JPH0983612A - 処理信号保護回路 - Google Patents

処理信号保護回路

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JPH0983612A
JPH0983612A JP7232359A JP23235995A JPH0983612A JP H0983612 A JPH0983612 A JP H0983612A JP 7232359 A JP7232359 A JP 7232359A JP 23235995 A JP23235995 A JP 23235995A JP H0983612 A JPH0983612 A JP H0983612A
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alarm
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Satoshi Hisamatsu
智 久松
Hiroyuki Okano
浩幸 岡野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発生とアラーム保護クロックに相関関係
を持たせることによりアラーム発生タイミングの誤差を
解消し、アラームの発生に正確な保護時間を得ること。 【解決手段】 装置の異常を検出し、異常検出信号を出
力する異常検出回路1と、入力クロックと異常検出回路
の異常検出信号の最初の立上がりに基づきアラーム保護
クロックを生成し、アラーム解除信号に基づきアラーム
保護クロックの生成を停止するアラーム保護クロック生
成回路2と、アラーム保護クロック生成回路2からのア
ラーム保護クロックを受けとった後に、アラーム保護ク
ロックの周期で区分けされる区間に対して異常検出回路
1が出力した異常検出信号の連続検出区間数が予め設定
された所定の保護区間段数以上のときに異常事態が発生
したと判断してアラーム信号をアラーム保護クロックと
同期させて出力し、その後に異常検出信号の連続検出区
間数が予め設定された所定の保護区間段数以上でなくな
ったときに異常事態が解消されたと判断してアラーム解
除信号を保護クロック生成回路2に出力する保護段数回
路3とを備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置の動作信
号、異常信号等の処理信号を保護する処理信号保護回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種装置における例えば異常検出回路に
おいて異常が検出された際、実際の異常発生タイミンで
装置が異常と判定し、異常検出警報(以後、「アラー
ム」という)を発生させるが、異常検出の誤動作を避け
るために異常発生が一定期間続いた場合にアラームを発
生させるというアラームに対し保護期間を設けること
(以下、「アラーム保護」という)が必要である。従
来、アラーム保護を行なう場合、事前に任意の位相で作
成しておいたクロック(以後、「アラーム保護クロッ
ク」という)を用い、アラーム保護クロックの周期で区
分けされる区間に対して異常が連続して発生している期
間を数え、その期間が予め設定しておいた保護区間段数
を越えた場合にアラームすることとしていた。また、装
置の異常が回復した際、異常回復が発生したときからア
ラームを停止するまでの保護期間を設けること(以後、
「アラーム回復保護」という)も前述の方法で行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、任意の位相の
アラーム保護クロックによりアラーム保護をかける場
合、異常発生とアラーム保護クロックの位相が無関係な
ため、アラーム発生のタイミングにバラツキがあり、最
大でアラーム保護クロック1周期分の誤差が生じ、その
大きさはアラーム保護クロックの周期に比例して増加す
るものであった。このような誤差が生じると、アラーム
を発生させるのに不定期間を考慮した信号処理が必要に
なるという問題があった。特に、多数接続された各シス
テムに組み込まれたアラーム保護回路が直列に接続され
た系において、後段では前段までのアラーム保護段数を
見込んで設計を行なう必要があり、応答誤差の増加が顕
著となっていた。そこで、本発明は異常発生とアラーム
保護クロックに相関関係を持たせることによりアラーム
発生タイミングの誤差を解消し、アラームの発生に正確
な保護時間を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る処理信号保
護回路は、処理すべき信号を検出し、Hの検出信号を出
力する信号検出回路と、入力クロックと信号検出回路の
最初のHの検出信号の立上がりに基づき保護クロックを
生成し、解除信号に基づき保護クロックの生成を停止す
る保護クロック生成回路と、保護クロック生成回路から
の保護クロックを受けとった後に、保護クロックの周期
で区分けされる区間に対して信号検出回路が出力したH
の検出信号の連続検出区間数が予め設定された所定の保
護区間段数以上のときに処理すべき事態が発生したと判
断して処理信号を保護クロックに同期させて出力し、そ
の後に検出信号の連続検出区間数が予め設定された所定
の保護区間段数以上でなくなったときに処理すべき事態
が解消されたと判断して解除信号を保護クロック生成回
路に出力する保護段数回路とを備えてなるものである。
【0005】本発明おいては、信号検出回路が処理すべ
き信号を検出し、Hの検出信号を出力した場合、保護ク
ロック生成回路は入力クロックと信号検出回路からの最
初のHの検出信号の立上がりに基づき所定の周期の保護
クロックを生成して保護段数回路に出力し、保護段数回
路では保護クロックを受けた後に、保護クロックの周期
で区分けされる区間に対して信号検出回路が出力したH
の検出信号の連続検出区間数が予め設定された所定の保
護区間段数以上のときに処理すべき事態が発生したと判
断して処理信号を保護クロックに同期させて出力するか
ら、処理すべき事態の発生から処理信号発生まで従来の
ような不定期間でない一定の正確な保護時間が得られ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施形態1. (構成)図1は本発明の実施形態1のアラーム保護回路
の構成を示すブロック図である。図において、1は装置
の異常を検出し、異常検出信号を出力する異常検出回
路、2は入力クロックと異常検出回路1からの異常検出
信号に基づきアラーム保護クロックを生成するアラーム
保護クロック生成回路、3はアラーム保護クロック生成
回路2が出力するアラーム保護クロックの周期で区分け
される連続した複数の区間において異常検出回路1が異
常検出信号を予め設定された例えば2段の保護区間段数
以上を連続して出力した場合に、異常と判断してアラー
ム信号を出力する保護段数回路である。また、この保護
段数回路3はアラーム解除時にはアラーム保護クロック
生成回路2に対しアラーム解除信号を出力する。4はア
ラーム保護クロック周期を選択するためのアラーム保護
クロック周波数選択信号をアラーム保護クロック生成回
路2へ出力するクロック周期選択回路、5はアラーム発
生に対する保護区間段数を選択するためのアラーム発生
保護段数選択信号を保護段数回路3へ出力する保護段数
選択回路である。
【0007】(動作)本発明の実施形態1の動作を図1
及び図2に示すタイムチャートに基づいて説明する。ま
ず、図2に示す0の区間は異常が発生していない場合で
あり、異常検出回路1は異常検出信号を出力せず(即
ち、“L”の異常検出信号を出力することを意味す
る。)、また、アラーム保護クロック生成回路2もアラ
ーム保護クロックを出力せず、いずれも停止状態となっ
ている。そして、次の区間1で装置に異常が発生して異
常検出回路1が異常検出信号“H”を出力すると、その
異常検出信号“H”はアラーム保護クロック生成回路2
と保護段数回路3へ入力される。
【0008】アラーム保護クロック生成回路2では、異
常検出回路1からの最初の異常検出信号“H”の立上り
をトリガーとし、次の区間2から入力クロックをもとに
アラーム保護クロックを生成し、保護段数回路3へ出力
し続ける。その保護段数回路3では、アラーム保護クロ
ック生成回路2からのアラーム保護クロックの周期で区
分けされる連続した複数の区間において、異常検出回路
1が出力する異常検出信号の連続異常検出区間が予め設
定された2段の保護区間段数以上の場合、アラーム信号
として“H”を出力する。
【0009】即ち、次の区間2からアラーム保護クロッ
ク生成回路2はアラーム保護クロックを出力しており、
次の区間2で異常検出回路1から次の異常検出信号
“H”が出力されると、保護段数回路3では次の区間3
でも異常検出回路1から異常検出信号“H”が出力され
るかを見ており、区間3でも異常検出回路1から異常検
出信号“H”が出力されると、保護段数回路3に予め設
定されている保護区間段数は2段であるから、保護段数
回路3は異常検出回路1が出力する異常検出信号“H”
の連続異常検出区間が2段の保護区間段数以上である
と、異常が発生したと判断して区間3でアラーム保護ク
ロックに同期してアラーム信号“H”を出力する。さら
に、次の区間4でも異常検出回路1が異常検出信号
“H”を出力しているから、保護段数回路3は引き続き
アラーム信号“H”を出力する。また、区間5、6でも
異常検出回路1が異常検出信号“H”を出力しているか
ら、保護段数回路3は引き続きアラーム信号“H”を出
力する。
【0010】そして、区間7では異常検出回路1は異常
検出信号“H”を出力していないから、保護段数回路3
は異常検出信号の連続異常検出区間が2段の保護区間段
数以上でないため、通常状態に回復したと判断して区間
8でアラーム保護クロックに同期してアラーム信号を
“L”とし、結果的にアラーム信号の出力を停止し、そ
れと同時にアラーム解除信号をアラーム保護クロック生
成回路2へ出力する。アラーム保護クロック生成回路2
ではアラーム解除信号により回路動作をリセットし、区
間9からアラーム保護クロックの出力を停止させる。な
お、アラーム保護クロックの周期はクロック周期選択回
路6により任意に設定できる。また、アラーム発生の保
護区間段数は保護段数選択回路7によりそれぞれ任意に
選択できる。
【0011】(効果)以上説明したように、この実施形
態1では、異常検出回路1が装置の異常を検出し、異常
検出信号を出力した場合、アラーム保護クロック生成回
路2は入力クロックと異常検出回路1からの最初の異常
検出信号に基づき所定の周期のアラーム保護クロックを
生成して保護段数回路3に出力し、保護段数回路3では
アラーム保護クロックを受けた後に、アラーム保護クロ
ックの周期で区分けされる区間に対して異常検出回路の
連続して出力された異常検出信号の連続異常検出区間数
が予め設定された所定の保護区間段数以上のときに異常
が発生したと判断してアラーム信号をアラーム保護クロ
ックに同期させて出力するから、異常発生からアラーム
発生まで従来のような不定期間でない一定の正確な保護
時間が得られる。また、アラーム保護クロックの周期は
クロック周期選択回路6により任意に設定できるから、
異常発生時からアラーム信号の出力までの保護時間の設
定を調整することができ、アラーム発生の保護区間段数
は保護段数選択回路7により任意に選択できるから、装
置に合わせて誤動作防止時間の設定を調整でき、様々な
仕様のアラーム保護回路に対応が可能となるため、設計
の容易化が図れる。
【0012】実施形態2. (構成)図3は本発明の実施形態2のアラーム保護回路
の構成を示すブロック図である。この実施形態2は図1
の実施形態1に異常回復時におけるアラーム解除に対す
る保護回路としてアラーム解除保護クロック生成回路及
びアラーム解除信号生成回路を付加したものであり、実
施形態1と同じ構成は同一符号を付して説明を省略す
る。6は入力クロックと異常検出回路1からの異常検出
信号の“L”に基づきアラーム解除保護クロックを生成
するアラーム解除保護クロック生成回路、7は異常検出
回路1からの異常検出信号が“L”の場合、アラーム保
護クロック生成回路4からのアラーム解除保護クロック
をカウントし、予め設定して置いた例えば2段のクロッ
ク解除保護段数以上の場合、アラーム解除信号を生成し
て保護段数回路3へ出力し、また異常検出信号が“H”
の場合は当該回路をリセットするアラーム解除信号生成
回路である。なお、この実施形態の保護段数回路3では
異常検出信号、アラーム保護クロック、アラーム解除信
号をもとにアラームの発生および回復を行なう。
【0013】また、この実施形態のクロック周期選択回
路4はアラーム保護クロック周期を選択するためのアラ
ーム保護クロック周波数選択信号をアラーム保護クロッ
ク生成回路2へ出力すると共に、アラーム解除保護クロ
ック周期を選択するためのアラーム解除保護クロック周
波数選択信号をアラーム解除保護クロック生成回路回路
へ出力するものである。また、保護段数選択回路5はア
ラーム発生に対する保護区間段数及びアラーム回復に対
するクロック保護段数をそれぞれ選択するためのアラー
ム回復保護段数選択信号を保護段数回路3へ出力するも
のである。
【0014】(動作)本発明の実施形態2の動作を図3
及び図4に示すタイムチャートに基づいて説明する。ま
ず、図4に示す0の区間は異常が発生していない場合で
あり、異常検出回路1は異常検出信号を出力せず(即
ち、“L”の異常検出信号を出力することを意味す
る。)、また、アラーム保護クロック生成回路2もアラ
ーム保護クロックを出力せず、いずれも停止状態となっ
ている。そして、次の区間1で装置に異常が発生して異
常検出回路1が異常検出信号“H”を出力すると、その
異常検出信号“H”はアラーム保護クロック生成回路2
と保護段数回路3とアラーム解除保護クロック生成回路
6とアラーム解除信号生成回路7へ入力される。
【0015】アラーム保護クロック生成回路2では、異
常検出回路1からの最初の異常検出信号“H”の立上り
をトリガーとし、次の区間2から入力クロックをもとに
アラーム保護クロックを生成し、保護段数回路3へ出力
し続ける。その保護段数回路3では、アラーム保護クロ
ック生成回路2からのアラーム保護クロックの周期で区
分けされる連続した複数の区間において、異常検出回路
1が出力する異常検出信号“H”の連続異常検出区間が
予め設定された2段の保護区間定段数以上の場合、アラ
ーム信号として“H”をアラーム保護クロックと同期し
て出力する。そして、アラーム信号“H”の出力は実施
形態1と同様に区間2〜8の間で出力されている。
【0016】一方、アラーム解除保護クロック生成回路
6では、異常検出回路1からの区間4の異常検出信号が
“H”から“L”になったときの立下りaを異常回復の
トリガーとし、次の区間5から入力クロックをもとにア
ラーム解除保護クロックを生成し、アラーム解除信号生
成回路7へ出力する。しかし、次の区間5では異常検出
信号が再び“H”となり、区間6の途中まで続いている
から区間6ではアラーム解除保護クロックは生成されな
いが、区間6の途中で異常検出信号は“L”になってお
り、その立下りbを再びトリガーとしてアラーム解除保
護クロックが生成され、次の区間7以降の区間も異常検
出信号が“L”になっているため、区間7からアラーム
解除保護クロックは引き続きアラーム解除信号生成回路
7へ出力される。アラーム解除信号生成回路7では、異
常検出信号が“L”の場合、入力されたアラーム解除保
護クロックをカウントし、例えば予め設定されたクロッ
ク解除保護段数が2段とすると、区間8でそのアラーム
解除保護クロックのカウント値が2段以上となると、ア
ラーム解除信号をアラーム解除保護クロックと同期して
発生して保護段数回路3とアラーム保護クロック生成回
路2に出力し、その後に異常検出信号が“H”となる度
にリセットをかける。
【0017】なお、アラーム解除保護クロック生成回路
6が出力しているアラーム解除保護クロックは再び異常
検出信号“H”が入力されたときに出力を停止し、リセ
ットをかけられる。保護段数回路3はアラーム解除信号
を受け取った場合、アラーム解除信号に同期させてアラ
ーム信号の出力を停止する(区間8)。また、アラーム
保護クロック生成回路2では、アラーム解除信号によっ
て当該回路をリセットし、停止する(区間8)。また、
アラーム保護クロックおよびアラーム解除クロックの周
期はクロック周期選択回路6により任意に設定できる。
また、アラーム発生および回復の保護段数は保護段数選
択回路7によりそれぞれ任意に選択できる。
【0018】(効果)以上説明したように、この実施形
態2では、異常検出回路1が装置の異常を検出し、異常
検出信号を出力した場合、アラーム保護クロック生成回
路2は入力クロックと異常検出回路1からの最初の異常
検出信号に基づき所定の周期のアラーム保護クロックを
生成して保護段数回路3に出力し、保護段数回路3では
アラーム保護クロックを受けた後に、アラーム保護クロ
ックの周期で区分けされる区間に対して異常検出回路の
連続して出力された異常検出信号の連続異常検出区間数
が予め設定された所定の保護区間段数以上のときに異常
が発生したと判断してアラーム信号をアラーム保護クロ
ックに同期させて出力するから、異常発生からアラーム
発生まで従来のような不定期間でない一定の正確な保護
時間が得られる。
【0019】また、異常検出回路1が装置の異常を検出
してHの異常検出信号を出力した後にLの異常検出信号
になった場合、アラーム解除保護クロック生成回路6は
入力クロックと異常検出回路1からのHの異常検出信号
から変わったLの異常検出信号の立下がりに基づきアラ
ーム解除保護クロックを生成してアラーム解除信号生成
回路7に出力し、アラーム解除信号生成回路7ではアラ
ーム保護クロックの周期で区分けされる区間に対して解
除保護クロックの数が予め設定された所定のクロック保
護段数以上のときに処理を停止すべき事態が発生したと
判断してアラーム解除保護クロックに同期してアラーム
解除信号を保護段数回路3とアラーム保護クロック生成
回路2に出力し、アラーム保護クロック生成回路2はア
ラーム保護クロックの出力を停止し、保護段数回路3は
アラーム解除信号生成回路7からのアラーム解除信号を
受けてアラーム解除信号に同期してアラーム信号の出力
を停止するから、異常回復時からアラーム解除信号の出
力までアラーム回復保護の一定の正確な保護時間が得ら
れる。
【0020】また、アラーム保護クロックおよびアラー
ム解除クロックの周期はクロック周期選択回路4により
任意に設定できるから、異常発生時からアラーム信号の
出力及び異常回復時からアラーム解除信号の出力までの
保護時間の設定を調整することができ、アラーム発生お
よび回復の保護段数は保護段数選択回路7によりそれぞ
れ任意に選択できるから、装置に合わせて誤動作防止時
間の設定を調整することができ、様々な仕様のアラーム
保護回路に対応が可能となるため、希望のタイミングで
のアラーム発生/回復を可能とし、設計の容易化が図れ
る。
【0021】上記実施形態1、2はいずれも異常検出の
アラーム保護回路として説明したが、異常検出以外の用
途として、動作信号のような他の処理すべき信号として
入力された場合、その信号がたまたま偶然に出されたも
のか、実際に必要なものとして出されたものかを判断
し、実際に必要なものとして出されていると判断した場
合に信号を出力するような処理信号保護回路として適用
し得ることはいうまでもない。
【0022】(利用形態) 応用例 図5はアラーム保護回路を多段接続された各システムに
組み込んだ応用例を示す。図において、SYS1〜SY
S3は3段のシステムを示す。これらシステムSYS1
〜SYS3はそれぞれ処理回路10とアラーム保護回路
11を有しており、各システムのアラーム保護回路11
は直列に接続されている。図5に示す応用例において、
SYS1内部で異常が発生した場合、その影響はSYS
2,SYS3に及ぶ可能性がある。従来例のように各S
YSのアラーム保護回路11で異常検出からアラーム発
生までの保護時間に誤差を含んでいる場合、各SYSの
保護段数が同じならば、異常が発生したSYSでアラー
ム発生を行う以前に、それより後段のSYSが前段の異
常の影響により、アラームを発生してしまう場合があ
る。その場合、故障箇所でない後段のSYSによるアラ
ーム発生の方が早く検出されるため、異常箇所の特定が
難しく、異常原因究明が困難になる。
【0023】そのため、このような連続した系において
は、SYSが後段にいくに従い、より多くの保護段数を
設け、前段の異常による自SYSのアラームをそれより
前段のSYSが発生するアラームより先に発生するのを
防ぐ必要がある。その際、異常検出からアラーム発生ま
での保護時間に誤差を含んでいる場合、後段の保護時間
を決めるには前段の保護時間の誤差と後段の保護時間の
誤差とを考慮して決めねばならず、そのため。アラーム
検出の感度が鈍り、自SYSのアラームの発生までに余
分な時間を要する。このような系において、本発明に実
施形態のアラーム保護回路を用いた場合、保護時間の誤
差を含まないため、後段SYSのアラーム保護時間を最
小に抑えることができ、各SYSにおけるアラーム発生
までの保護時間を必要以上に長くするのを防ぐことがで
きる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、信号検出
回路が処理すべき信号を検出し、Hの検出信号を出力し
た場合、保護クロック生成回路は入力クロックと信号検
出回路からの最初の検出信号に基づき所定の周期の保護
クロックを生成して保護段数回路に出力し、保護段数回
路では保護クロックを受けた後に、保護クロックの周期
で区分けされる区間に対して信号検出回路が出力したH
の検出信号の連続検出区間数が予め設定された所定の保
護区間段数以上のときに処理すべき事態が発生したと判
断して処理信号を保護クロックに同期させて出力するか
ら、処理すべき事態の発生から処理信号発生まで従来の
ような不定期間でない一定の正確な保護時間が得られる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のアラーム保護回路の構成
を示すブロック図である。
【図2】同アラーム保護回路の動作を示すタイムチャー
トである。
【図3】本発明の実施形態2のアラーム保護回路の構成
を示すブロック図である。
【図4】同アラーム保護回路の動作を示すタイムチャー
トである。
【図5】本発明のアラーム保護回路の応用例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 異常検出回路 2 アラーム保護クロック生成回路 3 保護段数回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理すべき信号を検出し、Hの検出信号
    を出力する信号検出回路と、 入力クロックと信号検出回路のHの検出信号の最初の立
    上がりに基づき保護クロックを生成し、解除信号に基づ
    き保護クロックの生成を停止する保護クロック生成回路
    と、 保護クロック生成回路からの保護クロックを受けとった
    後に、保護クロックの周期で区分けされる区間に対して
    信号検出回路が出力したHの検出信号の連続検出区間数
    が予め設定された所定の保護区間段数以上のときに処理
    すべき事態が発生したと判断して処理信号を保護クロッ
    クに同期させて出力し、その後に検出信号の連続検出区
    間数が予め設定された所定の保護区間段数以上でなくな
    ったときに処理すべき事態が解消されたと判断して解除
    信号を保護クロック生成回路に出力する保護段数回路
    と、 を備えてなることを特徴とする処理信号保護回路。
  2. 【請求項2】 上記保護クロック生成回路の保護クロッ
    クの周期を任意の周期へ可変するクロック周期選択回路
    と、上記保護段数回路の保護区間段数を任意の保護段数
    へ可変する保護段数選択回路とを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の処理信号保護回路。
  3. 【請求項3】 処理すべき信号を検出し、Hの検出信号
    を出力する信号検出回路と、 入力クロックと信号検出回路のHの検出信号の最初の立
    上がりに基づき保護クロックを生成し、解除信号に基づ
    き保護クロックの生成を停止する保護クロック生成回路
    と、 入力クロックと信号検出回路からのHからLに変わった
    検出信号の立下がりに基づき解除保護クロックを生成
    し、その後のHの検出信号により解除保護クロックの生
    成を停止する解除保護クロック生成回路と、 解除保護クロック生成回路の解除保護クロックを受けと
    った後に、保護クロックの周期で区分けされる区間に対
    して解除保護クロックの数が予め設定された所定のクロ
    ック解除保護段数以上のときに処理を停止すべき事態が
    発生したと判断して解除信号を保護クロック生成回路に
    出力する解除信号生成回路と、 信号検出回路の連続して出力された検出信号の連続検出
    区間数が予め設定された所定の保護区間段数以上のとき
    に処理すべき事態が発生したと判断して処理信号を保護
    クロックに同期させて出力し、解除信号生成回路からの
    解除信号を受けて処理信号の出力を停止する保護段数回
    路と、 を備えてなることを特徴とする処理信号保護回路。
  4. 【請求項4】 上記保護クロック生成回路の保護クロッ
    クの周期と上記解除信号生成回路の解除信号の周期を任
    意の周期へ可変するクロック周期選択回路と、上記保護
    段数回路の保護区間段数と上記解除信号生成回路のクロ
    ック解除保護段数をそれぞれ任意の保護段数へ可変する
    保護段数選択回路とを備えたことを特徴とする請求項3
    記載の処理信号保護回路。
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JP2013211928A (ja) * 2008-05-16 2013-10-10 Hitachi Ltd 通信ネットワーク内のノードステータス監視方法及び監視装置
JP2014103820A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Fuji Electric Co Ltd 半導体素子の駆動装置

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