JP6245953B2 - シャッタ装置の支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッタ装置の支持構造に関する。
住宅等の建物では、車両を駐車可能なガレージ(インナガレージ)が建物の一部として設けられている場合がある。このような建物では、防犯上の観点から、ガレージの車両出入口にシャッタ装置が設けられることがある。この種のシャッタ装置は重量が大きいため、ガレージ周辺の上梁(例えば天井梁)にブラケットを介して固定されることが多い。例えば特許文献1には、H形鋼からなる上梁のフランジに一対のブラケットを固定し、それら各ブラケットにシャッタ装置(詳しくはシャッタボックス)の両端部をそれぞれ固定することでシャッタ装置を支持する構成が開示されている。
また、シャッタ装置が(平面視にて)上梁から離れた位置に設置される場合には、ブラケットを上梁に対してプレート部材を介して固定することが考えられる。例えば、上梁のフランジ上にプレート部材を上梁からブラケット側に延出させた状態で固定し、そのプレート部材の延出部の下面側にブラケットを固定することが考えられる。この場合、そのブラケットにシャッタ装置を固定することで、シャッタ装置を上梁から離間させた位置に設置することができる。
特開平7−208040号公報
ところで、住宅等の建物では、地震や強風等の際に建物に生じる水平力に対する抵抗力を高めるために、水平補強材として水平ブレースが設けられることがある。例えば、水平ブレースは、建物におけるガレージの天井部分に設けられることがある。ここで、シャッタ装置が上梁から離間した位置に設置される上述のガレージにおいて水平ブレースが設けられる場合、水平ブレースは例えばプレート部材が固定されるフランジと同じフランジ上に取り付けられることが考えられる。
しかしながら、この場合、プレート部材と水平ブレースとが同じ高さ位置に配設されることになるため、例えば水平ブレースをシャッタ装置の端部上(換言するとブラケット上)を跨ぐように配設しようとすると、水平ブレースがブラケット上のプレート部材に干渉してしまうおそれがある。そのため、このような干渉を避けるために水平ブレースを別の位置に配設せざるをえなくなり、その結果水平ブレースの配置に関する自由度に制約が生じるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、水平補強材の配置に関する自由度の制約を少なくすることができるシャッタ装置の支持構造を提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明のシャッタ装置の支持構造は、建物に設けられるシャッタ装置を支持する支持ブラケットと、その支持ブラケットの上方に設けられ、当該支持ブラケットを前記建物の上梁に対して固定するためのプレート部材と、を備えるシャッタ装置の支持構造であって、前記プレート部材は、前記上梁の水平面上に当該上梁からはみ出た状態で固定された第1プレートと、前記第1プレートにおいて前記はみ出たはみ出し部の下面に固定された第2プレートと、を有しており、前記第2プレートは、前記第1プレートよりも前記上梁から離れる側に延出し、下面に前記支持ブラケットが固定された延出部を有することを特徴とする。
本発明によれば、プレート部材において第1プレートが上梁の水平面上に固定され、その第1プレートにおける上梁からのはみ出し部の下面に第2プレートが固定されている。そして、第2プレートにおいて第1プレートよりも上梁から離れる側に延出した延出部の下面にシャッタ装置を支持する支持ブラケットが固定されている。この場合、支持ブラケット上にある延出部の上面が上梁の水平面と同じ高さ位置に設定されるため、同じ上梁の水平面上に水平ブレース等の水平補強材を取り付ける場合に、その水平補強材を延出部の上方(換言すると支持ブラケットの上)を跨いで配設することが可能となる。これにより、水平補強材を配設するにあたり、その配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
第2の発明のシャッタ装置の支持構造は、第1の発明において、前記上梁の前記水平面上には、当該上梁に対して斜めの向きに延びる水平ブレースが取り付けられており、前記水平ブレースは、前記第2プレートの前記延出部上を跨いで設けられていることを特徴とする。
上梁に対して取り付けられる水平補強材としては水平ブレースが用いられることが多い。この場合、水平ブレースは上梁に対して斜めの向きに取り付けられるため、プレート部材と干渉する事態が生じ易い。この点、本発明では、水平ブレースが第2プレートの延出部上を跨いで設けられており、プレート部材との干渉を好適に回避することが可能となっている。
第3の発明のシャッタ装置の支持構造は、第1又は第2の発明において、前記上梁は、ウェブと、そのウェブを挟んで両側に設けられた下フランジ及び上フランジとを有するH形鋼からなり、前記下フランジの上面が、前記第1プレートが固定された前記水平面となっていることを特徴とする。
本発明によれば、H形鋼からなる上梁の下フランジの上面に第1プレート(ひいてはプレート部材)が固定されているため、同じ上梁の下フランジ上に水平補強材が取り付けられる場合にその水平補強材の配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
第4の発明のシャッタ装置の支持構造は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記支持ブラケットは、前記第2プレートの前記延出部の下面において前記上梁の長手方向における一方側に少なくとも固定されており、前記第1プレートは、前記上梁の長手方向における長さが前記第2プレートよりも小さくなっており、前記長手方向の前記一方側の端部が前記第2プレートにおける前記一方側の端部よりも他方側に位置するようにして前記第2プレートに固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、支持ブラケットが第2プレート(延出部)の下面において上梁長手方向における一方側に少なくとも固定されている。そして、かかる構成にあって、第1プレートはその上梁長手方向の長さが第2プレートよりも小さくされ、その上梁長手方向の上記一方側の端部を第2プレートにおける上記一方側の端部よりも他方側に位置するようにして第2プレートに固定されている。この場合、水平補強材が上梁の水平面上において第1プレートの上記一方側に近接した位置に取り付けられたとしても、その水平補強材が第1プレートと干渉するのを回避することが可能となる。
第5の発明のシャッタ装置の支持構造は、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記上梁は、ウェブとフランジとを有する形鋼からなり、前記フランジの上面が、前記第1プレートが固定される前記水平面となっており、前記第1プレートと前記第2プレートとはいずれも、その厚みが前記フランジよりも大きくなっていることを特徴とする。
本発明によれば、第1プレート及び第2プレートの厚みがいずれも、第1プレートが固定される上梁のフランジの厚みよりも大きくなっているため、プレート部材の剛性を高めることができる。これにより、重量物であるシャッタ装置を上梁にプレート部材を介して支持する構成にあって、プレート部材に撓み等の変形が生じるのを抑制することができる。
第6の発明のシャッタ装置の支持構造は、第1乃至第5のいずれかの発明において、前記第2プレートは、前記第1プレートに溶接により固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1プレートと第2プレートとが溶接により固定されているため、それら各プレートをボルト等の締結具を用いて固定する場合と比べ、プレート同士をより強固に一体化することができる。
第7の発明のシャッタ装置の支持構造は、第1乃至第6のいずれかの発明において、車両を駐車可能なガレージを備え、前記ガレージの車両出入口の上方には垂れ壁が設けられ、その垂れ壁を挟んだ両側には前記ガレージの側壁を形成するガレージ側壁部が設けられ、前記上梁として、前記垂れ壁に沿って延びる第1上梁と、前記ガレージ側壁部に沿って延びる第2上梁とが設けられた建物に適用され、前記シャッタ装置は、前記垂れ壁の壁面に設けられ、前記車両出入口を開閉するシャッタカーテンと、そのシャッタカーテンを収容するシャッタボックスとを有しており、前記支持ブラケットは、前記シャッタボックスの端部に取り付けられており、前記プレート部材は、前記第1プレートが前記第2上梁又は前記第1上梁の水平面上に固定され、前記第2プレートが前記支持ブラケットの上端部に固定されており、前記第1上梁と前記第2上梁とが連結する連結部には、それら各上梁の上面に跨がって水平ブレースの端部が取り付けられており、前記水平ブレースは、前記各上梁の間を斜めに延びるように配設され、前記第2プレートの前記延出部上を跨いで延びていることを特徴とする。
住宅等の建物にガレージ(いわゆるインナガレージ)が設けられている場合、防犯性の観点等から、車両出入口にシャッタ装置が設けられる場合がある。この種のシャッタ装置は、車両出入口上方の垂れ壁の壁面に設けられることが多い。この場合、支持ブラケットがシャッタ装置のシャッタボックスの端部に取りつけられ、その支持ブラケットが垂れ壁に沿って延びる第1上梁や、ガレージ側壁部に沿って延びる第2上梁の水平面上にプレート部材を介して固定されると考えられる。
また、ガレージの天井部分には、水平補強材として水平ブレースが設けられる場合がある。この場合、水平ブレースは、その端部が第1上梁と第2上梁との連結部においてそれら各上梁の水平面上に跨がって取り付けられ、それら各上梁の間を斜めに延びるように配設されることが多い。しかしながら、そうすると、水平ブレースがシャッタボックスの端部上換言すると支持ブラケット上を跨いで配設されることが想定され、その場合水平ブレースが支持ブラケット上のプレート部材と干渉してしまうおそれがある。そこで本発明では、この点に鑑みて、かかる構成に上記第1の発明を適用し、水平ブレースを第2プレートの延出部上を跨いで配設している。これにより、ガレージの天井部に水平ブレースを配設するにあたってその配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
(a)が建物全体の概略を示す縦断面図であり、(b)が建物の一階部分の間取りを示す平面図である。 ガレージの構成を示す平面図。 図2のA−A線断面図。 図2のB−B線断面図。 シャッタ支持部が上梁に固定された状態を示す分解斜視図。 (a)がシャッタ支持部を示す平面図であり、(b)が正面図であり、(c)が側面図である。 上梁にブレース及びプレート部材が取り付けられた状態を示す縦断面図。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、鉄骨軸組工法よりなる二階建ての建物について具体化している。図1において(a)が建物全体の概略を示す縦断面図であり、(b)が建物の一階部分の間取りを示す平面図である。
図1(a)に示すように、建物10は、一階部分11と二階部分12とを有する二階建ての建物となっている。図1(b)に示すように、一階部分11には、一階居室14,15が設けられているとともに、それら居室14,15に隣接してガレージ16が設けられている。また、二階部分12には、二階居室17,18が設けられている。
ガレージ16は、建物10に一体的に設けられた所謂インナガレージ(付属車庫)となっており、自動車等の車両を駐車するための駐車スペースを有している。ガレージ16は、その三方がガレージ側壁21〜23によって囲まれている。ガレージ16は、ガレージ側壁21によって一階居室15と仕切られており、ガレージ側壁22によって一階居室14と仕切られており、ガレージ側壁23によって屋外と仕切られている。また、ガレージ16の一側面には、開口部としてのガレージ開口部25が形成されている。このガレージ開口部25を通じてガレージ16への車両や人の出入りが可能となっている。
ガレージ16には、ガレージ開口部25を開閉するためのシャッタ装置30が設けられている。シャッタ装置30は、ガレージ開口部25の上方に設けられた垂れ壁27の裏面側に取り付けられている。シャッタ装置30は、昇降することでガレージ開口部25を開閉するシャッタカーテン31と、シャッタカーテン31を巻き取り状態で収納するシャッタボックス32とを備えている。
シャッタボックス32の内部には巻き取りドラム33が設けられている。この巻き取りドラム33によりシャッタカーテン31が巻き取り又は引き出しされることにより、シャッタカーテン31が昇降するようになっている。また、シャッタカーテン31の幅方向の両端部にはガイドレール34が設けられている。これらのガイドレール34によってシャッタカーテン31の昇降が案内される。
次に、ガレージ16周辺の構成について図2及び図3に基づいて説明する。図2はガレージ16の構成を示す平面図であり、図3は図2のA−A線断面図である。なお、図3中の符号47はガレージ16の天井面を形成する天井面材である。
図2及び図3に示すように、垂れ壁27は、互いに対向する一対の壁部36,37を有している。これら壁部36,37のうち、壁部36がガレージ16側、壁部37が屋外側に配置されている。各壁部36,37はそれぞれ横並びに設けられた複数の壁面材36a,37aを有して構成されている。これらの壁面材36a,37aは、内部に複数の中空部を有する窯業系サイディングにより構成されている。
垂れ壁27を挟んだ両側には、ガレージ側壁21及びガレージ側壁23が設けられている。これら各ガレージ側壁21,23も、垂れ壁27同様、互いに対向する一対の壁部を有している。図2では、それら壁部のうちガレージ16側の壁部38,39のみ図示されている。それら各壁部38,39はそれぞれ、横並びに設けられた複数の壁面材38a,39aにより構成されており、それらの壁面材38a,39aは中空部を有する窯業系サイディングにより構成されている。
ガレージ側壁21の内部には柱41が立設されており、ガレージ側壁23の内部には柱42が立設されている。それら各柱41,42は四角筒状の鋼材よりなり、垂れ壁27(ガレージ開口部25)を挟んだ両側にそれぞれ配置されている。
柱41の上端部には上梁43が連結され、柱42の上端部には上梁44が連結されている。上梁43は、ガレージ側壁21に沿って延びるように配置され、平面視においてガレージ側壁21の各壁部38の間に位置している。上梁44は、ガレージ側壁23に沿って延びるように配置され、平面視においてガレージ側壁21の各壁部39の間に位置している。なお、これら各上梁43,44がそれぞれ第2上梁に相当する。
各上梁43,44の間には上梁45が架け渡されている。上梁45は、垂れ壁27に沿って延びるように配置され、平面視において垂れ壁27の各壁部36,37の間に位置している。また、上梁45は、詳しくは上梁43における柱41との連結部と、上梁44における柱42との連結部との間に架け渡されており、それら各上梁43,44にアングル49を介して連結されている。なお、上梁45が第1上梁に相当する。
各上梁43〜45はいずれも同じ断面形状を有するH形鋼よりなり、上下に延びるウェブ43a〜45aと、ウェブ43a〜45aを挟んで上下両側に設けられる下フランジ43b〜45b及び上フランジ43c〜45cとを有している。下フランジ43b〜45b及び上フランジ43c〜45cにはそれぞれ厚み方向に貫通する複数の孔部43d〜45dが長手方向に沿って所定の間隔で形成されている。また、下フランジ43b〜45b及び上フランジ43c〜45cの厚みはそれぞれ8mmに設定されている。
垂れ壁27の裏面(ガレージ16側の面)にはシャッタ装置30のシャッタボックス32が設けられている。シャッタボックス32は、長尺状でかつ箱状に形成されており、ガレージ側壁21,23の間に跨がるように配設されている。シャッタボックス32の長手方向の両端部にはそれぞれシャッタ支持部60が取り付けられている。これら各シャッタ支持部60のうち一方のシャッタ支持部60(60A)が上梁43に固定され、他方のシャッタ支持部60(60B)が上梁44に固定されている。これにより、シャッタボックス32は各シャッタ支持部60を介して上梁43.44に支持されている。
続いて、シャッタ支持部60の構成について説明する。上梁43に固定されたシャッタ支持部60Aと、上梁44に固定されたシャッタ支持部60Bとはシャッタボックス32の長手方向に対称形状となっており、互いの構成が基本的に同じとなっている。そのため、以下においては上梁43に固定されたシャッタ支持部60Aの構成を中心に図2及び図3に加え図4乃至図6を用いながら説明する。図4は、図2のB−B線断面図である。図5は、シャッタ支持部60が上梁43に固定された状態を示す分解斜視図である。図6は、(a)がシャッタ支持部60を示す平面図であり、(b)が正面図であり、(c)が側面図である。なお、図4では便宜上、ブレース51の図示を省略している。
図2乃至図6に示すように、シャッタ支持部60(60A)は、シャッタボックス32が取り付けられるシャッタブラケット62と、そのシャッタブラケット62の上方に設けられ同ブラケット62を上梁43に対して固定するプレート部材61とを有する。この場合、シャッタブラケット62が支持ブラケットに相当する。
まずプレート部材61について説明する。プレート部材61は、矩形平板状の鋼板よりなる大小2つのプレート64,65を有しており、それら各プレート64,65が一部重ね合わせられた状態で溶接固定されることにより構成されている。これら各プレート64,65はいずれもその厚みが同じとなっており、本実施形態ではその厚みが9mmとなっている。また、本実施形態では、上梁43〜45の下フランジ43b〜45bの厚みが8mmに設定されているため、各プレート64,65の厚みが下フランジ43b〜45bの厚みよりも大きくなっている。
第1プレート64は、上梁43の下フランジ43bの上面にその一部が当該下フランジ43bから側方(ガレージ16側)に張り出した状態で固定されている。第1プレート64には、下フランジ43bの孔部43dと対応する位置に厚み方向に貫通する2つの孔部66が形成されている。これら両孔部43d,66にはボルト67が挿通されており、このボルト67がナット68と締結されることで、第1プレート64が下フランジ43bに固定されている。なお、ボルト67による固定に代えて又は加えて、第1プレート64を下フランジ43bに溶接固定してもよい。
第2プレート65は、第1プレート64において下フランジ43bから側方に張り出した張出部64a(はみ出し部に相当)の下面に固定されている。第2プレート65は、その一部が第1プレート64よりもガレージ16側(上梁43から離れる側)に張り出した状態で固定されており、その張り出し部分が張出部65a(延出部に相当)となっている。
第2プレート65は、その大きさ(板面の面積)が第1プレート64よりも大きくなっている。第2プレート65は、上梁43の長手方向(以下、上梁長手方向という)の長さが第1プレート64における上梁長手方向の長さよりも大きくなっている。具体的には、第2プレート65は、上梁長手方向の長さが第1プレート64の2倍か又はそれよりも大きくなっている。第2プレート65は、その上梁長手方向における中間部詳しくは中央部に第1プレート64が位置するように当該第1プレート64に固定されている。
第2プレート65には、その張出部65aに厚み方向に貫通する複数の孔部69が形成されている。この孔部69は、シャッタブラケット62を第2プレート65にボルト固定する際に用いられる孔である。孔部69は、上梁43の(平面視)短手方向(以下、上梁短手方向という)に沿って所定の間隔で複数(具体的には2つ)設けられ、それら上梁短手方向に並ぶ複数の孔部69が上梁長手方向に沿って所定間隔で複数(具体的には2つ)配置されている。
なお、プレート部材61は、上梁長手方向の中央位置を基準として同方向に対称な形状を有している。そのため、各上梁43,44に対して同じプレート部材61を用いることが可能となっている。
プレート部材61は、壁部38の上方を跨いでガレージ16側(シャッタボックス32上)に延出しており、第2プレート65の張出部65aが壁部38よりもガレージ16側に位置している。張出部65aの下面にはシャッタブラケット62が固定されている。シャッタブラケット62は、鋼板により上下に延びるように形成されており、シャッタボックス32の高さ寸法に対応する上下寸法を有している。シャッタブラケット62は、第2プレート65の下面に固定された矩形形状(正方形状)の固定板部71と、その固定板部71における隣り合う2つの端辺部からそれぞれ下方に延びる2つの垂下板部72,73とを有している。各垂下板部72,73のうち、垂下板部72は垂れ壁27(壁部36)の裏面(ガレージ16側の壁面)に対向し、垂下板部73はガレージ側壁21(壁部38)のガレージ16側の壁面に対向している。
固定板部71は、その大きさ(板面の面積)が第2プレート65の張出部65aよりも小さくなっている。固定板部71は、上梁長手方向の長さが第2プレート65における上梁長手方向の長さよりも小さくなっており、詳しくは第2プレート65における上梁長手方向の長さの半分か又はそれよりも小さくなっている。
固定板部71には、その四隅に厚み方向に貫通する孔部77が形成されている。これら各孔部77は、上梁短手方向におけるピッチ(間隔)及び、上梁長手方向におけるピッチともに同じ大きさとなっており、そのピッチの大きさが第2プレート65の孔部69における上梁短手方向のピッチと同じ大きさとなっている。
固定板部71は、第2プレート65の下面において上梁長手方向(換言するとガレージ奥行き方向)におけるガレージ開口部25寄りの位置に固定されている。具体的には、固定板部71は、ガレージ開口部25寄りの位置に設けられた2つの孔部77を第2プレート65における同じくガレージ開口部25寄りの位置に設けられた2つの孔部69と位置合わせした状態で固定されている。この固定に際しては、各孔部69,77にボルト78が挿通され、そのボルト78がナット79と締結されることで固定されている。
垂下板部72には、垂れ壁27側とは反対側の板面にシャッタボックス32が取り付けられている(図3参照)。シャッタボックス32は、垂れ壁27の裏面と対向する裏板部32aを有しており、その裏板部32aが垂下板部72の上記板面にビス81により固定されている。具体的には、垂下板部72には、厚み方向に貫通する上下複数(具体的には2つ)の孔部82が形成されている。裏板部32aの孔部(図示略)とその孔部82とにはそれぞれ上記のビス81が挿通され、そのビス81が壁部36に対して打ち付けられている。つまり、裏板部32aと垂下板部72とはビス81により壁部36に共締めされており、それによって裏板部32aひいてはシャッタボックス32が垂下板部72(シャッタブラケット62)に固定されている。なお、より詳しくは、壁部36の裏面側(ガレージ16とは反対側)には下地材83が設けられており、上記のビス81は壁部36を貫通してその下地材83にも打ち付けられている。
垂下板部73は、ガレージ側壁21の壁部38にビス85により固定されている(図4参照)。垂下板部73には、厚み方向に貫通する上下複数(具体的には2つ)の孔部86が形成されている。この孔部86を通じてビス85が壁部38に打ち付けられることで垂下板部73が固定されている。
以上が、上梁43に固定されたシャッタ支持部60(60A)に関する説明である。なお、上梁44に固定されたシャッタ支持部60Bも、基本的にこれと同様の構成である。すなわち、シャッタ支持部60Bは、シャッタ支持部60Aに対してガレージ16の幅方向に互いに対称となる構成となっている。
ここで、ガレージ16の天井部分には、水平補強材としてのブレース51(水平ブレース)が配設されている。以下、このブレース51の配置構成について図2に加えて図7を用いながら説明する。なお、図7は、上梁43にブレース51及びプレート部材61が取り付けられた状態を示す縦断面図である。
図2及び図7に示すように、ブレース51は、上梁43〜45により囲まれた内側に平面視X字状をなすように一対配設されている。ブレース51は、直線状に延びる金属製の棒状部51aと、その棒状部51aの両端部に設けられた一対の羽子板51bとを有している。各ブレース51A,51Bのうち、ブレース51Aの(一方の)羽子板51bは各上梁43,45の連結部分(換言すると各上梁43,45の交差部)に取付プレート53を介して取り付けられている。取付プレート53は、L字型の金属製平板よりなり、その厚みが9mmに設定されている。取付プレート53は、各上梁43,45の下フランジ43b,45b上に跨がって設けられ、それら各下フランジ43b,45bの上面にボルト54及びナット56を用いて固定されている。そして、この取付プレート53上に羽子板51bがボルト55及びナット57を用いて固定されている。
また、ブレース51Bの羽子板51bも、ブレース51Aの羽子板51bと同様の取付構成で、両上梁44,45の下フランジ44b,45b上に取付プレート53を介して取り付けられている。このように両ブレース51A,51Bが上梁43〜45に取り付けられることで、ガレージ16の天井部分において水平力に対する抵抗力が高められている。
続いて、同じ上梁43,44に取り付けられたブレース51とプレート部材61との位置関係について説明する。なお、かかる位置関係は上梁43側(ブレース51A側)と上梁44側(ブレース51B側)とで基本的に同様であるため、以下においては上梁43側の位置関係についてのみ説明し、上梁44側の位置関係についてはその説明を割愛する。
ブレース51A(詳しくは羽子板51b)は、プレート部材61よりもガレージ開口部25側で上梁43の下フランジ43b上に取り付けられている。ブレース51Aは、平面視において両上梁43,45間を二分するようにそれら両上梁43,45に対して斜めに延びている。ブレース51Aは、プレート部材61の第2プレート65の張出部65a上(さらにはシャッタブラケット62上)を跨ぐように配設されており、その張出部65a上には概ね棒状部51aが配置されている。
棒状部51aは羽子板51bの下面側に設けられ、第1プレート64と同じ高さ位置に位置している。これに対して第2プレート65はその上面が上梁43の下フランジ43bの上面と同じ高さ位置に位置している。この場合、棒状部51aと第2プレート65(張出部65a)の上面との間には上下方向の隙間が存在しており、その隙間によって棒状部51aが張出部65aに対して干渉することが回避されている。なお、かかる隙間は必ずしも存在している必要はなく、棒状部51aが張出部65aと接触した状態で配設されていてもよい。
棒状部51aの端部(棒状部51aにおける羽子板51bとの連結部)は、第1プレート64のガレージ開口部25側で当該第1プレート64に近接させて配置されている。ここで第1プレート64は、上述したように上梁長手方向において第2プレート65の中央部に配置されているため、第1プレート64におけるガレージ開口部25側の端部が第2プレート65(さらにはシャッタブラケット62)におけるガレージ開口部25側の端部よりもガレージ16の奥側(ガレージ開口部25側とは逆側)に位置している。これにより、棒状部51aが第1プレート64のガレージ開口部25側に近接させて配置される構成にあっても、棒状部51aが第1プレート64に干渉するのを回避することが可能となっている。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
プレート部材61を、上梁43の下フランジ43bの上面(水平面に相当)に上梁43から張り出した状態で固定した第1プレート64と、第1プレート64の張出部64aの下面に固定された第2プレート65とを有して構成した。そして、第2プレート65を第1プレート64よりも上梁43から離れる側に張り出させ、その張出部65aの下面にシャッタ装置30を支持するシャッタブラケット62を固定した。この場合、シャッタブラケット62上にある張出部65aの上面が下フランジ43bの上面と同じ高さ位置に設定されるため、同じ下フランジ43bの上面にブレース51を取り付ける場合に、ブレース51を張出部65a上(換言するとシャッタブラケット62上)を跨いで配設することが可能となる。これにより、ブレース51を配設するにあたり、その配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
また、シャッタブラケット62を上梁43,44の下フランジ43b,44b上にプレート部材61を介して固定するようにしたことで、下フランジ43b,44b上におけるプレート部材61(第1プレート64)の固定位置を上梁長手方向又は上梁短手方向に微調整することでシャッタブラケット62の位置ひいてはシャッタ装置30の設置位置を上梁長手方向又は上梁短手方向に微調整することができる。これにより、シャッタ装置30を所定の設置位置に好適に設置することが可能となる。
プレート部材61の各プレート64,65の厚みをそれぞれ上梁43,44の下フランジ43b,44bの厚みよりも大きくしたため、プレート部材61の剛性を高めることができる。これにより、重量物であるシャッタ装置30を上梁43,44にプレート部材61を介して支持する構成にあって、プレート部材61に撓み等の変形が生じるのを抑制することができる。
第1プレート64と第2プレート65とを溶接により固定したため、それら各プレート64,65をボルト等の締結具を用いて固定する場合と比べ、プレート64,65同士をより強固に一体化することができる。これにより、プレート部材61全体としての剛性を高めることが可能となり、シャッタ装置30を安定した状態で支持することが可能となる。
垂れ壁27の裏面に設けたシャッタ装置30の端部にシャッタブラケット62を取り付け、そのシャッタブラケット62を上梁43,44の下フランジ43b,44b上にプレート部材61を介して固定した。また、垂れ壁27に沿って延びる上梁45と上梁43,44との連結部にそれら各上梁43(44),45の下フランジ43b(44b)、45b上に跨がるようにしてブレース51の羽子板51bを取り付け、そのブレース51を各上梁43(44),45の間において斜めに延びるように配設した。かかる構成では、ブレース51がシャッタ装置30の端部上換言するとシャッタブラケット62上を跨いで配設されることが想定されるが、上記の実施形態では、下面にシャッタブラケット62が固定された第2プレート65(張出部65a)の上面が上梁43,44の下フランジ43b,44bの上面と同じ高さ位置に設定されているため、ブレース51を張出部65a上を跨いで配設することができる。そのため、ガレージ16の天井部にブレース51を配設するにあたり、その配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)第1プレート64における上梁長手方向の長さを第2プレート65における上梁長手方向の長さと同じか又はそれよりも大きくしてもよい。例えば、上梁43,44の下フランジ43b,44b上においてプレート部材61から比較的離れた位置にブレース51が取り付けられる場合には、かかる構成としてもブレース51が第1プレート64に干渉するのを回避することができる。
また、第1プレート64及び第2プレート65の厚みを上梁43〜45の下フランジ43b〜45bの厚みと同じか又はそれよりも小さい厚みとしてもよい。また、各プレート64,65の厚みを互いに異ならせてもよい。要するに、シャッタ装置30を支持する上でプレート部材61の剛性を十分確保できれば、各プレート64,65の厚みは任意としてよい。
さらに、第1プレート64と第2プレート65との固定方法は溶接に限ることはなく、例えばボルト等の締結具を用いて両プレート64,65を固定するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、シャッタブラケット62(固定板部71)を、平面視にて正方形状をなすように形成したが、これを変更して、平面視にて長方形状をなすように形成してもよい。例えば、シャッタブラケット62を上梁長手方向に長い平面視長方形状とすることが考えられる。具体的には、シャッタブラケット62の上梁長手方向の長さを第2プレート65の同方向の長さと略同じとし、第2プレート65の張出部65aの下面において上梁長手方向全域に跨がるようにシャッタブラケット62を固定することが考えられる。
また、シャッタブラケット62を上梁短手方向に長い平面視長方形状としてもよい。上述したように、上梁43,44の下フランジ43b,44bの厚みと第2プレート65の厚みとは略同じとなっているため、下フランジ43b,44bの下面と第2プレート65の下面とはその高さ位置が略同じとなっている。そのため、シャッタブラケット62を上梁短手方向に長い平面視長方形状とすれば、シャッタブラケット62を第2プレート65の下面と下フランジ43b,44bの下面とに跨がって固定することが可能となる。そうすれば、シャッタ装置30をより安定した状態で支持することが可能となる。
(3)上記実施形態では、ブレース51A(51B)(詳しくはその羽子板51b)を上梁43,45(44,45)の下フランジ43b,45b(44b,45b)の上面に跨がって取り付けたが、これを変更して、ブレース51A(51B)を上梁43(44)の下フランジ43b(44b)の上面にのみ取り付けるようにしてもよい。この場合、ブレース51を下フランジ43b(44b)上に取付プレート53を介さずに直接に取り付けることになる。その場合でも、棒状部51aを羽子板51bの上側に位置するようにしてブレース51A(51B)を下フランジ43b(44b)上に取り付ければ、ブレース51A(51B)を第2プレート65の張出部65a上を跨ぐように配設することができるため、ブレース51の配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
(4)上記実施形態では、上梁43,44の下フランジ43b,44bの上面にプレート部材61を固定したが、上フランジ43c,44cの上面にプレート部材61を固定してもよい。その場合にも、同じ上フランジ43c,44cの上面にブレース51が取り付けられる場合には、そのブレース51の配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
また、上梁43,44が溝形鋼や山形鋼等、H形鋼以外の形鋼からなる場合に本発明を適用してもよい。その場合、形鋼のフランジ上面にプレート部材61を固定すればよい。さらに、上梁が形鋼以外の鋼材や木材等、他の梁材からなる場合に本発明を適用してもよい。その場合、梁材の上面にプレート部材61を固定すればよい。
(5)上記実施形態では、各上梁43,44に対してプレート部材61を固定したが、これを変更して、上梁45の両端部にそれぞれプレート部材61を固定してもよい。その場合でも、各プレート部材61にそれぞれシャッタブラケット62を固定することでシャッタ装置30を上梁45に支持させることが可能となる。
(6)上記実施形態では、上梁43〜45に水平補強材として水平ブレース51を取り付けたが、これに代えて、構造用合板等その他の水平補強材を取り付けてもよい。その場合にも、水平補強材の配置に関する自由度の制約を少なくすることができる。
(7)上記実施形態では、ガレージ16のガレージ開口部25(車両出入口)を開閉するシャッタ装置30に対して本発明の支持構造を適用したが、例えば倉庫の出入口等、他の出入口を開閉するシャッタ装置に本発明の支持構造を適用してもよい。
10…建物、16…ガレージ、25…車両出入口としてのガレージ開口部、21…ガレージ側壁部としてのガレージ側壁、23…ガレージ側壁部としてのガレージ側壁、27…垂れ壁、30…シャッタ装置、32…シャッタボックス、43…第2上梁としての上梁、44…第2上梁としての上梁、45…第1上梁としての上梁、43b〜45b…下フランジ、51…水平ブレース、60…シャッタ支持部、61…プレート部材、62…支持ブラケットとしてのシャッタブラケット、64…第1プレート、64a…はみ出し部としての張出部、65…第2プレート、65a…延出部としての張出部、71…固定板部。

Claims (7)

  1. 建物に設けられるシャッタ装置を支持する支持ブラケットと、
    その支持ブラケットの上方に設けられ、当該支持ブラケットを前記建物の上梁に対して固定するためのプレート部材と、を備えるシャッタ装置の支持構造であって、
    前記支持ブラケットは、前記プレート部材の下面に固定された矩形形状の固定板部と、その固定板部の端辺部から下方に延び前記シャッタ装置のシャッタボックスが取り付けられた垂下板部とを有し、
    前記プレート部材は、
    前記上梁の水平面上に当該上梁からはみ出た状態で固定された第1プレートと、
    前記第1プレートにおいて前記はみ出たはみ出し部の下面に固定された第2プレートと、を有しており、
    前記第2プレートは、前記第1プレートよりも前記上梁から離れる側に延出し、下面に前記支持ブラケットの前記固定板部が固定された延出部を有することを特徴とするシャッタ装置の支持構造。
  2. 前記上梁の前記水平面上には、当該上梁に対して斜めの向きに延びる水平ブレースが取り付けられており、
    前記水平ブレースは、前記第2プレートの前記延出部上を跨いで設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシャッタ装置の支持構造。
  3. 前記上梁は、ウェブと、そのウェブを挟んで両側に設けられた下フランジ及び上フランジとを有するH形鋼からなり、
    前記下フランジの上面が、前記第1プレートが固定された前記水平面となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシャッタ装置の支持構造。
  4. 前記支持ブラケットの前記固定板部は、前記第2プレートの前記延出部の下面において前記上梁の長手方向における一方側に少なくとも固定されており、
    前記第1プレートは、前記上梁の長手方向における長さが前記第2プレートよりも小さくなっており、前記長手方向の前記一方側の端部が前記第2プレートにおける前記一方側の端部よりも他方側に位置するようにして前記第2プレートに固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシャッタ装置の支持構造。
  5. 前記上梁は、ウェブとフランジとを有する形鋼からなり、
    前記フランジの上面が、前記第1プレートが固定される前記水平面となっており、
    前記第1プレートと前記第2プレートとはいずれも、その厚みが前記フランジよりも大きくなっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシャッタ装置の支持構造。
  6. 前記第2プレートは、前記第1プレートに溶接により固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシャッタ装置の支持構造。
  7. 車両を駐車可能なガレージを備え、
    前記ガレージの車両出入口の上方には垂れ壁が設けられ、その垂れ壁を挟んだ両側には前記ガレージの側壁を形成するガレージ側壁部が設けられ、
    前記上梁として、前記垂れ壁に沿って延びる第1上梁と、前記ガレージ側壁部に沿って延びる第2上梁とが設けられた建物に適用され、
    前記シャッタ装置は、前記垂れ壁の壁面に設けられ、前記車両出入口を開閉するシャッタカーテンと、そのシャッタカーテンを収容するシャッタボックスとを有しており、
    前記支持ブラケットは、前記シャッタボックスの端部に取り付けられており、
    前記プレート部材は、前記第1プレートが前記第2上梁又は前記第1上梁の水平面上に固定され、前記第2プレートが前記支持ブラケットの上端部に固定されており、
    前記第1上梁と前記第2上梁とが連結する連結部には、それら各上梁の上面に跨がって水平ブレースの端部が取り付けられており、
    前記水平ブレースは、前記各上梁の間を斜めに延びるように配設され、前記第2プレートの前記延出部上を跨いで延びていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシャッタ装置の支持構造。
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