JPH0988382A - 自動車用インサイドハンドル装置の取付け構造 - Google Patents

自動車用インサイドハンドル装置の取付け構造

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JPH0988382A
JPH0988382A JP24987295A JP24987295A JPH0988382A JP H0988382 A JPH0988382 A JP H0988382A JP 24987295 A JP24987295 A JP 24987295A JP 24987295 A JP24987295 A JP 24987295A JP H0988382 A JPH0988382 A JP H0988382A
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Masakazu Akahori
正和 赤堀
Katsumi Nakagome
克己 中込
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インサイドハンドル装置のボデイにおける取
付け部を覆うことによって外観性を良くすることがで
き、また、その取付け部を覆わない形態をも簡易に得る
こと。 【解決手段】 インサイドハンドル装置20のボデイ2
1に凹部21Aを形成し、その凹部21Aの底部に、取
付けねじ1を通すための取付け孔21Bを設け、取付け
ねじ1によってカバー部材10の基部11を凹部21A
内に保持し、そのカバー部材10の蓋部によって凹部2
1Aの開口部を塞ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用インサイ
ドハンドル装置のボデイをドアの内側に取付けるための
取付け構造に係り、さらに詳しくは、その取付け部分の
外観性のよい取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の取付け構造として
は、例えば、実開昭57−127764号に記載のもの
が知られている。
【0003】かかる取付け構造は、自動車用インサイド
ハンドル装置のボデイに取付けねじを貫通させ、その取
付けねじをドアの基板にねじ付けることによって、イン
サイドハンドル装置をドアの内側に取付け、さらに、そ
の取付けねじの頭部がボデイの表面に露出しないよう
に、その頭部にキャップを被せる構成となっている。そ
のキャップはボデイと一体成形されて、ヒンジ部を介し
てボデイに揺動自在に連結された形態となっており、そ
のキャップを一方向の揺動位置に係止することによっ
て、取付けねじの頭部を覆うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
のグレードなどによっては、取付けねじの頭部にキャッ
プを被せる必要のないものもあり、これに対応するため
には、キャップが一体成形されていないボデイを用意し
ておかなければならない。このように、キャップが一体
成形されたボデイと、キャップが一体成形されていない
ボデイの2種類を用意することは、部品管理が面倒とな
ると共に、結果的にコストアップを招くという問題があ
った。
【0005】本発明の目的は、インサイドハンドル装置
のボデイにおける取付け部を覆うことによって外観性を
良くすることができ、また、その取付け部を覆わない形
態をも簡易に得ることができる自動車用インサイドハン
ドル装置の取付け構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用インサ
イドハンドル装置の取付け構造は、自動車用インサイド
ハンドル装置のボデイに設けられた取付け孔に取付け具
を通し、その取付け具によって、前記ボデイをドアの内
側に取付けるための自動車用インサイドハンドル装置の
取付け構造において、前記取付け孔は前記ボデイに形成
された凹部に設けられ、かつ前記取付け孔に通される前
記取付け具にカバー部材を保持して成り、前記カバー部
材は、前記取付け具に保持されて前記凹部内に位置する
基部と、前記凹部の開口部を閉塞可能な蓋部と、前記基
部と前記蓋部とをヒンジ結合するヒンジ部と、前記基部
と前記蓋部との対向部に設けられて、前記蓋部が前記凹
部の開口部を閉塞したときに互いに係合する係合部とを
有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0008】図1は、自動車用インサイドハンドル装置
20の取付け状態における断面図である。インサイドハ
ンドル装置20は、バスタブ形状のボデイ(「エスカッ
ション」とも称される)21に、ハンドル22とノブ2
3を同軸O上に回動自在に枢支した構成となっており、
ハンドル22とノブ23のそれぞれは、ロッド24、2
5によって図示しないドアロック装置に連結される。2
6は、ハンドル22の回動復帰用のスプリングである。
30は自動車のドア側のパネルであり、そのパネル30
の孔30A内に、ボデイ21の底部のフック部27が差
し込まれた上、引っかけて止められるようになってい
る。
【0009】ボデイ21の底部には凹部21Aが形成さ
れ、その凹部21Aの底部には、取付け具としての取付
けねじ1のねじ部1Aが貫通するための取付け孔21B
が設けられている。パネル30には、取付けねじ1のね
じ部1Aがねじ合う筒状部30Bが設けれられている。
【0010】10は合成樹脂などによって一体成形され
たカバー部材であり、基部11、蓋部12、ヒンジ部1
3、および係合部14が形成されている。基部11は、
取付けねじ1によってボデイ21の凹部21Aの内部に
保持されるようになっている。本例の場合、基部11に
は、取付けねじ1のねじ部1Aよりも若干小径の孔11
Aが設けられており、この孔11A内にねじ部1Aが差
し込まれることによって、図4のようにカバー部材10
が取付けねじ1に仮り保持され、さらに、図2のように
取付けねじ1がパネル30の筒状部30Bにねじ込まれ
ることによって、ねじ1の頭部1Bと凹部21Aの底面
との間に挟持されるようになっている。凹部21Aは図
6のように平面円形とされて、その中心O1から所定距
離Lだけ偏芯した位置に取付け孔21Bの中心O2が設
定されており、これに対応するように、基部11は平面
円形とされて、その偏芯位置に孔11Aが設けられてい
る。したがって、基部11は凹部21内に位置決め嵌合
されて、その姿勢が規制されることになる。また、基部
11上には、互いに対向する対の突出片11B,11C
が設けられている。
【0011】蓋部12は、凹部21Aの開口部にはまり
合って、その開口部を塞ぐ形状とされており、ヒンジ部
13によって一方の突出片11Bの上端に揺動自在に保
持されている。本例の場合、蓋部12は、図5のように
平面円形とされ、また凹部21Aの開口部周縁に相当す
るボデイ21の底面の湾曲形状に対応するように、側面
視にて湾曲する形状とされている。ヒンジ部13は、蓋
部12の内側に位置する第1,第2のヒンジ部13A,
13Bによって成る。
【0012】係合部14は、他方の突出片11Cの先端
に設けられた平面コ字状の切り欠き部14Aと、蓋部1
2の裏面に設けられた2つのフック部14Bとによって
構成されており、蓋部12が図1および図3のように閉
じられたときに、フック部14Bが切り欠き部14Aの
内側に弾性的に係合するようになっている。
【0013】次に、インサイドハンドル装置20の取付
け手順について説明する。
【0014】まず、ボデイ21のフック部27をパネル
の孔30Aに差し込んでから、図1中の左方にずらすこ
とによって、フック部27を抜け止めする。この状態に
おいて、ボデイ21の取付け孔21Bとパネル30の筒
状部30Bとが対向する。そして、図4のようにカバー
部材10を仮り保持した取付けねじ1を用意し、図2の
ように、そのねじ1のねじ部1Aをボデイ21の孔21
Bを通してから、パネル30の筒状部30B内にねじ込
む。これにより、インサイドハンドル装置20がパネル
30に取り付けられる。カバー部材10は、その基部1
1が凹部21A内に位置決めされることによって、正規
な姿勢に規制される。
【0015】その後、図1および図3のように蓋部12
を閉じて、係合部14のフック部14Bを切り欠き部1
4Aに弾性的に係合させる。これにより、凹部21Aが
塞がれて、取付けねじ1の頭部1Bの露出による外観の
悪化が回避されることになる。本例の場合、蓋部12は
2段階的に閉じられる。すなわち、まず、図2の状態か
ら第1のヒンジ部13Aを中心として揺動され、凹部2
1Aの閉塞位置の上方に位置する。その後、蓋部12が
下方へ押されることにより、図1および図3のように第
2のヒンジ部13Bが座屈して、フック部14Bが切り
欠き部14Aに係合される。第2のヒンジ部13Bは、
例えば、突出片11Bを部分的に肉薄とすることによっ
て形成されている。
【0016】ところで、カバー部材10によって凹部2
1Aを塞ぐ必要がない場合には、カバー部材10を仮り
保持していない取付けねじ1を用いればよい。したがっ
て、カバー部材10を仮り保持した取付けねじ1、また
はカバー部材10を仮り保持していない取付けねじ1の
いずれを用いるかによって、凹部21Aを塞ぐ形態と、
それを塞がない形態とが簡易に得られることになる。
【0017】また、ヒンジ部13が蓋部12の内側に位
置して露出しないため、そのヒンジ部13が蓋部12の
繰り返しの揺動によって白化したとしても外観を損なう
こともない。
【0018】なお、カバー部材10の基部11を凹部2
1A内に位置決め嵌合するための構成は、上述した実施
例の他、例えば、凹部21Aの平面形状を方向性のある
角形状や楕円形状とし、かつ基部11をそれと同一形状
としてもよい。また、閉じた状態の蓋部12を開く場合
には、例えば、フック部14Bの近傍部分から薄肉の工
具を差し込み、その工具によってフック部14Bを弾性
変形させて、それを切り欠き部14Aから強制的に外せ
ばよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
インサイドハンドル装置の取付け構造は、インサイドハ
ンドル装置のボデイに凹部を形成し、その凹部内の取付
け孔を通る取付け具によってカバー部材を保持し、その
カバー部材に形成された蓋部によってボデイの凹部を閉
塞する構成であるから、カバー部材を用いるか否かによ
って、ボデイの凹部を閉塞して外観を良くする形態と、
それを閉塞しない形態とを簡易に得ることができる。
【0020】また、カバー部材をボデイの凹部内に位置
決め嵌合することにより、カバー部材の取付けの方向性
に応じて、その取付け姿勢を規制し、インサイドハンド
ル装置の取付けの作業性を向上させることができる。
【0021】さらに、カバー部材を取付け具に仮り保持
することにより、インサイドハンドル装置の取付けの作
業性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するためのイ
ンサイドハンドル装置の断面図である。
【図2】図1に示すカバー部材を開いた状態における要
部の拡大断面図である。
【図3】図1の要部の拡大断面図である。
【図4】図1に示すカバー部材を仮り保持した取付けね
じの側面図である。
【図5】図1に示すカバー部材の斜視図である。
【図6】図3のVI−VIに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 取付けねじ(取付け具) 10 カバー部材 11 基部 11A 孔 11B、11C 突出片 12 蓋部 13 フランジ部 14 係合部 14A 切り欠き部 14B フック部 20 インサイドハンドル装置 21 ボデイ 21A 凹部 21B 取付け孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用インサイドハンドル装置のボデ
    イに設けられた取付け孔に取付け具を通し、その取付け
    具によって、前記ボデイをドアの内側に取付けるための
    自動車用インサイドハンドル装置の取付け構造におい
    て、 前記取付け孔は前記ボデイに形成された凹部に設けら
    れ、かつ前記取付け孔に通される前記取付け具にカバー
    部材を保持して成り、 前記カバー部材は、 前記取付け具に保持されて前記凹部内に位置する基部
    と、 前記凹部の開口部を閉塞可能な蓋部と、 前記基部と前記蓋部とをヒンジ結合するヒンジ部と、 前記基部と前記蓋部との対向部に設けられて、前記蓋部
    が前記凹部の開口部を閉塞したときに互いに係合する係
    合部とを有することを特徴とする自動車用インサイドハ
    ンドル装置の取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材の基部は前記凹部内に位
    置決め嵌合されるものであることを特徴とする請求項1
    に記載の自動車用インサイドハンドル装置の取付け構
    造。
  3. 【請求項3】 前記取付け具はねじ部材であり、 前記カバー部材の基部は前記ねじ部材のねじ部を通す孔
    を有し、 前記基部の孔は前記ねじ部よりも若干小径とされ、該孔
    内に前記ねじ部が通されたときに前記基部が前記ねじ部
    に仮り保持されることを特徴とする請求項1または2に
    記載の自動車用インサイドハンドル装置の取付け構造。
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