JPH07105599B2 - フレキシブルリジッドプリント板の製造方法 - Google Patents
フレキシブルリジッドプリント板の製造方法Info
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- JPH07105599B2 JPH07105599B2 JP3189442A JP18944291A JPH07105599B2 JP H07105599 B2 JPH07105599 B2 JP H07105599B2 JP 3189442 A JP3189442 A JP 3189442A JP 18944291 A JP18944291 A JP 18944291A JP H07105599 B2 JPH07105599 B2 JP H07105599B2
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/46—Manufacturing multilayer circuits
- H05K3/4688—Composite multilayer circuits, i.e. comprising insulating layers having different properties
- H05K3/4691—Rigid-flexible multilayer circuits comprising rigid and flexible layers, e.g. having in the bending regions only flexible layers
Description
板とリジッドプリント板とを一体に形成したフレキシブ
ルリジッドプリント板の製造方法に関するものである。
レックス部と、このフレキシブルプリント板の一部にリ
ジッドプリント板を貼着して形成したリジッド部とを有
するフレキシブルリジッドプリント板が公知である。図
4はその従来の製造工程図、図5〜12はこの各工程に
おけるプリント板の平面図および断面図である。
ルプリント板である。このプリント板10は図5の平面
図および図6のVI−VI線断面図に示す構成を持つ。すな
わちベースフィルム12(例えばポリイミド、ポリエス
テル、ガラス耐熱性樹脂のフィルム)の両面に屈曲性に
優れた導体14(例えば銅箔、アルミニウム箔、ステン
レス箔など)を貼着し、この導体14に希望の回路パタ
ーン16(図5の破線)を公知のエッチング法などによ
り形成する(図4のステップ100)。
12の両面にはカバーレイ18が接着される(ステップ
102)。このカバーレイ18はポリエステル、ポリイ
ミドなどのベースフィルム12と同質材料で作られた絶
縁フィルムである。
0が作られると、将来リジッド部R(R1 、R2 )とな
る領域r1 、r2 とこれらをつなぐ将来フレックス部F
となる領域fとが図7に示すように確保される。そして
領域fの両縁に沿ってスリット20、20が形成され
る。このスリット20に代えて切れ目を入れておいても
よい。要するに領域fの両縁をその外側と切り離せるよ
うにしておけばよい。このようにしてフレックス部Fの
外形加工がなされる(ステップ104)。
す範囲に図8のVII−VII 線断面図に仮想線で示すよう
に離型フィルム22、22が接着され(ステップ10
6)、この離型フィルム22、22の外形がフレックス
部Fの形状に一致するようにカットされる(ステップ1
08)。
9の平面図に示すように、領域r1とr2 とfとを全て
含みこれらの領域よりも広い基板24、24に形成され
る(ステップ110)。例えば基板24の片面に張った
銅箔に、エッチング法などにより回路パターン26(図
9)を形成する。この図9の実施例ではハンダ付け用の
ランドが形成されている。
4、24は、フレックス部Fに離型フィルム22を接着
した後、このフレックス部F以外の領域に接着層30を
載せてからフレキシブルプリント板10の両面に接着さ
れ積層される(ステップ112)。ここに用いる接着層
30としては、離型用フィルム22よりも厚くかつ加圧
により流出しにくいプリプレグ、例えばガラスクロスや
紙などの基材に樹脂を含浸させ乾燥処理したプリプレグ
が用いられ、フレックス部Fを除く領域に積層される。
スルーホール(TH)用の孔がドリル加工され(ステッ
プ114)、さらにこのスルーホール32用の孔の内面
と回路パターン26との電気接続をとるためのスルーホ
ールメッキ処理などの種々の表面層回路形成処理が行わ
れる(ステップ116)。
キシブルプリント板10の両側を、基板24、24で挾
んだ組立体34ができ上がる。この組立体34は、フレ
ックス部Fとなる領域f(図7参照)と基板26との間
に空隙36、36を持つ。
よびリジッド部R1 、R2 の外形がカットされ(ステッ
プ118)、図11の平面図および図12の断面図に示
す製品38が得られる(ステップ120)。ここに外形
のカットは、まずリジッド部R1 、R2 およびフレック
ス部Fを残すように外形がNCルータや手動カッタによ
りカットされる。この状態では基板24はフレックス部
Fを両面から挾むように残っているから、この部分を手
動カッタや基板24を折り曲げることによりカットして
除去する。
板10に、フレックス部Fの両縁にスリット20を予め
外形加工しておくことにより(ステップ104)、積層
後の外形加工時に(ステップ118)フレックス部Fの
縁が傷むのを防止している。すなわち図10に示すよう
に、積層時にはフレックス部Fに空隙36があるため、
スリット20が無いと外形カット時に(ステップ11
8)カッタの刃がフレックス部Fの縁に接触して、フレ
ックス部Fが激しく振動するからである。
であり、加工工数が多いという問題があった。またフレ
ックス部Fのフレキシブルプリント板10を互いに接着
せずに多層に重ねた構造の場合には、各プリント板10
にスリット20を別々に加工しておく必要があるが、各
層のスリットの位置が不揃いになりやすいという問題が
あった。
たものであり、加工工数を減らし、またフレキシブルプ
リント板を多層にした場合に各フレックス部の縁が不揃
いになるのを防止することができるフレキシブルリジッ
ドプリント板の製造方法を提供することを目的とする。
ルプリント板の一部分からなるフレックス部と、前記フ
レキシブルプリント板の一部分にリジッドプリント板を
貼着して形成したリジッド部とを有するフレキシブルリ
ジッドプリント板の製造方法において、前記フレキシブ
ルプリント板はベースフィルムの少なくとも一方の面に
形成した回路パターンをベースフィルムと略同一形状の
カバーレイで覆って形成され、前記フレックス部にこの
フレックス部と同一形状の離型性補強材を重ね、前記フ
レックス部を除いて前記フレキシブルプリント板に前記
離型性補強材とほぼ同じ厚さのプリプレグを重ねた後、
これら離型性補強材およびプリプレグの上にリジッドプ
リント板を積層し、前記リジッドプリント板を前記フレ
ックス部およびリジッド部の外形でカットすることを特
徴とするフレキシブルリジッドプリント板の製造方法、
により達成される。
は組立体34Aの平面図、図3はそのIII −III 線断面
図である。この発明は前記図1における離型フィルム2
2の接着工程に代えて、離型性補強材22Aを接着する
ことにより、フレキシブルプリント板10にスリット2
0を設けることを不用にしたものである(ステップ10
6A)。この補強材22Aは接着層30と略同一の厚さ
を有する厚紙、硬質ゴム板、樹脂板などで作られ、容易
に剥れる接着剤で接着される。図1では図4におけるス
テップ104のスリット20の加工工程を省くことと、
ステップ106をステップ106Aに変えること以外は
図4と同じであるから、その説明は繰り返さない。
部R1 、R2 とフレックス部Fとを囲む外形をカットす
る際に、フレックス部Fの縁は補強材22A、22A間
に押圧されて挾持されているから、振動することがな
い。このためフレックス部Fの縁は補強材22Aと共に
きれいにカットされる。
0を一層としたが、多層にした場合にも全ての層の縁が
一度の加工でカットされるから、縁の加工が均一に揃う
ことになる。またこの実施例ではリジッド部R1 、R2
は基板24の片面だけに回路パターン26を形成した
が、多層プリント板として内層に回路パターンを有する
ものであってもよいのは勿論である。
リント板のフレックス部に離型性補強板を入れ、このフ
レックス部を除く領域に離型性補強材とほぼ同じ厚さの
プリプレグを重ねてリジッド部を作るための基板で挾
み、外形のカットを行うものであるから、加工工数が減
り、生産性が向上する。またフレックス部のフレキシブ
ルプリント板を多層にする場合に、各層の縁の加工が一
度にできるからこれらの縁の加工を均一に揃えることが
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 フレキシブルプリント板の一部分からな
るフレックス部と、前記フレキシブルプリント板の一部
分にリジッドプリント板を貼着して形成したリジッド部
とを有するフレキシブルリジッドプリント板の製造方法
において、前記フレキシブルプリント板はベースフィル
ムの少なくとも一方の面に形成した回路パターンをベー
スフィルムと略同一形状のカバーレイで覆って形成さ
れ、前記フレックス部にこのフレックス部と同一形状の
離型性補強材を重ね、前記フレックス部を除いて前記フ
レキシブルプリント板に前記離型性補強材とほぼ同じ厚
さのプリプレグを重ねた後、これら離型性補強材および
プリプレグの上にリジッドプリント板を積層し、前記リ
ジッドプリント板を前記フレックス部およびリジッド部
の外形でカットすることを特徴とするフレキシブルリジ
ッドプリント板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3189442A JPH07105599B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | フレキシブルリジッドプリント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3189442A JPH07105599B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | フレキシブルリジッドプリント板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513958A JPH0513958A (ja) | 1993-01-22 |
JPH07105599B2 true JPH07105599B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=16241322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3189442A Expired - Lifetime JPH07105599B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | フレキシブルリジッドプリント板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07105599B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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JP4139713B2 (ja) * | 2003-03-12 | 2008-08-27 | シャープ株式会社 | 補強板貼り付け装置および貼り付け方法 |
JP4869662B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2012-02-08 | 日本メクトロン株式会社 | 混成多層回路基板の製造方法 |
JP2007088249A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Daisho Denshi:Kk | フレックスリジッドプリント配線板の製造方法 |
JP4745128B2 (ja) * | 2006-05-25 | 2011-08-10 | シャープ株式会社 | ビルドアップ基板の製造方法、ビルドアップ基板、及びビルドアップ基板を用いた電子装置 |
Family Cites Families (3)
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JPS6147006A (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-07 | 株式会社東芝 | 電気絶縁用注型材料 |
JPH0327593A (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-05 | Sharp Corp | 複合多層プリント配線板の製造方法 |
JPH03141693A (ja) * | 1989-10-26 | 1991-06-17 | Aica Kogyo Co Ltd | リジッド―フレキシブル複合多層プリント配線板とその製法 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP3189442A patent/JPH07105599B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513958A (ja) | 1993-01-22 |
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