JP3166385U - 渡り通路構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の離れをとって隣接して建築された中高層住宅間を連絡する通路に設けられ、地震時等においても通路機能を確保できる渡り通路を提供する。【解決手段】 建物Bに構築された通路張り出し部8の凹所8aに、その一部が建物Aに向けた方向に摺動可能に収容され、他端が建物Aに沿ってスライド可能に支持された可動床版11を設ける。可動床版11上で通路張り出し部8の通路手摺の内側に固定手摺25を立設する。固定手摺25と蝶番22を介して連結され、他端が建物の固定部に他の蝶番22を介して連結された、全長を伸縮可能な可動手摺20を設ける。建物Aの通路用開口3から可動床版11上に張り出すように張り出し床版32を設ける。さらに建物Bの通路張り出し部8の凹所8aを塞ぐとともに、可動床版11の一部を覆う固定床板31を設ける。【選択図】 図1

Description

本考案は渡り通路構造に係り、特に所定の離れをとって隣接して建築された中高層住宅等の建物間を連絡する通路に設けられ、地震時等においても通路機能を確保できる可動部分を有する渡り通路構造に関する。
従来、近接して建設された中高層住宅等の建物間には、必要に応じて各建物に設けられた廊下端から目地装置を有する床面と手摺壁とを突出させる渡り通路構造が設けられている。この渡り通路構造は、建物間に架設される構造であるため、地震時等に揺れの異なる建物間において、その揺れによって生じる位相差を吸収する各種の目地装置が提案されている(特許文献1〜特許文献3)。
特許文献1に開示された目地装置は、一方の建物2の通路3の両側端部に左右方向の外方へ突出するように形成された一対の外側壁7,7にそれぞれ左右方向にスライド移動可能に取付けられ、常時は外側壁7と重なって収納される中間スライド側壁8,8と、中間スライド側壁8に一端部が左右方向にスライド移動可能に取付けられ、他端部が他方の建物5に形成された通路6に、前後方向にスライド移動可能に取付けられ、常時は中間スライド側壁8が重なるように収納状態となる外部スライド側壁9,9とが備えられている。地震時に建物2と建物5が左右方向に揺れ動いた場合に、中間スライド側壁8を左右方向に二段式に連動してスライド移動することで、目地機能を発揮する。
ところが、上述の目地装置では、側壁の左右可動時に、手摺と建物の躯体との間の有効開口幅が、供用可能な幅より狭くなると言う問題がある。その点を特許文献2で解消を図っている。
特許文献2に開示された渡り通路用手摺は、一方の建物2の通路3の目地部側の床躯体2Aに、通路3の左右方向に突出する水平ガイドレール7と、通路3と連通する他方の建物5の通路6の側壁8に沿ってスライド移動可能に取付けられた一対のスライド手摺9と、ガイドレール7に沿って移動可能な一対のカバー手摺10と、この一対のカバー手摺10、10の通路3側にヒンジ部材11を介して一端部が取付けられ、他端部が前記一対のスライド手摺9の先端部にヒンジ部材12を介して所定量以上の力が加わると回動する一対の接続手摺13、13とで構成されている。この通路用手摺では、地震時にヒンジ部材が所定角度だけ回動し、手摺と建物の躯体間の有効開口幅をするようになっている。そして、手摺を所定の角度だけ回動させたことにより床部に発生する三角開口を閉塞する三角形の転落防止板を設けている。
この特許文献2においても、スライド手摺9は最大可動量に対応するために、通常時の手摺長さは(クリアランス+最大可動量)以上を必要としている。このため、通路方向への可動時にスライド手摺は前方に入り込み、通路を超えて両サイドの廊下から通行する人の妨害になるおそれがある。可動時における通路幅を確保した通路構造として特許文献3の発明も提案されている。
特許文献3に開示された連絡通路用手摺は一方の建物2の連絡通路6となる部位の外側壁7の開口端部8に固定された先端部が他方の建物4方向で目地部9の中央部まで突出された固定手摺10と、他方の建物4の連絡通路6となる部位の開口端部11の外側壁12に前後方向スライドレール13上をスライド移動可能に取付けられた下部に脚14を介してローラ15が取付けられた前後手摺16と、前後手摺16の開口端部11側に一体形成された、固定手摺10の先端部とわずかに重なり合う左右手摺17をL字状に形成された可動手摺18と、固定手摺10に左右方向にスライド移動可能に取付けられたスライド手摺19とで構成されている。この連絡通路用手摺では、地震時等の可動時、建物間のクリアランスが縮むときはスライド手摺19は動かず、可動手摺18の左右手摺17と連絡通路6のみが前に進む。床部は通路を超えるが、左右手摺17は通路を超えず、通路の内側で収まる。逆にクリアランスが広がるとき(図8参照)は、スライド手摺19と左右手摺17とが連動して動作することで転落防止の役割を果たす。
特開2005−163417号公報 特開2008−190227号公報 特開2009−235766号公報
特許文献3に開示された発明によれば、前後方向、左右方向(X,Y方向)への通路幅は確保されるが、建物間の位相差を吸収し、可動部材としての各手摺をX,Y方向に精度よく動作させて作用力を伝達させるためには、スライド手摺19と、L字形をなす可動手摺18と左右手摺17とは、ともに十分な剛性を有する必要がある。また、スライドレール上をスムースに動できる機構も必要となる。剛性面では、アルミニウムフレーム製の立て桟からなる軽量の手摺では対応できず、プレキャストコンクリート製等の手摺構造等を設ける必要がある。また、プレキャストコンクリート製品のような重量物をスムースに移動させるローラ等も必要となってくる。また、ローラ等の可動部の日常的なメンテナンスも必要となる。
そのため、複数箇所に渡り通路が設けられる建物では、工事コスト、工程面での負担が大きく、また、供用後も各渡り通路の可動部のメンテナンスコストが発生する。そこで、本考案の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、建物間に設けられる渡り通路において、取り付け工事が容易に行え、地震時等においても有効に通路機能を維持できる渡り通路構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は隣接して建築された建物間に架設された渡り通路構造であって、一方の建物に構築された通路張り出し部の凹所に、その一部が他方の建物に向けた方向に摺動可能に収容されるとともに、他端が前記他方の建物に形成された支持フランジに支持された可動床版と、該可動床版上で前記通路張り出し部の通路手摺の内側に立設された固定手摺と、該固定手摺とヒンジを介して連結され、他端が前記他方の建物の固定部に他のヒンジを介して連結された、全長を伸縮可能な可動手摺と、前記他方の建物の通路用開口から前記可動床版上に張り出すように設けられた張り出し床版と、前記一方の建物の前記通路張り出し部の凹所を塞ぐとともに、前記可動床版の一部を覆うように設けられた固定床板とを備えたことを特徴とする。
他方の建物に形成された前記支持フランジは、前記可動床版の支持フランジの長手方向へのスライドを支持可能であることが好ましい。
前記可動手摺は、前記可動床版が前記支持フランジの長手方向のスライド動作時に、そのスライド量に応じた前記両端のヒンジの回動を伴って伸長することが好ましい。
前記可動手摺は、枠体部がスライドレールに固定された支持手摺と、該支持手摺と前記スライドレールとに枠体の一部が支持されながら摺動して手摺長を変更可能なスライド手摺とを備えることが好ましい。
以上に述べた構成からなる本考案によれば、建物間に設置された渡り通路において、地震時等における建物間の変位に対して確実に対応して通路を確保できるとともに、その通路に取り付けられた手摺も追従して安全性を確保できる形状に変化できるという効果を奏する。
本考案の渡り通路構造を建物間に架設した状態を示した平面図、一部断面側面図。 図1に示した渡り通路構造におけるY方向の最接近状態の例を示した説明図。 図1に示した渡り通路構造におけるY方向の最離隔状態の例を示した説明図。 図1に示した渡り通路構造におけるX方向の変位状態の例を示した説明図。 本考案の可動手摺の構成を示した平面図、断面図。 図5に示した可動手摺のスライド状態の一例を示した説明図。 図5に示した可動手摺の動作の態様を示した説明図。
以下、本考案の渡り通路構造を実施するための形態として、以下の実施例について添付図面を参照して説明する。
図1は、建物Aと、建物Aと接近して建築された建物Bの外廊下1,2間に架設された本考案に係る渡り通路構造10の平面図を示している。建物A側の外廊下1の渡り通路開口3位置以外にはプレキャストコンクリート製の通路手摺4が立設されている。この渡り通路開口3で切れた通路手摺4の端部には手摺支柱5が通路手摺4に固定されて立設されている。この手摺支柱5には後述する可動手摺が蝶番を介して取り付けられている。
一方、建物Bの外廊下2側でも同様に、渡り通路開口6位置以外には通路外壁7が設けられている。さらに建物B側では渡り通路開口6位置から躯体と一体化して渡り通路張り出し部8が構築されている。この渡り通路張り出し部8は、図1(b)に示したように、建物Bの躯体から渡り通路開口6にほぼ等しい幅で建物Aに向けて張り出した通路支持部である。この渡り通路張り出し部8には、後述する可動床版の一部を収容する凹所8aが形成されている。
この凹所8a内には、可動床版11を建物Aに向かう方向(Y方向)へ所定の押圧力で付勢する付勢手段を内蔵することができる。この付勢手段により、建物Bの凹所8a内に摺動可能に収容されている可動床版11の先端側は常に建物Aのスライド支持フランジに保持される。たとえば付勢手段としては、凹所8a内に支持点を有し、先端が可動床版11に固定された圧縮バネを内蔵することができる。
可動床版11は図1(a),(b)に示したように、建物B側の渡り通路張り出し部8の凹所8aにその一端が保持され、先端側が建物A側の外壁面に取り付けられたスライド支持フランジ15に支持されている。本実施例では可動床版11には鋼板を床材として補剛した鋼製床版が用いられている。可動床版11としては渡り通路の通過荷重、地震時の短期荷重に耐えうる強度を有する限り、軽量な部材とすることが好ましい。
この渡り通路を構成する材料としては、鋼製床版以外に、工場製作した軽量プレキャストコンクリート版、鋼材とコンクリートとの複合構造材等を用いることもできる。
また、渡り通路張り出し部8には建物B側の通路外壁7から続く通路手摺9が設けられている。この通路手摺9は、図1(b)では、無地の壁体状として略示しているが、後述する可動手摺、固定手摺と同じ意匠とすることが好ましい。その場合には、ステンレス製、アルミニウム製、鋳鉄製等の縦格子手摺等が代表的な手摺部材として使用される。
ここで、可動床版11上に設置する可動手摺20と、固定手摺25について説明する。図1(a),(b)を参照して説明する。可動手摺20と固定手摺25とは、図1各図に示したように、可動床版11からの落下防止柵として通路の両側縁部にそれぞれ一列に配列して設置されている。それぞれの手摺の構成について、以下説明する。
[固定手摺の構成]
固定手摺25の構成について、図1(b)と、図5〜図7各図を参照して説明する。固定手摺25は図1(b),図7各図に示したように、建物B端から可動手摺20位置までの可動床版11上に立設され、可動床版11からの転落防止柵の一部となる。図1(a)に示したように、Y方向に移動可能な可動床版11が通常時の位置にある場合、建物B側の通路手摺9の長手方向のおよそ半分程度が重なる範囲に立設されている。そして、可動手摺20が、固定手摺25の建物A側の端部と、建物A側に立設された手摺支柱5との間に設けられている。具体的には、可動手摺20の端部柱20aの端面と、固定手摺25の端部部材25a、建物Aの渡り通路開口3の両脇に立設された手摺支柱5の端面とに、それぞれ設けられた上下2カ所の蝶番22を介して支持されている。
[可動手摺の構成と動作]
可動手摺20の構成とその動作について、図5各図〜図7各図を参照して説明する。図5(a)は、図1(a)に示した可動手摺20および取り付け状態を拡大して示した平面図である。図5(b)は、可動手摺20の一断面を示している。可動手摺20は、両図及び図1(b)に示したように、同形の角管を側面視してロ字形となるように組み立てた枠体20bに複数本の縦格子を等間隔に配列して取り付けた手摺部材20A,20Bを2つで1組として可動手摺20が構成されている。一方の手摺部材20Aの一端は固定手摺25の端部部材に、他方の手摺部材20Bの一端は手摺支柱5に、蝶番22を介して図5(a)に示した両矢印方向に回動可能に支持されている。
また、2つで1組を構成する手摺部材20A,20Bは、枠体20bを重ねるように並べた状態で、スライドレール23が上下の枠体部材の一部を上方および下方から覆うように被されている。このスライドレール23は止めピン24により一方の手摺部材20Aに固定されているため、他方の手摺部材20Bは、このスライドレール23に上下が挟まれた状態で図5(a)、図6(a),(b)及び図7(b)に示したように、スライドレール23と手摺部材20Aにガイドされて両矢印方向にスライドすることができる。1組の手摺部材(以下、スライド可能な手摺部材をスライド手摺20M、止めピン24でスライドレール23に固定された手摺部材を支持手摺20Fと呼ぶ。)は両端が固定部(手摺支柱5、固定手摺25の端部部材)に支持され、かつスライドレール23で平行状態が保持されているため、通常は上述した蝶番22が回動することはない。ところが、図7(c)に示したように、可動手摺20に横方向ずれδが生じた場合には、可動手摺20の両側の蝶番22が回動し、そのずれによって生じる可動手摺20の長さ変化分に対しては、スライド手摺20Mが伸長して、その長さ変化分が調整される。
[床板の構成]
上述した渡り通路として機能させるために、建物B側には凹所8aと、凹所8aに一部が収容された可動床版11を覆うように、通路床板31が敷設されている。この通路床板31は本実施例では鋼板からなり、表面には通路と同一仕様の樹脂製床材が貼られ、端部にはステンレス製仕切板が取り付けられている。なお、工場等のように床材の意匠上の仕様を問わない場合には、縞鋼板等をそのまま使用することもできる。
一方、建物A側からは張り出し通路床板32が敷設されている。この通路床板32は、通常、可動床版11を覆うように位置している。これにより、可動床版11がX方向にスライドした際(図4(a))に、可動床版11が建物Aの渡り通路開口3から左右方向(X方向)にずれた際、渡り通路開口3と可動床版11との間に隙間が生じるのを防止し、通路の安全を確保することができる。
上述した手摺部材、床版には、蝶番やスライド部分等の可動部分が設けられている。これらの部位には、通行者の挟まれ防止等を図るために、樹脂製カバー等の保護部材を被せることが好ましい。各保護部材の材質、形状等は強度、耐候性等の実用面の他、取付場所の意匠等を考慮して適宜選定することができる。
[渡り通路構造の動作]
以下、本考案の渡り通路構造の地震時における動作について、図1〜図4を参照して説明する。
(通常時)
地震時等において、建物の振動モードの相違によって同階で変位量差(位相差)が生じて最接近した場合を想定し、建物A側の通路床板と建物B側の通路床板とのY方向の離れを設定する必要がある。本実施例では、想定される建物A、建物B間のY方向の最接近時の距離を約1.6mと設計した。この距離での各部材の配置状態を示したのが図1各図である。
(Y方向移動−最接近時)
図2(a),(b)は、地震時において、建物Aと建物Bとが、Y方向の直線上で最接近した状態を示している。可動床版11端部は、接近した分が建物B側の渡り通路張り出し部8の凹所8a内に収容される。また、可動床版11上の固定手摺25は、渡り通路張り出し部8に立設された通路手摺9の内側位置で所定の離れをあけてオーバーラップするように設置されているので、可動床版11がスライドした状態でも干渉しない。
(Y方向移動−最離隔時)
図3(a),(b)は、地震時において、建物Aと建物Bとが、Y方向の直線上で最も離れた状態(最離隔時と呼ぶ。)を示している。このとき可動床版11端部は、建物B側の渡り通路張り出し部8に形成された凹所8a内から最も引き出された状態になる。
(X方向移動)
図4(a),(b)は、地震時において、建物Aと建物Bとが、X方向にずれるように変位した状態を示している。この例では、Y方向移動が生じていないとして、可動床版11のY方向の移動はないものとして示している。同図に示したように、建物A、建物B間にX方向にΔだけの変位が生じた状態では、このずれΔ分だけ可動床版11は建物Aの渡り通路開口3から側方に移動した状態になる。その際、渡り通路開口3からは張り出し通路床板32が突設されているため、たとえ可動床版11がΔ分だけ側方にずれても手摺に挟まれた渡り通路の床板には転落のおそれが起こるような開口は生じない。また、図示したように、可動手摺20は、建物A側の手摺支柱5と固定手摺25側の端部部材との間の蝶番22で所定角度に折れ曲がり、また、ずれに応じて可動手摺20を構成する1組の手摺部材のうち、スライド手摺20Mがスライドレール23と支持手摺20Fとにガイドされて伸長方向にスライドする。したがって、この区間で可動手摺20は発生するずれに追従して伸長して固定手摺25、可動手摺20とが一体的に渡り通路の側方を保護するので、通路の安全が確保される。
以上の説明では、建物Aと建物Bとの間に架設された直線状の渡り通路での構成およびその動作について説明したが、本考案は上述した実施例に限定されるものではなく、各請求項に示した範囲内での種々の変更が可能であり、請求項に示した範囲内で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も、本考案の技術的範囲に含まれる。
1,2 外廊下
3,6 渡り通路開口
4,9 通路手摺
5 手摺支柱
8 通路張り出し部
10 渡り通路構造
11 可動床版
20 可動手摺
22 蝶番
23 スライドレール
25 固定手摺
31 通路床板
32 張り出し通路床板

Claims (4)

  1. 隣接して建築された建物間に架設された渡り通路構造であって、一方の建物に構築された通路張り出し部の凹所に、その一部が他方の建物に向けた方向に摺動可能に収容されるとともに、他端が前記他方の建物に形成された支持フランジに支持された可動床版と、
    該可動床版上で前記通路張り出し部の通路手摺の内側に立設された固定手摺と、
    該固定手摺とヒンジを介して連結され、他端が前記他方の建物の固定部に他のヒンジを介して連結された、全長を伸縮可能な可動手摺と、
    前記他方の建物の通路用開口から前記可動床版上に張り出すように設けられた張り出し床版と、前記一方の建物の前記通路張り出し部の凹所を塞ぐとともに、前記可動床版の一部を覆うように設けられた固定床板とを備えたことを特徴とする渡り通路構造。
  2. 他方の建物に形成された前記支持フランジは、前記可動床版の支持フランジの長手方向へのスライドを支持可能であることを特徴とする請求項1に記載の渡り通路構造。
  3. 前記可動手摺は、前記可動床版が前記支持フランジの長手方向のスライド動作時に、そのスライド量に応じた前記両端のヒンジの回動を伴って伸長することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の渡り通路構造。
  4. 前記可動手摺は、枠体部がスライドレールに固定された支持手摺と、該支持手摺と前記スライドレールとに枠体の一部が支持されながら摺動して手摺長を変更可能なスライド手摺とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずか1項に記載の渡り通路構造。
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