JP2568002B2 - フレキシブルプリント回路基板及びその製造方法 - Google Patents

フレキシブルプリント回路基板及びその製造方法

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▲きよし▼ 宮川
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0097Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルプリント
回路基板、特に薄く、フレキシビリティの高いものであ
って、比較的小さな形状で、端部に補強板をつけたフレ
キシブルプリント回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルプリント回路基板は、一般
につぎのようにして製造されている。すなわち、銅張り
フレキシブルプリント回路用基板の銅箔面に、露光、パ
ターン形成、エッチング等を施し、フレキシブル回路を
形成する。つぎに、部品実装または配線あるいはコネク
ターとの接続を施す部分は銅箔を露出させたままとし、
その他の部分にカバーレイを施す。こうしたフレキシブ
ルプリント回路基板は1製品ずつ製造することはまれ
で、複数個の製品を同時に形成させ、カバーレイを施し
た後、打抜きなどにより1製品ずつに分離して使用する
のが普通である。
【0003】ところで、こうしたフレキシブルプリント
回路基板が用いられる電子機器類は近年ますます小型化
軽量化が進んでいる。従って、1製品としては比較的小
さいものが用いられるようになってきている。
【0004】この薄くて小さいものを1製品ずつに分離
してしまうと、その取扱いの作業性が極めて悪い。その
ため従来より、複数個の製品をまとめて取り扱う工夫が
種々検討されている。
【0005】たとえば、特開昭60−31290号、特
開昭60−52082号のように、回路を打ち抜く際に
1製品ずつがばらばらにならぬ様に、1部連結部分を残
しておき、粘着剤つきのベースシート等に貼り合わせた
後、該連結部分を切断除去する方法、特開平2−394
89号、特開平2−39490号のように、製品を打ち
抜く前に接着剤付きの離型シート上に貼りつけ、製品の
裏面より、離型シートは打ち抜かぬように製品を打ち抜
き、不要部分を除去する方法、特開平2−39491号
のように表面と裏面とで接着力の異なる両面接着テープ
を用いて製品を離型シートに仮止めした後、製品の裏面
より離型シートは打ち抜かぬように製品を打ち抜き、不
要部分を除去する方法などである。
【0006】一方、最近フレキシブルプリント回路基板
の接続を、コネクターを介しておこなうケースがふえ、
コネクターへの挿抜をやりやすくするために、端部に補
強板を設けた製品が製造され、使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先に述べたベ
ースシートに仮どめして複数の製品を一括して取扱うこ
とと、端部に補強板を設けることとは別々におこなわれ
てきた。そのため以下に述べる問題点があった。すなわ
ち、従来の方法では、補強板にベースシートと同様の汎
用材料を使うと、補強板の貼り忘れがあっても気がつき
にくいため、高価な着色品を使用しなければならないな
ど、不経済であり、又、形状が小さいため補強板の位置
ずれが生じやすく、貼り合わせの自動化も困難であっ
た。図5は従来の方法で補強板12つきの製品11を複
数個ベースシート14上に微粘着剤を使用して接着させ
た完成品の状態を示すが、製品11をベースシート上に
微粘着接着させた後に補強板12を感圧接着剤13で接
着させるにしても、あらかじめ製品に補強板を接着させ
た後にベースシート上に微粘着接着させるにしても、前
述の問題があることは同様である。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するための手段として、本発明においては、複数の製品
を仮どめするベースシートの一部を製品端部の補強板と
して使用することを特徴とする。
【0009】
【作用】すなわち、従来、製品端部の補強板と、複数の
製品を仮どめするベースシートとは別々の物であった
が、本発明の場合、補強板とベースシートとは同じ材料
を使用する。そして、ベースシートの一部が切断され
て、補強板として各々の製品の一部を形成する。従っ
て、工程が簡略化される上、高価な着色品などを使用し
なくてもよく、経済的である。
【0010】
【実施例】図1に示したように、銅張りフレキシブルプ
リント回路基板とほぼ同じ大きさ、すなわち240mm
×100mmで、厚みが188μmの透明ポリエステル
シートに製品端部の補強板として切り離すために必要な
所定の位置にポリエステルシート1の上面から下面まで
貫通したスリット2を設けた。次に図2に示した様にフ
レキシブルプリント回路基板3の裏面、すなわち補強板
が貼り合わされる所要の位置及び約1.5mm外側に達
する大きさに感圧性接着剤層4を加圧し貼り合わせた更
に、図3に示したように、こうして準備したポリエステ
ルシート1と複数個の製品6が形成されたフレキシブル
プリント回路基板3とを、スリット2と製品6との位置
をあわせて、加熱加圧して貼り合わせた。続いてポリエ
ステルシート1の裏全面に厚さ約25μmの微粘着フィ
ルム7を貼り合わせた。
【0011】次に、図4に示したように、製品6の端部
外周にそって、幅2mmの打抜き穴8をあけた。この結
果、前述のスリット2と打抜き穴8とによりポリエステ
ルシートの一部が製品端部の補強板9として切り離され
た。更に、製品の残りの外周にそって、フレキシブルプ
リント回路基板は完全に切断され、その下の離型フィル
ムに刃先がくいこむように刃型の打ち込み量を調製して
ハーフカット10を行った。
【0012】以上にようにして出来上がった完成品は次
の様な状態になっている。すなわち、製品端部にはスリ
ット2と打抜き穴8とによって他の部分から切り離され
たポリエステルシートが補強板として、感圧接着剤によ
り、製品の一部になって、とりつけられている。又、こ
の補強板の裏側の微粘着フィルムは、あらかじめポリエ
ステルシートに設けられたスリット2の部分には打抜き
穴8があけられておらず、他の部分とつながっている。
従って、製品は補強板の部分で仮どめされた状態になっ
ていて、必要に応じて1つずつとりはずして使用するこ
とが出来る。
【0013】前記、実施例では仮どめするために、全面
に微粘着フィルムをはりあわせる方法について述べた
が、以下に述べるように部分的に微粘着テープをはる方
法で同様の効果を得る方法もある。すなわち、図6に示
した通り、あらかじめ離型層までふくめて上面から下面
までの貫通孔16を設けておき、前述の実施例と同様
に、図7に示したように、フレキシブルプリント回路基
板3とポリエステルシート1とをはりあわせる。続い
て、貫通孔16の部分に微粘着テープ17をはりつけ
る。こうしておいて、製品端部の外周にそって、幅2m
mの打ち抜き穴8及びハーフカット10を設ける。以上
の結果、製品は貫通孔16の部分で微粘着テープでベー
スシートに仮どめされた状態になり、必要に応じて1つ
ずつとりはずして使用することが出来る。
【0014】
【発明の効果】以上述べた様にベースシートの一部を端
部補強板として使用することにより次の様な効果が得ら
れる。補強板とフレキシブルプリント回路基板とのはり
あわせ、ベースシートとフレキシブルプリント回路基板
とのはりあわせの2つの工程が統合出来、製造工程の簡
略化がはかれる。又、従来の方法では、補強板をはりあ
わせ忘れるおそれがあり、その発見を容易にするため
に、高価格の色つきテープを使用する必要があったが、
本発明の方法ならこのような不具合がなくなった。又、
はりあわせの工程に於て、形状の小さい材料を扱う必要
がなく、自動化が進めやすくなった。
【0015】このように工程面でのメリットがあり、か
つ、完成品について、検査、運搬は複数の製品をひとま
とめにして扱うことが出来、ユーザーで使用するとき
は、容易に1つずつの製品をとりはずすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリエステルシートに貫通したスリットを設け
たようすを示す。
【図2】フレキシブルプリント回路基板の製品となるべ
き所要の部分で補強板が貼り合わされる裏側部分に感圧
性接着剤を貼り合わせた状態を示す。
【図3】図1のように準備したポリエステルシートと複
数の製品を形成させたフレキシブルプリント回路基板と
を感圧接着剤ではりあわせ、裏面に微粘着フィルムをは
った状態を示す。
【図4】製品外周にそって打抜き穴およびハーフカット
を設けた完成品を示す。
【図5】従来方法で補強板つきの複数の製品をベースシ
ートに仮どめした状態を示す。
【図6】離型層もふくめて上面から下面までの貫通孔を
設けたようすを示す。
【図7】図5のように準備したポリエステルシートと別
途常法で複数の製品を形成させたフレキシブルプリント
回路基板とを感圧接着剤ではりあわせ、貫通孔の部分を
ふくめて、裏側に微粘着性テープをはった状態を示す。
【図8】製品外周にそって打抜き穴およびハーフカット
を設けた完成品を示す。
【符号の説明】
1:ポリエステルシート 2:スリット 3:フレキシブルプリント回路基板 4:感圧性接着剤層 5:離型層 6:製品 7:微粘着フィルム 8:打抜き穴 9:補強板 10:ハーフカット 11:製品 12:補強板 13:感圧性接着剤 14:ベースシート 15:微粘着処理層 16:貫通孔 17:微粘着性テープ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルプリント回路基板におい
    て、検査、運搬などは複数の製品をひとまとめにして取
    り扱い、実装にあっては1製品ずつを分離して取り扱う
    ことが出来るように、複数の製品を仮どめするシート状
    の形態のベースシートの一部を製品端部の補強板として
    使用する回路基板であって、補強板として使用する部分
    は、ベースシートの他の部分と、一旦、完全に切り離さ
    れ、微粘着フィルムにより他の部分とつながっているこ
    とを特徴とするフレキシブルプリント基板。
  2. 【請求項2】 フレキシブルプリント回路基板におい
    て、検査、運搬などは複数の製品をひとまとめにして取
    り扱い、実装にあっては1製品ずつを分離して取り扱う
    ことが出来るように、複数の製品を仮どめするシート状
    の形態のベースシートの一部を製品端部の補強板として
    使用する方法であって、補強板として使用する部分は、
    ベースシートの他の部分と、一旦、完全に切り離し、微
    粘着フィルムにより他の部分とつなげることを特徴とす
    るフレキシブルプリント基板の製造方法。
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