JP2686546B2 - シール加工方法 - Google Patents
シール加工方法Info
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- JP2686546B2 JP2686546B2 JP27817388A JP27817388A JP2686546B2 JP 2686546 B2 JP2686546 B2 JP 2686546B2 JP 27817388 A JP27817388 A JP 27817388A JP 27817388 A JP27817388 A JP 27817388A JP 2686546 B2 JP2686546 B2 JP 2686546B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種粘着シールの打抜き加工をするに際
し、シール素材が大変脆い場合や、連続的にカス取りが
出来難い形状のシールを加工する場合でも、容易に連続
自動加工が出来るシール加工方法に関する。
し、シール素材が大変脆い場合や、連続的にカス取りが
出来難い形状のシールを加工する場合でも、容易に連続
自動加工が出来るシール加工方法に関する。
従来の技術及びその問題点 一般に、離型処理を施した台紙の上に粘着層を裏面に
有した任意の形状のシールやラベルは、シールやラベル
の素材にトムソン方式の様にシールやラベルの形状に作
成した切り刃を強く押し当て、任意の形状に素材のみを
打抜き加工をした後、余分な部分を除くことでラベルや
シールが得られる。この際必要なシールやラベル以外の
部分を取除く工程をカス取りと称している。通常は除去
する部分が連続しているため、機械で自動的にカスの部
分を巻取ることで連続して除くことが出来るが、次の様
な場合機械による自動化が難しいため生産効率が悪く問
題となっていた。
有した任意の形状のシールやラベルは、シールやラベル
の素材にトムソン方式の様にシールやラベルの形状に作
成した切り刃を強く押し当て、任意の形状に素材のみを
打抜き加工をした後、余分な部分を除くことでラベルや
シールが得られる。この際必要なシールやラベル以外の
部分を取除く工程をカス取りと称している。通常は除去
する部分が連続しているため、機械で自動的にカスの部
分を巻取ることで連続して除くことが出来るが、次の様
な場合機械による自動化が難しいため生産効率が悪く問
題となっていた。
(イ)ラベルやシール素材が脆い材質の場合 (ロ)中抜きの様に、ラベルやシールの形状が特殊な場
合 (イ)はカス部分の引張り強度が弱く、機械で連続的
に取除こうとすると途中で切れてしまって除去できない
為に、人手で個々に取除かなくてはいけなかった。
合 (イ)はカス部分の引張り強度が弱く、機械で連続的
に取除こうとすると途中で切れてしまって除去できない
為に、人手で個々に取除かなくてはいけなかった。
(ロ)は例えばドーナツ状のリングを打抜く場合、リ
ング内部の円形部分が連続していない為これを自動的に
取除くことが出来ず、大変人手の掛かる作業になってい
る。
ング内部の円形部分が連続していない為これを自動的に
取除くことが出来ず、大変人手の掛かる作業になってい
る。
本発明は上記従来の問題点を一掃する事を目的として
なされた物である。
なされた物である。
問題点を解決するための手段 本発明は離型台紙上に粘着保持された粘着剤層付シー
ル素材を所定の形状に打抜くシール打抜き加工工程、打
抜き加工後のシール素材上を覆うように上記台紙上に感
熱性接着剤シートを積層する接着剤シート積層工程、シ
ール素材を覆う上記接着剤シートを、打抜き加工後のシ
ール素材カス部に加熱加圧し、裏面の粘着剤層と離型台
紙との接着力よりも大きい接着力となるように接着する
加熱圧着工程及び加熱圧着後の接着剤シートを、シール
素材カス部は接着保持し、カス部以外は残したままで離
型台紙上より剥離する接着剤シート剥離工程を含む事を
特徴とするシール加工方法に係る。
ル素材を所定の形状に打抜くシール打抜き加工工程、打
抜き加工後のシール素材上を覆うように上記台紙上に感
熱性接着剤シートを積層する接着剤シート積層工程、シ
ール素材を覆う上記接着剤シートを、打抜き加工後のシ
ール素材カス部に加熱加圧し、裏面の粘着剤層と離型台
紙との接着力よりも大きい接着力となるように接着する
加熱圧着工程及び加熱圧着後の接着剤シートを、シール
素材カス部は接着保持し、カス部以外は残したままで離
型台紙上より剥離する接着剤シート剥離工程を含む事を
特徴とするシール加工方法に係る。
実 施 例 以下に本発明方法の1実施例を添付図面にもとづいて
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
第1図は本発明シール加工方法を実施するための装置
の全体を示す概略説明図であり、シール素材(1)(第
2図参照)を粘着保持する離型台紙(2)の移動ライン
(a)上に、シール素材(1)の打抜き加工部(3)、
感熱性接着剤シート(4)の積層部(5)、同加熱圧着
部(6)、同剥離部(7)が始端側から順に設置され、
剥離部(7)に後続するように2系統に分れて巻取部
(8)及び(9)が設置されている。
の全体を示す概略説明図であり、シール素材(1)(第
2図参照)を粘着保持する離型台紙(2)の移動ライン
(a)上に、シール素材(1)の打抜き加工部(3)、
感熱性接着剤シート(4)の積層部(5)、同加熱圧着
部(6)、同剥離部(7)が始端側から順に設置され、
剥離部(7)に後続するように2系統に分れて巻取部
(8)及び(9)が設置されている。
以下に図示の装置を用い、本発明シール加工方法を適
用して円形シール素材(1)をドーナツ状シール(1A)
に加工した場合につき説明する。
用して円形シール素材(1)をドーナツ状シール(1A)
に加工した場合につき説明する。
上記加工に用いられる離型台紙(2)は第2図に示さ
れるように長さ方向に並列された多数の円形シール素材
(1)を概素材(1)裏面の粘着剤層(10)に於て粘着
保持している。
れるように長さ方向に並列された多数の円形シール素材
(1)を概素材(1)裏面の粘着剤層(10)に於て粘着
保持している。
円形シール素材(1)を粘着保持している離型台紙
(2)は、ロール(2′)より引出されながらライン
(a)上を移動し、打抜き加工部(3)の通過時に円形
シール素材(1)の略中央部に常法通りトムソン切り刃
(図示せず)等の切断刃の適用により素材(1)のみが
ドーナツ状に打抜かれるように打抜き加工が施される。
(2)は、ロール(2′)より引出されながらライン
(a)上を移動し、打抜き加工部(3)の通過時に円形
シール素材(1)の略中央部に常法通りトムソン切り刃
(図示せず)等の切断刃の適用により素材(1)のみが
ドーナツ状に打抜かれるように打抜き加工が施される。
第3図に打抜き加工後の状況が示され、シール素材
(1)には該素材(1)と同心の小円形切り目(11)が
入れられ、この切り目(11)は、上記台紙(2)の離型
面に達する深さを持ち、シール素材(1)をそれより外
側のドーナツ状シール(1A)と、内側の小円形状カス部
(1B)に切断分離している。
(1)には該素材(1)と同心の小円形切り目(11)が
入れられ、この切り目(11)は、上記台紙(2)の離型
面に達する深さを持ち、シール素材(1)をそれより外
側のドーナツ状シール(1A)と、内側の小円形状カス部
(1B)に切断分離している。
次に積層部(5)の通過時に、打抜き加工後のカス部
(1B)の一部又は全部を覆うように離型台紙(2)上に
感熱性接着剤シート(4)がロール(4′)より引き出
されながら積層されていき、この積層状態のもとに加熱
圧着部(6)において、接着剤シート(4)の第4図に
斜線で示された小円形部(4a)が、シール素材(1)の
カス部(1B)に対し、加熱用治具(図示せず)の適用の
もとに、加熱加圧される。そして、上記小円形部(4a)
はカス部(1B)に感熱接着し、この接着力はシール素材
(1)裏面の粘着剤層(10)の離型台紙(2)に対する
接着力よりも大きくされている。小円形部(4a)以外の
接着剤シート(4)は、ドーナツ状シール(1A)及び離
型台紙(2)に対し接着からフリーである。
(1B)の一部又は全部を覆うように離型台紙(2)上に
感熱性接着剤シート(4)がロール(4′)より引き出
されながら積層されていき、この積層状態のもとに加熱
圧着部(6)において、接着剤シート(4)の第4図に
斜線で示された小円形部(4a)が、シール素材(1)の
カス部(1B)に対し、加熱用治具(図示せず)の適用の
もとに、加熱加圧される。そして、上記小円形部(4a)
はカス部(1B)に感熱接着し、この接着力はシール素材
(1)裏面の粘着剤層(10)の離型台紙(2)に対する
接着力よりも大きくされている。小円形部(4a)以外の
接着剤シート(4)は、ドーナツ状シール(1A)及び離
型台紙(2)に対し接着からフリーである。
而して剥離部(7)に於いて、離型台紙(2)より接
着剤シート(4)を剥離していくと、シール素材(1)
のうち、カス部(1B)は第6図に示されるように上記シ
ート(4)に付着して台紙(2)より取り除かれてい
き、ドーナツ状シール(1A)のみが台紙(2)上に残
る。よってドーナツ状シール(1A)を粘着保持する台紙
(2)は巻取部(8)に、又カス部(1B)を接着保持す
る接着剤シート(4)は巻取部(9)に巻取っていくこ
とにより、第5図に示される通り、ドーナツ状加工の施
されたシール(1A)が得られる。
着剤シート(4)を剥離していくと、シール素材(1)
のうち、カス部(1B)は第6図に示されるように上記シ
ート(4)に付着して台紙(2)より取り除かれてい
き、ドーナツ状シール(1A)のみが台紙(2)上に残
る。よってドーナツ状シール(1A)を粘着保持する台紙
(2)は巻取部(8)に、又カス部(1B)を接着保持す
る接着剤シート(4)は巻取部(9)に巻取っていくこ
とにより、第5図に示される通り、ドーナツ状加工の施
されたシール(1A)が得られる。
上記において、感熱性接着剤シート(4)は、感熱性
接着剤樹脂単独又は耐熱性基材層と感熱性接着剤層との
複合形態とすることができ、又、その幅は台紙(2)と
同幅であってもよいものである。
接着剤樹脂単独又は耐熱性基材層と感熱性接着剤層との
複合形態とすることができ、又、その幅は台紙(2)と
同幅であってもよいものである。
発明の効果 本発明によるシール加工方法によれば、感熱性接着剤
シートがその接着力によってシール素材のうちのカス部
のみを選択的かつ強制的に離型台紙より取除いて行くの
で、従来困難であった形状や、脆いシール素材のカス取
りが可能となり、生産性の向上に寄与できる。
シートがその接着力によってシール素材のうちのカス部
のみを選択的かつ強制的に離型台紙より取除いて行くの
で、従来困難であった形状や、脆いシール素材のカス取
りが可能となり、生産性の向上に寄与できる。
第1図は、本発明方法の実施に適用される装置全体の概
略図、第2図はシール素材の1例を示す一部切り欠き平
面図、第3図は切り目を示す一部切り欠き平面図、第4
図は接着剤シートの加熱加圧接着状況を示す一部切り欠
き平面図、第5図はドーナツ状シールの形成状況を示す
一部切り欠き平面図、第6図はカス部の除去状況を示す
接着剤シートの裏面図である。 図に於いて(1)はシール素材、(2)は離型台紙、
(3)は打抜き加工部、(4)は接着剤シート、(5)
は積層部、(6)は加熱加圧部、(7)は剥離部、
(8)(9)は巻取部である。
略図、第2図はシール素材の1例を示す一部切り欠き平
面図、第3図は切り目を示す一部切り欠き平面図、第4
図は接着剤シートの加熱加圧接着状況を示す一部切り欠
き平面図、第5図はドーナツ状シールの形成状況を示す
一部切り欠き平面図、第6図はカス部の除去状況を示す
接着剤シートの裏面図である。 図に於いて(1)はシール素材、(2)は離型台紙、
(3)は打抜き加工部、(4)は接着剤シート、(5)
は積層部、(6)は加熱加圧部、(7)は剥離部、
(8)(9)は巻取部である。
Claims (1)
- 【請求項1】(1) 離型台紙上に粘着保持された粘着
剤層付シール素材を所定の形状に打抜くシール打抜き加
工工程、 (2) 打抜き加工後のシール素材上を覆うように上記
台紙上に感熱性接着剤シートを積層する接着剤シート積
層工程、 (3) シール素材を覆う上記接着剤シートを、打抜き
加工後のシール素材カス部に加熱加圧し、裏面の粘着剤
層と離型台紙との接着力よりも大きい接着力となるよう
に接着する加熱圧着工程及び (4) 加熱圧着後の接着剤シートを、シール素材カス
部は接着保持し、カス部以外は残したままで離型台紙上
より剥離する接着剤シート剥離工程 を含む事を特徴とするシール加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27817388A JP2686546B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | シール加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27817388A JP2686546B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | シール加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124591A JPH02124591A (en) | 1990-05-11 |
JP2686546B2 true JP2686546B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17593608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27817388A Expired - Fee Related JP2686546B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | シール加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686546B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6270605B2 (ja) * | 2014-04-16 | 2018-01-31 | サトーホールディングス株式会社 | ラベル貼付装置 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP27817388A patent/JP2686546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02124591A (en) | 1990-05-11 |
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