JP5307967B2 - 門扉装置 - Google Patents

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本発明は、門扉装置に関し、特に鉄柵等で囲繞された駐車場や鉄塔の敷地などの通行口に設けられる門扉装置に関する。
一般的に駐車場や鉄塔の敷地などの周囲には、外からの侵入者を防ぐために鉄柵等が設けられ、その通行口には左右あるいは片側に開閉可能な鉄製の扉が設けられている。また前記扉の下縁部には支面に敷設されたレールの上を走行する車輪が設けられると共に前記扉の両側面部には当該扉の姿勢を安定させるためのキャスターからなる補助輪が設けられている。さらに通行口の両側には扉を収納するための収納領域が設けられている。
このような構成にある扉において、通行口を大きくした場合、それに伴って扉を収納する収納領域の横幅も大きくなるので、扉の設置面積に制限がある駐車場や鉄塔の敷地などにおいては、通行口を大きくすると扉を収納する収納領域が確保できないという問題がある。また扉の姿勢を安定させるために車輪及び補助輪の車輪幅を大きくしているため、支面との摩擦が大きく、このため扉を開閉するのに大きな力が必要とされる。このような構成にある扉は、学校の校庭の通行口や港におけるクルーザ置き場の通行口にも設けられている。
一方特許文献1には、マンション用ポーチの通行口に設置したスライド型の門扉が記載されているが、当該門扉を収納する収納部は、扉と同じ大きさである。また前記門扉の案内構造については、一対のコ字型のガイドレールが前記収納部の天井部及び底部に互いに対向するように設けられており、前記門扉の一側部の上下に夫々設けられた複数個のローラが前記ガイドレールの左右側壁及び底面に沿って移動する構造となっている。このスライド型門扉をマンション用ポーチ以外の通行口に適用した場合、扉の横幅に対応する大きさのスペースを収納部として確保する必要があるため上述の課題を解決できるものではない。
特開2004ー27738(請求項1、段落0008、図1)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、扉の収納領域のスペースが小さい門扉装置を提供することにある。
本発明は、車両が通行するための門を開閉する両開き型の門扉装置において、
支面に左右方向に互いに平行状に伸びるように配置され、各々上方に向けて突出した複数の案内レールと、
その上に各案内レールが固定され、当該案内レールに沿って伸びる共通の基材と、
これら複数の案内レールにその下縁部が夫々案内されるように設けられ、通行口における左側の通行領域を開閉する複数の左側開閉用の金属製の扉と、
前記複数の案内レールにその下縁部が夫々案内されるように設けられ、通行口における右側の通行領域を開閉する複数の右側開閉用の金属製の扉と、
各扉の下縁部の下方に設けられ、前記案内レールの上面に支持された状態で当該案内レールに案内されて移動する車輪と、
各扉の姿勢を規制しながら各扉の上縁部を案内するために左右方向に伸びるように設けられ、扉の移動方向に直交する横断面の形状が、下方側に開口するコ字型の上部案内部材と、
各扉の上縁部の前方側に設けられ、前記上部案内部材のコ字型部分で囲まれる空間内にて上部案内部材の前面側に案内される、水平軸周りに回転する前面側回転体と、
各扉の上縁部の後方側に設けられ、前記上部案内部材のコ字型部分で囲まれる空間内にて上部案内部材の後面側に案内される、水平軸周りに回転する後面側回転体と、
この上部案内部材の左端寄りに位置し、前記複数の左側開閉用の扉が互いに前後に重なった状態で収納される左側収納領域及び、前記上部案内部材の右端寄りに位置し、前記複数の右側開閉用の扉が互いに前後に重なった状態で収納される右側収納領域と、
前記上部案内部材の前面側及び後面側夫々設けられると共に当該上部案内部材を支持し、その左側に前記左側収納領域を臨む位置に設けられた一対の左側支柱と、
前記上部案内部材の前面側及び後面側夫々設けられると共に当該上部案内部材を支持し、その右側に右側収納領域を臨む位置に設けられた一対の右側支柱と、
前記上部案内部材における前記左側支柱の支持位置よりも左側の位置と、当該左側支柱における支持位置よりも下方側の位置との間に掛け渡された左側補強部材と、
前記上部案内部材における前記右側支柱の支持位置よりも右側の位置と、当該右側支柱における支持位置よりも下方側の位置との間に掛け渡された右側補強部材と、
複数の扉のうち、扉を閉じたときに前記収納領域から最も離れて位置する操作用の扉を開く方向に移動したときに、他の扉が連動して収納領域側に引き込まれ、また操作用の扉を閉じる方向に移動したときに他の扉が連動して収納領域から引き出されるように、各扉に組み合わせて設けられた連動手段と、を備え
前記複数の案内レールは、前記基材を介して前記左側支柱及び右側支柱に固定され、複数の案内レール、左側支柱及び右側支柱及び上部案内部材が一体化され
前記一対の左側支柱の左側には支柱が存在せず、前記一対の右側支柱の右側には支柱が存在しないことを特徴とする。
さらに上部案内部材は、下方側に開口するコ字型部材からなり、各扉の上縁部はこのコ字型部材の中に挿入され、各扉の上縁部の両側面をコ字型部材の両側内面に沿って案内するための水平回転自在な回転体を含む手段を設けた構成とすることが好ましい。なお、前記回転体を含む手段は、例えば扉の上縁部の両側面に設けられたキャスターである。
また上記門扉装置において、収納領域は、通路の両側に配置され、複数の扉は、左側の収納領域に引き込まれる複数の扉からなる組と、右側の収納領域に引き込まれる複数の扉からなる組と、からなるように構成してもよいし、収納領域は、通路の片側に配置される構成であってもよい。
本発明によれば、複数の扉が互いに重なった状態で収納領域に収納されるため、扉を収納する収納領域のスペースを小さくすることができる。そのため例えば扉の設置面積に制限がある駐車場や鉄塔の敷地などにおいて、広い通行口を確保できる。また複数の扉が連動して開閉するので、開閉操作が容易である。
さらに上部案内部材を設けて各扉の姿勢を規制するようにすれば扉の両面側に補助輪を設けるなどの構成を採用しなくて済むので、前記複数の扉の互いの前後の距離を小さくでき、従って奥行の寸法(門扉装置の前後の寸法)を小さくできる。また上部案内部材により扉の姿勢を規制するようにすれば、扉と下部側の案内路との接触領域を小さくすることができ、その結果小さな力(極めて軽いタッチ)で扉を開閉することができる。従って大重量の金属製扉を用いている場合には、非常に有効である。
さらに上部案内部材、支持部材及び複数の案内路を互いに固定して一体化すれば、上部案内部材と下部側の案内路との平行及び位置関係が保たれた状態で本装置を支面に設置することができるので、設置が容易であり、前記位置関係が保たれていることから扉の開閉の円滑さが損なわれるおそれもない。
本発明の実施の形態について図1から図9を参照しながら説明する。図1中1は本発明の門扉装置を示し、この例では鉄柵等で囲繞された鉄塔の敷地の通行口に設けられる。図2中20及び21は夫々支面の左右方向に互いに平行状に伸びるように配置された第1の案内路をなす第1の案内レール及び第2の案内路をなす第2の案内レールである。前記第1の案内レール20の中央部及び両端部には車輪止め部30が設けられている。前記第2の案内レール21には後述するように第1の扉同士を閉じたときに第1の扉と連動して移動してきた第2の扉が、第1の扉と共に出入口を塞ぐ位置で止まるように車輪止め部31が設けられると共に前記案内レール21の両端部には車輪止め部30が設けられている。なお、前記車輪止め部30,31は扉の停止位置を設定するストッパに相当する。
前記第1の案内レール20及び第2の案内レール21の両側における通行口の両端部に相当する位置には、第1の案内レール20と第2の案内レール21とを挟んで前後に配置された一対の支持部材44,45が各々立設されている。そして前記第1の案内レール20及び第2の案内レール21の上方側には、後述する第1の扉及び第2の扉の姿勢を規制しながら第1の扉及び第2の扉の上縁部を案内する上部案内部材40が左右方向に伸びるように設けられている。図3に示すように前記上部案内部材40は、第1の扉を案内するためのコ字型状の案内路41と第2の扉を案内するためのコ字型状の案内路42とが形成されている。これらコ字型状の案内路41,42は例えばU字鋼で構成される。この上部案内部材40は、図3に示すように通行口両側の各組の支柱部材44,45に跨って配置された連結プレート43にボルトB1,B2を介して取り付けられており、これら連結プレート43の両端部は支持部材44,45の上部側面に設けられたL字型プレート46,47によって支持されている。
前記第1の案内レール20には開閉時に人が操作する操作用の扉である第1の扉50,51が設けられており、これら第1の扉50,51は図1及び図4に示すようにその下縁部の両端に設けられた二つの車輪60,61によって、第1の案内レール20の上を移動するように構成されている。前記第2の案内レール21には第2の扉70,71が設けられており、これら第2の扉70,71は図1及び図4に示すようにその両端に設けられた二つ車輪60,61によって、第2の案内レール21の上を移動するように構成されている。こうして第1の扉50と第2の扉70との組が、左側の扉を収納する収納領域に引き込まれると共に第1の扉51と第2の扉71との組が、右側の扉を収納する収納領域に引き込まれることになる。なお、前記車輪60,61の車幅はおよそ40mmであり、車輪の直径はおよそ60mmである。また図1に示すように前記第1の扉50,51及び第2の扉70,71の内周部には、金網部材48が取り付けられており、扉の前面若しくは後面から扉に向かって吹いてきた風が前記金網部材48を通過するようになっている。また前記第1の扉50,51及び第2の扉70,71の各々の重量はおよそ50kgである。
図4に示すように第1の案内レール20及び第2の案内レール21はL字型に形成され、レールの上縁側が支面からおよそ10mm程突出している他は第1の案内レール20及び第2の案内レール21は夫々支面に、例えば地面に形成したコンクリート領域内に埋設されている。なお、上縁側のレールの幅はおよそ6mmである。また第1の案内レール20及び第2の案内レール21の各下縁側は夫々ボルトB3,B4を介して第1の案内レール20及び第2の案内レール21と同じ長さのプレートからなる共通の基材49に固定されている。前記基材49は図5に示すように支持部材44,45に対応する部位が出入口の手前側を「前」とすると、前後に突出しており、この突出部分が支持部材44,45の左側面及び支持部材44,45の右側面に夫々設けられたL字型部材62,63の水平部分にボルトB5,B6を介して取り付けられている。
図6に示すように第1の扉50,51及び第2の扉70,71の上縁部は上部案内部材40に形成された各案内路41,42の中に挿入されており、前記第1の扉50,51の上縁部の両側面に設けられたキャスター52,53及び第2の扉70,71の上縁部の両側面に設けられたキャスター52,53が各案内路41,42の両側内面に沿って移動するように構成されている。なお、前記第1の扉50,51及び第2の扉70,71の上端部と上部案内部材40の上面との離間距離はおよそ5mmである。
このように第1の扉50,51は上縁部が上部案内部材40に形成されたコ字型状の案内路41によって規制されながら第1の案内レール20上をガイドされると共に第2の扉70,71は上縁部が上部案内部材40に形成されたコ字型状の案内路42によって規制されながら第2の案内レール21上をガイドされることになる。なお、第1の扉50,51及び第2の扉70,71が止まっている場合には、図6に示すようにこれら扉の上縁部の両側面に設けられたキャスター52,53と各案内路41,42の両側内面とは互いに接触していないが、これらの扉が各案内レール20,21上を移動している場合には、移動時に生じる扉の前後の振れに伴ってこれら扉の上縁部の両側面に設けられたキャスター52,53と各案内路41,42の両側内面とが互いに接触することになる。
また図2及び図7に示すように前記第1の扉50(51)の一端側(扉を開けるときにおいて進行方向側)の後側表面の上端部及び下端部には、突起部54,55が夫々形成されており、図1及び図7に示すように前記第1の扉50(51)の他端側(扉を閉めるときにおいて進行方向側)の前側表面には、当該扉を開閉するための把持部56が形成されている。さらに図2及び図7に示すように前記第2の扉70,71の一端側(扉を閉めるときにおいて進行方向側)の前側表面には上述した第1の扉50(51)の後側表面に形成された突起部54,55と同じ高さ位置に突起部57,58が夫々形成されていると共に他端側(扉を開けるときにおいて進行方向側)の前側表面には扉の上端から下端に亘って起立板59が設けられている。
このように第1の扉50,51の一端側の後側表面に形成された突起部54,55と、第2の扉70,71の一端側の前側表面に形成された突起部57,58とによって、第1の扉50,51の移動に伴って第2の扉70,71が動く連動手段が構成されると共に、第1の扉50,51の一端側の後側表面に形成された突起部54,55と、第2の扉70,71の他端側の前側表面に形成された起立板59とによって、第1の扉50,51の移動に伴って第2の扉70,71が動く連動手段が構成されている。
また図1に示すように、上部案内部材40の両端側には三角形状のプレート80,81が夫々設けられている。また通行口の両側に立設した支柱部材44の外側面には三角形状のプレート82,83が夫々設けれている。この上部案内部材40に設けられた三角形状のプレート80(81)と支柱部材44に設けられた三角形状のプレート82(83)との間には、斜めに伸びる補強部材90(91)が設けられており、上部案内部材40の両端部に掛かる荷重を前記補強部材90(91)によって支えるようになっている。なお、上述した門扉装置1を構成する各構成部材(第1の扉50,51、第2の扉70,71、上部案内部材40、支柱部材44,45)は例えば鉄材である。
続いて第1の扉50と第2の扉70との組と第1の扉51と第2の扉71との組との開閉動作について説明する。なお、便宜上片側に配置された第1の扉50と第2の扉70との組の開閉動作について説明するものとする。先ず扉を閉じる動作について説明すると、図8(a)に示すように第1の扉50は第1の案内レール20の一端側に設けられた車輪止め部30のところに停止していると共に第2の扉70は第2の案内レール21の一端側に設けられた車輪止め部30のところに停止している。このように第1の扉50と第2の扉70とが互いに前後に重なった状態で停止している領域、即ち収納されている領域を収納領域Dとする。この収納領域Dは図1及び図2において第2の案内レール21の一端側に設けられた車輪止め部30と支面に立設された支柱部材44,45との間の領域に相当する。
図8(b)に示すように第1の扉50の他端側の前側表面に形成された把持部56を手で持って第1の扉50を閉じる方向(図中右方向)に移動させる。このとき先ず第1の扉50のみが移動することになる。
そして図8(c)及び図8(d)に示すように第1の扉50の一端側の後側表面の上端部及び下端部に形成された突起部54,55が、第2の扉70の一端側の前側表面に形成された突起部56,57に係止することで、第2の扉70が連動して収納領域Dから引き出されることになる。こうして第2の扉70を引き連れた第1の扉50は、第1の案内レール20の中央部に設けられたストッパである車輪止め部30のところまで移動することになる。また第2の扉は第2の案内レール21に設けられた既述のストッパである車輪止め部31のところで停止することになる。このように第1の扉50と第2の扉70とによって通行口を閉じている領域を開閉領域Wとする。この開閉領域Wは図1及び図2において支面に立設された支柱部材44,45と第1の案内レール20の中央部に設けられた車輪止め部30との間の領域に相当する。
次に扉を開ける動作について説明すると、図9(a)及び図9(b)に示すように開閉領域Wを塞いでいる第1の扉50及び第2の扉70において、第1の扉50の他端側の前側表面に形成された把持部56を手で持って第1の扉50を開ける方向(図中左方向)に移動させる。このとき先ず第1の扉50のみが移動することになる。
そして図9(c)及び図9(d)に示すように第1の扉50の一端側の後側表面の上端部及び下端部に形成された突起部54,55が、第2の扉70の他端側の前側表面に形成された起立板59に係止することで、第1の扉50及び第2の扉70が重なった状態で第2の扉70が第1の扉50に連動して収納領域D側に引き込まれることになる。こうして第1の扉50と第2の扉70とが互いに重なった状態で収納領域Dに収納される。
上述の実施の形態によれば、第1の扉50,51と第2の扉70,71とが互いに重なった状態で収納領域Dに収納されるため、扉を収納する収納領域Dのスペースを小さくすることができる。そのため扉の設置面積に制限がある駐車場や鉄塔の敷地などにおいて、通行口を大きくしても、扉を収納する収納領域のスペースは通行口の大きさの概ね半分で済むので、このように設置面積に制限がある場所においても扉を収納する収納領域を確保することができる。また第1の扉50,51と第2の扉70,71とが連動して開閉するので、例えば第1の扉を閉めた(開けた)後に第2の扉を閉める(開ける)といった操作に比べて開閉操作が容易である。さらに上部案内部材40によって第1の扉50,51及び第2の扉70,71の姿勢を規制しているので、扉の前後に補助輪を設けなくて済み、従って互いに扉同士の前後の距離を小さくすることができるので門扉装置の前後の寸法(奥行)を小さくできる。また上部案内部材40により第1の扉50,51及び第2の扉70,71の姿勢を規制するようにすれば、扉の下部の車輪と下部側の案内路との接触領域を小さくすることができ、その結果小さな力(極めて軽いタッチ)で扉を開閉することができる。従って大重量の金属製扉を用いている場合には、非常に有効である。

さらに上部案内部材40と、支持部材44,45と、第1の案内レール20及び第2の案内レール21の下縁側を固定する基材49とを互いに固定して一体化すれば、上部案内部材40と下部側の第1の案内レール21及び第2の案内レール21との平行及び位置関係が保たれた状態で本装置を支面に設置することができるので、設置が容易であり、前記位置関係が保たれていることから扉の開閉の円滑さが損なわれるおそれもない。
また上述の実施の形態では、収納領域Dは、通路の両側に配置され、左側の収納領域Dには第1の扉50と第2の扉70とが引き込まれると共に、右側の収納領域Dには第1の扉51と第2の扉71とが引き込まれるようになっているが、収納領域Dを通路の片側に配置し、片側の収納領域Dに第1の扉50と第2の扉70とが引き込まれる構成であってもよい。このような構成であっても上述と同様の作用効果を得ることができる。
また上述の実施の形態では、支面の左右方向に互いに平行状に伸びるように第1の案内レール20と第2の案内レール21とが配置され、これら第1の案レール20と第2の案内レール21にその下縁部が案内されるように第1の扉50,51及び第2の扉70,71が夫々設けられているが、支面の左右方向に互いに平行状に伸びるように複数例えば3つあるいは3つ以上の案内レールを配置し、これら複数の案内レールにその下縁部が案内されるように複数例えば3枚あるいは3枚以上の扉を夫々設ける構成であってよい。このような構成であっても上述と同様の作用効果を得ることができる。なお、図1から図9を用いて説明した門扉装置は、学校の校庭の通行口や港におけるクルーザ置き場の通行口にも適用することができる。
本発明の門扉装置を説明する説明図である。 上記門扉装置の概略上面図である。 上記門扉装置において上部案内部材と支持部材との連結部分を示す概略斜視図である。 上記門扉装置において扉の下縁部を説明する説明図である。 上記門扉装置において扉の下縁部を説明する平面図である。 上記門扉装置において扉の上縁部を説明する説明図である。 上記門扉装置において扉を示す概略斜視図である。 上記門扉装置において扉を閉じる動作を説明する作用図である。 上記門扉装置において扉を開ける動作を説明する作用図である。
符号の説明
1 門扉装置
20 第1の案内レール
21 第2の案内レール
30,31 車輪止め部
40 上部案内部材
43 連結プレート
44,45 支持部材
46 L字型プレート
49 基材
50,51 第1の扉
52,53 キャスター
60,61 車輪
70,71 第2の扉
80,81 三角形状のプレート
90,91 補強部材

Claims (1)

  1. 車両が通行するための門を開閉する両開き型の門扉装置において、
    支面に左右方向に互いに平行状に伸びるように配置され、各々上方に向けて突出した複数の案内レールと、
    その上に各案内レールが固定され、当該案内レールに沿って伸びる共通の基材と、
    これら複数の案内レールにその下縁部が夫々案内されるように設けられ、通行口における左側の通行領域を開閉する複数の左側開閉用の金属製の扉と、
    前記複数の案内レールにその下縁部が夫々案内されるように設けられ、通行口における右側の通行領域を開閉する複数の右側開閉用の金属製の扉と、
    各扉の下縁部の下方に設けられ、前記案内レールの上面に支持された状態で当該案内レールに案内されて移動する車輪と、
    各扉の姿勢を規制しながら各扉の上縁部を案内するために左右方向に伸びるように設けられ、扉の移動方向に直交する横断面の形状が、下方側に開口するコ字型の上部案内部材と、
    各扉の上縁部の前方側に設けられ、前記上部案内部材のコ字型部分で囲まれる空間内にて上部案内部材の前面側に案内される、水平軸周りに回転する前面側回転体と、
    各扉の上縁部の後方側に設けられ、前記上部案内部材のコ字型部分で囲まれる空間内にて上部案内部材の後面側に案内される、水平軸周りに回転する後面側回転体と、
    この上部案内部材の左端寄りに位置し、前記複数の左側開閉用の扉が互いに前後に重なった状態で収納される左側収納領域及び、前記上部案内部材の右端寄りに位置し、前記複数の右側開閉用の扉が互いに前後に重なった状態で収納される右側収納領域と、
    前記上部案内部材の前面側及び後面側夫々設けられると共に当該上部案内部材を支持し、その左側に前記左側収納領域を臨む位置に設けられた一対の左側支柱と、
    前記上部案内部材の前面側及び後面側夫々設けられると共に当該上部案内部材を支持し、その右側に右側収納領域を臨む位置に設けられた一対の右側支柱と、
    前記上部案内部材における前記左側支柱の支持位置よりも左側の位置と、当該左側支柱における支持位置よりも下方側の位置との間に掛け渡された左側補強部材と、
    前記上部案内部材における前記右側支柱の支持位置よりも右側の位置と、当該右側支柱における支持位置よりも下方側の位置との間に掛け渡された右側補強部材と、
    複数の扉のうち、扉を閉じたときに前記収納領域から最も離れて位置する操作用の扉を開く方向に移動したときに、他の扉が連動して収納領域側に引き込まれ、また操作用の扉を閉じる方向に移動したときに他の扉が連動して収納領域から引き出されるように、各扉に組み合わせて設けられた連動手段と、を備え
    前記複数の案内レールは、前記基材を介して前記左側支柱及び右側支柱に固定され、複数の案内レール、左側支柱及び右側支柱及び上部案内部材が一体化され
    前記一対の左側支柱の左側には支柱が存在せず、前記一対の右側支柱の右側には支柱が存在しないことを特徴とする門扉装置。
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