JP2023084208A - 駐車装置用ゲート装置および駐車装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲートとその周囲の構造物との間の隙間を埋めることができる駐車装置用ゲート装置および駐車装置を提供する。【解決手段】駐車装置用ゲート装置は、第1支柱および第2支柱の間に配置され、第1支柱および第2支柱に対して上下方向へ移動するゲートとを備え、ゲートは、ゲート本体と、ゲート本体の左右方向の側端縁から左右方向に延びる第1延設部とを備える。【選択図】図8
Description
本発明は、駐車装置用ゲート装置および駐車装置に関する。
一般的な駐車装置は、車両の出入り口を閉鎖するためのゲート装置を備えており、車両を運搬するパレットを動作している際に人が駐車装置内へ進入することを防止する(例えば、特許文献1)。ゲート装置は、一対の支柱の間で昇降するゲートを有する。
支柱に対してゲートを昇降させるため、通常、ゲートと支柱との間には隙間がある。また、ゲートと地面との間等にも隙間が生じることがある。このような隙間には、障害物(指、ゴミ等)が挟まらないように何らかの対策が必要である。
そこで、課題は、ゲートとその周囲の構造物との間の隙間を埋めることができる駐車装置用ゲート装置および駐車装置を提供することである。
本発明に係る駐車装置用ゲート装置は、左右方向で離れて配置される第1支柱および第2支柱と、
前記第1支柱および前記第2支柱の間に配置され、前記第1支柱および前記第2支柱に対して上下方向へ移動するゲートとを備え、
前記ゲートは、ゲート本体と、前記ゲート本体の左右方向の側端縁から左右方向に延びる第1延設部とを備えるものである。
前記第1支柱および前記第2支柱の間に配置され、前記第1支柱および前記第2支柱に対して上下方向へ移動するゲートとを備え、
前記ゲートは、ゲート本体と、前記ゲート本体の左右方向の側端縁から左右方向に延びる第1延設部とを備えるものである。
また、本発明に係る駐車装置は、上記の駐車装置用ゲート装置を備えるものである。
以下、駐車装置および駐車装置用ゲート装置における一実施形態について、図1~図9を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1および図2に示すように、駐車装置1は、例えば、本実施形態のように、車両X1を載置するパレット2と、パレット2を移動させるパレット駆動装置(図示していない)と、パレット2に載置された車両X1を格納する格納空間と格納空間の外部である外部空間とを仕切る駐車装置用ゲート装置(以下、単に「ゲート装置」ともいう)3とを備えていてもよい。
なお、駐車装置1は、固定構造物X2に設置されている。特に限定されないが、本実施形態においては、固定構造物X2は、基準位置(例えば、地面)X3に対して下方へ凹んだピットX4を備え、パレット2は、基準位置X3よりも上方だけでなく下方の位置へも移動可能である。なお、固定構造物X2は、当該ピットX4を備えておらず、パレット2は、基準位置X3よりも上方の位置だけ移動可能である、という構成でもよい。
パレット2は、例えば、上下方向D3に複数(図1および図2においては、二つ)並べられていてもよい。なお、パレット2は、例えば、第1横方向D1に複数並べられていてもよく、また、例えば、第2横方向D2に複数並べられていてもよい。そして、例えば、パレット2が移動されることによって、所望の車両X1をパレット2から退出したり車両X1を所望のパレット2へ進入したりすることができる。
なお、第2横方向D2は、車両X1がパレット2に対して出入りする方向であり、第1横方向D1は、第2横方向D2と直交する横方向である。以下、車両X1を基準として横方向D1,D2を定義することがある。例えば、第1横方向D1は、左右方向ともいい、第2横方向D2は、前後方向ともいう。
また、各図において、第1横方向D1のうち、矢印方向は、左方向ともいい、第1横方向D1のうち、矢印方向と反対方向は、右方向ともいう。また、各図において、第2横方向D2のうち、矢印方向は、前方向ともいい、第2横方向D2のうち、矢印方向と反対方向は、後方向ともいう。
ゲート装置3は、例えば、本実施形態のように、第1横方向D1で離れて配置される一対の支柱4a,4bと、一対の支柱4a,4bの間に配置されるゲート5,6と、支柱4a,4bに対してゲート5,6を上下方向D3へ移動させる昇降装置7とを備えている。さらに、ゲート装置3は、ゲート5,6を上下方向D3へガイドする支柱ガイドレール42(後述する)と、ゲート5を下方から支持する支持部9とを備えていてもよい。
ゲート5,6は、特に限定されないが、本実施形態においては、二つ備えられている。具体的には、ゲート5,6は、第1ゲート(「下ゲート」ともいう)5と、第1ゲート5よりも上方に配置される第2ゲート(「上ゲート」ともいう)6とを備えている。なお、ゲート5,6は、例えば、一つだけ備えられていてもよく、また、例えば、三つ以上備えられていてもよい。
昇降装置7は、例えば、本実施形態のように、ワイヤやチェーン等で構成されるロープ7aと、ロープ7aの第1端部を第1支柱4aに固定させるロープ固定部7bと、ロープ7aに巻き掛けられ、第2ゲート6に回転可能に接続されるゲートシーブ7c,7dと、ロープ7aに巻き掛けられ、第2支柱4bに回転可能に接続される支柱シーブ7e,7fと、ロープ7aを駆動してゲート5,6を移動させる駆動装置7gとを備えていてもよい。
駆動装置7gは、特に限定されないが、本実施形態においては、ロープ7aの第2端部を巻き取る巻取装置としている。なお、昇降装置7は、例えば、ロープ7aの第2端部に固定される錘を備え、駆動装置7gは、支柱シーブ7eに回転駆動を与えるモータとしてもよい。
そして、第2ゲート6が昇降装置7によって上昇し、第1ゲート5の上端部が第2ゲート6の下端部と係合することによって、第1ゲート5も、第2ゲート6と共に上昇する。これにより、図1に示すように、ゲート5,6が閉位置に位置するため、ゲート装置3は、車両X1の出し入れが不可能である閉状態となる。
また、第2ゲート6が昇降装置7によって下降し、第1ゲート5の上端部が第2ゲート6の下端部と係合することによって、第1ゲート5も、第2ゲート6と共に下降し、その後、図2に示すように、第1ゲート5は、支持部9に下方から支持される。これにより、ゲート5,6が開位置に位置するため、ゲート装置3は、車両X1の出し入れが可能である開状態となる。
このように、本実施形態においては、ゲート5,6が基準位置X3よりも下方へ下降することによって、ゲート装置3が開状態となり、ゲート5,6が上昇することによって、ゲート装置3が閉状態となる、という構成である。なお、例えば、固定構造物X2がピットX4を備えておらず、ゲート5,6が基準位置X3よりも上方の位置だけ移動可能であり、ゲート5,6が上昇することによって、ゲート装置3が開状態となり、ゲート5,6が下降することによって、ゲート装置3が閉状態となる、という構成でもよい。
支柱4a,4bは、例えば、基準位置X3よりも上方の位置から基準位置X3よりも下方の位置まで、上下方向D3へ延びていてもよい。そして、支柱ガイドレール42は、例えば、基準位置X3よりも上方の位置から基準位置X3よりも下方の位置まで、上下方向D3へ延びており、支柱4a,4bに固定されていてもよい。
一対の支柱4a,4bは、左側の第1支柱4aと右側の第2支柱4bを備えている。第1支柱4aと第2支柱4bは略左右対称の形状であるため、以下では主に第1支柱4aについて説明する。
第1支柱4aは、ピットX4の前壁面X4aに固定されている(図8を参照)。第1支柱4aは、断面がH形状をしている。すなわち、第1支柱4aは、第2支柱4bへ向かって延びる一対のフランジ41,42を有する。一対のフランジ41,42は、前後方向D2で離れて配置されており、これにより、第1支柱4aは、上下方向D3に延びてゲート5,6に向かって開口する凹部43を備える。なお、第1支柱4aは、断面をC形状(またはU形状)とし、凹部43を備えるようにしてもよい。また、本実施形態の第1支柱4aは、ゲート5,6に向かって開口する凹部43を備える、という構成であるが、凹部43を必ずしも備える必要はない。例えば、第1支柱4aおよび第2支柱4bは、角パイプで構成されてもよい。
前方のフランジ41は、ピットX4の前壁面X4aにネジ等で固定される。後方のフランジ42は、後述するゲートローラ5c,6cを案内する支柱ガイドレール42として機能する。なお、本実施形態においては、フランジ42を支柱ガイドレールとして用いているが、別部材の支柱ガイドレールを支柱4a,4bに固定するようにしても構わない。
第1ゲート5は、第1ゲート本体5aと、第1ゲート本体5aに固定されるゲートガイドレール5b(ガイドレールの一例)と、第1ゲート本体5aに固定されるゲートローラ5cと、第1ゲート本体5aに固定される第1ストッパ部5dとを備える。
第1ゲート本体5aは、第1ゲートパネル50と、第1ゲートパネル50を取り囲む第1ゲートフレーム51とを備える。第1ゲートパネル50は、薄い板状部材で形成されており、一部に多数の貫通孔が設けられている。
第1ゲートフレーム51は、左右方向D1の長さが第1支柱4aと第2支柱4bの間の長さと略同一である一対の第1横フレーム52,53と、一対の第1横フレーム52,53の左右方向D1の両端を接続する一対の第1縦フレーム54,54とを備える。
なお、本明細書において、第1ゲート本体5aの側端縁5a1(図3に二点鎖線で示す)とは、第1縦フレーム54のうち第1横フレーム52,53の両端を繋ぐ直線の位置を意味し、第1ゲート本体5aの上端縁5a2とは、第1横フレーム52のうち第1縦フレーム54,54の上端を繋ぐ直線の位置を意味し、第1ゲート本体5aの下端縁5a3(図3に二点鎖線で示す)とは、第1横フレーム53のうち第1縦フレーム54,54の下端を繋ぐ直線の位置を意味する(後述する第2ゲート本体6aについても同様)。
一対の第1横フレーム52,53は、上下方向D3で離れて配置される。第1ゲートパネル50および一対の第1縦フレーム54,54は、一対の第1横フレーム52,53の前面側に固定されている。
上方の第1横フレーム52は、図4に示すように、断面がC形状となるように曲げ加工された板状部材である。第1横フレーム52の上部には、ブラケットを介して第1ストッパ部5dが取り付けられている。第1ストッパ部5dが、後述する第2ストッパ部63bと係合することによって、第1ゲート5は、第2ゲート6と共に昇降する。
また、下方の第1横フレーム53は、断面がW形状(階段状)となるように曲げ加工された板状部材である。より具体的には、下方の第1横フレーム53の断面は、第1ゲートパネル50および第1縦フレーム54が取り付けられる上下方向D3に延びる第1被取付け部53aと、第1被取付け部53aの下端から屈曲して前方へ延びる前張り出し部53bと、前張り出し部53bの前端から屈曲して下方へ延びる垂れ板部53c(第4延設部の一例)とを備える。また、第1横フレーム53の断面は、第1被取付け部53aの上端から屈曲して後方へ延びる後張り出し部53dを備えている。
垂れ板部53cは、閉状態にある第1ゲート本体5aの下端縁5a3から下方へ延び、垂れ板部53cの下端が基準位置X3よりも下方に位置する長さを有する。第1ゲート5が、第1ゲート本体5aの下端縁5a3から下方へ延びる垂れ板部53cを備えることで、第1ゲート本体5aが基準位置X3よりも少し上方まで上昇した場合に生じる第1ゲート本体5aと基準位置X3との間の隙間を埋めることができ、当該隙間に障害物が挟まることを防止できる。
また、垂れ板部53cは、第1横フレーム53の一部を曲げ加工して形成されたものであり、別部材を使う必要がないため部品点数を減らすことができる。なお、第1横フレーム53の左右方向D1の全幅に亘って下方へ曲げ加工して形成された垂れ板部53cは、第1横フレーム53の上下方向D3における撓みを抑制する効果も奏する。
さらに、第1ゲート5が、第1ゲート本体5aの下端縁5a3から前方へ延びる前張り出し部53bを備えることで、第1ゲート本体5aの前面とピットX4の前壁面X4aとの間の隙間を埋めることができ、当該隙間に障害物が挟まることを防止できる。
また、前張り出し部53bは、第1横フレーム53の一部を曲げ加工して形成されたものであり、別部材を使う必要がないため部品点数を減らすことができる。なお、第1横フレーム53の左右方向D1の全幅に亘って前方へ曲げ加工して形成された前張り出し部53bは、第1横フレーム53の前後方向D2における撓みを抑制する効果も奏する。
第1縦フレーム54は、図8に示すように、断面が略C形状となるように曲げ加工された板状部材である。第1縦フレーム54は、第1横フレーム52,53に取り付けられる左右方向D1に延びる取付け部54aと、取付け部54aから連続して左右方向D1の外側へ延びる横張り出し部54b(第1延設部の一例)と、横張り出し部54bの左右方向D1の外側端から屈曲して前方へ延びる側壁部54c(第2延設部の一例)とを備える。
横張り出し部54bは、第1ゲート本体5aの側端縁5a1から第1支柱4aへ向かって左右方向D1に延びる部分である。第1ゲート5が、第1ゲート本体5aの側端縁5a1から左右方向D1に延びる横張り出し部54bを備えることで、第1ゲート5と第1支柱4aおよび第2支柱4bとの間の左右方向D1の隙間、具体的には第1ゲート本体5aの側端縁5a1と第1支柱4aおよび第2支柱4bの側面との間の隙間を埋めることができ、当該隙間に障害物が挟まることを防止できる。
側壁部54cは、第1支柱4aおよび第2支柱4bの凹部43と対向するように配置される。ここで、側壁部54cが凹部43と対向するとは、側壁部54cが凹部43の開口面積を小さくするように配置されることを意味する。すなわち、図8に示すように側壁部54cが凹部43の中に配置されてもよく、反対に側壁部54cが凹部43の外に配置されてもよい。第1ゲート5が、第1ゲート本体5aの側端縁5a1から前方へ延びる側壁部54cを備えることで、第1ゲート5と第1支柱4aおよび第2支柱4bとの間の前後方向D2の隙間、具体的には第1ゲート本体5aの前面と第1支柱4aおよび第2支柱4bのフランジ41との間の隙間を埋めることができ、当該隙間に障害物が挟まることを防止できる。
また、側壁部54cは、第1縦フレーム54の一部を曲げ加工して形成されたものであり、別部材を使う必要がないため部品点数を減らすことができる。なお、第1縦フレーム54の上下方向D3の全高に亘って前方へ曲げ加工して形成された側壁部54cは、第1縦フレーム54の前後方向D2における撓みを抑制する効果も奏する。
また、第1縦フレーム54は、取付け部54aの左右方向D1の内側端に断面がL形状であるゲートガイドレール5bを備える。ゲートガイドレール5bは、上下方向D3に延びている。ゲートガイドレール5bは、取付け部54aの左右方向D1の内側端から屈曲して前方へ延びる第1部分54dと、第1部分54dの前端から屈曲して左右方向D1の外方へ延びる第2部分54eとを備える。
ゲートローラ5cは、第1ゲート本体5aの左右方向D1の両端に回転可能に取り付けられる。ゲートローラ5cの回転軸は、前後方向D2に沿って配置される。ゲートローラ5cは、上下方向D3に一つずつ取り付けられている。ゲートローラ5cは、外周面の全周に亘って延びる溝50cを有する。ゲートローラ5cの溝50cには、支柱ガイドレール42が配置され、これにより、ゲートローラ5cは、支柱ガイドレール42によって上下方向D3に案内される。その結果、第1ゲート5を支柱4a,4bに対して安定した姿勢のまま昇降させることができる。
第2ゲート6は、本実施形態においては、第1ゲート5よりも前方で昇降する。第2ゲート6は、第2ゲート本体6aと、第2ゲート本体6aに固定される下ガイドローラ6b(ガイド部の一例)と、第2ゲート本体6aに固定されるゲートローラ6cとを備える。
第2ゲート本体6aは、第2ゲートパネル60と、第2ゲートパネル60を取り囲む第2ゲートフレーム61とを備える。第2ゲートパネル60は、薄い板状部材で形成されており、一部に多数の貫通孔が設けられている。
第2ゲートフレーム61は、左右方向D1の長さが第1支柱4aと第2支柱4bの間の長さと略同一である一対の第2横フレーム62,63と、一対の第2横フレーム62,63の左右方向D1の両端を接続する一対の第2縦フレーム64,64とを備える。
一対の第2横フレーム62,63は、上下方向D3で離れて配置される。第2ゲートパネル60および一対の第2縦フレーム64,64は、一対の第2横フレーム62,63の前面側に固定されている。
上方の第2横フレーム62は、図7に示すように、断面が略C形状となるように曲げ加工された板状部材である。また、下方の第2横フレーム63は、断面がC形状となるように曲げ加工された板状部材である。より具体的には、下方の第2横フレーム63の断面は、第2ゲートパネル60および第2縦フレーム64が取り付けられる上下方向D3に延びる第2被取付け部63aと、第2被取付け部63aの上端から屈曲して後方へ延びる第2ストッパ部63bと、第2被取付け部63aの下端から屈曲して後方へ延びる後張り出し部63c(第3延設部の一例)とを備える。
第2ゲート6が、第2ゲート本体6aの下端縁から第1ゲート5に向かって後方へ延びる後張り出し部63cを備えることで、第2ゲート本体6aの下端縁と第1ゲート本体5aの前面との間の隙間を埋めることができ、当該隙間に障害物が挟まることを防止できる。
また、後張り出し部63cは、第2横フレーム63の一部を曲げ加工して形成されたものであり、別部材を使う必要がないため部品点数を減らすことができる。なお、第2横フレーム63の左右方向D1の全幅に亘って後方へ曲げ加工して形成された後張り出し部63cは、第2横フレーム63の前後方向D2における撓みを抑制する効果も奏する。
第2縦フレーム64は、図8に示すように、断面がL形状となるように曲げ加工された板状部材である。断面をL形状とすることで第2縦フレーム64の強度を確保している。
下ガイドローラ6bは、第2ゲート本体6aの左右方向D1の両端に回転可能に取り付けられる。下ガイドローラ6bは、上下方向D3視でゲートローラ5cと重ならないように配置される。下ガイドローラ6bは、外周面の全周に亘って延びる溝60bを有する。下ガイドローラ6bの溝60bには、ゲートガイドレール5bの第2部分54eが配置され、これにより、下ガイドローラ6bは、ゲートガイドレール5bによって上下方向D3に案内される。その結果、第1ゲート5と第2ゲート6を互いに略平行に安定した姿勢のまま昇降させることができる。
ゲートガイドレール5bの第1部分54dは、下ガイドローラ6bの外周面に対して左右方向D1に当たることで、下ガイドローラ6bの左右方向D1の移動を規制する。さらに、ゲートガイドレール5bの第2部分54eも、下ガイドローラ6bの溝60bの溝底に左右方向D1に当たることで、下ガイドローラ6bの左右方向D1の移動を規制するようにしてもよい。また、ゲートガイドレール5bの第2部分54eは、下ガイドローラ6bの溝60bの溝壁面に前後方向D2に当たることで、下ガイドローラ6bの前後方向D2の移動を規制する。
ゲートローラ6cは、第2ゲート本体6aの左右方向D1の両端に回転可能に取り付けられる。ゲートローラ6cの回転軸は、前後方向D2に沿って配置される。ゲートローラ6cは、上下方向D3視でゲートローラ5cと重なる位置となるように、ブラケット61c(図6を参照)を介して第2ゲート本体6aに取り付けられる。ゲートローラ6cは、外周面の全周に亘って延びる溝60cを有する。ゲートローラ6cの溝60cには、支柱ガイドレール42が配置され、これにより、ゲートローラ6cは、支柱ガイドレール42によって上下方向D3に案内される。その結果、第2ゲート6を支柱4a,4bに対して安定した姿勢のまま昇降させることができる。
第2ゲート6の上端には、ゲートシーブ7c,7dが回転可能に取り付けられている。ゲートシーブ7c,7dは、第2ゲート6の左右方向D1の両端にそれぞれ設けられる。ゲートシーブ7c,7dの回転軸は前後方向D2に沿って配置される。
ロープ7aの第1端部が固定されるロープ固定部7bは、第1支柱4aの上端に取り付けられている。
支柱シーブ7eは、第2支柱4bの上端に取り付けられている。支柱シーブ7eの回転軸は前後方向D2に沿って配置される。支柱シーブ7fは、第2支柱4bの下端に取り付けられている。支柱シーブ7fの回転軸は左右方向D1に沿って配置される。すなわち、支柱シーブ7fの回転軸は、上下方向D3視で支柱シーブ7eの回転軸と直交する。
駆動装置7gは、第2支柱4bの背面側であって支柱シーブ7fよりも上方に取り付けられている。駆動装置7gは、ドラムと、そのドラムを回転させるモータとを備える巻取装置である。ドラムの回転軸は前後方向D2に沿って配置される。すなわち、ドラムの回転軸は、上下方向D3視で支柱シーブ7fの回転軸と略直交する。
ロープ7aは、図9に示すように、第1端部が第1支柱4aのロープ固定部7bに固定され、ロープ固定部7bよりも下方に位置する第2ゲート6のゲートシーブ7c,7dに架け渡され、ゲートシーブ7c,7dよりも上方に位置する第2支柱4bの支柱シーブ7eに巻き架けられている。すなわち、ロープ7aは、前後方向D2視で略U形状に配索されている。
支柱シーブ7eに巻き架けられたロープ7aは、支柱シーブ7fに巻き架けられた後、第2端部が駆動装置7gのドラムに接続されている。これにより、ゲート5,6は、一本のロープ7aと一つの駆動装置7gという少ない部品点数にて昇降させられる。
なお、ロープ7aが切れた場合にゲート5,6の落下を防ぐ安全装置(図示していない)を設けることが好ましい。安全装置としては、例えば、ゲート5,6の落下速度の異常を検出すると、支柱4a,4bから突起が出現してゲート5,6を支持する機構等が考えられる。
以上のように、本実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3は、左右方向D1で離れて配置される第1支柱4aおよび第2支柱4bと、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bの間に配置され、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bに対して上下方向D3へ移動するゲート5,6とを備え、前記ゲート(本実施形態においては、第1ゲート)5は、ゲート本体5aと、前記ゲート本体5aの左右方向D1の側端縁5a1から左右方向D1に延びる第1延設部(本実施形態においては、横張り出し部)54bとを備える。
この構成によれば、ゲート5とその周囲の構造物(本実施形態においては、第1支柱4aおよび第2支柱4b)との間の隙間を埋めることができる。
また、本実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、前記ゲート5,6は、前後に配置される第1ゲート5および第2ゲート6を備え、前記第1ゲート5は、上下方向D3に延びるガイドレール(本実施形態においては、ゲートガイドレール)5bを備え、前記第2ゲート6は、前記ガイドレール5bに案内されるガイド部(本実施形態においては、下ガイドローラ)6bを備え、前記第1延設部54bは、前記ガイドレール5bと一体で形成されている、という構成である。
この構成によれば、第1延設部54bとガイドレール5bを一体で形成することで部品点数を減らすことができる。
また、本実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3は、左右方向D1で離れて配置される第1支柱4aおよび第2支柱4bと、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bの間に配置され、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bに対して上下方向D3へ移動するゲート5,6とを備え、前記ゲート(本実施形態においては、第1ゲート)5は、ゲート本体5aと、前記ゲート本体5aの左右方向D1の側端縁5a1から前後方向D2に延びる第2延設部(本実施形態においては、側壁部)54cとを備える。
この構成によれば、ゲート5とその周囲の構造物(本実施形態においては、第1支柱4aおよび第2支柱4b)との間の隙間を埋めることができる。
また、本実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3は、左右方向D1で離れて配置される第1支柱4aおよび第2支柱4bと、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bの間に配置され、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bに対して上下方向D3へ移動する第1ゲート5および第2ゲート6とを備え、前記第2ゲート6は、前記第1ゲート5よりも前方または後方(本実施形態においては、前方)で上下方向D3へ移動し、前記第2ゲート6は、第2ゲート本体6aと、前記第2ゲート本体6aの上端縁または下端縁(本実施形態においては、下端縁)から前記第1ゲート5へ向かって前後方向(本実施形態においては、後方)に延びる第3延設部(本実施形態においては、後張り出し部)63cとを備える。
この構成によれば、第2ゲート6とその周囲の構造物(本実施形態においては、第1ゲート5)との間の隙間を埋めることができる。
また、本実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3は、基準位置X3に対して下方へ凹んだピットX4の縁部に左右方向D1で離れて配置される第1支柱4aおよび第2支柱4bと、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bの間に配置され、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bに対して上下方向D3へ移動するゲート5,6とを備え、前記第1支柱4aおよび前記第2支柱4bは、前記基準位置X3よりも上方の位置から前記基準位置X3よりも下方の位置まで上下方向D3へ延び、前記ゲート5,6は、前記基準位置X3よりも上方に位置する閉位置と、前記基準位置X3よりも下方に位置する開位置との間を上下方向D3へ移動し、前記ゲート(本実施形態においては、第1ゲート)5は、ゲート本体5aと、前記ゲート本体5aの下端縁5a3から下方へ延びる第4延設部(本実施形態においては、垂れ板部)53cとを備える。
この構成によれば、ゲート5とその周囲の構造物(本実施形態においては、基準位置X3)との間の隙間を埋めることができる。
また、本実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、前記ゲート5は、前記ゲート本体5aの下端縁から前方へ張り出す前張り出し部53bを備え、前記第4延設部53cは、前記前張り出し部53bの前端から屈曲して下方へ延びている、という構成である。
この構成によれば、ゲート5とその周囲の構造物(本実施形態においては、ピットX4の前壁面X4a)との間の隙間を埋めることができる。
また、以上のように、本実施形態に係る駐車装置1は、前記の駐車装置用ゲート装置3を備える。
この構成によれば、ゲートとその周囲の構造物との間の隙間を埋めることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。さらに、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよい。
(1)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3は、第1延設部~第4延設部をすべて備える、という構成であるが、これに限定されない。駐車装置用ゲート装置3は、第1延設部~第4延設部のうち何れか一つを備えてもよく、任意の二つまたは三つを備えてもよい。また、上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、第1ゲート5が第1延設部(横張り出し部54b)、第2延設部(側壁部54c)、および第4延設部(垂れ板部53c)を備え、第2ゲート6が第3延設部(後張り出し部63c)を備える、という構成であるが、これに限定されない。第1ゲート5が第3延設部をさらに備えてもよく、第2ゲート6が第1延設部、第2延設部、および第4延設部をさらに備えてもよい。また、第1ゲート5と第2ゲート6は、それぞれ第1延設部~第4延設部のうち何れか一つを備えてもよく、任意の二つまたは三つを備えてもよい。
(2)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、横張り出し部54bおよび側壁部54cは、第1縦フレーム54の一部を曲げ加工して形成されたものである、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。横張り出し部54bおよび側壁部54cは、第1縦フレーム54と別部材であっても構わない。また、横張り出し部54bと側壁部54cは、一体としてもそれぞれ別部材としてもよい。
(3)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、横張り出し部54bは、第1支柱4aと左右方向D1において対向し、また、側壁部54cは、第1支柱4aの凹部43と対向するように配置されているが、これに限定されない。図10および図11は、他の実施形態に係る第1ゲート5と第1支柱4aを模式的に示す断面図である。なお、図10および図11は、横張り出し部54bおよび側壁部54cを第1ゲート本体5aと別部材として示しているが、横張り出し部54bおよび側壁部54cは第1ゲート本体5aと一体でもよい。
図10(a)に示す例では、第1支柱4aが、凹部43を備えない角パイプで構成されている。図10(b)に示す例では、側壁部54cが後方へ延びている。図10(c)に示す例では、第1ゲート本体5aが第1支柱4aと前後方向D2にずれており、側壁部54cは、第1ゲート本体5aの背面と第1支柱4aの前面との間の隙間を埋めている。なお、第1ゲート本体5aが第1支柱4aと前後方向D2でずれているとは、第1ゲート本体5aが、左右方向D1視で、第1支柱4aと一部または全部が重なっていないことをいう。図10(d)に示す例では、横張り出し部54bを設けていない。
図11(a)に示す例では、横張り出し部54bが第1支柱4aの前まで延びており、側壁部54cが、第1支柱4aと前後方向D2において対向している。図11(b)に示す例では、第1ゲート本体5aが第1支柱4aの前まで延びており、横張り出し部54bを設けていない。また、図11(c)に示す例では、側壁部54cの前端から屈曲して左右方向D1に延びる第5延設部54fを設けている。第5延設部54fは、フランジ41と略平行である。第5延設部54fを設けることで、第1ゲート5が第1支柱4aから離れるように左右方向D1に移動した場合にも隙間が生じない。
図10(a)に示す例では、第1支柱4aが、凹部43を備えない角パイプで構成されている。図10(b)に示す例では、側壁部54cが後方へ延びている。図10(c)に示す例では、第1ゲート本体5aが第1支柱4aと前後方向D2にずれており、側壁部54cは、第1ゲート本体5aの背面と第1支柱4aの前面との間の隙間を埋めている。なお、第1ゲート本体5aが第1支柱4aと前後方向D2でずれているとは、第1ゲート本体5aが、左右方向D1視で、第1支柱4aと一部または全部が重なっていないことをいう。図10(d)に示す例では、横張り出し部54bを設けていない。
図11(a)に示す例では、横張り出し部54bが第1支柱4aの前まで延びており、側壁部54cが、第1支柱4aと前後方向D2において対向している。図11(b)に示す例では、第1ゲート本体5aが第1支柱4aの前まで延びており、横張り出し部54bを設けていない。また、図11(c)に示す例では、側壁部54cの前端から屈曲して左右方向D1に延びる第5延設部54fを設けている。第5延設部54fは、フランジ41と略平行である。第5延設部54fを設けることで、第1ゲート5が第1支柱4aから離れるように左右方向D1に移動した場合にも隙間が生じない。
(4)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、側壁部54cは、ゲートガイドレール5bと一体で形成されている、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。側壁部54cは、ゲートガイドレール5bと別部材であっても構わない。
(5)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、後張り出し部63cは、第2横フレーム63の一部を曲げ加工して形成されたものである、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。後張り出し部63cは、第2横フレーム63と別部材であっても構わない。
(6)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、垂れ板部53cは、第1横フレーム53の一部を曲げ加工して形成されたものである、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。垂れ板部53cは、第1横フレーム53と別部材であっても構わない。また、上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、垂れ板部53cは、前張り出し部53bを介して第1ゲート本体5aから下方へ延びている、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。垂れ板部53cが第1ゲート本体5aの下端縁5a3から直接下方へ延びている、という構成でもよい。
(7)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、前張り出し部53bは、第1横フレーム53の一部を曲げ加工して形成されたものである、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。前張り出し部53bは、第1横フレーム53と別部材であっても構わない。また、前張り出し部53bは、垂れ板部53cと別部材であっても構わない。
(8)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、第1ゲート5および第2ゲート6を備える、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。駐車装置用ゲート装置3は、一枚のみのゲートを備える、という構成でもよい。
(9)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、第2ゲート6は、第1ゲート5よりも前方で昇降する、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。第2ゲート6は、第1ゲート5よりも後方で昇降する、という構成でもよい。
(10)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、第2ゲート6が、第1ゲート5よりも上方に配置される、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。第1ゲート5が、第2ゲート6よりも上方に配置される、という構成でもよい。
(11)上記実施形態に係る駐車装置用ゲート装置3においては、第2ゲート6が、第2ゲート本体6aの下端縁から第1ゲート5へ向かって後方へ延びる第3延設部(後張り出し部63c)を備える、という構成である。しかしながら、駐車装置用ゲート装置3は、かかる構成に限られない。
(12)図12は、他の実施形態に係る第1ゲート5と第2ゲート6の組み合わせを模式的に示す側面図である。図12(a)に示す例では、第2ゲート6は、第1ゲート5よりも後方で昇降し、且つ第1ゲート5よりも上方に配置され、第2ゲート6は、第2ゲート本体6aの下端縁から第1ゲート5へ向かって前方へ延びる第3延設部(後張り出し部63c)を備えている。
図12(b)に示す例では、第2ゲート6は、第1ゲート5よりも前方で昇降し、且つ第1ゲート5よりも下方に配置され、第2ゲート6は、第2ゲート本体6aの上端縁から第1ゲート5へ向かって後方へ延びる第3延設部(後張り出し部63c)を備えている。
図12(c)に示す例では、第2ゲート6は、第1ゲート5よりも後方で昇降し、且つ第1ゲート5よりも下方に配置され、第2ゲート6は、第2ゲート本体6aの上端縁から第1ゲート5へ向かって前方へ延びる第3延設部(後張り出し部63c)を備えている。
図12(d)に示す例では、第1ゲート5も、第1ゲート本体5aの上端縁から第2ゲート6に向かって前方へ延びる第6延設部52aを備えている。図12(a)~(c)の例でも同様に、第1ゲート5が、第2ゲート6に向かって延びる第6延設部52aを備えるようにしてもよい。
図12(b)に示す例では、第2ゲート6は、第1ゲート5よりも前方で昇降し、且つ第1ゲート5よりも下方に配置され、第2ゲート6は、第2ゲート本体6aの上端縁から第1ゲート5へ向かって後方へ延びる第3延設部(後張り出し部63c)を備えている。
図12(c)に示す例では、第2ゲート6は、第1ゲート5よりも後方で昇降し、且つ第1ゲート5よりも下方に配置され、第2ゲート6は、第2ゲート本体6aの上端縁から第1ゲート5へ向かって前方へ延びる第3延設部(後張り出し部63c)を備えている。
図12(d)に示す例では、第1ゲート5も、第1ゲート本体5aの上端縁から第2ゲート6に向かって前方へ延びる第6延設部52aを備えている。図12(a)~(c)の例でも同様に、第1ゲート5が、第2ゲート6に向かって延びる第6延設部52aを備えるようにしてもよい。
1…駐車装置、2…パレット、3…駐車装置用ゲート装置、4a…第1支柱、4b…第2支柱、5…第1ゲート、5a…第1ゲート本体、5a1…第1ゲート本体の側端縁、5a2…第1ゲート本体の上端縁、5a3…第1ゲート本体の下端縁、5b…ゲートガイドレール、5c…ゲートローラ、5d…第1ストッパ部、6…第2ゲート、6a…第2ゲート本体、6b…下ガイドローラ、6c…ゲートローラ、7…昇降装置、7a…ロープ、7b…ロープ固定部、7c…ゲートシーブ、7d…ゲートシーブ、7e…支柱シーブ、7f…支柱シーブ、7g…駆動装置、9…支持部、41…フランジ、42…フランジ(支柱ガイドレール)、43…凹部、50…第1ゲートパネル、51…第1ゲートフレーム、52…第1横フレーム、53…第1横フレーム、53a…第1被取付け部、53b…前張り出し部、53c…垂れ板部(第4延設部の一例)、53d…後張り出し部、54…第1縦フレーム、54a…取付け部、54b…横張り出し部(第1延設部の一例)、54c…側壁部(第2延設部の一例)、54d…第1部分、54e…第2部分、60…第2ゲートパネル、61…第2ゲートフレーム、62…第2横フレーム、63…第2横フレーム、63a…第2被取付け部、63b…第2ストッパ部、63c…後張り出し部(第3延設部の一例)、64…第2縦フレーム、D1…第1横方向(左右方向)、D2…第2横方向(前後方向)、D3…上下方向、X1…車両、X2…固定構造物、X3…基準位置、X4…ピット、X4a…ピットの前壁面
Claims (7)
- 左右方向で離れて配置される第1支柱および第2支柱と、
前記第1支柱および前記第2支柱の間に配置され、前記第1支柱および前記第2支柱に対して上下方向へ移動するゲートとを備え、
前記ゲートは、ゲート本体と、前記ゲート本体の左右方向の側端縁から左右方向に延びる第1延設部とを備える、駐車装置用ゲート装置。 - 前記ゲートは、前後に配置される第1ゲートおよび第2ゲートを備え、
前記第1ゲートは、上下方向に延びるガイドレールを備え、
前記第2ゲートは、前記ガイドレールに案内されるガイド部を備え、
前記第1延設部は、前記ガイドレールと一体で形成されている、請求項1に記載の駐車装置用ゲート装置。 - 左右方向で離れて配置される第1支柱および第2支柱と、
前記第1支柱および前記第2支柱の間に配置され、前記第1支柱および前記第2支柱に対して上下方向へ移動するゲートとを備え、
前記ゲートは、ゲート本体と、前記ゲート本体の左右方向の側端縁から前後方向に延びる第2延設部とを備える、駐車装置用ゲート装置。 - 左右方向で離れて配置される第1支柱および第2支柱と、
前記第1支柱および前記第2支柱の間に配置され、前記第1支柱および前記第2支柱に対して上下方向へ移動する第1ゲートおよび第2ゲートとを備え、
前記第2ゲートは、前記第1ゲートよりも前方または後方で上下方向へ移動し、
前記第2ゲートは、第2ゲート本体と、前記第2ゲート本体の上端縁または下端縁から前記第1ゲートへ向かって前後方向に延びる第3延設部とを備える、駐車装置用ゲート装置。 - 基準位置に対して下方へ凹んだピットの縁部に左右方向で離れて配置される第1支柱および第2支柱と、
前記第1支柱および前記第2支柱の間に配置され、前記第1支柱および前記第2支柱に対して上下方向へ移動するゲートとを備え、
前記第1支柱および前記第2支柱は、前記基準位置よりも上方の位置から前記基準位置よりも下方の位置まで上下方向へ延び、
前記ゲートは、前記基準位置よりも上方に位置する閉位置と、前記基準位置よりも下方に位置する開位置との間を上下方向へ移動し、
前記ゲートは、ゲート本体と、前記ゲート本体の下端縁から下方へ延びる第4延設部とを備える、駐車装置用ゲート装置。 - 前記ゲートは、前記ゲート本体の下端縁から前方へ張り出す前張り出し部を備え、前記第4延設部は、前記前張り出し部の前端から屈曲して下方へ延びている、請求項5に記載の駐車装置用ゲート装置。
- 請求項1~6の何れか1項に記載の駐車装置用ゲート装置を備える、駐車装置。
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