JPH0740632Y2 - 巻き込み収納式吊り扉装置 - Google Patents
巻き込み収納式吊り扉装置Info
- Publication number
- JPH0740632Y2 JPH0740632Y2 JP5046791U JP5046791U JPH0740632Y2 JP H0740632 Y2 JPH0740632 Y2 JP H0740632Y2 JP 5046791 U JP5046791 U JP 5046791U JP 5046791 U JP5046791 U JP 5046791U JP H0740632 Y2 JPH0740632 Y2 JP H0740632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- opening shutter
- winding
- shutter
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば中古車展示場
等における出入口を開閉するに好適な横開き構造の出入
口扉に係り、出入口である開口部面を大きく開放する一
方、開放させた状態の横開きシャッターをコンパクトに
格納できる巻き込み収納式吊り扉装置に関する。
等における出入口を開閉するに好適な横開き構造の出入
口扉に係り、出入口である開口部面を大きく開放する一
方、開放させた状態の横開きシャッターをコンパクトに
格納できる巻き込み収納式吊り扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中古車の販売に際し、それらの中古車夫
々が独自の型式、車体色、オプション設備等を有してい
るから、これらの購入者は、購入者自身の希望と実際に
販売される中古車自体の特徴との対応を確認するため
に、夫々の中古車を直接に確認する必要がある。そのた
め、中古車の販売には、購入者の各種の異なる希望に対
応すべく、これらを大量に展示する広大な敷地を必要と
し、更には、購入者自身の車での来所を可能にするた
め、交通量が多い街道筋に立地されることが多い。ま
た、その周囲は、大量に展示した中古車を外部からも容
易に見ることができるように、しかも、自由な出入りを
容易にするように、閉塞的な壁材によらずに柵材等によ
って囲われる開放構造にしておくことが多い。
々が独自の型式、車体色、オプション設備等を有してい
るから、これらの購入者は、購入者自身の希望と実際に
販売される中古車自体の特徴との対応を確認するため
に、夫々の中古車を直接に確認する必要がある。そのた
め、中古車の販売には、購入者の各種の異なる希望に対
応すべく、これらを大量に展示する広大な敷地を必要と
し、更には、購入者自身の車での来所を可能にするた
め、交通量が多い街道筋に立地されることが多い。ま
た、その周囲は、大量に展示した中古車を外部からも容
易に見ることができるように、しかも、自由な出入りを
容易にするように、閉塞的な壁材によらずに柵材等によ
って囲われる開放構造にしておくことが多い。
【0003】ただ、このような開放形式の構造を採用す
ると、休日、夜間等では、防犯的には不都合なことがあ
り、展示品たる中古車の部品、設備等が盗難される虞れ
があるから、この点では好ましいものではない。このた
めの防犯的な対策としては、出入口を小さくし、周囲を
しっかりと囲うことであるとしても、展示、引き渡しの
ために中古車の搬出入を行なう場合には、出入口が特定
されるために極めて面倒なものとならざるをえないもの
であった。
ると、休日、夜間等では、防犯的には不都合なことがあ
り、展示品たる中古車の部品、設備等が盗難される虞れ
があるから、この点では好ましいものではない。このた
めの防犯的な対策としては、出入口を小さくし、周囲を
しっかりと囲うことであるとしても、展示、引き渡しの
ために中古車の搬出入を行なう場合には、出入口が特定
されるために極めて面倒なものとならざるをえないもの
であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、従来のこの
種の中古車展示場等における囲い施設、出入口構造は、
販売促進のためには開放的であることが要求されるにも
かかわらず、防犯上の点からはある程度の閉塞的なもの
としなければならず、このような要請が設置、利用上の
ネックとなっていたものであった。
種の中古車展示場等における囲い施設、出入口構造は、
販売促進のためには開放的であることが要求されるにも
かかわらず、防犯上の点からはある程度の閉塞的なもの
としなければならず、このような要請が設置、利用上の
ネックとなっていたものであった。
【0005】そこで、この考案は、叙上のような従来存
した諸事情に鑑み案出されたもので、一定範囲内で区画
構成するとき、その開口部面を可能な限り大きく形成で
き、また、ほぼ水平方向で巻込まれ、引き出される横開
きシャッター自身が巻き込み収納された状態では極めて
コンパクトで、邪魔にならず、引き出し使用状態では広
大な開口部面であってもこれを完全に覆うことができ、
しかも、開口部面の閉塞時でも内部を外観でき、防犯的
にも良好である巻き込み収納式吊り扉装置を提供するこ
とを目的とする。
した諸事情に鑑み案出されたもので、一定範囲内で区画
構成するとき、その開口部面を可能な限り大きく形成で
き、また、ほぼ水平方向で巻込まれ、引き出される横開
きシャッター自身が巻き込み収納された状態では極めて
コンパクトで、邪魔にならず、引き出し使用状態では広
大な開口部面であってもこれを完全に覆うことができ、
しかも、開口部面の閉塞時でも内部を外観でき、防犯的
にも良好である巻き込み収納式吊り扉装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この考案にあっては、開口部面に沿って立設配列
された多数の支柱11によって、下方開口の案内レール
13を開口部面上部位置に敷設固定して成る案内支持枠
10と、案内レール13内に嵌め入れられて転動走行さ
れる支持滑車23を上端に有し、この支持滑車23によ
って案内レール13から吊り下げられてほぼ鉛直状に配
置される複数の縦棧材21相互を可撓性ある連結材22
にて連結して成る横開きシャッター20と、駆動源(3
2)によって回転されて横開きシャッター20を外周に
巻き取らせる巻込ドラム体35を開口部面側方に配設
し、横開きシャッター20先端に連繋されていて、案内
レール13に沿ってスライド走行し、モータ32の逆回
転によって横開きシャッター20を巻込ドラム体35か
ら引き出す牽引材45を備えて成る巻込駆動機構30と
を有することを特徴とする。
ため、この考案にあっては、開口部面に沿って立設配列
された多数の支柱11によって、下方開口の案内レール
13を開口部面上部位置に敷設固定して成る案内支持枠
10と、案内レール13内に嵌め入れられて転動走行さ
れる支持滑車23を上端に有し、この支持滑車23によ
って案内レール13から吊り下げられてほぼ鉛直状に配
置される複数の縦棧材21相互を可撓性ある連結材22
にて連結して成る横開きシャッター20と、駆動源(3
2)によって回転されて横開きシャッター20を外周に
巻き取らせる巻込ドラム体35を開口部面側方に配設
し、横開きシャッター20先端に連繋されていて、案内
レール13に沿ってスライド走行し、モータ32の逆回
転によって横開きシャッター20を巻込ドラム体35か
ら引き出す牽引材45を備えて成る巻込駆動機構30と
を有することを特徴とする。
【0007】また、巻込ドラム体35は、駆動巻込軸3
6と従動巻込軸37とを互いに適宜間隔を隔てて立脚状
にして回転自在に支承し、これらの巻込軸36,37夫
々の上下部には、横開きシャッター20が外周に巻き付
けられるようにしてある巻取板38を付設し、また、巻
込軸36,37夫々の下部には、巻取板38に巻き付け
られて収納された横開きシャッター20下端を載置支持
する支持盤39を配置して構成することができる。
6と従動巻込軸37とを互いに適宜間隔を隔てて立脚状
にして回転自在に支承し、これらの巻込軸36,37夫
々の上下部には、横開きシャッター20が外周に巻き付
けられるようにしてある巻取板38を付設し、また、巻
込軸36,37夫々の下部には、巻取板38に巻き付け
られて収納された横開きシャッター20下端を載置支持
する支持盤39を配置して構成することができる。
【0008】
【作用】この考案に係る巻き込み収納式吊り扉装置にあ
っては、例えば一定範囲内を区画している区域における
開口部面に設置されるとき、その開口部面に配設された
案内支持枠10に沿って支持滑車23の転動走行によっ
て横開きシャッター20をスライドさせると開口部面を
開閉し、また、閉塞時では内外を区画分断する。
っては、例えば一定範囲内を区画している区域における
開口部面に設置されるとき、その開口部面に配設された
案内支持枠10に沿って支持滑車23の転動走行によっ
て横開きシャッター20をスライドさせると開口部面を
開閉し、また、閉塞時では内外を区画分断する。
【0009】巻込駆動機構30におけるモータ32の駆
動によって巻込ドラム体35が巻き取り方向に回転され
ると、横開きシャッター20は巻込ドラム体35側にス
ライド牽引されてこれ35の周囲に巻き取られ、開口部
面を大きく開放する。
動によって巻込ドラム体35が巻き取り方向に回転され
ると、横開きシャッター20は巻込ドラム体35側にス
ライド牽引されてこれ35の周囲に巻き取られ、開口部
面を大きく開放する。
【0010】このときの巻込ドラム体35による巻取り
収納形態は、適宜間隔を隔てて支承される駆動巻込軸3
6、従動巻込軸37相互間で横開きシャッター20を巻
取り収納するから、平面から見てほぼ長円形状を呈する
ものとなり、長大な横開きシャッター20でもコンパク
トに纏めさせる。
収納形態は、適宜間隔を隔てて支承される駆動巻込軸3
6、従動巻込軸37相互間で横開きシャッター20を巻
取り収納するから、平面から見てほぼ長円形状を呈する
ものとなり、長大な横開きシャッター20でもコンパク
トに纏めさせる。
【0011】また、横開きシャッター20は、ほぼ鉛直
状に配されている複数の縦棧材21相互間を可撓性ある
連結材22によって連結している交差形態のものである
から、巻込ドラム体35の外周にしっくりと巻き取られ
る。
状に配されている複数の縦棧材21相互間を可撓性ある
連結材22によって連結している交差形態のものである
から、巻込ドラム体35の外周にしっくりと巻き取られ
る。
【0012】一方、巻込駆動機構30におけるモータ3
2の逆回転の駆動は、牽引材45を案内支持枠10の前
方に向かって案内レール13に沿ってスライド走行さ
せ、これに伴ない横開きシャッター20を巻込ドラム体
35から引き出し、開口部面を閉塞させる。
2の逆回転の駆動は、牽引材45を案内支持枠10の前
方に向かって案内レール13に沿ってスライド走行さ
せ、これに伴ない横開きシャッター20を巻込ドラム体
35から引き出し、開口部面を閉塞させる。
【0013】開口部面を閉塞させた横開きシャッター2
0は、案内レール13からほぼ鉛直状に吊り下がる多数
の縦棧材21相互間を連結材22によって交差状に連結
させており、人等の出入りを困難にしても、外部からは
区画された所定区域の内部を容易に見せる。
0は、案内レール13からほぼ鉛直状に吊り下がる多数
の縦棧材21相互間を連結材22によって交差状に連結
させており、人等の出入りを困難にしても、外部からは
区画された所定区域の内部を容易に見せる。
【0014】
【実施例】図において示される符号1は、例えば中古車
展示場等として使用されるべく一定範囲で区画している
フエンスであり、これの前面全域が開放されるように形
成されていて、この開放される開口部にこの考案吊り扉
装置が設置される(図3参照)。
展示場等として使用されるべく一定範囲で区画している
フエンスであり、これの前面全域が開放されるように形
成されていて、この開放される開口部にこの考案吊り扉
装置が設置される(図3参照)。
【0015】すなわち、開口部面に沿って配装される案
内支持枠10と、この案内支持枠10に案内されてほぼ
水平方向で側方に引き出され、収納される横開きシャッ
ター20と、横開きシャッター20を巻き込み収納し、
また、繰出し状に引き出させる巻込駆動機構30とを備
える。
内支持枠10と、この案内支持枠10に案内されてほぼ
水平方向で側方に引き出され、収納される横開きシャッ
ター20と、横開きシャッター20を巻き込み収納し、
また、繰出し状に引き出させる巻込駆動機構30とを備
える。
【0016】案内支持枠10は、開口部面に沿って適宜
間隔で多数の支柱11を立設配列し、この支柱11上部
相互間に梁材12を架設し、この梁材12下面に、少な
くとも開口部を開閉させる範囲内で連続している下方開
口の案内レール13を敷設固定して成るもので、案内レ
ール13は、開口部面の上部に位置されている。
間隔で多数の支柱11を立設配列し、この支柱11上部
相互間に梁材12を架設し、この梁材12下面に、少な
くとも開口部を開閉させる範囲内で連続している下方開
口の案内レール13を敷設固定して成るもので、案内レ
ール13は、開口部面の上部に位置されている。
【0017】支柱11は、可能な限りそれらの間隔を大
きく広げておくことが望ましく、設置面にしっかりと立
脚されている。
きく広げておくことが望ましく、設置面にしっかりと立
脚されている。
【0018】梁材12は、例えば断面でほぼH字状を呈
する軽量鉄骨構造のもので、図4に示すように、支柱1
1上部側面に固定され、これの下面に固定される案内レ
ール13下方を開放状態となるようにしてある。
する軽量鉄骨構造のもので、図4に示すように、支柱1
1上部側面に固定され、これの下面に固定される案内レ
ール13下方を開放状態となるようにしてある。
【0019】案内レール13は、同じく図4に示すよう
に、例えば断面で下面中央が開口されていて、この開口
部両側に溝形の計一対の支持通路14が形成されている
リップ溝形鋼によって構成されている。そして、支持通
路14夫々には、後述する左右一対の支持滑車23が嵌
め入れられて支持通路14内側面上で転動するようにな
っており、また、中央開口には、支持滑車23相互間に
架装されている支持軸25からフリーに吊り下げられて
いる後述する縦芯材24が挿通されるようになってい
る。
に、例えば断面で下面中央が開口されていて、この開口
部両側に溝形の計一対の支持通路14が形成されている
リップ溝形鋼によって構成されている。そして、支持通
路14夫々には、後述する左右一対の支持滑車23が嵌
め入れられて支持通路14内側面上で転動するようにな
っており、また、中央開口には、支持滑車23相互間に
架装されている支持軸25からフリーに吊り下げられて
いる後述する縦芯材24が挿通されるようになってい
る。
【0020】この案内支持枠10は、図3に示すような
直線状に構成される場合に限らず、開口部面の平面形態
に対応させて湾曲していたり、蛇行していたりするよう
に構成される場合もあり、必要に応じ適宜に変形され
る。
直線状に構成される場合に限らず、開口部面の平面形態
に対応させて湾曲していたり、蛇行していたりするよう
に構成される場合もあり、必要に応じ適宜に変形され
る。
【0021】また、横開きシャッター20は、ほぼ鉛直
状に配置される複数の縦棧材21相互を可撓性ある連結
材22にて交差連結して正面から見てほぼ格子状に形成
し(図2参照)、縦棧材21上端には、案内レール13
内に嵌め入れられて転動走行される支持滑車23を設け
て成る。
状に配置される複数の縦棧材21相互を可撓性ある連結
材22にて交差連結して正面から見てほぼ格子状に形成
し(図2参照)、縦棧材21上端には、案内レール13
内に嵌め入れられて転動走行される支持滑車23を設け
て成る。
【0022】縦棧材21は、例えば適宜肉厚、幅員の平
板状に形成されていて、巻込駆動機構30によって巻込
み収納されたとき、その巻込ドラム体35周囲に板面が
しっくりと当接し、層状に複重状態で巻かれるようにし
てある。そして、この縦棧材21自体は、これの上端部
が前記案内レール13に沿って走行するようにしてあ
り、そのため、図4に示すように、縦棧材21上端から
フリー回転状態で突出された軸状の縦芯材24を、左右
一対の支持滑車23相互間に架装されている支持軸25
にフリーに連結してある。縦芯材24は、縦棧材21上
端に突設連結されたり、縦棧材21内に芯状に内装され
ていたりし、支持軸25、支持滑車23自体が案内レー
ル13内で転動走行するも、縦棧材21自体がほぼ垂直
状態で常時吊り下げられているように支持する。
板状に形成されていて、巻込駆動機構30によって巻込
み収納されたとき、その巻込ドラム体35周囲に板面が
しっくりと当接し、層状に複重状態で巻かれるようにし
てある。そして、この縦棧材21自体は、これの上端部
が前記案内レール13に沿って走行するようにしてあ
り、そのため、図4に示すように、縦棧材21上端から
フリー回転状態で突出された軸状の縦芯材24を、左右
一対の支持滑車23相互間に架装されている支持軸25
にフリーに連結してある。縦芯材24は、縦棧材21上
端に突設連結されたり、縦棧材21内に芯状に内装され
ていたりし、支持軸25、支持滑車23自体が案内レー
ル13内で転動走行するも、縦棧材21自体がほぼ垂直
状態で常時吊り下げられているように支持する。
【0023】もとより、この縦棧材21は、平板材によ
って形成される場合に限らず、丸棒材、円形あるいは角
形のパイプ材等で形成されるものであってもよく、横開
きシャッター20自体をほぼ垂直状に維持すればよい。
って形成される場合に限らず、丸棒材、円形あるいは角
形のパイプ材等で形成されるものであってもよく、横開
きシャッター20自体をほぼ垂直状に維持すればよい。
【0024】連結材22は、図示例にあっては複数の縦
棧材21に対してほぼ直交状に連結されている帯板状に
形成されており、その交差部分はピン止め、溶接等によ
って固着されている。この連結材22は、縦棧材21に
対して直交している必要はなく、正面から見て傾斜状態
になっていてもよく(図示せず)、縦棧材21と共に巻
込ドラム体35にしっくりと巻込まれるようになってい
れば足りる。また、連結材22自体は、巻込ドラム体3
5に巻き込まれるものであるから、それ自体可撓性を有
している必要があり、可撓性ある帯板であったり、屈折
構造あるいは折曲自在な関節構造を有する剛体であった
りする。
棧材21に対してほぼ直交状に連結されている帯板状に
形成されており、その交差部分はピン止め、溶接等によ
って固着されている。この連結材22は、縦棧材21に
対して直交している必要はなく、正面から見て傾斜状態
になっていてもよく(図示せず)、縦棧材21と共に巻
込ドラム体35にしっくりと巻込まれるようになってい
れば足りる。また、連結材22自体は、巻込ドラム体3
5に巻き込まれるものであるから、それ自体可撓性を有
している必要があり、可撓性ある帯板であったり、屈折
構造あるいは折曲自在な関節構造を有する剛体であった
りする。
【0025】なお、縦棧材21、連結材22から成る横
開きシャッター20は、これが屋外に設置され、使用さ
れる関係上、ステンレス等の錆びない素材によって形成
されることが望ましいものである。
開きシャッター20は、これが屋外に設置され、使用さ
れる関係上、ステンレス等の錆びない素材によって形成
されることが望ましいものである。
【0026】また、巻込駆動機構30は、図1に示すよ
うに、駆動源であるモータ32によって回転され、横開
きシャッター20を外周に巻き取らせる巻込ドラム体3
5と、横開きシャッター20先端に連繋されていて、案
内レール13に沿ってスライド走行し、モータ32の逆
回転によって横開きシャッター20を巻込ドラム体35
から引き出す牽引材45とを備えて成る。
うに、駆動源であるモータ32によって回転され、横開
きシャッター20を外周に巻き取らせる巻込ドラム体3
5と、横開きシャッター20先端に連繋されていて、案
内レール13に沿ってスライド走行し、モータ32の逆
回転によって横開きシャッター20を巻込ドラム体35
から引き出す牽引材45とを備えて成る。
【0027】この巻込駆動機構30自体は、図3に示す
ように、横開きシャッター20にて開閉させる開口部面
の側方に設置されていて、例えば図2に示すように、敷
地内における側部位置に構枠した小屋状、ボックス状の
フレーム31内に配装される。そして、フレーム31に
よって、モータ32、巻込ドラム体35夫々が適宜に支
持されるものとなっており、巻込ドラム体35における
巻込周面は側方に向けられていて、巻込ドラム体35と
案内レール13との間には、これらの間で横開きシャッ
ター20を円滑に移動させる適当なガイド手段42が介
装されている。
ように、横開きシャッター20にて開閉させる開口部面
の側方に設置されていて、例えば図2に示すように、敷
地内における側部位置に構枠した小屋状、ボックス状の
フレーム31内に配装される。そして、フレーム31に
よって、モータ32、巻込ドラム体35夫々が適宜に支
持されるものとなっており、巻込ドラム体35における
巻込周面は側方に向けられていて、巻込ドラム体35と
案内レール13との間には、これらの間で横開きシャッ
ター20を円滑に移動させる適当なガイド手段42が介
装されている。
【0028】図示にあっての巻込ドラム体35は、駆動
巻込軸36と従動巻込軸37とを互いに適宜間隔を隔て
て立脚状にして回転自在に支承し、これらの巻込軸3
6,37夫々の上下部には、横開きシャッター20が外
周に巻き付けられるようにしてある平面でほぼ円形状の
巻取板38を付設し、また、巻込軸36,37夫々の少
なくとも下部には、巻取板38に巻き付けられて収納さ
れた横開きシャッター20下端を載置支持する平面でほ
ぼ円形状の支持盤39を配置して成る。
巻込軸36と従動巻込軸37とを互いに適宜間隔を隔て
て立脚状にして回転自在に支承し、これらの巻込軸3
6,37夫々の上下部には、横開きシャッター20が外
周に巻き付けられるようにしてある平面でほぼ円形状の
巻取板38を付設し、また、巻込軸36,37夫々の少
なくとも下部には、巻取板38に巻き付けられて収納さ
れた横開きシャッター20下端を載置支持する平面でほ
ぼ円形状の支持盤39を配置して成る。
【0029】駆動巻込軸36、従動巻込軸37夫々は、
フレーム31上下間で回転自在に支承されており、駆動
巻込軸36は、モータ32の駆動力によってスプロケッ
トギヤ、チエーン等の駆動伝達手段33を介して直接に
回転駆動されるようにし、従動巻込軸37は、駆動巻込
軸36によってスプロケットギヤ、チエーン等の従動伝
達手段34を介して駆動巻込軸36と共に一体的に従動
回転されるようにしてある。また、図示のように、巻込
軸36,37の下部夫々に固着された支持盤39相互間
に存する空隙を閉塞し、これらの巻込軸36,37相互
間でも横開きシャッター20を確実に支持するように、
支持盤39相互間に補助支持盤41を介装しておくとよ
い。
フレーム31上下間で回転自在に支承されており、駆動
巻込軸36は、モータ32の駆動力によってスプロケッ
トギヤ、チエーン等の駆動伝達手段33を介して直接に
回転駆動されるようにし、従動巻込軸37は、駆動巻込
軸36によってスプロケットギヤ、チエーン等の従動伝
達手段34を介して駆動巻込軸36と共に一体的に従動
回転されるようにしてある。また、図示のように、巻込
軸36,37の下部夫々に固着された支持盤39相互間
に存する空隙を閉塞し、これらの巻込軸36,37相互
間でも横開きシャッター20を確実に支持するように、
支持盤39相互間に補助支持盤41を介装しておくとよ
い。
【0030】すなわち、適宜間隔を隔てて支承される駆
動巻込軸36、従動巻込軸37相互間で横開きシャッタ
ー20を巻取り収納することで、長大な横開きシャッタ
ー20でもコンパクトに纒めることができ、しかも、巻
込軸36,37相互間の間隔を適宜に設定することで、
長さが異なる横開きシャッター20夫々に各別に対応可
能なものとすることができる。
動巻込軸36、従動巻込軸37相互間で横開きシャッタ
ー20を巻取り収納することで、長大な横開きシャッタ
ー20でもコンパクトに纒めることができ、しかも、巻
込軸36,37相互間の間隔を適宜に設定することで、
長さが異なる横開きシャッター20夫々に各別に対応可
能なものとすることができる。
【0031】もとより、巻込ドラム体35自体は、一対
の巻込軸36,37によった平面でほぼ長円形状を呈す
る構造とせずに、1個の駆動巻込軸36によったものと
することも可能であり、これらは、巻込駆動機構30の
設置可能な面積、横開きシャッター20の長さ等の諸条
件によって適宜に選択される。
の巻込軸36,37によった平面でほぼ長円形状を呈す
る構造とせずに、1個の駆動巻込軸36によったものと
することも可能であり、これらは、巻込駆動機構30の
設置可能な面積、横開きシャッター20の長さ等の諸条
件によって適宜に選択される。
【0032】また、牽引材45は、図3、図4に示すよ
うに、前記案内レール13の内外で循環するように、案
内レール13の前後に配設したガイドホイール46に掛
け渡されていて、その一部が横開きシャッター20先端
に連繋されており、また、横開きシャッター20を巻込
ドラム体35に巻き取るのとは逆方向に回転するときの
モータ32の逆回転によって、横開きシャッター20を
巻込ドラム体35から引き出すように循環走行する(図
1、図3参照)。そのため、牽引材45は、モータ32
駆動力を伝達する伝達手段47を介してその一部がモー
タ32にて駆動走行されるようになっていて、例えばチ
エーンにて形成されている牽引材45の一部に噛み合う
スプロケットギヤにて伝達手段47を形成する。
うに、前記案内レール13の内外で循環するように、案
内レール13の前後に配設したガイドホイール46に掛
け渡されていて、その一部が横開きシャッター20先端
に連繋されており、また、横開きシャッター20を巻込
ドラム体35に巻き取るのとは逆方向に回転するときの
モータ32の逆回転によって、横開きシャッター20を
巻込ドラム体35から引き出すように循環走行する(図
1、図3参照)。そのため、牽引材45は、モータ32
駆動力を伝達する伝達手段47を介してその一部がモー
タ32にて駆動走行されるようになっていて、例えばチ
エーンにて形成されている牽引材45の一部に噛み合う
スプロケットギヤにて伝達手段47を形成する。
【0033】この伝達手段47は、横開きシャッター2
0を巻込ドラム体35に巻き取るときは、フリーな状態
として横開きシャッター20先端のスライド移動に追随
し、逆に、横開きシャッター20を引き出すときは、巻
込ドラム体35をフリーな状態として逆方向に空転さ
せ、牽引材45による引き出し移動に追随させるように
し、これらの作動は自動的に切り替えられるようにして
ある。
0を巻込ドラム体35に巻き取るときは、フリーな状態
として横開きシャッター20先端のスライド移動に追随
し、逆に、横開きシャッター20を引き出すときは、巻
込ドラム体35をフリーな状態として逆方向に空転さ
せ、牽引材45による引き出し移動に追随させるように
し、これらの作動は自動的に切り替えられるようにして
ある。
【0034】なお、牽引材45は、チエーン構造のもの
によらずに、ワイヤ、ロープ等によってもよく、また、
ループ構造とせずに、横開きシャッター20を巻込ドラ
ム体35から引き出すときにはモータ32の駆動によっ
て回転する巻取ドラム(図示せず)に巻き取られ、ま
た、横開きシャッター20が巻込ドラム体35に巻き取
られるときにはフリーに繰り出されるようにすることで
もよい。
によらずに、ワイヤ、ロープ等によってもよく、また、
ループ構造とせずに、横開きシャッター20を巻込ドラ
ム体35から引き出すときにはモータ32の駆動によっ
て回転する巻取ドラム(図示せず)に巻き取られ、ま
た、横開きシャッター20が巻込ドラム体35に巻き取
られるときにはフリーに繰り出されるようにすることで
もよい。
【0035】また、この牽引材45には、これの全体に
適当な緊張状態を維持させるようにテンションを付与し
ておくとよい。
適当な緊張状態を維持させるようにテンションを付与し
ておくとよい。
【0036】次に、この考案吊り扉装置の使用の一例を
説明するに、図3に示すように、例えば中古車展示場等
の開口部面に設置されるもので、その開口部面に沿って
案内支持枠10を、また、開口部面側方に巻込駆動機構
30を夫々配設する。そして、巻込駆動機構30の巻込
ドラム体35に後部を連繋した横開きシャッター20を
案内レール13に沿って繰り出されるように配設する一
方、横開きシャッター20先端に牽引材45を連繋し、
牽引材45を巻込駆動機構30のモータ32によって駆
動されるようにセットする。
説明するに、図3に示すように、例えば中古車展示場等
の開口部面に設置されるもので、その開口部面に沿って
案内支持枠10を、また、開口部面側方に巻込駆動機構
30を夫々配設する。そして、巻込駆動機構30の巻込
ドラム体35に後部を連繋した横開きシャッター20を
案内レール13に沿って繰り出されるように配設する一
方、横開きシャッター20先端に牽引材45を連繋し、
牽引材45を巻込駆動機構30のモータ32によって駆
動されるようにセットする。
【0037】ここで、図示を省略した電源スイッチの投
入によってモータ32を逆方向に回転させると、牽引材
45は案内レール13の前方へ向かってスライド走行
し、横開きシャッター20を開口部面に沿って引き出
し、開口部面を閉塞する。このとき、開口部面に引き出
された横開きシャッター20は、ほぼ垂直状になってい
る縦棧材21に対して連結材22夫々が交差状に連結さ
れた状態となっているから、開口部面前方からは敷地内
がそのまま外観できるものとなり、例えば展示品たる中
古車等はそのまま見ることができる。しかも、縦棧材2
1、連結材22が交差状に連結構成された横開きシャッ
ター20は、外部からの不当な侵入を阻止し、防犯効果
を発揮する。
入によってモータ32を逆方向に回転させると、牽引材
45は案内レール13の前方へ向かってスライド走行
し、横開きシャッター20を開口部面に沿って引き出
し、開口部面を閉塞する。このとき、開口部面に引き出
された横開きシャッター20は、ほぼ垂直状になってい
る縦棧材21に対して連結材22夫々が交差状に連結さ
れた状態となっているから、開口部面前方からは敷地内
がそのまま外観できるものとなり、例えば展示品たる中
古車等はそのまま見ることができる。しかも、縦棧材2
1、連結材22が交差状に連結構成された横開きシャッ
ター20は、外部からの不当な侵入を阻止し、防犯効果
を発揮する。
【0038】また、電源スイッチの投入切替によってモ
ータ32を駆動させ、巻込ドラム体35を巻き取り方向
に回転させると、横開きシャッター20は巻込ドラム体
35側に側方へスライドされながら牽引されてこれ35
の周囲に巻き取られ、開口部面を大きく開放する。巻込
ドラム体35に巻き取られた横開きシャッター20は、
コンパクトな状態でしっくりと纏められ、格納されたも
のとなる。開口部面を大きく開放した状態では、例えば
展示品等の搬出入、人の出入りその他を極めて容易に
し、また、従来のような閉塞部材による制約を受けな
い。
ータ32を駆動させ、巻込ドラム体35を巻き取り方向
に回転させると、横開きシャッター20は巻込ドラム体
35側に側方へスライドされながら牽引されてこれ35
の周囲に巻き取られ、開口部面を大きく開放する。巻込
ドラム体35に巻き取られた横開きシャッター20は、
コンパクトな状態でしっくりと纏められ、格納されたも
のとなる。開口部面を大きく開放した状態では、例えば
展示品等の搬出入、人の出入りその他を極めて容易に
し、また、従来のような閉塞部材による制約を受けな
い。
【0039】
【考案の効果】この考案は以上のように構成されてお
り、これがため、例えば出入口を形成して一定範囲内で
区画構成するとき、その出入口である開口部面は側方に
スライドする横開きシャッター20によって簡単迅速に
開閉でき、しかも、その開口部面は可能な限り大きく形
成しても、これを確実に開閉することができる。
り、これがため、例えば出入口を形成して一定範囲内で
区画構成するとき、その出入口である開口部面は側方に
スライドする横開きシャッター20によって簡単迅速に
開閉でき、しかも、その開口部面は可能な限り大きく形
成しても、これを確実に開閉することができる。
【0040】横開きシャッター20自身は、これが長大
なものであっても、開口部面の側方に配装した巻込駆動
機構30によって巻き込み収納された状態では極めてコ
ンパクトなものとなっていて邪魔になることはない。し
かも、横開きシャッター20自体は、ほぼ鉛直状に配さ
れている複数の縦棧材21相互間を可撓性ある連結材2
2によって連結されているから、巻込ドラム体35の外
周にしっくりと巻き取られ、巻込ドラム体35の周囲に
大きく出張ることもない。
なものであっても、開口部面の側方に配装した巻込駆動
機構30によって巻き込み収納された状態では極めてコ
ンパクトなものとなっていて邪魔になることはない。し
かも、横開きシャッター20自体は、ほぼ鉛直状に配さ
れている複数の縦棧材21相互間を可撓性ある連結材2
2によって連結されているから、巻込ドラム体35の外
周にしっくりと巻き取られ、巻込ドラム体35の周囲に
大きく出張ることもない。
【0041】また、横開きシャッター20を引き出した
使用状態では広大な開口部面であってもこれを完全に覆
うことができ、横開きシャッター20による内外の区画
は、防犯的にも良好であるばかりでなく、横開きシャッ
ター20自体は、交差形態の格子構造のものであること
と相俟ち、開口部面の閉塞時でも外部から内部を見るの
に何等の不都合はないから、例えば内部に展示してある
各種展示品の宣伝もそのまま活用して行なうことができ
る。
使用状態では広大な開口部面であってもこれを完全に覆
うことができ、横開きシャッター20による内外の区画
は、防犯的にも良好であるばかりでなく、横開きシャッ
ター20自体は、交差形態の格子構造のものであること
と相俟ち、開口部面の閉塞時でも外部から内部を見るの
に何等の不都合はないから、例えば内部に展示してある
各種展示品の宣伝もそのまま活用して行なうことができ
る。
【0042】すなわち、これは、この考案が、多数の支
柱11によって案内レール13を敷設固定して成る案内
支持枠10と、案内レール13内で転動走行される支持
滑車23によって吊り下げられた複数の縦棧材21相互
を可撓性ある連結材22にて連結して成る横開きシャッ
ター20と、この横開きシャッター20を巻き取らせる
巻込ドラム体35を開口部面側方に配設し、横開きシャ
ッター20先端に連繋されていて、巻込ドラム体35か
ら横開きシャッター20を引き出す牽引材45を備えた
巻込駆動機構30とを有するからであり、側方方向にス
ライドすることで開口部面を開閉する横開きシャッター
20によって開口部面を開放し、また、開放させた横開
きシャッター20をコンパクトに格納できるようにした
からである。
柱11によって案内レール13を敷設固定して成る案内
支持枠10と、案内レール13内で転動走行される支持
滑車23によって吊り下げられた複数の縦棧材21相互
を可撓性ある連結材22にて連結して成る横開きシャッ
ター20と、この横開きシャッター20を巻き取らせる
巻込ドラム体35を開口部面側方に配設し、横開きシャ
ッター20先端に連繋されていて、巻込ドラム体35か
ら横開きシャッター20を引き出す牽引材45を備えた
巻込駆動機構30とを有するからであり、側方方向にス
ライドすることで開口部面を開閉する横開きシャッター
20によって開口部面を開放し、また、開放させた横開
きシャッター20をコンパクトに格納できるようにした
からである。
【0043】したがって、例えば一定範囲内を区画して
いる区域における開口部面に設置されるとき、案内支持
枠10に沿って支持滑車23の転動走行によって横開き
シャッター20をスライドさせることで、開口部面を開
閉でき、また、閉塞時では内外を区画分断することがで
きるものである。
いる区域における開口部面に設置されるとき、案内支持
枠10に沿って支持滑車23の転動走行によって横開き
シャッター20をスライドさせることで、開口部面を開
閉でき、また、閉塞時では内外を区画分断することがで
きるものである。
【0044】また、巻込駆動機構30において、その駆
動源であるモータ32の駆動によって、横開きシャッタ
ー20を巻き取るよう、巻込ドラム体35を巻き取り方
向に回転させ、逆に、横開きシャッター20を引き出す
よう、牽引材45を案内レール13に沿ってスライドす
る牽引作動させることができ、これらはスイッチ操作に
よって簡単に行なえるものである。
動源であるモータ32の駆動によって、横開きシャッタ
ー20を巻き取るよう、巻込ドラム体35を巻き取り方
向に回転させ、逆に、横開きシャッター20を引き出す
よう、牽引材45を案内レール13に沿ってスライドす
る牽引作動させることができ、これらはスイッチ操作に
よって簡単に行なえるものである。
【0045】また、巻込ドラム体35は、互いに適宜間
隔を隔てて立脚状にして回転自在に支承した駆動巻込軸
36と従動巻込軸37夫々の上下部に、横開きシャッタ
ー20が外周に巻き付けられるようにしてある巻取板3
8を付設してあるから、巻込ドラム体35による巻取り
収納形態は、平面から見てほぼ長円形状を呈することに
なり、長大な横開きシャッター20でもコンパクトに纏
めて収納することができる。そればかりでなく、巻込軸
36,37夫々の下部に、巻取板38に巻き付けられて
収納された横開きシャッター20下端を載置支持する支
持盤39を配置してあるから、重量的に嵩張る横開きシ
ャッター20の巻き込みによっても、夫々の巻込軸3
6,37部位において、横開きシャッター20自体が下
方に落下せずに確実に支持され、これに伴ない巻込軸3
6,37周囲に確実に巻込まれるのである。
隔を隔てて立脚状にして回転自在に支承した駆動巻込軸
36と従動巻込軸37夫々の上下部に、横開きシャッタ
ー20が外周に巻き付けられるようにしてある巻取板3
8を付設してあるから、巻込ドラム体35による巻取り
収納形態は、平面から見てほぼ長円形状を呈することに
なり、長大な横開きシャッター20でもコンパクトに纏
めて収納することができる。そればかりでなく、巻込軸
36,37夫々の下部に、巻取板38に巻き付けられて
収納された横開きシャッター20下端を載置支持する支
持盤39を配置してあるから、重量的に嵩張る横開きシ
ャッター20の巻き込みによっても、夫々の巻込軸3
6,37部位において、横開きシャッター20自体が下
方に落下せずに確実に支持され、これに伴ない巻込軸3
6,37周囲に確実に巻込まれるのである。
【0046】また、この考案に係る吊り扉装置は、図示
のような中古車展示場の出入口に限らず、ビル建築等の
工事現場、工場等の大型の建築物、資材置場、その他の
一定範囲内を区画する諸施設の出入口として利用できる
ものであり、汎用性に富むものである。
のような中古車展示場の出入口に限らず、ビル建築等の
工事現場、工場等の大型の建築物、資材置場、その他の
一定範囲内を区画する諸施設の出入口として利用できる
ものであり、汎用性に富むものである。
【図1】要部の概略斜視図である。
【図2】一部省略正面図である。
【図3】一部省略平面図である。
【図4】横開きシャッターを吊り下げ支持している案内
レールの断面図である。
レールの断面図である。
1 フエンス 10 案内支持枠 11 支柱 12 梁材 13 案内レール 14 支持通路 20 横開きシャッター 21 縦棧材 22 連結材 23 支持滑車 24 縦芯材 25 支持軸 30 巻込駆動機構 31 フレーム 32 モータ 33 駆動伝達手段 34 従動伝達手段 35 巻込ドラム体 36 駆動巻込軸 37 従動巻込軸 38 巻取板 39 支持盤 41 補助支持盤 42 ガイド手段 45 牽引材 46 ガイドホイール 47 伝達手段
Claims (2)
- 【請求項1】 開口部面に沿って立設配列された多数の
支柱によって、下方開口の案内レールを開口部面上部位
置に敷設固定して成る案内支持枠と、案内レール内に嵌
め入れられて転動走行される支持滑車を上端に有し、こ
の支持滑車によって案内レールから吊り下げられてほぼ
鉛直状に配置される複数の縦棧材相互を可撓性ある連結
材にて連結して成る横開きシャッターと、駆動源によっ
て回転されて横開きシャッターを外周に巻き取らせる巻
込ドラム体を開口部面側方に配設し、横開きシャッター
先端に連繋されていて、案内レールに沿ってスライド走
行し、モータの逆回転によって横開きシャッターを巻込
ドラム体から引き出す牽引材を備えて成る巻込駆動機構
とを有することを特徴とする巻き込み収納式吊り扉装
置。 - 【請求項2】 巻込ドラム体は、駆動巻込軸と従動巻込
軸とを互いに適宜間隔を隔てて立脚状にして回転自在に
支承し、これらの巻込軸夫々の上下部には、横開きシャ
ッターが外周に巻き付けられるようにしてある巻取板を
付設し、また、巻込軸夫々の下部には、巻取板に巻き付
けられて収納された横開きシャッター下端を載置支持す
る支持盤を配置してある請求項1記載の巻き込み収納式
吊り扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046791U JPH0740632Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 巻き込み収納式吊り扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046791U JPH0740632Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 巻き込み収納式吊り扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524884U JPH0524884U (ja) | 1993-03-30 |
JPH0740632Y2 true JPH0740632Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=12859690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5046791U Expired - Lifetime JPH0740632Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 巻き込み収納式吊り扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740632Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11433663B2 (en) | 2017-09-14 | 2022-09-06 | Hp Indigo B.V. | Cleaning elements for print apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2569554Y2 (ja) * | 1993-05-14 | 1998-04-28 | 博司 原木 | 巻き込み収納式吊り扉装置 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP5046791U patent/JPH0740632Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11433663B2 (en) | 2017-09-14 | 2022-09-06 | Hp Indigo B.V. | Cleaning elements for print apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524884U (ja) | 1993-03-30 |
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