JP2972576B2 - クロック発生回路 - Google Patents
クロック発生回路Info
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Description
従属同期した信号を発生するクロック発生回路に関し、
特に複数の基準クロック信号を選択するクロック発生回
路に関する。
ロック図である。ここで、選択回路1は、クロック断検
出回路2により制御されて複数の基準クロック信号S1
〜S3の内の一つを選択する。クロック断検出回路2
は、入力する複数の基準クロック信号S1〜S3のクロ
ック断を検出して選択回路1を制御する。すなわち、選
択回路1が選択している基準クロック信号がクロック断
したならば、予め定られた優先順に従って他の基準クロ
ック信号を選択するように制御する。
(電圧制御水晶発振回路)9とで位相制御ループ(PL
L)を構成し、選択回路1が選択した基準クロック信号
に従属同期する出力信号Soを生成する。
を選択し、VCXO9が基準クロック信号S1に従属同
期した出力信号Soを出力しているとき、基準クロック
信号S1に障害が発生したならば、クロック断検出回路
2は基準クロック信号S1のクロック断を検出し、基準
クロック信号S1から正常な基準クロック信号S2へ切
替えるように選択回路1へ指示する。選択回路1が基準
クロック信号S2を選択することにより、VCXO9は
基準クロック信号S2に従属同期した出力信号Soを出
力する。
ク発生回路では、従属同期していた基準クロック信号に
障害が発生して他の基準クロック信号に切替わったと
き、切替わったクロック信号との位相差が大きい場合に
は、同期するまでの期間にVCXOの出力信号が不安定
となり、装置内の主信号に影響を与えるという問題点を
有している。
えたとき、VCXOの出力信号が不安定にならないよう
にすることにある。
路は、複数の基準クロック信号の内選択された基準クロ
ック信号に従属同期する出力信号を発生する位相制御ル
ープを有するクロック発生回路において、前記複数の基
準クロック信号の内の一つを選択する第1の選択手段
と、前記第1の選択手段が選択している基準クロック信
号のクロック断を検出したときに他の正常な基準クロッ
ク信号を選択するように前記第1の選択手段を制御する
クロック断検出手段と、前記第1の選択手段が選択して
いる基準クロック信号の位相を一定周期毎に検知して記
憶し、前記第1の選択手段が選択している基準クロック
信号のクロック断が前記クロック断検出手段によって検
出されてから前記他の正常な基準クロック信号が前記位
相制御ループに供給されるまで、クロック断以前に記憶
した位相に同期するクロック信号を生成し継続して出力
するクロック保持手段と、前記第1の選択手段が選択し
た基準クロック信号および前記クロック保持手段が出力
するクロック信号のいずれか一方を選択し前記位相制御
ループへ供給する第2の選択手段と、前記第1の選択手
段が選択した基準クロック信号と前記クロック保持手段
が出力するクロック信号とを比較し位相一致を検出する
位相一致検出手段と、前記クロック断検出手段によって
クロック断が検出されたときには前記クロック保持手段
出力するクロック信号を前記第2の選択手段に選択さ
せ、前記位相一致検出手段によって位相一致が検出され
たときには前記第1の選択手段が選択した前記他の正常
な基準クロック信号を前記第2の選択手段に選択させる
切替制御手段とを備える。
て説明する。
図である。ここで、図3に示した従来例の構成要素と同
一のものには同一符号を付している。
送出される選択信号C1により制御されて複数の基準ク
ロック信号S1〜S3の内の一つを選択する。なお、入
力する基準クロック信号の数は複数であればよい。
基準クロック信号S1〜S3のクロック断を検出し、検
出結果に応じて選択信号C1を選択回路1へ送出する。
すなわち、選択回路1が選択している基準クロック信号
がクロック断となったならば、他の正常な基準クロック
信号を選択させる。また、位相比較回路7とフィルタ8
とVCXO(電圧制御水晶発振回路)9とで位相制御ル
ープ(PLL)を構成し、選択回路1,3によって選択
されたクロック信号に従属同期する出力信号Soを生成
する。
り出力信号Soが不安定になるのを防止するために、選
択回路3、クロック保持回路4、位相一致検出回路5お
よび切替制御回路6を設けている。
御回路6が出力する切替信号C3に応じて、接点d,e
のいずれか一方を選択する。接点dには、選択回路1に
より選択された基準クロック信号が入力し、また、接点
eには、クロック保持回路4が出力するクロック信号S
4が入力している。
している基準クロック信号の位相を一定周期毎に検知し
て記憶し、この記憶した位相に同期するクロック信号S
4を生成する機能を有しており、選択回路1が選択して
いる基準クロック信号のクロック断がクロック断検出回
路2によって検出されてから他の正常な基準クロック信
号が選択回路3を介して位相制御ループの位相比較回路
7に供給されるまで、クロック断以前に記憶した位相に
同期するクロック信号、つまり、選択回路1が選択して
いたクロック断となった基準クロック信号に同期するク
ロック信号を生成し継続して出力する。位相の検知方法
としては、例えば、サンプリングパルスにより基準クロ
ック信号のタイミングを計測する。
した基準クロック信号とクロック保持回路4が出力する
クロック信号S4とを比較し、位相が一致したときに検
出信号C2を出力する。切替制御回路6は、クロック断
検出回路2が出力する選択信号C1および位相一致検出
回路5が出力する検出信号C2に基づき切替信号C3を
生成し、選択回路3へ送出する。
1を選択(接点a)し、選択回路3が選択回路1の出力
信号S1(接点d)を選択し、VCXO9が基準クロッ
ク信号S1に従属同期した出力信号Soを出力している
ものとする。
号S1のクロック断が発生したため、クロック断検出回
路2が選択回路1に対して基準クロック信号S2(接点
b)を選択させるとき、切替制御回路6は、クロック断
検出回路2の選択信号C1を受けて、直ちに選択回路3
の接点を接点dからeに切替える。すなわち、クロック
保持回路4が出力するクロック信号S4を位相比較回路
7へ送出させる。
は、基準クロック信号S1の位相と一致しており、位相
比較回路7の出力は急激に変動しないので、VCXO9
は安定に動作する。
号S4と基準クロック信号S2との位相一致を検出した
とき、切替制御回路6は位相一致を示す検出信号C2を
受けて、直ちに選択回路3の接点を接点eからdに切替
える。すなわち、選択回路1が選択している基準クロッ
ク信号S2を位相比較回路7へ送出させる。この切替時
においても、位相比較回路7の出力は急激に変動しない
ので、VCXO9は安定状態を維持しつつ、基準クロッ
ク信号S2に従属同期した出力信号Soを生成できる。
て位相比較回路7へ送出されたならば、クロック保持回
路4は、選択回路1が選択している基準クロック信号S
2の位相を一定周期毎に検知して記憶する動作を再開す
る。なお、クロック保持回路4に代えて、追従速度が低
速なPLLを使用しても、同様な効果が得られる。
準クロック信号が切替わったとき、急激な位相差が生じ
ないようにすることにより、VCXOを安定状態に維持
し、出力信号が不安定になるのを防止できる。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の基準クロック信号の内選択された
基準クロック信号に従属同期する出力信号を発生する位
相制御ループを有するクロック発生回路において、前記
複数の基準クロック信号の内の一つを選択する第1の選
択手段と、前記第1の選択手段が選択している基準クロ
ック信号のクロック断を検出したときに他の正常な基準
クロック信号を選択するように前記第1の選択手段を制
御するクロック断検出手段と、前記第1の選択手段が選
択している基準クロック信号の位相を一定周期毎に検知
して記憶し、前記第1の選択手段が選択している基準ク
ロック信号のクロック断が前記クロック断検出手段によ
って検出されてから前記他の正常な基準クロック信号が
前記位相制御ループに供給されるまで、クロック断以前
に記憶した位相に同期するクロック信号を生成し継続し
て出力するクロック保持手段と、前記第1の選択手段が
選択した基準クロック信号および前記クロック保持手段
が出力するクロック信号のいずれか一方を選択し前記位
相制御ループへ供給する第2の選択手段と、前記第1の
選択手段が選択した基準クロック信号と前記クロック保
持手段が出力するクロック信号とを比較し位相一致を検
出する位相一致検出手段と、前記クロック断検出手段に
よってクロック断が検出されたときには前記クロック保
持手段出力するクロック信号を前記第2の選択手段に選
択させ、前記位相一致検出手段によって位相一致が検出
されたときには前記第1の選択手段が選択した前記他の
正常な基準クロック信号を前記第2の選択手段に選択さ
せる切替制御手段とを備えることを特徴とするクロック
発生回路。 - 【請求項2】 前記切替制御手段は、前記第1の選択手
段が他の基準クロック信号を選択したときに前記クロッ
ク保持手段が出力するクロック信号を選択させ、前記位
相一致検出手段が位相一致を検出したときに前記第1の
選択手段が選択した基準クロック信号を選択させるよう
に前記第2の選択手段を制御することを特徴とする請求
項1記載のクロック発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164251A JP2972576B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | クロック発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164251A JP2972576B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | クロック発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013226A JPH1013226A (ja) | 1998-01-16 |
JP2972576B2 true JP2972576B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=15789556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8164251A Expired - Fee Related JP2972576B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | クロック発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2972576B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7198335B2 (ja) * | 2018-01-05 | 2022-12-28 | 日本電波工業株式会社 | クロック切替え装置 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP8164251A patent/JP2972576B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1013226A (ja) | 1998-01-16 |
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