JPH0985958A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH0985958A JPH0985958A JP25065995A JP25065995A JPH0985958A JP H0985958 A JPH0985958 A JP H0985958A JP 25065995 A JP25065995 A JP 25065995A JP 25065995 A JP25065995 A JP 25065995A JP H0985958 A JPH0985958 A JP H0985958A
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- Japan
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- ink
- blade
- nozzle plate
- orifice
- carriage
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Abstract
こと無く取り除くことのできるインクジェットプリンタ
を提供することを目的とする。 【構成】 アクチュエータ22に設けられたブレード2
1を備え、ヘッド8のノズル表面をふき取り終えた直後
にアクチュエータ22によりブレード21をノズル表面
と垂直方向に離す。 【効果】 ノズル表面のインク6をブレード21でふき
取るときにブレード21がはじかれることがないためブ
レード21上にたまったインク6が飛び散ることが無
い。
Description
によって印字を行うインクジェットプリンタに関するも
のである。
して、高印字品質,高解像度,低騒音,安価であって、
しかもインクの印字媒体への定着などの工程が必要な
く、またライン化,カラー出力化が容易に可能である点
などからインクジェット方式を用いたインクジェットプ
リンタが主流となっている。
一般的な構成について説明する。図8は従来のインクジ
ェットプリンタの正面図である。
よび、シャーシ2にキャリッジシャフト3とキャリッジ
送りベルト4に保持されたキャリッジ5を持ち、更にキ
ャリッジ5に保持されインク6を収納するインク収納部
7を持つ。またインク収納部7とつながる形でヘッド8
が保持されている。図9に従来のインクジェットプリン
タの図8に示すヘッド8の線A−A断面図を示す。9は
共通インク室でノズル板10に設けられているオリフィ
ス11およびインク収納部7と連通するように構成され
ている。またオリフィス11は吐出エネルギ発生手段1
2を備える。オリフィス11のインク6の出口表面には
ノズル表面13がある。
示すようにプラスチックもしくはゴム等の材質のブレー
ド14および吸引ポンプ15が備わる。
よび紙送りローラ17が備えられ、紙送りローラ17に
は印字媒体18がオリフィス11に対向するように保持
されている。
ットプリンタについて以下にその動作を説明する。イン
ク収納部7からインク6が毛細管作用等で共通インク室
9を通じて、オリフィス11へ満たされる。ここで、イ
ンク6を吐出するためのエネルギを吐出エネルギ発生手
段12がインク6に与えることでインク6のオリフィス
11からの吐出が行われる。
る間、ヘッド8の備わるキャリッジ5はキャリッジシャ
フト3上をキャリッジ送りベルト4に案内されながら移
動する。更に印字媒体18も紙送りローラ17により任
意の方向に移動する。以上の動作により印字媒体18上
にインク6が付着し絵や文字等の印字が可能となる。
ス11や共通インク室9に入ったゴミ,気泡,乾いたイ
ンク6等を取り除くためには、キャリッジ5に備わるヘ
ッド8のオリフィス11を吸引ポンプ15の位置まで移
動させる。そしてオリフィス11の内部のインク6が吸
引ポンプ15に吸い込まれインク収容部7より新たなイ
ンク6が送り込まれることでオリフィス11および共通
インク室9内部のゴミ,気泡,および乾いたインク6等
が取り除かれる。
こり、インク6をオリフィス11から吐出したときに生
じるノズル表面13へのインク6の飛び散りや、吸引ポ
ンプ15でインク6をオリフィス11から吸い出したと
きにノズル表面13に残ったインク6等を取り除きオリ
フィス11からのインク6の吐出を安定させる目的でブ
レード14によりノズル表面13をふき取る。
来のインクジェットプリンタ1では、図10に示すよう
にブレード14でノズル表面13をふき取る際にブレー
ド14表面に拭き取ったインク6がたまるため図11に
示すようにノズル表面13をふき取り終えてブレード1
4がノズル表面13から離れる際にブレード14表面に
たまったインク6が飛び散り近接するシャーシ2や印字
媒体18をインク6で汚すという問題点を有していた。
で、安定したインクのオリフィスからの吐出および印字
が可能であるとともに、インクのブレードからシャーシ
や印字媒体への飛び散りの無いインクジェットプリンタ
を供給することを目的としている。
するために、オリフィスが形成されたノズル板の表面と
接触するとともにこのノズル板の表面と平行な方向に相
対移動してノズル板の表面をふき取るブレードが、ノズ
ル板の表面と平行な方向への相対移動によりノズル板の
表面から外れる前に、ブレードをノズル板の表面とは直
角な方向に離接する移動手段によりノズル板の表面から
離間させるものである。
ミ,ほこり,インク等をブレードにより取り除く際、ブ
レードがノズル板の表面と平行な方向に相対移動してノ
ズル板の表面をふき取りノズル板の表面から外れる前に
ノズル板の表面からブレードをノズル板の表面とは直角
な方向に離間させるので、ブレード上にたまったインク
がブレードがノズル板の表面から外れるときに弾かれる
という現象を防止し、インクがブレードから飛び散るこ
とをなくすことができる。
ら説明する。ここで従来例と同じ構成については同一符
号を付す。
ェットプリンタの正面図である。インクジェットプリン
タ19はシャーシ20および、シャーシ20にキャリッ
ジシャフト3とキャリッジ送りベルト4に保持されたキ
ャリッジ5を持ち、更にキャリッジ5に保持されインク
6を収納するインク収納部7を持つ。またインク収納部
7とつながる形でヘッド8が保持されている。
ェットプリンタの図1に示すヘッド8の線B−B断面図
を示す。9は共通インク室でノズル板10に設けられて
いるオリフィス11およびインク収納部7と連通するよ
うに構成されている。またオリフィス11は吐出エネル
ギ発生手段12を備える。オリフィス11のインク6の
出口表面にはノズル表面13がある。オリフィス11に
対向する位置には図1に示すようにプラスチックもしく
はゴム等の材質のブレード21および吸引ポンプ15が
備わる。またブレード21のオリフィス11に面した方
向と反対の方向には図3に示すようにアクチュエータ2
2を備える。またシャーシ20には紙送りシャフト16
および紙送りローラ17が備えられている。また紙送り
ローラ17には印字媒体18がオリフィス11に対向す
るように保持されている。
ットプリンタについて以下にその動作を説明する。イン
ク収納部7からインク6が毛細管作用等で共通インク室
9に入り、オリフィス11へ満たされる。ここで、イン
ク6を吐出するためのエネルギを吐出エネルギ発生手段
12がインク6に与えることでインク6のオリフィス1
1からの吐出が行われる。この吐出エネルギ発生手段1
2は例えば導電性のインク6に通電することで生じるジ
ュール熱により沸騰気泡を発生させ沸騰気泡の圧力によ
ってインク6を吐出させる物、抵抗体の発熱によりイン
ク6に沸騰気泡を発生させ沸騰気泡の圧力によってイン
ク6を吐出させる物、圧電素子の変形の圧力でインク6
を吐出させる物等を用いることができる。
る間、ヘッド8の備わるキャリッジ5はキャリッジシャ
フト3上をキャリッジ送りベルト4に案内されながら移
動する。更に印字媒体18も紙送りローラ17により任
意の方向に移動する。以上の動作により印字媒体18上
にインク6が付着し絵や文字等の印字が可能となる。
ス11や共通インク室9に入ったゴミ,気泡,乾いたイ
ンク6等を取り除くためには、キャリッジ5に備わるヘ
ッド8のオリフィス11を吸引ポンプ15の位置まで移
動させ、インク6をオリフィス11から吸い出す。
したときの飛び散りや、吸引ポンプ15でインク6をオ
リフィス11から吸い出したときにノズル表面13に残
ったインクやゴミ,ほこり等を取り除きオリフィス11
からのインク6の吐出を安定させるために、ブレード2
1でオリフィス11表面をふき取る。このふき取り動作
を図4から図7に示す。まず、図4に示すようにインク
6がノズル表面13に残った状態で固定状態のブレード
21に向かってキャリッジ5を矢印方向に移動させる。
次に、図5に示すようにノズル表面13にブレード21
の先端が接触しインク6をふき取り始める。このときブ
レード21の先端はノズル表面13によって反らされた
状態となっている。図6の状態ではキャリッジ5の矢印
方向への移動によってノズル表面13上の余分なインク
6はふき取り終えている。最後に、キャリッジ5の矢印
方向への移動でノズル表面13の段差にブレード21が
到達する前に図7に示すようにアクチュエータ22の作
用によりブレード21がノズル表面13と垂直方向に離
れる。この動きによってブレード21はノズル表面13
の段差にはじかれることがなくインク6のブレード21
からの飛び散りもない。
タによれば、ブレード21はアクチュエータ22に設け
られているため、ノズル表面13をブレード21でふき
取る際にブレード21上にたまったインク6は、ブレー
ド21がキャリッジ5の移動によってノズル表面13の
段差に到達する前に、アクチュエータ22の作用によっ
てブレード21がノズル表面13と垂直方向に離れるた
めブレード21はノズル表面13の段差にはじかれるこ
とがなく、ブレード21から飛び散ることがない。この
ためノズル表面13のゴミ,ほこり,インク6等をイン
ク6を飛び散らせることなく取り除くことができ、印字
媒体18等を汚すことなく安定したインク6のオリフィ
ス11からの吐出および印字を行うことができる。
によれば、オリフィスが形成されたノズル板の表面と接
触するとともにこのノズル板の表面と平行な方向に相対
移動してノズル板の表面をふき取るブレードが、ノズル
板の表面と平行な方向への相対移動によりノズル板の表
面から外れる前に、ブレードをノズル板の表面とは直角
な方向に離接する移動手段によりノズル板の表面から離
間させることにより、ノズル板の表面のゴミ,ほこり,
インク等をブレードにより取り除く際、ブレードがノズ
ル板の表面と平行な方向に相対移動してノズル板の表面
をふき取りノズル板の表面から外れる前にノズル板の表
面からブレードをノズル板の表面とは直角な方向に離間
させるので、ブレード上にたまったインクがブレードが
ノズル板の表面から外れるときに弾かれるという現象を
防止し、インクがブレードから飛び散ることをなくすこ
とができ、ノズル板の表面のゴミ,ほこり,インク等を
インクの飛び散り無しに取り除けるため、印字媒体など
を汚すことなく安定したインクのオリフィスからの吐出
および印字を行うことができる。
ンタの正面図
ンタの図1に示すヘッドの線B−B断面図
ンタのブレード付近の拡大図
ンタの動作説明図
ンタの動作説明図
ンタの動作説明図
ンタの動作説明図
ッドの線A−A断面図
Claims (2)
- 【請求項1】インクを吐出するオリフィスと、前記オリ
フィスが形成されたノズル板と、前記ノズル板の表面と
接触するとともに該ノズル板の表面と平行な方向に相対
移動して該ノズル板の表面をふき取るブレードと、前記
ブレードを前記ノズル板の表面とは直角な方向に離接す
る移動手段とを備え、前記ノズル板の表面と平行な方向
への前記ブレードの相対移動により前記ブレードが前記
ノズル板の表面から外れる前に前記移動手段により前記
ブレードを前記ノズル板の表面から離間させることを特
徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項2】前記ノズル板の表面と平行な方向への前記
ブレードの相対移動を該ノズル板を保持するキャリッジ
の移動によって行うことを特徴とする請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25065995A JP3666074B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25065995A JP3666074B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | インクジェットプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0985958A true JPH0985958A (ja) | 1997-03-31 |
JP3666074B2 JP3666074B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=17211144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25065995A Expired - Fee Related JP3666074B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3666074B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100516761B1 (ko) * | 1997-10-29 | 2005-12-21 | 휴렛-팩커드 컴퍼니(델라웨어주법인) | 와이핑시스템,잉크젯프린트장치및잉크젯프린트헤드청소방법 |
JP2009056731A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Brother Ind Ltd | インクジェット記録装置 |
US9162464B2 (en) | 2013-07-31 | 2015-10-20 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus and wiping method |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP25065995A patent/JP3666074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100516761B1 (ko) * | 1997-10-29 | 2005-12-21 | 휴렛-팩커드 컴퍼니(델라웨어주법인) | 와이핑시스템,잉크젯프린트장치및잉크젯프린트헤드청소방법 |
JP2009056731A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Brother Ind Ltd | インクジェット記録装置 |
US9162464B2 (en) | 2013-07-31 | 2015-10-20 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus and wiping method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3666074B2 (ja) | 2005-06-29 |
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