JPH0215862B2 - - Google Patents

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JPH0215862B2
JPH0215862B2 JP11802479A JP11802479A JPH0215862B2 JP H0215862 B2 JPH0215862 B2 JP H0215862B2 JP 11802479 A JP11802479 A JP 11802479A JP 11802479 A JP11802479 A JP 11802479A JP H0215862 B2 JPH0215862 B2 JP H0215862B2
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JP
Japan
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lines
printing form
waveform
line
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JP11802479A
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JPS5562456A (en
Inventor
Dauido Kurinton Jefurii
Ii Aruberuto
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Crosfield Electronics Ltd
Original Assignee
Crosfield Electronics Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Crosfield Electronics Ltd filed Critical Crosfield Electronics Ltd
Publication of JPS5562456A publication Critical patent/JPS5562456A/ja
Publication of JPH0215862B2 publication Critical patent/JPH0215862B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/02Engraving; Heads therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M1/00Inking and printing with a printer's forme
    • B41M1/10Intaglio printing ; Gravure printing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F5/00Screening processes; Screens therefor
    • G03F5/20Screening processes; Screens therefor using screens for gravure printing

Description

【発明の詳細な説明】 グラビア印刷および特にカラー印刷において、
印刷組版上に刻印した平行直線列からなる母型を
形成しここにインクを受入れて印刷を行なつてい
る。各刻印線の深さによりその点でのインクの量
が決まり印刷する色の度合が定まる。直線の代わ
りに点あるいは穴が用いられることもある。
印刷を暗いトーンにする場合には、深い線と
し、印刷時に各隣接線からのインクが合体して印
刷表面全体を均一に覆う。しかしながら、ハーフ
トーン又は軽トーンの印刷を行なう場合には、線
が浅いため印刷時に各線からのインクは合体せず
各線が相互に分離したまま印刷され印刷表面が線
間に露出する。通常、1mmに10本の線が配置され
ているため見ただけでは分からず印刷表面は均一
に見える。
カラー印刷においては1つの色のインクは既に
印刷した別の色のインクの上に印刷され、各色が
線構造の印刷組版を用いて印刷されると特にハー
フトーンおよび軽トーン印刷の場合に各種の不具
合が生ずる。第1に、異なるインクを印刷表面上
に常に同じ位置に配置することは困難であり、従
つて2色を用いたハーフトーン又は軽トーンの場
合、2番目の色が1番目の色の線の間に入つたり
あるいは1番目の色の線の全体又は1部に重なつ
たりする。第1、第2の色が相互に線間に入ると
観察者は各線を識別できず2つの色を単に混合し
たように見える。しかしながら、インクは透明で
はないため重なつた部分では下の色は見えず観察
者は単に2色の混合とは異なる色を観察する。こ
れは色変調と呼ばれ、各線は非常に近接している
ため印刷用紙を正確な位置に重なるように配置す
ることは非常に困難であり、用紙のずれにより印
刷中に異なる色の線の位置ずれが起る。
第2の不具合はモワレ縞の発生である。異なる
色のインクの線間に不整合が起ると、特にハーフ
トーン又は軽トーンの場合、異なる色の線が相互
にさえぎつたりあるいは他の部分に重なつたりす
る。これによつて線の横断方向に異なる色の帯又
は縞が発生する。これらの帯又は縞は母型の線よ
りも広くまた間隔も大きい。従つて、観察者には
これらが観察され実際の印刷が損なわれる。
本発明の第1の特徴はグラビア印刷組版のイン
ク受容母型がその全長の少くとも1部が波形の複
数の線により形成されたことであり、各線が重な
らないように波形の振幅および各線間の間隔を定
めている。
本発明に係る印刷組版を例えば単純な直線列の
頂部に波形を有し各線はハーフトーン又は軽トー
ン印刷用であつて隣り合う線間でのインクの合体
がないような線の印刷に用いる場合には波形線お
よび直線のある部分は重なり、ある部分は重なら
ず印刷表面上に印刷されまた印刷されない部分も
ある。このような印刷表面を観察すれば各部分は
別個には識別できず全体として均一な色に見え
る。直線と波線の重ね合わせ位置に関係なく両線
は常にある部分では重なりある部分では重なつて
いないため印刷組版の位置合わせ(registration)
が変化しても色変調やモワレ縞は起こらない。
従来、カラーグラビア印刷においては3色又は
4色のインクを相互に重ねて用いていた。この発
明によれば、3色又は4色印刷に用いる3つ又は
4つの印刷組版上のインク受入れ母型を形成する
線の構成は波形状の線を有する少くとも2つの組
版が異なつている。4色印刷においては、少くと
も3つの印刷組版が波形の線であることが望まし
い。波線を有する印刷組版同志の違いはその位
相、振動数、形状および振幅のうち1つあるいは
それ以上の点で異つている。
印刷組版の波線を異ならせる一つの手法は各印
刷組版において波線を完全にランダムも設けるこ
とである。すべての印刷組版上の線がランダムに
形成されていると印刷線間に不規則的な重ね合わ
せが起るがモワレ縞や色変調は発生しない。波線
がランダムに形成された場合には振動数および振
幅をある値以上に形成することが重要でありこの
ため波線の振動数はある範囲内とし振幅は一定値
又はある範囲内に定めることが望ましい。
これとは別の手法として、印刷組版の波線の形
状が変化するように選定し、このように変更され
た波線が他方の波線の上に印刷されるとき、ある
部分は相互に重なり合い、別の部分は全然重なら
いようにする手法があり、これは単一の波線と直
線とを重ねる場合も同様である。異なる波線間で
大きな周期の繰返しは起らないため識別可能な周
期的な帯又は縞が発生することはない。これは異
なる波長の波線により達成されるが、異なつた波
長の線間の“うなり(beat)”を印刷をる人の目
によつて識別し得ないほど近づけるか、大きな周
波数のうなりとして出来上がりの印刷型上に出て
こないようにすることが必要である。これを防止
する一つの手法は波型線を形成した全ての印刷組
版の線の波形状の公称波長を実質的に同一するす
ることである。この場合、異なつた印刷型によつ
て印刷された線間にうなり周波数が発生すること
がなく、得られた印刷物に不規則性が出てきても
この不規則性は波線の波長と同一の周期および間
隔を持つ。従つて、波線の波長を解析不可能なま
でに充分小さくすることにより異なる印刷組版の
線間での重なり合いの変化は識別できなくなる。
非常に満足な結果が得られた構成は第1の印刷
組版の母型は各線の位相が同一の規則的な波形と
し、第2の印刷組版の母型の波形の線は実質上第
1の印刷組版の波長と同じ波長で隣り合う線間の
位相が異なり連続した線がしだいに第2の印刷組
版の横断方向において先行する線に対し遅れるよ
うに形成し、第3の印刷組版の母型の波型の線は
実質上第1の印刷組版の波長と同じ波長で隣り合
う線間の位相が異なり連続した線がしだいに第3
の印刷組版の横断方向において先行する線に対し
進むように形成し、第4の印刷組版の母型は単純
な直線平行線列により形成したものである。この
ような構成により位置合わせ状態に関係なく2つ
又はそれ以上の印刷組版による印刷線間で常に重
ね合わせが起る。すべての印刷組版上の線形状が
異なるためどの2つの印刷組版による印刷線間に
おいて常に重なり合う部分、重ならない部分、お
よび印刷されない部分が生ずる。異なる印刷組版
による印刷線間の位置状態を変えることにより重
なり合う個々の場所は変わるが重なる部分、重な
らない部分および印刷されない部分の比は変わら
ない。従つて、角度ずれあるいは横方向へのずれ
があつても色変調やモワレ縞は発生しない。
好ましい実施例においては、第1の印刷組版は
その波形が湾曲した三角形又は丸みを帯びた三角
形の形状を有し、第2および第3の印刷組版は
各々剪断された湾曲波形、鋸歯波形、あるいは幾
分丸みを帯びた鋸歯波形である。第2および第3
の印刷組版上の波形は隣接波線間の位相変化が剪
断された湾曲波形の剪断程度又は鋸歯波形の略対
称度合に対応するように形成し、第2、第3の両
方の印刷組版の隣接各線がその全長にわたつて実
質上平行であつて実質上一定で均一な間隔を有し
ている。
第2および第3の印刷組版の隣接線間の位相差
は10゜および80゜間の範囲であることが望ましい。
波線の振幅および間隔は1つの線の片側での波形
の頂部が実質上隣接する線の他方の側の頂部と一
直線上になるように配設することが望ましい。こ
のような構成により、このような波線が間隔比の
等しい平行直線と重なつた場合、各線の横断方向
の位置に関係なく重なる量および2本の線間に入
る量は一定となる。波線の波長は1mmの1/4以下
が望ましく通常は約1/5mmである。波形の振れは
各線の軸線の両側の近接した線間の公称線間隔の
約50%であることが望ましいが、約40%の場合に
帯又は縞は観察されなくなつた。通常、ハーフト
ーンの場合、刻印された線は50μの幅で100μの間
隔を隔てている。従つて、隣接線間の間隔比は同
一である。
グラビア印刷用の印刷組版の好ましい製造方法
はレーザ又は電子ビームを用いて円筒形印刷組版
表面から物質を蒸発させることであり本発明はこ
の方法に適用される。本発明の別の特徴は調整し
たレーザあるいは電子ビームで印刷組版表面をス
キヤンして刻印することにより円筒形グラビア印
刷組版を製造する方法において、レーザ又は電子
ビームをスキヤン方向の横断方向に振動させる段
階を有し、このレーザ又は電子ビームにより印刷
組版に刻印した線の少くとも一部が波形となるよ
うにしたことである。
レーザ又は電子ビームの強度調整によつて円筒
形印刷組版に刻印する線の深さが変わり、フルト
ーンに対応する深い溝を迅速に形成できるように
レーザ又は電子ビームのパワーを増加させること
が望ましい。レーザ又は電子ビームの切削速度は
このレーザ又は電子ビームが印刷組版を横断する
速度と依存し、従つて、波線を切削する場合には
直線を切削する場合より円筒一回転当りのエネル
ギは多く必要とする。色変調やモワレ縞はハーフ
トーンおよび軽トーンのときにのみ表われるもの
であるからフルトーンに対応する線は波形にする
必要はない。従つて、ハーフトーンおよび軽トー
ンに対応する印刷組版の線を波形としフルトーン
に対応する線は単純な直線でよい。このため、レ
ーザ又は電子ビームの振動運動の振幅はレーザビ
ームの強度に従つて変える。
レーザグラビアにおいては、円筒形印刷組版は
通常、その軸廻りに回転されて刻印され、レーザ
の彫版ヘツドは円筒の軸と平行に移動し一本のら
せんが印刷組版上に刻印される。この場合には、
印刷組版表面に刻印されたパターン内の隣接線は
らせん軌跡の隣接回転条により形成される。
以下、図面に基いて本発明の実施例について説
明する。
円筒形印刷組版1はプラスチツク材料層で覆つ
た円筒台からなりこれはその長軸廻りに回転可能
である。彫版ヘツド2レーザ光変調装置3からの
変調されたレーザ光を受けこれを印刷組版1の表
面に照射する。印刷組版1がその長軸廻りに回転
するに従つて彫版ヘツド2はこの印刷組版の軸に
平行に移動し印刷組版1に対しらせん軌跡を描
く。彫版ヘツド内で上記変調されたレーザ装置3
からのレーザ光は平面鏡4により実質上90゜回転
する。第1実施例においては、この平面鏡4はそ
の一側縁で回転しその反対側縁はピエゾ電気トラ
ンスデユーサ5に取付けられる。ピエゾ電気トラ
ンスデユーサ5は振動信号を受けて振動し、これ
によつて平面鏡4をその枢軸廻りに振動させる。
平面鏡4の振動によりレーザ光の回転角度が変化
し、これによつてレーザ光の照射位置が印刷組版
1の軸に平行に前後に振動する。印刷組版1はそ
の長軸廻りに回転しているためレーザ光はこの印
刷組版1の周囲にらせん軌跡を刻印するがこのと
きレーザ光は波状軌跡を描くためこのレーザ光に
より印刷組版1上に波状線が刻印される。印刷シ
リンダ上に刻印された線の深さはレーザ光の強さ
に依存し、従つて、レーザ光の強さが変われば印
刷組版1上に刻印される線の深さも変わる。
スキヤン装置、デイスク装置あるいはテープ装
置からのビデオデータがリード線6上の装置に送
られ、このリード線6上への入力の強さはその点
に要求される色の深さに依存し、従つて、要求さ
れるレーザ光の強さに比例する。このビデオデー
タはビデオアンプ7に送られ、その1つの出力は
調整されたレーザ装置3に接続され別の出力はト
ランスデユーサアンプ8に導かれる。半径方向位
置エンコーダ9は円筒形印刷組版1と連動しその
出力は一連のパルスにより構成され各パルスは印
刷組版1の予め定められた回転角度を表わしてい
る。この半径方向位置エンコーダ9からの一連の
パルスは振動数増幅器を含む位相変換器からなる
波形発生器10に送られる。半径方向位置エンコ
ーダ9からの一連のパルスはまず振動数増幅器に
より例えば1.0001倍に増幅され印刷組版1の各回
転ごとに波形発生器10からの出力信号が半径方
向位置エンコーダ9からの入力信号とわずかに異
なる振動数とし、また非整数の数の波長を波形発
生器10で発生させる。波形発生器10は例えば
波状波形、三角波形等の対称な出力あるいは剪断
変形した波状波形、鋸歯波形等の非対称な出力を
発するように構成することが望ましい。
第1図は単純な波状波形出力を示す。波形発生
器10からの出力およびビデオアンプ7からの出
力はトランスデユーサアンプ8で結合されビデオ
アンプ7からの入力が高ければトランスデユーサ
アンプからの出力は低く、ビデオアンプ7からの
入力が低ければトランスデユーサアンプからの出
力は高くかつ波形発生器10からの入力と同じ形
状を有するように結合される。従つて、トランス
デユーサアンプ8の出力は波形発生器10に対応
してその振幅が調整されビデオアンプ7の出力に
反比例する。
このようにして、ハーフトーンおよび軽トーン
に対応したビデオデータが刻印されるときにはピ
エゾ電気トランスデユーサ5に作用する調整信号
は最大振幅となりフルトーンが刻印されるときに
は最小調整信号がピエゾ電気トランスデユーサ5
に作用する。
対称波形が発生するときには振動数増幅器を回
路から断絶し例えば0.9999等の異なる増幅率を回
路内に入れることができるように波形発生器を構
成する。従つて、増幅器が回路から断絶すれば円
筒形印刷組版1に刻印された波形線はこの印刷組
版の各回転に対する波長の完全な全数を有し、あ
るいはこの波長の完全な全数よりわずかに大きい
数を有し、あるいはこの波長の全数よりわずかに
小さい数を有し、らせんの隣り合う回転条に対し
波形の位相は幾分進んだりあるいは遅れたりす
る。
第2図に示した別の装置においては、ピエゾ電
気トランスデユーサ5の代わりに音響―光学ある
いは電気―光学デフレクタ11が平面鏡4の前方
あるいは後方に置かれる。この場合には平面鏡4
は固定されている。音響―光学デフレクタは公知
であり本願に適するものは米国フロリダ22901メ
ルボルンのHarris Corporation会社により市販
されている。本装置に用いられる電気―光学デフ
レクタは1978年12月にOptical
Communications,Volume27,No.3で公表され
たLLM Irelandによる「100ピコセカンド分解ス
トリークカメラにおけるニオブ酸リチウムデフレ
クタの使用」というタイトルの刊行物に記載され
ている。
第3図は本発明方法により製造した印刷組版か
ら得たプリントを示し、波形発生器内の振動数増
幅器は振動数を1倍以上に増幅し従つて、印刷組
版1上に刻印された各連続線は先行する線より位
相が遅れる。鋸歯波形の非対称度合および位相変
化度合は相互に関連させて第3図に示すようにス
クリーン上の隣接線間が実質上均一間隔となるよ
うにすることが望ましい。
第4図の例においては、振動数増幅器は振動数
を1倍より若干小さく増幅する。従つて、スクリ
ーンの各連続線は先行線よりその位相が進む。こ
の場合にも鋸歯波形の形状および非対称度合は各
先行波形に関連させ各隣接線間が実質上均一で一
定の間隔となるようにすることが望ましい。
第5図は対称波形の波線を示し印刷組版1の周
囲の波長の集合全数を有し印刷組版1上に刻印さ
れたパターンの各連続線は位相が一致している。
この図においても各線間の間隔は実質上一定で均
一である。第6図は対応する従来のパターンを従
来のレーザグラビア装置により描いたものであつ
て、印刷組版は実質上均一のらせんにより刻印さ
れる。当然このような操作の場合にはピエゾ電気
トランスデユーサ5あるいは音響―光学又は電気
―光学デフレクタ11は使用されない。
第3図ないし第6図に示した波形は4色カラー
印刷工程のいずれの色に用いてもよいが特に第3
図の波形は黄色を用いる印刷組版に用い、第4図
の波形はマゼンタインクを使用する印刷組版に用
い、第5図に示す波形はシアンインクを使用する
印刷組版に用い、第6図に示した直線パターンは
黒インクに用いることが望ましい。各パターン線
はすべて50μ程度の厚さであり公称間隔で100μ程
度であり、ハーフトーンの場合には各線間の印刷
部分―非印刷部分比は実質上一定である。
第7図ないし第12図は複数の印刷組版を重ね
て得た印刷を示しまた本発明に係る印刷組版およ
び本発明方法により作つた印刷組版が何故色変調
およびモワレ縞の問題を生じないかを示してい
る。第7図は第3図のパターンを第4図のパター
ン上に重ねた状態を示しどの部分で2つのパター
ンが重なり、どの部分で1つの層となるかを示し
また2つのパターン間の印刷表面の状態を表わし
ている。1方のパターンが他方のパターンに対し
その長手方向に移動して重なつた部分および非印
刷部分の形状が変わつても、重なつた部分、1つ
の印刷部分、非印刷部分の比は実質上同じであ
る。従つて、2つのパターンの各長軸の横断方向
あるいは各長軸方向に関する相対位置に関係なく
パターンの混合結果の観察者に対し実質上一定の
カラー印刷が得られまた色変調やモワレ縞の問題
も発生しない。
第8図は第3図および第6図に示したパターン
の混合を示しこの場合にも重なつた面積、1つの
印刷部分の面積、および空白の非印刷部分の面積
は実質上一定である。第9図は第5図および第6
図のパターンを相互にその頂部で重ね合せた状態
を示し、この場合にも重ね合わせた部分、1つの
印刷部分、非印刷部分の比は実質上一定となる。
第10図は第3図および第5図のパターンの混合
を示し、2つの波線の頂部と底部の位相関係が変
つてもこのようなパターン混合の観察者により実
質上一定の印刷が得られる。
最後に、第11図は第3図、第4図および第5
図のパターンをすべてその頂部で相互に重ね合わ
せた状態を示し、第12図は第4図、第5図およ
び第6図の各パターンをすべてその頂部で相互に
重ね合わせた状態を示している。
【図面の簡単な説明】
第1図はグラビア印刷組版の製造装置の概略構
成図である。第2図は第1図の製造装置の一部を
変更した部分構成図である。第3図ないし第12
図はすべて本発明方法により得た印刷部分の拡大
図であつて、第3図は黄色の印刷組版から得たハ
ーフトーン部分のプリント図、第4図はマゼンタ
の印刷組版から得たハーフトーン部分のプリント
図、第5図はシアンの印刷組版から得たハーフト
ーン部分のプリント図、第6図は黒の印刷組版か
ら得たハーフトーン部分のプリント図、第7図は
相互に頂部を重ねた黄色とマゼンタのハーフトー
ンのプリント図、第8図は相互に頂部を重ねた黄
色と黒のハーフトーンのプリント図、第9図は相
互に頂部を重ねたシアンおよび黒のハーフトーン
のプリント図、第10図は相互に頂部を重ねたシ
アンおよび黄色のハーフトーンのプリント図、第
11図は相互に頂部を重ねたシアン、マゼンタお
よび黄色のハーフトーンのプリント図、第12図
は相互に頂部を重ねた黄色、シアン、マゼンタお
よび黒のハーフトーンのプリント図である。 1…印刷組版、2…彫版ヘツド、3…レーザ装
置、4…平面鏡、5…ピエゾ電気トランスデユー
サ、6…リード線、7…ビデオアンプ、8…トラ
ンスデユーサアンプ、9…半径方向位置エンコー
ダ、10…波形発生器、11…デフレクタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも3色の印刷を行なうグラビア印刷組
    版セツトにおいて、波形の線により形成されたイ
    ンク保持母型を有する少くとも2つの印刷組版を
    含み、該少くとも2つの印刷組版の線の波形形状
    が相互に異なり、かつ前記の少くとも2つの、波
    形形状が異なる印刷組版は異なつた色のために使
    用されることを特徴とするグラビア印刷組版セツ
    ト。 2 特許請求の範囲第1項記載の印刷組版セツト
    において、上記少くとも2つの印刷組版上の波形
    上の線がその位相、振動数、形状および振幅のう
    ちの一つあるいはそれ以上が異なるようにしたこ
    とを特徴とする印刷組版セツト。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載した
    印刷組版セツトにおいて、1つの印刷組版がそれ
    自体は公知の直線平行線列形状のインク保持母型
    を有することを特徴とする印刷組版セツト。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れかに記載した印刷組版セツトにおいて、第1の
    印刷組版の母型は規則的な波形であつてその線は
    すべて相互に位相が一致し、第2の印刷組版の母
    型の波形の組は実質上第1の印刷組版の波長と同
    じ波長で隣り合う線間の位相が異なり連続した線
    がしだいに第2の印刷組版の横断方向において先
    行する線に対し遅れるように形成し、第3の印刷
    組版の母型の波形の線は実質上第1の印刷組版の
    波長と同じ波長で隣り合う線間の位相が異なり連
    続した線がしだいに第3の印刷組版の横断方向に
    おいて先行する線に対し進むように形成し、大4
    の印刷組版の母型はそれ自体公知の単純な直線平
    行線列により形成したことを特徴とする印刷組版
    セツト。 5 特許請求の範囲第4項記載の印刷組版セツト
    において、第1の印刷組版はその波形が湾曲した
    三角形又は丸みを帯びた三角形の形状を有し、第
    2および第3の印刷組版は各々剪断された湾曲波
    形、鋸歯波形、あるいは幾分丸みを帯びた鋸歯波
    形であることを特徴とする印刷組版セツト。 6 特許請求の範囲第5項記載の印刷組版セツト
    において、第2および第3の印刷組版上の波形は
    隣接波線間の位相変化が剪断された湾曲波形の剪
    断程度又は鋸歯波形の非対称度合に対応するよう
    に形成し、第2、第3の両方の印刷組版の隣接各
    線がその全長にわたつて実質上平行であつて実質
    上一定で均一な間隔を有することを特徴とする印
    刷組版セツト。 7 特許請求の範囲第5項又は第6項記載の印刷
    組版セツトにおいて、第2および第3の印刷組版
    の隣接線間の位相差が10゜および80゜間の範囲であ
    ること特徴とする印刷組版セツト。 8 特許請求の範囲第1項から第7項までのいず
    れかに記載した印刷組版セツトにおいて、波線の
    振幅および間隔は1つの線の片側での波形の頂部
    が実質上隣接する線の他方の側の頂部と一直線上
    になるように配設したことを特徴とする印刷組版
    セツト。 9 特許請求の範囲第1項から第8項までのいず
    れかに記載した印刷組版セツトにおいて、波形の
    波長が1mmの1/4以下であることを特徴とする印
    刷組版セツト。
JP11802479A 1978-09-15 1979-09-17 Gravure printing plate and method of making same Granted JPS5562456A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB7836955 1978-09-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5562456A JPS5562456A (en) 1980-05-10
JPH0215862B2 true JPH0215862B2 (ja) 1990-04-13

Family

ID=10499691

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