JP2005044239A - クロック切替装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1のクロックに異常が発生して第2のクロックに切り替えたときに、出力クロックの周期および位相の変化を少なくする。
【解決手段】異常検出制御部1は、外部から供給される外部クロックCLK1の異常の有無を検出して異常検出信号S1および切替制御信号S2をそれぞれ出力する。分周部2は、異常検出信号S1に応じて分周動作を一旦プリセットしてシステムクロックSCLKを分周し、クロックCLK1と同じ周期のクロックCLK2を生成する。切替部3は、切替制御信号S2に応じて外部クロックCLK1およびクロックCLK2のいずれか一方を選択して出力クロックCLK3を送出する。
【選択図】 図1
【解決手段】異常検出制御部1は、外部から供給される外部クロックCLK1の異常の有無を検出して異常検出信号S1および切替制御信号S2をそれぞれ出力する。分周部2は、異常検出信号S1に応じて分周動作を一旦プリセットしてシステムクロックSCLKを分周し、クロックCLK1と同じ周期のクロックCLK2を生成する。切替部3は、切替制御信号S2に応じて外部クロックCLK1およびクロックCLK2のいずれか一方を選択して出力クロックCLK3を送出する。
【選択図】 図1
Description
本発明はクロック切替装置に関し、特に外部から供給される第1のクロック信号に異常が発生したときに、代替えの第2のクロックに切り替えて出力するクロック切替装置に関する。
外部から供給されるクロック信号に基づいて動作する機器においては、クロック信号に何らかの原因により信号断等の異常が生じた場合、その機器は正常に動作しない。
このため、図5に示すように、第1のクロックの停止を検出するクロック停止検出部と、第1のクロックおよび第2のクロックのいずれか一方を選択するマルチプレクサとを設け、クロック停止検出部が第1のクロックの停止を検出したときに、マルチプレクサが第2のクロックを切り替えて出力するようにしている。(例えば、特許文献1参照。)
上述した従来例では、第1のクロックが停止してマルチプレクサが第2のクロックに切り替えたとき、マルチプレクサの出力する第2のクロックの周期および位相が第1のクロックとは大幅に変化するので、このクロックを受ける機器の動作が一時的に不安定になるという問題点を有している。
本発明の目的は、第1のクロックに異常が発生して第2のクロックに切り替えたときに、クロックの周期および位相の変化を少なくすることにより、このクロックを受ける機器の動作が不安定になるのを防止できるクロック切替装置を提供することにある。
本発明のクロック切替装置は、外部から供給される第1のクロックに異常が発生したときに代替えの第2のクロックに切り替えて出力するクロック切替装置において、前記第1のクロックの異常の有無を検出して異常検出信号および切替制御信号をそれぞれ出力する異常検出手段と、前記異常検出信号に応じてシステムクロックを分周して前記第1のクロックと同じ周期の第2のクロックを生成する分周手段と、前記切替制御信号に応じて前記第1および第2のクロックのいずれか一方を選択して出力する切替手段とを有している。 また、前記分周手段は、前記異常検出信号を受けたときに分周動作を一旦プリセットして前記第1のクロックにほぼ同期した前記第2のクロックを出力する。
また、前記異常検出手段は、前記第1のクロックの周期Tと同じ遅延を与える遅延回路を有し、この遅延回路の出力信号および前記第1のクロックに基づき異常発生の有無を検出して前記異常検出信号および前記切替制御信号をそれぞれ生成する。
また、前記遅延回路に代えて、前記第1のクロックに応じて前記システムクロックをカウントし前記周期Tを計測するカウンタを使用してもよい。
以上説明したように本発明によれば、外部クロックCLK1に異常が生じてクロックCLK2へ切り替えたとき、出力クロックの周期および位相の変動を少なくできるので、この出力クロックを受けて動作する機器の動作が不安定になるのを防止できる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すブロック図であり、外部から供給される外部クロックCLK1の異常の有無を検出して異常検出信号S1および切替制御信号S2をそれぞれ出力する異常検出制御部1と、異常検出信号S1に応じてシステムクロックSCLKを分周してクロックCLK1と同じ周期のクロックCLK2を生成する分周部2と、切替制御信号S2に応じて外部クロックCLK1およびクロックCLK2のいずれか一方を選択してクロックCLK3を出力する切替部3とを有している。
ここで、異常検出制御部1は、外部クロックCLK1が正常であるときは、外部クロックCLK1を選択させる切替制御信号S2を切替部3へ出力する。また、外部クロックCLK1に異常が発生したときは、分周部2へ異常検出信号S1を出力すると共に、切替部3へクロックCLK2を選択させる切替制御信号S2を出力する。
分周部2は、異常検出信号S1を受けたときに分周動作を一旦プリセットすることにより、外部クロックCLK1にほぼ同期したクロック信号CLK2を出力する。なお、システムクロックSCLKの周波数は、外部クロックCLK1の周波数よりも高くなっている。
図2はクロック切替動作を示すタイミングチャートである。
一定周期Tの外部クロックCLK1が断となったとき、異常検出制御部1は異常検出信号S1を分周部2へ出力すると共に、クロックCLK2を選択させる切替制御信号S2を切替部3へ出力する。
異常検出信号S1を受けた分周部2は、分周動作を一旦プリセットし、外部クロックCLK1にほぼ同期した一定周期Tのクロック信号CLK2を出力する。
一方、切替部3は、切替制御信号S2に応じてクロック信号CLK2を選択する。
その後、外部クロックCLK1が回復したとき、異常検出制御部1は、クロックCLK1を選択させる切替制御信号S2を出力し、切替部3は切替制御信号S2に応じて外部クロックCLK1を選択する。
このように動作することにより、外部クロックCLK1に異常が生じて外部クロックCLK1からクロックCLK2へ切り替えたとき、出力クロックCLK3の周期および位相の変動を少なくできる。
図3は異常検出制御部1の一例を示すブロック図である。
外部クロックCLK1の周期Tと同じ遅延を与える遅延回路11と、この遅延回路11の出力信号および外部クロックCLK1に基づき外部クロックCLK1の異常の有無を検出して異常検出信号S1および切替制御信号S2をそれぞれ出力する制御信号生成回路12とを有している。
なお、制御信号生成回路12の入力端aには外部クロックCLK1が入力し、入力端bには遅延回路11の出力信号が入力している。
図4は制御信号生成回路12の動作を示すタイミングチャートである。
外部クロックCLK1が正常であるとき、遅延回路11は外部クロックCLK1に遅延時間Tを与えて出力するので、制御信号生成回路12の入力端a,bには同じクロック信号が同期して入力している。
このように入力端a,bに同じクロック信号が同期して入力しているときは、外部クロックCLK1が正常であると判定し、外部クロックCLK1を選択させる切替制御信号S2を切替部3へ出力している。
また、外部クロックCLK1に異常が発生してクロック断となったとき、制御信号生成回路12の入力端aにはクロックが入力しない。しかし、入力端bには、クロック断の1つ前のクロックが遅延回路11により時間Tだけ遅延して入力する。
このように、入力端aにクロックが入力しないのに、入力端bにクロックが入力したときは、外部クロックCLK1が断したと判定し、異常検出信号S1を分周部2へ出力すると共に、外部クロックCLK2を選択させる切替制御信号S2を切替部3へ出力する。
更に、クロック断となった外部クロックCLK1が回復したとき、制御信号生成回路12の入力端aにはクロックが入力するが、入力端bにはクロックが入力しない。
このように入力端aにクロックが入力したとき、入力端bにクロックが入力しないときは、外部クロックCLK1が回復したと判定し、外部クロックCLK1を選択させる切替制御信号S2を切替部3へ出力する。
なお、外部クロックCLK1の周期が乱れたときには、入力端a,bにクロックが同期して入力しないので、外部クロックCLK1の周期の乱れを容易に検出することができる。
なお、上述した異常検出制御部1の遅延回路11に代えて、時間Tを計測するカウンタを使用してもよい。この場合、例えば、外部クロックCLK1に応じてシステムクロックを時間Tに相当する数だけカウントする。
1 異常検出制御部
2 分周部
3 切替部
11 遅延回路
12 制御信号生成回路
CLK1 外部クロック
CLK2 クロック
CLK3 出力クロック
SCLK システムクロック
S1 異常検出信号
S2 切替制御信号
2 分周部
3 切替部
11 遅延回路
12 制御信号生成回路
CLK1 外部クロック
CLK2 クロック
CLK3 出力クロック
SCLK システムクロック
S1 異常検出信号
S2 切替制御信号
Claims (4)
- 外部から供給される第1のクロックに異常が発生したときに代替えの第2のクロックに切り替えて出力するクロック切替装置において、前記第1のクロックの異常の有無を検出して異常検出信号および切替制御信号をそれぞれ出力する異常検出手段と、前記異常検出信号に応じてシステムクロックを分周して前記第1のクロックと同じ周期の第2のクロックを生成する分周手段と、前記切替制御信号に応じて前記第1および第2のクロックのいずれか一方を選択して出力する切替手段とを有していることを特徴とするクロック切替装置。
- 前記分周手段は、前記異常検出信号を受けたときに分周動作を一旦プリセットして前記第1のクロックにほぼ同期した前記第2のクロックを出力することを特徴とする請求項1記載のクロック切替装置。
- 前記異常検出手段は、前記第1のクロックの周期Tと同じ遅延を与える遅延回路を有し、この遅延回路の出力信号および前記第1のクロックに基づき異常発生の有無を検出して前記異常検出信号および前記切替制御信号をそれぞれ生成することを特徴とする請求項1記載のクロック切替装置。
- 前記遅延回路に代えて、前記第1のクロックに応じて前記システムクロックをカウントし前記周期Tを計測するカウンタを使用することを特徴とする請求項3記載のクロック切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279461A JP2005044239A (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | クロック切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279461A JP2005044239A (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | クロック切替装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005044239A true JP2005044239A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34265556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003279461A Withdrawn JP2005044239A (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | クロック切替装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005044239A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006277693A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nec Corp | クロック切り替え装置及びクロック切り替え方法 |
CN113282133A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-08-20 | 西安微电子技术研究所 | 一种面向星载系统校时的内外部时钟切换电路及方法 |
-
2003
- 2003-07-24 JP JP2003279461A patent/JP2005044239A/ja not_active Withdrawn
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CN113282133A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-08-20 | 西安微电子技术研究所 | 一种面向星载系统校时的内外部时钟切换电路及方法 |
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