JP2507259Y2 - シャッタ―装置 - Google Patents

シャッタ―装置

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JP2507259Y2 JP1990046464U JP4646490U JP2507259Y2 JP 2507259 Y2 JP2507259 Y2 JP 2507259Y2 JP 1990046464 U JP1990046464 U JP 1990046464U JP 4646490 U JP4646490 U JP 4646490U JP 2507259 Y2 JP2507259 Y2 JP 2507259Y2
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  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シャッターが開時には上昇し閉時には下降
して出入口を開閉するシャッター装置に関し、特に、閉
時に降りているシャッターを通して外部を見ることので
きる透明シャッター式のものに関する。
(従来の技術) 従来より、空港においては、ビルと駐機中の旅客機と
を走行可能なボーディングブリッジ(搭乗橋)で接続
し、このボーディングブリッジにより旅客機へ乗客を搭
乗させ、或いは旅客機の乗客を空港ビルに案内するよう
にすることが行われている。
この種ボーディングブリッジは、常時は待機位置に位
置付けられ、旅客機が駐機されると、その待機位置から
旅客機への装着位置に移動される。その場合、待機位置
では、ブリッジ先端のキャブをその先端ラインが旅客機
の機体側面に平行になるように位置付けておき、この待
機位置から装着位置に向かって移動する間、キャブ内で
オペレータがブリッジ本体の回動角及び伸縮量に応じて
キャブの先端ラインが常に旅客機の機体側面に略平行に
なるようにキャブの回動角を調整し、装着位置でキャブ
の出入口を旅客機の乗降口(ドア)に接合させるように
なされている。
そして、通常、旅客機の乗降口に接合されるキャブの
出入口には該出入口を開閉するシャッターが設けられて
おり、このシャッターは常時は降りて出入口が閉じられ
ている。しかし、上記ボーディングブリッジの走行中
は、オペレータがキャブ内で前方を見ながら運転操作す
る必要があることから、シャッターは上げられ、キャブ
の出入口が開放される。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このようにシャッターを上げて開口を開く
と、キャブ内が外部に開放されるため、キャブ内の温度
が外気と同じとなり、特に冬季ではオペレータの防寒性
が低下するのは免れ得ない。また、ボーディングブリッ
ジ内の通路を冷暖房しているときには、その効率が低下
する。
そこで、シャッターにおける各スラットを例えば透明
アクリル板等の透明材料で構成して、シャッターを透明
にすると、シャッターの閉時にもキャブ内から外部を見
ることができるので、上記問題は解決できる。
ところが、その場合、各スラットの幅が狭いと、光の
屈折が大きく、シャッターを通して外部の状況がはっき
り見難くなり、これを避けるには、各スラットの幅を大
きくすることが望ましい。しかし、そうすると、シャッ
ターの開時、広幅のスラットをシャッターケースに巻き
取る必要があり、シャッターケースが大きくならざるを
得ず、その分、キャブ内のスペースが犠牲にされる。
本考案は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その主
たる目的は、シャッターの開閉構造を改良することで、
広幅のスラットを使用しながらそれを小さいスペースに
収容できるようにし、シャッターの閉時にその外観見映
えの向上を図りながら外部を確実に見ることができるよ
うにすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成すべく、請求項(1)に係る考案で
は、シャッターを蛇腹状に伸縮する構造にして、その非
使用時には複数のスラットを折り畳んでシャッターケー
スに収容できるようにするとともに、シャッターの閉時
にその見映え上の効果を高めるために、シャッターをス
プリングで吊り下げるようにした。
具体的には、この考案のシャッター装置は、出入口床
面に左右方向に一定間隔を置いて立設された1対のガイ
ドレールと、該両ガイドレールの上端間に架設され、下
方に開放されるシャッターケースと、左右端部がそれぞ
れ上記両ガイドレールに昇降可能に支持され、かつ上端
でシャッターケースにスプリングを介して吊下げ支持さ
れ、両ガイドレール及びシャッターケースで囲まれる開
口を開閉するシャッターとを備えている。
上記シャッターを透明の板材からなる多数のスラット
で構成して、これらスラットをヒンジにより折畳み可能
に連結する。そして、スラットの左右側端にはガイドレ
ール内を転動するローラを軸支し、このことにより、シ
ャッターの閉時には、スラットが略鉛直面に沿うように
展開し、かつ上記スプリングが伸長してシャッターの下
端が出入口床面に略接触するように構成され、開時に
は、スラットが隣接するスラットと重なりながら折り畳
まれてシャッターケースに収容されるようにする。
さらに、上記最下端のフラットを昇降させてシャッタ
ーを開閉するシャッター開閉手段を設ける。
請求項(2)に係る考案では、望ましい構成として、
上記のシャッター装置をボーディングブリッジ先端のキ
ャブにおける出入口に装備する。すなわち、ガイドレー
ルを、空港ビルと旅客機とを接続するボーディングブリ
ッジ先端のキャブにおける出入口の左右両側に立設し、
シャッターは出入口を開閉するように構成する。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)に係る考案では、シ
ャッター開閉手段の作動により、シャッターにおける最
下端のスラットが昇降してシャッターが開閉する。この
シャッターは透明の板材からなる多数のスラットで構成
されているので、シャッターの閉時でも透明のスラット
を通して外部を見ることができる。従って、外部を見る
ためにシャッターを上げる必要がなく、シャッターの開
放による諸問題を解決できる。
また、上記シャッターは、スラットの左右側端におけ
るローラがガイドレール内を転動することで開閉され、
その閉時にはスラットが略鉛直面に沿うように展開し、
開時には、スラットが隣接するスラットを重なりながら
折り畳まれてシャッターケースに収容される。このよう
にスラットが蛇腹状に折り畳まれて収容されるので、各
スラットの幅を広くしてもシャッターケースは大きくな
らず、その設置スペースを小さくすることができる。ま
た、広幅のスラットを採用できるので、シャッターの閉
時に光の屈折が小さく、外部の状況をシャッターを通し
てはっきり見ることができる。
しかも、上記シャッターの閉時、その自重によりスプ
リングが伸長してシャッターの下端が安定して出入口床
面に略接触する。この状態では、多数のスラットはテン
ションがかかった状態で真っ直ぐに伸びているので、そ
の外観見映えを高めることができる。
請求項(2)に係る考案では、シャッターがボーディ
ングブリッジにおけるキャブの出入口に配設されている
ので、シャッターを閉じてボーディングブリッジを運転
することができ、キャブ内のオペレータを防寒するとと
もに、ボーディングブリッジ内の冷暖房効果を向上させ
ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図において、Bは空港ビルで、このビルBにはボ
ーディングブリッジ1が回動可能に連結されている。こ
のボーディングブリッジ1は、ビルB側方に立設した固
定軸2上に回動可能に支持されたロータンダ3と、該ロ
ータンダ3に基端が一体に連結され、かつ先端が1対の
走行車輪4,4で支持され、上記固定軸2回りに水平面内
で回動可能なブリッジ本体5とを備えている。上記ロー
ダンタ3は内部に空洞を有する円筒箱状のもので、その
内部はビルB内に通じ、床面は歩行通路とされている。
一方、ブリッジ本体5は、一端がロータンダ3に回動一
体に結合された角筒状の第1筒部5aと、該第1筒部5aに
他端から摺動可能に外嵌合された角筒状の第2筒部5bと
からなり、この第2筒部5bに第1筒部5aを嵌挿すること
で、ブリッジ本体5が伸縮可能とされている。ブリッジ
本体5の内部はトンネル状の空洞であり、その床面はロ
ータンダ3の歩行通路に通じる歩行通路とされている。
また、上記両走行車輪4,4を独立して駆動することによ
り、ブリッジ本体5を伸縮するようになされている。
上記ブリッジ本体5の先端にはキャブ6が回転軸7回
りに回動可能に連結支持されている。このキャブ6は、
上記ロータンダ3と同様に、内部に空洞を有する円筒箱
状のもので、その内部はブリッジ本体5に通じ、床面は
歩行通路とされている。キャブ6には三角柱状のデッキ
部6aが形成され、該デッキ部6aの先端には旅客機Aの機
体側面の乗降口A1(乗降ドア)に対応する出入口8が開
口されており、デッキ部6aの先端をマーシャルラインLM
に沿って駐機された旅客機Aの機体側面に当てて、その
出入口8を乗降口A1に接合させることにより、空港ビル
Bと旅客機A内部とをロータンダ3、ブリッジ本体5及
びキャブ6を介して連通して、乗客を旅客機Aへ搭乗さ
せ又は旅客機Aから降りた乗客をビルBに案内するよう
になっている。
上記キャブ6の出入口8は、本考案の実施例に係るシ
ャッター装置9により開閉されるようになっている。こ
のシャッター装置9について第1図〜第5図により説明
すると、キャブ6における出入口8の左右両側の床面に
は左右1対のガイドレール10,10が立設されている。こ
の各ガイドレール10は断面コ字状のもので、その対向面
にはガイド溝11が形成されている。また、第4図及び第
5図に示すように、両ガイドレール10,10の上端間には
出入口8の天井部分を形成するシャッターケース12が架
設され、このシャッターケース12は下方に開放された矩
形箱からなる。上記両ガイドレール10,10間には、ガイ
ドレール10,10及びシャッターケース12で囲まれる開口
(出入口8)を開閉するシャッター13が昇降可能に支持
され、このシャッター13の上端はスプリング19を介して
シャッターケース12の内底面に吊下げ支持されている。
上記シャッター13は透明の矩形アクリル板からなる多
数(図では8枚)のスラット14,14,…で構成されてい
る。各スラット14の上縁部及び下縁部にはそれぞれ強度
部材としてのフレーム15U,15Lがスラット14の縁部を覆
うように取付固定され、スラット14上側のフレーム15U
と、該スラット14の上側に位置するスラット14下側のフ
レーム15Lとは左右両端及び中央の3箇所でヒンジ16,1
6,…により結合されており、このヒンジ結合によりスラ
ット14,14,…同士は折畳み可能に連結されている。
第1図に示すように、各スラット14の上側フレーム15
Uにおける左右側端にはそれぞれ水平方向に突出するピ
ン17,17が取り付けられ、この各ピン17には上記ガイド
レール10内を転動するローラ18が回転可能に支持されて
いる。また、第3図にも示す如く、最下端のスラット14
の下側フレーム15Lの左右両端には、ガイドレール10の
溝11底壁にその長さ方向に貫通形成した長孔10aを摺動
可能に挿通するピン26が突設され、このピン26の基端側
(溝11内)にもローラ18が回転自在に支持されており、
これらのローラ18,18,…の転動によりシャッター13の左
右端部がそれぞれガイドレール10,10に昇降可能に支持
されている。そして、シャッター13の閉時には、第4図
に示す如く、スラット14,14,…が略鉛直面に沿うように
展開し、そのとき、シャッター13の自重により最下端の
スラット14が出入口8の床面FLに略接触するようにスプ
リング19が伸長する一方、シャッター13の開時には、第
5図に示すように、フラット14が隣接するフラット14と
重なりながら折り畳まれてシャッターケース12に収容さ
れるようになっている。
さらに、第1図に示す如く、上記最下端のスラット14
を昇降させてシャッター13を開閉するシャッター開閉機
構20が設けられている。この開閉機構20は、各ガイドレ
ール10の上端及び下端の外側にそれぞれ左右方向に延び
る水平回転軸21,22を介して支持された上下1対のスプ
ロケット23,24を有し、このスプロケット23,24間にはチ
ェーン25が巻き掛けられている。このチェーン25の図で
左側のスパンはガイドレール10の直外側位置をガイドレ
ール10に沿って上下方向に張り渡され、このスパンの所
定位置には、上記最下端のスラット14の下側フレーム15
Lにおけるピン26の先端に連結されている。また、左右
の上側スプロケット23,23の回転軸21は両スプロケット2
3,23が同期して回転するように同じ軸で構成され、この
回転軸21には図外の減速ギヤを介して正逆転可能な電動
モータが連結されている。このモータはシャッター13が
開き状態及び閉じ状態にあることを検出してON/OFF切換
えするリミットスイッチからの信号を受けて停止するよ
うになっている。
したがって、上記実施例においては、旅客機Aがマー
シャルラインLMに沿って駐機されていないときには、第
6図で仮想線にて示す如くボーディングブリッジ1は待
機位置にあり、そのブリッジ本体5は収縮状態にある。
また、キャブ6はデッキ部6aの先端ラインが概ねマーシ
ャルラインLMと平行になるように位置付けられる。さら
に、第4図に示すように、キャブ6におけるシャッター
装置9は閉じ状態にあり、出入口8が閉じられて、スタ
ンバイの状態に入る。
旅客機AがマーシャルラインLMに沿って駐機される
と、上記シャッター装置9が閉じ状態のまま、キャブ6
内でのオペレータの操作によりボーディングブリッジ1
が上記待機位置から装着位置に移動する。具体的には、
走行車輪4,4の駆動によりブリッジ本体5が伸長しなが
ら第6図で反時計回り方向に回動するとともに、キャブ
6がブリッジ本体5に対し図で時計回り方向に回動す
る。そして、オペレータの操作により上記ブリッジ本体
5が回動すると、それに応じてキャブ6はデッキ部6aに
おける先端ラインが旅客機Aの機体側面(マーシャルラ
インLM)と常に平行になるように補正され、装着位置で
はキャブ6の出入口8が旅客機Aの乗降口A1に接合され
る。
上記ボーディングブリッジ1の移動中、シャッター装
置9のシャッター13は閉じられたままになるが、このシ
ャッター13は透明のアクリル板からなる多数のスラット
14,14,…で構成されているので、オペレータはシャッタ
ー13の閉時でも透明のスラット14,14,…を通して外部を
見ることができる。従って、外部を見るためにシャッタ
ー13を上げる必要がなく、冬季であってもオペレータの
防寒性を向上できるとともに、ブリッジ本体5内の通路
を冷暖房している場合には、その効率を高めることがで
きる。
また、シャッター13はスプリング19によりシャッター
ケース12に吊下げ支持されているので、その閉時、その
自重によりスプリング19が伸長してシャッター13の下端
が出入口8の床面FLに略接触する。この状態では、多数
のスラット14,14,…はテンションがかかった状態で真っ
直ぐに伸びることとなり、その弛みを無くして外観見映
えを高めることができる。
そして、上記キャブ6の出入口8が旅客機Aの乗降口
A1に接合された後、乗降口A1がドアにより開放される。
同時に、シャッター開閉機構20のモータの作動により、
各スプロケット23,24が第1図で時計回り方向に回転し
てチェーン25が回行し、その一方のスパンにピン26を介
して連結されている最下端のスラット14が上昇する。ス
ラット14,14,…同士はヒンジ16,16,…により折畳み可能
に結合されているため、最下端のスラット14の上昇移動
に伴い、スラット14の左右側端におけるローラ18,18が
ガイドレール10,10内を転動し、第5図に示す如く、ス
ラット14が隣接するスラット14と重なりながら折り畳ま
れてシャッターケース12に収容される。従って、このよ
うにスラット14,14,…が蛇腹状に折り畳まれて収容され
るので、各スラット14の上下幅を広くしてもシャッター
ケース12は大きくならず、そのスペースを小さくするこ
とができる。
またこうして広幅のスラット14を採用できるので、上
記シャッター13の閉時に光の屈折が小さく、キャブ6外
部の状況をシャッター13を通してはっきり見ることがで
きる。
この後、旅客機Aの乗客を降ろしてビルBに案内し、
又はビルBの乗客を旅客機Aに搭乗させ、次いで、ボー
ディングブリッジ1を待機位置に戻す。このときには、
シャッター開閉機構20のモータを逆方向に作動させてシ
ャッター13を再び閉じ、オペレータの操作によりボーデ
ィングブリッジ1を待機位置に向かって走行させる。
尚、上記実施例では、スラット14の左右側端部の上端
にそれぞれローラ18,18を軸支したが、ローラを下端或
いは中間部に軸支してもよい。
また、上記実施例は、本考案をボーディングブリッジ
のキャブ6における出入口8を開閉するシャッター装置
9に適用した例であるが、この考案は、閉時でも透視で
きることが望まれる他のシャッター装置にも適用するこ
とができる。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項(1)に係る考案による
と、透明のスラットをヒンジ結合してシャッターを蛇腹
状に構成して、そのシャッターをシャッターケースに対
しスプリングで吊り下げるようにしたことにより、シャ
ッターの開時、スラットが蛇腹状に折り畳まれてシャッ
ターケースに収容されるので、シャッターケースの大き
さを小さく保ちつつ、各スラットの幅を広くして、シャ
ッターが閉じていてもそれを通して外部の状況をはっき
り見ることができるとともに、シャッターの閉時にスプ
リングが伸長して、多数のスラットはテンションがかか
った状態で真っ直ぐに伸び、その見映え上の効果を高め
ることができる。
また、請求項(2)に係る考案によると、シャッター
をボーディングブリッジにおけるキャブの出入口に配設
したことにより、シャッターを閉じてボーディングブリ
ッジを運転することができ、キャブ内のオペレータの防
寒性及びボーディングブリッジ内の冷暖房効果を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はシャッター装置
の要部を示す側面図、第2図は同正面図、第3図は第1
図のIII−III線断面図、第4図は閉じ状態を示すシャッ
ター装置の全体側面図、第5図は開き状態を示すシャッ
ター装置の全体側面図、第6図はボーディングブリッジ
の平面図である。 1…ボーディングブリッジ 6…キャブ 8…出入口 9…シャッター装置 10…ガイドレール 12…シャッターケース 13…シャッター 14…スラット 16…ヒンジ 18…ローラ 19…スプリング 20…シャッター開閉機構(シャッター開閉手段) A…旅客機 A1…乗降口 FL…出入口床面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出入口の床面に左右方向に一定間隔を置い
    て立設された1対のガイドレールと、該両ガイドレール
    の上端間に架設され、下方に開放されるシャッターケー
    スと、左右端部がそれぞれ上記両ガイドレールに昇降可
    能に支持され、かつ上端でシャッターケースにスプリン
    グを介して吊下げ支持され、両ガイドレール及びシャッ
    ターケースで囲まれる開口を開閉するシャッターとを備
    え、 上記シャッターは透明の板材からなる多数のスラットで
    構成され、スラット同士はヒンジにより折畳み可能に連
    結され、スラットの左右側端にはガイドレール内を転動
    するローラが軸支されていて、シャッターの閉時には、
    スラットが略鉛直面に沿うように展開し、かつ上記スプ
    リングが伸長してシャッターの下端が出入口床面に略接
    触するように構成され、開時には、スラットが隣接する
    スラットと重なりながら折り畳まれてシャッターケース
    に収容されるようになっており、 最下端のスラットを昇降させてシャッターを開閉するシ
    ャッター開閉手段が設けられていることを特徴とするシ
    ャッター装置。
  2. 【請求項2】ガイドレールは、空港ビルと旅客機とを接
    続するボーディングブリッジ先端のキャブにおける出入
    口の左右両側に立設されていて、シャッターは出入口を
    開閉するように構成されていることを特徴とする請求項
    (1)記載のシャッター装置。
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