JPH085046Y2 - 自動車用サンバイザ - Google Patents

自動車用サンバイザ

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JPH085046Y2
JPH085046Y2 JP7903189U JP7903189U JPH085046Y2 JP H085046 Y2 JPH085046 Y2 JP H085046Y2 JP 7903189 U JP7903189 U JP 7903189U JP 7903189 U JP7903189 U JP 7903189U JP H085046 Y2 JPH085046 Y2 JP H085046Y2
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JP
Japan
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stay
adapter
screw
stay adapter
head
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JP7903189U
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JPH0317919U (ja
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義彦 立川
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車用サンバイザに関し、詳しくはそ
のステーアダプタの取付け部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車用サンバイザとしては例えば第4図に示
すようなものが知られている。このサンバイザは遮蔽板
1と、この遮蔽板1を車室の天井面Bに取付けるL字状
のステー2とから基本構成されている。上記遮蔽板1に
はその一側縁にステー2の先端部が水平軸X回りに回転
可能に嵌挿され、このステー2はその基端部がステーア
ダプタSaによって垂直軸Y回りに回転可能に保持されて
いる。そして上記ステーアダプタSaがねじ5aによって車
室の天井面Bに固定されることにより、上記遮蔽板1
は、この天井面Bに対して水平軸X回りに回転可能で、
かつ垂直軸Y回りにも回転可能に取付けられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
一般に、自動車の車室の構成物に対しては、乗員保護
および外観向上の観点から、できるだけ突起物の存在を
減らすという要請がある。
ところが、上記従来の自動車用サンバイザにおいて、
通常、ステーアダプタSaはその表面に取付け用ねじ5aの
頭部51が突出した状態で取付けられている。このため車
室の内面に金属製の突起物が存在し、上記要請を十分に
満足させることはできない。
このため、取付け用ねじとして皿ねじを用い、その皿
頭がステーアダプタの表面と面一になるように、上記ス
テーアダプタを取付けることが考えられる。ところが、
この場合においても上記皿頭の金属表面が車室内面に露
出し、上記要請を十分に満足させることはできない。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので
あり、金属製の突起物の存在を完全に除いた状態で車室
に固定することができる自動車用サンバイザを提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は遮蔽板と、こ
の遮蔽板を支持するステーと、このステーの基端部を保
持するステーアダプタと、このステーアダプタを車体に
取付けるねじ軸および頭部よりなるねじ手段とを有する
自動車用サンバイザにおいて、上記ステーアダプタは、
上記ねじ軸が挿通される貫通穴が形成されたステーアダ
プタ本体と、このステーアダプタ本体の車室側の外面を
遮蔽する遮蔽部材とから構成され、上記ステーアダプタ
本体はその貫通穴に上記ねじ軸が貫通されることにより
天井面に固定され、上記ステーアダプタ本体の外面と遮
蔽部材の内面との間には上記ねじ手段の頭部を収納可能
な大きさの収納空間が形成され、遮蔽部材は可撓性材料
で構成されてステーの基端部に軸方向の移動が阻止され
て軸回りの回転が可能なように取付けられ、かつ遮蔽部
材の回転によりねじの頭部が露出する状態と覆われる状
態とに変化するような形状に構成されているものであ
る。
〔作用〕
上記構成において、ステーの基端部にステーアダプタ
本体を取付けるとともに、遮蔽部材をステーの基端部の
所定の位置に軸回りの回転のみが可能な状態に取付けて
おき、ステーアダプタ本体ねじ手段によって天井面に固
定し、その後遮蔽部材を軸回りに回転させることによっ
てねじ手段の頭部を覆う最終取付け状態にする。
〔実施例〕
第1図〜第3図において、自動車用サンバイザは遮断
板1と、この遮断板1を支持するステー2と、このステ
ー2の基端部21を保持するステーアダプタSと、このス
テーアダプタSを車室の天井面Bに固定するねじ5とか
ら構成されている。
上記ステー2は略L字形の杆体により形成され、その
先端部20が上記遮蔽板1に水平軸X回りに回転可能に嵌
挿され、基端部21が上記ステーアダプタSによって垂直
軸Y回りに回転可能に保持されている。これによって上
記遮蔽板1はこのステー2を介して車室の天井面Bに対
して水平軸X回りに回転可能で、かつ垂直軸Y回りにも
回転可能に取付けられる。
ステーアダプタSは、ステーアダプタ本体3と、この
ステーアダプタ本体3の車室側の外面を覆う遮蔽部材4
とから構成され、これらはそれぞれ合成樹脂によって形
成されている。またステー2の基端部21には周溝22およ
び24が形成されている。
上記ステーアダプタ本体3は、平面視で略長方形で車
両の幅方向に長くなるような形状に形成され、このステ
ーアダプタ本体3にはその略中央部にボス31が上方に突
出して設けられ、このボス31の部分に貫通穴33が形成さ
れ、さらにこの貫通穴33中には円周方向の突起32が形成
されている。また貫通穴33の両側には一対のボルト5用
の穴50が形成されている。
上記遮蔽部材4は、ステーアダプタ本体3と同様に平
面視で略楕円形の板材で車両の幅方向に長くなるような
形状に形成されるとともにステーアダプタ本体3よりわ
ずかに大きく形成され、周縁部42はステーアダプタ本体
3の周縁角部を覆うように湾曲している。また遮蔽部材
4の中央部には、ステー2の基端部21の外径より小さい
直径の貫通穴40が形成されている。
上記構成の自動車用サンバイザにおいて、ステーアダ
プタSを車室の天井面Bに固定するには、まずステー2
の基端部21に遮蔽部材4およびステーアダプタ本体3を
貫通させる。遮蔽部材4の貫通穴40は基端部21の外径よ
り小さく形成されているので、遮蔽部材4自体の弾力を
利用して圧入させ、周溝24中に位置させる。この状態で
は遮蔽部材4は基端部21の軸方向の移動は阻止され、軸
回りの回転のみが可能になる。
なお、貫通穴40の直径を周溝24部における軸径よりも
小さく形成して軸回りの回転抵抗が大きくなるように
し、これによって最終取付け状態(遮蔽部材4がステー
アダプタ本体3を覆った状態)で、その状態が安定して
維持されるようにしてもよい。この場合は、遮蔽部材4
を成形後、完全に冷却硬化しない軟かい状態で基端部21
を嵌合させれば作業が容易である。
ステーアダプタ本体3は、貫通穴33中の突起32が基端
部21の周溝22に嵌入されることにより、基端部21に対し
て回転可能に取付けられる。
上記のようにステーアダプタ本体3および遮蔽部材4
を基端部21に取付け、第1図実線に示すようにステーア
ダプタ本体3と遮蔽部材4とを互いに90°位相をずらせ
てステーアダプタ本体3の貫通穴50を露出させた状態に
する。そしてこの状態でステーアダプタ本体3を天井面
Bの所定位置に配置し、ねじ5を貫通穴50に挿通して天
井面Bにねじ込む。これによってステーアダプタ本体3
を天井面Bに位置固定する(第2図の実線の状態)。
つぎに、遮蔽部材4をステー2の軸回りに回転させて
ステーアダプタ本体3の車室側の外面を遮蔽部材4によ
って覆うことにより、ステーアダプタ本体3に対して遮
蔽部材4を位置固定する。この状態ではステーアダプタ
本体3の外面と遮蔽部材4の内面との間にはボルト5の
頭部51が収納される収納空間35が形成され、ボルト5の
頭部51は遮蔽部材4により車室内から見えないように覆
われる。
なお、遮蔽部材4を回転させる前および途中では、第
2図一点鎖線で示すように、遮蔽部材4は変形している
が、遮蔽部材4は合成樹脂などの可撓性材料で構成され
ているために、最終取付け状態ではそれ自体の弾力で復
元し、第2図の実線の状態が保たれる。
なお、この組立て状態からステーアダプタSを外すに
は、遮蔽部材4自体の弾力を利用して第1図実線に示す
ように遮蔽部材4を回転させ、頭部51を露出させてボル
ト5を外せばよい。
なお上記実施例における他の態様を以下に説明する。
A.ねじ手段を、ねじ軸と、これれに螺合するナットとに
よって構成してもよい。この場合には、ねじ軸を天井面
Bから下方に突出形成し、このねじ軸にステーアダプタ
本体を外挿するとともに、ナットを螺合することによ
り、ステーアダプタ本体を取付け、上記ナットを遮蔽部
材内に収容して遮蔽するようにすればよい。したがっ
て、この明細書におけるねじ手段の頭部には、このナッ
トが含まれる。
B.ねじ手段として皿ねじを用いるようにしてもよい。こ
の場合には、ステーアダプタ本体3の外面と遮蔽部材4
の内面との間の収納空間として、上記皿ねじの皿頭が収
納可能な大きさの拡径部(凹部)を形成し、この拡径部
に上記皿頭を収納するようにすればよい。
〔考案の効果〕
この考案の自動車用サンバイザによれば、ステーの基
端部にステーアダプタ本体を取付けるとともに、遮蔽部
材をステーの基端部の所定の位置に軸回りの回転のみが
可能な状態に取付けておき、ステーアダプタ本体をねじ
手段によって天井面に固定し、その後遮蔽部材を軸回り
に回転させることによってねじ手段の頭部を覆う最終取
付け状態にすることができる。したがって、サンバイザ
をそのステーアダプタの表面に金属製の突起物を露出さ
せることなく車室に固定することができ、しかもその取
付けを極めて容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部を示すステーアダプタ取付け途
中の斜視図、第2図はステーアダプタの縦断面図、第3
図は従来の自動車用サンバイザを示す斜視図である。 1……遮蔽板、2……ステー、3……ステーアダプタ本
体、4……遮蔽部材、5……ねじ、21……ステーの基端
部、22,24……基端部の周溝、33,40……ステー用の貫通
穴、50……ボルト用の貫通穴、51……ねじの頭部、B…
…車室の天井面、S……ステーアダプタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮蔽板と、この遮蔽板を支持するステー
    と、このステーの基端部を保持するステーアダプタと、
    このステーアダプタを車体に取付けるねじ軸および頭部
    よりなるねじ手段とを有する自動車用サンバイザにおい
    て、上記ステーアダプタは、上記ねじ軸が挿通される貫
    通穴が形成されたステーアダプタ本体と、このステーア
    ダプタ本体の車室側の外面を遮蔽する遮蔽部材とから構
    成され、上記ステーアダプタ本体はその貫通穴に上記ね
    じ軸が貫通されることにより天井面に固定され、上記ス
    テーアダプタ本体の外面と遮蔽部材の内面との間には上
    記ねじ手段の頭部を収納可能な大きさの収納空間が形成
    され、遮蔽部材は可撓性材料で構成されてステーの基端
    部に軸方向の移動が阻止されて軸回りの回転が可能なよ
    うに取付けられ、かつ遮蔽部材の回転によりねじの頭部
    が露出する状態と覆われる状態とに変化するような形状
    に構成されていることを特徴とする自動車用サンバイ
    ザ。
JP7903189U 1989-07-04 1989-07-04 自動車用サンバイザ Expired - Lifetime JPH085046Y2 (ja)

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JPH0317919U JPH0317919U (ja) 1991-02-21
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