JPH11334143A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

画像記録装置及び画像記録方法

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JPH11334143A
JPH11334143A JP14590998A JP14590998A JPH11334143A JP H11334143 A JPH11334143 A JP H11334143A JP 14590998 A JP14590998 A JP 14590998A JP 14590998 A JP14590998 A JP 14590998A JP H11334143 A JPH11334143 A JP H11334143A
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JP
Japan
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laser beam
intensity
image
image recording
irradiated
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Application number
JP14590998A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Umeda
敏和 梅田
Yasunori Wada
安則 和田
Shigehiro Kitamura
繁寛 北村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バンディングムラを低減させ、あるいはバンデ
ィングムラを目立たなくすることが可能である。 【解決手段】複数配列されたマルチチャンネルのレーザ
ービーム61を照射して、階調画像の画素をドット配列
画像として記録媒体3に記録する画像記録装置1におい
て、マルチチャンネルのレーザービーム移動により生じ
る副走査線L1上の隣接する位置を遅れて照射するレー
ザービーム61の強度が、先に照射するレーザービーム
61の強度より強く設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザーの熱エ
ネルギーを利用して記録媒体に露光するヒートモード記
録の画像記録装置及び画像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザーの熱エネルギーを利用して記録
媒体に露光するヒートモード記録には、例えば規則的に
同数ずつ配列されたマルチチャンネルのレーザービーム
を回転するドラムに照射し、ドラムまたは光学系をドラ
ムの回転方向とほぼ直交方向に移動させながら階調画像
の画素をドット配列画像として記録媒体に記録を行うも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この画像記録では、マ
ルチチャンネル毎の製作公差等による光量分布やマルチ
チャンネルのレーザービームをドラムの回転方向とほぼ
直交方向に移動させることによる副走査の境目に起因す
るバンディングムラが生じることがある。このバンディ
ングムラを除去するために、光量の均一化や走査の境目
を合わせることが行われるが、しかしハイパワーで光の
エネルギーを熱に変換して画像形成する場合には、特に
レーザービームの強度が、10mj/cm2以上である
場合には、まだ走査線が発生する。
【0004】このことは、マルチチャンネルのレーザー
ビームにより照射される記録媒体は、先行して照射され
るレーザービームの熱の拡散により加熱され、同一の強
度の照射を施しても、画像の形成の状態が異なることに
より感度が変化することによることが判明した。
【0005】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、バンディングムラを低減させ、あるいはバンディ
ングムラを目立たなくすることが可能な画像記録装置及
び画像記録方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0007】請求項1記載の発明は、『複数配列された
マルチチャンネルのレーザービームを照射して、階調画
像の画素をドット配列画像として記録媒体に記録する画
像記録装置において、前記マルチチャンネルのレーザー
ビーム移動により生じる副走査線上の隣接する位置を遅
れて照射するレーザービームの強度が、先に照射するレ
ーザービームの強度より強く設定されていることを特徴
とする画像記録装置。』である。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、マルチ
チャンネルのレーザービーム移動により生じる副走査線
上の隣接する位置を遅れて照射するレーザービームの強
度が、先に照射するレーザービームの強度より強くする
ことで、先に照射するレーザービームの熱の拡散により
加熱されたものと同じように加熱され、画像の形成の状
態が同じようになり、バンディングムラを低減させるこ
とができる。
【0009】請求項2記載の発明は、『複数配列された
マルチチャンネルのレーザービームを照射して、階調画
像の画素をドット配列画像として記録媒体に記録する画
像記録装置において、前記マルチチャンネルのレーザー
ビーム移動により生じる副走査線上の隣接する位置を先
行して照射するレーザービームの強度が、遅れて照射す
るレーザービームの強度より弱く設定されていることを
特徴とする画像記録装置。』である。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、マルチ
チャンネルのレーザービーム移動により生じる副走査線
上の隣接する位置を先行して照射するレーザービームの
強度が、遅れて照射するレーザービームの強度より弱く
することで、遅れて照射するレーザービームの強度が先
に照射するレーザービームの熱の拡散により加熱された
ものと同じように加熱され、画像の形成の状態が同じよ
うになり、バンディングムラを低減させることができ
る。
【0011】請求項3記載の発明は、『前記レーザービ
ームの強度が、10mj/cm2以上であることを特徴
とする請求項1または請求項2記載の画像記録装置。』
である。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、レーザ
ービームの強度が、10mj/cm 2以上であり、例え
ば画像600dpiを越えるような特に高精細な画像を
得ることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、『前記遅れて照射
するレーザービームの強度が、先に照射するレーザービ
ームの強度より5〜50%強く設定されていることを特
徴とする請求項1記載の画像記録装置。』である。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、遅れて
照射するレーザービームの強度が、先に照射するレーザ
ービームの強度より5〜50%強いことで、先に照射す
るレーザービームの熱の拡散により加熱されたものと同
じように加熱され、画像の形成の状態が同じようにな
り、バンディングムラを低減させることができる。
【0015】請求項5記載の発明は、『前記先行して照
射するレーザービームの強度が、遅れて照射するレーザ
ービームの強度より5〜50%弱く設定されていること
を特徴とする請求項2記載の画像記録装置。』である。
【0016】この請求項5記載の発明によれば、先行し
て照射するレーザービームの強度が、遅れて照射するレ
ーザービームの強度より5〜50%弱いことで、遅れて
照射するレーザービームの強度が先に照射するレーザー
ビームの熱の拡散により加熱されたものと同じように加
熱され、画像の形成の状態が同じようになり、バンディ
ングムラを低減させることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、『前記複数のレー
ザービームが2次元に配列され、この2次元のグループ
のレーザービームにより形成される走査幅が40μm以
下であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
れかに記載の画像記録装置。』である。
【0018】この請求項6記載の発明によれば、2次元
のグループのレーザービームにより形成される走査幅が
40μm以下であり、走査線の発生周期が短くなりバン
ディングムラを目立たなくすることができる。
【0019】請求項7記載の発明は、『複数配列された
マルチチャンネルのレーザービームを照射して、階調画
像の画素をドット配列画像として記録媒体に記録する画
像記録方法において、前記マルチチャンネルのレーザー
ビーム移動により生じる副走査線上の隣接する位置を遅
れて照射するレーザービームの強度が、先に照射するレ
ーザービームの強度より強いことを特徴とする画像記録
方法。』である。
【0020】この請求項7記載の発明によれば、マルチ
チャンネルのレーザービーム移動により生じる副走査線
上の隣接する位置を遅れて照射するレーザービームの強
度が、先に照射するレーザービームの強度より強いた
め、先に照射するレーザービームの熱の拡散により加熱
されたものと同じように加熱され、画像の形成の状態が
同じようになり、バンディングムラを低減させることが
できる。
【0021】請求項8記載の発明は、『複数配列された
マルチチャンネルのレーザービームを照射して、階調画
像の画素をドット配列画像として記録媒体に記録する画
像記録方法において、前記マルチチャンネルのレーザー
ビーム移動により生じる副走査線上の隣接する位置を先
行して照射するレーザービームの強度が、遅れて照射す
るレーザービームの強度より弱いことを特徴とする画像
記録方法。』である。
【0022】この請求項8記載の発明によれば、マルチ
チャンネルのレーザービーム移動により生じる副走査線
上の隣接する位置を先行して照射するレーザービームの
強度が、遅れて照射するレーザービームの強度より弱く
することで、遅れて照射するレーザービームの強度が先
に照射するレーザービームの熱の拡散により加熱された
ものと同じように加熱され、画像の形成の状態が同じよ
うになり、バンディングムラを低減させることができ
る。
【0023】請求項9記載の発明は、『前記レーザービ
ームの強度が、10mj/cm2以上であることを特徴
とする請求項7または請求項8記載の画像記録方法。』
である。
【0024】この請求項9記載の発明によれば、レーザ
ービームの強度が、10mj/cm 2以上であり、例え
ば画像600dpiを越えるような特に高精細な画像を
得ることができる。
【0025】請求項10記載の発明は、『前記遅れて照
射するレーザービームの強度が、先に照射するレーザー
ビームの強度より5〜50%強いことを特徴とする請求
項7記載の画像記録方法。』である。
【0026】この請求項10記載の発明によれば、遅れ
て照射するレーザービームの強度が、先に照射するレー
ザービームの強度より5〜50%強いことで、先に照射
するレーザービームの熱の拡散により加熱されたものと
同じように加熱され、画像の形成の状態が同じようにな
り、バンディングムラを低減させることができる。
【0027】請求項11記載の発明は、『前記先行して
照射するレーザービームの強度が、遅れて照射するレー
ザービームの強度より5〜50%弱いことを特徴とする
請求項8記載の画像記録方法。』である。
【0028】この請求項11記載の発明によれば、先行
して照射するレーザービームの強度が、遅れて照射する
レーザービームの強度より5〜50%弱いことで、遅れ
て照射するレーザービームの強度が先に照射するレーザ
ービームの熱の拡散により加熱されたものと同じように
加熱され、画像の形成の状態が同じようになり、バンデ
ィングムラを低減させることができる。
【0029】請求項12記載の発明は、『前記複数のレ
ーザービームが2次元に配列され、この2次元のグルー
プのレーザービームにより形成される走査幅が40μm
以下であることを特徴とする請求項7乃至請求項11の
いずれかに記載の画像記録方法。』である。
【0030】この請求項12記載の発明によれば、2次
元のグループのレーザービームにより形成される走査幅
が40μm以下であり、走査線の発生周期が短くなりバ
ンディングムラを目立たなくすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像記録装置及
び画像記録方法の実施の形態を、図面に基づいて説明す
るが、この発明は、この実施の形態に限定されない。
【0032】図1は画像記録装置の概略構成図、図2は
画像記録を説明する図である。画像記録装置1は、ドラ
ム2を有し、ドラム2上にインクシート4及び記録媒体
3が重ねて巻かれている。画像記録面から所定の距離に
は、マルチレーザヘッド60が配置されている。ドラム
2をR方向に回転し、かつマルチレーザーヘッド60を
X方向のドラム軸方向に移動し画像を記録する。
【0033】このように画像記録装置1では、マルチレ
ーザーヘッド60を用いて複数の光ビームを結像レンズ
61を介して記録媒体に照射し、光ビームと記録媒体と
を相対的に移動させ(主走査)、かつ移動方向と略直角
方向に、光ビーム又は記録媒体を移動する(副走査)こ
とにより、二次元的な画像を記録する。この画像記録装
置1では、チャンネルn毎の光量分布や副走査の境目に
起因するバンディングムラが生じることがある。
【0034】画像記録装置1は、画像データを画像処理
する画像処理部10と、多値の画像データを二値の光ビ
ーム変調信号に変換するための閾値マスク20と、画像
処理部10からの多値の画像データを閾値マスク部20
の閾値マスクと比較して二値の光ビーム変調信号に変換
する比較部30とを有し、レーザー駆動部50によりマ
ルチレーザーヘッド60を駆動して二次元的な画像を記
録する。このように、濃度階調データから二値データに
変更する際に、関値を持たせたマスクデータを用いてい
る。
【0035】図3は最小単位を4×4とする閾値マスク
の模式図である。閾値マスクは最小単位の集合体で構成
されているディザパターン(a)を有し、ディザパター
ン(a)を画像データ(82→0.5Dに相当)(b)
と比較し、マスク値より画像データが大きい場合には
0、即ち孔をあけて二値画像データ(c)得る。また、
ディザパターン(a)を画像データ(8→1.2Dに相
当)(d)と比較し、マスク値より画像データが大きい
場合には0、即ち孔をあけて二値画像データ(e)得
る。
【0036】光量・ビーム径のバラツキに起因するもの
と、副走査送りムラに起因するものとによりバンディン
グムラが生じることがあり、このあるチャンネル、また
は副走査の境目で起る周期的なムラを散らすために、デ
ィザパターンの最小単位を、一列に並ばずに各々をずら
せて配列させる。
【0037】図4はマルチレーザーヘッドのレーザー配
列を示す図である。この実施の形態では、マルチレーザ
ーヘッド60にマルチチャンネルのレーザービーム61
が2次元に6チャンネル配置されている。レーザービー
ム61の強度が、10mj/cm2以上であり、例えば
画像600dpiを越えるような特に高精細な画像を得
ることができる。
【0038】この配列は、3チャンネルの繰り返しにな
っており、このグループの繰り返し毎に、それらのグル
ープの境目を表わす。配列には、副走査線L1上の隣接
する位置を遅れて照射するレーザービーム61と、先に
照射されるレーザービーム61とがある。
【0039】この実施の形態では、副走査線L1上の隣
接する位置を遅れて照射するレーザービーム61の強度
が、先に照射するレーザービーム61の強度より強く設
定され、5〜50%強く設定されていることが好まし
い。
【0040】このように副走査線L1上の隣接する位置
を遅れて照射するレーザービーム61の強度が、先に照
射するレーザービーム61の強度より強くすることで、
先に照射するレーザービーム61の熱の拡散により加熱
されたものと同じように加熱され、画像の形成の状態が
同じようになり、バンディングムラを低減させることが
できる。レーザービームの強度より5〜50%の範囲の
以下では熱が弱く、また以上では熱が強くなり、5〜5
0%の範囲で先に照射するレーザービーム61の熱の拡
散により加熱されたものと同じように加熱され、画像の
形成の状態が同じようになる。
【0041】具体的な実施例を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】この実施例では、マルチチャンネルのレー
ザービーム61のビーム径が5μmで照射し、副走査線
L1の発生を目視で確認した。実験No1では、6チャ
ンネルのレーザービーム61の強度を一定にしており副
走査線L1が発生した。評価×で示す。実験No2で
は、4チャンネルのレーザービーム61の強度を強くし
ており、この部分では副走査線L1が薄くなったが、1
チャンネルのレーザービーム61の位置で副走査線L1
が発生した。評価△で示す。実験No3では、1及び4
チャンネルのレーザービーム61の強度を強くしてお
り、この部分では副走査線L1が薄くなった。評価○で
示す。実験No4では、1,2,3,4,5,6チャン
ネルのレーザービーム61の強度を表1に示す値のよう
に異ならせており、レーザービーム61で同じように加
熱され、画像の形成の状態が同じようになり、バンディ
ングムラを低減させることができる。評価◎で示す。
【0044】また、副走査線L1上の隣接する位置を先
行して照射するレーザービーム61の強度が、遅れて照
射するレーザービーム61の強度より弱く設定してもよ
く、遅れて照射するレーザービーム61の強度が先に照
射するレーザービーム61の熱の拡散により加熱された
ものと同じように加熱され、画像の形成の状態が同じよ
うになり、バンディングムラを低減させることができ
る。この先行して照射するレーザービーム61の強度
が、遅れて照射するレーザービーム61の強度より5〜
50%弱く設定されることが好ましく、遅れて照射する
レーザービーム61の強度が先に照射するレーザービー
ム61の熱の拡散により加熱されたものと同じように加
熱され、画像の形成の状態が同じようになり、バンディ
ングムラを低減させることができる。
【0045】図5はマルチレーザーヘッドの他の実施の
形態のレーザー配列を示す図である。この実施の形態で
は、複数のレーザービーム61が2次元に配列され、こ
の2次元のグループA,B,Cの7チャンネルで構成さ
れるレーザービーム61により形成される走査幅D1が
40μm以下である。この2次元のグループA,B,C
のレーザービーム61により形成される走査幅D1が4
0μm以下であり、走査線L1の発生周期が短くなりバ
ンディングムラを目立たなくすることができる。
【0046】また、この画像記録装置1では、アブレー
ションによる画像形成としては、特開平9−10417
2、同9−104173、同9−104174、同08
−282099、同08−337054、同08−33
4894、同08−337055、同08−33705
6、同08−337053、同08−310124、同
09−106079、同09−109462、同09−
015849、同09−226236、同09−286
173、同09−300816、同09−30081
9、同09−309269、同10−052980、同
10−039519、特願平10−028468、同1
0−037209、同10−040440、同10−0
53516、同10−055080、同10−0550
81、同10−068419、同10−068425、
同10−086042に記載の材料や方法を使用でき
る。
【0047】また、溶融熱転写による画像形成法では、
WO−88004237、WO−9209441、WO
−9209442、WO−9209443、US−51
69476、US−5279889、EP−54433
5、US−5275914、WO−9412353、U
S−5328798に記載の材料や方法を使用できる。
【0048】その他の画像形成としては赤外レーザーで
アドレス可能な画像形成要素及び画像形成法を用いるこ
とができ、特開平07−270965、同06−316
177、同9−127644記載の材料や方法が使用で
きる。
【0049】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、マルチチャンネルのレーザービーム移動により生じ
る副走査線上の隣接する位置を遅れて照射するレーザー
ビームの強度が、先に照射するレーザービームの強度よ
り強くすることで、先に照射するレーザービームの熱の
拡散により加熱されたものと同じように加熱され、画像
の形成の状態が同じようになり、バンディングムラを低
減させることができる。
【0050】請求項2記載の発明では、マルチチャンネ
ルのレーザービーム移動により生じる副走査線上の隣接
する位置を先行して照射するレーザービームの強度が、
遅れて照射するレーザービームの強度より弱くすること
で、遅れて照射するレーザービームの強度が先に照射す
るレーザービームの熱の拡散により加熱されたものと同
じように加熱され、画像の形成の状態が同じようにな
り、バンディングムラを低減させることができる。
【0051】請求項3記載の発明では、レーザービーム
の強度が、10mj/cm2以上であり、例えば画像6
00dpiを越えるような特に高精細な画像を得ること
ができる。
【0052】請求項4記載の発明では、遅れて照射する
レーザービームの強度が、先に照射するレーザービーム
の強度より5〜50%強いことで、先に照射するレーザ
ービームの熱の拡散により加熱されたものと同じように
加熱され、画像の形成の状態が同じようになり、バンデ
ィングムラを低減させることができる。
【0053】請求項5記載の発明では、先行して照射す
るレーザービームの強度が、遅れて照射するレーザービ
ームの強度より5〜50%弱いことで、遅れて照射する
レーザービームの強度が先に照射するレーザービームの
熱の拡散により加熱されたものと同じように加熱され、
画像の形成の状態が同じようになり、バンディングムラ
を低減させることができる。
【0054】請求項6記載の発明では、2次元のグルー
プのレーザービームにより形成される走査幅が40μm
以下であり、走査線の発生周期が短くなりバンディング
ムラを目立たなくすることができる。
【0055】請求項7記載の発明では、マルチチャンネ
ルのレーザービーム移動により生じる副走査線上の隣接
する位置を遅れて照射するレーザービームの強度が、先
に照射するレーザービームの強度より強いため、先に照
射するレーザービームの熱の拡散により加熱されたもの
と同じように加熱され、画像の形成の状態が同じように
なり、バンディングムラを低減させることができる。
【0056】請求項8記載の発明では、マルチチャンネ
ルのレーザービーム移動により生じる副走査線上の隣接
する位置を先行して照射するレーザービームの強度が、
遅れて照射するレーザービームの強度より弱くすること
で、遅れて照射するレーザービームの強度が先に照射す
るレーザービームの熱の拡散により加熱されたものと同
じように加熱され、画像の形成の状態が同じようにな
り、バンディングムラを低減させることができる。
【0057】請求項9記載の発明では、レーザービーム
の強度が、10mj/cm2以上であり、例えば画像6
00dpiを越えるような特に高精細な画像を得ること
ができる。
【0058】請求項10記載の発明では、遅れて照射す
るレーザービームの強度が、先に照射するレーザービー
ムの強度より5〜50%強いことで、先に照射するレー
ザービームの熱の拡散により加熱されたものと同じよう
に加熱され、画像の形成の状態が同じようになり、バン
ディングムラを低減させることができる。
【0059】請求項11記載の発明では、先行して照射
するレーザービームの強度が、遅れて照射するレーザー
ビームの強度より5〜50%弱いことで、遅れて照射す
るレーザービームの強度が先に照射するレーザービーム
の熱の拡散により加熱されたものと同じように加熱さ
れ、画像の形成の状態が同じようになり、バンディング
ムラを低減させることができる。
【0060】請求項12記載の発明では、2次元のグル
ープのレーザービームにより形成される走査幅が40μ
m以下であり、走査線の発生周期が短くなりバンディン
グムラを目立たなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置の概略構成図である。
【図2】画像記録を説明する図である。
【図3】最小単位を4×4マスとする閾値マスクの模式
図である。
【図4】マルチレーザーヘッドのレーザー配列を示す図
である。
【図5】マルチレーザーヘッドの他の実施の形態のレー
ザー配列を示す図である。
【符号の説明】
1 画像記録装置 2 ドラム 10 画像処理部 20 閾値マスク部 30 比較部 50 レーザー駆動部 60 マルチレーザーヘッド 61 レーザービーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 17/04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数配列されたマルチチャンネルのレーザ
    ービームを照射して、階調画像の画素をドット配列画像
    として記録媒体に記録する画像記録装置において、前記
    マルチチャンネルのレーザービーム移動により生じる副
    走査線上の隣接する位置を遅れて照射するレーザービー
    ムの強度が、先に照射するレーザービームの強度より強
    く設定されていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】複数配列されたマルチチャンネルのレーザ
    ービームを照射して、階調画像の画素をドット配列画像
    として記録媒体に記録する画像記録装置において、前記
    マルチチャンネルのレーザービーム移動により生じる副
    走査線上の隣接する位置を先行して照射するレーザービ
    ームの強度が、遅れて照射するレーザービームの強度よ
    り弱く設定されていることを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記レーザービームの強度が、10mj/
    cm2以上であることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記遅れて照射するレーザービームの強度
    が、先に照射するレーザービームの強度より5〜50%
    強く設定されていることを特徴とする請求項1記載の画
    像記録装置。
  5. 【請求項5】前記先行して照射するレーザービームの強
    度が、遅れて照射するレーザービームの強度より5〜5
    0%弱く設定されていることを特徴とする請求項2記載
    の画像記録装置。
  6. 【請求項6】前記複数のレーザービームが2次元に配列
    され、この2次元のグループのレーザービームにより形
    成される走査幅が40μm以下であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像記録装
    置。
  7. 【請求項7】複数配列されたマルチチャンネルのレーザ
    ービームを照射して、階調画像の画素をドット配列画像
    として記録媒体に記録する画像記録方法において、前記
    マルチチャンネルのレーザービーム移動により生じる副
    走査線上の隣接する位置を遅れて照射するレーザービー
    ムの強度が、先に照射するレーザービームの強度より強
    いことを特徴とする画像記録方法。
  8. 【請求項8】複数配列されたマルチチャンネルのレーザ
    ービームを照射して、階調画像の画素をドット配列画像
    として記録媒体に記録する画像記録方法において、前記
    マルチチャンネルのレーザービーム移動により生じる副
    走査線上の隣接する位置を先行して照射するレーザービ
    ームの強度が、遅れて照射するレーザービームの強度よ
    り弱いことを特徴とする画像記録方法。
  9. 【請求項9】前記レーザービームの強度が、10mj/
    cm2以上であることを特徴とする請求項7または請求
    項8記載の画像記録方法。
  10. 【請求項10】前記遅れて照射するレーザービームの強
    度が、先に照射するレーザービームの強度より5〜50
    %強いことを特徴とする請求項7記載の画像記録方法。
  11. 【請求項11】前記先行して照射するレーザービームの
    強度が、遅れて照射するレーザービームの強度より5〜
    50%弱いことを特徴とする請求項8記載の画像記録方
    法。
  12. 【請求項12】前記複数のレーザービームが2次元に配
    列され、この2次元のグループのレーザービームにより
    形成される走査幅が40μm以下であることを特徴とす
    る請求項7乃至請求項11のいずれかに記載の画像記録
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014000798A (ja) * 2012-05-23 2014-01-09 Ricoh Co Ltd 画像処理方法及び画像処理装置

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