JPH11334142A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11334142A
JPH11334142A JP14583898A JP14583898A JPH11334142A JP H11334142 A JPH11334142 A JP H11334142A JP 14583898 A JP14583898 A JP 14583898A JP 14583898 A JP14583898 A JP 14583898A JP H11334142 A JPH11334142 A JP H11334142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
laser beams
light source
recording apparatus
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP14583898A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneyuki Nakano
錦亨 中野
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH11334142A publication Critical patent/JPH11334142A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光源の個数が異なる種々の光源ユニットを低
コストで製作することができ、しかもパッケージ毎に発
光源の位置調整やピント調整を行なえばよく調整が容易
で、かつコンパクトである。 【解決手段】複数配列されたマルチチャンネルのレーザ
ービームを照射して、階調画像の画素をドット配列画像
として記録媒体3に記録する画像記録装置1において、
複数のレーザービームの光源は、複数のレーザービーム
数の一部の数の発光源71を有するパッケージ72を、
複数個スタック状に積み重ねて光源ユニット70にして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザーの熱エ
ネルギーを利用して記録媒体に露光するヒートモード記
録の画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザーの熱エネルギーを利用して記録
媒体に露光するヒートモード記録には、例えば複数配列
されたマルチチャンネルのレーザービームを回転するド
ラムに照射し、ドラムまたは光学系をドラムの回転方向
とほぼ垂直方向に移動させながら階調画像の画素をドッ
ト配列画像として記録媒体に記録を行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような画像記録装
置では、複数のレーザービームの光源が光源ユニット化
され、この光源ユニットにはレーザービームの発光源が
個々に多数配列され、この各々の発光源は位置調整を行
ない、さらにピント調整を行なっている。したがって、
光源の個数が異なる毎に別個に光源ユニットを製作する
必要があり、製作コストが嵩むと共に、夫々の光源ユニ
ット毎に各々の発光源の位置調整を行ない、さらにピン
ト調整を行なう必要があり、調整に手間がかかる。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、発光源の個数が異なる種々の光源ユニットを低コ
ストで製作することができ、しかもパッケージ毎に発光
源の位置調整やピント調整を行なえばよく調整が容易
で、かつコンパクトである画像記録装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0006】請求項1記載の発明は、『複数配列された
マルチチャンネルのレーザービームを照射して、階調画
像の画素をドット配列画像として記録媒体に記録する画
像記録装置において、前記複数のレーザービームの光源
は、前記複数のレーザービーム数の一部の数の発光源を
有するパッケージを、複数個スタック状に積み重ねて光
源ユニットにしたことを特徴とする画像記録装置。』で
ある。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、複数の
レーザービーム数の一部の数の発光源を有するパッケー
ジを、複数個スタック状に積み重ねることで、発光源の
個数が異なる種々の光源ユニットを低コストで製作する
ことができる。しかもパッケージ毎に発光源の位置調整
やピント調整を行なえばよく調整が容易である。また、
パッケージを複数個スタック状に積み重ねる構成である
から、パッケージ毎の位置をずらすことで発光源の位置
を容易に変えることができ、かつ発光源が配置されない
無駄なスペースがなくなりコンパクトである。
【0008】請求項2記載の発明は、『前記1つのパッ
ケージに設けられる発光源の数が、全体のレーザービー
ム数の公約数であることを特徴とする請求項1記載の画
像記録装置。』である。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、1つの
パッケージに含まれる発光源の数は、全体の数の公約数
として構成すると、効果的である。
【0010】請求項3記載の発明は、『前記複数のレー
ザービームの、記録媒体上での間隔をPμm、スタック
状に積み重ねて光源ユニットを構成する、前記複数個の
パッケージの数をNとしたとき、Pμm×N≦40μm
であることを特徴とする請求項1記載の画像記録装
置。』である。
【0011】この請求項3記載の発明によれば、感度の
局所的な違いによって記録媒体上では、周期ムラが発生
しやすいが、この周期を40μmとしたので、視覚的な
空間分解能の限界よりも細かいムラになり、目視上ムラ
を目立たなくすることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像記録装置の
実施の形態を、図面に基づいて説明するが、この発明
は、この実施の形態に限定されない。
【0013】図1は画像記録装置の概略構成図、図2は
画像記録を説明する図である。画像記録装置1は、ドラ
ム2を有し、ドラム2上にインクシート4及び記録媒体
3が重ねて巻かれている。画像記録面から所定の距離に
は、マルチレーザヘッド60が配置されている。ドラム
2をR方向に回転し、かつマルチレーザーヘッド60を
X方向のドラム軸方向に移動し画像を記録する。
【0014】このように画像記録装置1では、マルチレ
ーザーヘッド60を用いて複数の光ビームを記録媒体に
照射し、光ビームと記録媒体とを相対的に移動させ(主
走査)、かつ移動方向と略直角方向に、光ビーム又は記
録媒体を移動する(副走査)ことにより、二次元的な画
像を記録する。この画像記録装置1では、チャンネルn
毎の光量分布や副走査の境目に起因するバンディングム
ラが生じることがある。
【0015】画像記録装置1は、画像データを画像処理
する画像処理部10と、多値の画像データを二値の光ビ
ーム変調信号に変換するための閾値マスク20と、画像
処理部10からの多値の画像データを閾値マスク部20
の閾値マスクと比較して二値の光ビーム変調信号に変換
する比較部30とを有し、レーザー駆動部50によりマ
ルチレーザーヘッド60を駆動して二次元的な画像を記
録する。このように、濃度階調データから二値データに
変更する際に、関値を持たせたマスクデータを用いてい
る。
【0016】図3は最小単位を4×4とする閾値マスク
の模式図である。閾値マスクは最小単位の集合体で構成
されているディザパターン(a)を有し、ディザパター
ン(a)を画像データ(82→0.5Dに相当)(b)
と比較し、マスク値より画像データが大きい場合には
0、即ち孔をあけて二値画像データ(c)得る。また、
ディザパターン(a)を画像データ(8→1.2Dに相
当)(d)と比較し、マスク値より画像データが大きい
場合には0、即ち孔をあけて二値画像データ(e)得
る。
【0017】光量・ビーム径のバラツキに起因するもの
と、副走査送りムラに起因するものとによりバンディン
グムラが生じることがあり、このあるチャンネル、また
は副走査の境目で起る周期的なムラを散らすために、デ
ィザパターンの最小単位を、一列に並ばずに各々をずら
せて配列させる。
【0018】次に、マルチレーザーヘッド60に備えら
れる光源ユニットを、図4及び図5に基づいて説明す
る。このマルチレーザーヘッド60には、光源ユニット
70が備えられている。光源ユニット70は、複数のレ
ーザービームの光源が、複数のレーザービーム数の一部
の数の発光源71を有するパッケージ72を、複数個ス
タック状に積み重ねて構成されている。1つのパッケー
ジ72に含まれる発光源の数は、全体の数の公約数とし
て構成すると、効果的である。そして、光源ユニット7
0からの複数のレーザービームは、倍率Mの結像光学系
により、記録媒体上に結像レンズ61を介して微小なビ
ームとして結像される。
【0019】図4の実施の形態では、8個の等間隔D1
に配置された発光源71を有するパッケージ72が8個
用いられ、このパッケージ72を位置を各々距離L1ず
らしてスタック状に積み重ねて、64マルチチャンネル
のレーザービームの光源ユニット70が構成されてい
る。なお、L1=D1/N(Nはパッケージ72の数で
あり、この場合8である)となるように構成されてい
る。また異なるパッケージからのレーザービームがドラ
ム回転方向に関しては、記録媒体の同一箇所を照射する
ように発光タイミングをずらせて各々のレーザービーム
を制御している。
【0020】このように複数のレーザービーム数の一部
の数の発光源71を有するパッケージ72を、複数個ス
タック状に積み重ねることで、発光源71の個数が異な
る種々の光源ユニット70を低コストで製作することが
できる。しかもパッケージ72毎に発光源71の位置調
整やピント調整を行なえばよく調整が容易である。ま
た、パッケージ72を複数個スタック状に積み重ねる構
成であるから、図5に示すようにパッケージ72毎の位
置をずらすことで発光源71の位置を容易に変えること
ができ、かつ発光源71が配置されない無駄なスペース
がなくなりコンパクトである。
【0021】また、この実施例では、同一のパッケージ
72内の隣り合う発光源によって形成されるレーザービ
ームの、記録媒体上での間隔が40μmになるように構
成されている(複数ビームの記録媒体上での間隔P=5
μm、パッケージの数N=8より)。
【0022】特願平10−28432等に記載されてい
るように、一般にヒートモード記録においては、隣接す
る部分が前もって露光されると、その熱拡散の影響を受
け、感度が低下(記録材料によっては感度が上昇する場
合がある。)することが知られている。さらに、この感
度の低下度合いは、隣接部が露光されたタイミングとの
時間差が大きいほど顕著となる。
【0023】一例として、図4(b)をもとに説明する
と、b8の発光部からのビームによって照射された領域
の隣接部は、その熱拡散の影響によって感度低下をきた
すが、その影響は、b8の発光部からのビームが照射さ
れてからの時間差が短いB7の発光部からのビームが照
射される場所よりも、時間差が長いb9の発光部からの
ビームが照射される場所の方が顕著である。従って、上
記のような感度の局所的な違いによって、記録媒体上で
は、D1×M(=P×N)を周期としてムラが発生しや
すい。この実施例では、この周期を40μmとしたの
で、視覚的な空間分解能の限界よりも細かいムラにな
り、目視上ムラを目立たなくするこのが可能である。
【0024】また、この画像記録装置1では、アブレー
ションによる画像形成としては、特開平9−10417
2、同9−104173、同9−104174、同08
−282099、同08−337054、同08−33
4894、同08−337055、同08−33705
6、同08−337053、同08−310124、同
09−106079、同09−109462、同09−
015849、同09−226236、同09−286
173、同09−300816、同09−30081
9、同09−309269、同10−052980、同
10−039519、特願平10−028468、同1
0−037209、同10−040440、同10−0
53516、同10−055080、同10−0550
81、同10−068419、同10−068425、
同10−086042に記載の材料や方法を使用でき
る。
【0025】また、溶融熱転写による画像形成法では、
WO−88004237、WO−9209441、WO
−9209442、WO−9209443、US−51
69476、US−5279889、EP−54433
5、US−5275914、WO−9412353、U
S−5328798に記載の材料や方法を使用できる。
【0026】その他の画像形成としては赤外レーザーで
アドレス可能な画像形成要素及び画像形成法を用いるこ
とができ、特開平07−270965、同06−316
177、同9−127644記載の材料や方法が使用で
きる。
【0027】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、複数のレーザービーム数の一部の数の発光源を有す
るパッケージを、複数個スタック状に積み重ねること
で、発光源の個数が異なる種々の光源ユニットを低コス
トで製作することができる。しかもパッケージ毎に発光
源の位置調整やピント調整を行なえばよく調整が容易で
ある。また、パッケージを複数個スタック状に積み重ね
る構成であるから、パッケージ毎の位置をずらすことで
発光源の位置を容易に変えることができ、かつ発光源が
配置されない無駄なスペースがなくなりコンパクトであ
る。
【0028】請求項2記載の発明では、1つのパッケー
ジに含まれる発光源の数は、全体の数の公約数として構
成することで、効果的である。
【0029】請求項3記載の発明では、感度の局所的な
違いによって記録媒体上では、周期ムラが発生しやすい
が、この周期を40μmとしたので、視覚的な空間分解
能の限界よりも細かいムラになり、目視上ムラを目立た
なくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置の概略構成図である。
【図2】画像記録を説明する図である。
【図3】最小単位を4×4マスとする閾値マスクの模式
図である。
【図4】マルチレーザーヘッドのレーザー配列を示す図
である。
【符号の説明】
1 画像記録装置 2 ドラム 10 画像処理部 20 閾値マスク部 30 比較部 40 画像メモリ 50 レーザー駆動部 60 マルチレーザーヘッド 70 光源ユニット 71 発光源 72 パッケージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数配列されたマルチチャンネルのレーザ
    ービームを照射して、階調画像の画素をドット配列画像
    として記録媒体に記録する画像記録装置において、前記
    複数のレーザービームの光源は、前記複数のレーザービ
    ーム数の一部の数の発光源を有するパッケージを、複数
    個スタック状に積み重ねて光源ユニットにしたことを特
    徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記1つのパッケージに設けられる発光源
    の数が、全体のレーザービーム数の公約数であることを
    特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記複数のレーザービームの、記録媒体上
    での間隔をPμm、スタック状に積み重ねて光源ユニッ
    トを構成する、前記複数個のパッケージの数をNとした
    とき、 Pμm×N≦40μmであることを特徴とする請求項1
    記載の画像記録装置。
JP14583898A 1998-05-27 1998-05-27 画像記録装置 Pending JPH11334142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14583898A JPH11334142A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14583898A JPH11334142A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 画像記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH11334142A true JPH11334142A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15394284

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14583898A Pending JPH11334142A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 画像記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH11334142A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2002077698A1 (ja) * 2001-03-26 2004-07-15 浜松ホトニクス株式会社 半導体レーザ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2002077698A1 (ja) * 2001-03-26 2004-07-15 浜松ホトニクス株式会社 半導体レーザ装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070628