JPH088899Y2 - 自動車用サンバイザ - Google Patents

自動車用サンバイザ

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JPH088899Y2
JPH088899Y2 JP7288089U JP7288089U JPH088899Y2 JP H088899 Y2 JPH088899 Y2 JP H088899Y2 JP 7288089 U JP7288089 U JP 7288089U JP 7288089 U JP7288089 U JP 7288089U JP H088899 Y2 JPH088899 Y2 JP H088899Y2
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JP
Japan
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recess
stay
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body member
screw
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JP7288089U
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JPH0310920U (ja
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浩樹 誉田
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車用サンバイザに関し、詳しくはそ
のステーアダプタの取付け部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車用サンバイザとしては例えば第7図に示
すようなものが知られている。このサンバイザは遮蔽板
1と、この遮蔽板1を車室の天井面Bに取付けるL字状
のステー2とから基本構成されている。上記遮蔽板1に
はその一側縁にステー2の先端部が水平軸X回りに回転
可能に嵌通され、このステー2はその基端部がステーア
ダプタS4によって垂直軸Y回りに回転可能に保持されて
いる。そして上記ステーアダプタS4がねじ5bによって車
室の天井面Bに固定されることにより、上記遮蔽板1
は、この天井面Bに対して水平軸X回りに回転可能で、
かつ垂直軸Y回りにも回転可能に取付けられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
一般に、自動車の車室の構成物に対しては、乗員保護
および外観向上の観点から、できるだけ突起物の存在を
減らすという要請がある。
ところが、上記従来の自動車用サンバイザにおいて、
通常、ステーアダプタS4はその表面に取付け用ねじ5bの
頭部51が突出した状態で取付けられている。このため車
室の内面に金属製の突起物が存在し、上記要請を十分に
満足させることはできない。
このため、取付け用ねじとして皿ねじを用い、その皿
頭がステーアダプタの表面と面一になるように、上記ス
テーアダプタを取付けることが考えられる。ところが、
この場合においても上記皿頭の金属表面が車室内面に露
出し、上記要請を十分に満足させることはできない。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので
あり、金属製の突起物の存在を完全に除いた状態で車室
に固定することができる自動車用サンバイザを提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案では、遮蔽板
と、この遮蔽板を支持するステーと、このステーの基端
部を保持するステーアダプタと、このステーアダプタを
車体に取付けるねじ軸および頭部よりなるねじ手段とを
有する自動車用サンバイザにおいて、上記ステーアダプ
タは、上記ねじ軸が挿通される貫通穴の車室側端部に、
上記ねじ手段の頭部を収納可能な大きさの凹部が形成さ
れた本体部材と、上記凹部を遮蔽する遮蔽部材とから構
成され、この遮蔽部材と上記本体部材とは折曲可能な薄
板状連結片によって互いに一体的に連結され、上記遮蔽
部材と本体部材とには、一方に係止突部、他方に上記係
止突部と互いに係合する係止凹部がそれぞれ形成され、
これら係止突部と係止凹部とは両者が互いに係合するこ
とにより遮蔽部材が上記凹部を遮蔽した状態に保持され
るように配置され、上記本体部材は上記ねじ軸が貫通さ
れるとともに、このねじ手段の頭部が上記凹部内に収納
された状態で取付けられているように構成した。
〔作用〕
上記構成によれば、係止突部と係止凹部とを係合させ
て遮蔽部材を本体部材に取付けることにより、ねじ手段
の頭部は凹部に収容されるとともに、その凹部は完全に
遮蔽され、これによりステーアダプタ表面からねじ手段
の頭部の存在は除かれる。
〔実施例〕
第1図および第2図に示す第1実施例において、自動
車用サンバイザは遮蔽板1(第1図にのみ示す)と、こ
の遮蔽板1を支持するステー2と、このステー2の基端
部21を保持するステーアダプタS1と、このステーアダプ
タS1を車室の天井面Bに固定するねじ5とから構成され
る。
上記ステー2は略L字形の杆体により形成され、その
先端部20が上記遮蔽板1に水平軸X回りに回転可能に嵌
挿され、基端部21が上記ステーアダプタS1によって垂直
軸Y回りに回転可能に保持されている。これによって上
記遮蔽板1はこのステー2を介して車室の天井面Bに対
して水平軸X回りに回転可能で、かつ垂直軸Y回りにも
回転可能に取付けられる。
ステーアダプタS1は、本体部材3aと、一対の遮蔽部材
4aとから構成され、この本体部材3aと遮蔽部材4aとは連
結片43によって互いに連結され、これらは合成樹脂によ
って一体的に形成されている。
上記本体部材3aは平面視で略小判形もしくは略ひし形
などの車両の幅方向に長くなるような形状に形成され、
この本体部材3aにはその略中央部にステー2の基端部21
が貫通した状態で保持されている。この本体部材3aの長
手方向(第1図および第2図の左右方向)両側部下面に
はねじ5の頭部51を収納可能な大きさの凹部31が形成さ
れ、この凹部31に形成された貫通穴32を貫通するねじ5
によって本体部材3aは天井面Bに固定される。
遮蔽部材4aは、基板41と周壁42と係止爪(係止突部)
44とから構成される。基板41は上記凹部31の平面視の形
状とほぼ同じ略半円形に形成され、上記周壁42は基板41
の周縁アール部に沿って内面側に上記凹部31の深さとほ
ぼ同じだけ突出形成されている。この基板41と周壁42と
によって、凹部31を遮蔽する遮蔽板が構成され、これら
の内面によってねじ5の頭部51を収容する収納空間40が
形成される。上記連結片43は比較的薄肉の帯板により折
曲可能に構成され、その一端側が上記周壁42の中央部、
他端側が本体部材3aの長手方向両側端部とそれぞれ連結
されている。この連結片43によって、遮蔽部材4aは本体
部材3aの凹部31を露出させた開状態(第1図の左側の遮
蔽部材の状態)と、上記凹部31を遮蔽した閉止状態(第
1図の右側の遮蔽部材の状態)との間を開閉可能に本体
部材3aと結合されている。
また上記係止爪44は上記連結片43が取付けられた側と
は反対側の基板41に周壁42と同じ側に突出形成され、そ
の先端に爪441が突出形成されている。一方、本体部材3
aの凹部31には、上記係止爪44の爪441と互いに係合する
係止穴(係止凹部)33が貫通形成されている。この係止
穴33と係止爪44との係合によって、遮蔽部材4aは、連結
片43を支点として凹部31を遮蔽した閉止状態に保たれる
(第2図参照)。そして遮蔽部材4aが閉止状態となるこ
とによって、ねじ5の頭部51は遮蔽部材4aの収納空間45
に収納されて外部から遮蔽されるとともに、遮蔽部材4
の基板41の外面と、本体部材3の中央部下面とが面一と
なって平らになる。
上記構成の自動車用サンバイザにおいて、ステー2の
基端部21が保持されたステーアダプタS1を車室の天井面
Bに固定するには、まず遮蔽部材4aを展開させた状態の
本体部材3aを天井面Bの所定位置に配置し、ねじ5を凹
部31の貫通穴32に挿通して天井面Bにねじ込む。これに
より本体部材3aを天井面Bに位置固定する。
つぎに、連結片43を折曲ヒンジとして遮蔽部材4aを回
転させ、係止爪44を係止穴33に圧入させることにより爪
441を係止穴33の縁に係止する。これによって遮蔽部材4
aは凹部31に対して閉止状態にされ、この状態ではねじ
5の頭部51が遮蔽部材4aの基板41および周壁42により遮
蔽されるとともに、基板41の外面と本体部材3aの中央部
下面とが第2図に示すように面一となる。これによって
ステーアダプタS1をその車室側に突起物の存在がない状
態で天井面Bに取付けることができる。
また本体部材3aと遮蔽部材4aとは、合成樹脂による一
体成形により容易に製造することができる。しかも上記
遮蔽部材4aは本体部材3aと一体的に連結されているため
に紛失したり、落したりするおそれもなく、容易にサン
バイザを取付けることができる。
第3図および第4図には、第1実施例とは異なる係止
突部および係止凹部との組合せを用いた第2実施例が示
されている。この第2実施例では係止突部として突起4
5、係止凹部として係止穴34がそれぞれ用いられ、これ
らは上記係止穴34に突起45を圧入することにより両者が
互いに密着して係止状態が保たれるように構成されてい
る。上記突起45は、遮蔽部材4bの周壁42の凹部31との接
合面に3個突出形成され、上記係止穴34は、本体部材3b
の凹部31であって遮蔽部材4bの閉止状態において上記突
起45と互いに係合する位置に形成されている。
この第2実施例においても、ねじ5によって本体部材
3bを天井面Bに固定し、遮蔽部材4bを突起45と係止穴34
との係合により閉止状態にすることにより、第1実施例
と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、上記
閉止状態では、ねじ5の頭部51が遮蔽部材4bにより遮蔽
されるとともに、基板41の外面と本体部材3bの中央部下
面とが第4図に示すように面一となり、これによってス
テーアダプタS2をその車室側に突起物の存在がない状態
で天井面Bに取付けることができる。
第5図および第6図には、第1実施例および第2実施
例とは異なる係止突部および係止凹部との組合せを用い
た第3実施例が示されている。この第3実施例では係止
突部として突出部35の外周面に突出形成された突条35
1、係止凹部として周壁42cの内周面に形成された凹溝46
がそれぞれ用いられる。上記突出部35は凹部31内に突出
形成され、この突出部35の外面と遮蔽部材4cの基板41内
面との間に、ねじ5の頭部51を収納する収納空間40が形
成されるように、上記突出部35の突出量が設定されてい
る。
また遮蔽部材4cの周壁42cはその内周面が上記突出部3
5の外周面と互いに接触するように基板41の全周に形成
されている。そして上記突条351と凹溝46とは、上記突
出部35が遮蔽部材4cの内面に圧入されるようにその遮蔽
部材4cを突出部35に外嵌することにより、上記突条351
が凹溝46に嵌入して互いに係止状態が保たれるように構
成されている。
この第3実施例においても、ねじ5によって本体部材
3cを天井面Bに固定し、遮蔽部材4cを突条351と凹溝46
との係合により閉止状態にすることにより、第1実施例
および第2実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。すなわち、上記閉止状態では、ねじ5の頭部51が遮
蔽部材4cにより遮蔽されるとともに、基板41の外面と本
体部材3cの中央部下面とが第4図に示すように面一とな
り、これによってステーアダプタS3をその車室側に突起
物の存在がない状態で天井面Bに取付けることができ
る。
なお上記第1〜第3の実施例における他の態様を以下
に説明する。
A.上記実施例における係止突部と係止凹部とを互いに逆
側に設けてもよい。
B.上記第1および第2実施例における凹部を、例えば凹
穴状に形成してもよい。この場合、遮蔽部材としては、
周壁を省略して基板と係止手段とによって構成すること
ができる。
C.ねじ手段を、ねじ軸と、これに螺合するナットとによ
って構成してもよい。この場合には、ねじ軸を天井面B
から下方に突出形成し、このねじ軸に本体部材を外挿す
るとともに、ナットを螺合することにより、本体部材と
遮蔽部材とを取付け、上記ナットを遮蔽部材内に収容し
て遮蔽するようにすればよい。したがって請求項1にお
けるねじ手段の頭部には、このナットが含まれる。
〔考案の効果〕
この考案の自動車用サンバイザによれば、遮蔽部材を
係止突部と係止凹部との係合によって本体部材の凹部を
閉止状態にすることにより、ねじの頭部はこの凹部内に
収容されるとともに、遮蔽部材によって遮蔽され、これ
により遮蔽部材の外面と本体部材とを面一にすることが
できる。したがってサンバイザをそのステーアダプタの
表面に金属製の突起物の存在を除いた状態で車室に固定
することができる。
また上記ステーアダプタは合成樹脂により容易に一体
成形することができるとともに、遮蔽部材は本体部材と
一体的に連結されているために、紛失および落下などの
おそれがなく、サンバイザの車体への取付け作業を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の要部を示す分解斜視
図、第2図は第1図の第1実施例の縦断面説明図、第3
図は第2実施例の要部を示す分解斜視図、第4図は第3
図の第2実施例の縦断面説明図、第5図は第3実施例の
要部を示す分解斜視図、第6図は第5図の第3実施例の
縦断面説明図、第7図は従来の自動車用サンバイザを示
す斜視図である。 1……遮蔽板、2……ステー、3a,3b,3c……本体部材、
4a,4b,4c……遮蔽部材、5……ねじ、21……ステーの基
端部、31……凹部、33,34……係止穴、43……連結片、4
4……係止爪、45……突起、46……凹溝、51……ねじの
頭部、B……車室の天井面、S1,S2,S3……ステーアダ
プタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮蔽板と、この遮蔽板を支持するステー
    と、このステーの基端部を保持するステーアダプタと、
    このステーアダプタを車体に取付けるねじ軸および頭部
    よりなるねじ手段とを有する自動車用サンバイザにおい
    て、上記ステーアダプタは、上記ねじ軸が挿通される貫
    通穴の車室側端部に、上記ねじ手段の頭部を収納可能な
    大きさの凹部が形成された本体部材と、上記凹部を遮蔽
    する遮蔽部材とから構成され、この遮蔽部材と上記本体
    部材とは折曲可能な薄板状連結片によって互いに一体的
    に連結され、上記遮蔽部材と本体部材とには、一方に係
    止突部、他方に上記係止突部と互いに係合する係止凹部
    がそれぞれ形成され、これら係止突部と係止凹部とは両
    者が互いに係合することにより遮蔽部材が上記凹部を遮
    蔽した状態に保持されるように配置され、上記本体部材
    は上記ねじ軸が貫通されるとともに、このねじ手段の頭
    部が上記凹部内に収納された状態で取付けられているこ
    とを特徴とする自動車用サンバイザ。
JP7288089U 1989-06-20 1989-06-20 自動車用サンバイザ Expired - Lifetime JPH088899Y2 (ja)

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