室2の内周部との間には、両者間をシールするOリング21が介在されている。
【0025】
上記接続端子20の回路基板11側の端部はほぼL字型に曲げられて接触部20aとされている。この接触部20aは回路基板11に形成された電極22とホルダ15の保持孔16を介して対向しており、これら接続端子20の接触部20aと回路基板11の電極22との間に前記圧縮コイルばね17が介在されている。そして、この圧縮コイルばね17は、コネクタ18をハウジング1の主部3の上端部に固定する際に押し縮められて圧縮され、その圧縮に伴う弾発力によって接続端子20の接触部20aと電極22とに弾接して両者間を電気的に接続している。
【0026】
実使用時には、コネクタ18には、制御装置側の外部コネクタ(図示せず)が接続される。コモンレール内のディーゼルエンジンの燃料の圧力は、ハウジングの圧力導入路5からステム8の通路7に導入され、メタルダイアフラム(ステム8の端部)は導入された圧力に応じて歪むので、図示しない感歪ゲージ素子がメタルダイアフラムの歪み量に応じた信号を出力する。
半導体圧力検出素子9から出力された感歪信号は、回路基板11の増幅回路により増幅され、特性補正回路により補正された後、圧力検出信号として圧縮コイルばね17、コネクタ18の接続端子20から外部コネクタを経て制御装置へと送られる。
【0027】
ここで、上記構成の圧力センサの組み立て手順を説明する。
先ず、ハウジング1を収容室2が上向きに開口するように図示しない治具にセットする。この状態で各部品を一方向、即ち上方向から順に組み付けてゆく。即ち、最初に半導体圧力検出素子9を低融点ガラスを用いたガラス接合などで装着したステム8を収容室2の内底部のねじ穴6に螺着する。次いで、受け座10を収容室2の内底部に接着により固定し、この受け座10上に回路基板11を接着によって固着する。そして、半導体圧力素子9と回路基板11とをワイヤボンディングにより電気的に接続する。
【0028】
その後、ホルダ15を収容室2内に挿入して段部14上に載置し、接着によって固着する。このとき、保持孔16が回路基板11の電極22の真上になるようにホルダ15を位置決めしておく。そして、保持孔16内に圧縮コイルばね17を挿入する。
【0029】
次に、コネクタ18の本体19の外周部にOリング21を嵌め、その上で本体19を収容室2内に挿入し、かしめにより固定する。このとき、圧縮コイルばね17はホルダ15の保持孔16内に貫挿されて保持された状態にあるので、コネクタ18の本体19の取り付け時に圧縮コイルばね17が倒れたり、ずれ動いたりすることはなく、単に本体19を接続端子20の接触部20aが圧縮コイルばね17の真上に来るように位置決めしてかしめ固定するだけで、圧縮コイルばね17により接続端子20と電極22との間を接続した状態に組み付けることができる。
【0030】
このように本参考例によれば、コネクタ18の接続端子20を回路基板11の電極22へ溶接によることなく、圧縮コイルばね17によって電気的に接続するようにしたので、コネクタ18の外殻を19を2部品で構成する必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、ハウジング1の収容部2の一端は開放されているので、ステム8、受け座10、回路基板11、ホルダ15、圧縮コイルばね17、コネクタ18を収容室2に対して一方向(上方向)から順に組み付けて行くことができる。
【0031】
[第の実施形態]
図2は本発明の第の実施形態を示す。同図に図1と同一部分には同一符号を付して示して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
本実施形態が第1の参考例と異なるところは、第1の参考例におけるホルダ15を省略し、その代わりに、圧縮コイルばね17および接続端子20を導電性を有する磁性体により形成したところにある。
【0032】
即ち、コネクタ18の接触部20aは本体19内に埋め込まれており、この接触部20aは本体19に回路基板11側に向って開口するように形成された穴23の底面を構成している。そして、圧縮コイルばね17は一端側を本体19の穴23内に挿入された状態で接続端子20の接触部20aと回路基板11の電極22との間にあって両者間を電気的に接続している。
【0033】
この構成において、圧力センサの組み立ての最終段階でコネクタ18をハウジング1に組み付ける際、圧縮コイルばね17の一端側をコネクタ18の本体19の穴23内に挿入し、この状態で接続端子20の他端側に永久磁石或は電磁石を接触させて当該接続端子20を磁化させる。すると、圧縮コイルね17が接続端子20に磁気吸着される。
この状態では、コネクタ18をハウジング1に組み付けるために、穴3が下向きになる姿勢にしても、圧縮コイルばね17は、落下しないので、そのまま本体19を収容室2の上端部内側に嵌合してかしめ固定することができる。
【0034】
なお、この第の実施形態において、接続端子20または圧縮コイルばね17のうちの少なくとも一方を永久磁石にしても良い。このようにすれば、組み立て時に、接続端子20に永久磁石或は電磁石を接触させなくとも済む。
【0035】
[第の実施形態]
図3および図4は本発明の第の実施形態を示すもので、図3および図4には図1と同一部分に同一符号を付して示して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
この実施形態が第1の参考例と異なるところは、ホルダ15を省略し、その代わりに、コネクタ18側に設けたピン24に圧縮コイルばね17を保持させるようにしたところにある。即ち、図4に示すように、接続端子20の接触部20aには小孔25が形成されており、本体19と一体に形成されたピン24がこの小孔25を通って回路基板11側に突出している。
【0036】
一般に、圧縮コイルばねの内径は、圧縮されると広がって、常態時(非圧縮時)よりも大きくなる。本実施形態における圧縮コイルばね17も同様で、図4(c)に示すように、接続端子20と回路基板11の電極22との間に圧縮されたときの内径d1は同図(a)の常態時における内径dよりも大きくなっている。そして、ピン24の外径Dは、圧縮コイルばね17の常態時の内径dよりも大きく、圧縮時の内径d1よりも小さく設定されている。
【0037】
上記構成において、圧力センサの組み立ての最終段階でコネクタ18をハウジング1に組み付ける際、圧縮コイルばね17をピン24に嵌合する。すると、図4(b)に示すように、圧縮コイルばね17は若干拡がり、自身の弾発力によってピン24に締まり付くようになる。この状態では、圧縮コイルばね17を下にしても、ピン24から外れ落ちることはないので、そのまま本体19をハウジング1の収容室2の上端部内側に嵌合してかしめ固定する。
【0038】
本体19をハウジング1に固定した状態では、圧縮コイルばね17は接続端子20の接触部20aと回路基板11の電極22との間に圧縮された状態で介在されている。この状態では圧縮コイルばね17は、図4(c)に示すように、内径d1がピン24の外径Dよりも大きくなっていて当該ピン24から離れているので、圧縮に伴う弾発力を接触部20aと電極22とに及ぼして電気的接続に必要な接触圧を保っている。
【0039】
[第参考例
図5は本発明の第参考例を示すもので、図5には図1と同一部分に同一符号を付して示して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
この参考例が第1の参考例と異なるところは、圧縮コイルばね17を省略し、その代わりに、接続端子20を直接回路基板11の電極22に弾接させるように構成したところにある。
【0040】
即ち、接続端子20の回路基板11側の端部は、コネクタ18の本体19から横方向に突出している。そして、この突出部分は、適度な弾性が得られるように、板厚が薄く形成されてほぼU字状に曲成され、弾性接触部20bとされている。
この構成において、圧力センサの組み立ての最終段階でコネクタ18の本体19をハウジング1の収容室2の上端部に嵌合してかしめ固定すると、接続端子20の弾性接触部20bの先端部が回路基板11の電極22に弾接する。
なお、接続端子20の弾性接触部20bは接続端子20と別体のもので構成しても良い。
【0041】
[第参考例
図6は本発明の第参考例を示すもので、図6には図1と同一部分に同一符号を付して示して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
この参考例は、コネクタ18の接続端子20と回路基板11の電極22との間を圧縮コイルばね17によって電気的に接触させるところでは第1の参考例と同じであるが、ホルダ15を省略し、その代わりに、回路基板11側に設けたピン26に圧縮コイルばね17を保持させるようにしたところで第1の参考例と異なる。
【0042】
即ち、回路基板11の電極22上には、ピン26がロウ付けなどによって固定されている。なお、このピン26の外径は圧縮コイルばね17の常態時の内径よりも小さく設定されている。そして、圧力センサの組み立ての最終段階でコネクタ18をハウジング1に組み付けるに先立って、圧縮コイルばね17をピン26に嵌める。この状態でコネクタ18の本体19をハウジング1の収容室2の上端部に嵌合してかしめ固定する。
【0043】
[第の実施形態]
図7は本発明の第の実施形態を示すもので、図6には図1と同一部分に同一符号を付して示して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
この実施形態は、圧縮コイルばね17を省略し、その代わりに、回路基板11の電極22上に接触部としての一対の接片27をロウ付けなどによって固定し、この接片27にコネクタ18の接続端子20を接触させるようにしている。
【0044】
即ち、接続端子20の回路基板11側の端部には、下向きに突出する接触部20cが一体に形成されている。そして、圧力センサの組み立ての最終段階でコネクタ18の本体19をハウジング1の収容室2の上端部に嵌合してかしめ固定すると、接続端子20の接触部20cが回路基板11の一対の接片27間に挿入されて当該一対の接片27に接触する。
【0045】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、ディーゼルエンジンのコモンレールの内圧を検出する圧力センサに限られず、ガソリンエンジンを対象とした圧力センサ、エアコンを対象とした圧力センサなどに適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例を示す縦断面図
【図2】 本発明の第の実施形態を示す縦断面図
【図3】 本発明の第の実施形態を示す縦断面図
【図4】 圧縮コイルばねとピンとの径関係を示す断面図
【図5】 本発明の第参考例を示す縦断面図
【図6】 本発明の第参考例を示す縦断面図
【図7】 本発明の第の実施形態を示す縦断面図
【図8】 従来例を示す縦断面図
【符号の説明】
図中、1はハウジング、2は収容室、5は圧力導入路、8はステム、10は半導体圧力検出素子、11は回路基板、15はホルダ、16は保持孔、17は圧縮コイルばね、18はコネクタ、19は外殻、20は接続端子、20bは弾性接触部、20cは接触部、22は電極、23は穴、24,26はピン、27は接片である。

Claims (3)

  1. 圧力導入路を有するハウジング内に、前記圧力導入路から導入される圧力媒体の圧力を検出する圧力検出素子を収容すると共に、この圧力検出素子に電気的に接続される回路基板を収容し、前記ハウジングに、前記回路基板を外部に接続するための接続端子を備えたコネクタを装着してなる圧力センサにおいて、
    前記回路基板に形成された電極と前記コネクタの接続端子との間にこれらの間を電気的に接続する圧縮コイルばねを設け、この圧縮コイルばねおよび前記接続端子の両方を磁性体により形成、または、前記圧縮コイルばねおよび前記接続端子のうちの一方を磁性体により形成し他方を磁石により形成したことを特徴とする圧力センサ。
  2. 圧力導入路を有するハウジング内に、前記圧力導入路から導入される圧力媒体の圧力を検出する圧力検出素子を収容すると共に、この圧力検出素子に電気的に接続される回路基板を収容し、前記ハウジングに、前記回路基板を外部に接続するための接続端子を備えたコネクタを装着してなる圧力センサにおいて、
    前記コネクタ側から前記回路基板側に延びるピンと、
    このピンに挿入され、前記回路基板に形成された電極と前記コネクタの接続端子との間を電気的に接続する圧縮コイルばねとを設け、
    前記圧縮コイルばねは、自由状態にあるとき、その内径が前記ピンの外径よりも小さく、前記電極と前記接続端子との間に挟まれて圧縮されたとき、その内径が前記ピンの外径よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 圧力導入路を有するハウジング内に、前記圧力導入路から導入される圧力媒体の圧力を検出する圧力検出素子を収容すると共に、この圧力検出素子に電気的に接続される回路基板を収容し、前記ハウジングに、前記回路基板を外部に接続するための接続端子を備えたコネクタを装着してなる圧力センサにおいて、
    前記コネクタの接続端子の前記回路基板側に当該回路基板側に向けて延長された接触部と、
    前記回路基板に前記コネクタ側に向けて突設された接片とを設け、
    前記接続端子の接触部と前記回路基板の接片とが前記コネクタの前記ハウジングへの装着に伴って互いに接触して前記接続端子と前記回路基板との間を電気的に接続することを特徴とする圧力センサ。
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