JP2021063421A - 引戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動する扉体の垂れを抑制しつつ、この扉体と設置面との間の隙間をできる限り狭くすることができる引戸を提供する。
【解決手段】第一の扉体10、第二の扉体20、第三の扉体30が厚さ方向に重ねられて接続され、第一の扉体10は枠体11とパネル体12とを備えて設置面に固定され、第二の扉体20は、左右に間隔をあけて配置された左縦材22a、中縦材22b、右縦材22cと、上下に間隔をあけて取付けられた横材23とによる矩形状の枠体21を備え、第三の扉体30は枠体31とパネル体32とを備え、第二の扉体20及び第三の扉体30の下端部は設置面から離間されており、枠体21は、中縦材22bにより左枠部24と右枠部25とが形成され、第二の扉体及び第三の扉体の移動範囲において、厚さ方向視において、左枠部24の内側全体は第三の扉体30と重合し、右枠部25の内側全体は第一の扉体10と重合するように構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、扉体を開閉方向に移動自在に連結した引戸に関する。
一般に、引戸には様々な形態が知られており、例えば、吊り門柱に回動可能に軸支された扉体により出入口を開閉する形態、複数の扉体を左右方向に連接した形態がある。前者の場合は、吊り門柱で扉体を支えるものであり、扉体が回動する範囲を確保する必要があるため、広い間口に用いる引戸には向いていない。後者の場合は、出入口において扉体を吊り下げて支持する吊りレールや、扉体の下部に車輪を設けて設置面上を走行させることが多い。これにより、広い間口にも利用することができるが、吊りレールの高さ以上のものは通行できず、一方、設置面に不陸があると、扉体の車輪がスムーズに走行できなくなるおそれがあった。
そこで、引用文献1には、通路の外側に支持体を設け、支持体に施したガイドローラに横長状の扉体を懸架し、扉体を長手方向に移動自在としたノンレール引戸において、扉体の下方位置に扉体押し上げ部材を設け、該扉体押し上げ部材を支持ローラに載架し、扉体押し上げ部材が通路側に移動した状態においてその突端部が上動する構成とし、扉体と扉体押し上げ部材を係合して扉体の移動に伴って扉体押し上げ部材を移動させ、扉体の閉動作において扉体押し上げ部材を扉体に圧接させたノンレール引戸が提案されている。
特開平9−217572号公報
ところで、前記ノンレール引戸は、扉体の垂れが抑制されるとともに、また、出入口に吊りレールやガイドレールを使用しなくてよいため、出入口の通行の自由度を高めることができる。一方、扉体押し上げ部材を支持ローラに載架するため、設置面と扉体押し上げ部材との間に隙間が必要となり、また、扉体押し上げ部材の上方の扉体をスムーズに移動させるにも、この間に隙間がある方が好ましいため、扉体と設置面との間の隙間を減らすには限界があった。
本発明は、前記の如き問題点を解消し、可動する扉体の垂れを抑制しつつ、この扉体と設置面との間の隙間をできる限り狭くすることができる引戸を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係る引戸は、第一の扉体、第二の扉体及び第三の扉体が厚さ方向に重ねられて接続された引戸であって、前記第一の扉体は、矩形状の枠体と、該枠体に取付けられたパネル体とを備えて設置面に固定されており、前記第二の扉体は、左右に間隔をあけて配置された左縦材、中縦材、右縦材と、上下に間隔をあけて取付けられた横材とにより矩形状に形成された枠体を備え、前記第三の扉体は、矩形状の枠体と、該枠体に取付けられたパネル体とを備え、前記第二の扉体及び第三の扉体の下端部は設置面から離間されており、前記第二の扉体の枠体は、前記中縦材により、出入口側の左枠部と反対側の右枠部とが形成されるとともに、第二の扉体及び第三の扉体の移動範囲において、厚さ方向視において、前記左枠部の内側全体は第三の扉体と重合しており、前記右枠部の内側全体は第一の扉体と重合していることを特徴とするものである。
本発明において、前記左枠部と右枠部とは、それぞれの角部に補強部材が取付けられているものとしてもよい。
前記第一の扉体及び前記第三の扉体は、上部及び下部の左右方向にわたってそれぞれ補強桟を備えたものとしてもよい。
本発明によれば、第三の扉体は厚さ方向に重なる第二の扉体に接続されているので、第三の扉体は吊りレールや車輪がなくとも出入口を開閉することが可能であり、第三の扉の垂れを抑制し、加えて、可及的に設置面側に位置させることができる。
本発明に係る引戸において実施の一形態を示す正面図である。 図1の引戸の他の状態を示す正面図である。 図1の引戸の更に他の状態を示す正面図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 図1の各扉体の説明図である。 図1のA−A線の要部拡大断面図である。 図7のレール部材と走行部との関係を示す説明図である。 第一の扉体と第二の扉体との関係を示す説明図である。 図1のB−B線の要部拡大断面図である 第二の扉体と第三の扉体との関係を示す説明図である。 本発明に係る引戸において他の実施形態を示す正面図である。 図12の第一の扉体及び第三の扉体の説明図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
図1〜図3は本発明に係る引戸において実施の一形態を示す正面図であって、図1は閉じた状態、図2は少し開いた状態、図3は開いた状態である。図4は図1の平面図、図5は図1の側面図である。本形態に係る引戸100は、第一の扉体10と第二の扉体20と第三の扉体30とが厚さ方向に重ねられて接続されている。第一の扉体10は設置面に固定されており、第二の扉体20及び第三の扉体30は左右方向に移動可能である。更に第二の扉体20及び第三の扉体30の下端面20a、30aは設置面から離間されている。そして、第三の扉体30を門柱200が立設された左方向に移動させると、第二の扉体20も所定の位置から連動して、図1に示すように出入口Aが閉鎖される。第三の扉体30を逆方向の右方向に移動させると、図2の出入口Aが少し空いた状態を経て、図3に示すように出入口Aが開くものである。なお、特に説明のない限り、各扉体の厚さ方向を前後方向、出入口を閉める方向を左方向、出入口を開く方向を右方向として記載する。
図6は各扉体の説明図であって、(a)は第一の扉体10の正面図、(b)は第二の扉体20の正面図、(c)は第三の扉体30の正面図である。第一の扉体10は、図6の(a)に示すように、複数の縦材13と複数の横材14とにより矩形状に形成された枠体11と、枠体11の内側に取付けられたパネル体12とを備えている。なお、枠体11は、本形態のように左右方向に複数連結した形態でもよく、枠体11の内側の空間を横材14によって上下方向に分割した形態でもよい。また、図4,図5に示すように、縦材13は、下端部に取付けられた固定金具15を介して設置面に固定されている。更に左右両端の縦材13は、後側に立設された支持パネル16と接続されており、これにより、第一の扉体10が設置面により安定的に固定された状態となる。
横材14は、縦材13の上端部と下端部に取付けられていればよいが、下方の横材14は、設置面の不陸の影響を避けるために、本形態のように、縦材13の下端よりやや上方に取付けたものでもよい。
パネル体12は、第一の扉体10の厚さ方向に対して視認可能であって、通行人が第一の扉体10の内側を通過できないようになされている。本形態では、パネル体12は格子状であるが、例えば、透明な板材でもよく、あるいは、縦方向、又は横方向に配置したルーバー材を所定の間隔をあけて複数配置したものでもよい。
第二の扉体20は、図4に示すように第二の扉体20の前側に配置されており、図6の(b)に示すように、左右に間隔をあけて配置された左縦材22a、中縦材22b、右縦材22cと、上下に間隔をあけて取付けられた横材23,23とにより矩形状に形成された枠体21を備えている。第二の扉体20は、第一の扉体10のようなパネル体を有しておらず、中縦材22bにより左右に仕切られて、左枠部24と右枠部25とが形成されている。
次に第三の扉体30は、図6の(c)に示すように、複数の縦材33と、複数の横材34とにより矩形状に形成された枠体31と、枠体31の内側に取付けられたパネル体32とを備えている。なお、枠体31は、本形態のように左右方向に複数連結した形態でもよく、枠体31の内側の空間を横材34によって上下方向に分割した形態でもよい。
パネル体32は、第三の扉体30の厚さ方向に対して視認可能であって、通行人が第三の扉体30の内側を通過できないようになされている。本形態ではパネル体32は格子状であるが、透明な板材でもよく、あるいは、縦方向、又は横方向に配置したルーバー材を所定の間隔をあけて複数配置したものでもよい。
次に、第一の扉体10と第二の扉体20との接続構造について説明する。図7は図1のA−A線の要部拡大断面図、図8はレール部材41と走行部51との関係を示す説明図である。第二の扉体20において、上下の横材23,23の後面側に長手方向に沿ってレール部材41が取り付けられている。一方、第一の扉体10において、上下の横材14には、レール部材41内を走行可能な走行体52を有する走行部51が設けられている。走行体52がレール部材41内を走行することによって、第二の扉体20は、第一の扉体10に対して左右方向に移動することができる。なお図7は、第一の扉体10及び第二の扉体20の上側の接続構造に関するものであるが、第一の扉体10及び第二の扉体20の下側の接続構造も同様であるので、詳しい説明は省略する。
レール部材41は、横材23に取付けられる基部41aと、基部41aの上下両端部から横材23から離れる方向に突出し先端部から内側に向け曲折された爪部41bを有しており、縦断面略コ字状に形成されている。走行体52は、円盤状であって走行部51に回動可能に固定されている。走行体52の外周部がレール部材41の上方の爪部41bの内側に当接して配置されているので、第二の扉体20は、第一の扉体10から離れることなく左右方向に移動させることができる。本形態では、走行部51は別の走行体52を有しており、この走行体52の外周部がレール部材41の下方の爪部41bの内側に当接するように配置されている。これにより、第二の扉体20の左右方向への移動がスムーズとなる。またレール部材41の左右両端部においては、走行部51がレール部材41の長手方向端部から外れないようにストッパ42が取付けられている。レール部材は、横材23の長手方向にわたって取付けられており、ストッパ42は横材の左右両端部に配置されている。ストッパ42の取付位置は、レール部材41の端縁部でもよく、端縁部からやや中心側の位置でもよく、走行部51の走行範囲に応じて適宜規制することができる。
図9は、第一の扉体10に対して第二の扉体20を左右方向に移動させたときの要部説明図であって、(a)は第二の扉体20が左側に移動した状態、(b)は第二の扉体20が右側に移動した状態を示している。第一の扉体10において、走行部51は、上下の横材14の左右離れた位置、本形態においては左側の横材14の両端部に設けられている。そのため、(a)に示すように、第二の扉体20を出入口A側である左側X1に移動させると、右側のストッパ42bが右側の走行部51bに当接し、これ以上の左側への移動が規制される。この時、中縦材22bと第一の扉体10において左側端に位置する縦枠13aとが正面視において少なくとも一部が重合するようになされている。逆に、(b)に示すように、第二の扉体20を右側に移動させると、左側のストッパ42aが左側の走行部51aに当接し、これ以上の左側への移動が規制される。この時、右縦材22cと第一の扉体10において右側端に位置する縦材13bとが正面視において少なくとも一部が重合するようになされている。
これにより、枠体21の右枠部25の内側は、その全体が第二の扉体20の可動範囲において第一の扉体10と正面視において重合するものとなる。なお、第二の扉体20の移動を規制する方法は、ストッパ42と走行部51との当接によるものではなく、例えば、(c)に示すように、右縦材13bの右側に前方へ突出する止め部材43を取付けて、第二の扉体20の右側への移動を規制するようにしてもよい。要は、枠体21の右枠部25の内側が、第二の扉体20の可動範囲において第一の扉体10と正面視において重合するものとなればよい。
次に、第二の扉体20と第三の扉体30との接続構造について説明する。図10は図1のB−B線の要部拡大断面図である。第二の扉体20において上下の横材23,23の前面側に長手方向に沿ってレール部材41が取付けられている。一方、第三の扉体30において上下の横材34には、レール部材41を走行可能な走行体52を有する走行部51が設けられている。走行体52がレール部材41内を走行することによって、第三の扉体30は、第二の扉体20に対して左右方向に移動することができる。なお、レール部材41と走行部51との関係は前記と同様であるので、同じ部材には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
図11は、第二の扉体20に対して第三の扉体30を左右方向に移動させたときの要部説明図であって、(a)は第三の扉体30が左側に移動した状態、(b)は第三の扉体30が右側に移動した状態を示している。走行部51は、第三の扉体30において上下の横材14のそれぞれの左右離れた位置、本形態においては左右2本の横材34のうち、右側の横材34の両端部に設けられている。そのため、(a)に示すように、第三の扉体30を出入口A側である左側X1に移動させると、左側のストッパ42cが左側の走行部51cに当接し、これ以上の左側への移動が規制される。この時、中縦材22bと第三の扉体30において右端の縦材33bとが正面視において少なくとも一部が重合するようになされている。逆に、(b)に示すように、第二の扉体20を右側X2に移動させると、右側のストッパ42dが右側の走行部51dに当接し、これ以上の左側への移動が規制される。この時、左縦材22aと第三の扉体30において左端の左縦枠33aとが正面視において少なくとも一部が重合するようになされている。
これにより、枠体21の左枠部24の内側は、その全体が第二の扉体20の可動範囲において第三の扉体30と正面視において重合するものとなる。
これらの構造により、第二の扉体20及び第三の扉体30の可動範囲において、第二の扉体20の左枠部24及び右枠部25の内側は、正面視において第一の扉体10又は第三の枠体31に重合するので、通行人は左枠部24又は右枠部25の内側を通過できないため、第二の扉体20にパネル体12のような通行を妨げるものを取付ける必要がない。
第二の扉体20は、図6の(b)に示すように、左枠部24及び右枠部25の角部には、補強部材26が取付けられている。具体的には、補強部材26は、角部を形成する二辺を結ぶように斜めに取付けられており、補強部材26と二辺によって正面視三角形状となされている。これにより、左枠部24及び右枠部25が補強されて変形しにくくなる。なお、補強部材26は、例えば、左枠部24、左枠部24の内部において、対向する角部を連結した、いわゆる筋交い構造としてもよい。
図1,図2に示すように、第三の扉体30を左側に移動させると、第三の扉体30の自重により左側が下方に垂れる荷重が生じるところ、上記の第二の扉体20の補強構造によって、第三の扉体30と正面視において重合する左枠部24、左枠部24と連結する右枠部25、右枠部25と正面視において重合する第一の扉体10によって、荷重を分散し、第三の扉体30の垂れを抑制することができる。
図12〜図13は、本発明に係る引戸の他の実施形態を示す説明図であって、図12は本発明に係る引戸において他の実施形態を示す正面図、図13の(a)は第一の扉体10の説明図、(b)は第三の扉体30の説明図である。本形態に係る引戸300は、図1〜図11に示された引戸100と比べて、第一の扉体10、第三の扉体30に特徴があるものであり、主にそれについて説明する。それ以外で、既に説明した内容と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本形態に係る引戸300は、第一の扉体10及び第三の扉体30は、上部及び下部に補強桟60、70を有するものである。まず、第一の扉体10は、図13(a)に示すように、左右の縦材13と上下に間隔をあけて配置された横材14とにより矩形状に形成された枠体の内側にパネル体12が取付けられた扉部17a、17bが左右に配置されて連結されている。
本形態では、扉部17aの左側の縦材13aと、扉部17bの右側の縦材13bは、設置面上に固定されているので、扉部17a、17bは、これら縦材13a、13bにより片持ちで支持された状態である。そのため扉部17a、17bは、自由端側に位置する縦材13c、13d側が下方に向けて垂れて、第一の扉体10が変形するおそれがある。
また、本形態では、扉部17aの上下部の横桟14の両端部に走行部51が取付けられているため、上述の垂れが生じると、走行部51が第一の扉体10の中央側に向けて下がるため、この走行部51を介して接続されている第二の扉部20は左右方向への移動に支障が生じるおそれがある。
そこで、左右に連結された二個の扉部17a、17bの上部及び下部にわたって補強桟60、60がそれぞれ取付けられており、縦桟13a、13b、横桟14に固定されている。これにより上述の垂れを抑えることができるので、第一の扉体10の変形を抑制するとともに第二の扉部20の移動へ不具合の発生を抑えることができる。
なお、本形態においては、第一の扉体の中央下部に補助支柱が取付けられている。具体的には、補助支柱は、その上端が補強桟60に固定され、その下端が設置面上に配置されている。これにより、上述の扉部17a、17bの下方への垂れを更に抑えることができる。
次に、第三の扉体30は、図13(b)に示すように、左右の縦材33と上下に間隔をあけて配置された横材34とにより形成された枠体の内側にパネル体32が取付けられた扉部37a、37bが左右に配置されて連結されている。
また、左右に連結された二個の扉部37a、37bは、上部及び下部にわたって補強桟70、70が取付けられている。具体的には、上側の左右の横桟の上面部にわたって補強桟70が固定されており、下側の左右の横桟の下面部にわたって補強桟70が固定されている。これにより、左側の扉部37aにおいて、可動先端側の垂れを抑えることができる。
なお、第三の扉体30の下部の両端部、具体的には、下方の補強桟70の左右両端部には、設置面上を転動する車輪を有するキャスター35を備えている。これにより、左側の扉部37aにおいて、可動先端側の垂れを更に抑えることができる。
このように、第一の扉体10及び第三の扉体30は、上部及び下部の左右方向にわたってそれぞれ補強桟60、70を備えている。これにより、第一の扉体10及び第三の扉体30に生じる変形や垂れ等の不具合を抑制することができる。
以上、本発明の引戸について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
本発明に係る引戸によれば、出入口Aを閉じる第三の扉体30は、設置面上を走行するためのレール材や、吊り下げるための吊りレールがなくとも、開閉作業が可能で、しかも下方への垂れが生じにくいので、主に工事車両等が出入りする門や、工場の屋内の作業現場において、リフトのような作業車が出入りする場所において好適に用いることができる。
10 第一の扉体
11 枠体
12 パネル体
13、13a、13b、13c、13d 縦材
14 横材
15 固定金具
16 支持パネル
17a、17b 扉部
18 補強桟
20 第二の扉体
20a 下端面
21 枠体
22a 左縦材
22b 中縦材
22c 右縦材
23 横材
24 左枠部
25 右枠部
26 補強部材
30 第三の扉体
30a 下端面
31 枠体
32 パネル体
33、33a、33b 縦材
34 横材
35 キャスター
41 レール部材
41a 基部
41b 爪部
41b 突出部
42、42a、42b、42c、42d ストッパ
51、51a、51b、51c、51d 走行部
52 走行体
60、70 補強桟
100 引戸
200 門柱
A 出入口

Claims (3)

  1. 第一の扉体、第二の扉体及び第三の扉体が厚さ方向に重ねられて接続された引戸であって、
    前記第一の扉体は、矩形状の枠体と、該枠体に取付けられたパネル体とを備えて設置面に固定されており、
    前記第二の扉体は、左右に間隔をあけて配置された左縦材、中縦材、右縦材と、上下に間隔をあけて取付けられた横材とにより矩形状に形成された枠体を備え、
    前記第三の扉体は、矩形状の枠体と、該枠体に取付けられたパネル体とを備え、
    前記第二の扉体及び第三の扉体の下端部は設置面から離間されており、
    前記第二の扉体の枠体は、前記中縦材により、出入口側の左枠部と反対側の右枠部とが形成されるとともに、
    第二の扉体及び第三の扉体の移動範囲において、厚さ方向視において、前記左枠部の内側全体は第三の扉体と重合しており、前記右枠部の内側全体は第一の扉体と重合している
    ことを特徴とする引戸。
  2. 前記左枠部と右枠部とは、それぞれの角部に補強部材が取付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の引戸。
  3. 前記第一の扉体及び前記第三の扉体は、上部及び下部の左右方向にわたってそれぞれ補強桟を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の引戸。
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