JPH0983716A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0983716A
JPH0983716A JP7263670A JP26367095A JPH0983716A JP H0983716 A JPH0983716 A JP H0983716A JP 7263670 A JP7263670 A JP 7263670A JP 26367095 A JP26367095 A JP 26367095A JP H0983716 A JPH0983716 A JP H0983716A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の機能の拡充を容易にできるとともに、
装置コストを低く抑えることができるファクシミリ装置
を提供することを目的としている。 【解決手段】 オプションユニットに必要なプログラム
データを圧縮した状態で本体装置側に記憶しているの
で、本体装置側に必要なプログラムデータの記憶容量を
削減することができ、装置コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体装置と、この
本体装置に接続可能なオプションユニットからなるファ
クシミリ装置、および、外部装置に接続し、上記外部装
置から指令された画像読取記録処理を実行する機能を備
えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ファクシミリ装置では、基本シ
ステム機能を実現する本体装置と、この本体装置に接続
して付加機能を実現する複数のオプションユニットから
構成し、本体装置に1つ以上のオプションユニットを接
続することで、同一シリーズの複数の機種間で機能の差
別を設けるようにすることがある。
【0003】また、このようにファクシミリ装置を構成
することで、本体装置に任意のオプションユニットを接
続し、基本システム機能に接続したオプションユニット
の機能を積み上げることができ、ユーザが所望する機能
を備えたファクシミリ装置を適宜に構成できる等、バラ
エティに富む装置構成を実現することができるようにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなファクシミ
リ装置では、本体装置で接続されるオプションユニット
を制御することができるようにするため、あらかじめ接
続が想定される全てのオプションユニットの制御プログ
ラムデータを本体装置側に備えておく必要があり、その
ため、本体装置に設けるプログラムデータ用の記憶手段
(例えば、ROM(リード・オンリ・メモリ)等)の記
憶容量が非常に大きくなって、装置コストが高価になる
という不都合を生じる。
【0005】また、パーソナルコンピュータ等の外部装
置に接続し、その外部装置から、スキャナやプリンタと
して利用できるようにしたファクシミリ装置も実用され
ているが、かかるファクシミリ装置では、外部装置に接
続されない場合でも、外部装置に接続された場合に必要
な機能プログラムデータを記憶しておく必要があり、そ
のため、プログラムデータ用の記憶手段の記憶容量が非
常に大きくなり、装置コストが高価になるという不都合
も生じる。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、装置の機能の拡充を容易にできるとともに、
装置コストを低く抑えることができるファクシミリ装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体装置と、
この本体装置に接続可能なオプションユニットからなる
ファクシミリ装置において、上記オプションユニットを
利用するための機能プログラムデータを、所定のデータ
圧縮方法で圧縮して形成した圧縮機能プログラムデータ
を記憶したデータ記憶手段と、上記圧縮機能プログラム
データを、非圧縮の状態の元の機能プログラムデータに
伸長するデータ伸長手段と、上記オプションユニットに
付設され、上記本体装置からアクセス可能なメモリ手段
を備え、上記オプションユニットが接続されると、上記
データ記憶手段より読み出した上記圧縮機能プログラム
を上記データ伸長手段によって元の機能プログラムデー
タに伸長して、その伸長して得た上記機能プログラムデ
ータを上記メモリ手段に保存し、上記オプションユニッ
トを利用するための機能プログラムを実行するときに
は、上記メモリ手段より上記機能プログラムデータを読
み出すようにしたものである。
【0008】また、本体装置と、この本体装置に接続可
能なオプションユニットからなるファクシミリ装置にお
いて、上記本体装置に設けられ、上記オプションユニッ
トを利用するための機能プログラムデータを記憶可能な
第1のデータ記憶手段と、上記オプションユニットに付
設され、上記オプションユニットを利用するための機能
プログラムデータを、所定のデータ圧縮方法で圧縮して
形成した圧縮機能プログラムデータを記憶した第2のデ
ータ記憶手段と、上記圧縮機能プログラムデータを、非
圧縮の状態の元の機能プログラムデータに伸長するデー
タ伸長手段を備え、上記オプションユニットが接続され
ると、上記第2の記憶手段より読み出した上記圧縮機能
プログラムを上記データ伸長手段によって元の機能プロ
グラムデータに伸長して、その伸長して得た上記機能プ
ログラムデータを上記第1のデータ記憶手段に保存し、
上記オプションユニットを利用するための機能プログラ
ムを実行するときには、上記第1のデータ記憶手段より
上記機能プログラムデータを読み出すようにしたもので
ある。
【0009】また、外部装置に接続し、上記外部装置か
ら指令された画像読取記録処理を実行する機能を備えた
ファクシミリ装置において、上記外部装置から所定のデ
ータ圧縮方法で圧縮して形成された圧縮プログラムデー
タを受信する受信手段と、上記受信手段が受信した圧縮
プログラムデータを、非圧縮の状態の元のプログラムデ
ータに伸長するデータ伸長手段と、上記データ伸長手段
が伸長して形成した上記プログラムデータを所定の追加
機能プログラムデータとして保存するデータ記憶手段を
備え、上記所定の追加機能プログラムを実行するときに
は、上記データ記憶手段に記憶した追加機能プログラム
データを読み出すようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。なお、本実施例に
かかるグループ3ファクシミリ装置は、本体装置と、オ
プションユニットとしてのSRAMカード(後述)から
構成される。
【0012】同図において、CPU(中央処理装置)1
は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処
理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理を行うもの
であり、FLROM(フラッシュROM)2は、書き換
え可能なROMであり、CPU1が実行する制御処理プ
ログラム、および、処理プログラムを実行するときに必
要な各種データなどを記憶するものであり、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)3は、CPU1のワークエ
リアを構成するものであり、SRAM(スタティックR
AM)4は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な
各種のパラメータ等を記憶するためのものである。ま
た、FLROM書込回路5は、FLROM2の記憶内容
を書き換えるためのデータ書き込み動作のためのもので
ある。なお、FLROM2の種類によっては、このFL
ROM書込回路5が不要な場合もある。
【0013】時計回路6は、現在日時情報を出力するた
めのものであり、バッテリ7は、SRAM4および時計
回路6をバッテリバックアップするためのものである。
これにより、SRAM4は、不揮発性記憶装置として機
能する。
【0014】スキャナ8は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ9は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
10は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するた
めのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器等
からなる。
【0015】符号化復号化部11は、画信号を符号化圧
縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画
信号に復号化するためのものである。また、グループ3
ファクシミリモデム12は、グループ3ファクシミリの
モデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号
をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデ
ム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速
モデム機能(V.17モデム、V.33モデム、V.2
9モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0016】網制御装置13は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0017】また、連結部14は、SRAMカード15
を着脱自在に接続するためのものである。この場合、S
RAMカード15は、例えば、画像データを複数蓄積す
るいわゆるSAFメモリや、パラメータデータを追加し
て記憶するためのメモリ手段として用いられる。
【0018】これらの、CPU1、FLROM2、RA
M3、SRAM4、FLROM書込回路5、時計回路
6、スキャナ8、プロッタ9、操作表示部10、符号化
復号化部11、グループ3ファクシミリモデム12、網
制御装置13、および、連結部14は、内部バス16に
接続されており、これらの各要素間でのデータのやりと
りは、主としてこの内部バス16を介して行われてい
る。また、連結部14を介して、SRAMカード15が
内部バス16に接続されている。
【0019】また、網制御装置13とグループ3ファク
シミリモデム12との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0020】また、FLROM2の記憶領域は、図2に
示すように、本体用制御プログラムデータ等が記憶され
る本体用プログラム領域と、SRAMカード15を接続
したときに追加機能として実現される拡張機能を実行す
るためのプログラムデータが、所定の圧縮方法で圧縮さ
れた状態で記憶されるSRAMカード用圧縮プログラム
領域に分割されている。
【0021】ここで、プログラムデータの圧縮方法は、
例えば、LZW法等、周知の適宜な方法を用いることが
できる。
【0022】図3は、SRAMカード15の構成の一例
を示している。
【0023】同図において、SRAM20は、各種デー
タを記憶するためのものであり、バッテリ21によりバ
ッテリバックアップされている。したがって、SRAM
20は、不揮発性記憶装置として機能する。
【0024】FLROM22は、書き換え可能なROM
であり、また、FLROM書込回路23は、FLROM
22の記憶内容を書き換えるためのデータ書き込み動作
のためのものである。なお、FLROM22の種類によ
っては、このFLROM書込回路23が不要な場合もあ
る。
【0025】これらのSRAM20、FLROM22、
および、FLROM書込回路23は、内部バス24に接
続されており、これらの各要素間のデータのやりとり
は、この内部バス24を介して行われる。
【0026】また、内部バス24には、この内部バス2
4をファクシミリ本体装置の内部バス16に接続するた
めの連結部25が設けられている。これにより、連結部
14および連結部25を介して、ファクシミリ本体装置
の内部バス16と、SRAMカード15の内部バス24
が接続され、CPU1は、SRAMカード15のSRA
M20およびFLROM22を適宜にアクセスして、デ
ータの読み出しおよび書き込みをする事ができる。
【0027】以上の構成で、CPU1は、電源投入時の
初期化処理において、図4に示したような処理を実行す
る。
【0028】まず、装置内部を初期化する所定の初期化
処理を実行し(処理101)、連結部14にSRAMカ
ード15が装着されているかどうかを調べる(判断10
2)。なお、連結部14にSRAMカード15が装着さ
れているときにオン動作するスイッチ等を設けることに
より、この判断102が可能となる。
【0029】判断102の結果がYESになるときに
は、SRAMカード15のFLROM22をアクセスし
て、FLROM22のチェック用データ記憶領域からデ
ータを読み出す(処理103)。ここで、チェック用デ
ータ記憶領域には、FLROM22に記憶されているプ
ログラムデータの識別名や、プログラムデータのバージ
ョン数をあらわすバージョン数データなどが記憶され
る。
【0030】FLROM22から有効なデータを読み出
せなかった場合は、例えば、SRAMカード15を装着
した直後の状態などで、SRAMカード15のFLRO
M22へのデータの書き込みが済んでいない場合であ
り、したがって、判断104の結果がNOになる。
【0031】判断104の結果がNOになるときには、
SRAMカード15のFLROM書込回路23により、
FLROM22をデータ書き込み可能な状態にセットす
る(処理105)。
【0032】そして、この状態で、FLROM2のSR
AMカード用圧縮プログラム領域からSRAMカード用
圧縮プログラムデータを読み出し(処理106)、その
読み出したSRAMカード用圧縮プログラムデータを、
非圧縮の状態の元のSRAMカード用プログラムデータ
に伸長する(処理107)。ここで、この伸長処理は、
SRAMカード用圧縮プログラムデータの圧縮方法に対
応した伸長処理である。
【0033】次いで、このようにして形成したSRAM
カード用プログラムデータを、SRAMカード15のF
LROM22に書き込む(処理108)。
【0034】そして、処理106,107,108を、
SRAMカード用圧縮プログラム領域に記憶されている
全てのSRAMカード用圧縮プログラムデータについて
終了するまで繰り返し実行する(判断109のNOルー
プ)。なお、例えば、データ記録状態を確実にするため
に、FLROM22に対するデータ記録動作を複数回繰
り返し行わせることもできる。
【0035】判断109の結果がYESになり、FLR
OM22へのデータ書き込み動作が終了すると、SRA
Mカード15のFLROM書込回路23により、FLR
OM22をデータ非書込状態にセットして(処理11
0)、この処理を終了し、次の待機状態へと移行する。
【0036】これにより、FLROM22には、SRA
Mカード15を接続したときに、このグループ3ファク
シミリ装置が実行可能になる拡張機能を実現するための
プログラムデータが記憶される。
【0037】また、判断104の結果がYESになると
きには、FLROM22に既にデータが書き込まれてい
る状態なので、そのときに読み出したデータのうち、バ
ージョン数データが、本体装置側のバージョンに対応す
る値であるかどうかを調べ(判断111)、判断111
の結果がNOになるときには、処理105に進み、それ
以降の動作を実行する。また、判断111の結果がYE
Sになるときには、待機状態へと移行する。
【0038】また、判断102の結果がNOになるとき
には、待機状態へと移行する。
【0039】図5は、1つの機能処理を実行するときに
CPU1が実行する処理の一例を示している。
【0040】CPU1は、なんらかの処理機能を実行す
るとき、その処理機能が拡張機能であるかどうかを調べ
(判断120)、判断120の結果がYESになるとき
には、SRAMカード15のFLROM22から目的の
処理機能(拡張機能)に対応したプログラムデータを読
み込んで実行し(処理121)、また、判断120の結
果がNOになるときには、FLROM2から目的の処理
機能に対応したプログラムデータを読み込んで実行する
(処理122)。
【0041】このようにして、本実施例では、SRAM
カード15を接続したときに、本体装置のFLROM2
に記憶していたSRAMカード用の圧縮プログラムデー
タを伸長してSRAMカード15のFLROM22に書
き込み、それ以降、SRAMカード15を接続したとき
に実行可能となる拡張機能の実行時には、SRAMカー
ド15のFLROM22から読み出すようにしているの
で、FLROM2に必要な記憶容量を削減することがで
き、装置コストを低減することができる。
【0042】また、SRAMカード15のFLROM2
2になんらかのプログラムデータが記憶されているが、
そのバージョン数が本体装置のプログラムのバージョン
数に対応した値でない場合には、FLROM22の記憶
内容を書き換えるようにしているので、FLROM22
の記憶内容を本体装置の機能に対応した内容にすること
ができる。
【0043】ところで、上述した実施例では、本体装置
のFLROM2に、オプションユニットであるSRAM
カード15の機能プログラムデータを、圧縮した状態で
記憶して、SRAMカード15が装着されると、その機
能プログラムデータを伸長してSRAMカード15のF
LROM22に書き込むようにしているが、SRAMカ
ード15のFLROM22に、本体装置にSRAMカー
ド15を装着した際に実行できる拡張機能も含めた拡張
システム用プログラムデータを、圧縮した状態で記憶し
て、SRAMカード15を装着すると、SRAMカード
15のFLROM22からその拡張システム用プログラ
ムデータを読み出し、伸長して本体装置のFLROM2
に書き込み、それ以降は、SRAMカード15を利用す
る機能(拡張機能)を実行するときには、その拡張シス
テム用プログラムデータをアクセスするようにすること
もできる。
【0044】この場合、図6に示すように、本体装置側
のFLROM2には、本体装置のみで実行可能な基本機
能を実現するためのプログラムデータが記憶される基本
システム用プログラム領域と、オプションユニットであ
るSRAMカード15を装着したときの拡張機能を実現
するためのプログラムデータが記憶される拡張システム
用プログラム領域が設けられ、基本システム用プログラ
ム領域には、あらかじめ必要なプログラムデータが記憶
されている。
【0045】一方、SRAMカード15のFLROM2
2には、上述したような拡張システム用プログラムデー
タを、所定の圧縮方法で圧縮して形成した圧縮拡張シス
テム用プログラムデータが記憶されている。ここで、S
RAMカード15のFLROM22に記憶される拡張シ
ステム用プログラムデータは、本体装置のプログラムの
バージョン数にかかわらず実行できるようなプログラム
のデータとなっている。
【0046】この場合、CPU1が、電源投入時の初期
化処理において実行する処理例を図7に示す。
【0047】まず、装置内部を初期化する所定の初期化
処理を実行し(処理201)、連結部14にSRAMカ
ード15が装着されているかどうかを調べる(判断20
2)。なお、連結部14にSRAMカード15が装着さ
れているときにオン動作するスイッチ等を設けることに
より、この判断202が可能となる。
【0048】判断202の結果がYESになるときに
は、FLROM2の拡張システム用プログラム領域に、
拡張システム用プログラムが保存されているかどうかを
調べ(判断203)、判断203の結果がNOになると
きには、FLROM書込回路5により、FLROM2を
データ書き込み可能な状態にセットする(処理20
4)。
【0049】そして、この状態で、SRAMカード15
のFLROM22から圧縮拡張システム用プログラムデ
ータを読み出し(処理205)、その読み出した圧縮拡
張システム用プログラムデータを、非圧縮の状態の元の
拡張システム用プログラムデータに伸長する(処理20
6)。ここで、この伸長処理は、圧縮拡張システム用プ
ログラムデータの圧縮方法に対応した伸長処理である。
【0050】次いで、このようにして形成した拡張シス
テム用プログラムデータを、FLROM2に書き込む
(処理207)。そして、処理205,206,207
を、FLROM22に記憶されている全ての圧縮拡張シ
ステム用プログラムデータについて終了するまで繰り返
し実行する(判断208のNOループ)。なお、例え
ば、データ記録状態を確実にするために、FLROM2
に対するデータ記録動作を複数回繰り返し行わせること
もできる。
【0051】判断208の結果がYESになり、FLR
OM2へのデータ書き込み動作が終了すると、FLRO
M書込回路5により、FLROM2をデータ非書込状態
にセットして(処理209)、この初期化処理を終了
し、次の待機状態へと移行する。
【0052】これにより、FLROM2には、SRAM
カード15を接続したときに、このグループ3ファクシ
ミリ装置が実行可能になる拡張機能を実現するためのプ
ログラムデータが記憶される。
【0053】また、判断203の結果がYESになると
き、および、判断102の結果がNOになるときには、
その時点で、待機状態へと移行する。
【0054】このようにして、本実施例では、オプショ
ンユニットであるSRAMカード15に、本体装置側で
使用する拡張システム用プログラムデータを記憶させて
いるので、例えば、製品出荷スケジュールに本体装置の
みが間に合い、後からオプションユニットであるSRA
Mカード15を出荷するような場合、その出荷の時期の
ずれの間に、オプションユニットに関連するシステムプ
ログラムを完成させることができ、出荷スケジュールを
守ることができる。
【0055】また、この場合には、オプションユニット
であるSRAMカード15のFLROM22には、拡張
システム用プログラムデータを圧縮した状態で記憶して
いるので、FLROM22に必要なデータ記憶容量を削
減することができ、オプションユニットの価格を低減す
ることができるので、システム全体のコストを削減する
ことができる。
【0056】なお、上述した実施例では、オプションユ
ニットとしてSRAMカード15を接続する場合につい
て説明したが、それ以外のオプションユニット、例え
ば、ISDNに接続してグループ4ファクシミリ機能を
追加するためのG4ユニット等を接続した場合にも、本
発明を同様にして適用することができる。
【0057】さて、上述した実施例では、グループ3フ
ァクシミリ装置を単体で使用する場合について説明した
が、グループ3ファクシミリ装置にパーソナルコンピュ
ータ装置を接続し、グループ3ファクシミリ装置の画像
入出力手段画像読取機能、画像出力機能、および、グル
ープ3ファクシミリ通信機能を、パーソナルコンピュー
タ装置側から利用できるようにしたシステムも実用され
ている。
【0058】かかる場合のグループ3ファクシミリ装置
の一例を図8に示す。なお、同図において、図1と同一
部分および相当する部分には、同一符号を付している。
【0059】同図において、CPU(中央処理装置)1
は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処
理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理を行うもの
であり、FLROM(フラッシュROM)2は、書き換
え可能なROMであり、CPU1が実行する制御処理プ
ログラム、および、処理プログラムを実行するときに必
要な各種データなどを記憶するものであり、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)3は、CPU1のワークエ
リアを構成するものであり、SRAM(スタティックR
AM)4は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な
各種のパラメータ等を記憶するためのものである。ま
た、FLROM書込回路5は、FLROM2の記憶内容
を書き換えるためのデータ書き込み動作のためのもので
ある。なお、FLROM2の種類によっては、このFL
ROM書込回路5が不要な場合もある。
【0060】時計回路6は、現在日時情報を出力するた
めのものであり、バッテリ7は、SRAM4および時計
回路6をバッテリバックアップするためのものである。
これにより、SRAM4は、不揮発性記憶装置として機
能する。
【0061】スキャナ8は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ9は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
10は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するた
めのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器等
からなる。
【0062】符号化復号化部11は、画信号を符号化圧
縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画
信号に復号化するためのものである。また、グループ3
ファクシミリモデム12は、グループ3ファクシミリの
モデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号
をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデ
ム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速
モデム機能(V.17モデム、V.33モデム、V.2
9モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0063】網制御装置13は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0064】また、画像蓄積装置30は、複数の画像デ
ータ等を記憶するためのものであり、外部インタフェー
ス回路31は、パーソナルコンピュータ装置と接続し
て、種々のデータをやりとりするためのものである。
【0065】これらの、CPU1、FLROM2、RA
M3、SRAM4、FLROM書込回路5、時計回路
6、スキャナ8、プロッタ9、操作表示部10、符号化
復号化部11、グループ3ファクシミリモデム12、網
制御装置13、画像蓄積装置30、および、外部インタ
フェース回路31は、内部バス16に接続されており、
これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこ
の内部バス16を介して行われている。
【0066】また、網制御装置13とグループ3ファク
シミリモデム12との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0067】また、FLROM2の記憶領域は、図9に
示すように、外部インタフェース回路31を介してパー
ソナルコンピュータ装置に接続しない場合に、このグル
ープ3ファクシミリ装置単体で実行するプログラムデー
タを記憶するための基本システムプログラム領域と、外
部インタフェース回路31を介して、パーソナルコンピ
ュータ装置に接続した場合に、パーソナルコンピュータ
装置の外部接続装置として機能する部分のプログラム
(追加機能プログラム)が記憶される追加機能プログラ
ム領域に分割されている。
【0068】図10は、パーソナルコンピュータ装置の
構成の一例を示している。
【0069】同図において、CPU35は、このパーソ
ナルコンピュータ装置の動作制御等を実行するためのも
のであり、ROM36は、CPU35が実行する初期化
処理等のプログラムデータや必要なパラメータデータ等
を記憶するものであり、RAM37は、CPU35のワ
ークエリア等を構成するものである。
【0070】時計回路38は、現在時刻情報を出力する
ためのものであり、バッテリ39は、時計回路38をバ
ッテリバックアップするためのものである。表示制御部
40は、CRT表示装置41の表示内容を制御して、C
RT表示装置41に種々の情報を表示するものである。
【0071】キーボード装置42は、キー入力データを
入力するためのものであり、画面指示装置43は、CR
T表示装置41の表示画面に対して、適宜なポインティ
ング操作等の操作入力するためのものであり、データ入
力部44は、キーボード装置42および画面指示装置4
3の入力データを入力するためのものである。
【0072】フロッピーディスク駆動装置45は、媒体
を交換可能な外部記憶装置であり、フロッピーディスク
制御部46は、フロッピーディスク駆動装置45の動作
を制御するためのものである。
【0073】ハードディスク駆動装置47は、媒体を交
換不能な大容量の外部記憶装置であり、ハードディスク
制御部48は、ハードディスク駆動装置47の動作を制
御するためのものである。
【0074】また、外部インタフェース回路49は、グ
ループ3ファクシミリ装置に接続して、種々のデータを
やりとりするためのものである。ここで、外部インタフ
ェース回路31,49としては、シリアルデータ入出力
インタフェース回路を用いることができる。
【0075】これらの、CPU35、ROM36、RA
M37、時計回路38、表示制御部40、データ入力部
44、フロッピーディスク制御部46、ハードディスク
制御部48、および、外部インタフェース回路49は、
内部バス50に接続され、これらの各要素間のデータの
やりとりは、主としてこの内部バス50を用いて行われ
る。
【0076】また、グループ3ファクシミリ装置に記憶
させる追加機能プログラムデータは、フロッピーディス
ク駆動装置45にセットするフロッピーディスク(図示
略)から供給されてハードディスク駆動装置47に保存
される。
【0077】以上の構成で、パーソナルコンピュータ装
置のユーザーは、パーソナルコンピュータ装置で使用可
能なアプリケーションプログラムを実行し、必要に応じ
て、画像読取機能(スキャナ機能)や画像出力機能(プ
リンタ機能)を利用する。
【0078】パーソナルコンピュータ装置では、ユーザ
から要求された機能を実行する際、その機能がスキャナ
機能あるいはプリント機能であるときには、スキャナ機
能あるいはプリンタ機能を使用することをグループ3フ
ァクシミリ装置に対して要求し、グループ3ファクシミ
リ装置のスキャナ8およびプロッタ9を使用する。
【0079】例えば、スキャナ機能を利用するときに
は、パーソナルコンピュータ装置は、グループ3ファク
シミリ装置に対して、スキャナ機能を使用することを指
令する。
【0080】これにより、グループ3ファクシミリ装置
の操作表示部10には、例えば、「スキャナに原稿をセ
ットして、スタートキーを押してください。」という操
作ガイダンスメッセージが表示される。
【0081】ユーザは、この操作ガイダンスメッセージ
に従い、スキャナ8に読み取り原稿をセットし、その後
に、操作表示部10のスタートキー(図示略)をオン操
作する。
【0082】それにより、グループ3ファクシミリ装置
は、スキャナ8による原稿画像の読取動作を行い、それ
によって得た画像データを、外部インタフェース回路3
1を介し、パーソナルコンピュータ装置に対して転送す
る。
【0083】これにより、パーソナルコンピュータ装置
には、外部インタフェース回路49を介して画像データ
が転送入力されるので、その入力した画像データをハー
ドディスク駆動装置47に蓄積する。また、画像の読取
が終了したことを、ユーザ(またはユーザプロセス)に
対して通知する。
【0084】また、プリンタ機能を利用するときには、
パーソナルコンピュータ装置は、グループ3ファクシミ
リ装置に対して、プリンタ機能を使用することを指令す
る。これにより、グループ3ファクシミリ装置は、プロ
ッタ9による画像記録の準備を行う。
【0085】パーソナルコンピュータ装置は、記録画像
の1ページ分の記録画像データを形成すると、外部イン
タフェース回路49を介し、その記録画像データをグル
ープ3ファクシミリ装置に転送する。
【0086】グループ3ファクシミリ装置では、外部イ
ンタフェース回路31を介して記録画像データが転送入
力されるので、その入力した記録画像データを順次プロ
ッタ9に転送し、その記録画像データの記録画像をプロ
ッタ9より記録出力し、その記録結果をパーソナルコン
ピュータ装置に通知する。
【0087】1ページ分の記録画像データの転送を終了
すると、パーソナルコンピュータ装置は、グループ3フ
ァクシミリ装置から通知される記録結果を受けると、そ
の結果をユーザ(またはユーザプロセス)に通知する。
【0088】また、パーソナルコンピュータ装置では、
ユーザにより、グループ3ファクシミリ装置の機能追加
が指定されると、グループ3ファクシミリ装置に対し
て、FLROMにデータを書き込む旨を通知する。
【0089】それにより、グループ3ファクシミリ装置
では、FLROM書込回路5によりFLROM2を書込
可能状態に設定した状態で、パーソナルコンピュータ装
置から圧縮追加機能プログラムデータが転送されてくる
のを待つ。
【0090】パーソナルコンピュータ装置では、ハード
ディスク駆動装置47から、圧縮追加機能プログラムデ
ータを読み出し、その圧縮追加機能プログラムデータ
を、外部インタフェース回路49を介してグループ3フ
ァクシミリ装置に転送する。
【0091】グループ3ファクシミリ装置では、外部イ
ンタフェース回路31を介して圧縮追加機能プログラム
データを転送入力すると、その入力した圧縮追加機能プ
ログラムデータを伸長処理して元の追加機能プログラム
データを形成し、その追加機能プログラムデータを順次
FLROM2の追加機能プログラム領域に書き込む。全
ての追加機能プログラムデータの書込を終了すると、F
LROM書込回路5によりFLROM2を非書込状態に
セットする。
【0092】このようにして、FLROM2に追加機能
プログラムデータが書き込まれた後に、グループ3ファ
クシミリ装置は、パーソナルコンピュータ装置からの上
述したスキャナ機能やプリント機能の使用を受け付け可
能となる。
【0093】すなわち、パーソナルコンピュータ装置か
らFLROMへのデータ書き込み通知がなされてから、
FLROM2に追加機能プログラムを書き込む動作は、
基本システムプログラムに含まれており、それ以外の機
能については、追加機能プログラムの機能として実現さ
れる。
【0094】このようにして、本実施例では、パーソナ
ルコンピュータ装置からグループ3ファクシミリ装置の
FLROM2の内容を更新できるようにしているので、
非常に柔軟なシステムを構成することができる。
【0095】パーソナルコンピュータ装置に接続された
外部装置として機能する部分について、グループ3ファ
クシミリ装置が実行する処理例を図11および図12に
示す。
【0096】グループ3ファクシミリ装置は、パーソナ
ルコンピュータ装置からコマンドを受信することを監視
しており(判断301のNOループ)、コマンドを受信
して判断301の結果がYESになるときには、そのと
きに受信したコマンドがスキャナ機能要求であるか、プ
リンタ機能要求であるか、FLROM書込要求であるか
を調べる(判断302,303,304)。これらのい
ずれのコマンドでもないときには、この処理では、その
受信したコマンドを無視する。
【0097】受信したコマンドがスキャナ機能要求であ
り、判断302の結果がYESになるときには、上述し
たような操作ガイダンスメッセージを操作表示部10に
表示して、スタートキーがオン操作されるまで待つ(処
理305、判断306のNOループ)。
【0098】スタートキーがオン操作されて、判断30
6の結果がYESになると、スキャナ8を読取動作して
(処理307)、それによって得た画像データを、外部
インタフェース回路31を介し、パーソナルコンピュー
タ装置に順次転送して(処理308)、この動作を終了
する。
【0099】また、受信したコマンドがプリンタ機能要
求であり、判断303の結果がYESになるときには、
外部インタフェース回路31を介し、パーソナルコンピ
ュータ装置から記録画像データが転送入力されるまで待
機し、記録画像データが転送入力されると、その記録画
像データを入力し(処理309)、入力した記録画像デ
ータをプロッタ9に順次転送し(処理310)、1ペー
ジ分のデータ転送終了するまで順次処理309,310
を繰り返し実行する(判断311のNOループ)。
【0100】1ページ分のデータ転送終了して、判断3
11の結果がYESになると、そのときの記録結果をパ
ーソナルコンピュータ装置に通知して(処理312)、
この処理を終了する。
【0101】また、受信したコマンドがFLROM書込
要求で、判断304の結果がYESになるときには、F
LROM書込回路5によりFLROM2を書込状態にセ
ットし(処理313)、外部インタフェース回路31を
介して圧縮追加機能プログラムデータを入力し(処理3
14)、その入力した圧縮追加機能プログラムデータ
を、非圧縮の状態の元の拡張システム用プログラムデー
タに伸長する(処理315)。ここで、この伸長処理
は、圧縮追加機能プログラムデータの圧縮方法に対応し
た伸長処理である。
【0102】次いで、このようにして形成した追加機能
プログラムデータを、FLROM2に書き込む(処理3
16)。そして、処理314,315,316を、全て
の圧縮追加機能プログラムデータについて終了するまで
繰り返し実行する(判断317のNOループ)。
【0103】判断317の結果がYESになり、FLR
OM2へのデータ書き込み動作が終了すると、FLRO
M書込回路5により、FLROM2をデータ非書込状態
にセットして(処理318)、この処理を終了する。
【0104】パーソナルコンピュータ装置に接続された
外部装置としてグループ3ファクシミリ装置を利用する
部分について、パーソナルコンピュータ装置が実行する
処理例を図13および図14に示す。
【0105】まず、パーソナルコンピュータ装置は、ユ
ーザ(ユーザプロセス)からスキャナ使用要求、プリン
タ使用要求、グループ3ファクシミリ装置への機能追加
要求、あるいは、その他の処理要求がなされるまで待機
している(判断401,402,403,404のNO
ループ)。その他の処理要求がなされた場合で、判断4
04の結果がYESになるときには、その要求された処
理を実行して(処理405)、この処理を終了する。
【0106】スキャナ使用要求が出されて、判断401
の結果がYESになるときには、外部インタフェース回
路49を介してグループ3ファクシミリ装置の状態を監
視して、グループ3ファクシミリ装置が使用可能な状況
になるまで待つ(処理406、判断407のNOルー
プ)。
【0107】判断407の結果がYESになると、グル
ープ3ファクシミリ装置に対し、スキャナ機能を使用す
る旨をあらわすスキャナ機能要求コマンドを出力し(処
理408)、外部インタフェース回路49を介してデー
タが転送入力されるまで待つ(判断409のNOルー
プ)。
【0108】外部インタフェース回路49を介してデー
タが転送入力されると、その入力データをハードディス
ク駆動装置47に保存して(処理410)、この処理を
終了する。
【0109】また、プリンタ使用要求が出されて、判断
402の結果がYESになるときには、外部インタフェ
ース回路49を介してグループ3ファクシミリ装置の状
態を監視して、グループ3ファクシミリ装置が使用可能
な状況になるまで待つ(処理411、判断412のNO
ループ)。
【0110】判断412の結果がYESになると、グル
ープ3ファクシミリ装置に対し、プリント機能を使用す
る旨をあらわすプリント機能要求コマンドを出力し(処
理413)、次いで、1ページ分の記録画像データを形
成し、外部インタフェース回路49を介して、その1ペ
ージ分の記録画像データをグループ3ファクシミリ装置
に転送する(処理414、判断415のNOループ)。
【0111】1ページ分の記録画像データの転送を終了
すると、外部インタフェース回路49を介して、グルー
プ3ファクシミリ装置からそのページの記録結果を入力
して(処理416)、この処理を終了する。
【0112】また、機能追加要求が出されて、判断40
3の結果がYESになるときには、外部インタフェース
回路49を介してグループ3ファクシミリ装置の状態を
監視して、グループ3ファクシミリ装置が使用可能な状
況になるまで待つ(処理417、判断418のNOルー
プ)。
【0113】判断418の結果がYESになると、グル
ープ3ファクシミリ装置に対し、機能追加する旨をあら
わすFLROM書込要求コマンドを出力し(処理41
9)、次いで、ハードディスク駆動装置47に保存され
ている圧縮機能追加プログラムデータの全部を、外部イ
ンタフェース回路49を介してグループ3ファクシミリ
装置に転送する(処理420、判断421のNOルー
プ)。
【0114】圧縮機能追加プログラムデータの転送を終
了すると、外部インタフェース回路49を介して、その
旨をグループ3ファクシミリ装置に通知し(処理42
2)、この処理を終了する。
【0115】なお、上述した実施例では、グループ3フ
ァクシミリ装置がスキャナ機能とプリンタ機能をパーソ
ナルコンピュータ装置に対して提供する場合について説
明したが、それ以外の装置機能をパーソナルコンピュー
タ装置で利用する場合にも、本発明を同様にして適用す
ることができる。なお、この場合には、パーソナルコン
ピュータ装置の外部記憶装置に追加機能プログラムデー
タを保存しておくので、この追加機能プログラムデータ
を圧縮した状態で保存しなくともよい場合もある。
【0116】また、上述した実施例では、グループ3フ
ァクシミリ装置にオプションユニットを接続していない
が、グループ3ファクシミリ装置にオプションユニット
を接続する場合についても、本発明を同様にして適用す
ることができる。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オプションユニットに必要なプログラムデータを圧縮し
た状態で本体装置側に記憶しているので、本体装置側に
必要なプログラムデータの記憶容量を削減することがで
き、装置コストを低減することができるという効果を得
る。
【0118】また、オプションユニットに、本体装置側
で使用するプログラムデータを記憶させているので、例
えば、製品出荷スケジュールに本体装置のみが間に合
い、後からオプションユニットを出荷するような場合、
その出荷の時期のずれの間に、オプションユニットに関
連するシステムプログラムを完成させることができ、出
荷スケジュールを守ることができるという効果を得る。
また、この場合には、オプションユニットには、プログ
ラムデータを圧縮した状態で記憶しているので、オプシ
ョンユニットに必要なデータ記憶容量を削減することが
でき、オプションユニットの価格を低減することができ
るので、システム全体のコストを削減することができる
という効果も得る。
【0119】また、外部装置からファクシミリ装置のプ
ログラムの内容を更新できるようにしているので、非常
に柔軟なシステムを構成することができるという効果を
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の構成を示したブロック図。
【図2】本体装置側のFLROMの記憶領域の分割の一
例を示した概略図。
【図3】SRAMカードの構成の一例を示したブロック
図。
【図4】CPUが電源投入時の初期化処理において実行
する処理例を示したフローチャート。
【図5】1つの機能処理を実行するときにCPUが実行
する処理の一例を示したフローチャート。
【図6】本体装置側のFLROMの記憶領域の分割の他
の例を示した概略図。
【図7】CPUが電源投入時の初期化処理において実行
する処理の他の例を示したフローチャート。
【図8】本発明の他の実施例にかかるグループ3ファク
シミリ装置の構成を示したブロック図。
【図9】図8の装置のFLROMの記憶領域の分割の一
例を示した概略図。
【図10】本発明の他の実施例にかかるパーソナルコン
ピュータ装置の構成を示したブロック図。
【図11】パーソナルコンピュータ装置に接続された外
部装置として機能する部分について、グループ3ファク
シミリ装置が実行する処理の一例の一部を示したフロー
チャート。
【図12】パーソナルコンピュータ装置に接続された外
部装置として機能する部分について、グループ3ファク
シミリ装置が実行する処理の一例の他の部分を示したフ
ローチャート。
【図13】パーソナルコンピュータ装置に接続された外
部装置としてグループ3ファクシミリ装置を利用する部
分について、パーソナルコンピュータ装置が実行する処
理例の一部を示すフローチャート。
【図14】パーソナルコンピュータ装置に接続された外
部装置としてグループ3ファクシミリ装置を利用する部
分について、パーソナルコンピュータ装置が実行する処
理例の他の部分を示すフローチャート。
【符号の説明】
1,35 CPU(中央処理装置) 2,22 FLROM(フラッシュ・リード・オンリ・
メモリ) 5,23 FLROM書込回路 14,25 連結部 31,49 外部インタフェース回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体装置と、この本体装置に接続可能な
    オプションユニットからなるファクシミリ装置におい
    て、 上記オプションユニットを利用するための機能プログラ
    ムデータを、所定のデータ圧縮方法で圧縮して形成した
    圧縮機能プログラムデータを記憶したデータ記憶手段
    と、 上記圧縮機能プログラムデータを、非圧縮の状態の元の
    機能プログラムデータに伸長するデータ伸長手段と、 上記オプションユニットに付設され、上記本体装置から
    アクセス可能なメモリ手段を備え、 上記オプションユニットが接続されると、上記データ記
    憶手段より読み出した上記圧縮機能プログラムを上記デ
    ータ伸長手段によって元の機能プログラムデータに伸長
    して、その伸長して得た上記機能プログラムデータを上
    記メモリ手段に保存し、上記オプションユニットを利用
    するための機能プログラムを実行するときには、上記メ
    モリ手段より上記機能プログラムデータを読み出すこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 本体装置と、この本体装置に接続可能な
    オプションユニットからなるファクシミリ装置におい
    て、 上記本体装置に設けられ、上記オプションユニットを利
    用するための機能プログラムデータを記憶可能な第1の
    データ記憶手段と、 上記オプションユニットに付設され、上記オプションユ
    ニットを利用するための機能プログラムデータを、所定
    のデータ圧縮方法で圧縮して形成した圧縮機能プログラ
    ムデータを記憶した第2のデータ記憶手段と、 上記圧縮機能プログラムデータを、非圧縮の状態の元の
    機能プログラムデータに伸長するデータ伸長手段を備
    え、 上記オプションユニットが接続されると、上記第2の記
    憶手段より読み出した上記圧縮機能プログラムを上記デ
    ータ伸長手段によって元の機能プログラムデータに伸長
    して、その伸長して得た上記機能プログラムデータを上
    記第1のデータ記憶手段に保存し、上記オプションユニ
    ットを利用するための機能プログラムを実行するときに
    は、上記第1のデータ記憶手段より上記機能プログラム
    データを読み出すことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 外部装置に接続し、上記外部装置から指
    令された画像読取記録処理を実行する機能を備えたファ
    クシミリ装置において、 上記外部装置から所定のデータ圧縮方法で圧縮して形成
    された圧縮プログラムデータを受信する受信手段と、 上記受信手段が受信した圧縮プログラムデータを、非圧
    縮の状態の元のプログラムデータに伸長するデータ伸長
    手段と、 上記データ伸長手段が伸長して形成した上記プログラム
    データを所定の追加機能プログラムデータとして保存す
    るデータ記憶手段を備え、 上記所定の追加機能プログラムを実行するときには、上
    記データ記憶手段に記憶した追加機能プログラムデータ
    を読み出すことを特徴とするファクシミリ装置。
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