JPH0985927A - グラビア印刷版製造装置およびグラビア印刷版製造方法 - Google Patents

グラビア印刷版製造装置およびグラビア印刷版製造方法

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JPH0985927A
JPH0985927A JP24622195A JP24622195A JPH0985927A JP H0985927 A JPH0985927 A JP H0985927A JP 24622195 A JP24622195 A JP 24622195A JP 24622195 A JP24622195 A JP 24622195A JP H0985927 A JPH0985927 A JP H0985927A
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scanning
plate material
gravure printing
engraving
beam spots
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JP24622195A
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Inventor
Taku Sakamoto
卓 坂本
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の大きさおよび形状のグラビア印刷用セ
ルを高精度でかつ高速に彫刻することができるグラビア
印刷版製造装置およびグラビア印刷版製造方法を提供す
ることである。 【解決手段】 マルチビームヘッド5を用いて版材2の
表面に複数のレーザビームを照射するとともに主走査方
向Xに走査し、1回の主走査ごとにマルチビームヘッド
5を副走査方向Y2に送る。マルチビームヘッド5によ
り版材2の表面に形成されるビームスポット列における
隣接するビームスポット間の間隔は相互に熱的な影響を
受けないように記録走査ピッチの2倍以上に設定し、複
数回の主走査で両端部を除いて所定の記録走査ピッチで
隙間のない走査が行われるように副走査送りの距離を設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、版材にグラビア印
刷用セルを形成するグラビア印刷版製造装置およびグラ
ビア印刷版製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷では、版材の表面に形成さ
れた凹状のセル内にインキを充填し、版材を紙に押圧し
てセル内のインキを紙に転写する。版材に凹状のセルを
形成するためには、機械的彫刻ヘッドまたはレーザビー
ム等を用いた熱的彫刻ヘッドが用いられる。通常、画像
の濃淡はセルの深さで表現される。そのため、セルの彫
刻時には、画像の濃淡に応じてセルの深さを制御する必
要がある。なお、網点グラビアと呼ばれる方法では、セ
ルの大きさにより画像の濃淡が表現される。
【0003】例えば、特開昭51−34006号公報、
特開昭51−72501号公報および特開昭51−72
502号公報には、絵柄の濃淡に応じた階調表現を行う
ためのセルの彫刻方法が開示されている。この方法は、
金属ローラの表面に最高濃度の表現に必要な深さよりも
深い複数のセル部を均一に配列形成し、それらのセル部
にレーザ光の照射により昇華または破壊する性質を有す
るプラスチック等の材料を充填し、各セル部内の材料に
絵柄の濃淡に応じて強度変調されたレーザ光を照射する
ことにより、セル部に所望の深さのセルを彫刻するもの
である。この方法では、金属ローラの表面に予め一定の
セル部を均一に配列形成し、かつそれらのセル部内にプ
ラスチック等の材料を充填する必要があるので、製造工
程が複雑となり、かつ製造コストが高くなる。
【0004】一方、特開昭55−62456号公報に
は、一様な版材の表面にレーザ光を連続的に照射して個
々のセルの代わりに連続溝を彫刻する方法が開示されて
いる。この方法は、個々のセルを彫刻する方法に比べて
製造工程が比較的簡単となるが、連続溝にインキが充填
されるので、インキの転移量の安定性が低い。また、4
色に対応する4種類の版を用いるカラー印刷の場合に
は、版によって連続溝の蛇行軌跡に多少の違いを設けて
いるが、どの色の版における連続溝もほぼ主走査方向を
向いている。そのため、4色の刷り重ねによりモアレが
生じるおそれがある。
【0005】そこで、一様な版材の表面にレーザ光の照
射によりそれぞれ独立した任意の形状および大きさのセ
ルを任意のパターンで形成することが望まれる。これに
より、4色以上の刷り重ねにおいてもモアレの発生のな
い滑らかで美しい印刷仕上がりが実現される。
【0006】この際に、単に絵柄だけでなく、文字や罫
線が混在した図柄の印刷版を高品質に作製するために
は、グラビア印刷用セルの大きさに比べてよりきめ細か
い記録走査密度(彫刻点の密度)でレーザ光を照射する
ことが好ましい。
【0007】このように、よりきめ細かい記録走査密度
でレーザ光を照射することは、文字や罫線だけでなく連
続階調の絵柄においてもディテール(細部描写)の再現
性が向上するという利点がある。しかしながら、単一の
レーザビームを用いてきめ細かい記録走査密度でセルを
彫刻する場合には、記録速度(彫刻速度)が遅くなると
いう問題が生じる。そこで、本発明者は、オフセット印
刷版用の記録装置で用いられているマルチビーム独立制
御方式により記録速度を改善することを検討した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12にオフセット印
刷版用のマルチビームヘッドによるビームスポット列を
示す。図12に示すように、ビームスポット列は複数の
ビームスポットSからなり、副走査方向Yに沿って配置
され、主走査方向Xに走査される。このようなマルチビ
ームヘッドをグラビア印刷版の作製に用いると、複数の
主走査ラインを同時に走査することができるので、きめ
細かい記録走査密度で任意の形状および大きさのセルを
高速に彫刻することができるものと考えられる。
【0009】なお、オフセット印刷版を作製する場合に
は、レーザビームにより露光記録した履歴がすべて確実
に残る銀塩フィルム等の記録材料が使用される。したが
って、レーザビームによりオフセット印刷版にグラビア
印刷用セルに相当する網点を記録する際には、1つの網
点をマルチビームで一度に記録した場合と、1つの網点
にマルチビームの継ぎ目が掛かって1つの網点を2度に
分けて記録した場合とで記録された網点の状態に相違は
生じない。
【0010】これに対して、グラビア印刷版を作製する
場合には、レーザビームを版材の表面に照射することに
より照射部分のみの材料を昇華または破壊して凹状のセ
ルを彫刻する作業を行うことになる。その際、隣接する
レーザビーム間に重複がある場合、あるいはレーザビー
ム照射による昇温の影響が残っているうちにその近傍に
別のレーザビームが照射される場合には、独立に単一の
レーザビームが照射される場合と比べて昇温の程度が大
きくなり、セルが深くかつ広く彫刻される。
【0011】図13はオフセット印刷版用のマルチビー
ムヘッドを用いて1回の主走査で1つのセルを彫刻する
場合を示す図であり、図14はオフセット印刷版用のマ
ルチビームヘッドを用いて2回の主走査で1つのセルを
彫刻する場合を示す図である。図13および図14にお
いて、(a)はビームスポット列を示し、(b)は4×
4の記録点(彫刻点)からなる仮想的なセルパターンを
示し、(c)はビームスポットの光量分布を示し、
(d)は彫刻されたセルの平面図を示し、(e)は彫刻
されたセルの断面図を示す。
【0012】図13の例では、第1回の主走査でビーム
スポット列BSが第1番目〜第4番目の主走査ラインL
1〜L4上を走査される。それにより、平面形状がほぼ
正方形でかつ深さがほぼ一定のセルSEが形成される。
【0013】これに対して、図14の例では、第1回の
主走査でビームスポット列BSが第1番目および第2番
目の主走査ラインL1,L2上を走査され、第2回目の
主走査でビームスポット列BSが第3番目および第4番
目の主走査ラインL3,L4上を走査される。この場
合、最初の主走査におけるレーザビームの照射が終わっ
た後、一旦温度が下がって次の主走査におけるレーザビ
ームの照射が行われるので、2回の主走査におけるビー
ムスポット列BSの継ぎ目付近での彫刻深度や広がりが
同時照射の場合よりも幾分抑制される。その結果、セル
SEの平面形状が完全な正方形にならず、深さも一定に
ならない。
【0014】このように、同じセルを彫刻する場合で
も、ビームスポット列の継ぎ目に掛かるか掛からないか
によって、実際に彫刻されるセルの大きさや深さに顕著
な差が生じる。セルによってビームスポット列の掛り方
が異なると、一様であるべき図柄部分にセルの大きさお
よび深さのばらつきが生じ、印刷むらが発生することに
なる。
【0015】そこで、図15に示すように、マルチビー
ムヘッドにより形成されるビームスポット列BSの副走
査方向Yの長さWとセルSEの副走査方向YのピッチP
Cとを等しく設定すると、常にビームスポット列BSの
継ぎ目がセルSEに掛からないようにすることができ
る。
【0016】しかしながら、通常、4色に対応する4種
類の版を用いる網グラビアによるカラー印刷では、モア
レを防止するために各版における網角度(セルの配列方
向)をそれぞれ異ならせるので、マルチビームヘッドに
より形成されるビームスポット列の長さとセルの副走査
方向のピッチとがすべての版において同じであることは
望めない。
【0017】なお、オフセット印刷版用の記録装置では
2次元配列のマルチビームヘッドも用いられている。図
16は2次元配列のマルチビームヘッドにおけるビーム
スポット列を示す図である。
【0018】図16に示すように、ビームスポット列に
おける隣接するビームスポットSが主走査方向Xに相互
に所定の間隔ずつずらされている。それにより、レーザ
ビーム源の配列に対する機械的な制約やレーザビーム間
の干渉の影響が回避される。
【0019】このような2次元配列のマルチビームヘッ
ドをグラビア印刷用セルの彫刻に用いた場合には、版材
の表面上で隣接するビームスポットどうしが直接重なり
合うことは回避されるが、先行するレーザビームで形成
された彫刻点の余熱の影響はしばらく残るので、後行の
レーザビームによる彫刻点は先行するレーザビームの熱
的な影響を受けることになる。したがって、上記の場合
と同様に、一様であるべき図柄部分にセルの大きさおよ
び深さのばらつきが生じ、印刷むらが発生することにな
る。
【0020】そこで、本発明の目的は、任意の大きさお
よび形状のグラビア印刷用セルを高精度でかつ高速に彫
刻することができるグラビア印刷版製造装置およびグラ
ビア印刷版製造方法を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
(1)第1の発明 第1の発明に係るグラビア印刷版製造装置は、版材表面
に凹状のセルを彫刻するグラビア印刷版製造装置であっ
て、複数ビーム照射手段、走査手段および移動手段を備
える。
【0022】複数ビーム照射手段は、版材表面に複数の
エネルギービームを照射して彫刻密度に対応する彫刻ピ
ッチの2倍以上の間隔で第1の方向に配列された複数の
ビームスポットを形成する。走査手段は、複数ビーム照
射手段により形成される複数のビームスポットを第1の
方向と交差する第2の方向に走査する。移動手段は、走
査手段による各走査ごとに、前回走査された走査線間の
走査線が走査されるように複数ビーム照射手段を版材に
対して相対的に第1の方向に移動させる。
【0023】第1の発明に係るグラビア印刷版製造装置
においては、版材表面に複数のビームスポットが同時に
走査されるので、複数のセルを短時間に彫刻することが
できる。しかも、隣接するビームスポット間の間隔が彫
刻密度に対応する彫刻ピッチの2倍以上に設定されてい
るので、隣接するビームスポット間での光量分布の重な
りが防止され、相互に熱的な影響が排除される。そし
て、各走査ごとに、前回走査された走査線間の走査線が
走査されるように、複数ビーム照射手段が版材に対して
相対的に第1の方向に移動される。この場合、各走査線
は隣接する走査線の走査から少なくとも1回の走査に要
する時間の経過後に走査されるので、隣接する走査線上
のビームスポットが相互に熱的な影響を受けない。
【0024】したがって、版材表面に任意の形状および
大きさのグラビア印刷用セルを均一にかつ短時間で任意
のパターンに彫刻することができる。その結果、種々の
図柄に対応するグラビア印刷版を高速かつ高精度に作製
することができ、モアレが発生しない滑らかな印刷仕上
がりが実現される。。
【0025】(2)第2の発明 第2の発明に係るグラビア印刷版製造装置は、第1の発
明に係るグラビア印刷版製造装置の構成において、複数
ビーム照射手段により形成される複数のビームスポット
の数をAとし、隣接するビームスポット間の間隔を彫刻
ピッチのB倍とした場合に、AおよびBが2以上でかつ
互いに素となる整数に設定され、移動手段が、各走査ご
とに、複数ビーム照射手段を版材に対して相対的に第1
の方向に彫刻ピッチのA倍ずつ移動させるものである。
【0026】第2の発明に係るグラビア印刷版製造装置
においては、両端部を除いて所定の彫刻ピッチで隙間の
ない走査を行うことができる。それにより、第1の発明
の効果に加えて、グラビア印刷用セルを効率良く彫刻す
ることが可能となる。
【0027】(3)第3の発明 第3の発明に係るグラビア印刷版製造装置は、第2の発
明に係るグラビア印刷版製造装置の構成において、Bが
5以上の整数に設定され、移動手段が、各走査ごとに、
前回走査された走査線から2本以上離れた走査線が走査
されるように複数ビーム照射手段を版材に対して相対的
に第1の方向に移動させるものである。
【0028】第3の発明に係るグラビア印刷版製造装置
においては、各走査ごとに、前回走査された走査線から
2本以上離れた走査線が走査されるので、各走査の時間
間隔が短い場合や彫刻ピッチが短い場合であっても、隣
接する走査線上のビームスポットが相互に熱的な影響を
受けない。それにより、第2の発明の効果に加えて、さ
らにきめ細かい彫刻密度でグラビア印刷用セルを彫刻す
ることが可能となる。
【0029】(4)第4の発明 第4の発明に係るグラビア印刷版製造方法は、版材表面
に凹状のセルを彫刻するグラビア印刷版製造方法におい
て、版材表面に複数のエネルギービームを照射して彫刻
密度に対応する彫刻ピッチの2倍以上の間隔で第1の方
向に配列された複数のビームスポットを形成し、版材表
面に形成された複数のビームスポットを第1の方向と交
差する第2の方向に走査し、各走査ごとに、前回走査さ
れた走査線間の走査線が走査されるように複数のビーム
スポットを版材に対して相対的に第1の方向に移動させ
るものである。
【0030】第4の発明に係るグラビア印刷版製造方法
においては、版材表面に複数のビームスポットが同時に
走査されるので、複数のセルを短時間に彫刻することが
できる。しかも、隣接するビームスポット間の間隔が彫
刻密度に対応する彫刻ピッチの2倍以上に設定されてい
るので、隣接するビームスポット間での光量分布の重な
りが防止され、相互に熱的な影響が排除される。そし
て、各走査ごとに、前回走査された走査線間の走査線が
走査されるようにビームスポット列が版材に対して相対
的に第1の方向に移動される。この場合、各走査線は隣
接する走査線の走査から少なくとも1回の走査に要する
時間の経過後に走査されるので、隣接する走査線上のビ
ームスポットが相互に熱的な影響を受けない。
【0031】したがって、版材表面に任意の形状および
大きさのグラビア印刷用セルを均一にかつ短時間で任意
のパターンに彫刻することができる。その結果、種々の
図柄に対応するグラビア印刷版を高速かつ高精度に作製
することができ、モアレが発生しない滑らかな印刷仕上
がりが実現される。。
【0032】(5)第5の発明 第5の発明に係るグラビア印刷版製造方法は、第4の発
明に係るグラビア印刷版製造方法において、複数のビー
ムスポットの数をAとし、隣接するビームスポット間の
間隔を彫刻ピッチのB倍とした場合に、AおよびBを2
以上でかつ互いに素となる整数に設定し、各走査ごと
に、複数のビームスポットを版材に対して相対的に第1
の方向に彫刻ピッチのA倍ずつ移動させるものである。
【0033】第5の発明に係るグラビア印刷版製造方法
においては、両端部を除いて所定の彫刻ピッチで隙間の
ない走査を行うことができる。それにより、第4の発明
の効果に加えて、グラビア印刷用セルを効率良く彫刻す
ることが可能となる。
【0034】(6)第6の発明 第6の発明に係るグラビア印刷版製造方法は、第5の発
明に係るグラビア印刷版製造方法において、Bを5以上
の整数に設定し、各走査ごとに、前回走査された走査線
から2本以上離れた走査線が走査されるようにビームス
ポット列を版材に対して相対的に第1の方向に移動させ
るものである。
【0035】第6の発明に係るグラビア印刷版製造方法
においては、各走査ごとに、前回走査された走査線から
2本以上離れた走査線が走査されるので、彫刻ピッチが
短い場合であっても、隣接する走査線上のビームスポッ
トが相互に熱的な影響を受けない。それにより、第5の
発明の効果に加えて、さらにきめ細かい彫刻密度でグラ
ビア印刷用セルを彫刻することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
グラビア印刷版製造装置の概略平面図である。図1にお
いて、円筒状のシリンダ1の表面に版材2が巻き付けら
れている。版材2の材料としては、レーザ光の照射によ
り昇華または破壊する性質を有するプラスチック等の材
料を用いる。例えば、特開昭57−115392号公報
に示されているように、グラファイト、ポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)およびモリブデン硫化物から
選択した添加物を加えた重合組成物を用いる。シリンダ
1はモータ3により主走査方向Xに回転駆動される。シ
リンダ1の回転軸と平行にボールねじ4が配置され、こ
のボールねじ4にマルチビームヘッド5が取り付けられ
ている。ボールねじ4はモータ6により回転駆動され、
マルチビームヘッド5が副走査方向Yに移動する。
【0037】本実施例では、マルチビームヘッド5が複
数ビーム照射手段を構成し、モータ3およびシリンダ1
が走査手段を構成し、ボールねじ4およびモータ6が移
動手段を構成する。
【0038】図2はマルチビームヘッド5の構成を示す
概略斜視図である。マルチビームヘッド5は、レーザ光
源51、ビーム分割器52、ミラー53,59,60、
複数ビーム分割器54,55、多チャンネル型光変調器
56,57、ビーム合成器58およびビーム縮小光学系
61を含む。
【0039】ビーム分割器52は、レーザ光源51から
出射されたレーザビームB1を直進ビームB2および方
向変化ビームB3に分割する。複数ビーム分割器54
は、直進ビームB2を複数の平行ビームに分割して平行
ビーム列B4として出射する。また、複数ビーム分割器
55は、ミラー53により反射された方向変化ビームB
3を複数の平行ビームに分割して平行ビーム列B5とし
て出射する。
【0040】多チャンネル型光変調器56,57には、
セルの形状および大きさに対応する画像信号が与えられ
る。多チャンネル型光変調器56は、平行ビーム列B4
の個々のビームをそれぞれ独立に変調してセル彫刻用の
ビーム列B6として出射する。また、多チャンネル型光
変調器57は、平行ビーム列B5の個々のビームをそれ
ぞれ独立に変調してセル彫刻用のビーム列B7として出
射する。
【0041】ビーム合成器58は、多チャンネル型光変
調器56から出射されたビーム列B6および多チャンネ
ル型光変調器57から出射されてミラー59により反射
されたビーム列B7を合成してビーム列B8として出射
する。この際、ビーム列B6に含まれる各ビームとビー
ム列B7に含まれる各ビームとが交互に整列するように
ビーム列B6,B7の合成が行われる。ビーム縮小光学
系61は、ミラー60により反射されたビーム列B8を
縮小して版材2の表面に照射し、直列状のビームスポッ
ト列B9を形成する。
【0042】このマルチビームヘッド5においては、ビ
ームスポット列B9における隣接するビーム相互間に可
干渉距離以上の光路差を設けることにより隣接するレー
ザビーム間の干渉が防止される。
【0043】図3(a)は4チャンネルのマルチビーム
ヘッドによるビームスポット列を示す図であり、図3
(b)はその光量分布を示す図である。4チャンネルの
マルチビームヘッドは4本のレーザビームを出射し、版
材の表面に4つのビームスポットSからなるビームスポ
ット列BSを形成する。ビームスポット列BSは、図3
(a)に示すように、副走査方向Yに平行に配置され、
主走査方向Xに走査される。隣接するビームスポットS
間の間隔は版材の表面上で記録走査ピッチpの3倍に設
定されている。ここで、記録走査ピッチとは、レーザビ
ームの照射により形成される彫刻点の間隔(彫刻ピッ
チ)である。これにより、図3(b)に示すように、隣
接するビームスポット間で光量分布の重なりがなく、相
互に熱的な影響が排除されている。
【0044】図4は1回の主走査で版材表面に形成され
るレーザビームの軌跡を示す図である。図4に破線で示
すように、主走査方向Xに1回の主走査を行うことによ
り版材2の表面に4本のレーザビームが同時に走査され
る。
【0045】図5は4回の主走査におけるビームスポッ
ト列およびその光量分布を示す図である。図5におい
て、(a)、(b)、(c)および(d)はそれぞれ1
回目、2回目、3回目および4回目の主走査におけるビ
ームスポット列を示し、(A)、(B)、(C)および
(D)はそれぞれ1回目、2回目、3回目および4回目
の主走査における光量分布を示し、(E)はそれら4回
の主走査における光量分布を示す。
【0046】図5に示すように、1回の主走査ごとにビ
ームスポット列BSは副走査方向Yに記録走査ピッチp
の4倍の距離だけ副走査送りされる。これにより、1回
目の主走査により照射された4本の主走査ライン間の主
走査ラインが2回目および3回目の主走査により照射さ
れる。図5では4回の主走査のみを示しているが、実際
には、多数の連続した主走査により両端部を除いて記録
走査ピッチpでレーザビームの照射が行われる。このよ
うな走査を飛び越し走査と呼ぶ。
【0047】なお、この飛び越し走査では、主走査ライ
ンの走査が端から順には行われない。しかしながら、走
査順序には一定の規則性が存在するので、例えば毎回の
主走査開始前にこれから走査される各主走査ラインの画
像信号をラインバッファメモリに予め準備しておくこと
により任意の形状および大きさのセルを任意のパターン
で彫刻することができる。
【0048】図6および図7は図3の4チャンネルのマ
ルチビームヘッドを用いたセルの彫刻を示す図であり、
(a)は第1回目、第2回目、第3回目および第4回目
の主走査におけるビームスポット列を示し、(b)は4
×4の記録点(彫刻点)からなる仮想的なセルパターン
を示し、(c)は4回の主走査における光量分布を示
し、(b)は4回の主走査により彫刻されたセルの平面
図を示し、(e)は4回の主走査により彫刻されたセル
の断面図を示す。
【0049】図6の例では、第1回目の主走査における
ビームスポット列BS1により第1番目および第4番目
の主走査ラインL1,L4が走査され、第2回目の主走
査におけるビームスポット列BS2により第2番目の主
走査ラインL2が走査され、第3回目の主走査における
ビームスポット列BS3により第3番目の主走査ライン
L3が走査される。
【0050】第1回目の主走査においては、第1番目の
主走査ラインL1および第4番目の主走査L4にマルチ
ビームヘッドの隣接する2つのレーザビームが同時に照
射されるが、それらの2つのレーザビームは相互に熱的
な影響がないように引き離されているので相互に熱的な
影響を受けない。また、第2回目の主走査および第3回
目の主走査はそれぞれ前回の主走査から版材の1辺(シ
リンダの外周の長さ)だけ主走査を行うための時間の経
過後に行われるので、隣接する主走査ライン上のビーム
スポットが相互に熱的な影響を受けることはない。した
がって、平面形状がほぼ正方形でかつ深さがほぼ一定の
セルSEが形成される。
【0051】図7の例では、第1回目〜第4回目の主走
査におけるビームスポット列BS1〜BS4によりそれ
ぞれ第1番目〜第4番目の主走査ラインL1〜L4上が
走査される。このように、各主走査ラインL1,L2,
L3,L4上のレーザビームがそれぞれ異なる主走査で
照射されるので、隣接する主走査ライン上のビームスポ
ットが相互に熱的な影響を受けない。したがって、平面
形状がほぼ正方形でかつ深さがほぼ一定のセルSEが形
成される。
【0052】このように、図6および図7のいずれの場
合であっても、同じ大きさおよび同じ深さのセルSEを
形成することができる。なお、図6および図7では、4
×4の記録点からなるほぼ正方形のセルSEを形成する
例を示したが、レーザビームの変調タイミングを制御す
ることにより任意の形状および大きさのセルを任意の位
置に彫刻することができる。これにより、複数のセルを
任意のパターンに形成することができる。
【0053】上記の例では、ビームスポット列における
隣接するビームスポット間の間隔が記録走査ピッチpの
3倍に設定され、1回の主走査ごとの副走査送りの距離
が記録走査ピッチpの4倍に設定されているが、ビーム
スポット列における隣接するビームスポット間の間隔お
よび1回の主走査ごとのビームスポット列の副走査送り
の距離はこれに限定されない。
【0054】一般的には、マルチビームヘッドのチャン
ネル数(ビームスポット列におけるビームスポットの
数)をAとし、ビームスポット列における隣接するビー
ムスポット間の間隔を記録走査ピッチpのB倍とする
と、AおよびBがともに2以上の整数でかつ互いに素で
あれば、両端部を除いて記録走査ピッチpで隙間のない
走査が可能となる。
【0055】一例として、次式(1)または(2)の関
係が成立すれば、1回の主走査ごとにマルチビームヘッ
ドを記録走査ピッチpのA倍だけ副走査送りすれば、両
端部を除いて記録走査ピッチpで隙間のない走査を行う
ことができる。
【0056】A=nB+1・・・(1) A=nB−1・・・(2) 上式において、nは整数である。
【0057】図8は10チャンネルのマルチビームヘッ
ドを用いた場合のビームスポット列を示す図である。図
8において、(a)、(b)、(c)および(d)はそ
れぞれ1回目、2回目、3回目および4回目の主走査に
おけるビームスポット列を示す。
【0058】図8の例では、上式(1)が成立するよう
に、A=10、B=3およびn=3に設定されている。
ビームスポット列BSにおける隣接するビームスポット
S間の間隔は記録走査ピッチpの3倍に設定され、1回
の主走査ごとの副走査送りの距離は記録走査ピッチpの
10倍に設定されている。
【0059】図9は8チャンネルのマルチビームヘッド
を用いた場合のビームスポット列を示す図である。図9
において、(a)、(b)、(c)および(d)はそれ
ぞれ1回目、2回目、3回目および4回目の主走査にお
けるビームスポット列を示す。
【0060】図9の例では、上式(2)が成立するよう
に、A=8、B=3およびn=3に設定されている。ビ
ームスポット列BSにおける隣接するビームスポット間
Sの間隔は記録走査ピッチpの3倍に設定され、1回の
主走査ごとの副走査送りの距離は記録走査ピッチpの8
倍に設定されている。
【0061】他の例として、AおよびBがともに2以上
の整数でかつ互いに素であれば、BをAよりも大きく設
定してもよい。図10は3チャンネルのマルチビームヘ
ッドを用いた場合のビームスポット列を示す図である。
図10において、(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)および(f)はそれぞれ1回目、2回目、3回
目、4回目、5回目および6回目の主走査におけるビー
ムスポット列を示し、(A)、(B)、(C)、
(D)、(E)および(F)はそれぞれ1回目、2回
目、3回目、4回目、5回目および6回目の主走査にお
ける光量分布を示し、(G)はそれら6回の主走査にお
ける光量分布を示す。
【0062】図10の例では、BがAよりも大きく設定
され、A=3およびB=5である。ビームスポット列B
Sにおける隣接するビームスポットS間の間隔は記録走
査ピッチpの5倍に設定され、1回の主走査ごとの副走
査送りの距離は記録走査ピッチpの3倍に設定されてい
る。
【0063】図8および図9の例では、各回の主走査に
おいて、前回の主走査でレーザビームが照射された主走
査ラインに隣接する主走査ラインにレーザビームが照射
される。これに対して、図10の例では、各回の主走査
において、前回の主走査でレーザビームが照射された主
走査ラインから2本目の主走査ラインにレーザビームが
照射される。したがって、各走査の時間間隔が短い場合
や主走査ライン間の間隔(記録走査ピッチ)が短い場合
でも、隣接する主走査ライン上のビームスポットが相互
に熱的な影響を受けにくくなる。
【0064】このように、隣接する主走査ライン上のビ
ームスポットが相互に熱的な影響を受けにくくするため
には、Bが5以上の整数であり、これと素の関係にある
2以上の整数からAを決定すればよい。
【0065】図11は2次元配列のマルチビームヘッド
を用いた場合のビームスポット列を示す図である。図1
1において、(a)、(b)、(c)および(d)はそ
れぞれ1回目、2回目、3回目および4回目の主走査に
おけるビームスポット列を示す。
【0066】図11の例では、ビームスポット列BSに
おける隣接するビームスポットSが主走査方向Xに相互
に一定の間隔ずつずらされている。この場合にも、図5
に示した例と同様に、ビームスポット列BSにおける隣
接するビームスポットS間の間隔は記録走査ピッチpの
3倍に設定され、1回の主走査ごとの副走査送りの距離
は記録走査ピッチpの4倍に設定されている。
【0067】2次元配列のマルチビームヘッドにおける
各レーザビームの主走査方向の照射タイミングの違い
は、各主走査ラインごとにメモリからの画像信号の読出
時期を調整することにより制御される。図11の例にお
いても、図5の例と同様に、飛び越し走査により隣接す
るビームスポット間の相互の熱的な影響が排除される。
【0068】なお、上記実施例では、エネルギービーム
としてレーザビームを用いているが、レーザビームの代
わりに電子ビーム、イオンビーム等の他のエネルギービ
ームを用いてもよい。
【0069】また、上記実施例では、円筒状のシリンダ
1に巻き付けられた版材2を用いているが、平面状の版
材を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるグラビア印刷版製造
装置の概略平面図である。
【図2】図1のグラビア印刷版製造装置におけるマルチ
ビームヘッドの構成を示す概略斜視図である。
【図3】4チャンネルのマルチビームヘッドを用いた場
合のビームスポット列およびその光量分布を示す図であ
る。
【図4】1回の主走査で版材表面に形成されるレーザビ
ームの軌跡を示す図である。
【図5】4チャンネルのマルチビームヘッドを用いた場
合の4回の主走査におけるビームスポット列およびその
光量分布を示す図である。
【図6】4回の主走査におけるビームスポット列を示す
図、4×4の記録点からなる仮想的なセルパターンを示
す図、光量分布を示す図、セルの平面図およびセルの断
面図である。
【図7】4回の主走査におけるビームスポット列を示す
図、4×4の記録点からなる仮想的なセルパターンを示
す図、光量分布を示す図、セルの平面図およびセルの断
面図である。
【図8】10チャンネルのマルチビームヘッドを用いた
場合の4回の主走査におけるビームスポット列を示す図
である。
【図9】8チャンネルのマルチビームヘッドを用いた場
合の4回の主走査におけるビームスポット列を示す図で
ある。
【図10】3チャンネルのマルチビームヘッドを用いた
場合の6回の主走査におけるビームスポット列を示す図
およびその光量分布を示す図である。
【図11】2次元配列のマルチビームヘッドを用いた場
合の4回の主走査におけるビームスポット列を示す図で
ある。
【図12】オフセット印刷版用の記録装置で用いられる
マルチビームヘッドを用いた場合のビームスポット列を
示す図である。
【図13】図12のマルチビームヘッドを用いた場合の
1回の主走査におけるビームスポット列を示す図、4×
4の記録点からなる仮想的なセルパターンを示す図、光
量分布を示す図、セルの平面図およびセルの断面図であ
る。
【図14】図12のマルチビームヘッドを用いた場合の
2回の主走査におけるビームスポット列を示す図、4×
4の記録点からなる仮想的なセルパターンを示す図、光
量分布を示す図、セルの平面図およびセルの断面図であ
る。
【図15】マルチビームヘッドによるビームスポット列
の長さとセルの副走査方向のピッチとの関係を示す図で
ある。
【図16】オフセット印刷版用の記録装置に用いられる
2次元配列のマルチビームヘッドを用いた場合のビーム
スポット列を示す図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 版材 3,6 モータ 4 ボールねじ 5 マルチビームヘッド 51 レーザ光源 52 ビーム分割器 54,55 複数ビーム分割器 56,57 多チャンネル型光変調器 58 ビーム合成器 61 ビーム縮小光学系 S ビームスポット BS,BS1〜BS4 ビームスポット列 X 主走査方向 Y 副走査方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版材表面に凹状のセルを彫刻するグラビ
    ア印刷版製造装置であって、 前記版材表面に複数のエネルギービームを照射して彫刻
    密度に対応する彫刻ピッチの2倍以上の間隔で第1の方
    向に配列された複数のビームスポットを形成する複数ビ
    ーム照射手段と、 前記複数ビーム照射手段により形成される前記複数のビ
    ームスポットを前記第1の方向と交差する第2の方向に
    走査する走査手段と、 前記走査手段による各走査ごとに、前回走査された走査
    線間の走査線が走査されるように前記複数ビーム照射手
    段を前記版材に対して相対的に前記第1の方向に移動さ
    せる移動手段とを備えたことを特徴とするグラビア印刷
    版製造装置。
  2. 【請求項2】 前記複数ビーム照射手段により形成され
    る前記複数のビームスポットの数をAとし、隣接するビ
    ームスポット間の間隔を前記彫刻ピッチのB倍とした場
    合に、前記Aおよび前記Bが2以上でかつ互いに素とな
    る整数に設定され、 前記移動手段は、各走査ごとに、前記複数ビーム照射手
    段を前記版材に対して相対的に前記第1の方向に前記彫
    刻ピッチのA倍ずつ移動させることを特徴とする請求項
    1記載のグラビア印刷版製造装置。
  3. 【請求項3】 前記Bは5以上の整数に設定され、前記
    移動手段は、各走査ごとに、前回走査された走査線から
    2本以上離れた走査線が走査されるように前記複数ビー
    ム照射手段を前記版材に対して相対的に前記第1の方向
    に移動させることを特徴とする請求項2記載のグラビア
    印刷版製造装置。
  4. 【請求項4】 版材表面に凹状のセルを彫刻するグラビ
    ア印刷版製造方法において、前記版材表面に複数のエネ
    ルギービームを照射して彫刻密度に対応する彫刻ピッチ
    の2倍以上の間隔で第1の方向に配列された複数のビー
    ムスポットを形成し、前記版材表面に形成される前記複
    数のビームスポットを前記第1の方向と交差する第2の
    方向に走査し、各走査ごとに、前回走査された走査線間
    の走査線が走査されるように前記複数のビームスポット
    を前記版材に対して相対的に前記第1の方向に移動させ
    ることを特徴とするグラビア印刷版製造方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のビームスポットの数をAと
    し、隣接するビームスポット間の間隔を前記彫刻ピッチ
    のB倍とした場合に、前記Aおよび前記Bを2以上でか
    つ互いに素となる整数に設定し、各走査ごとに、前記複
    数のビームスポットを前記版材に対して相対的に前記第
    1の方向に前記彫刻ピッチのA倍ずつ移動させることを
    特徴とする請求項4記載のグラビア印刷版製造方法。
  6. 【請求項6】 前記Bを5以上の整数に設定し、各走査
    ごとに、前回走査された走査線から2本以上離れた走査
    線が走査されるように前記複数のビームスポットを前記
    版材に対して相対的に前記第1の方向に移動させること
    を特徴とする請求項5記載のグラビア印刷版製造方法。
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