JPH0988025A - スライド式ポール - Google Patents

スライド式ポール

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JPH0988025A
JPH0988025A JP24154295A JP24154295A JPH0988025A JP H0988025 A JPH0988025 A JP H0988025A JP 24154295 A JP24154295 A JP 24154295A JP 24154295 A JP24154295 A JP 24154295A JP H0988025 A JPH0988025 A JP H0988025A
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JP
Japan
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rail
pedestal
rails
roller
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP24154295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sakai
潔 堺
Norihiro Wakabayashi
伯宏 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication of JPH0988025A publication Critical patent/JPH0988025A/ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用状態から使用解除状態への移行およびそ
の逆の状態への操作が簡単なポールの提供。 【解決手段】 複数のポール4をレール2に走行可能と
した複数の台座3にそれぞれ取り付ける。台座3は一か
所に集められたとき、後方の台座3の前部が前方の台座
3の後部下方に嵌入するスタッキング構造とされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、私有地(例え
ば、私道や駐車場)への自由な出入りの禁止、歩行者エ
リアへの自動車の侵入禁止、あるいは公共広場での交通
規制などに用いられるポールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポールには、固定式、抜き取り
式、収納式などがある。固定式はポールによる交通規制
を自由に解くことができず、例えば、車の通行を許容す
ることもある出入り口などに設置することはできない。
抜き取り式、収納式では必要時にポールを撤去したり、
交通の支障にならないように地中に引っ込めてしまうこ
とが可能なので、出入り口や一時的な交通規制の場所に
使用して便利である。また、ポールはフェンスに比較し
て遮蔽性が弱いので、人々に疎外感をあたえず、緩やか
な規制の手段として好適である。しかし、従来の抜き取
り式、収納式のポールでは、一本ずつ独立した各ポール
を抜き取ったり、差し込んだり、盗難防止用に施錠した
りする必要があり、使用および使用解除のための手間が
大きい。
【0003】調査によれば、実開平1−150624号
公報に通行分離帯移動装置が開示され、ポールをガイド
フレームに沿って移動制御する手段が記載されている
が、この装置には人、車の流れを横断する方向に配置さ
れる複数のポールの使用および使用解除に関する技術的
思想がない。また、実開昭58−79658号公報に
は、付設したレールにスライド扉を移動自在に設置した
車庫が開示されているが、スライド扉であって、ポール
に関するものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】緩やかな規制の手段と
しての特性を損なうことなく、使用状態から使用解除状
態への移行およびその逆の状態への操作が簡単なポール
の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】ポールを立設した複数の
台座を同じレールに走行可能に案内させる。次の構成を
採用することがある。台座に、荷重支持部とガイド部を
設け、ガイド部で走行方向に関する左右と上下の振れを
抑止する。ガイド部は台座の走行方向で複数に分離して
配置する。
【0006】荷重支持部とガイド部を台座に軸支された
ローラーで構成する。ローラーは縦ローラーと横ローラ
ーで構成される。レール横断面を水平な上軌条部と下軌
条部および両部分を結合した垂直な縦軌条部を備えるも
のとする。また、ガイド部の横ローラーが上軌条部と下
軌条部の間に配置されて荷重支持部を兼用するものとす
る。
【0007】台座が、台座の走行方向に関して一端側
(例えば前部)で幅狭く、かつ、下方に変位され、一端
側で隣接する他の台座の下面側に嵌入可能なものとす
る。レールを平行な2条に配置されたものとし、台座一
端側の荷重支持部およびガイド部は2条のレールの左右
内側に配置し、台座他端側の荷重支持部およびガイド部
は2条のレールの左右外側に配置する。
【0008】
【実施の形態】図2は、私有地のコーナー部に出入り口
が設けられ、その箇所のむやみな通行と無断駐車を制限
するためにスライド式ポール1を配置した例である。ス
ライド式ポール1はレール2、複数の台座3および台座
3に立設して固定されたポール4を備える(図1)。符
号5はポール1の間に渡したロープチェーンである。
【0009】レール2は、この実施形態において2条
(図3)でその間隔を一定に維持するため左右のレール
2(a,b)が所定間隔に配置したプレート6で結合さ
れている。レール2の横断面(図6)は、水平な上軌条
部7と下軌条部8および両部分を結合した垂直な縦軌条
部9からなる「エ」字形となっており、また、平面視に
おいて直線ばかりでなく曲線部(図3)も有する。曲線
部はこの実施形態において半径700mm とされている。
【0010】レール2は図7(イ)のように、レール2
を配置する溝部分の底面を地面より僅かに高くして構成
するのが排水上から好ましいが、レール2が地面から突
出してつまずく恐れがあるので、両側にスロープを形成
しておく。しかし、図7(ロ)や同(ハ)のように施工
することもある。台座3は機枠10と前部の縦ローラー
11(a,b)、後部の縦ローラー12(a,b)およ
び前部の横ローラー13(a,b)、後部の横ローラー
14(a,b)で構成される。
【0011】機枠10は平面視でほぼ台形の基板15と
その裏面に固定された一端側(前側とする)と他端側
(後側とする)の支持板16,17からなる。基板15
は頑丈な鋼板で平面視において前端は2条のレール2
(a,b)の内幅d1 よりも小さく、後端は2条のレー
ル2(a,b)の外幅d2 よりも大きい。基板15の前
部15aと後部15bをつなぐ繋ぎ部分18(図5)は
階段上に下方へ折り曲げられて、前部15aが後部15
bに対して一段低くされ、後方に位置する台座3の前部
が前方に位置する台座3の後部に嵌入する構造とされて
いる。繋ぎ部分18はポール4の前面に近接して配置さ
れる。
【0012】前後の支持板16,17は、いずれも両端
が下方に折り曲げられて軸受け部19,20とされた頑
丈なコ字形の部材で、基板15の前端と後端の幅寸法に
あわせて形成されている。
【0013】前部の縦ローラー11(a,b)は、基板
15の前部に直接、縦方向の軸で回転可能に取り付けら
れ、それぞれレール2(a,b)の内側面に当接するよ
うに配置されている。後部の縦ローラー12(a,b)
は、基板15の後部に直接、縦方向の軸で回転可能に取
り付けられ、それぞれレール2(a,b)の外側面に当
接するように配置されている(図4)。
【0014】さらに、前部の横ローラー13(a,b)
は、前支持板16における左右の軸受け部19にそれぞ
れ外側に向けて配置され、後部の横ローラー14(a,
b)は、後支持板17における左右の軸受け部20にそ
れぞれ内側に向けて配置されている。前部の横ローラー
13(a,b)は、レール2の下軌条部8の縦軌条部9
よりも内側部分の上面を転動し、後部の横ローラー14
(a,b)は、レール2の下軌条部8の縦軌条部9より
も外側部分の上面を転動する(図6)。
【0015】なお、この実施形態では、前後の横ローラ
ー13(a,b)、14(a,b)は、いずれも下軌条
部8の上面を転動すると共に上軌条部7の下面にも当接
可能な位置に配置されている。ポール4はステンレス製
の円筒形であるが、素材、断面形状は格別問わない。
【0016】施工は次のように行われる。地面にレール
2を設置し固定する。2条のレール2(a,b)の端部
から複数の台座3を前後の方向を揃えてレール2に装着
する。左右のレール2(a,b)の端部にストッパー金
具21を当てがい、ビス止めで固定する。これによっ
て、台座3をレール2から取り外すことは困難になる。
【0017】ついで、台座3の基板15上面にポール4
の基部をねじ止めで固定する。なお、台座3にポール4
を取り付けておいてから、台座3をレール2に装着する
こともできる。最後に、必要に応じてポール4間にロー
プチェーン5を掛けとめる。
【0018】以上の構成であって、ポール4を押し引き
すると台座3がレール2を走行し、ポール4間の間隔を
変えることができる。このとき、台座3は、前後の横ロ
ーラー13,14がレール2の下軌条部8の上面を転動
して荷重を支持するので、安定して走行することがで
き、また、レール2(a,b)の外側面および内側面に
当接し、レール2を挟みつけるようにして回転移動する
前後の縦ローラー11,12によって、走行方向に関し
て左右の振れが抑止される。さらに、この実施形態で
は、前後の横ローラー13,14はレール2の上軌条部
7の下面にも当接するように配置されているので、これ
によって上下方向の振れも抑止される。この機能は曲線
部分でも変わらない。
【0019】すなわち、前後の横ローラー13,14は
台座3の荷重支持部であり、前後の縦ローラー11,1
2は台座3のガイド部である。
【0020】また、台座3の縦ローラー11,12およ
び横ローラー13,14は前後に分離して配置されると
共に、幅(左右)方向でも分離して配置されているの
で、ポール4に対するどの方向の力にも安定しており、
スムースな走行を得られる共にポール4に人がもたれか
かることがあって倒れることはない。
【0021】さらに、台座3の機枠10は、台座3の走
行方向に関して前部15aが幅狭く、かつ、下方に変位
されているので、ポール1の使用状態を解除してボール
4を一か所に集めたとき、後方の台座3の前部15aを
前方の台座3における機枠10の後部15bの下面側へ
嵌入することができ(図5、スタッキング)、集合時に
占有する面積を縮小して開口部を広く取ることができ
る。
【0022】したがって、必要時にスムーズに使用状態
とすることができ、また、簡単に使用状態を解除するこ
とができる。以上は一つの実施形態にすぎない。
【0023】前・後の方向は説明の都合で図面上に定め
たもので、実際ではいれかわることがある。縦ローラー
11,12、横ローラー13,14でレール2に接する
部分はスライド部材に変えることができる。
【0024】
【発明の効果】地中からの昇降操作や取り外し操作が不
要で、ポールを使用状態とすること、使用状態を解除す
ることを簡単に、労力少なく行うことができる。ポール
ががたついたりせず、安定している。また、ポールの移
動をスムーズに行える。各台座は収納時に一部が重合
(スタッキング)するので、収納時のスペースが小さ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライド式ポールの一部を示す正面図
【図2】スライド式ポールの全体を示す斜視図
【図3】概略で示す全体の平面図
【図4】一部を拡大して示す平面図
【図5】一部を断面で示す正面図
【図6】一部を断面で示す側面図
【図7】レールの設置状態を説明するための断面による
側面図
【符号の説明】 1 スライド式ポール 2 レール 3 台座 4 ポール 5 ロープチェーン 6 プレート 7 上軌条部 8 下軌条部 9 縦軌条部 10 機枠 11(a,b) 前部縦ローラー 12(a,b) 後部縦ローラー 13(a,b) 前部横ローラー 14(a,b) 後部横ローラー 15(a,b) 基板 16 前支持板 17 後支持板 18 繋ぎ部分 19 軸受け部(前) 20 軸受け部(後) 21 ストッパー金具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールと複数の台座およびそれぞれの台
    座に立設されたポールを備え、複数の台座が同じレール
    に走行可能に案内されていることを特徴としたスライド
    式ポール。
  2. 【請求項2】 レールに対して各台座は、荷重支持部で
    支持されると共にガイド部で走行方向に関して左右と上
    下の振れが抑止されていることを特徴とした請求項1に
    記載のスライド式ポール。
  3. 【請求項3】 ガイド部が台座の走行方向で複数に分離
    して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の
    スライド式ポール。
  4. 【請求項4】 荷重支持部とガイド部は台座に軸支され
    たローラーで構成されていることを特徴とした請求項
    2、または請求項3に記載のスライド式ポール。
  5. 【請求項5】 レールが横断面において水平な上軌条部
    と下軌条部および両部分を結合した縦軌条部を備え、ガ
    イド部のローラーは台座に上下方向の軸で軸支されレー
    ルの側面部に当接する縦ローラーと、水平方向の軸で軸
    支され上軌条部の下面部に当接する横ローラーで構成さ
    れていることを特徴とした請求項4に記載のスライド式
    ポール。
  6. 【請求項6】 荷重支持部のローラーは、水平方向の軸
    で軸支され下軌条部の上面部を転動し上軌条部の下面部
    に当接可能な横ローラーで構成され、ガイド部の横ロー
    ラーを兼用していることを特徴とした請求項5に記載の
    スライド式ポール。
  7. 【請求項7】 台座が、台座の走行方向に関して一端部
    で幅狭く、かつ、下方に変位され、一端側で隣接する他
    の台座の下面側に嵌入可能とされていることを特徴とし
    た請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載のスライド
    式ポール。
  8. 【請求項8】 レールは平行して2条に配置され、台座
    の走行方向に関して一端側の荷重支持部およびガイド部
    は2条のレールの左右内側に配置され、台座の走行方向
    に関して他端側の荷重支持部およびガイド部は2条のレ
    ールの左右外側に配置されていることを特徴とした請求
    項3または請求項7に記載のスライド式ポール。
JP24154295A 1995-09-20 1995-09-20 スライド式ポール Pending JPH0988025A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013127150A (ja) * 2011-12-16 2013-06-27 Teikin Kk 車止め
CN105926485A (zh) * 2016-04-29 2016-09-07 闫鹏飞 一种挡车器
CN107326830A (zh) * 2017-09-04 2017-11-07 西南大学 一种可升降的自动导流栏杆
JP2018172957A (ja) * 2017-01-23 2018-11-08 積水樹脂株式会社 ブロック装置

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