JPH0984U - トラクタにおけるレバーガイド装置 - Google Patents
トラクタにおけるレバーガイド装置Info
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- JPH0984U JPH0984U JP817996U JP817996U JPH0984U JP H0984 U JPH0984 U JP H0984U JP 817996 U JP817996 U JP 817996U JP 817996 U JP817996 U JP 817996U JP H0984 U JPH0984 U JP H0984U
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- JP
- Japan
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- guide groove
- lever
- shift
- driver
- seat
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- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 主変速ガイド溝と副変速ガイド溝とを運転席
横に近接配置して変速操作を容易にするもの。 【解決手段】 レバーパネル19の頂板部19aの前部
寄りの運転席17前側相当位置に、主変速レバー18を
挿通する主変速ガイド溝20を設け、その後方の運転席
17横側に位置する頂板部19aと側板部19bとを結
ぶコーナー部分に前進・後進変速機構を操作する副変速
レバー21を挿通する直線状の副変速ガイド溝22を設
け、該副変速ガイド溝22を前記主変速ガイド溝20と
運転席17との間に位置させて前後方向に長く構成する
ことにより、主変速と副変速の変速操作及び前進・後進
の切り換え操作が容易にできる。
横に近接配置して変速操作を容易にするもの。 【解決手段】 レバーパネル19の頂板部19aの前部
寄りの運転席17前側相当位置に、主変速レバー18を
挿通する主変速ガイド溝20を設け、その後方の運転席
17横側に位置する頂板部19aと側板部19bとを結
ぶコーナー部分に前進・後進変速機構を操作する副変速
レバー21を挿通する直線状の副変速ガイド溝22を設
け、該副変速ガイド溝22を前記主変速ガイド溝20と
運転席17との間に位置させて前後方向に長く構成する
ことにより、主変速と副変速の変速操作及び前進・後進
の切り換え操作が容易にできる。
Description
【0001】
本考案は、主変速ガイド溝と副変速ガイド溝とを備えた農業用のトラクタにお けるレバーガイド装置に関する。
【0002】
従来、トラクタの後輪のフェンダーにレバーパネルを付設し、その下方に配設 したミッションケースの側部に軸支した変速操作レバーを前記レバーパネルのガ イド溝に挿通し、上記変速操作レバーを運転席で操作するようにしたレバーガイ ド装置は既に知られている。
【0003】
前記既知のトラクタにおけるレバーガイド装置は、主変速ガイド溝に前進位置 と後進位置が設定されているものが多く、後進位置が共存設定されているため、 前進の変速段数を多く設定することができなかった。また、後進変速をする時に 主変速レバーで切り換えるのが面倒であった。
【0004】
本考案は、運転席17側方に後輪4のフェンダー16を配置し、該フェンダー 16の運転席17側に、前後方向の凹部を設け、この凹部を、頂板部19aと側 板部19bとで断面が略逆L字状にされると共にフェンダー16に固定されたレ バーパネルで覆い、このレバーパネル19に、頂板部19aの前部寄りの運転席 17前側相当位置に、主変速レバー18を挿通する主変速ガイド溝20を設け、 その後方の運転席17横側に位置する頂板部19aと側板部19bとを結ぶコー ナー部分に前進・後進変速機構を操作する副変速レバー21を挿通する直線状の 副変速ガイド溝22を設け、該副変速ガイド溝22を前記主変速ガイド溝20と 運転席17との間に位置させて前後方向に長く構成することにより、スペース的 に制約を受ける中型・小型のトラクタであっても、前進の変速段数を多く設定で き、かつ後進切り換え操作も容易にできるようにして前述の問題点を解決した。
【0005】
主変速操作は、主変速レバー18を主変速ガイド溝20に沿わせて、所望の変 速位置に変速設定する。前進・後進の切り換え操作をする時は、運転席17横側 に位置する副変速レバー21を操作して行う。 該副変速レバー21は、その副変速ガイド溝22が主変速レバー18の主変速 ガイド溝20と運転席17との間に位置させて、前後方向に長く構成してあるの で、運転席17横側に近くなり変速操作が容易である。
【0006】
本考案の一実施例を図面について説明すると、シャーシー1の前部にエンジン 2を装着し、後部に装着したミッションケース3の後部寄り両側には後輪4,4 を支持すると共にそれに伝動するリヤアクスルケース5,5を取付け、エンジン 2の動力をプロペラシャフト6によりミッションケース3に伝達し、前輪駆動軸 7はフロントアクスルケース10の中央にあるデフ機構9に伝達される。 前記ミッションケース3の上部に設けた油圧ケースに軸支されたリフトアーム 11は、リフトロッド12を介してロアリンク13に連結される。15はトップ リンクである。
【0007】 そして、後輪4のフェンダー16の運転席17側は、前後に長い凹部24とな っており、この凹部24の上面と運転席17側の側面とは、頂板部19aと側板 部19bとで断面が略逆L字状にされると共にフェンダー16に固定されたレバ ーパネル19にて覆われており、このレバーパネル19には、頂板部19aの前 部寄りの運転席17前側相当位置に、主変速レバー18を挿通するH型の主変速 ガイド溝20が設けてあり、また、その後方の運転席17横側に位置する頂板部 19aと側板部19bとを結ぶコーナー部分に前進・後進変速機構を操作する副 変速レバー21を挿通する直線状のガイド溝22が設けてある。即ち、副変速ガ イド溝22は前記主変速ガイド溝20と運転席17との間に位置させて前後方向 に長く構成されている。さらに、副変速レバー21のガイド溝22の後方に位置 する頂板部19aに工具箱の出入口25が穿設され、出入口25は開閉自在な蓋 27で覆われている。
【0008】 横板23は、前記ガイド溝20と22との後端に近接して沿う横部分23a, 23bと、それらの端部を接続した前後方向部分23cとを鉄板を折曲すること により形成してあり、前方の横部分23bの上部及び前後方向部分23cの上部 の折曲げ部23dをレバーパネル19の下面に重合してスポット溶接することに より固定し、レバーパネル19の横板23よりも後部に出入口25を穿設し、フ ェンダー16の凹部24を形成する底板部16aと、側板部16bと、レバーパ ネル19の頂板部19aと、側板部19bと、内側に溶接した垂下板19cと、 前記横板23とにより前下がり状の工具箱が形成される。
【0009】 蓋27は後部をピン29によりレバーパネル19の頂板部19aに回動自在に 支持され、前部に装着されている回動ノブ30の支点ピン31に固定した横棒3 2を出入口25の前方に穿設した横方向の長孔33に貫挿して回動ノブ30を9 0度回動すると、横棒32は長孔33と直交し介装した皿ばねによりその状態を 加圧保持される。 而して、前記工具箱内の主変速レバー18側には横部分23aまで大きく延出 しているので、長い工具を収容することができる。 また、運転者は運転席17にて工具を簡単に出入れすることができる。
【0010】 更に、副変速レバー21はN位置で中立、F位置で前進、R位置で後進になる ように変速操作するもので、作業中、機体回向時等に頻繁に操作するものである ところ、主変速レバー18の上方で運転席17寄りに配設されているので、運転 操作を容易に行なうことができる。
【0011】
本考案は前述のように、レバーパネル19の頂板部19aの前部寄りの運転席 17前側相当位置に、主変速レバー18を挿通する主変速ガイド溝20を設け、 その後方の運転席17横側に位置する頂板部19aと側板部19bとを結ぶコー ナー部分に前進・後進変速機構を操作する副変速レバー21を挿通する直線状の 副変速ガイド溝22を設け、該副変速ガイド溝22を前記主変速ガイド溝20と 運転席17との間に位置させて前後方向に長く構成することにより、スペース的 に制約を受ける中型・小型のトラクタであっても、主変速と副変速の変速操作及 び前進・後進の切り換え操作が容易にできる。また、副変速レバー21は、その 副変速ガイド溝22が主変速レバー18の主変速ガイド溝20と運転席17との 間に位置させて、前後方向に長く構成してあるので、運転席17横側に近くなり 変速操作が容易にできる。
【図1】フェンダーの平面図である。
【図2】同上縦断面図である。
【図3】変速レバー部の縦断面図である。
【図4】要部の斜視図である。
【図5】同上断面図である。
【図6】トラクタの側面図である。
3 ミッションケース 4 後輪 16 フェンダー 16a 底板 16b 側板 17 運転席 18 主変速レバー 19 レバーパネル 19a 頂板部 20 主変速ガイド溝 22 副変速ガイド溝 24 凹部 25 出入口 27 蓋
Claims (1)
- 【請求項1】 運転席17側方に後輪4のフェンダー1
6を配置し、該フェンダー16の運転席17側に、前後
方向の凹部を設け、この凹部を、頂板部19aと側板部
19bとで断面が略逆L字状にされると共にフェンダー
16に固定されたレバーパネルで覆い、このレバーパネ
ル19に、頂板部19aの前部寄りの運転席17前側相
当位置に、主変速レバー18を挿通する主変速ガイド溝
20を設け、その後方の運転席17横側に位置する頂板
部19aと側板部19bとを結ぶコーナー部分に前進・
後進変速機構を操作する副変速レバー21を挿通する直
線状の副変速ガイド溝22を設け、該副変速ガイド溝2
2を前記主変速ガイド溝20と運転席17との間に位置
させて前後方向に長く構成したことを特徴とするトラク
タにおけるレバーガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP817996U JPH0984U (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | トラクタにおけるレバーガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP817996U JPH0984U (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | トラクタにおけるレバーガイド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0984U true JPH0984U (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=11686095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP817996U Pending JPH0984U (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | トラクタにおけるレバーガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0984U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001287565A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | トラクタの変速操作装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230730B2 (ja) * | 1985-12-16 | 1990-07-09 | Sumitomo Heavy Industries | Kanshikihaiendatsuryusetsubiniokerushujinkinofuirutaafushokuboshiho |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP817996U patent/JPH0984U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230730B2 (ja) * | 1985-12-16 | 1990-07-09 | Sumitomo Heavy Industries | Kanshikihaiendatsuryusetsubiniokerushujinkinofuirutaafushokuboshiho |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001287565A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | トラクタの変速操作装置 |
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