JP2500761B2 - リファレンスクロック切替回路 - Google Patents

リファレンスクロック切替回路

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JP2500761B2
JP2500761B2 JP5156296A JP15629693A JP2500761B2 JP 2500761 B2 JP2500761 B2 JP 2500761B2 JP 5156296 A JP5156296 A JP 5156296A JP 15629693 A JP15629693 A JP 15629693A JP 2500761 B2 JP2500761 B2 JP 2500761B2
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義人 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリファレンスクロック切
替回路に関し、特に伝送装置内のクロックを発生させる
クロックユニットのリファレンスクロック切替方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリファレンスクロック切
替方式においては、図2に示すように、リファレンスク
ロックの障害を検出する障害検出部31と、障害誤検出
/解除を防ぐために必要な切替保護時間カウンタ35と
を有している。
【0003】クロックユニット(CLK UNIT)3
のリファレンスクロック選択部30で現在選ばれている
リファレンスクロックに障害が発生すると、その障害は
障害検出部31で検出される。
【0004】ここで、リファレンスクロック選択部30
は複数のリファレンスクロックC1〜CNのうち一つを
アラームユニット(ALM UNIT)2のリファレン
スクロック切替部23からのクロック選択信号112に
応じて選択している。尚、複数のリファレンスクロック
C1〜CNは局のマスタクロックから送られてくるか、
あるいは入力データから抽出されている。
【0005】障害検出部3は障害を検出すると、障害
発生信号111をアラームユニット2の障害処理部22
に出力するとともに、障害発生信号111をセット/リ
セット(SET/RESET)回路36に出力すること
でセレクタ37を制御する。
【0006】セレクタ37はこの制御によってN分周カ
ウンタ33の出力をホールドオーバカウンタ32の出力
に切替える。ホールドオーバカウンタ32はVCXO
(電圧制御発振器)39の出力によってN分周カウンタ
33に同期して動作している。また、PLL回路38へ
クロックを供給するループカウンタ34もVCXO39
の出力によってN分周カウンタ33に同期して動作して
いる。
【0007】PLL回路3への出力がセレクタ37に
よってN分周カウンタ33の出力からホールドオーバカ
ウンタ32の出力に切替えられると、ホールドオーバカ
ウンタ32の出力はリファレンスクロック選択部30で
選択されるリファレンスクロックとは非同期となる。
【0008】アラームユニット2の障害処理部22は障
害検出部31からの障害発生信号111を受取ると、次
に使用すべきリファレンスクロックを決定してリファレ
ンスクロック切替部23に通知する。リファレンスクロ
ック切替部23はこの決定にしたがってクロック選択信
号112をリファレンスクロック選択部30に出力す
る。
【0009】これによって、リファレンスクロック選択
部30では障害が発生していないリファレンスクロック
への切替えが行われるので、障害検出部31からの障害
発生信号111が解除される。
【0010】切替保護時間カウンタ35は障害検出部3
1からの障害発生信号111を受け取ると計時を開始
し、障害誤解除を防ぐための一定時間が経過すると、そ
の旨をセット/リセット回路36に通知することでセレ
クタ37を制御する。
【0011】セレクタ37はこの制御によってホールド
オーバカウンタ32の出力をN分周カウンタ33の出力
に切替える。このとき、N分周カウンタ33はリファレ
ンスクロック選択部30で選択された障害が発生してい
ないリファレンスクロックに同期して動作している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリファ
レンスクロック切替方式では、次に使用するリファレン
スクロックに障害がないと考えられる場合でも、障害の
有無が不明の場合と同様に切替保護時間カウンタを用い
て障害誤解除を防いでいるので、リファレンスクロック
の障害によって切替えられたホールドオーバカウンタで
動作しているリファレンスクロックに非同期な状態が過
剰に保たれることとなる。その結果、クロックユニット
の出力クロックの位相が大幅に変動するという問題があ
る。
【0013】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消
し、クロックユニットの出力クロックの位相変動量を大
幅に減少させることができ、クロック位相変動に関連し
た規格を満足させることができるリファレンスクロック
切替え回路を提供することにある。
【0014】本発明によるリファレンスクロック切替回
路は、複数のリファレンスクロックのうち一つを選択し
この選択された現用リファレンスクロックに同期したク
ロックを生成するクロック生成装置のリファレンスクロ
ック切替回路であって、前記現用リファレンスクロック
の障害が検出されたとき前記現用リファレンスクロック
から他のリファレンスクロックへの切替えを障害誤検出
防止用及び障害誤解除防止用に予め設定された所定時間
だけ抑止する第1の抑止手段と、前記現用リファレンス
クロックから他のリファレンスクロックへの切替えをこ
の切替えに必要な最小の時間だけ抑止する第2の抑止手
段と、前記現用リファレンスクロックの障害が検出され
たとき次に使用すべきリファレンスクロックが予め設定
されているか否かに応じて前記第1及び第2の抑止手段
のうちどちらを使用するかを決定する手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、クロックユニット(CLK
UNIT)1のリファレンスクロック選択部10は複
数のリファレンスクロックC1〜CNのうち一つをアラ
ームユニット(ALM UNIT)2のリファレンスク
ロック切替部23からのクロック選択信号102に応じ
て選択している。尚、複数のリファレンスクロックC1
〜CNは局のマスタクロックから送られてくるか、ある
いは入力データから抽出されている。
【0017】障害検出部11はリファレンスクロック選
択部10で現在選ばれているリファレンスクロックに障
害が発生したか否かを検出し、その障害を検出すると障
害発生信号101をアラームユニット2の障害処理部2
2に出力するとともに、通常切替保護時間カウンタ15
と最小切替保護時間カウンタ16とセット/リセット回
路(SET/RESET)18とに夫々出力する。
【0018】通常切替保護時間カウンタ15及び最小切
替保護時間カウンタ16は障害検出部11からの障害発
生信号101が入力されると、夫々計時を開始する。通
常切替保護時間カウンタ15は障害誤解除を防ぐために
予め設定された一定時間になると、その旨を切替保護時
間設定部17に通知する。また、最小切替保護時間カウ
ンタ16はリファレンスクロック選択部10におけるリ
ファレンスクロックの切替えに必要な最小時間が経過す
ると、その旨を切替保護時間設定部17に通知する。
【0019】切替保護時間設定部17は次に使用するリ
ファレンスクロックが当該障害の発生以前に設定されて
いれば、最小切替保護時間カウンタ16から通知を受け
たときにセット/リセット回路18をリセットする。ま
た、次に使用するリファレンスクロックが設定されてい
なければ、切替保護時間設定部17は通常切替保護時間
カウンタ15から通知を受けたときにセット/リセット
回路18をリセットする。
【0020】セット/リセット回路18は障害検出部1
1からの障害発生信号101によってセットされると、
セレクタ19に切替え指示を出力してN分周カウンタ1
3の出力をホールドオーバカウンタ12の出力に切替え
る。
【0021】また、セット/リセット回路18は切替保
護時間設定部17によってリセットされると、セレクタ
19に切替え指示を出力してホールドオーバカウンタ1
2の出力をN分周カウンタ13の出力に切替える。
【0022】ここで、ホールドオーバカウンタ12はV
CXO(電圧制御発振器)21の出力によってN分周カ
ウンタ13に同期して動作している。また、PLL回路
20へクロックを供給するループカウンタ14もVCX
O21の出力によってN分周カウンタ13に同期して動
作している。
【0023】PLL回路20への出力がセレクタ19に
よってN分周カウンタ13の出力からホールドオーバカ
ウンタ12の出力に切替えられると、ホールドオーバカ
ウンタ12の出力はリファレンスクロック選択部10で
選択されるリファレンスクロックとは非同期となる。
【0024】アラームユニット2の障害処理部22は障
害検出部11からの障害発生信号101を受取ると、次
に使用すべきリファレンスクロックを決定してリファレ
ンスクロック切替部23に通知する。リファレンスクロ
ック切替部23はこの決定にしたがってクロック選択信
号102をリファレンスクロック選択部10に出力す
る。
【0025】これによって、リファレンスクロック選択
部10では障害が発生していないリファレンスクロック
への切替えが行われるので、障害検出部11からの障害
発生信号101が解除される。この障害が発生していな
いリファレンスクロックへの切替えによって、N分周カ
ウンタ13はリファレンスクロック選択部10で選択さ
れた障害が発生していないリファレンスクロックに同期
して動作する。
【0026】このように、障害検出部11でリファレン
スクロックの障害が検出されたときに、次に使用するリ
ファレンスクロックが設定されているか否か、つまり次
に使用するリファレンスクロックに障害がないと考えら
れるか否かに応じて通常切替保護時間カウンタ15と最
小保護時間カウンタ16とのうち一方を用いて障害誤解
除を防ぐようにすることによって、次に使用するリファ
レンスクロックに障害がないと考えられる場合には最小
の切替保護時間で障害誤解除を防ぐことができる。
【0027】よって、リファレンスクロック切替時の切
替保護時間を最小限に抑えることができるので、クロッ
クユニット1からの出力クロックの位相変動量を大幅に
減少させることができるとともに、クロック位相変動に
関連した規格を満足させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、選
択されたリファレンスクロックの障害が検出されたとき
に障害誤検出/解除を防ぐために予め設定された所定時
間だけ他のリファレンスクロックへの切替えを抑止する
第1の抑止手段と、その所定時間よりも少ない時間だけ
他のリファレンスクロックへの切替えを抑止する第2の
抑止手段とを備え、次に使用するリファレンスクロック
が予め設定されているか否かに応じてこれら第1及び第
2の抑止手段のうちどちらを使用するかを決定すること
によって、クロックユニットの出力クロックの位相変動
量を大幅に減少させることができ、クロック位相変動に
関連した規格を満足させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 クロックユニット 2 アラームユニット 10 リファレンスクロック選択部 11 障害検出部 12 ホールドオーバカウンタ 13 N分周カウンタ 15 通常切替保護時間カウンタ 16 最小切替保護時間カウンタ 17 切替保護時間設定部 18 セット/リセット回路 19 セレクタ 22 障害処理部 23 リファレンスクロック切替部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリファレンスクロックのうち一つ
    を選択しこの選択された現用リファレンスクロックに同
    期したクロックを生成するクロック生成装置のリファレ
    ンスクロック切替回路であって、前記現用リファレンス
    クロックの障害が検出されたとき前記現用リファレンス
    クロックから他のリファレンスクロックへの切替えを
    害誤検出防止用及び障害誤解除防止用に予め設定された
    所定時間だけ抑止する第1の抑止手段と、前記現用リフ
    ァレンスクロックから他のリファレンスクロックへの切
    替えをこの切替えに必要な最小の時間だけ抑止する第2
    の抑止手段と、前記現用リファレンスクロックの障害が
    検出されたとき次に使用すべきリファレンスクロックが
    予め設定されているか否かに応じて前記第1及び第2の
    抑止手段のうちどちらを使用するかを決定する手段とを
    有することを特徴とするリファレンスクロック切替回
    路。
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