JP4227871B2 - エレベータ出入り口装置 - Google Patents

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この発明は、戸の下端と敷居との隙間を閉塞する遮煙板が戸の下端に配設されたエレベータ出入り口装置に関するものである。
従来のエレベータ出入り口装置は、遮煙板が戸の下端に戸の長さ方向の全域に渡って配設されており、戸の全閉時に、遮煙板が敷居に接触して戸の下端と敷居との隙間を閉塞し、戸の下端と敷居との隙間を介しての乗り場と昇降路との間の煙の流通を阻止している。そして、敷居の戸開閉方向の長さを長くして、戸の全開時、戸の戸開側端部が敷居の戸開側端部を超えないようにしている。これにより、戸の全開状態からの閉動作時、遮煙板が敷居の戸開側端部の角部に擦られることを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特許第2715828号公報
遮煙構造をとらない既設のエレベータ出入り口装置では、敷居の戸開閉方向の長さは短く、戸の全開時、戸の戸開側端部が敷居の戸開側端部を超えるように構成されている。そこで、既設のエレベータ出入り口装置に上述の従来のエレベータ出入り口装置の遮煙構造を構築しようとする場合、既設の敷居を利用とすると、特に戸の全開状態からの閉動作時には、遮煙板が敷居の戸開側端部の角部に擦られてしまうので、遮煙板による遮煙効果を確保するためには、遮煙板の交換頻度を高くする必要があり、コスト増をもたらしてしまう、という課題があった。
また、戸の全開状態からの閉動作時における敷居の戸開側端部の角部による遮煙板の擦れを回避するためには、既設の敷居を戸開閉方向の長さの長い敷居に取り替える必要があり、敷居の撤去・設置工事、さらには壁や床の補修工事が行われ、多大なコスト増をもたらしてしまう、という課題があった。
この発明は、戸の開閉動作時に、遮煙板と敷居の戸開側端部の角部との接触を回避させ、遮煙板の長寿命化を図ることができるとともに、戸開閉方向長さの短い既設の敷居を利用して戸下端側の遮煙構造を低コスト化で構築できるエレベータ出入り口装置を得ることを目的とする。
この発明は、エレベータの出入り口を構成する上縁部および側縁部を構成する枠体と、上記出入り口の下縁部を構成する敷居と、上記三方枠の立面に沿って水平方向に移動して上記出入り口を開閉する戸と、上記戸の長さ方向の全域に渡って該戸の下端から下方に延出するように取り付けられ、上記戸の全閉時、上記敷居に接触して上記戸と上記敷居との隙間を閉塞する遮煙板と、上記戸の戸開側端部が上記敷居の戸開側端部を超える該戸の開閉動作時に、上記遮煙板が乗り上げて、該遮煙板の接触する該敷居の接触面と該敷居の戸開側端部とが交差する角部と該遮煙板との間に隙間を形成するように該敷居の戸開側端部に取り付けられた遮煙板保護部材とを備えたものである。
この発明によれば、戸の開閉動作時に、遮煙板が遮煙板保護部材に乗り上げて、敷居の戸開側端部の角部と遮煙板との接触が回避されるので、遮煙板の遮煙効果が長期にわたって確保され、遮煙板の交換頻度を低下させることができるとともに、戸開閉方向長さの短い既設の敷居を撤去することなく戸下端側の遮煙構造を構築でき、低コスト化が図られる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ出入り口装置を示す正面図、図2は図1のII−II矢視断面図、図3は図1のIII−III矢視断面図、図4は図1のIV−IV矢視断面図、図5は図1のV−V矢視断面図、図6はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを昇降路側から見た背面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを敷居の戸開側端部から見た端面図である。
各図において、1はエレベータの昇降路、2は昇降路1に開口する出入り口3が設けられた乗り場、4は出入り口3の上縁部および両側縁部を構成する上枠5および一対の縦枠6からなる枠体としての三方枠、7は出入り口3を開閉する戸(引き戸)である。
8は鋼材を断面コ字状に成形してなる浮かせ構造体であり、コ字状の開口側を昇降路1側に向けて、コ字状の一辺(下辺)を三方枠4の上枠5の上面にボルト20およびナット21により締着固定されている。9はハンガーケースであり、浮かせ構造体8のコ字状の他辺(上辺)にボルト22およびナット23により締着固定されて、昇降路1内の出入り口3上方に上枠5から離反して配置されている。そして、このハンガーケース9には、三方枠4の立面に沿って水平方向に延びるトラック10が取り付けられている。11はドアハンガーであり、ローラ12が一端側に水平軸周りに回転自在に取り付けられ、他端がボルト24およびナット25により戸7の上面に締着固定されている。そして、ローラ12がトラック10に走行自在に掛けられて、戸7がトラック10に吊設され、トラック10に案内されて水平方向に移動できるようになっている。これにより、戸7は、図3および図4に示されるように、三方枠4の立面との間に隙間Dを有して三方枠4に対面して配置され、三方枠4に沿って水平方向に互いに反対方向に移動して出入り口3を開閉する。
14は鋼材を断面L字状に成形して作製された傾斜遮煙板である。この傾斜遮煙板14は、上枠5の長さとほぼ同じ長さを有し、中央が戸7側に位置し、かつ、両端が戸7から離れるように戸7の開閉経路に対して傾斜して、浮かせ構造体8により形成された空きスペースに位置するように上枠5の上面に密接して取り付けられている。
15は弾性変形しやすい薄鋼板で作製された接触板である。この接触板15は、戸7の幅(開閉方向の長さ)とほぼ同じ長さを有し、ドアハンガー11の下端と戸7の上面との間に介装され、かつ、上枠5側に延出するようにして、ボルト24およびナット25によりドアハンガー11とともに戸7に締着固着されている。そして、接触板15は、戸7の戸当たり端側の延出長さが短く、かつ、戸7の戸袋端側の延出長さが長くなるように戸7の開閉経路に対して傾斜して戸7の上面に取り付けられている。これにより、戸7の全閉時、接触板15が弾性変形して傾斜遮煙板14のL字状の起立片に接触し、上枠5と戸7との隙間Dが閉塞される。
16は鋼板をL字状に折り曲げ成形して作製され、戸7の高さとほぼ同じ高さを有する固定金具であり、そのL字状の一辺を戸7の戸袋側端面にボルト26およびナット27により締着固定されている。17は弾性変形しやすい薄鋼板で作製され、固定金具16とほぼ同じ高さを有する側縁部遮煙板であり、その一端をボルト28およびナット29により固定金具16のL字状の他辺に締着固定されて戸7の開閉方向と直交して配置されている。そして、戸7の全閉時に、側縁部遮煙板17が、弾性変形して三方枠4の縦枠6の外壁面に接触し、縦枠6と戸7との隙間Dが閉塞される。
18は戸7の幅(開閉方向の長さ)とほぼ同じ長さに作製され、戸7の下端から下方に延出するように取り付けられたエチレンプロピレンゴム等の耐熱性ゴムからなる下部遮煙板であり、この下部遮煙板18は敷居13の上面13aに接触して、敷居13と戸7の下端との隙間Eが閉塞される。19は戸7の下端に取り付けられた戸の脚であり、この戸の脚19は敷居13の溝13b内に挿入され、溝13bに係合して戸7の開閉動作における戸7の下端側の揺動を抑制する。30は遮煙板保護部材としての金属製のローラであり、このローラ30は、下部遮煙板18との接触面を下部遮煙板18が接触する敷居13の上面13a(接触面)より上方に位置させて、戸7の開閉方向と直交する水平軸31周りに回転可能に敷居13の戸開側端部13cに取付金具32により取り付けられている。
このように構成されたエレベータ出入り口装置においては、ローラ12がトラック10に案内されて走行し、2枚の戸7が開閉動作する。そして、戸7の全閉時(2枚の戸7が戸当たり状態に当接している時)には、接触板15が弾性変形して傾斜遮煙板14のL字状の起立片に接触し、上枠5と戸7との隙間Dが閉塞される。また、側縁部遮煙板17が、弾性変形して三方枠4の縦枠6の外壁面に接触し、縦枠6と戸7との隙間Dが閉塞される。さらに、下部遮煙板18が敷居13の上面13aに接触して、敷居13と戸7の下端との隙間Eが閉塞される。
また、戸7の戸開側端部が敷居13の戸開側端部13cを超える戸7の開閉動作時には、下部遮煙板18は、ローラ30を回転させつつ、かつ、弾性変形しつつローラ30の外周面に乗り上げる。そして、ローラ30の外周面の最上位置は、敷居13の上面13aより上方に位置している。そこで、ローラ30の外周面に乗り上げた下部遮煙板18の部位の弾性変形により、下部遮煙板18は、敷居13bの上面13aと戸開側端部13cとの交差部位である角部Aから離間している。
この実施の形態1によれば、戸7の全閉時に、上枠5と戸7との隙間D、縦枠6と戸7との隙間D、さらには、敷居13と戸7の下端との隙間Eがそれぞれ閉塞される。そこで、建物の火災時に、建物内の煙が昇降路1内に進入したり、昇降路1から乗り場2に流出して建物に広がることが防止される。
また、ローラ30が、その外周面の頂部を敷居13の上面13aより上方に位置させて、戸7の開閉方向と直交する水平軸31周りに回転可能に敷居13の戸開側端部13cに取り付けられているので、戸7の開閉動作時に、下部遮煙板18がローラ30に乗り上げ、下部遮煙板18と敷居13の角部Aとの間に隙間を形成することができる。そこで、戸7の開閉動作時に、下部遮煙板18が敷居13の角部Aに擦られることが未然に防止され、下部遮煙板18の遮煙効果が長期にわたって確保され、下部遮煙板18の交換頻度を低下させることができる。また、遮煙板保護部材がローラ30であるので、下部遮煙板18が乗り上げる際にローラ30が回転し、下部遮煙板18の損傷の発生が防止される。さらに、ローラ30は既設の敷居13に取り付けることができるので、本遮煙構造を付設する際には、敷居13の撤去・設置工事、さらには敷居13の撤去に伴う壁や床の補修工事が不要となり、低コストで遮煙構造を構築することができる。
なお、この実施の形態1による遮煙構造においては、浮かせ構造体8がコ字状の開口側を昇降路1側に向けて三方枠4の上枠5の上面にボルト20およびナット21により締着固定されているので、傾斜遮煙板14を取り付けるスペースを上枠5の上面に形成することができる。そこで、既設のエレベータ出入り口装置に遮煙構造を付設する場合、既設の敷居13に加えて既設の三方枠4も利用できる。これにより、三方枠4、敷居13の撤去・設置工事、さらには三方枠4、敷居13の撤去に伴う壁の補修工事が不要となり、低コストで遮煙構造を構築することができる。また、建築構造への制約がなく、高い自由度で乗り場2のスペースを使用することができ、さらに美観が損なわれることもない。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを昇降路側から見た背面図である。
図8において、遮煙板保護部材としての曲げ板35は、金属板をコ字状に曲げ成形して作製され、コ字状の底辺と各側辺との交差部がアール形状に成形されている。この曲げ板35は、下部遮煙板18が接触するコ字状の底部外周面35aを敷居13の上面13a(接触面)より上方に位置させて、敷居13の戸開側端部13cに取り付けられている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、戸7の全閉時には、下部遮煙板18が敷居13の上面13aに接触して、敷居13と戸7の下端との隙間Eが閉塞される。また、戸7の戸開側端部が敷居13の戸開側端部13cを超える戸7の開閉動作時には、下部遮煙板18は、曲げ板35の底部外周面35a上を摺動しつつ、かつ、弾性変形しつつ曲げ板35の底部外周面35aに乗り上げる。そして、曲げ板35の底部外周面35aの最上位置は、敷居13の上面13aより上方に位置している。そこで、曲げ板35の底部外周面35aに乗り上げた下部遮煙板18の部位の弾性変形により、下部遮煙板18は、敷居13bの上面13aと戸開側端部13cとの交差部位である角部Aから離間している。
従って、この実施の形態2においても、戸7の全閉時に、上枠5と戸7との隙間D、縦枠6と戸7との隙間D、さらには、敷居13と戸7の下端との隙間Eがそれぞれ閉塞される。そこで、建物の火災時に、建物内の煙が昇降路1内に進入したり、昇降路1から乗り場2に流出して建物に広がることが防止される。
また、戸7の開閉動作時には、下部遮煙板18は、曲げ板35の底部外周面35aに乗り上げ、下部遮煙板18は、敷居13bの上面13aと戸開側端部13cとの交差部位である角部Aから離間している。そこで、戸7の開閉動作時に、下部遮煙板18が敷居13の角部Aに擦られることが未然に防止され、下部遮煙板18の遮煙効果が長期にわたって確保され、下部遮煙板18の交換頻度を低下させることができる。
また、曲げ板35のコ字状の底辺と各側辺との交差部がアール形状に成形されているので、下部遮煙板18が接触する底部外周面35aには角部がない。そこで、下部遮煙板18はスムーズに底部外周面35aに乗り上げ、下部遮煙板18の傷の発生が抑えられ、下部遮煙板18の遮煙効果が長期にわたって確保される。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを昇降路側から見た背面図である。
図9において、遮煙板保護部材としての曲げ板36は、金属板を円弧状に曲げ成形して作製されている。この曲げ板36は、下部遮煙板18が接触する円弧状の凸面36aの頂部を敷居13の上面13a(接触面)より上方に位置させて、敷居13の戸開側端部13cに取り付けられている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3では、戸7の全閉時には、下部遮煙板18が敷居13の上面13aに接触して、敷居13と戸7の下端との隙間Eが閉塞される。また、戸7の戸開側端部が敷居13の戸開側端部13cを超える戸7の開閉動作時には、下部遮煙板18は、曲げ板36の凸面36a上を摺動しつつ、かつ、弾性変形しつつ曲げ板36の凸面36aに乗り上げる。そして、曲げ板36の凸面36aの頂部は、敷居13の上面13aより上方に位置している。そこで、曲げ板36の凸面36aに乗り上げた下部遮煙板18の部位の弾性変形により、下部遮煙板18は、敷居13bの上面13aと戸開側端部13cとの交差部位である角部Aから離間している。
従って、この実施の形態3においても、戸7の全閉時に、上枠5と戸7との隙間D、縦枠6と戸7との隙間D、さらには、敷居13と戸7の下端との隙間Eがそれぞれ閉塞される。そこで、建物の火災時に、建物内の煙が昇降路1内に進入したり、昇降路1から乗り場2に流出して建物に広がることが防止される。
また、戸7の開閉動作時には、下部遮煙板18は、曲げ板36の凸面36aに乗り上げ、下部遮煙板18は、敷居13bの上面13aと戸開側端部13cとの交差部位である角部Aから離間している。そこで、戸7の開閉動作時に、下部遮煙板18が敷居13の角部Aに擦られることが未然に防止され、下部遮煙板18の遮煙効果が長期にわたって確保され、下部遮煙板18の交換頻度を低下させることができる。
また、曲げ板36の凸面36aが円弧状の曲面に成形されているので、下部遮煙板18が接触する凸面36aには角部がない。そこで、下部遮煙板18はスムーズに凸面36aに乗り上げ、下部遮煙板18の傷の発生が抑えられ、下部遮煙板18の遮煙効果が長期にわたって確保される。
なお、上記各実施の形態では、両開きする戸を有するエレベータ出入り口装置について説明しているが、本発明は、片開きする戸を有する出入り口装置に適用しても同様の効果が得られる。
また、上記各実施の形態では、乗り場側のエレベータ出入り口装置について説明しているが、本発明は、かご側の出入り口装置に適用しても同様の効果が得られる。
また、上記各実施の形態では、ローラ30および曲げ板35、36の下部遮煙板18との接触面が、高さ方向に関して敷居13の下部遮煙板18との接触面(上面13a)より上方に位置するものとして説明しているが、ローラ30、曲げ板35、36の下部遮煙板18との接触面と、敷居13の下部遮煙板18との接触面(上面13a)との高さ方向における位置関係は、下部遮煙板18が敷居13bの上面13aと戸開側端部13cとの交差部位である角部Aから離間していればよく、例えば、ローラ30、曲げ板35、36の下部遮煙板18との接触面が、敷居13の下部遮煙板18との接触面(上面13a)と等しい高さ位置であってもよい。
また、上記各実施の形態では、下部遮煙板18が敷居13の上面13aに密接するものとしているが、下部遮煙板18が敷居13の溝13b内に収納され、溝13bの底面に密接するようにしてもよい。この場合、下部遮煙板18が接触する敷居18の接触面は溝13bの底面となる。さらに、遮煙板保護部材は下部遮煙板18との接触面が敷居13の溝13bの底面より上方に位置するように敷居13の戸開側端部13cに取り付けることになる。
また、上記各実施の形態では、下部遮煙板18が耐熱性ゴムで作製されているものとしているが、下部遮煙板は耐熱性ゴムに限定されるものではなく、弾性を有する耐熱材料であればよく、例えばグラスウールをガラスクロスで巻いたもの、グラスファイバー等を用いてもよい。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ出入り口装置を示す正面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 図1のIV−IV矢視断面図である。 図1のV−V矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを昇降路側から見た背面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを敷居の戸開側端部から見た端面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを昇降路側から見た背面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベータ出入り口装置の敷居周りを昇降路側から見た背面図である。
符号の説明
3 出入り口、4 三方枠(枠体)、7 戸、13 敷居、13a 上面(接触面)、13c 戸開側端部、18 下部遮煙板、30 ローラ(遮煙板保護部材)、31 水平軸、35、36 曲げ板(遮煙板保護部材)、35a 底部外周面、36a 凸面。

Claims (4)

  1. エレベータの出入り口を構成する上縁部および側縁部を構成する枠体と、
    上記出入り口の下縁部を構成する敷居と、
    上記三方枠の立面に沿って水平方向に移動して上記出入り口を開閉する戸と、
    上記戸の長さ方向の全域に渡って該戸の下端から下方に延出するように取り付けられ、上記戸の全閉時、上記敷居に接触して上記戸と上記敷居との隙間を閉塞する遮煙板と、
    上記戸の戸開側端部が上記敷居の戸開側端部を超える該戸の開閉動作時に、上記遮煙板が乗り上げて、該遮煙板の接触する該敷居の接触面と該敷居の戸開側端部とが交差する角部と該遮煙板との間に隙間を形成するように該敷居の戸開側端部に取り付けられた遮煙板保護部材
    とを備えたことを特徴とするエレベータ出入り口装置。
  2. 上記遮煙板保護部材は、上記遮煙板との接触面を該遮煙板が接触する該敷居の接触面と等しくもしくは上方に位置させて、上記戸の開閉方向と直交する水平軸周りに回転可能に上記敷居の戸開側端部に取り付けられたローラであることを特徴とする請求項1記載のエレベータ出入り口装置。
  3. 上記遮煙板保護部材は、断面コ字状に折り曲げ成形され、かつ、コ字状の角部をアール形状とする金属製の曲げ板であり、該曲げ板は、上記遮煙板が接触するコ字状の底部外周面を該遮煙板が接触する該敷居の接触面と等しくもしくは上方に位置させて、上記敷居の戸開側端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ出入り口装置。
  4. 上記遮煙板保護部材は、円弧曲面形状に成形された金属製の曲げ板であり、該曲げ板は、上記遮煙板が接触する凸面の頂部を該遮煙板が接触する該敷居の接触面と等しくもしくは上方に位置させて、上記敷居の戸開側端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ出入り口装置。
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