JP2008185349A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の回路とハウジングとを電気的に接続する圧力センサにおいて、基板を容易にハウジングに固定でき、かつ、基板の回路とハウジングとの電気的導通を図ることができる構造の圧力センサを提供する。
【解決手段】ハウジング10に備えられた段付き凹部15内に基板30を収容し、ハウジング10にコネクタケース60を組み付けることで一体化させてなる圧力センサにおいて、コネクタケース60と基板30との間に、複数のバネターミナル40を備え、コネクタケース60を基板30に組み付けるときに複数のバネターミナル40が押さえ付けられ、複数のバネターミナル40により基板30に備えられた回路とターミナル50との電気的接続および基板30とハウジング10との電気的接続が行われるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力検出部から伝えられる検出信号の信号処理等を行うための回路等が備えられた基板と外部との電気的な接続を行うターミナルとが備えられた圧力センサに関するものである。
従来より、圧力センサ内部の構造を簡略化し、小型な圧力センサを実現できる構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図13に、従来の圧力センサの概略断面図を示す。この図に示されるように、圧力センサは、ハウジングJ1と、六角ケーシングJ2と、機器コネクタJ3とを備えて構成されている。
ハウジングJ1は中空形状の金属で構成され、被測定体に設置されることでボディアースとしての役割を果たすものである。このハウジングJ1の一端側には、金属で構成される六角ケーシングJ2が固定されている。ハウジングJ1には被測定体から圧力を導入する圧力導入孔J4が設けられており、この圧力導入孔J4の終端部にダイアフラムを備えた圧力測定セルJ5が配置されている。この圧力測定セルJ5上には、集積回路を有する基板J6が備えられており、基板J6の集積回路は裏面に設けられたコンタクト面J7を介して圧力測定セルJ5と電気的に接続されている。また、基板J6の集積回路においてグランドとされる電位が、基板J6に設置された導電性接着剤J8を介してハウジングJ1の一部J11に電気的に接続されている。
上記のように、ハウジングJ1と基板J6とは、導電性接着剤J8を介して電気的に接続されている。具体的には、基板J6の集積回路から基板J6の裏面に配線が延設され、その配線が基板J6の裏面に設けられた電極部(図示しない)に接続されている。そして、その電極部に導電性接着剤J8、例えば銀ペーストが塗布されており、基板J6がハウジングJ1の一部J11に接着されている。このようにして、基板J6の集積回路とハウジングJ1との電気的導通状態が図られ、集積回路の所定電位がハウジングJ1に電気的に接続されることとなる。
特表2003−529070号公報
しかしながら、ハウジングJ1と基板J6の回路との電気的導通を図るために、基板J6の裏面に導電性接着剤J8を塗布する工程、ハウジングJ1に対する基板J6の位置決めを行い導電性接着剤J8の加熱硬化する工程が必要になっている。
このように、2段階の工程が必要になっているのは、導電性接着剤J8を介して基板J6とハウジングJ1とを電気的に接続しているからであり、これが工程数を増やしている原因になっている。すなわち、導電性接着剤J8を基板J6の裏面に塗布し、さらに基板J6をハウジングJ1に設置して加熱しなければ、導電性接着剤J8を溶かして基板J6をハウジングJ1に接着することができない。このように、基板J6とハウジングJ1とを電気的に接続する従来の方法では、基板J6をハウジングJ1に固定および電気的に接続するための工程が煩雑になっている。
本発明は、上記点に鑑み、基板の回路とハウジングとを電気的に接続する圧力センサにおいて、基板を容易にハウジングに固定でき、かつ、基板の回路とハウジングとの電気的導通を図ることができる構造の圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、金属ハウジング(10)の他端側に備えられた段付き凹部(15)内に基板(30)を収容し、金属ハウジング(10)にコネクタケース(60)を組み付けることで一体化させてなる圧力センサにおいて、コネクタケース(60)と基板(30)との間には、複数のバネターミナル(40)が備えられ、コネクタケース(60)を基板(30)に組み付けるときに複数のバネターミナル(40)が押さえ付けられ、複数のバネターミナル(40)により基板(30)に備えられた回路とターミナル(50)との電気的接続および基板(30)とハウジング(10)との電気的接続が行われていることを特徴としている。
このような構造の圧力センサは、コネクタケース(60)をハウジング(10)に組み付けるだけで、バネターミナル(40)を介して、ターミナル(50)と基板(30)との電気的接続が行えると共に、基板(30)とハウジング(10)との電気的接続が行える。このため、基板(30)とハウジング(10)とを単に導電性接着剤ではない樹脂製の接着剤等で貼り付ければ良い。したがって、従来のように、ハウジングと基板の回路との電気的導通を図るために、基板の裏面に導電性接着剤を塗布する工程、ハウジングに対する基板の位置決めを行い導電性接着剤の加熱硬化する工程を行わなくても、基板(30)とハウジング(10)とを電気的に接続することが可能となる。
例えば、複数のバネターミナル(40)のうち基板(30)とハウジング(10)との電気的接続を行うものを、金属板の両側が折り曲げもしくは湾曲された2つのバネ部(41、42)を有した構成にできる。この場合、2つのバネ部(41、42)の一端側(41a、42a)をコネクタケース(60)に接合すると共に、2つのバネ部(41、42)のうちの一方の他端側(41b)を基板(30)に備えられた電極(34)に当接させ、2つのバネ部(41、42)のうちの他方の他端側(42b)をハウジング(10)の段付き凹部(15)の一面(16)に当接させる構造とすれば良い。
また、複数のバネターミナル(40)のうち基板(30)とハウジング(10)との電気的接続を行うものを、S字状に湾曲したS字バネ(43)を有した構成にできる。この場合、S字バネ(43)の一方の先端部(43a)およびこの先端部(43a)側の湾曲部(43b)をコネクタケース(60)に接合すると共に、S字バネ(43)の他方の先端部(43c)およびこの先端部(43c)側の湾曲部(43d)を、それぞれ、基板(30)に備えられた電極(34)およびハウジング(10)の段付き凹部(15)の一面(16)に当接させる構造とすれば良い。
このように、2つのバネ部(41、42)やS字バネ(43)を用いて基板(30)とハウジング(10)との電気的接続を行う場合、段付き凹部(15)の一面(16)の高さが基板(30)のうちコネクタケース(60)側となる上面と高さと一致するようにすると好ましい。
勿論、段付き凹部(15)の一面(16)が基板(30)のうちコネクタケース(60)側となる上面と異なる高さとされている場合には、2つのバネ部(41、42)の長さがコネクタケース(60)から基板(30)の電極(34)までの距離とコネクタケース(60)から凹部(15)の一面(16)までの距離に対応した異なる長さとされていれば良い。
また、複数のバネターミナル(40)のうち基板(30)とハウジング(10)との電気的接続を行うものを、S字状に湾曲したS字バネ(43)を有した構成とし、S字バネ(43)の一方の先端部(43a)およびこの先端部(43a)側の湾曲部(43b)をコネクタケース(60)に接合すると共に、S字バネ(43)の他方の先端部(43c)もしくはこの先端部(43c)側の湾曲部(43d)を基板(30)に備えられた電極(34)に当接させ、かつ、S字バネ(43)の頂部(43e)をハウジング(10)の段付き凹部(15)の側壁面(17)に当接させる構造としても良い。
また、複数のバネターミナル(40)のうち基板(30)とハウジング(10)との電気的接続を行うものを、コネクタケース(60)にインサート成形されたインサート部材(45a)と、インサート部材(45a)に接合された2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)とを有した構成とし、2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)の一方をハウジング(10)の段付き凹部(15)の一面(16)と当接させ、2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)の他方を基板(30)に備えられた電極(34)に当接させるようにしても良い。
この場合において、段付き凹部(15)の一面(16)が基板(30)のうちコネクタケース(60)側となる上面と異なる高さとされていれば、2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)の長さをコネクタケース(60)から基板(30)の電極(34)までの距離とコネクタケース(60)から凹部(15)の一面(16)までの距離に対応した異なる長さとすれば良い。
さらに、複数のバネターミナル(40)のうち基板(30)とハウジング(10)との電気的接続を行うものを、コネクタケース(60)にインサート成形されたインサート部材(46)と、インサート部材(46)と基板(30)との間に配置されるバネ部(41、42、43、47)とを有した構成とし、コネクタケース(60)をハウジング(10)に組み付けるときに、インサート部材(46)がハウジング(10)の段付き凹部(15)の一面(16)に直接接触すると共に、バネ部(41、42、43、47)が押し付けられてインサート部材(46)と基板(30)との間の電気的接続がなされるような構成とすることもできる。
この場合、バネ部は、金属板の両側が折り曲げもしくは湾曲された2つのバネ部(41、42)、圧縮コイルバネ部材(47)、S字状に湾曲したS字バネ(43)のいずれであっても構わない。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは、例えば、自動車の燃料噴射系(例えばコモンレ−ル)における燃料パイプに取り付けられ、この燃料パイプ内の圧力媒体としての液体または気液混合気の圧力(つまり、被測定圧力)を検出する圧力センサなどに適用することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ100全体の概略的な断面構成を示す図である。この図に示されるように、圧力センサ100は、ハウジング10と、ステム20と、基板30と、バネターミナル40と、ターミナル50と、コネクタケース60とを備えて構成されている。
ハウジング10は、切削や冷間鍛造等により加工された中空形状の金属製のケースであり、その一端側の外周面には、被測定体にネジ結合可能なネジ部11が形成されている。ハウジング10の一端側には、ハウジング10の一端に形成された開口部12からハウジング10の他端側に延びる孔、すなわち圧力導入孔13が形成されており、この圧力導入孔13が圧力導入通路としての役割を果たす。
ステム20は、中空円筒形状に加工された金属製の部材であり、ステム20の外周部に設けられた雄ねじ部21が、ハウジング10の圧力導入孔13に形成された雌ねじ部14にネジ止めされてハウジング10内に収納されている。このステム20は、その軸一端側にハウジング10に導入された圧力によって変形可能な薄肉状のダイアフラム部22を有し、軸他端側にダイアフラム部22に繋がる通路23を有する。
そして、通路23とハウジング10の圧力導入孔13とが連通された状態にされ、被測定体の圧力が圧力導入孔13からダイアフラム部22に伝えられるようになっている。
また、このステム20のダイアフラム部22上には、単結晶Si(シリコン)からなる圧力検出用のセンサチップ24が固定されている。このセンサチップ24は集積回路を有し、ステム20内部に導入された圧力によってダイアフラム部22が変形したとき、この変形に応じた抵抗値の変化を電気信号に変換して出力する検出部(歪みゲージ)として機能するものである。
具体的には、ステム20内に導入された圧力によりダイアフラム部22が変形すると、これに応じてダイアフラム部22上に設置されたセンサチップ24上の歪みゲージが変形する。このとき、この変形によるピエゾ抵抗効果により、歪みゲージの抵抗値が変化する。したがって、この抵抗値の変化を検出することにより歪みゲージに加えられた応力、すなわちステム20内に導入された圧力を検出することができる。そして、ダイアフラム部22を伝導した圧力に応じた電気信号をセンサチップ24が生成する。このことは、圧力センサ100の基本性能を左右する。
基板30は、センサチップ24で検出された信号を外部出力するための信号に変換する機能を有するICチップ31や信号を処理する回路、配線パターンを備えたものである。具体的には、センサチップ24と基板30とはワイヤ32でボンディングされて電気的に接続され、センサチップ24の信号が基板30に配置された回路およびICチップ31に入力されるようになっている。この基板30は、ステム20を収納したハウジング10の一端側に導電性接着剤ではない樹脂製の接着剤等により貼り付けられている。
具体的には、基板30は、ハウジング10のうちステム20が配置される側の端部に形成された段付き凹部15が形成されている。この段付き凹部15に収容されている。そして、基板30を段付き凹部15に収容したときに、基板30の上面(コネクタケース60側の面)と段付き凹部15の一面16との高さが一致させられている。
バネターミナル40は、基板30内の回路とターミナル50との電気的接続や基板30とハウジング10との電気的接続を行うためのものである。本実施形態の場合、バネターミナル40は、一枚の金属板の両側が折り曲げられた板バネ状の部材で構成されている。このバネターミナル40は、例えばリン青銅で形成されており、スポット溶接もしくはインサート成形もしくは樹脂製の接着剤等により、コネクタケース60における基板30側に向けられる端部に配置されている。例えば、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものに関しては、ターミナル50にスポット溶接等により直接接続され、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関しては、コネクタケース60にインサート形成されている。そして、バネターミナル40のバネとされる部分が基板30やハウジング10に当接されることにより、基板30とターミナル50との間の電気的接続や、基板30とハウジング10との電気的接続を行っている。このバネターミナル40の詳細構造やバネターミナル40と各部との具体的な電気的接続構造に関しては、後で詳細に説明する。
本実施形態の場合、圧力センサ100に用いられるターミナル50の数が、例えば後述するように電源用、接地用および信号出力用の3本とされるため、基板30とターミナル50との電気的接続のために3つのバネターミナル40が設置され、さらに、それに加えて、基板30とハウジング10との電気的接続のために1つのバネターミナル40が設置されることになる。
なお、上述したように、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関しては、コネクタケース60にインサート形成することができるが、このバネターミナル40をスポット溶接によりコネクタケース60に固定することもできる。この場合、コネクタケース60に予めバネターミナル40をスポット溶接するための金属部材をインサート成形しておけば良い。また、このバネターミナル40に関しては、ターミナル50との電気的接続の必要がないため、コネクタケース60に接着材等で貼り付けても良い。
ターミナル50は、L字状の棒状部材で構成されるものであり、コネクタケース60に設置されている。また、ターミナル50の下端部51は平面形状になっており、上記バネターミナル40のバネとされる部分がこの下端部51に当接するようになっている。本実施形態では、圧力センサ100を稼働するための電源用および接地用、そして信号出力用の3本のターミナル50がコネクタケース60に設置されている。そして、ターミナル50の先端部分52が図示しない外部コネクタに接続されることで、圧力センサ100の外部にある相手側回路等へ配線部材を介して電気的に接続される。
コネクタケース60は、圧力センサ100で検出された圧力値の信号を外部に出力するためのコネクタをなすものであり、樹脂等により形成されたものである。このコネクタケース60は、Oリング70を介してハウジング10の他端側にはめ込まれた状態で、ハウジング10の他端がコネクタケース60を押さえるようかしめ固定される。これにより、コネクタケース60はハウジング10と一体化してパッケージを構成し、該パッケージ内部のセンサチップ24、基板30、電気的接続部等を湿気・機械的外力より保護するようになっている。
次に、バネターミナル40の詳細構造やバネターミナル40と各部との具体的な電気的接続構造について図2、図3を参照して説明する。図2(a)、(b)は、本実施形態に用いられるバネターミナル40近傍の拡大図であり、図2(a)は、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関する拡大図、図2(b)は、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関する拡大図である。図2(c)は、バネターミナル40の上面図である。図3は、コネクタケース60側から見た基板30の概略図である。
図2(a)〜(c)に示すように、バネターミナル40は、一枚の金属板で構成されている。具体的には、金属板の両側を折り曲げて形成した2つのバネ部41、42が設けられた構造になっている。各バネ部41、42は、それぞれ一端側41a、42aと他端側41b、42bとでくの字形状をなしている。
また、図3に示されるように、基板30には、バネターミナル40を介してターミナル50と電気的接続がなされる電極33や、バネターミナル40を介して基板30とハウジング10との電気的接続を行う電極34が配置されている。電極33は、ハウジング10とコネクタケース60との組み付け中心軸を中心とした任意の半径を有する円Eにおいて、その円Eの周方向に延びる形状、すなわち扇形状になっている。そして、バネターミナル40の各バネ部41、42の他端側41b、42bが、この扇形の電極33や電極34に当接するような構造となっている。
具体的には、図2(a)に示すように、バネターミナル40のうち基板30との電気的接続を行うものに関しては、バネ部41、42の一端側41a、42aがターミナル50に接続され、他端側41b、42bが基板30に備えられた電極33と電気的接続がなされている。
また、図2(b)に示すように、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関しては、バネ部41、42の一端側41a、42aがコネクタケース60の樹脂部にインサート形成(もしくは樹脂部にインサート形成された金属部材にスポット溶接)され、一方の他端側41bと基板30に備えられた電極34とが電気的に接続されていると共に、もう一方の他端側42bとハウジング10の段付き凹部15の一面16とが電気的に接続されている。
このような構造を有するバネターミナル40においては、各バネ部41、42の他端側41b、42bがコネクタケース60によって基板30方向に押し付けられることで、各バネ部41、42の他端側41b、42bが電極33、34やハウジング10の段付き凹部15の一面16に接触させられる。つまり、各バネ部41、42に押し付けによる復元力が働くことによって、各バネ部41、42の他端側41b、42bが電極33、34やハウジング10の段付き凹部15の一面16と密着する。これにより、電気的な接続が可能となる。
上記のような構造により、本実施形態の圧力センサが構成されている。このように構成された圧力センサ100では、圧力導入孔13から導入された圧力によってダイアフラム部22が歪むので、その歪みに応じた抵抗値を示す電気信号が基板30に出力される。そして、この電気信号が基板30内の回路で出力信号に変換され、この出力信号が基板30内の回路からバネターミナル40を介してターミナル50に出力されて、圧力検出されるようになっている。
以上説明した本実施形態の圧力センサにおいては、コネクタケース60をハウジング10に組み付けるだけで、バネターミナル40を介して、ターミナル50と基板30との電気的接続が行えると共に、基板30とハウジング10との電気的接続が行える。
このため、基板30とハウジング10とを単に導電性接着剤ではない樹脂製の接着剤等で貼り付ければ良い。したがって、従来のように、ハウジングJ1と基板J6の回路との電気的導通を図るために、基板J6の裏面に導電性接着剤J8を塗布する工程、ハウジングJ1に対する基板J6の位置決めを行い導電性接着剤J8の加熱硬化する工程を行わなくても、基板30とハウジング10とを電気的に接続することが可能となる。
(第1実施形態の変形例)
上記第1実施形態では、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものや基板30とハウジング10との電気的接続を行うもの、双方共に、それらの一端側41a、42aがコネクタケース60に向けられ、他端側41b、42bが基板30に向けて配置されるようにしている。これに対し、図4のバネターミナル40近傍の拡大図に示すように、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関してのみ、一端側41a、42aがコネクタケース60に向けられ、他端側41b、42bが基板30に向けて配置されるようにし、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものに関しては、それらの一端側41a、42aが基板30に直接溶接、はんだリフロー、導電性接着剤などにより電気的に接続され、他端側41b、42bがコネクタケース60側に向けられるようにしても良い。
なお、図4のうち図中一点差線よりも左側の部分は、図1の断面と同じ断面に相当しているが、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものを側方から視たときの様子を示すべく、図4のうち一点差線よりも右側の部分に関しては、図1とは別断面を示してある。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してバネターミナル40の形状を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図5は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図5に示すように、本実施形態のバネターミナル40は、S字状を為すS字バネ43にて構成され、例えば、一枚の金属板を曲げ加工することにより形成されている。このバネターミナル40は、一方の先端部43aおよびその先端部43a側に位置する湾曲部43bがコネクタケース60側に向けられ、他方の先端部43cおよびその先端部43c側に位置する湾曲部43dがハウジング10や基板30側に向けられている。例えば、図5では、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関しては、バネターミナル40の他方の先端部43cが基板30と接触し、その先端部43c側に位置する湾曲部43dがハウジング10の段付き凹部15の一面16と接触することで、これらの間の電気的接続がなされている。
このようなS字状のバネターミナル40を用いても、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。上記第1、第2実施形態では、基板30の上面とハウジング10の段付き凹部15の一面16とが一致するようにし、バネターミナル40が基板30とハウジング10と接触するようにしているが、本実施形態では、ハウジング10の段付き凹部15の側壁とバネターミナル40とを接触させる場合について説明する。
図6は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図5に示すように、本実施形態でも、バネターミナル40は、側面形状がS字状を為すS字バネにて構成されている。そして、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関しては、バネターミナル40の他方の先端部43cが基板30と接触し、バネターミナル40の一方の頂部43eがハウジング10の端付き凹部15の側壁面17と接触することで、これらの間の電気的接続がなされている。
このように、バネターミナル40がハウジング10の段付き凹部15の側壁面17と接触するようにしても、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
なお、ここでは、S字バネ43の先端部43cが基板30に接触し、湾曲部43dがハウジング10に接触する構造としたが、湾曲部43dが基板30に接触し、先端部43cがハウジング10に接触する構造としても良い。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態も、第1、第2実施形態に対してバネターミナル40の形状を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図7は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図7に示すように、本実施形態では、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものを圧縮コイルバネ部材により構成している。このような圧縮コイルバネ部材によりバネターミナル40を構成しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、ここでは、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続を行うものに関しては、第1実施形態の形状のものを示したが、第2実施形態のようなS字状のものを用いても構わない。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態では、ハウジング10の段付き凹部15の一面16が基板30の上面と一致しない場合に、バネターミナル40にて基板30とハウジング10との電気的接続を行う場合について説明する。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図8は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図8に示すように、本実施形態では、バネターミナル40を第1実施形態に示したように、金属板の両側を折り曲げて形成した2つのバネ部41、42が設けられた構造にしているが、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものに関しては、バネ部42の他端側42bが基板30の上面と異なる高さとされたハウジング10の段付き凹部15の一面16と接触するように、金属板を折り曲げたときのバネ部42側の長さの方がバネ部41側の長さよりも長くなるように、異形のバネ部材を用いるようにしている。
このように、金属板の折り曲げられた長さが異なっている異形のバネ部材を用いることにより、基板30の上面と段付き凹部15の一面16とが異なる高さであったとしても、バネターミナル40を介してこれらの間の電気的接続を行うことが可能となる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態も、ハウジング10の段付き凹部15の一面16が基板30の上面と一致しない場合に、バネターミナル40にて基板30とハウジング10との電気的接続を行う場合について説明する。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図9は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図9に示すように、本実施形態では、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続がなされるものに関しては、第1、第2実施形態と同様のものが用いられているが、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものに関しては、コネクタケース60にインサート成形されたインサート部材45aと、このインサート部材45aに溶接などにより固定された長さの異なる2つの圧縮コイルバネ部材45b、45cにて構成している。そして、コネクタケース60からの距離が長い側、本実施形態の場合にはハウジング10の段付き凹部15の一面16に長い圧縮コイルバネ部材45bが接触させられ、コネクタケース60から距離が短い側、本実施形態の場合には基板30の上面に短い圧縮コイルバネ部材45cが接触させられている。
このように、長さの異なる圧縮コイルバネ部材45b、45cを用いることにより、基板30の上面と段付き凹部15の一面16とが異なる高さであったとしても、バネターミナル40を介してこれらの間の電気的接続を行うことが可能となる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタケース60のインサート部材をハウジング10の段付き凹部15の一面16に直接接触させるようにする場合について説明する。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図10は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図10に示すように、本実施形態では、バネターミナル40が第1実施形態と同様に金属板の両側を折り曲げることで構成された2つのバネ部41、42を備えたものとしているが、その一端側41a、42aが基板30に直接溶接、はんだリフロー、導電性接着剤などにより電気的に接続され、他端側41b、42bがコネクタケース60側に向けられるようにしている。そして、ハウジング10の段付き凹部15の一面16がコネクタケース60の端面と接する高さとされており、バネターミナル40のうち基板30とハウジング10との電気的接続が行われるものに関しては、コネクタケース60をハウジング10に組み付けたときにコネクタケース60にインサート成形されたインサート部材46と直接接触するようになっている。
このように、インサート部材46がハウジング10の段付き凹部15の一面16に直接接触するような構造としても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態も、コネクタケース60のインサート部材をハウジング10の段付き凹部15の一面16に直接接触させるようにする場合について説明する。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図11は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図11に示すように、本実施形態では、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続がなされるものに関しては、第1、第2実施形態と同様のものが用いられているが、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものに関しては、コネクタケース60にインサート成形されたインサート部材46と、このインサート部材46に溶接などにより固定された圧縮コイルバネ部材47にて構成している。そして、ハウジング10の段付き凹部15の一面16がコネクタケース60の端面と接する高さとされている。このため、コネクタケース60をハウジング10に組み付けたときに、圧縮コイルバネ部材47が基板30とが接触すると共に、バネターミナル40のインサート部材46がハウジングの段付き凹部15の一面16と接触するようになっている。
このように、インサート部材46がハウジング10の段付き凹部15の一面16に直接接触するような構造としても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態について説明する。本実施形態も、コネクタケース60のインサート部材をハウジング10の段付き凹部15の一面16に直接接触させるようにする場合について説明する。その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図12は、本実施形態の圧力センサ100におけるバネターミナル40近傍の拡大図である。図12に示すように、本実施形態では、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続がなされるものに関しては、第1、第2実施形態と同様のものが用いられているが、バネターミナル40のうちターミナル50と電気的接続が行われるものに関しては、コネクタケース60にインサート成形されたインサート部材46と、このインサート部材46に溶接などにより固定された第2実施形態と同様のS字バネ43にて構成している。具体的には、インサート部材46に対して、S字バネ43の一方の先端部43aおよびこの先端部43a側の湾曲部43bがインサート部材46に固定されている。また、ハウジング10の段付き凹部15の一面16がコネクタケース60の端面と接する高さとされている。このため、コネクタケース60をハウジング10に組み付けたときに、S字バネ43の他方の先端部43cおよびその先端部43c側の湾曲部43dが基板30に接触すると共に、バネターミナル40のインサート部材46がハウジングの段付き凹部15の一面16と接触するようになっている。
このように、インサート部材46とS字バネ43とを用いた構造としても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態において、バネターミナル40の形状を適宜変更しても良い。例えば、図1に示されるバネターミナル40では、一枚の金属板の両側を折り曲げた構造になっているが、バネターミナル40の各バネ部41、42をそれぞれ分離したものを用意して、単体のバネ部をそれぞれ基板30に接合するようにしてもよい。また、上記図1に示されるバネターミナル40では、金属板の両側が折れ曲がった構造になっているが、金属板の両側を湾曲させた形状にしても良い。
また、検出部としては、上記したシリコン半導体チップなどからなり歪みゲージとして機能するセンサチップ24に限定されるものではない。例えば、それ以外にも、ステム20のダイアフラム部22上にシリコン酸化膜、シリコン半導体膜を蒸着させることで、シリコン酸化膜を絶縁膜とし、シリコン半導体膜を歪みゲージとしての検出部として構成してもよい。
要するに、本発明は、圧力導入孔13を有するハウジング10とターミナル50を有するコネクタケース60とを一体接合してなるパッケージの内部に、圧力導入孔13から導入される圧力に応じた電気信号を生成する検出部、検出部からの電気信号を受け取りこの電気信号に応じた出力信号を作成する基板30、基板30とターミナル50とを電気的に接続するバネターミナル40とを備える圧力センサならば適用可能なものである。
また、上記第7〜第9実施形態では、バネターミナル40がインサート部材46に金属板を折り曲げたバネ部41、42、圧縮コイルバネ部材47もしくはS字バネ43を接合するようにしているが、インサート部材46がハウジング10の段付き凹部15の一面16と直接接触できる構造であれば良いため、インサート部材46のみをコネクタケース60側に設置し、金属板を折り曲げた41、42、圧縮コイルバネ部材47もしくはS字バネ43に関しては基板30側に接合しておいても良い。
本発明の第1実施形態にかかる圧力センサの全体の概略的な断面構成を示す図である。 (a)は、バネターミナルのうち基板とハウジングとの電気的接続を行うものに関する拡大図、(b)は、バネターミナルのうち基板とハウジングとの電気的接続を行うものに関する拡大図、(c)は、バネターミナルの上面図である。 コネクタケース側から見た基板の概略図である。 第1実施形態の変形例にかかるバネターミナル近傍の拡大図である。 第2実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 第3実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 第4実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 第5実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 第6実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 第7実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 第8実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 第9実施形態の圧力センサにおけるバネターミナル近傍の拡大図である。 従来の圧力センサの概略断面図である。
符号の説明
10…ハウジング、13…圧力導入孔、15…凹部、16…一面、17…側壁面、20…ステム、22…ダイアフラム部、30…基板、33、34…電極、40…バネターミナル、41、42…バネ部、41a、42a…一端側、41b、42b…他端側、43…S字バネ、43a、43c…先端部、43b、43dc…湾曲部、43e…頂部、45a…インサート部材、45b、45c、47…圧縮コイルバネ部材、46…インサート部材、50…ターミナル、60…コネクタケース、100…圧力センサ。

Claims (12)

  1. 中空形状の一端側に圧力導入孔(13)を有し、所定の電位とされる部位に接続される金属ハウジング(10)と、
    前記金属ハウジング(10)の前記圧力導入孔(13)に導入された圧力によって変形可能なダイアフラム(22)と、
    前記ダイアフラム(22)上に設けられ、前記ダイアフラム(22)の変形に応じた電気信号を出力する検出部(24)と、
    前記電気信号を受け取り、この電気信号に応じた出力信号を作成する回路を有する基板(30)と、
    前記出力信号を外部に出力するターミナル(50)が備えられたコネクタケース(60)と、を備え、
    前記金属ハウジング(10)の他端側に備えられた段付き凹部(15)内に前記基板(30)を収容し、前記金属ハウジング(10)に前記コネクタケース(60)を組み付けることで一体化させてなる圧力センサにおいて、
    前記コネクタケース(60)と前記基板(30)との間には、複数のバネターミナル(40)が備えられ、前記コネクタケース(60)を前記基板(30)に組み付けるときに前記複数のバネターミナル(40)が押さえ付けられ、前記複数のバネターミナル(40)により前記基板(30)に備えられた回路と前記ターミナル(50)との電気的接続および前記基板(30)と前記ハウジング(10)との電気的接続が行われていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記複数のバネターミナル(40)のうち前記基板(30)と前記ハウジング(10)との電気的接続を行うものは、金属板の両側が折り曲げもしくは湾曲された2つのバネ部(41、42)を有して構成され、2つのバネ部(41、42)の一端側(41a、42a)が前記コネクタケース(60)に接合されると共に、前記2つのバネ部(41、42)のうちの一方の他端側(41b)が前記基板(30)に備えられた電極(34)に当接し、前記2つのバネ部(41、42)のうちの他方の他端側(42b)が前記ハウジング(10)の前記段付き凹部(15)の一面(16)に当接していることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記複数のバネターミナル(40)のうち前記基板(30)と前記ハウジング(10)との電気的接続を行うものは、S字状に湾曲したS字バネ(43)を有して構成され、前記S字バネ(43)の一方の先端部(43a)およびこの先端部(43a)側の湾曲部(43b)が前記コネクタケース(60)に接合されると共に、前記S字バネ(43)の他方の先端部(43c)およびこの先端部(43c)側の湾曲部(43d)が、それぞれ、前記基板(30)に備えられた電極(34)および前記ハウジング(10)の前記段付き凹部(15)の一面(16)に当接していることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  4. 前記段付き凹部(15)の一面(16)は、前記基板(30)のうち前記コネクタケース(60)側となる上面と高さが一致していることを特徴とする請求項2または3に記載の圧力センサ。
  5. 前記段付き凹部(15)の一面(16)は、前記基板(30)のうち前記コネクタケース(60)側となる上面と異なる高さとされており、前記2つのバネ部(41、42)の長さが前記コネクタケース(60)から前記基板(30)の前記電極(34)までの距離と前記コネクタケース(60)から前記凹部(15)の一面(16)までの距離に対応した異なる長さとされていることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
  6. 前記複数のバネターミナル(40)のうち前記基板(30)と前記ハウジング(10)との電気的接続を行うものは、S字状に湾曲したS字バネ(43)を有して構成され、前記S字バネ(43)の一方の先端部(43a)およびこの先端部(43a)側の湾曲部(43b)が前記コネクタケース(60)に接合されると共に、前記S字バネ(43)の他方の先端部(43c)もしくはこの先端部(43c)側の湾曲部(43d)が前記基板(30)に備えられた電極(34)に当接し、かつ、前記S字バネ(43)の頂部(43e)が前記ハウジング(10)の前記段付き凹部(15)の側壁面(17)に当接していることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  7. 前記複数のバネターミナル(40)のうち前記基板(30)と前記ハウジング(10)との電気的接続を行うものは、前記コネクタケース(60)にインサート成形されたインサート部材(45a)と、前記インサート部材(45a)に接合された2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)とを有し、前記2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)の一方が前記ハウジング(10)の前記段付き凹部(15)の一面(16)と当接し、前記2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)の他方が前記基板(30)に備えられた電極(34)に当接していることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  8. 前記段付き凹部(15)の一面(16)は、前記基板(30)のうち前記コネクタケース(60)側となる上面と異なる高さとされており、前記2つの圧縮コイルバネ部材(45b、45c)の長さが前記コネクタケース(60)から前記基板(30)の前記電極(34)までの距離と前記コネクタケース(60)から前記凹部(15)の一面(16)までの距離に対応した異なる長さとされていることを特徴とする請求項7に記載の圧力センサ。
  9. 前記複数のバネターミナル(40)のうち前記基板(30)と前記ハウジング(10)との電気的接続を行うものは、前記コネクタケース(60)にインサート成形されたインサート部材(46)と、前記インサート部材(46)と前記基板(30)との間に配置されるバネ部(41、42、43、47)とを有し、前記コネクタケース(60)を前記ハウジング(10)に組み付けるときに、前記インサート部材(46)が前記ハウジング(10)の前記段付き凹部(15)の一面(16)に直接接触すると共に、前記バネ部(41、42、43、47)が押し付けられて前記インサート部材(46)と前記基板(30)との間の電気的接続がなされるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  10. 前記バネ部は、金属板の両側が折り曲げもしくは湾曲された2つのバネ部(41、42)を有して構成されていることを特徴とする請求項9に記載の圧力センサ。
  11. 前記バネ部は、圧縮コイルバネ部材(47)であることを特徴とする請求項9に記載の圧力センサ。
  12. 前記バネ部は、S字状に湾曲したS字バネ(43)であること特徴とする請求項9に記載の圧力センサ。
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