JPH0230854Y2 - - Google Patents

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JPH0230854Y2
JPH0230854Y2 JP1984173096U JP17309684U JPH0230854Y2 JP H0230854 Y2 JPH0230854 Y2 JP H0230854Y2 JP 1984173096 U JP1984173096 U JP 1984173096U JP 17309684 U JP17309684 U JP 17309684U JP H0230854 Y2 JPH0230854 Y2 JP H0230854Y2
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JP
Japan
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hole
vehicle
screw body
cover
nose portion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、カーステレオ、カーラジオなどの車
載用機器、特にインダツシユタイプの機器の取付
構造に関する。
〔考案の背景〕
第8図は従来の車載用機器の取付構造を示す要
部斜視図である。この図において、1はねじ体
で、このねじ体1によつて図示しない車載用機器
本体が自動車のダツシユボード等の図示しない配
置母材に取付けられる。このねじ体1の頭部2に
は、当該ねじ体1を回動させる断面が六角形の工
具が挿入可能な六角形の穴が形成されている。3
は車載用機器本体の前面を被覆するノーズ部で、
このノーズ部3にはねじ体1を回動させる上記工
具の先端部が挿入可能な穴4を形成してある。
そして、この取付構造にあつては、例えば図示
しない車載用機器本体を設置母材に形成されてい
る穴内に挿入し、図示しない工具の先端部をねじ
体1の頭部2の穴に嵌合させ、このねじ体1を回
動させることにより車載用機器本体が設置母材に
固定される。次いで、車載用機器本体の前面をノ
ーズ部3で被覆することがおこなわれる。
また、車載用機器本体を設置母材から取外すに
は、工具の先端部を穴4から挿入し、ねじ体1の
頭部2の穴に嵌合させ、このねじ体1を上記とは
逆方向に回動させればよい。これによつて車載用
機器本体の設置母材に対する固定状態が解除さ
れ、ノーズ部3を含む車載用機器本体は取外しが
可能となる。
ところで、このように構成される従来の取付構
造にあつては、車載用機器本体を設置母材に取付
けた状態において、ねじ体1の頭部2がノーズ部
3の穴4から見えることから外観が劣り、製品品
質の向上が見込めない不具合がある。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来技術における実情に鑑
みてなされたもので、車載用機器本体と設置母材
に取付けるねじ体を外部から目視不能にすること
のできる車載用機器の取付構造を提供することに
ある。
〔考案の概要〕 この目的を達成するために本考案は、車載用機
器本体を設置母材に固定するねじ体と、車載用機
器本体の前面を被覆し、ねじ体を回動させる工具
の先端部が挿入可能な穴を端部に有し、樹脂で形
成されたノーズ部とを備えた車載用機器の取付構
造において、上記穴を、上記ノーズ部と同一部材
で形成されて一端に回動軸を備えたカバーによつ
て被覆すると共に、上記穴と隣接したノーズ部の
側面に、該側面を切り落してなる切欠部を設け、
上記カバーの回動軸を、該切欠部を介して対向す
るノーズ部の裏面で支持した構成にしてある。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の車載用機器の取付構造の一実
施例を示す正面図である。図において、10は図
示しない車載用機器本体の前面を被覆するノーズ
部で、このノーズ部10の両側部には該ノーズ部
10の表面とほぼ面一となる後述のカバー11,
12を装着してある。
第2図および第3図は第1図に示すカバー11
部分を示す説明図で、第2図は要部分解斜視図、
第3図はカバー11がノーズ部10に組込まれた
状態を示す要部斜視図である。これらの図に示す
ように、カバー11は基部13と、この基部13
の上下方向に伸長し、回動支軸を形成する軸部1
4と、基部13の一方の側端面に形成された突起
15とを有し、これらの基部13、軸部14、お
よび突起15は例えば一体に設けられている。一
方、ノーズ部10にはカバー11の基部13が収
納される凹部16と、この凹部16に連続し、裏
面まで側面を切り落して形成された切欠部26
と、この切欠部26を介して対向するとともに、
カバー11の軸部14が回動可能に収納される溝
部17と、カバー11の突起15が係合可能な穴
18が形成されているとともに、凹部16のほぼ
中央部に工具挿入用の穴19が形成されている。
なお、第1図に示すカバー12部分も第2,3
図に示すカバー11と同等に構成してあり、カバ
ー11と同様にしてノーズ部10に装着される。
20は図示しない車載用機器本体を設置母材に取
付けるために用いられるねじ体で、その頭部21
には五角形の穴が形成されている。
第4図〜第7図は上記したねじ体20を回動さ
せる工具の説明図で、第4図は正面図、第5図は
第4図の右側面図、第6図は第4図の左側面図、
第7図は第6図のA部拡大図である。これらの図
に示すように、この工具は金属よりなる棒体22
と、この棒体22に一体に設けた例えば合成樹脂
よりなる把持部23とを有しており、また棒体2
2の先端部24はねじ体20の五角形の穴に対応
して断面が五角形を形成するように設けてあり、
末端部25はマイナスドライバを形成するように
設けてある。
上記した第1〜3図に示す取付構造であつて
は、例えば図示しない車載用機器本体を図示しな
い設置母材に形成されている穴内に挿入し、ねじ
体20の頭部21の穴に第4〜7図に示す工具の
先端部24を嵌合させて当該ねじ体20を回動さ
せることにより、車載用機器本体が設置母材に固
定される。そして、ノーズ部10にカバー11,
12を回動可能に取付け、さらにカバー11,1
2の突起15をノーズ部10の穴18に係合させ
ることによりノーズ部10とカバー11,12と
が面一となり、この状態で当該ノーズ部10を車
載用機器本体の前面に装着することにより、ねじ
体20の頭部21が被覆され、第1図に示す状態
になる。
また、車載用機器本体を設置母材から取外すに
は、第4〜7図に示す工具の末端部25でカバー
11,12をこじ開け、当該工具の先端部24を
ノーズ部10の穴19から挿入してねじ体20の
頭部21の穴に嵌合させ、ねじ体20を上記とは
逆に回動させればよい。これによつて車載用機器
本体の設置母材に対する固定状態が解除され、ノ
ーズ部10を含む車載用機器本体は取外しが可能
となる。
このように構成してある取付構造にあつては、
ノーズ部10を含む車載用機器本体を設置母材に
取付けた状態にあつては、車載用機器本体を設置
母材に固定するねじ体20の頭部がカバー11,
12に被覆されて外部から見えず、それ故製品品
質が向上する。
また、ねじ体20の頭部21には五角形の穴を
形成してあり、第4〜7図に示す先端部24の断
面が五角形からなる工具のような特殊の工具を用
いなければ、当該ねじ体20の回動動作が困難で
あり、したがつてこの車載用機器の盗難防止に貢
献する。
なお、上記実施例ではカバー11,12をノー
ズ部10に回動可能に装着してあるが、本考案は
これに限られず、カバー11,12を回動させる
ことなくノーズ部10に形成した凹部16にはめ
込み可能に設けてもよい。
また、上記実施例ではカバー11,12に設け
た突起15とノーズ部10に形成した穴18とを
係合させることによりノーズ部10の表面とカバ
ー11,12とが面一になるように構成してある
が、このようなノーズ部10とカバー11,12
との係合態様は他にも種々の形態を取り得る。
また、上記実施例ではねじ体20の頭部21に
五角形の穴を設け、第4〜7図に示す特殊な工具
でこのねじ体20を回動させるようにしてある
が、当該車載用機器の盗難のおそれを生じない場
合には、このねじ体20の頭部21に六角形、マ
イナス形状、プラス形状等の穴を形成し、一般に
用いられるレンチ、あるいはドライバ等で回動可
能となるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、カバー
をノーズ部の側面を切り落してなる切欠部の位置
で回動するようにしているため、カバーを回動さ
せるときにカバーの肉厚分だけ必要な逃げが側面
に位置するようになり、ノーズ部の前方から逃げ
の部分が目視されず、美観を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車載用機器の取付構造の一実
施例を示す正面図、第2図および第3図は第1図
に示すカバー部分を示す説明図で、第2図は要部
分解斜視図、第3図はカバーがノーズ部に組込ま
れた状態を示す要部斜視図、第4〜7図は第2,
3図に示すねじ体を回動させる工具の説明図で、
第4図は正面図、第5図は第4図の右側面図、第
6図は第4図の左側面図、第7図は第6図のA部
拡大図、第8図は従来の車載用機器の取付構造を
示す要部斜視図である。 10……ノーズ部、11,12……カバー、1
3……基部、14……軸部、15……突起、16
……凹部、17……溝部、18,19……穴、2
0……ねじ体、21……頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車載用機器本体を設置母材に固定するねじ体
    と、上記車載用機器本体の全面を被覆し、該ねじ
    体を回動させる工具の先端部が挿入可能な穴を端
    部に有し、樹脂で形成されたノーズ部とを備えた
    車載用機器の取付構造において、上記穴を、上記
    ノーズ部と同一部材で形成されて一端に回動軸を
    備えたカバーによつて被覆すると共に、上記穴と
    隣接したノーズ部の側面に、該側面を切り落して
    なる切欠部を設け、上記カバーの回動軸を、該切
    欠部を介して対向するノーズ部の裏面で支持した
    ことを特徴とする車載用機器の取付構造。
JP1984173096U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPH0230854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984173096U JPH0230854Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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JP1984173096U JPH0230854Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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JPS6188274U JPS6188274U (ja) 1986-06-09
JPH0230854Y2 true JPH0230854Y2 (ja) 1990-08-20

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ID=30730756

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JP1984173096U Expired JPH0230854Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5176259B2 (ja) * 2010-04-21 2013-04-03 オンキヨー株式会社 電子機器筐体の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717323Y2 (ja) * 1976-02-27 1982-04-12
JPS59112985U (ja) * 1983-01-20 1984-07-30 三洋電機株式会社 機器の取付装置

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JPS6188274U (ja) 1986-06-09

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