JPH0980730A - 写真現像におけるリーダーとフィルムとの接続および分離方法 - Google Patents
写真現像におけるリーダーとフィルムとの接続および分離方法Info
- Publication number
- JPH0980730A JPH0980730A JP23024495A JP23024495A JPH0980730A JP H0980730 A JPH0980730 A JP H0980730A JP 23024495 A JP23024495 A JP 23024495A JP 23024495 A JP23024495 A JP 23024495A JP H0980730 A JPH0980730 A JP H0980730A
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- Japan
- Prior art keywords
- film
- leader
- adhesive
- tape
- photographic development
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- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フィルムとリーダーの接続、分離を容易に行う
ことができると共に、リーダーやフィルムにテープの粘
着剤が付着することなく簡単に分離できるようにする点
にある。 【解決手段】リーダー1の一端にフィルム2の先端を重
ね合わせると共に、この重ね合わせたリーダー1とフィ
ルム2の接合部分を被うようにして、テープ基材に熱発
泡性の粘着剤5を塗布してなるスプライステープ3の粘
着剤部分を貼り合わせ、前記リーダー1とフィルム2を
接続し、また、このリーダー1とフィルム2との接続部
分をプレス加熱または紫外線を照射して前記スプライス
テープ3の粘着剤5を発泡させ、粘着剤5の接着能力を
無くしてフィルム8からリーダー1を分離するようにし
た構成である。
ことができると共に、リーダーやフィルムにテープの粘
着剤が付着することなく簡単に分離できるようにする点
にある。 【解決手段】リーダー1の一端にフィルム2の先端を重
ね合わせると共に、この重ね合わせたリーダー1とフィ
ルム2の接合部分を被うようにして、テープ基材に熱発
泡性の粘着剤5を塗布してなるスプライステープ3の粘
着剤部分を貼り合わせ、前記リーダー1とフィルム2を
接続し、また、このリーダー1とフィルム2との接続部
分をプレス加熱または紫外線を照射して前記スプライス
テープ3の粘着剤5を発泡させ、粘着剤5の接着能力を
無くしてフィルム8からリーダー1を分離するようにし
た構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動現像処理装置に
よって未現像フィルムを現像処理する場合に、装置内で
の先導のために未現像フィルムの先端にリーダーを取り
付け、また、このリーダーを現像したフィルムから取り
除いてリーダーとフィルムを分離する写真現像における
リーダーとフィルムとの接続および分離方法に関する。
よって未現像フィルムを現像処理する場合に、装置内で
の先導のために未現像フィルムの先端にリーダーを取り
付け、また、このリーダーを現像したフィルムから取り
除いてリーダーとフィルムを分離する写真現像における
リーダーとフィルムとの接続および分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動現像処理装置によって未現像
フィルムを現像処理する場合、未現像フィルムをを装置
内で先導するために、従来は未現像フィルムの先端にリ
ーダーを粘着テープによって貼り付けて接続していた。
フィルムを現像処理する場合、未現像フィルムをを装置
内で先導するために、従来は未現像フィルムの先端にリ
ーダーを粘着テープによって貼り付けて接続していた。
【0003】そしてこのリーダーをフィルムから外す時
には、フィルムを刃物で切断して分離した後に、リーダ
ーやフィルムに付着しているテープを作業員が手作業で
剥がしていた。
には、フィルムを刃物で切断して分離した後に、リーダ
ーやフィルムに付着しているテープを作業員が手作業で
剥がしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようなリーダーとフィルムとの接続、分離の仕方では、
接続、分離作業に時間がかかり、特に分離した後のリー
ダーには粘着剤が付着し、この粘着剤の除去作業が非常
に手間であった。また、剥がしたテープに粘着性がある
ため、テープの接続、分離を自動的に行うようにするこ
とは容易でなかった。
ようなリーダーとフィルムとの接続、分離の仕方では、
接続、分離作業に時間がかかり、特に分離した後のリー
ダーには粘着剤が付着し、この粘着剤の除去作業が非常
に手間であった。また、剥がしたテープに粘着性がある
ため、テープの接続、分離を自動的に行うようにするこ
とは容易でなかった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みて開発された
ものであり、その目的とするところは、フィルムとリー
ダーの接続、分離を容易に行うことができると共に、リ
ーダーやフィルムにテープの粘着剤が付着することなく
簡単に分離できる写真現像におけるリーダーとフィルム
との接続および分離方法を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、フィルムとリー
ダーの接続、分離を容易に行うことができると共に、リ
ーダーやフィルムにテープの粘着剤が付着することなく
簡単に分離できる写真現像におけるリーダーとフィルム
との接続および分離方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記目
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、請求項1に記載の本発明の写真現像におけるリー
ダーとフィルムとの接続方法は、リーダーの一端にフィ
ルムの先端を重ね合わせると共に、この重ね合わせたリ
ーダーとフィルムの接合部分を被うようにして、テープ
基材に熱発泡性の粘着剤を塗布してなるスプライステー
プの粘着剤部分を貼り合わせ、前記リーダーとフィルム
を接続するようにしたことを特徴とする構成である。
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、請求項1に記載の本発明の写真現像におけるリー
ダーとフィルムとの接続方法は、リーダーの一端にフィ
ルムの先端を重ね合わせると共に、この重ね合わせたリ
ーダーとフィルムの接合部分を被うようにして、テープ
基材に熱発泡性の粘着剤を塗布してなるスプライステー
プの粘着剤部分を貼り合わせ、前記リーダーとフィルム
を接続するようにしたことを特徴とする構成である。
【0007】また、請求項2に記載の本発明の写真現像
におけるリーダーとフィルムとの分離方法は、リーダー
の一端にフィルムの先端を重ね合わせると共に、この重
ね合わせたリーダーとフィルムの接合部分を被うように
して、テープ基材に熱発泡性の粘着剤を塗布してなるス
プライステープの粘着剤部分を貼り合わせ、前記リーダ
ーとフィルムを接続してなるリーダー付フィルムのリー
ダーとフィルムとの接続部分を、プレス加熱または紫外
線を照射して前記スプライステープの粘着剤を発泡さ
せ、粘着剤の接着能力を無くしてフィルムからリーダー
を分離するようにしたことを特徴とする構成である。
におけるリーダーとフィルムとの分離方法は、リーダー
の一端にフィルムの先端を重ね合わせると共に、この重
ね合わせたリーダーとフィルムの接合部分を被うように
して、テープ基材に熱発泡性の粘着剤を塗布してなるス
プライステープの粘着剤部分を貼り合わせ、前記リーダ
ーとフィルムを接続してなるリーダー付フィルムのリー
ダーとフィルムとの接続部分を、プレス加熱または紫外
線を照射して前記スプライステープの粘着剤を発泡さ
せ、粘着剤の接着能力を無くしてフィルムからリーダー
を分離するようにしたことを特徴とする構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図1に示すように、1はフィ
ルム自動現像処理装置(図示せず)に未現像フィルム2
を先導するためのリーダーであり、3はこのリーダー1
と未現像フィルム2とを接続するためのスプライステー
プである。
て図に基づいて説明する。図1に示すように、1はフィ
ルム自動現像処理装置(図示せず)に未現像フィルム2
を先導するためのリーダーであり、3はこのリーダー1
と未現像フィルム2とを接続するためのスプライステー
プである。
【0009】上記したスプライステープ3は、図3に示
すように剥離紙4と熱発泡性の粘着剤5とポリエステル
からなるテープ基材6とによって形成され、テープ基材
6の片面に粘着剤5を塗布し、この粘着剤5の上面を剥
離紙4で被ったものである。
すように剥離紙4と熱発泡性の粘着剤5とポリエステル
からなるテープ基材6とによって形成され、テープ基材
6の片面に粘着剤5を塗布し、この粘着剤5の上面を剥
離紙4で被ったものである。
【0010】このスプライステープ3を用いてリーダー
1と未現像フィルム2とを接続する場合は、図1のよう
に先ずリーダー1の後端上面1aに未現像フィルム2の
先端面2aを重ね合わせ、この接合部分7に上方から剥
離紙4を剥がして粘着剤5の露出したスプライステープ
3を貼り付けることによって、リーダー1と未現像フィ
ルム2とを接続する。
1と未現像フィルム2とを接続する場合は、図1のよう
に先ずリーダー1の後端上面1aに未現像フィルム2の
先端面2aを重ね合わせ、この接合部分7に上方から剥
離紙4を剥がして粘着剤5の露出したスプライステープ
3を貼り付けることによって、リーダー1と未現像フィ
ルム2とを接続する。
【0011】そして、リーダー1を接続した未現像フィ
ルム2をフィルム自動現像処理装置(図示せず)にセッ
トして現像・乾燥処理した後に、或いは現像・乾燥処理
後に焼付けした後に現像済のフィルムからリーダー1を
分離する場合は、図2に示すようにリーダー1とフィル
ム8との接合部分7に上下方向からプレス加熱(100
°C 〜120°C)する。
ルム2をフィルム自動現像処理装置(図示せず)にセッ
トして現像・乾燥処理した後に、或いは現像・乾燥処理
後に焼付けした後に現像済のフィルムからリーダー1を
分離する場合は、図2に示すようにリーダー1とフィル
ム8との接合部分7に上下方向からプレス加熱(100
°C 〜120°C)する。
【0012】このことによってリーダー1とフィルム8
に接着しているスプライステープ3の粘着剤5が発泡し
て接着面積が少なくなり、接着力をなくしてスプライス
テープ3が剥がれ、リーダー1とフィルム8とを簡単に
分離させることができる。
に接着しているスプライステープ3の粘着剤5が発泡し
て接着面積が少なくなり、接着力をなくしてスプライス
テープ3が剥がれ、リーダー1とフィルム8とを簡単に
分離させることができる。
【0013】また、上記のように粘着剤5の発泡による
接着面積の減少によってリーダー1及びフィルム8への
粘着剤5の付着が取り除かれ、分離後のリーダー1及び
フィルム8の粘着剤5の除去といった作業を行わずに済
む。さらに、剥したスプライステープ3が粘着性を有さ
なくなるため、スプライステープ3の機械的な後処理が
簡単にでき、リーダー1とフィルム2(8)と接続、分
離の自動化を容易に計ることができる。
接着面積の減少によってリーダー1及びフィルム8への
粘着剤5の付着が取り除かれ、分離後のリーダー1及び
フィルム8の粘着剤5の除去といった作業を行わずに済
む。さらに、剥したスプライステープ3が粘着性を有さ
なくなるため、スプライステープ3の機械的な後処理が
簡単にでき、リーダー1とフィルム2(8)と接続、分
離の自動化を容易に計ることができる。
【0014】尚、スプライステープ3を介して接続され
たリーダー1とフィルム8とを分離する場合、前記のよ
うなプレス加熱以外に接合部分7に紫外線を照射するこ
とによっても、前記と同様にスプライステープ3を容易
に剥すことができる。
たリーダー1とフィルム8とを分離する場合、前記のよ
うなプレス加熱以外に接合部分7に紫外線を照射するこ
とによっても、前記と同様にスプライステープ3を容易
に剥すことができる。
【0015】
【発明の効果】以上、上述のように本発明の写真現像に
おけるリーダーとフィルムとの接続方法によれば、リー
ダーと未現像フィルムとを簡単に接続することができ、
未現像フィルムにリーダーを接続する作業を自動的に行
うことも容易にできる。
おけるリーダーとフィルムとの接続方法によれば、リー
ダーと未現像フィルムとを簡単に接続することができ、
未現像フィルムにリーダーを接続する作業を自動的に行
うことも容易にできる。
【0016】また、本発明の写真現像におけるリーダー
とフィルムとの分離方法によれば、リーダーとフィルタ
ーとの接続部分にに加熱または紫外線照射を行うだけ
で、簡単にスプライステープを剥すことができる。ま
た、スプライステープの粘着剤も剥したリーダーやフィ
ルターに付着しないため、従来のようにリーダーやフィ
ルターに付着した粘着剤を除去作業もなく、リーダーと
フィルターの分離作業を効率良く行うことができる。
とフィルムとの分離方法によれば、リーダーとフィルタ
ーとの接続部分にに加熱または紫外線照射を行うだけ
で、簡単にスプライステープを剥すことができる。ま
た、スプライステープの粘着剤も剥したリーダーやフィ
ルターに付着しないため、従来のようにリーダーやフィ
ルターに付着した粘着剤を除去作業もなく、リーダーと
フィルターの分離作業を効率良く行うことができる。
【図1】本発明に係る接続方法に関しリーダーとフィル
ムとをスプライステープで接続した状態を示す説明図で
ある。
ムとをスプライステープで接続した状態を示す説明図で
ある。
【図2】本発明に係る分離方法に関しスプライステープ
をリーダー及びテープから剥がしてリーダーとフィルム
を分離する状態を示す説明図である。
をリーダー及びテープから剥がしてリーダーとフィルム
を分離する状態を示す説明図である。
【図3】本発明の接続方法に使用するスプライステープ
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
1 リーダー 2 未現像フィルム 3 スプライステープ 5 粘着剤 6 テープ基材 7 接合部分 8 現像済フィルム
Claims (2)
- 【請求項1】 リーダーの一端にフィルムの先端を重ね
合わせると共に、この重ね合わせたリーダーとフィルム
の接合部分を被うようにして、テープ基材に熱発泡性の
粘着剤を塗布してなるスプライステープの粘着剤部分を
貼り合わせ、前記リーダーとフィルムを接続するように
したことを特徴とする写真現像におけるリーダーとフィ
ルムの接続方法。 - 【請求項2】 リーダーの一端にフィルムの先端を重ね
合わせると共に、この重ね合わせたリーダーとフィルム
の接合部分を被うようにして、テープ基材に熱発泡性の
粘着剤を塗布してなるスプライステープの粘着剤部分を
貼り合わせ、前記リーダーとフィルムを接続してなるリ
ーダー付フィルムのリーダーとフィルムとの接続部分
を、プレス加熱または紫外線を照射して前記スプライス
テープの粘着剤を発泡させ、粘着剤の接着能力を無くし
てフィルムからリーダーを分離するようにしたことを特
徴とする写真現像におけるリーダーとフィルムの分離方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23024495A JPH0980730A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 写真現像におけるリーダーとフィルムとの接続および分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23024495A JPH0980730A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 写真現像におけるリーダーとフィルムとの接続および分離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0980730A true JPH0980730A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16904787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23024495A Withdrawn JPH0980730A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 写真現像におけるリーダーとフィルムとの接続および分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0980730A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180297253A1 (en) * | 2015-10-13 | 2018-10-18 | Tesa Se | Method for joining two components of different materials |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP23024495A patent/JPH0980730A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180297253A1 (en) * | 2015-10-13 | 2018-10-18 | Tesa Se | Method for joining two components of different materials |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |