JPH06106811A - 電子フォーム印刷方式およびプリンタ装置 - Google Patents
電子フォーム印刷方式およびプリンタ装置Info
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- JPH06106811A JPH06106811A JP4283798A JP28379892A JPH06106811A JP H06106811 A JPH06106811 A JP H06106811A JP 4283798 A JP4283798 A JP 4283798A JP 28379892 A JP28379892 A JP 28379892A JP H06106811 A JPH06106811 A JP H06106811A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帳票等のフォーム(様式)を印刷するための
データ(フォームデータ)を電子的に記憶しておき、そ
のデータとフォーム内の欄に書き込む印字データ等とを
合成し、両方を同時に印刷する電子フォーム印刷におい
て、電子フォーム記憶のための記憶容量を節約すると共
に、受信したフォームデータのデータ形式(例、ラスタ
形式,ベクタ形式)が異なっても印刷できるようにする
こと。 【構成】 ホスト装置1A,1Bには、印刷可能なデー
タ形式が異なる複数のプリンタ装置が接続されていたと
しても、1つの電子フォームについては1つのデータ形
式でのみ記憶しておく。そして、各プリンタ装置3A〜
3Cには、フォーム処理部13A〜13Cを設ける。こ
れは、ホスト装置から送られて来た電子フォームのデー
タ形式を判別し、当該プリンタ装置で印刷可能なデータ
形式に変換する。これにより、ホスト装置から印刷可能
でないデータ形式で送られて来ても、印刷が実行できる
ようになる。
データ(フォームデータ)を電子的に記憶しておき、そ
のデータとフォーム内の欄に書き込む印字データ等とを
合成し、両方を同時に印刷する電子フォーム印刷におい
て、電子フォーム記憶のための記憶容量を節約すると共
に、受信したフォームデータのデータ形式(例、ラスタ
形式,ベクタ形式)が異なっても印刷できるようにする
こと。 【構成】 ホスト装置1A,1Bには、印刷可能なデー
タ形式が異なる複数のプリンタ装置が接続されていたと
しても、1つの電子フォームについては1つのデータ形
式でのみ記憶しておく。そして、各プリンタ装置3A〜
3Cには、フォーム処理部13A〜13Cを設ける。こ
れは、ホスト装置から送られて来た電子フォームのデー
タ形式を判別し、当該プリンタ装置で印刷可能なデータ
形式に変換する。これにより、ホスト装置から印刷可能
でないデータ形式で送られて来ても、印刷が実行できる
ようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票等のフォーム(様
式)を印刷するためのデータ(フォームデータ)を電子
的に記憶しておき、そのデータとフォーム内の欄に書き
込む印字データ等とを合成し、両方を同時に印刷する電
子フォーム印刷方式およびプリンタ装置に関するもので
ある。
式)を印刷するためのデータ(フォームデータ)を電子
的に記憶しておき、そのデータとフォーム内の欄に書き
込む印字データ等とを合成し、両方を同時に印刷する電
子フォーム印刷方式およびプリンタ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】フォームデータが電子的に記憶されてい
るフォームのことを、以後「電子フォーム」という。電
子フォーム印刷方式においては、印字データは、当然、
ホスト装置よりプリンタ装置へ送られるが、フォームデ
ータを供給する形式には、次の2つがあった。第1の形
式は、プリンタ装置で印刷する全ての電子フォームのデ
ータをホスト装置に保持させておき、印刷時に必要とさ
れるものだけを取り出してプリンタ装置へ送るという形
式である。複数のプリンタ装置が接続されていれば、そ
れら全てのプリンタ装置で使用する電子フォームのデー
タを保持しておく。
るフォームのことを、以後「電子フォーム」という。電
子フォーム印刷方式においては、印字データは、当然、
ホスト装置よりプリンタ装置へ送られるが、フォームデ
ータを供給する形式には、次の2つがあった。第1の形
式は、プリンタ装置で印刷する全ての電子フォームのデ
ータをホスト装置に保持させておき、印刷時に必要とさ
れるものだけを取り出してプリンタ装置へ送るという形
式である。複数のプリンタ装置が接続されていれば、そ
れら全てのプリンタ装置で使用する電子フォームのデー
タを保持しておく。
【0003】第2の形式は、全ての電子フォームのデー
タをプリンタ装置が保持しておき、ホスト装置に指示さ
れた電子フォームを、印刷時に取り出して使用するとい
う形式である。
タをプリンタ装置が保持しておき、ホスト装置に指示さ
れた電子フォームを、印刷時に取り出して使用するとい
う形式である。
【0004】図4は、電子フォーム印刷方式の第1の従
来例を示す図である。この例は、前記の第1の形式のも
のであり、複数のホスト装置と複数のプリンタ装置と
が、ネットワークを介して接続されている場合を例にと
っている。図4において、1A,1Bはホスト装置、2
はネットワーク、3A,3B,3Cはプリンタ装置、4
A,4Bはホスト記憶装置である。
来例を示す図である。この例は、前記の第1の形式のも
のであり、複数のホスト装置と複数のプリンタ装置と
が、ネットワークを介して接続されている場合を例にと
っている。図4において、1A,1Bはホスト装置、2
はネットワーク、3A,3B,3Cはプリンタ装置、4
A,4Bはホスト記憶装置である。
【0005】ホスト記憶装置4A,4Bには、それぞ
れ、ネットワーク2に接続されている全てのプリンタ装
置3A〜3Cが使用する電子フォームのデータを、全て
記憶させておく。そして、例えばホスト装置1からプリ
ンタ装置3Bへデータを送って、或る電子フォームで印
刷しようとする場合、その電子フォームのフォームデー
タをホスト記憶装置4Aから取り出し、印字データと共
にプリンタ装置3へ送り、両データを合成して印刷を実
行する。
れ、ネットワーク2に接続されている全てのプリンタ装
置3A〜3Cが使用する電子フォームのデータを、全て
記憶させておく。そして、例えばホスト装置1からプリ
ンタ装置3Bへデータを送って、或る電子フォームで印
刷しようとする場合、その電子フォームのフォームデー
タをホスト記憶装置4Aから取り出し、印字データと共
にプリンタ装置3へ送り、両データを合成して印刷を実
行する。
【0006】図5は、第1の従来例におけるホスト装置
およびプリンタ装置の構成を示す図である。1はホスト
装置、3はプリンタ装置、4はホスト記憶装置、6はホ
ストコンピュータ、7は通信制御部、8はデータ用メモ
リ、9はフォーム用メモリ、10は合成手段、11はプ
リンタエンジン、12は帳票である。
およびプリンタ装置の構成を示す図である。1はホスト
装置、3はプリンタ装置、4はホスト記憶装置、6はホ
ストコンピュータ、7は通信制御部、8はデータ用メモ
リ、9はフォーム用メモリ、10は合成手段、11はプ
リンタエンジン、12は帳票である。
【0007】通信制御部7は、プリンタ装置3とホスト
装置1との間の通信を制御する部分である。ホスト装置
1から送られて来たデータの内、印字データ等(フォー
ムデータ以外)はデータ用メモリ8へ送られ、フォーム
データはフォーム用メモリ9へ送られる。合成手段10
では、印字データ等とフォームデータとを合成し、その
合成したデータに基づいて、プリンタエンジン11で印
刷する。この場合、印刷されて出来上がってくるのは帳
票12であると仮定している。
装置1との間の通信を制御する部分である。ホスト装置
1から送られて来たデータの内、印字データ等(フォー
ムデータ以外)はデータ用メモリ8へ送られ、フォーム
データはフォーム用メモリ9へ送られる。合成手段10
では、印字データ等とフォームデータとを合成し、その
合成したデータに基づいて、プリンタエンジン11で印
刷する。この場合、印刷されて出来上がってくるのは帳
票12であると仮定している。
【0008】図6は、電子フォーム印刷方式の第2の従
来例を示す図である。この例は、前記の第2の形式のも
のであり、全ての電子フォームのデータをプリンタ装置
に保持している。やはり、複数のホスト装置と複数のプ
リンタ装置とが、ネットワークを介して接続されている
場合を例にとっている。符号は図4のものに対応し、5
A〜5Cはプリンタ記憶装置である。
来例を示す図である。この例は、前記の第2の形式のも
のであり、全ての電子フォームのデータをプリンタ装置
に保持している。やはり、複数のホスト装置と複数のプ
リンタ装置とが、ネットワークを介して接続されている
場合を例にとっている。符号は図4のものに対応し、5
A〜5Cはプリンタ記憶装置である。
【0009】プリンタ記憶装置5Aには、それが所属す
るプリンタ装置3Aで印刷可能なデータ形式で、フォー
ムデータが記憶され、プリンタ記憶装置5Bには、それ
が所属するプリンタ装置3Bで印刷可能なデータ形式
で、フォームデータが記憶される。もし、プリンタ装置
3Aがラスタ形式のデータ(ビットマップデータ)で印
刷可能なプリンタ装置であるならば、プリンタ記憶装置
5Aには、ラスタ形式のデータで電子フォームが記憶さ
れる。もし、プリンタ装置3Bがベクタ形式のデータで
印刷可能なプリンタ装置であるならば、プリンタ記憶装
置5Bには、ベクタ形式のデータで電子フォームが記憶
される。
るプリンタ装置3Aで印刷可能なデータ形式で、フォー
ムデータが記憶され、プリンタ記憶装置5Bには、それ
が所属するプリンタ装置3Bで印刷可能なデータ形式
で、フォームデータが記憶される。もし、プリンタ装置
3Aがラスタ形式のデータ(ビットマップデータ)で印
刷可能なプリンタ装置であるならば、プリンタ記憶装置
5Aには、ラスタ形式のデータで電子フォームが記憶さ
れる。もし、プリンタ装置3Bがベクタ形式のデータで
印刷可能なプリンタ装置であるならば、プリンタ記憶装
置5Bには、ベクタ形式のデータで電子フォームが記憶
される。
【0010】図7は、第2の従来例におけるホスト装置
およびプリンタ装置の構成を示す図である。符号は図5
に対応し、5はプリンタ記憶装置である。図5と対比す
ると、ホスト装置1にホスト記憶装置がなく、プリンタ
装置3にプリンタ記憶装置5が設けられている点が異な
っている。ホスト装置1より印字データを送出する際、
それに併せてどの電子フォームを使用するかという情報
も送られて来る。その情報に従って、プリンタ記憶装置
5より該当する電子フォームのデータがフォーム用メモ
リ9に取り出される。データの合成,印刷の実行は、図
5の場合と同様である。
およびプリンタ装置の構成を示す図である。符号は図5
に対応し、5はプリンタ記憶装置である。図5と対比す
ると、ホスト装置1にホスト記憶装置がなく、プリンタ
装置3にプリンタ記憶装置5が設けられている点が異な
っている。ホスト装置1より印字データを送出する際、
それに併せてどの電子フォームを使用するかという情報
も送られて来る。その情報に従って、プリンタ記憶装置
5より該当する電子フォームのデータがフォーム用メモ
リ9に取り出される。データの合成,印刷の実行は、図
5の場合と同様である。
【0011】
(問題点)しかしながら、前記した従来例には、次のよ
うな問題点があった。第1の問題点は、ホスト記憶装置
あるいはプリンタ記憶装置において、同一フォームにつ
いてのデータを2重,3重に記憶しなければならず、記
憶領域を有効に利用することが出来ないと共に、フォー
ムデータの管理が面倒であるという点である。第2の問
題点は、ホスト装置から印字データを送る場合、どのプ
リンタ装置に送っても良いというわけではなく、その印
字データのデータ形式(ラスタ形式,ベクタ形式)が印
刷可能なプリンタ装置にしか送れないという点である。
うな問題点があった。第1の問題点は、ホスト記憶装置
あるいはプリンタ記憶装置において、同一フォームにつ
いてのデータを2重,3重に記憶しなければならず、記
憶領域を有効に利用することが出来ないと共に、フォー
ムデータの管理が面倒であるという点である。第2の問
題点は、ホスト装置から印字データを送る場合、どのプ
リンタ装置に送っても良いというわけではなく、その印
字データのデータ形式(ラスタ形式,ベクタ形式)が印
刷可能なプリンタ装置にしか送れないという点である。
【0012】(問題点の説明)まず第1の問題点につい
て説明する。第1の従来例の技術(ホスト装置でフォー
ムデータを保持)では、ホスト記憶装置は、それに接続
されているプリンタ装置で印刷可能なデータ形式が1種
類だけ(例えば、ラスタ形式のみ)なら、フォームデー
タも1種類だけ記憶しておけばよい。しかし、ホスト装
置には、種々のメーカーで製造したプリンタ装置が混在
して接続されることがしばしばあり、プリンタ装置間で
は印刷可能なデータ形式が異なることがある。そういう
場合には、ホスト記憶装置は、同じ電子フォームについ
て各データ形式でデータを記憶しておかなければならな
かった。そして、電子フォームの作成,変更,削除等を
する場合、それらを全てのデータ形式のデータについて
行わなければならず、面倒であった。
て説明する。第1の従来例の技術(ホスト装置でフォー
ムデータを保持)では、ホスト記憶装置は、それに接続
されているプリンタ装置で印刷可能なデータ形式が1種
類だけ(例えば、ラスタ形式のみ)なら、フォームデー
タも1種類だけ記憶しておけばよい。しかし、ホスト装
置には、種々のメーカーで製造したプリンタ装置が混在
して接続されることがしばしばあり、プリンタ装置間で
は印刷可能なデータ形式が異なることがある。そういう
場合には、ホスト記憶装置は、同じ電子フォームについ
て各データ形式でデータを記憶しておかなければならな
かった。そして、電子フォームの作成,変更,削除等を
する場合、それらを全てのデータ形式のデータについて
行わなければならず、面倒であった。
【0013】また、第2の従来例の技術(プリンタ装置
でフォームデータを保持)では、プリンタ記憶装置は、
自己が所属するプリンタ装置で印刷するフォームデータ
を全て記憶しておかなければならないので、複数のプリ
ンタ装置全体を眺めた場合、同じフォームデータが幾つ
ものプリンタ装置に記憶されていることになる。以上の
ように、従来は、同じフォームデータを2重,3重に記
憶しなければならなかったので、記憶領域が有効に使用
されていなかった。また、電子フォームの作成,変更,
削除等をする場合、全てのプリンタ記憶装置のデータに
ついて、それらの作業を行わなければならず、面倒であ
った。
でフォームデータを保持)では、プリンタ記憶装置は、
自己が所属するプリンタ装置で印刷するフォームデータ
を全て記憶しておかなければならないので、複数のプリ
ンタ装置全体を眺めた場合、同じフォームデータが幾つ
ものプリンタ装置に記憶されていることになる。以上の
ように、従来は、同じフォームデータを2重,3重に記
憶しなければならなかったので、記憶領域が有効に使用
されていなかった。また、電子フォームの作成,変更,
削除等をする場合、全てのプリンタ記憶装置のデータに
ついて、それらの作業を行わなければならず、面倒であ
った。
【0014】次に、第2の問題点について説明する。ホ
スト装置から印字データを送る場合、そのデータ形式が
ラスタ形式である場合には、ラスタ形式のデータが印刷
可能なプリンタ装置にしか送れなかった。従って、もし
ラスタ形式のデータが印刷可能なプリンタ装置が空いて
いない場合、いくらベクタ形式のデータが印刷可能なプ
リンタ装置が空いていたとしても、印刷することが出来
なかった。本発明は、以上のような問題点を解決するこ
とを課題とするものである。
スト装置から印字データを送る場合、そのデータ形式が
ラスタ形式である場合には、ラスタ形式のデータが印刷
可能なプリンタ装置にしか送れなかった。従って、もし
ラスタ形式のデータが印刷可能なプリンタ装置が空いて
いない場合、いくらベクタ形式のデータが印刷可能なプ
リンタ装置が空いていたとしても、印刷することが出来
なかった。本発明は、以上のような問題点を解決するこ
とを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、ホスト装置から送られた印字データ
と、ホスト装置から送られた電子フォームまたはプリン
タ装置で記憶している電子フォームのデータとを合成し
て印刷する電子フォーム印刷方式において、前記ホスト
装置は、1つの電子フォームにつき1つのデータ形式で
フォームデータを記憶したホスト記憶装置を有するもの
とし、前記プリンタ装置は、該ホスト装置から送られて
来た電子フォームを使用する場合、そのデータ形式を判
別し、当該プリンタ装置で印刷可能なデータ形式に変換
するフォーム処理部を有するものとした。
め、本発明では、ホスト装置から送られた印字データ
と、ホスト装置から送られた電子フォームまたはプリン
タ装置で記憶している電子フォームのデータとを合成し
て印刷する電子フォーム印刷方式において、前記ホスト
装置は、1つの電子フォームにつき1つのデータ形式で
フォームデータを記憶したホスト記憶装置を有するもの
とし、前記プリンタ装置は、該ホスト装置から送られて
来た電子フォームを使用する場合、そのデータ形式を判
別し、当該プリンタ装置で印刷可能なデータ形式に変換
するフォーム処理部を有するものとした。
【0016】また、印字データと電子フォームのデータ
とを合成して印刷を実行する電子フォーム印刷用のプリ
ンタ装置において、ホスト装置から送られて来た電子フ
ォームのデータ形式を判別し、当該プリンタ装置で印刷
可能なデータ形式に変換するフォーム処理部を具えるこ
ととした。
とを合成して印刷を実行する電子フォーム印刷用のプリ
ンタ装置において、ホスト装置から送られて来た電子フ
ォームのデータ形式を判別し、当該プリンタ装置で印刷
可能なデータ形式に変換するフォーム処理部を具えるこ
ととした。
【0017】
【作 用】印字データと電子フォームのデータとを合
成して印刷を実行する電子フォーム印刷用のプリンタ装
置に、ホスト装置から送られて来た電子フォームのデー
タ形式を判別し、当該プリンタ装置で印刷可能なデータ
形式に変換するフォーム処理部を具える。これにより、
ホスト装置から印刷可能でないデータ形式で送られて来
ても、印刷が実行できることになる。
成して印刷を実行する電子フォーム印刷用のプリンタ装
置に、ホスト装置から送られて来た電子フォームのデー
タ形式を判別し、当該プリンタ装置で印刷可能なデータ
形式に変換するフォーム処理部を具える。これにより、
ホスト装置から印刷可能でないデータ形式で送られて来
ても、印刷が実行できることになる。
【0018】プリンタ装置がそのような構成にされる
と、ホスト装置に複数のプリンタ装置が接続され、印刷
可能なデータ形式が異なっていたとしても、ホスト装置
は、1つの電子フォームについては1つのデータ形式で
のみ保持すればよく、データ形式の種類数だけ保持して
いた従来に比べて、記憶容量が少なくて済む。また、1
つのデータ形式でのみ保持するので、電子フォームの作
成,更新等の管理も楽になる。
と、ホスト装置に複数のプリンタ装置が接続され、印刷
可能なデータ形式が異なっていたとしても、ホスト装置
は、1つの電子フォームについては1つのデータ形式で
のみ保持すればよく、データ形式の種類数だけ保持して
いた従来に比べて、記憶容量が少なくて済む。また、1
つのデータ形式でのみ保持するので、電子フォームの作
成,更新等の管理も楽になる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の電子フォーム印刷方式を
説明する図である。符号は図4,図6のものに対応し、
13A〜13Cはフォーム処理部である。本発明では、
ホスト装置にホスト記憶装置を有せしめると共に、プリ
ンタ装置に、ホスト装置から送られて来るデータのデー
タ形式を、自己が印刷可能な形式に変換するフォーム処
理部を有せしめる。
に説明する。図1は、本発明の電子フォーム印刷方式を
説明する図である。符号は図4,図6のものに対応し、
13A〜13Cはフォーム処理部である。本発明では、
ホスト装置にホスト記憶装置を有せしめると共に、プリ
ンタ装置に、ホスト装置から送られて来るデータのデー
タ形式を、自己が印刷可能な形式に変換するフォーム処
理部を有せしめる。
【0020】図2に、前記のように構成した本発明のホ
スト装置およびプリンタ装置の1例を示す。符号は図5
のものに対応し、13はフォーム処理部である。図5と
同じ符号のものは、同様の動作をするので、その説明は
省略する。
スト装置およびプリンタ装置の1例を示す。符号は図5
のものに対応し、13はフォーム処理部である。図5と
同じ符号のものは、同様の動作をするので、その説明は
省略する。
【0021】プリンタ記憶装置5には、数多くある電子
フォームの内、幾つかの電子フォーム(例えば、使用頻
度が大である電子フォーム)のデータを記憶させてお
く。そのデータ形式は、そのプリンタ記憶装置5が所属
しているプリンタ装置3で印刷可能なデータ形式であ
る。一方、ホスト記憶装置4には、少なくともプリンタ
記憶装置5に記憶させた電子フォーム以外の電子フォー
ムのデータは、記憶させておく。そのデータ形式は、プ
リンタ装置3で印刷可能な形式の内のどの形式であって
もよい。
フォームの内、幾つかの電子フォーム(例えば、使用頻
度が大である電子フォーム)のデータを記憶させてお
く。そのデータ形式は、そのプリンタ記憶装置5が所属
しているプリンタ装置3で印刷可能なデータ形式であ
る。一方、ホスト記憶装置4には、少なくともプリンタ
記憶装置5に記憶させた電子フォーム以外の電子フォー
ムのデータは、記憶させておく。そのデータ形式は、プ
リンタ装置3で印刷可能な形式の内のどの形式であって
もよい。
【0022】フォーム処理部13は、ホスト装置1から
送られ、いったんプリンタ記憶装置5内に受け取った電
子フォームのデータ形式を、そのフォーム処理部13が
所属しているプリンタ装置3で印刷可能なデータ形式へ
変換する。例えば、このプリンタ装置3が印刷可能なの
はラスタ形式のデータであるとした場合、もしホスト装
置1からベクタ形式でフォームデータが送られて来たな
らば、それをラスタ形式に変換する。もしラスタ形式で
送られて来たというのであれば、変換する必要はなく、
そのまま使用する。
送られ、いったんプリンタ記憶装置5内に受け取った電
子フォームのデータ形式を、そのフォーム処理部13が
所属しているプリンタ装置3で印刷可能なデータ形式へ
変換する。例えば、このプリンタ装置3が印刷可能なの
はラスタ形式のデータであるとした場合、もしホスト装
置1からベクタ形式でフォームデータが送られて来たな
らば、それをラスタ形式に変換する。もしラスタ形式で
送られて来たというのであれば、変換する必要はなく、
そのまま使用する。
【0023】図3は、本発明の動作を説明するフローチ
ャートである。ステップ1…印刷させようとするプリン
タ装置3に対し、ホスト装置1から印刷に使用する電子
フォームの名前を通知する。ステップ2…通知を受けた
プリンタ装置3は、指定された電子フォームが自己のプ
リンタ記憶装置5内に有るか調べる。有ればステップ8
へ進み、その電子フォームを取り出し、フォーム用メモ
リ9へ送る(ロードする)。図2において、プリンタ記
憶装置5→フォーム用メモリ9へ向かう点線矢印は、こ
のロードを表している。
ャートである。ステップ1…印刷させようとするプリン
タ装置3に対し、ホスト装置1から印刷に使用する電子
フォームの名前を通知する。ステップ2…通知を受けた
プリンタ装置3は、指定された電子フォームが自己のプ
リンタ記憶装置5内に有るか調べる。有ればステップ8
へ進み、その電子フォームを取り出し、フォーム用メモ
リ9へ送る(ロードする)。図2において、プリンタ記
憶装置5→フォーム用メモリ9へ向かう点線矢印は、こ
のロードを表している。
【0024】ステップ3…無ければ、ホスト装置1に対
し、持っていない旨を通知する。ステップ4…ホスト装
置1は、自己のホスト記憶装置4から、指定した電子フ
ォームを取り出し、プリンタ装置3に送る。プリンタ装
置3では、データ形式をフォーム処理部13で判別し
て、いったんプリンタ記憶装置5に記憶する。図2にお
いて、通信制御部7→フォーム処理部13→プリンタ記
憶装置5へ向かう矢印は、その記憶動作を表している。
ステップ5…送られて来た電子フォームのデータ形式
が、自己で印刷可能なデータ形式であるかチェックす
る。印刷可能なデータ形式であれば、ステップ8へ進
み、それをフォーム用メモリ9へロードする。
し、持っていない旨を通知する。ステップ4…ホスト装
置1は、自己のホスト記憶装置4から、指定した電子フ
ォームを取り出し、プリンタ装置3に送る。プリンタ装
置3では、データ形式をフォーム処理部13で判別し
て、いったんプリンタ記憶装置5に記憶する。図2にお
いて、通信制御部7→フォーム処理部13→プリンタ記
憶装置5へ向かう矢印は、その記憶動作を表している。
ステップ5…送られて来た電子フォームのデータ形式
が、自己で印刷可能なデータ形式であるかチェックす
る。印刷可能なデータ形式であれば、ステップ8へ進
み、それをフォーム用メモリ9へロードする。
【0025】ステップ6…印刷可能でないデータ形式で
あれば、フォーム処理部13で印刷可能な形式に変換し
て、再びプリンタ記憶装置5に記憶する。ステップ7…
変換前のフォームデータを消去する。ステップ8…プリ
ンタ記憶装置5から、変換後の電子フォームをフォーム
用メモリ9へロードする。ステップ9…ホスト装置1か
ら送られて来た印字データは、データ用メモリ8へ格納
されているが、それとフォーム用メモリ9のフォームデ
ータとを合成する。ステップ10…合成したデータをプ
リンタエンジン11に送り、印刷を実行する。
あれば、フォーム処理部13で印刷可能な形式に変換し
て、再びプリンタ記憶装置5に記憶する。ステップ7…
変換前のフォームデータを消去する。ステップ8…プリ
ンタ記憶装置5から、変換後の電子フォームをフォーム
用メモリ9へロードする。ステップ9…ホスト装置1か
ら送られて来た印字データは、データ用メモリ8へ格納
されているが、それとフォーム用メモリ9のフォームデ
ータとを合成する。ステップ10…合成したデータをプ
リンタエンジン11に送り、印刷を実行する。
【0026】なお、前記の例では、プリンタ装置3内に
プリンタ記憶装置5を有しているものを示したが、有し
ないものとしてもよい。その場合には、ホスト記憶装置
4に全ての電子フォームのデータを記憶させておくこと
になる。そのデータ形式は、いずれの形式でもよい。印
刷を行う度に、そこからプリンタ装置3にフォームデー
タを送る。フォームデータが送られて来ると、フォーム
処理部13にて、それが該プリンタ装置3で印刷可能な
データ形式かどうか判断し、印刷可能であればそのまま
フォーム用メモリ9へ送り、印刷可能でない時には可能
な形式に変換してからフォーム用メモリ9へ送る。
プリンタ記憶装置5を有しているものを示したが、有し
ないものとしてもよい。その場合には、ホスト記憶装置
4に全ての電子フォームのデータを記憶させておくこと
になる。そのデータ形式は、いずれの形式でもよい。印
刷を行う度に、そこからプリンタ装置3にフォームデー
タを送る。フォームデータが送られて来ると、フォーム
処理部13にて、それが該プリンタ装置3で印刷可能な
データ形式かどうか判断し、印刷可能であればそのまま
フォーム用メモリ9へ送り、印刷可能でない時には可能
な形式に変換してからフォーム用メモリ9へ送る。
【0027】以上のように、ホスト装置では1つの電子
フォームについては1つのデータ形式で記憶しておけば
よいので、全てのデータ形式で記憶しておかなければな
らなかった従来例に比し、電子フォームの作成,更新,
削除等の管理が楽になる。また、ホスト装置が印刷を実
行させるプリンタ装置を選定する際、プリンタ装置が印
刷可能なデータ形式を考慮する必要がなく、空いていさ
えすればどのプリンタ装置でも選定することが出来るの
で、印刷を速やかに実行することが出来る。
フォームについては1つのデータ形式で記憶しておけば
よいので、全てのデータ形式で記憶しておかなければな
らなかった従来例に比し、電子フォームの作成,更新,
削除等の管理が楽になる。また、ホスト装置が印刷を実
行させるプリンタ装置を選定する際、プリンタ装置が印
刷可能なデータ形式を考慮する必要がなく、空いていさ
えすればどのプリンタ装置でも選定することが出来るの
で、印刷を速やかに実行することが出来る。
【0028】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、印字
データと電子フォームのデータとを合成して印刷を実行
する電子フォーム印刷用のプリンタ装置に、ホスト装置
から送られて来た電子フォームのデータ形式を判別し、
当該プリンタ装置で印刷可能なデータ形式に変換するフ
ォーム処理部を具えるので、ホスト装置から印刷可能で
ないデータ形式で送られて来ても、印刷が実行できるよ
うになる。
データと電子フォームのデータとを合成して印刷を実行
する電子フォーム印刷用のプリンタ装置に、ホスト装置
から送られて来た電子フォームのデータ形式を判別し、
当該プリンタ装置で印刷可能なデータ形式に変換するフ
ォーム処理部を具えるので、ホスト装置から印刷可能で
ないデータ形式で送られて来ても、印刷が実行できるよ
うになる。
【0029】また、ホスト装置では、印刷可能なデータ
形式が異なる複数のプリンタ装置が接続されていたとし
ても、1つの電子フォームについては1つのデータ形式
でのみ保持すればよいので、データ形式の種類数だけ保
持していた従来に比べて、記憶容量が少なくて済むし、
電子フォームの作成,更新等の管理も楽になる。
形式が異なる複数のプリンタ装置が接続されていたとし
ても、1つの電子フォームについては1つのデータ形式
でのみ保持すればよいので、データ形式の種類数だけ保
持していた従来に比べて、記憶容量が少なくて済むし、
電子フォームの作成,更新等の管理も楽になる。
【図1】 本発明の電子フォーム印刷方式を説明する図
【図2】 本発明におけるホスト装置およびプリンタ装
置の構成を示す図
置の構成を示す図
【図3】 本発明の動作を説明するフローチャート
【図4】 電子フォーム印刷方式の第1の従来例を示す
図
図
【図5】 第1の従来例におけるホスト装置およびプリ
ンタ装置の構成を示す図
ンタ装置の構成を示す図
【図6】 電子フォーム印刷方式の第2の従来例を示す
図
図
【図7】 第2の従来例におけるホスト装置およびプリ
ンタ装置の構成を示す図
ンタ装置の構成を示す図
1,1A,1B…ホスト装置、2…ネットワーク、3,
3A,3B,3C…プリンタ装置、4,4A,4B…ホ
スト記憶装置、5,5A,5B,5C…プリンタ記憶装
置、6…ホストコンピュータ、7…通信制御部、8…デ
ータ用メモリ、9…フォーム用メモリ、10…合成手
段、11…プリンタエンジン、12…帳票、13…フォ
ーム処理部
3A,3B,3C…プリンタ装置、4,4A,4B…ホ
スト記憶装置、5,5A,5B,5C…プリンタ記憶装
置、6…ホストコンピュータ、7…通信制御部、8…デ
ータ用メモリ、9…フォーム用メモリ、10…合成手
段、11…プリンタエンジン、12…帳票、13…フォ
ーム処理部
Claims (2)
- 【請求項1】 ホスト装置から送られた印字データと、
ホスト装置から送られた電子フォームまたはプリンタ装
置で記憶している電子フォームのデータとを合成して印
刷する電子フォーム印刷方式において、前記ホスト装置
は、1つの電子フォームにつき1つのデータ形式でフォ
ームデータを記憶したホスト記憶装置を有するものと
し、前記プリンタ装置は、該ホスト装置から送られて来
た電子フォームを使用する場合、そのデータ形式を判別
し、当該プリンタ装置で印刷可能なデータ形式に変換す
るフォーム処理部を有するものとしたことを特徴とする
電子フォーム印刷方式。 - 【請求項2】 印字データと電子フォームのデータとを
合成して印刷を実行する電子フォーム印刷用のプリンタ
装置において、ホスト装置から送られて来た電子フォー
ムのデータ形式を判別し、当該プリンタ装置で印刷可能
なデータ形式に変換するフォーム処理部を具えたことを
特徴とする電子フォーム印刷用のプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283798A JPH06106811A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 電子フォーム印刷方式およびプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283798A JPH06106811A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 電子フォーム印刷方式およびプリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06106811A true JPH06106811A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17670284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4283798A Pending JPH06106811A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 電子フォーム印刷方式およびプリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06106811A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0895722A (ja) * | 1994-09-22 | 1996-04-12 | Nec Corp | レポート分散出力管理システム |
JPH0939329A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-10 | Nec Corp | オーバーレイ印刷方法とその印刷システム |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4283798A patent/JPH06106811A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0895722A (ja) * | 1994-09-22 | 1996-04-12 | Nec Corp | レポート分散出力管理システム |
JPH0939329A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-10 | Nec Corp | オーバーレイ印刷方法とその印刷システム |
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