JP3421542B2 - 引き戸付き門扉 - Google Patents

引き戸付き門扉

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JP3421542B2
JP3421542B2 JP16699697A JP16699697A JP3421542B2 JP 3421542 B2 JP3421542 B2 JP 3421542B2 JP 16699697 A JP16699697 A JP 16699697A JP 16699697 A JP16699697 A JP 16699697A JP 3421542 B2 JP3421542 B2 JP 3421542B2
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豊 向井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は引違いに配置され
る複数枚の引き戸を持つ引き戸付き門扉に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】引違い
に配置される複数枚の引き戸からなる門扉においては、
全開状態では全引き戸が一方の門柱側に寄せられるに過
ぎないため、門柱間の区間の内、引き戸1枚分が開放し
ない不利がある。例えば引き戸が2枚の場合には門柱間
区間の内、半分の区間しか開放しない。
【0003】これに対し、実公平4-20158号,実開昭57
−120691号では全引き戸の全開状態で全引き戸をまとめ
て開き戸式に開放させることで、門柱間の全区間を開放
させることを可能にしているが、全引き戸を1枚の開き
戸として一体的に挙動させなければならないため構造が
複雑になる。
【0004】この発明は門扉が引き戸のみから構成され
る場合の不利と、全引き戸をまとめて開き戸式に開放さ
せる場合の不利を解消する門扉を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では引違いに配置
され、門柱の下端部間に敷設される下枠に沿って走行す
複数枚の引き戸と、少なくとも一端側の引き戸寄りに
配置され、一方の門柱に縦軸回りに、いずれかの向きに
開閉自在に支持される開き戸から門扉を構成することに
より、開き戸の開放時に全引き戸を開き戸の吊り元側ま
で移動可能にし、全引き戸の全開時に門柱間区間の内、
全引き戸分の区間を開放させる。
【0006】開き戸と全引き戸が全開したときには、立
面上、閉鎖時に開き戸が塞いでいる区間に全引き戸が移
動することで、門柱間区間の内、閉鎖時に全引き戸によ
って塞がれている区間が開放する。
【0007】門柱間区間の内、全引き戸分の区間を開放
させながらも、全引き戸をまとめて開き戸式に開放させ
ることをしないため、1枚の開き戸として機能させるた
めの機構を引き戸に付加する必要はなく、引き戸の構造
が複雑化することはない。
【0008】また開き戸を最も開き戸寄りに位置する引
き戸が走行する軌道と同一の軌道上に配置することによ
、門扉の見込み幅引き戸の枚数分の大きさに納める
と共に、開き戸の閉鎖状態を引き戸に連係して保持させ
【0009】開き戸と全引き戸が全開したときの出入り
に有効な開口幅は引き戸の戸板幅で決まるため、請求項
に記載のように開き戸の戸板幅を引き戸の戸板幅より
大きく設定すれば、一定距離の門柱間に収納される引き
戸の枚数が等しく、開き戸の戸板幅が引き戸の戸板幅以
下の場合より有効開口幅が大きくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明は図1,図3に示すよう
に引違いに配置される複数枚の引き戸1と、少なくとも
一端側の引き戸1寄りに配置される開き戸2から構成さ
れる門扉である。
【0011】図1に示すように開き戸1の閉鎖状態を引
き戸1に連係させて保持するために、開き戸2は最も開
き戸2寄りに位置する引き戸1が走行する軌道と同一の
軌道上に配置される。
【0012】各引き戸1は門柱5,5の下端部間に敷設
される下枠3に沿って、もしくは図3に示すように門柱
5,5の上部間に上枠4が架設される場合は下枠3と上
枠4に沿って走行する。
【0013】図示しないが、下枠3のみに沿って走行す
る場合は隣接する引き戸1,1の内の一方が他方の面外
方向の移動を拘束しながら、その他方の引き戸1の走行
をガイドするよう、隣接する引き戸1,1が互いに連係
させられる。下枠3と上枠4に沿って移動する場合は上
枠4が各引き戸1の面外方向の移動を拘束し、走行をガ
イドするため、隣接する引き戸1,1を連係させる必要
はない。下枠3のみに沿って走行する場合は引き戸1の
下端に戸車が軸支され、下枠3と上枠4に沿って走行す
る場合は引き戸1の下端と上端の少なくともいずれか一
方に戸車が軸支される。引き戸1の下端に軸支される戸
車の形と、それに対応して下枠3に形成されるレールの
形は問われない。
【0014】開き戸2はいずれか一方の門柱5に縦軸回
りに開閉自在に支持される。開き戸1の閉鎖状態からの
開放の向きは問われない
【0015】図1−(a) ,(d) は開き戸2が下枠3から
外れる側へ開放する場合、(b) ,(c) は下枠3と交わる
側へ開放する場合の例を示すが、いずれの場合も全引き
戸1は図2に示すように開き戸2が開放しているときに
その吊り元側の門柱5まで移動する。図2は図1−(a)
の場合の引き戸1と開き戸2の開放状態を示す。
【0016】全引き戸1はその全開時に、開き戸2がそ
の閉鎖時に閉鎖している区間に移動することから、引き
戸1の戸板幅は開き戸2の戸板幅と同程度に、あるいは
それ以下に設定されるが、例えば引き戸1の収納枚数を
多くし、門柱5,5間距離に対して各引き戸1の戸板幅
を小さく設定すれば、引き戸1の全開時に、門柱5,5
間で開放する有効開口幅を大きく取れる。
【0017】図−(a) ,(b) は引き戸1の収納枚数が
等しい場合の、同一幅の門扉を示すが、(b) に示すよう
に開き戸2の戸板幅wを引き戸1の戸板幅w2より大きく
した場合には、全引き戸1が全開したときの有効開口幅
W2が、(a) に示すように開き戸2の戸板幅wが引き戸1
の戸板幅w1以下の場合の有効開口幅W1より大きくなり、
出入りがし易くなる
【0018】図は各引き戸1の戸先側の、戸尻寄りで
隣接する引き戸1側に、引き戸1の開放時に隣接する引
き戸1に開放側へ係合する係合部材6を取り付け、最も
戸先側に位置する引き戸1を閉鎖状態から開放側へ移動
させるのみで、全引き戸1を開放させるようにした場合
を示す。
【0019】図はまた、互いに隣接する引き戸1,1
の内、相対的に戸先側に位置する引き戸1の召合せ部分
の、隣接する引き戸1側に係合部材7を取り付けると共
に、相対的に戸尻側に位置する引き戸1の召合せ部分
の、隣接する引き戸1側に、係合部材7が係合する被係
合部材8を取り付け、最も戸先側に位置する引き戸1を
開放状態から閉鎖側へ移動させるのみで、全引き戸1を
閉鎖させるようにもしている。
【0020】図は図3における開き戸2の戸先位置に
袖柱9を着脱自在に立設し、その袖柱9と門柱5間に2
枚の開き戸2,2を両開き状態に収納した場合を示す。
この場合、袖柱9側の開き戸2は袖柱9に支持されるた
め、袖柱9を取り外したときには門柱5側の開き戸2を
開放させることで、全引き戸1を門柱5に寄せることが
できる。またこの場合、袖柱9とそれに接続される開き
戸2を一体化し、着脱自在な袖壁として引き戸1と開き
戸2間に設置することもできる。
【0021】
【発明の効果】引違いに配置される複数枚の引き戸と、
少なくとも一端側の引き戸寄りに配置される開き戸から
門扉を構成し、開き戸の開放時に全引き戸をその吊り元
側まで移動可能にするため、全引き戸の全開時に門柱間
区間の内、全引き戸分の区間を開放させることができ
る。
【0022】門扉間区間の内、全引き戸分の区間を開放
させながらも、全引き戸をまとめて開き戸式に開放させ
ないため、1枚の開き戸として機能させるための機構を
引き戸に付加する必要がなく、引き戸の構造は複雑化し
ない。このため、施工が簡単であり、故障が少なく、メ
インテナンスが容易である。
【0023】また開き戸を最も開き戸寄りに位置する引
き戸が走行する軌道と同一の軌道上に配置するため、
扉の見込み幅を引き戸の枚数分の大きさに納めることが
できる上、開き戸の閉鎖状態を引き戸に連係させて保持
させることができる
【0024】請求項では開き戸の戸板幅を引き戸の戸
板幅より大きくするため、同一幅の門扉に等しい枚数の
引き戸を収納した場合より、全引き戸の全開時に出入り
に有効な開口幅を大きく取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】引き戸と開き戸の配置例を示した平面図であ
る。
【図2】図1−(a) の場合に開き戸と引き戸が開放した
状態を示した平面図である。
【図3】引き戸と開き戸を示した立面図である。
【図4】 同一距離の門柱間に等しい枚数の引き戸を収納
した場合に、引き戸の戸板幅が開き戸の戸板幅と等しい
場合と異なる場合の有効開口幅の関係を示した平面図で
ある。
【図5】 隣接する引き戸を互いに係合させた場合の例を
示した平面図である。
【図6】 袖柱を設置した場合の引き戸と開き戸を示した
立面図である。
【符号の説明】
1……引き戸、2……開き戸、3……下枠、4……上
枠、5……門柱、6……係合部材、7……係合部材、8
……被係合部材、9……袖柱。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引違いに配置され、門柱の下端部間に敷
    設される下枠に沿って走行する複数枚の引き戸と、少な
    くとも一端側の引き戸寄りに配置され、一方の門柱に縦
    軸回りに、いずれかの向きに開閉自在に支持される開き
    戸から構成され、全引き戸は開き戸の開放時に開き戸の
    吊り元側まで移動可能であり、開き戸は最も開き戸寄り
    に位置する引き戸が走行する軌道と同一の軌道上に配置
    されている引き戸付き門扉。
  2. 【請求項2】 開き戸の戸板幅は引き戸の戸板幅より大
    きい請求項記載の引き戸付き門扉。
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